JP2014159739A - 階段 - Google Patents

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Abstract

【課題】上昇専用と昇降兼用を併設して昇降可能で、特に、上昇時において、人体への負担を抑制するとともに、併設構造における人体への危険を抑制した階段を提供する。
【解決手段】階段1は、上昇部40と昇降部50とが横方向に併設され、上昇部40は、第一蹴上面42,44と第一踏面41,43とが連続してなり、起立した第一蹴上面42に対して第一踏面43は垂直上方に傾斜角αで傾斜している一方、昇降部50は、第二蹴上面52,54と第二踏面51,53とが連続してなり、起立した第二蹴上面52に対して第二踏面53は略垂直をなしている。第一踏面43は第二蹴上面52及び第二踏面53に跨って配設され、領域Cの部分において、上昇部40から昇降部50に亘る段差が生じている。この段差領域Cは、第一踏面43における足を横方向(昇降部50方向)に規制するストッパーとしての役割を有し、直進歩行を確実なものとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、上昇時における人体への負担及び危険を抑制した階段に関する。
階段は、高低差のある場所への移動を行うための構造物であり、従来より、人間の足で昇降可能な高さ(蹴上面)をもつ、いくつもの水平な段(踏面)に分割されている。
例えば、図6に示すように、階段6は、平坦な踏面61,63と起立した蹴上面62とが交互に連続する直進昇降部と、右⇔左へと交互に傾斜する千鳥昇降部と、が併設されており、踏面61,63と蹴上面62とは略垂直に配設されている(特許第2994614号公報)。また、直進昇降部に関してのみ言えば、蹴上面に対して踏面の手前側を垂直上方に傾斜したものや(実用新案登録第3166232号公報)、蹴上面に対して踏面の奥側を垂直上方に傾斜したものが存在する(特開平7−286420号公報)。
実用新案登録第3166232号公報 特開平7−286420号公報
ところで、近年、地震災害の発生時における津波等の被害から免れるために、高所避難が叫ばれており、高所・高台に辿り着くまでの上昇時には、人体への負担を抑制するとともに、安全に上昇できるように人体への危険も抑制しなければならない。
この点、特許第2994614号公報に記載された技術(図6参照)は、踏面61から踏面63へと上昇する際に、蹴上面62の横方向に連なる大きな段差60が存在することから、この段差60に足先を引っ掛けてしまって転倒する危険がある。
また、高所・高台から低所に戻る下降時は、実用新案登録第3166232号公報及び特開平7−286420号公報に記載された技術では不適応であるし、下降し易い階段、換言すれば、従来より用いられている傾斜のない略垂直な階段も必要となる。
そこで、本発明は、上昇専用と昇降兼用を併設して昇降可能で、特に、上昇時において、人体への負担を抑制するとともに、併設構造における人体への危険を抑制した階段を提供する。
上記課題を解決するために、本発明に係る階段は、起立した第一蹴上面に対して垂直上方に傾斜した第一踏面をもつ上昇部と、起立した第二蹴上面に対して略垂直な第二踏面をもつ昇降部と、を有する階段であって、前記上昇部と前記昇降部とは併設されており、前記第一踏面は、前記第二蹴上面及び前記第二踏面に跨って配設されている。
本発明によれば、上昇部が上昇専用、昇降部が上り下りの昇降兼用であって、上昇部と昇降部とは併設されていることから、上昇時には、上昇部及び昇降部を利用することができ、下降時には昇降部を利用することができる。そのため、高所・高台に避難する必要がある緊急時において、上昇部及び昇降部の両方を利用することができ、迅速な避難に資する。
また、上昇部は起立した第一蹴上面に対して垂直上方に傾斜した第一踏面をもつことから、上昇時における足首と脛の角度が小さくてすむ。また、第一踏面を踏み上がるときの力は第二踏面を踏み上がるときの力に比べて少なくてすみ、楽に階段を上昇することができるので、上昇時における人体への負担を抑制することに資する。
また、第一踏面は、第二蹴上面及び第二踏面に跨って配設されていることから、上昇部と昇降部とに横方向に連なる経路が発生することはなく、また、上昇時において、第一踏面に位置する足が第二蹴上面及び第二踏面によって連なる段差で横方向に規制されることから、上昇部を直進中の足が昇降部に到達することがない。よって、足先を引っ掛けてしまって転倒する危険を抑制することに資する。
また、本発明によれば、例えば駅のホームに連なる階段において、人の流れを作る必要がある場所に設置することで、従来のように「上り」「下り」等の標識を設けたり、「上り」「下り」を線等で区切って表示したりしなくても、上昇部が上昇専用であることが視覚的に把握できる(逆に、上昇部は下降しにくいことが視覚的に把握できる)という特性により、自然とその流れを作ることが期待できるという効果がある。
さらに、本発明によれば、立ち位置で止まる場合と先を急ぐ人の追い抜き動作ができる場合とを併設したエスカレータ等に設置することで、上昇部が追い抜き専用であることが視覚的に把握できるという特性により、従来のものよりもスムーズな走行が期待できるという効果がある。
本発明の階段は、上昇時における人体への負担及び危険を抑制でき、また、視覚的に「上り」「下り」の区分を容易にすることができるという効果がある。
本発明の実施の形態に係る階段を示す図。 本発明の実施の形態に係る階段の上昇部を示す図。 本発明の実施の形態に係る階段の上昇部を示す図。 本発明の実施の形態に係る階段の上昇部を示す図。 本発明の実施の形態に係る階段の上昇部を示す図。 従来の階段の例を示す図。
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る階段1を示す図であり、階段1は、上昇部40と昇降部50とを有し、これらは横方向に併設されている。
上昇部40は、第一蹴上面42,44と第一踏面41,43とが連続してなり、起立した第一蹴上面42に対して第一踏面43は垂直上方に傾斜角αで傾斜している。また、昇降部50は、第二蹴上面52,54と第二踏面51,53とが連続してなり、起立した第二蹴上面52に対して第二踏面53は略垂直をなしている。
第一蹴上面42,44の高さH1は、第二蹴上面52,5の高さH2よりも低く、第一踏面43は第二蹴上面52及び第二踏面53に跨って配設されることから、領域Cの部分において、上昇部40と昇降部50とに亘る段差が生じている。この段差領域Cは、第一踏面43における足を横方向(昇降部50方向)に規制するストッパーとしての役割を有し、直進歩行を確実なものとする。また、傾斜角αをつけ、H2>H1とすることにより、直進上昇時において上昇部40を利用した方が少ない段差で足を第一踏面41,43に掛けることができる。
図2及び図3は、本発明の実施の形態に係る階段の上昇部2,2'を示す図である。図2に示す上昇部2は、地面5に対して略垂直な第一蹴上面10と地面5に対して略平行な終着面12との間に第一蹴上面10及び第一踏面11が交互に連続している。また、図3に示す上昇部2'は、地面5に対して略垂直な第一蹴上面10と地面5に対して略平行な終着面12との間に第一蹴上面10'及び第一踏面11が交互に連続している。
図2に示す上昇部2は、第一蹴上面10と第一踏面11とが傾斜角α(0°<α<90°)で垂直上方に傾斜して、第一蹴上面10は地面5に対して略垂直に起立する一方、図3に示す上昇部2'は、第一蹴上面10'と第一踏面11とが傾斜角α(0°<α<90°)で垂直上方に傾斜して、第一蹴上面10'は地面5に対して傾斜角β(0°<β<90°)で起立している。よって、傾斜角αと傾斜角βを交互に組み合わせた上昇部2'の方が、上昇部2よりも早くかつ負担が少なく終着面12に到着することができる。
また、図3に示す上昇部2'では、第一蹴上面10'の長さL1と第一踏面11の長さL2を調整することにより、様々な利点がある。例えば、L1<L2とすることで、第一蹴上面10'に足を掛けるよりも第一踏面11に足を掛けて直進上昇することが期待でき、L1≒L2とすることで、第一蹴上面10'と第一踏面11の両方を使って足を掛けて直進上昇することが期待できる。また、上昇部2のように略垂直な段差があるよりも、上昇部2'のように傾斜角αと傾斜角βを交互に組み合わせた方が、車椅子の昇降も容易になることが期待できる。
図4及び図5は、本発明の実施の形態に係る階段の上昇部3,4を示す図であり、既存の略直角な階段に上昇部及び昇降部を併設する例を示している。
既存の略直角な階段は、地面5に対して略垂直な第一蹴上面10と地面5に対して略平行な第一踏面12とが交互に連続している。ここに、上昇部及び昇降部を有する階段を併設するには、傾斜角を有する直角三角形状の踏板を第一踏面の一部に敷設することで、傾斜した第一踏面をもつ上昇部と略垂直な第二踏面をもつ昇降部とを区画することができる。
図4に示す上昇部3の例は、個々の踏板20を第一踏面12のそれぞれに敷設するものであり、図5に示す上昇部4の例は、シート31等によって個々の踏板32が一連となった踏板シート30を第一踏面12に敷設するものである。
本発明に係る階段は、上り及び下りを容易にすることができ、また、既存の階段にも適用することができるものとして有用である。
1,6 階段
2,2',3,4,40 上昇部
5 地面
11,12,41,43 第1踏面
10,10',42,44 第1蹴上面
20,32 踏板
30 踏板シート
31 シート
50 昇降部
51,53 第2踏面
52,54 第2蹴上面
第一蹴上面42,44の高さH1は、第二蹴上面52,5の高さH2よりも低く、第一踏面43は第二蹴上面52及び第二踏面53に跨って配設されることから、領域Cの部分において、上昇部40と昇降部50とに亘る段差が生じている。この段差領域Cは、第一踏面43における足を横方向(昇降部50方向)に規制するストッパーとしての役割を有し、直進歩行を確実なものとする。また、傾斜角αをつけ、H2>H1とすることにより、直進上昇時において上昇部40を利用した方が少ない段差で足を第一踏面41,43に掛けることができる。

Claims (1)

  1. 起立した第一蹴上面に対して垂直上方に傾斜した第一踏面をもつ上昇部と、
    起立した第二蹴上面に対して略垂直な第二踏面をもつ昇降部と、
    を有する階段であって、
    前記上昇部と前記昇降部とは併設されており、
    前記第一踏面は、前記第二蹴上面及び前記第二踏面に跨って配設された階段。
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