JPH07286420A - 容易階段 - Google Patents
容易階段Info
- Publication number
- JPH07286420A JPH07286420A JP6113287A JP11328794A JPH07286420A JP H07286420 A JPH07286420 A JP H07286420A JP 6113287 A JP6113287 A JP 6113287A JP 11328794 A JP11328794 A JP 11328794A JP H07286420 A JPH07286420 A JP H07286420A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- present
- tread
- stairs
- treads
- going
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】楽に早く昇られ、車椅子や荷物の上下も容易
であり、水はけが良い階段を実現すること。 【構 成】踏面が上り傾斜の階段とする。
であり、水はけが良い階段を実現すること。 【構 成】踏面が上り傾斜の階段とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、足上げ高さが小さく、
急傾斜の階段でも従来よりも楽に早く昇られ、水はけが
よくスリップ事故も少なくなり且つ車椅子や荷物の上下
が容易な階段に関するものである。
急傾斜の階段でも従来よりも楽に早く昇られ、水はけが
よくスリップ事故も少なくなり且つ車椅子や荷物の上下
が容易な階段に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来階段は図１に示すように踏面１が水
平で、距離Ｌで高さＨの間に水平で奥行ｌの踏面１が段
差ｈ１で連なり、踏面１と立上り壁面すなわち蹴込み面
２が直角をなしている。
平で、距離Ｌで高さＨの間に水平で奥行ｌの踏面１が段
差ｈ１で連なり、踏面１と立上り壁面すなわち蹴込み面
２が直角をなしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、階段を上る
疲労を軽減し、又は速く階段を上れるようにし、且つ雨
水等の水はけが良く速く、スリップ事故を防止でき、し
かも車椅子や荷物の上り下りを容易にすることにある。
疲労を軽減し、又は速く階段を上れるようにし、且つ雨
水等の水はけが良く速く、スリップ事故を防止でき、し
かも車椅子や荷物の上り下りを容易にすることにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、傾斜踏面によ
り従来よりも格段に容易に、且つ速く昇られるようにし
た。
り従来よりも格段に容易に、且つ速く昇られるようにし
た。
【０００５】
【実施例】図２は本発明第１実施例を示し、距離Ｌ、高
さＨの間に、奥行きｌの踏面３を傾斜させ、段差ｈ２で
連なっている。踏面３は立上り壁面４と９０°以上の角
度をなしているが、多数の踏面３１、３２、３３は互い
に平行である。図３は従来の階段と本発明の比較図であ
り、同じ距離Ｌ、高さＨの間で従来の階段の踏面１間の
高さ、つまり立上り壁面２の高さをｈ１、踏面と立上り
壁面との角Ａと、本発明の踏面３間の高さｈ２、踏面３
と立上り壁面４との角Ｂを比較すると、 ｈ１＞ｈ２、Ａ＝９０°＜Ｂ これから従来の階段に比して本発明は同一の全段差を上
るのに一つの踏面の段差が少なく、足をあげる高さが低
い。従って疲労が少なく昇る速度が速くなることが明ら
かである。また、図４および図５も従来の階段と本発明
階段の比較を示し、図４に示す従来の階段は、踏面１に
足５をのせて昇るときの足と脛とのなす角度Ｃに比し
て、図５に示す本発明階段の踏面に足５をのせて上ると
きの足と脛のなす角度Ｄが小さい。一般にＣは９０°よ
り大きくＤはほぼ直角でよい。踏面３の水平面に対する
角度をＥとすると Ｄ＜Ｃ、Ｃ−Ｅ＝Ｄ これらより本発明と従来の階段を比較すると、本発明の
階段の場合は、階段を上る時足首と脛の角度が小さくて
すむので、踏み上るときの力が少なくてすみ、楽に階段
を昇ることができる。
さＨの間に、奥行きｌの踏面３を傾斜させ、段差ｈ２で
連なっている。踏面３は立上り壁面４と９０°以上の角
度をなしているが、多数の踏面３１、３２、３３は互い
に平行である。図３は従来の階段と本発明の比較図であ
り、同じ距離Ｌ、高さＨの間で従来の階段の踏面１間の
高さ、つまり立上り壁面２の高さをｈ１、踏面と立上り
壁面との角Ａと、本発明の踏面３間の高さｈ２、踏面３
と立上り壁面４との角Ｂを比較すると、 ｈ１＞ｈ２、Ａ＝９０°＜Ｂ これから従来の階段に比して本発明は同一の全段差を上
るのに一つの踏面の段差が少なく、足をあげる高さが低
い。従って疲労が少なく昇る速度が速くなることが明ら
かである。また、図４および図５も従来の階段と本発明
階段の比較を示し、図４に示す従来の階段は、踏面１に
足５をのせて昇るときの足と脛とのなす角度Ｃに比し
て、図５に示す本発明階段の踏面に足５をのせて上ると
きの足と脛のなす角度Ｄが小さい。一般にＣは９０°よ
り大きくＤはほぼ直角でよい。踏面３の水平面に対する
角度をＥとすると Ｄ＜Ｃ、Ｃ−Ｅ＝Ｄ これらより本発明と従来の階段を比較すると、本発明の
階段の場合は、階段を上る時足首と脛の角度が小さくて
すむので、踏み上るときの力が少なくてすみ、楽に階段
を昇ることができる。
【０００６】図６は踏面３の全部を傾斜面とせず、その
一部の縁に水平部分６を設けストッパー的役割をさせた
本発明実施例である。図７は、本発明実施例の踏面３と
立上り壁面４との関係を示すもので、踏面３は平行で等
間隔の仮想斜面７に沿い、立上り壁面４は平行で等間隔
の仮想垂直面８に沿って設ける。図８は下方基点９から
放射し、傾斜の異なる仮想斜面１０１、１０２、１０３
に沿って踏面３を設けた本発明実施例であり、上方ほど
踏面の傾斜が大きくなる。図９は上方基点１１から放射
する仮想斜面１２に沿って踏面３を設けた本発明実施例
であり、上方ほど傾斜がゆるやかなものである。図１０
も本発明実施例であり、踏面３は図で右方に拡散する仮
想斜面群１３に沿って設け、ならぶ立上り壁面４の間隔
Ｗは上方ほど大きくしたものである。なお、斜面群１３
は互いに平行、あるいは図で左方に拡散させたり、立上
り壁面４の間隔Ｗは互いに等間隔又は下方ほど大きくし
たり、又はランダムであってもよく、これらはすべて本
発明に含まれる。図１１も本発明実施例であり、立上り
壁面４を垂直面に対しθ度傾斜させたものである。図１
２は踏面３を傾斜させ、且つ立上り壁面４と直角にした
即ち立上り壁面を図１１のものと逆方向に傾斜させた本
発明実施例であり、これにより施工が簡素化され施工費
がコストダウンする。図１３は、踏面３を、半径Ｒの円
筒面又は他の丸味を有する傾斜面として雨水等の排水を
特に良くしたり、車や荷物の上下を特に良くした本発明
実施例である。図１４は図１３のものとは逆の方向の
Ｒ′を半径とする円筒内面又は曲面とした本発明実施例
であり、水平に近い部分１４、傾斜部１５、垂直に近い
部分１６が継続した面をしたものである。図１５に示す
ように、階段を車椅子やカートなどの車輪１７が転動し
て昇るとき、その上下動の大きさが従来の階段ではＦで
あるが、本発明では図１６に示すようにＧであり、Ｆ＞
Ｇであり、又、車輪１７が階段の凹所にはまりこむ幅も
従来の階段でＰ、本発明ではＱであるのでＰ＞Ｑであ
り、これらより本発明の階段は、従来の階段では困難で
あった車椅子や荷物の昇降を容易に行うことができる。
図１７は踏面に昇降方向に直角の複数の突条１８、又は
散在する複数の突起を設けたり、すべり止めシートを貼
ったり、あるいはゴム、アスファルト、カーペットなど
のすべり難い材料で踏面３を形成するなどして足のすべ
りを防止した面とした本発明実施例を示す。図１８は踏
面３を部分的に水平１９にしたり、傾斜２０にした本発
明実施例である。図１９は連続した踏面３の全体が凹面
２１をなすようにした本発明実施例である。図２０は踏
面３の連続面の全体が凸面２２をなすようにした本発明
実施例である。図２１はプレハブ住宅等に於て平行な２
枚の側板２３、２４の間に傾斜した踏板２５と立上り壁
板２６を固定してたユニット階段の本発明実施例を示
す。図２２は傾斜した梁２７に踏板２８を傾斜して固定
した本発明階段の実施例である。
一部の縁に水平部分６を設けストッパー的役割をさせた
本発明実施例である。図７は、本発明実施例の踏面３と
立上り壁面４との関係を示すもので、踏面３は平行で等
間隔の仮想斜面７に沿い、立上り壁面４は平行で等間隔
の仮想垂直面８に沿って設ける。図８は下方基点９から
放射し、傾斜の異なる仮想斜面１０１、１０２、１０３
に沿って踏面３を設けた本発明実施例であり、上方ほど
踏面の傾斜が大きくなる。図９は上方基点１１から放射
する仮想斜面１２に沿って踏面３を設けた本発明実施例
であり、上方ほど傾斜がゆるやかなものである。図１０
も本発明実施例であり、踏面３は図で右方に拡散する仮
想斜面群１３に沿って設け、ならぶ立上り壁面４の間隔
Ｗは上方ほど大きくしたものである。なお、斜面群１３
は互いに平行、あるいは図で左方に拡散させたり、立上
り壁面４の間隔Ｗは互いに等間隔又は下方ほど大きくし
たり、又はランダムであってもよく、これらはすべて本
発明に含まれる。図１１も本発明実施例であり、立上り
壁面４を垂直面に対しθ度傾斜させたものである。図１
２は踏面３を傾斜させ、且つ立上り壁面４と直角にした
即ち立上り壁面を図１１のものと逆方向に傾斜させた本
発明実施例であり、これにより施工が簡素化され施工費
がコストダウンする。図１３は、踏面３を、半径Ｒの円
筒面又は他の丸味を有する傾斜面として雨水等の排水を
特に良くしたり、車や荷物の上下を特に良くした本発明
実施例である。図１４は図１３のものとは逆の方向の
Ｒ′を半径とする円筒内面又は曲面とした本発明実施例
であり、水平に近い部分１４、傾斜部１５、垂直に近い
部分１６が継続した面をしたものである。図１５に示す
ように、階段を車椅子やカートなどの車輪１７が転動し
て昇るとき、その上下動の大きさが従来の階段ではＦで
あるが、本発明では図１６に示すようにＧであり、Ｆ＞
Ｇであり、又、車輪１７が階段の凹所にはまりこむ幅も
従来の階段でＰ、本発明ではＱであるのでＰ＞Ｑであ
り、これらより本発明の階段は、従来の階段では困難で
あった車椅子や荷物の昇降を容易に行うことができる。
図１７は踏面に昇降方向に直角の複数の突条１８、又は
散在する複数の突起を設けたり、すべり止めシートを貼
ったり、あるいはゴム、アスファルト、カーペットなど
のすべり難い材料で踏面３を形成するなどして足のすべ
りを防止した面とした本発明実施例を示す。図１８は踏
面３を部分的に水平１９にしたり、傾斜２０にした本発
明実施例である。図１９は連続した踏面３の全体が凹面
２１をなすようにした本発明実施例である。図２０は踏
面３の連続面の全体が凸面２２をなすようにした本発明
実施例である。図２１はプレハブ住宅等に於て平行な２
枚の側板２３、２４の間に傾斜した踏板２５と立上り壁
板２６を固定してたユニット階段の本発明実施例を示
す。図２２は傾斜した梁２７に踏板２８を傾斜して固定
した本発明階段の実施例である。
【０００７】
（１）踏面の段差ｈが小さいので、足をあげる高さが小
さく、普通の階段よりも低い傾斜で、容易に、早く、疲
れずに高く昇り得る。 （２）踏面が斜面であるから雨水などが早く流れ去り、
水はけがよい。 （３）従って屋外での耐久性が向上する。 （４）雨水等の水はけがよいので一般屋外はもとより船
舶用階段として好ましい。 （５）踏面が斜面であるから掃除がきわめて容易であ
る。 （６）従っていつもきれい、清潔であり、病院の質を向
上し、オフィスが美麗になる。 （７）雨水等の水はけがよく、又チリ、ホコリが少ない
のでスリップ事故が大巾に減少する。 （８）車椅子やカート、荷物などを同一の高さに上げる
のに従来の階段よりも段差が小さいので容易に昇降させ
ることができる。 （９）老人や福祉のため、産業、輸送、旅行者などに福
音をもたらす画期的発明である。
さく、普通の階段よりも低い傾斜で、容易に、早く、疲
れずに高く昇り得る。 （２）踏面が斜面であるから雨水などが早く流れ去り、
水はけがよい。 （３）従って屋外での耐久性が向上する。 （４）雨水等の水はけがよいので一般屋外はもとより船
舶用階段として好ましい。 （５）踏面が斜面であるから掃除がきわめて容易であ
る。 （６）従っていつもきれい、清潔であり、病院の質を向
上し、オフィスが美麗になる。 （７）雨水等の水はけがよく、又チリ、ホコリが少ない
のでスリップ事故が大巾に減少する。 （８）車椅子やカート、荷物などを同一の高さに上げる
のに従来の階段よりも段差が小さいので容易に昇降させ
ることができる。 （９）老人や福祉のため、産業、輸送、旅行者などに福
音をもたらす画期的発明である。
【図１】従来の階段の側面図
【図２】本発明実施例の側面図
【図３】従来の階段と本発明を比較した側面図
【図４】従来の階段の使用を示す側面図
【図５】本発明階段の使用を示す側面図
【図６】本発明他の実施例の側面図
【図７】本発明他の実施例の側面図
【図８】本発明他の実施例の側面図
【図９】本発明他の実施例の側面図
【図１０】本発明他の実施例の側面図
【図１１】本発明他の実施例の側面図
【図１２】本発明他の実施例の側面図
【図１３】本発明他の実施例の側面図
【図１４】本発明他の実施例の側面図
【図１５】従来の階段で車輪の転動を示す側面図
【図１６】本発明の階段で車輪の転動を示す側面図
【図１７】本発明実施例の側面図
【図１８】本発明実施例の側面図
【図１９】本発明実施例の側面図
【図２０】本発明実施例の側面図
【図２１】本発明実施例の斜視図
【図２２】本発明実施例の斜視図
３ 傾斜した踏面 ４ 立上り壁面 Ｂ 傾斜した踏面と垂直な立上り壁面とのなす角度
Claims (1)
- 【請求項１】 踏面に傾斜部分を有し且つ階段を設けた
事を特徴とする階段。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6113287A JPH07286420A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 容易階段 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6113287A JPH07286420A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 容易階段 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07286420A true JPH07286420A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=14608361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6113287A Pending JPH07286420A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 容易階段 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07286420A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010090585A (ja) * | 2008-10-07 | 2010-04-22 | Yasushi Abe | 階段 |
| JP2014159739A (ja) * | 2014-06-06 | 2014-09-04 | Takeshi Kai | 階段 |
| JP2019085704A (ja) * | 2017-11-01 | 2019-06-06 | 株式会社ニュー・メソッド | 雨水誘導階段、プレキャスト型コンクリートブロック及び雨水誘導階段用ブロック |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01131750A (ja) * | 1987-11-18 | 1989-05-24 | Ibiden Co Ltd | 階段 |
-
1994
- 1994-04-18 JP JP6113287A patent/JPH07286420A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01131750A (ja) * | 1987-11-18 | 1989-05-24 | Ibiden Co Ltd | 階段 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010090585A (ja) * | 2008-10-07 | 2010-04-22 | Yasushi Abe | 階段 |
| JP2014159739A (ja) * | 2014-06-06 | 2014-09-04 | Takeshi Kai | 階段 |
| JP2019085704A (ja) * | 2017-11-01 | 2019-06-06 | 株式会社ニュー・メソッド | 雨水誘導階段、プレキャスト型コンクリートブロック及び雨水誘導階段用ブロック |
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