JPH0514983Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0514983Y2 JPH0514983Y2 JP1988163580U JP16358088U JPH0514983Y2 JP H0514983 Y2 JPH0514983 Y2 JP H0514983Y2 JP 1988163580 U JP1988163580 U JP 1988163580U JP 16358088 U JP16358088 U JP 16358088U JP H0514983 Y2 JPH0514983 Y2 JP H0514983Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal base
- filler
- fitting groove
- filling material
- fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 49
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 49
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 22
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 19
- 239000011800 void material Substances 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
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- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 1
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
本考案は、階段の段鼻部に設置して使用される
建物用すべり止めに関し、とくに、充填材を金台
に嵌合して形成される嵌合式の建物用すべり止め
に関するものである。
建物用すべり止めに関し、とくに、充填材を金台
に嵌合して形成される嵌合式の建物用すべり止め
に関するものである。
第３図に示すように、従来、嵌合式の建物用す
べり止めに使用される内部に中空部４を形成した
充填材１には、金台２への嵌合後に長手方向に収
縮して端部に〓間が生じないように、金属薄板３
が埋設されている。
べり止めに使用される内部に中空部４を形成した
充填材１には、金台２への嵌合後に長手方向に収
縮して端部に〓間が生じないように、金属薄板３
が埋設されている。
一方、この種の嵌合式すべり止めは、金台２の
階段への固定後に充填材１を一旦変形させて金台
２の嵌合凹部に嵌合する必要があるが、従来の充
填材１は、中空部４をはずして上下方のいずれか
に偏して金属薄板３が埋設されているため、充填
材が折曲しにくくなつてその作業が極めて煩雑と
なり、また、前後端縁の係合は不十分となり易い
という問題点を有していた。 本考案は、かかる問題点を解消すべくなされた
ものであつて、その装着作業を容易にするととも
に、充填材と金台との係合を強固とすることがで
きる建物用すべり止めを提供することを目的とす
る。
階段への固定後に充填材１を一旦変形させて金台
２の嵌合凹部に嵌合する必要があるが、従来の充
填材１は、中空部４をはずして上下方のいずれか
に偏して金属薄板３が埋設されているため、充填
材が折曲しにくくなつてその作業が極めて煩雑と
なり、また、前後端縁の係合は不十分となり易い
という問題点を有していた。 本考案は、かかる問題点を解消すべくなされた
ものであつて、その装着作業を容易にするととも
に、充填材と金台との係合を強固とすることがで
きる建物用すべり止めを提供することを目的とす
る。
【課題を解決するための手段】
そして、本考案によれば、上記目的は本考案の
実施例に対応する第１図に示されるように、階段
の段鼻部に固定された金台と、金属薄板を埋設一
体化した充填材とを有する建物用すべり止めにお
いて、 前記金台はその上面に嵌合溝が設けられるとと
もに、開口端内側に係止部が形成され、 前記充填材はその肉質部に空中部を備えるとと
もに両側壁上部に係合縁を備え、 前記金属薄板は、前記金台の嵌合溝に進入可能
な幅方向寸法を有し、 前記充填材は前記金台の嵌合溝に嵌合されると
ともに、係合縁は前記金台の係止部に圧着し、 上記充填材の嵌合状態において、係合縁下部と
嵌合溝との間には空〓が形成されることを特徴と
する建物用すべり止めを提供することにより達成
される。
実施例に対応する第１図に示されるように、階段
の段鼻部に固定された金台と、金属薄板を埋設一
体化した充填材とを有する建物用すべり止めにお
いて、 前記金台はその上面に嵌合溝が設けられるとと
もに、開口端内側に係止部が形成され、 前記充填材はその肉質部に空中部を備えるとと
もに両側壁上部に係合縁を備え、 前記金属薄板は、前記金台の嵌合溝に進入可能
な幅方向寸法を有し、 前記充填材は前記金台の嵌合溝に嵌合されると
ともに、係合縁は前記金台の係止部に圧着し、 上記充填材の嵌合状態において、係合縁下部と
嵌合溝との間には空〓が形成されることを特徴と
する建物用すべり止めを提供することにより達成
される。
本考案は、充填材がその下面側の肉質部に金属
薄板を埋設するとともにその幅寸法を金台の開口
幅と略々同一寸法として金台の嵌合溝に嵌合し、
その上側端の内側に形成される係合縁を金台の開
口端に形成した係止部に係合することによつて、
その嵌合作業の効率化を図り、かつ嵌合後におけ
る充填材と金台の係合を維持、強化するものであ
る。 そして、充填材の嵌合状態において、係合縁下
部と嵌合溝との間には空〓が形成されることによ
つて踏感を高めるものである。
薄板を埋設するとともにその幅寸法を金台の開口
幅と略々同一寸法として金台の嵌合溝に嵌合し、
その上側端の内側に形成される係合縁を金台の開
口端に形成した係止部に係合することによつて、
その嵌合作業の効率化を図り、かつ嵌合後におけ
る充填材と金台の係合を維持、強化するものであ
る。 そして、充填材の嵌合状態において、係合縁下
部と嵌合溝との間には空〓が形成されることによ
つて踏感を高めるものである。
以下、本考案の望ましい実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。 第１図において、２は階段の段鼻部に固定され
る金台を示すもので、その上面には、充填材１を
嵌合するための嵌合凹溝５が長手通しに形成され
ている。 この金台２に嵌合される充填材１は、第１図お
よび第２図に示すように、塩化ビニール樹脂等の
柔軟材を成形して形成されるもので、その上面に
は、すべり止め効果を向上させるためのすべり止
め凹凸条１１が形成されている。また、この充填
材１の内部には、３つの中空部４がその幅方向に
おいて該中空部４を形成する四辺の肉質部、すな
わち、その上部壁４ａ，下部壁４ｂ、前部側壁４
ｃおよび後部側壁４ｄをそれぞれ略々均等な肉厚
を有して配列されて側面視略矩形状の弾性チユー
ブ構造を形成するとともに、該中空部４の下面側
の肉質部、すなわち下部壁４ｂにはアルミニウム
材等からなる金属薄板３を、その成形時埋設一体
化して金台２への設置後における充填材の局部的
な永久変形を防止して経時的な収縮が長手方向に
発生して、例えば見切り材１０との間に〓間が生
じることを防止している。 一方、この充填材１はその幅寸法を上記金台２
の開口幅と略々同一寸法として、金台２の上面に
形成されている嵌合溝５に嵌合され、かつ、その
両側端の上方側に形成されている凹窪状の係合縁
６，６を対応する金台２の両端側の内側に膨出状
に形成されている係止部７，７に圧着している。 そして、上記充填材の嵌合状態において、係合
縁下部と嵌合溝との間には空〓１２が形成され
る。 従つて、この実施例によれば、充填材１を金台
２の嵌合溝５の上方に面して垂直状に嵌合され、
また充填材１の上端側に偏して形成された係合縁
６，６を金台２に形成される係止部７，７に圧着
される。
づいて詳細に説明する。 第１図において、２は階段の段鼻部に固定され
る金台を示すもので、その上面には、充填材１を
嵌合するための嵌合凹溝５が長手通しに形成され
ている。 この金台２に嵌合される充填材１は、第１図お
よび第２図に示すように、塩化ビニール樹脂等の
柔軟材を成形して形成されるもので、その上面に
は、すべり止め効果を向上させるためのすべり止
め凹凸条１１が形成されている。また、この充填
材１の内部には、３つの中空部４がその幅方向に
おいて該中空部４を形成する四辺の肉質部、すな
わち、その上部壁４ａ，下部壁４ｂ、前部側壁４
ｃおよび後部側壁４ｄをそれぞれ略々均等な肉厚
を有して配列されて側面視略矩形状の弾性チユー
ブ構造を形成するとともに、該中空部４の下面側
の肉質部、すなわち下部壁４ｂにはアルミニウム
材等からなる金属薄板３を、その成形時埋設一体
化して金台２への設置後における充填材の局部的
な永久変形を防止して経時的な収縮が長手方向に
発生して、例えば見切り材１０との間に〓間が生
じることを防止している。 一方、この充填材１はその幅寸法を上記金台２
の開口幅と略々同一寸法として、金台２の上面に
形成されている嵌合溝５に嵌合され、かつ、その
両側端の上方側に形成されている凹窪状の係合縁
６，６を対応する金台２の両端側の内側に膨出状
に形成されている係止部７，７に圧着している。 そして、上記充填材の嵌合状態において、係合
縁下部と嵌合溝との間には空〓１２が形成され
る。 従つて、この実施例によれば、充填材１を金台
２の嵌合溝５の上方に面して垂直状に嵌合され、
また充填材１の上端側に偏して形成された係合縁
６，６を金台２に形成される係止部７，７に圧着
される。
以上の説明から明らかなように、本考案による
建物用すべり止めによれば、充填材はその下面側
の肉質部に金属薄板を埋設して、その幅寸法を金
台の開口幅と略同一寸法に形成して金台の嵌合溝
に嵌合し、その上側端に形成される係合溝を金台
の開口端に形成した係止部に圧着することによつ
て、金台の上方から垂直状に嵌合されるため、金
属薄板の介在による嵌合作業の煩雑さを解消して
その作業効率の向上を図ることができる。さら
に、充填材１は、その上端側に偏して金台の係止
部と圧着する係合縁が形成されて、昇降時に生じ
る荷重による充填材の変形が上端側においてはそ
の係止力によつて阻止、また、内部においては中
空部の緩衝力により吸収するとともに、下面側す
なわち金台との接触面付近は金属薄板が介在され
て剛性が高められて充填材の長手方向における収
縮や局部的な永久変形を防止することができる。 また、中空部と充填材の係合縁下部と嵌合溝と
の間に空隙が形成されいるため、昇降時の蹴上げ
による充填材にかかる分力は中空部に先ず吸収さ
れ、次にその吸収された分力が肉質部の変形を伴
いながら空〓で解放されるため、充填材は、全面
に渡つて略均等なクツシヨン性を発揮し、良好な
踏感を得ることができる。
建物用すべり止めによれば、充填材はその下面側
の肉質部に金属薄板を埋設して、その幅寸法を金
台の開口幅と略同一寸法に形成して金台の嵌合溝
に嵌合し、その上側端に形成される係合溝を金台
の開口端に形成した係止部に圧着することによつ
て、金台の上方から垂直状に嵌合されるため、金
属薄板の介在による嵌合作業の煩雑さを解消して
その作業効率の向上を図ることができる。さら
に、充填材１は、その上端側に偏して金台の係止
部と圧着する係合縁が形成されて、昇降時に生じ
る荷重による充填材の変形が上端側においてはそ
の係止力によつて阻止、また、内部においては中
空部の緩衝力により吸収するとともに、下面側す
なわち金台との接触面付近は金属薄板が介在され
て剛性が高められて充填材の長手方向における収
縮や局部的な永久変形を防止することができる。 また、中空部と充填材の係合縁下部と嵌合溝と
の間に空隙が形成されいるため、昇降時の蹴上げ
による充填材にかかる分力は中空部に先ず吸収さ
れ、次にその吸収された分力が肉質部の変形を伴
いながら空〓で解放されるため、充填材は、全面
に渡つて略均等なクツシヨン性を発揮し、良好な
踏感を得ることができる。
第１図は本考案による建物用すべり止めの設置
状態を示す断面斜視図、第２図は充填材と金台を
示す断面図、第３図は従来例を示す断面図であ
る。 １……充填材、２……金台、３……金属薄板、
４……中空部、５……嵌合溝、６……係合縁、７
……係止部、１２……空〓。
状態を示す断面斜視図、第２図は充填材と金台を
示す断面図、第３図は従来例を示す断面図であ
る。 １……充填材、２……金台、３……金属薄板、
４……中空部、５……嵌合溝、６……係合縁、７
……係止部、１２……空〓。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 階段の段鼻部に固定される金台と、金属薄板を
埋設一体化した充填材とを有する建物用すべり止
めにおいて、 前記金台はその上面に嵌合溝が設けられるとと
もに、開口端内側に係止部が形成され、 前記充填材はその肉質部に空中部を備えるとと
もに両側壁上部に係合縁を備え、 前記金属薄板は、前記金台の嵌合溝に進入可能
な幅方向寸法を有し、 前記充填材は前記金台の嵌合溝に嵌合されると
ともに、係合縁は前記金台の係止部に圧着し、 上記充填材の嵌合状態において、係合縁下部と
嵌合溝との間には空〓が形成されることを特徴と
する建物用すべり止め。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988163580U JPH0514983Y2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988163580U JPH0514983Y2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0283932U JPH0283932U (ja) | 1990-06-28 |
| JPH0514983Y2 true JPH0514983Y2 (ja) | 1993-04-21 |
Family
ID=31448427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988163580U Expired - Lifetime JPH0514983Y2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0514983Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS545542U (ja) * | 1977-06-09 | 1979-01-13 | ||
| JPS54123213A (en) * | 1978-03-16 | 1979-09-25 | Toshiharu Shindachi | Nonnslip for building |
-
1988
- 1988-12-19 JP JP1988163580U patent/JPH0514983Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS545542U (ja) * | 1977-06-09 | 1979-01-13 | ||
| JPS54123213A (en) * | 1978-03-16 | 1979-09-25 | Toshiharu Shindachi | Nonnslip for building |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0283932U (ja) | 1990-06-28 |
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