JPH0729173U - 階段下地材 - Google Patents

階段下地材

Info

Publication number
JPH0729173U
JPH0729173U JP6433293U JP6433293U JPH0729173U JP H0729173 U JPH0729173 U JP H0729173U JP 6433293 U JP6433293 U JP 6433293U JP 6433293 U JP6433293 U JP 6433293U JP H0729173 U JPH0729173 U JP H0729173U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tread
base material
riser
bending
shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6433293U
Other languages
English (en)
Inventor
幸保 和田
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ナショナル住宅産業株式会社 filed Critical ナショナル住宅産業株式会社
Priority to JP6433293U priority Critical patent/JPH0729173U/ja
Publication of JPH0729173U publication Critical patent/JPH0729173U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属製の階段において、強度を増し、かつ昇
降時における騒音発生を防止する。 【構成】 階段下地材を金属板をもって踏板部11と蹴
込部12とをL字形に屈曲して形成する。さらに踏板部
11の上面に補強用のリブ14を形成し、蹴込部12の
先端に緩衝材2を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は金属製の階段において、強度を増し、かつ昇降時における騒音発生を 防止するようになした階段下地材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般住宅、共同住宅、事務所等において使用される金属製の階段は、所要厚の 金属板をもって図3に示す如く踏板部と蹴込部とをL字形に屈曲して一体に形成 し、この踏板部前端縁を少し上方に折り返し、この踏板部にモルタルを充填して いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
踏板部と蹴込部とをL字形に屈曲した階段下地材は図3に示すように上下に配 列する際、下段側蹴込部の頂面を上段側踏板部の下面に当接しているので、この 階段幅が広くなると人が昇降するとき、この踏板の中間部がたわみ易くなり、こ の踏板部のたわみにて下段側蹴込板にあたって騒音所謂音鳴りが生じる欠点があ る。またこの音鳴りを防ぐため、踏板部と蹴込部との間に踏板部のたわみ代を予 め予想して隙間を開けておく方法も提案されている。しかしこの方法では、隙間 から光が洩れる等の欠点がある。
【0004】 本考案は踏板の板厚を変えることなく強度を増し、そのたわみを防ぎ、かつ音 鳴りをも防ぐことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するためになしたもので、金属板をもって踏板部と蹴 込部とをL字形に屈曲して形成した階段下地材において、踏板部の上面に補強用 のリブを形成し、蹴込部の先端に緩衝材を設けたことを要旨とする。
【0006】
【作用】
金属板をもって踏板部と蹴込部とをL字形に屈曲して形成した階段下地材にお いて、踏板部の上面に補強用のリブを形成し、蹴込部の先端に緩衝材を設ける。 これにより上下段の下地材間の隙間が緩衝材で塞がれ、光洩れが防止できるとと もに踏板部に設けたリブにて強度が増し、さらに荷重にてたわんでも緩衝材にて 音鳴りが防止できる。
【0007】
【実施例】
以下本考案階段下地材を図示の実施例にもとづいて説明する。 図において1は金属板をL字形に屈曲して形成した金属製階段の下地材で、こ の階段下地材1は階段幅に応じた高さすなわち幅Wを有し、昇降に適した奥行方 向の長さを有するようにして踏板部11の奥端縁を上方向に折り曲げてL字形に 蹴込部12を一体に形成する。
【0008】 そしてこの踏板部11の前端縁を上方向にほぼ直角に折り曲げて、踏板部に打 設するモルタルの流出を防止する前端板13を一体に形成するとともに踏板部1 1の上面には1または2以上のリブ14を突設して踏板部の耐荷重を増すように して昇降時における踏板部のたわみを防ぐようになす。
【0009】 さらに蹴込部12の上端はほぼ水平に折り曲げて、この水平片15の頂面にゴ ム系その他所望の弾性を備えた緩衝材2を貼着その他により一体に設ける。
【0010】 この緩衝材2は、蹴込部の全長にわたって配設され、上下に配設される下地材 の蹴込部と上段側の踏板部との間に生じる隙間を埋めるようにしてその高さを定 め、これにより踏板部がたわんでも直接上下段の踏板部と蹴込部とが接触しない ようになす。
【0011】
【考案の効果】
本考案階段下地材は金属板をもって踏板部と蹴込部とをL字形に屈曲して形成 した階段下地材において、踏板部の上面に補強用のリブを形成し、蹴込部の先端 に緩衝材を設けているので、踏板の強度を増し、かつこれがたわんでも緩衝材に て上下段の踏板部と蹴込部との接触を防止できるので音鳴りを未然に防ぐことが できる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案階段下地材の一実施例を示す外観斜視図
である。
【図2】同断面図である。
【図3】公知例の説明図である。
【符号の説明】
1 階段下地材 11 踏板部 12 蹴込部 14 リブ 15 水平部 2 緩衝材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板をもって踏板部と蹴込部とをL字
    形に屈曲して形成した階段下地材において、踏板部の上
    面に補強用のリブを形成し、蹴込部の先端に緩衝材を設
    けた階段下地材。
JP6433293U 1993-11-05 1993-11-05 階段下地材 Pending JPH0729173U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6433293U JPH0729173U (ja) 1993-11-05 1993-11-05 階段下地材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6433293U JPH0729173U (ja) 1993-11-05 1993-11-05 階段下地材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0729173U true JPH0729173U (ja) 1995-06-02

Family

ID=13255183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6433293U Pending JPH0729173U (ja) 1993-11-05 1993-11-05 階段下地材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0729173U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0729173U (ja) 階段下地材
US20020066242A1 (en) Anti-skid plate for a stair
JP3012936U (ja) 階段用の踏段
JPH0514982Y2 (ja)
JP4672172B2 (ja) 厚さ調整機能付き建物用基礎パッキン
JP3019951U (ja) マンホ―ル等用足掛具
CN217175719U (zh) 一种楼梯踏步凹凸一体式水泥防滑条成型工具
JP4317917B2 (ja) コンクリート補強金属線支持スペーサー
JP3007341U (ja) 車椅子昇降装置
JP2580349Y2 (ja) 埋め込み型左官定規
KR100779035B1 (ko) 욕조용 에이프런
JP2948173B2 (ja) マンホ―ル用足掛具の取付構造
JPH0514983Y2 (ja)
JPS5914586Y2 (ja) 上り框
JPS5930114Y2 (ja) 階段用すべり止め材
JPH07286420A (ja) 容易階段
JPH057857U (ja) 浴室ユニツト
JP3659518B2 (ja) フロアパネルボーダー部の埋材
JPH0133731Y2 (ja)
ITMI961365A1 (it) Apparecchiatura di controllo dell'inclinazione in un telefono per controllare l'angolo tra il corpo di un telefono e la superficie
JPH0754474Y2 (ja) シャワーパネルのフットレストの補強構造
JPS60122441U (ja) 階段踏板用型材
JP2668662B2 (ja) マンホ―ル等用足掛具
JP2879886B2 (ja) 昇降用足掛装置
JPS5911139Y2 (ja) 手摺りの取付装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980623