JP3019951U - マンホ―ル等用足掛具 - Google Patents

マンホ―ル等用足掛具

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JP3019951U
JP3019951U JP1995007451U JP745195U JP3019951U JP 3019951 U JP3019951 U JP 3019951U JP 1995007451 U JP1995007451 U JP 1995007451U JP 745195 U JP745195 U JP 745195U JP 3019951 U JP3019951 U JP 3019951U
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JP
Japan
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footrest
foot
synthetic resin
manholes
side portions
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Application number
JP1995007451U
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Inventor
英三 高橋
Original Assignee
三山工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 足踏部の長さを充分にとりながら芯金を小径
のもので構成することができ材料の節約が可能な安定し
たマンホ―ル等用足掛具を提供する。 【構成】 芯金4に合成樹脂5を被覆して平面視でコ字
状に形成された、足踏部2とその両側に位置する側部3
とを有するマンホ―ル等用足掛具1において、足踏部が
構成される合成樹脂の両端が前記側部よりそれぞれ外方
に突出されたマンホ―ル等用足掛具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、合成樹脂で被覆された、足踏部とその両側に位置する側部とを有 するマンホ―ル等用足掛具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来,図3に示すように、マンホ―ル等用足掛具21は足踏部22とその両側 に位置する側部23,23とを有しており、該足踏部22及び両側部23,23 は芯金24に合成樹脂を被覆して平面視でコ字状に形成されており、また、足踏 部22の上面は直線上で平坦に形成されていた(例えば実公平4ー4040号公 報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記公知のものでは、足踏部22は両側部23,23間にのみ存在 するので、足踏部22の長さは当該部分の芯金24の長さによって決定されてい た。そして、足掛具21の強度は足踏部22の芯金24の長さによって左右され るものである。したがって、足踏部22の長さを長くすると芯金24はその分強 度のあるものにする必要があった。
【0004】 この考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであ り、その目的とするところは、足踏部の長さを充分にとりながら芯金を小径のも ので構成することができ材料の節約が可能な安定したマンホ―ル等用足掛具を提 供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案におけるマンホ―ル等用足掛具は、足踏 部を構成する合成樹脂の両端を側部よりそれぞれ外方に突出させたことを特徴と するものである。
【0006】 また、足踏部を構成する合成樹脂の両端を側部よりそれぞれ外方に突出させる と共に該足踏部の上面を中央部から前記側部側に向けて1度ないし5度の角度で 傾斜させたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
この考案におけるマンホ―ル等用足掛具は、足踏部の長さは当該箇所の芯金の 長さよりも両突出部の分だけ従来のものより長くなっている。言い替えると、所 望の長さの足踏部を形成するのに当該箇所の芯金の長さは従来のものより短いも のですむ。 したがって、従来のものと同一長さの足踏部を備えた足掛具においては、芯金 を従来のものより小径のもので構成しても、足掛具の強度に変わりはない。
【0008】 そして、前記足踏部の上面を中央部から前記側部側に向けて1度ないし5度の 角度で傾斜させた場合には、歩行生理学上安定した昇降が可能な足掛具となる。
【0009】
【実施例】
図1及び図2を参照してこの考案の実施例について説明をする。 図において、1はマンホ―ル壁や岸壁等に上下方向に多数配設される足掛具で あり、該足掛具1は、足踏部2とその両側に位置する側部3,3で構成され、こ れら足踏部2と側部3とは平面視略コ字状をした鉄製の芯金4にポリプロピレン 等の合成樹脂5を防錆被覆してなるものである。
【0010】 そして、前記足踏部2を構成する合成樹脂5は、その両端を前記側部3よりそ れぞれ外方に平面視で略三角形状に突出させた突出部6,6を備えている。なお 、7は前記マンホ―ル壁や岸壁等のコンクリ―トに埋め込まれる脚部であり、8 は昇降者が容易に足踏部2を握持することができるように形成された波形の凹凸 部であり、9は主として足踏部2の上表面に形成された滑り止め部材であり、1 0は足踏部2の位置を表示する反射板である。
【0011】 以上のような構成からなるマンホ―ル等用足掛具において、該足掛具1をマン ホ―ル壁や岸壁等に上下方向に多数配設し、昇降者はこれを用いて昇降するが、 その際、昇降者の足は足掛具1の足踏部2を踏むことになる。 ところで、前述の如く、足掛具1の強度は足踏部内の芯金4の長さによって左 右されるものである。 ところが、本考案の場合、足踏部2の長さは当該箇所の芯金4の長さよりも両 突出部6,6の分だけ従来のものより長くなっている。言い替えると、所望の長 さの足踏部2を形成するのに当該箇所の芯金4の長さは従来のものより短いもの ですむ。 したがって、従来のものと同一長さの足踏部2を備えた足掛具1においては、 芯金4を従来のものより小径のもので構成しても、足掛具1の強度に変わりはな い。
【0012】 そして、人間が立身の姿勢で長時間歩行を続行するには、その人の足が接する 面が平坦であると、歩行の姿勢が不安定となり、足や膝を痛め易く、歩行生理学 上では足が接する面の角度は3度を中心としてその前後の微少角度に傾斜してい ると安定した歩行が可能と言われている。
【0013】 そこで、上記実施例に加えて、足踏部2の上面を中央部Sから前記側部6,6 側に向けて1度ないし5度の角度で傾斜させた足掛具1とする、とより安定した 足掛具1となる。
【0014】
【考案の効果】
この考案によると、足踏部を構成する合成樹脂の両端を側部よりそれぞれ外方 に突出させたので、所望の長さの足踏部を形成するのに当該箇所の芯金の長さは 従来のものより短いものですみ、従来のものと同一長さの足踏部を備えた足掛具 においては、芯金を従来のものより小径のもので構成しても、足掛具の強度に変 わりはないことから、材料の節約が可能なマンホ―ル等用足掛具となる。
【0015】 また、足踏部を構成する合成樹脂の両端を前記側部よりそれぞれ外方に突出さ せると共に該足踏部の上面を中央部から前記側部側に向けて1度ないし5度の角 度で傾斜させた場合には、上記の効果に加えて昇降者にとって疲労の少ない安定 したマンホ―ル等用足掛具となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの考案に係るマンホ―ル等用足掛具の
一実施例の平面図である。
【図2】図2はこの考案に係るマンホ―ル等用足掛具の
正面図である。
【図3】図3は従来例のマンホ―ル等用足掛具の平面図
である。
【符号の説明】
1 足掛具 2 足踏部 3 側部 4 芯金 5 合成樹脂 6 突出部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯金に合成樹脂を被覆して平面視でコ字
    状に形成された、足踏部とその両側に位置する側部とを
    有するマンホ―ル等用足掛具において、足踏部を構成す
    る合成樹脂の両端を前記側部よりそれぞれ外方に突出さ
    せたことを特徴とするマンホ―ル等用足掛具。
  2. 【請求項2】 芯金に合成樹脂を被覆して平面視でコ字
    状に形成された、足踏部とその両側に位置する側部とを
    有するマンホ―ル等用足掛具において、足踏部を構成す
    る合成樹脂の両端を前記側部よりそれぞれ外方に突出さ
    せると共に該足踏部の上面を中央部から前記側部側に向
    けて1度ないし5度の角度で傾斜させたことを特徴とす
    るマンホ―ル等用足掛具。
JP1995007451U 1995-06-28 1995-06-28 マンホ―ル等用足掛具 Expired - Lifetime JP3019951U (ja)

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