JP3009625U - 腰掛け装置並びに腰掛け - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】運ぶ状態と使用状態が目立ちにくい外観を得
て，痺れを防止し，置場を不要にする。 【構 成】腰掛け部２，底部３を装設した略矩形の筒状
の基体１を包着具６により任意の足５の位置に止めて腰
を掛けたり歩いたりする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は，正座時に腰を掛ける装置に係るものであり，詳しくは腰掛け装 置並びに包着具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来，この種の腰掛けは，図５に示す，手で運ぶ略エ形のものを利用する のが知られている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術で述べたものは，座敷での葬式法要等で正座しなくてはならな いとき使用するもので，手で持って行くのが目立ち都合が悪い。又，座った 時も目立ち失礼になったり，置場が無いので困る問題点を有していた。

【０００４】 本考案は，従来の技術の有する問題点を解決するものであり，その目的と するところは，具体を簡単な操作により，手で運ぶ必要をなくし置場を不要 にし，使用状態が目立たないようにして，外観を良好にした腰掛け及び包着 具を提供しようとするものである。

【０００５】

【問題を解決するための手段】

上記目的を達成するために，本考案における腰掛け装置は，略矩形の筒状 であって上面に腰掛け部，下面に底部を設けた基体に足を通しそれを包着具 で外から包み足に止める構成からなっている。

【０００６】

【作 用】

包着具を伸し外より基体を包み，縮めて止める。それを足に止め，任意の 位置に基体を動かして，腰を掛けたり歩いたりする。

【０００７】

【実施例】

実施例について図面を参照して説明する。 図１〜図４において，基体１は例えば塩化ビニール樹脂のようなプラスチ ックスを用い，軽くて強度のあるもので成形する。包着具６は，伸縮織で洞 状をしており足５を通した基体１を外より包着具６で包み足５に止める。腰 掛けとして使用するときは，図２に示す位置まで基体１を移動させ腰を掛け る。すると足５に加わる体重が軽減され痺れが防止できる，ズボン４で端が 隠れる。移動する時は，図３に示す位置まで基体１を持上げる。基体１は包 着具６が伸縮するため任意の位置に動き足５に止まり落ちないためズボン４ に隠れたまま歩いて移動でき，手に持って運ぶ必要はないし足５に着いてい るため置場はいらない。

【０００８】

【考案の効果】

式場へ手で持って行く目立ちがない，ズボンに隠れ使用状態が目立ちにく いので失礼にならない外観が得られる，置場もいらない，痺れが防止できす ぐ立てるので式場では効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

【図 １】斜視図である。

【図 ２】使用状態を示す側面図である。

【図 ３】要部の一部を切り開いた使用状態を示す側面
図である。

【図 ４】図３のＡ−Ａの断面図である。

【図 ５】従来知られている腰掛けの斜視図である。

【符号の説明】

１…… 基体 ２…… 腰掛け部 ３…… 底部 ４…… ズボン ５…… 足 ６…… 包着具

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】略矩形の筒状であって，腰掛け部（２）底
   部（３）を有する基本（１）を移動し，足（５）に止め
   る包着具（６）から構成されている腰掛け装置。
2. 【請求項２】略矩形筒状に腰掛け部（２）と底部（３）
   を有する腰掛け。