JPH0735000Y2 - 階段構造 - Google Patents

階段構造

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JPH0735000Y2
JPH0735000Y2 JP15029989U JP15029989U JPH0735000Y2 JP H0735000 Y2 JPH0735000 Y2 JP H0735000Y2 JP 15029989 U JP15029989 U JP 15029989U JP 15029989 U JP15029989 U JP 15029989U JP H0735000 Y2 JPH0735000 Y2 JP H0735000Y2
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JP
Japan
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staircase
wall
wall body
gap
parting material
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JP15029989U
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JPH0389823U (ja
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元成 西村
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は階段構造、更に詳しくは、階段の壁本体に取
り付ける見切材の下端部を、階段本体の形状に合わせて
正確に加工しなくても、この見切材の下端部とこの階段
本体の端部との間に見苦しい隙間が形成されないように
した階段構造に関するものである。
[従来の技術] 第4図は従来の階段構造を示した一部斜視図、第5図は
第4図のV−V線矢視断面図である。
これらの図では、階段本体10が、壁本体20に沿って、斜
め上方に向けて設置されている。
この階段本体10は、垂直に設けられた竪板11と、水平に
設けられた段板12とが階段状に交互に連結した構造のも
のからなる。
また壁本体20の階段本体10側の面には、側板13が階段状
に取り付けられている。
この側板13の上端部には、階段本体10の壁本体20側の端
部が載置された状態で取り付けられている。またここ
で、階段本体10の壁本体20側の端部は壁本体20に密着し
ている。
更に壁本体20の階段本体10側の面には、階段本体10の上
面及び竪板11の前面に一致するように切断した石膏ボー
ド21が取り付けられている。そして更にこの石膏ボード
21の階段本体10側の面には化粧用のクロス22が被覆され
ている。
ここで、石膏ボード21のみならずクロス22の下側の部分
も、階段本体10の壁本体20側の階段本体10の上面及び竪
板11の前面に一致するように階段状に加工されている。
そして、このように加工された石膏ボード21およびクロ
ス22の下側の部分は階段本体10の壁本体20側の端部の上
に当接させてある。
次に、この階段構造に係る階段を施工する場合の一例に
ついて説明する。
まず、壁本体20の階段本体10側の面に側板13を取り付け
る。側板13の取り付け位置は、階段本体10を設置した場
合に、その壁本体20側の端部を当接させることになる高
さ位置の直下とする。
そして、この側板13の上端部に階段本体10の壁本体20側
の端部を載せて固定する。この場合、階段本体10の壁本
体20側の端部は、壁本体20に密着させておく。
次に、石膏ボード21の下端部を階段本体10の壁本体20側
の端部の外縁の形状に合わせて、階段状の形状に正確に
加工する。
そして、この石膏ボード21を壁本体20の階段本体10側の
面に、石膏ボード21の下端部が階段本体10の壁本体20側
の端部の上縁に一致する状態で被覆させて取り付ける。
次に、クロス22の下端部を階段本体10の壁本体20側の端
部の外縁の形状に合わせて、階段状の形状に正確に加工
する。
そして、クロス22を石膏ボード21の上に、クロス22の下
端部が階段本体10の壁本体20側の端部の外縁に一致する
状態で被覆させて貼付する。
なお場合によっては、石膏ボード21の代わりに、壁本体
20側の段板12上に巾木を固定し、この巾目を見切材とし
て使用することもあった。この場合には、通常巾木の上
端までクロス22貼られていた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながらこのような従来の施工方法であると、石膏
ボードやクロス等の見切材の下端部を、階段本体の壁本
体側の端部の外縁の形状と完全に合致した形状に加工す
る必要があるものの、このような加工は極めて困難であ
り、場合によってはこの見切材を壁に取り付けたとき
に、見切材の下端部と、階段本体の外縁との間に見苦し
い隙間が形成されてしまうという問題点があった。
しかも、見切材の下端部を階段の外縁の形状と完全に合
致した形状に加工しようとすると、その加工のために著
しく手間がかかるという問題点があった。
また巾木を見切材として使用しようとしても、巾木を現
場で切断する必要があり、石膏ボードやクロス等の見切
材を用いた場合と同様の問題点が生じていた。
そこで本考案は、見切材を壁本体に取り付けたときに、
見切材の下端部と、階段本体の壁本体側の端部の上縁と
の間に見苦しい隙間が形成されず、しかも、壁本体に見
切材を簡単に取り付けることができるようにした階段構
造を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 前述した課題を解決するために、本考案は、壁本体との
間に見切材の下端部を挿入可能な巾の隙間を形成させた
状態での階段本体を設置すると共に、この階段本体の壁
本体側の端部に、階段本体の壁本体側端部と壁本体との
隙間に見切材を挿入したときの押えとなる弾性部材を取
り付けたことを特徴とする。
[作用] この考案においては、見切材の下側の部分を階段本体の
壁本体側の端部の形状と似たように大まかに加工し、そ
の下端部を壁本体と階段本体との間の隙間に挿入するの
で、見切材の下側の部分は全て階段本体より下の高さ位
置になるものである。したがって見切材の加工が容易に
行なえるものである。
また、この考案においては、見切材の下側の部分を壁本
体と階段本体との間の隙間に挿入し、かつこの隙間には
弾性部材が設けられているので、弾性部材がこの見切材
の下端部に押されて、階段本体の壁本体側の端部の方へ
屈曲変形し、見切材と階段本体との間の隙間が弾性部材
によって埋められることとなり、この隙間に物が落ちる
ことはないものである。
[実施例] 以下本考案の一実施例を、図示例と共に説明する。
第1図は本考案に係る階段構造を示した要部斜視図、第
2図は第1図のII−II線矢視断面図、第3図は石膏ボー
ドを挿入する前の状態を示す説明図である。
これらの図に示すように、階段本体10は、壁本体20に沿
って、上方に向けて設置されている。
階段本体10は、垂直に設けられた竪板11と、水平に設け
られた段板12とが階段状に交互に連結した構造のものか
らなる。
壁本体20の階段本体10側の面には、階段本体10の下端部
形状に一致した階段状に隙間部材14が固定され、かつこ
の隙間部材14の反壁本体20側には側板13が取り付けられ
ている。
更にこの側板13の上端部には、階段本体10の壁本体20側
の端部が、載置された状態で取り付けられている。
ここで、階段本体10の壁本体20側の端部と壁本体20との
間には、隙間部材14によって隙間部材14の巾に一致した
間隔の隙間15が形成されている。
また、階段本体10の壁本体20側の端部にはゴム板からな
る弾性部材16が取り付けられている。
更に壁本体20の階段本体10側の面には見切材としての石
膏ボード21が積層状態で取り付けられている。そして更
に石膏ボード21の階段本体10側の面は化粧用の見切材と
してのクロス22が被覆されている。
ここで、石膏ボード21およびクロス22の下側の部分は、
階段本体10の壁本体20側の端部の外縁の形状に近い形状
に大まかに切削加工されている。
そして、このように加工され石膏ボード21およびクロス
22の下側の部分は、階段本体10の壁側端部と壁本体20と
の間に形成された隙間15内に挿入されている。
次に、この階段の見切材を施工する場合の一例を第3図
を参照しながら説明する。
まず、壁本体20の階段本体10側の面に隙間部材14を介し
て、壁本体20側に相当する端部にあらかじめ弾性部材16
を固定した側板13を取り付ける。
そして、この側板13の上端部に階段本体10の壁本体20側
の端部を載せて固定する。
この場合、階段本体10の壁本体20側の端部は、壁本体20
から隙間部材14の巾に一致した所定の隙間15が形成され
ているものの、この隙間15には弾性部材16が位置してい
ることとなる。
次に、石膏ボード21の下端部を階段本体10の壁本体20側
の端部の形状に大まかに加工する。
そして、この石膏ボード21を、第3図の矢印Aに示すよ
うに、壁本体20と階段本体10との間の隙間15に挿入す
る。
この挿入の際、弾性部材15は石膏ボード21の下端部に押
されて、階段本体10の壁本体20側の端部に押し付けられ
るように屈曲変形する。石膏ボード21は、この状態で、
壁本体20に取り付けられる。
次に、クロス22の下側の部分を階段本体10の壁側端部の
形状に大まかに加工する。そして、このクロス22を石膏
ボード12に被覆して貼付する。この時、クロス22の下端
部も弾性部材16を押し除けるようにして、隙間15内に押
し込むことによって完成するものである。
なお図示例は、階段本体10の段板12に弾性部材16を固定
した場合を示したが、側板13の階段手前側にも同様にし
て弾性部材16を固定し、石膏ボード21等を階段本体10の
斜め上方から階段本体10に差し込むようにして(第1図
左上から右下方向に)固定することによって、隙間15の
全てを弾性部材16でふさぐことができる。
また更に、以上の説明では見切材として石膏ボード21及
びクロス22を例に説明したが、段板12の壁本体20側の端
部と壁本体20との間の隙間15に、図示しない巾木を見切
材として使用しても同様の効果を奏する。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案は、見切材を壁に取り付け
たときに、見切材の下端部と、階段本体の壁側端部の上
縁との間に見苦しい隙間が形成されないようにしたもの
である。
また、本考案は、見切材の下端部を正確に加工しなくて
も壁本体に取り付けることができるようにして、見切材
の下端部の加工の手間を省き、見切材の施工を簡単なら
しめたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る階段構造を示した要部斜視図、第
2図は第1図のII−II線矢視断面図、第3図は石膏ボー
ドを挿入する前の状態を示す説明図、第4図は従来の階
段構造を示した一部斜視図、第5図は第4図のV−V線
矢視断面図である。 10……階段本体、11……竪板 12……段板、13……側板 14……隙間部材、15……隙間 16……弾性部材、20……壁本体 21……石膏ボード、22……クロス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁本体との間に見切材の下端部を挿入可能
    な巾の隙間を形成させた状態で階段本体を設置すると共
    に、 この階段本体の壁本体側の端部に、階段本体の壁本体側
    端部と壁本体との隙間に見切材を挿入したときの押えと
    なる弾性部材を取り付けたことを特徴とする階段構造。
JP15029989U 1989-12-27 1989-12-27 階段構造 Expired - Lifetime JPH0735000Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15029989U JPH0735000Y2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 階段構造

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JP15029989U JPH0735000Y2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 階段構造

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Publication Number Publication Date
JPH0389823U JPH0389823U (ja) 1991-09-12
JPH0735000Y2 true JPH0735000Y2 (ja) 1995-08-09

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ID=31696651

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JP15029989U Expired - Lifetime JPH0735000Y2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 階段構造

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JP6124083B2 (ja) * 2014-06-10 2017-05-10 積水ハウス株式会社 階段構造の施工方法

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