JP6542892B2 - 登り手が使用中に改善された登り姿勢を採用することを可能にするための垂直に配向された梯子装置 - Google Patents

登り手が使用中に改善された登り姿勢を採用することを可能にするための垂直に配向された梯子装置 Download PDF

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Description

発明の分野
本発明は、梯子に関するものであり、特に、しかし必ずしも完全にではなく、垂直に配向された梯子装置に関するものである。
発明の背景
従来の配列の厳しい制限、特に安全性に関するものにもかかわらず、梯子の設計は何千年にもわたり比較的不変であり続けてきた。
特に、図1に目を向けると、従来の垂直に配向された桟付きの梯子配列が示されている。例示的な図から見てのとおり、登り手は、垂直に登るために登り手の脚および足を、梯子に側方につかまるために登り手の腕および手を用いることを要求される。
認識することができるように、登り手の重心は梯子の後ろに在り、それにより、もし登り手が桟の把持を失えば、登り手は梯子から落下することになるだろう。
さらに、この従来の梯子配列は常に登り手の手の使用を要求し、登り手の疲労を誘発する点で問題である。
さらに、従来の梯子配列の場合は、登り手は、余儀なく桟を放さずに片方または両方の手で物を運ぶことはできない。
先行技術において桟付きの梯子1が不動の物体2に立て掛けられている図2で実質的に示されているように、梯子の傾斜により一定の程度まで上述の問題を軽減することができる。
同様に、図3は、傾斜した梯子を備える従来の段梯子配列3を示している。ここで、具体的には図2を考慮すると、この傾斜した構成において、登り手の手への登り手の依存はいくらか低減されるが、完全には低減されない。具体的には、傾斜した梯子配列において、登り手は瞬間的に手を放すことはできるが、長く手を放すことはできない。そうすると、登り手の重心は実質的に登り手の下肢より上にあるので、登り手は実質的に図1で提供されているような垂直な梯子の場合ほどにはたやすく梯子から落下することはないが、程無くして登り手は不安定になり、恐らく後方にぐらつくことになるだろう。
傾斜した梯子は、例えば、採鉱用の垂直な立坑の中、建物の垂直面を昇ること、電柱を昇ることおよび同様のこと等の垂直用途には不向きであることに留意するべきである。
そのようなものとして、垂直用途に増加した安全性を提供しようと試みるために、実質的に図4で示されているようなリスかご形の垂直な梯子配列4が開発されてきた。見てのとおり、配列4は、もし登り手が桟付きの梯子から落下すれば登り手の落下を止めるように適合されていると推定されるリスかごにより包囲された、従来の垂直な桟付きの梯子配列を備える。
しかしながら、リスかご形の配列が必ずしも安全性をもたらすものではなく、それ自体が落下する使用者を負傷させることがあることを経験は示してきた。実際に、リスかごが登り手により大きい危険を冒すことを誘発する誤った安心感を与えることがあることを研究は示してきた。
従来の梯子配列の上記および他の問題に対処するために、さらなる試みが行われてきた。
具体的には、ここで図5に目を向けると、下文において便宜上D1と称されている、公開特許WO 2013/105880 A2(国際公開第2013/105880号)(BABAYLOVA)において公表されているとおりの先行技術に従う垂直な梯子配列5が示されている。
D1の要約によれば、垂直な梯子5は閉鎖空間内での使用を意図されている。
梯子5は、垂直な支柱で、かつ、隣接する垂直な支柱を相互接続する横の部品で作られた枠と、踏み段であって、それらのそれぞれが水平軸の周りで回転することができるように枠に可動に締結される、踏み段と、踏み段を水平位置に固定するための手段と、を備える。
見てのとおり、垂直な梯子配列5は、梯子が閉鎖空間内でより小さい空間を占めることを可能にするように、使用中でないときには上方に枢動させ、登り手が梯子を登る際の昇段に要求されるときには下方に枢動させることができる枢動可能な踏み段を備える。
図6は、見てのとおり、踏み段6は足踏みのために水平に展開されており、踏み段7はしまい込みのために上方に枢動されている、D1の梯子5の上面図を示している。
D1の英語翻訳文は、「To raise the ladder a person must turn starting from the bottom up, transfer from a vertical position to a horizontal position of the two vertical rows of steps 8, 9, each time stepping up to the next level. Steps supported from below, ie. E. Stage fixed in a horizontal position by a horizontal crossbar 4 of which are perpendicular to the axes of rotation of stages r. E. Lie in the plane of figure 1. Continuing in this way translate into a horizontal position the upper stage, a man rises to the top of the stairs. To descend the stairs a man must turn, counting from the top down, transfer from a horizontal position to a vertical position stage two vertical rows 8, 9, each time stepping down to the next level. Continuing in this way translate into a vertical position downstream stage, people down to the ground on which the ladder or staircase over which hangs if the staircase, for example, is attached to the walls of the room.」
「梯子を登るには、人は初めに下から上を向き、次の高さへ昇段する度に、垂直に並んでいる2つの踏み段8、9の垂直位置から水平位置に移動しなければならない。踏み段は、下から支持されている。踏み段の回転軸に対して垂直である水平な横棒4により水平位置に固定された踏み段は、図1の平面内に在る。続いて、人はこのようにして水平位置にある上部の踏み段に移動し、階段の頂部に昇る。階段を降るには、人は上から下を向き、次の高さへ降段する度に、垂直に並んでいる2つの踏み段8、9の水平位置から垂直位置に移動しなければならない。続いて、人はこのようにして垂直位置にある下方の踏み段に移動し、もし階段が、例えば、部屋の壁に取り付けられていれば、垂れ下がっている梯子または階段で地面に降る。」と明示している。
しかしながら、D1はいくつかの問題を抱えている。
第一に、D1は、下記においてさらに詳細に記載されることになるように、登り手が改善された登り姿勢を採用することを可能にすることはできない。
D1は、桟を上がっており、従って新たな足場を必要とする時点で、登り手が、次の垂直に配向された踏み段を見つけるために登り手の足を利用し、踏み段の上に立つことができるように踏み段を外方に枢動させるために、踏み段の縁に係合して踏み段を下方に押すことを要求される点で、梯子5を昇る際のさらなる問題を抱えている。認識することができるように、閉鎖空間内において、登り手は、必ずしも登り手の足をはっきり見ることはできず、潜在的に足の弄りを結果的にもたらし、その一方で立つための踏み段を展開しようと試み、それ自体が著しい安全上の危険をもたらす。
D1は、上記に記載されている方法で梯子を昇った時点で、踏み段の全てが水平に配向されていただろうという点で、梯子を降る際のさらなる問題を抱えている。しかしながら、梯子を降るために、登り手は踏み段をどかすことを要求される。従って、このようにして、登り手は、対向する踏み段の上で安定しつつ上方にもっていくように水平に展開された踏み段の内縁の下に片方の足を置く工程を伴う、踏み段をしまい込む際のより困難な工作に着手することを要求される。
そのようなものとして、このように梯子を昇り降りして踏み段を物理的に上げ下げするときに、登り手はD1の桟から手を放すことはできない。逆に、続く詳細な記載で示されることになるように、本実施形態に従って提供される梯子は、登り手が登り手の手を全く用いずに梯子を昇り降りすることを可能にすることを含め、登り手の手への登り手の依存を低減する。
実際に、D1により踏み段を操作する要件は、登り手の手への登り手の依存を実際に増加させ、従って、登り手が空いている手で物を運ぶことができないという点を含め、問題を複雑にしている。
さらに、このように踏み段を操作する要件は登り手の昇りまたは降りを遅らせ、登り手が梯子を素早く昇るかまたは降りる必要があり得る緊急事態において特に危険である。
さらに、梯子を昇るときに、登り手は、上にある水平に突出している踏み段により妨害され、それらを押し出すことを要求される。上記に暗示されているように、閉鎖空間に適用可能であるように梯子1がより小さい空間を占めるように踏み段が枢動可能であるのはD1の要件である。続く記載から認識されることになるように、本実施形態の梯子は、必ずしも閉鎖空間内での利用のために開発されてきたのではなく、登り手が上述の改善された登り姿勢を採用することを可能にするために開発されてきた。
さらに、登り手が、D1の梯子を用いて風力タービン塔から等のかなりの高さから垂直構造を降り、降る途中で踏み段の全てを上げる筋書きを想像されたい。次の人が梯子を降るために、踏み段の全ては上げられ、それにより、後続の登り手、特にぼんやりした後続の登り手が昇段に利用可能な踏み段が全くないために落下して死亡することがあるという点で、著しい安全上の危険を創出することになる。
そのようなものとして、D1は、D1の述べられている目的である閉鎖空間には適しているかもしれないものの、D1は、上記の問題を導入する理由のためを含め、他の用途には不向きである。
ここで図7、8および9に目を向けると、先行技術の梯子配列のさらなる実施形態が提供されている。
ここで、図7は、下文においてD2と称されている、公開特許明細書US 4199040 A(米国特許第4,199,040号)(LAPEYRE)で公表されている実施形態を示している。要約によれば、D2は、比較的軽量の、比較的小さい床および頭上の空間を占める、特に船上での使用に適合されており、用いるのに安全かつ快適である梯子を提供している。当該梯子は、所定の傾斜角度で上部および下部の甲板または床の高さの間に配置され、縦通材の各側面上に一列の半踏み板を有する単一の縦通材を備え、各列は縦通材の長さに沿って他方とは垂直に離間されている。半踏み板は、縦通材の各々の側面に貼り付けられかつそこから延在しており、踏み板の前縁を通過する平面の前方にある平面内で終端する一体の外方に延在する部分をそれぞれ含む。桟は、この前方の平面内に配置され、外方に延在する踏み板部分に貼り付けられかつこれにより支持される。
図8は、下文においてD3と称されている公開特許明細書US 4535871 A(米国特許第4,535,871号)(LAPEYRE)で公表されている実施形態を示している。
要約によれば、D3は、比較的急勾配の傾斜角で高位と低位との間に取り付けるのに適合された中央縦通材と、縦通材の各々の側面上に交互の配列で配置された複数の踏み板部材を有する階段または梯子を提供しており、踏み板部材のそれぞれは縦通材から外方に延在する足支持部分を有する。一対の桟が、実質的に足支持部分の前縁を通過する平面の前方にありかつこれと平行な平面内に配置され、使用者の支持を与えるために足支持部分に対して位置付けられる。踏み板部材は、階段の頂部踏み板および底部踏み板を除いて実質的に同一であり、足支持部分および横桁への接続に適合された外方に延在する支持体を含む。当該階段は、好ましくは、比較的軽量で、剛性で、かつ丈夫である完成した構造を提供するために、アルミニウムで予備成形されかつ共に溶接された構成要素で構成される。
さらに、図9は、今後D4と称される公開特許明細書US 4509617 A(米国特許第4,509,617号)(LAPEYRE)で公表されている実施形態を示している。
要約によれば、D4は、中央縦通材および2つの平行な側部縦通材を有する階段を提供している。複数の垂直に離間されている半踏み板は、中央縦通材の各側面上に配置され、中央縦通材と隣接する側部縦通材との間に延在している。中央縦通材の一方の側面上にある半踏み板は、中央縦通材の他方の側面上にあるものと交互に並んでいる。中央縦通材は、階段の構成に応じて構造的な部材であってもなくともよいが、全ての場合において少なくとも踏み板の入隅の保護用の遮蔽物として役立ち、それにより、落下または他の登り手の災難の場合において隅からの登り手の負傷を最小限にする。一対の桟が、踏み板の前縁を通過する平面の前方にありかつこれと平行な平面内に配置され、使用者のための支持を与えるために踏み板に対して位置付けられる。
しかしながら、刊行物D2〜D4により提供されている実施形態の全ては傾斜した梯子であり、従って上記に述べられている不利益を被りやすい。
本発明は、先行技術の欠陥の少なくともいくつかを克服するかまたは実質的に改善することになる、垂直に配向された梯子装置を提供しようとするものであるか、または少なくとも代替物を提供しようとするものである。
もし任意の先行技術情報が本明細書中で言及されていれば、そのような言及は、オーストラリアまたは任意の他の国において、その情報が当業分野におけるありふれた一般的な知識の一部を形成するという自認を構成しないことを理解されたい。
開示の概要
1つの態様によれば、一対の側方に位置付けられかつ垂直に配向された框と、使用中の登り手による昇段のために側方の框の各々の内面に不動に固定された対向する水平な踏み段と、使用中の登り手による把持のために框の間に延在する水平な手用の桟と、を備える垂直に配向された梯子装置が提供されており、本装置は、以下の点で、登り手が使用中に改善された登り姿勢を採用することを可能にするために構成され、踏み段は内方に突出しており、それにより、登り手が梯子を登る際に、登り手のそれぞれの各々の足の側方の足踏み運動を用いる登り手による昇段および降段のために各踏み段が側方に使用可能であり、踏み段は、垂直な登り通路をそれらの間に画定するように側方に離間されており、登り通路は、登り手が踏み段による妨害を伴わずに垂直な登り通路内を登ることを可能にするように、対向する踏み段の間で少なくとも登り手の肩に合うように十分に広く、手用の桟は、登り手が通路を登る際に、登り通路の側方の範囲内において登り手の腕の運動のために登り手の前に十分な余地を可能にするように、登り手の前の適切な距離に位置しており、それにより、改善された登り姿勢で、登り手の腕は、手用の桟を把持するために登り手が後方または前方に傾く必要性を否定するために、前方に位置する手用の桟により可能にされる余地の中において登り通路内にて登り手の前で人間工学的に釣り合いがとれており、登り手は、曲げられた腕で前にある手用の桟に手を伸ばすことができる一方で、より真っ直ぐな腕で次の上部および下部の手用の桟に手を伸ばすことができ、登り手の脚は、登り手が横へ落下する傾向を低減するために、登り手の側方の安定性のために広げられ、登り手は実質的に直立しており、それにより、登り手が手用の横桁への登り手の把持を解放する一方で、登り手の脚により安定しかつ支持され続けることを可能にするように、登り手の重心が実質的に対向する踏み段の間に在る。
各踏み段は、使用中にそれぞれの各々の足の側方運動を制限するための、外側に位置する垂直な端突縁を備え得る。
各手用の桟は、一対の対向する踏み段を接続する。
各手用の桟は、登り手の前の適切な距離に位置する手用の桟の一部を提供するように、実質的に180°にわたり転位する。
各手用の桟は、実質的にU字型であり得る。
対向する水平な踏み段は、交互に垂直に千鳥状であり得る。
本装置は、少なくとも1つの中央框をさらに備え得る。
各手用の桟は、各々の踏み段および框に締結され得る。
手用の桟は、各々の踏み段および框に締結することができるように、実質的に90°にわたりそれぞれ転位し得る。
各手用の桟は、実質的にL字型であり得る。
少なくとも1つの中央框は、2つの中央框を備え得る。
各手用の桟は、各々の踏み段および中央框の両方に締結され得る。
一対の側方に位置付けられた框のそれぞれの少なくとも1つの遠位端は、隣接する一対の框に接続するための接続具を備え得る。
接続具は、隣接する框の重量荷担性能を維持するために、隣接する框が直接かつ互いに一直線に隣接することを可能にするように、各々の隣接する框の各々の表面に締結され得る。
手用の桟の一部の中央部分は、登り手用の門を画定するために取り外され得る。
梯子装置は、登り手が建物構造に向くような前向き構成で構成され得、門は、登り手が門を通じて建物構造の上げられた踊り場に足を踏み出すことを可能にするように、梯子装置の上部の場所に位置し得る。
梯子装置が、登り手が建物構造に背を向けるような後ろ向き構成で構成されるときに、門は、登り手が登り通路内に足を踏み入れることを可能にするように、梯子装置の地面の高さに位置し得る。
本発明の他の態様も開示されている。
図面の簡潔な記載
本発明の範囲内に入り得る任意の他の形態にもかかわらず、本開示の好適な実施形態が、ほんの一例として、添付の図面を参照してここで記載されることになる。
先行技術に従う梯子を示している。 先行技術に従う梯子を示している。 先行技術に従う梯子を示している。 先行技術に従う梯子を示している。 先行技術に従う梯子を示している。 先行技術に従う梯子を示している。 先行技術に従う梯子を示している。 先行技術に従う梯子を示している。 先行技術に従う梯子を示している。 本開示の好適な実施形態に従う、垂直に配向された梯子装置を示している。 本開示の好適な実施形態に従う、垂直に配向された梯子装置を示している。 本開示の好適な実施形態に従う、垂直に配向された梯子装置を示している。 本開示の好適な実施形態に従う、垂直に配向された梯子装置を示している。 本開示の好適な実施形態に従う、垂直に配向された梯子装置を示している。 本開示の好適な実施形態に従う、垂直に配向された梯子装置を示している。 図10〜15の垂直に配向された梯子装置を登る登り手の改善された登り姿勢を示している。 図10〜15の垂直に配向された梯子装置を登る登り手の改善された登り姿勢を示している。 図10〜15の垂直に配向された梯子装置を登る登り手の改善された登り姿勢を示している。 図10〜15の垂直に配向された梯子装置を登る登り手の改善された登り姿勢を示している。 本開示の一実施形態に従う、垂直に配向された梯子装置のさらにより単純な実施形態を示している。 本開示の一実施形態に従う、垂直に配向された梯子装置のさらなる実施形態を示している。 本開示の一実施形態に従う、単一の中央框を備える垂直に配向された梯子の一実施形態を示している。 本開示の一実施形態に従う、補強用の二重の中央框を備える垂直に配向された梯子の一実施形態を示している。 本開示の一実施形態に従う、隣接する梯子の部分品を接続するための接続部の詳細を示している。 本開示の実施形態に従う、垂直に配向された梯子用の頂部および底部の入口および出口の門を示している。 本開示の実施形態に従う、垂直に配向された梯子用の頂部および底部の入口および出口の門を示している。
実施形態の記載
本開示に従う原理の理解を促進する目的のために、ここで図面において例解されている実施形態に言及が行われることになり、特定の文言が同一のものを記載するのに用いられることになる。それにもかかわらず、本開示の範囲の限定がそれにより全く意図されていないことを理解されたい。関連する技術分野において技能のある者が通常思い付くことになるだろう、本明細書中で例解されている進歩的な特徴の任意の改変およびさらなる修正、および本明細書中で例解されているような本開示の原理の任意の追加の用途は、本開示の範囲内にあると見なされるべきである。
垂直に配向された梯子装置に関する構造、システムおよび関連する方法が開示および記載される前に、本明細書中で開示されている特定の構成、工程段階、および材料はいくらか変動することがあるので、本開示はそのようなものに限定されないことを理解されたい。本開示の範囲は請求の範囲およびその同等物のみにより限定されることはないため、本明細書中で使用されている術語は、特定の実施形態を記載する目的のためにのみ用いられており、制限的であることは意図されていないことも理解されたい。
本開示の主要部を記載および権利請求する際に、以下の術語が下記に述べられている定義に従って用いられることになる。
本明細書および添付の請求の範囲において用いられる際に、「一」、「一つ」、および「その」という単数形は、文脈が他に明確に規定していない限り複数の指示物を含むことに留意されたい。
本明細書中で用いられる際に、「備える」、「含む」、「包含する」、「を特徴とする」という用語、およびそれらの文法上の同等物は、追加の、列記されていない用語または方法の段階を除外しない、包括的なまたは制約のない用語である。
以下の記載においては、異なる実施形態における類似のまたは同じ参照数字が同じかまたは同様の特徴を示していることに留意されたい。
ここで図10に目を向けると、本開示の好適な実施形態に従う垂直に配向された梯子16が示されている。続く記載から明白になることになるように、梯子16は、安全性、登り手の疲労、有用性および同様のことに関する上記に記載されているものを含め、従来の配列の問題を排除するかまたは少なくとも実質的に改善する。
具体的には、下記にさらに詳細に記載されることになるように、梯子16は、登り手が安全性および有用性における上記の利点をもたらす改善された登り姿勢を採用することを可能にするために構成される。
図10で示されているように、梯子装置16は、一対の側方に位置付けられかつ垂直に配向された框12を備える。
梯子16は、側方の框12の各々の内面に不動に固定された対向する水平な踏み段11をさらに備える。図19に目を向けると、見てのとおり、水平な踏み段11は内方に突出しており、それにより、登り手が梯子を登る際に、登り手のそれぞれの各々の足の側方の足踏み運動を用いる登り手により昇段および降段のために各踏み段が側方に使用可能である。再び図10を考慮すると、実施形態において、水平な踏み段11は、使用中に登り手の足の側方運動を制限するための端突縁13を備え得る。
さらに、梯子16は、框12の間に延在する手用の桟14を備える。
改善された登り姿勢
ここで、上記に暗示されているように、実質的に図10で示されているような構成は、従来の梯子配列と比較して、登り手が改善された登り姿勢を採用することを可能にする。
見てのとおり、踏み段は、垂直な登り通路をそれらの間に画定するように側方に離間されている。
具体的には、図18に目を向けると、使用中の梯子装置16の上面図が示されている。見てのとおり、登り通路17は、対向する踏み段の間で少なくとも登り手の肩に合うように十分に広い。図18からも見てのとおり、登り手の腕は水平な踏み段11の間で前方に伸びている。このようにして、かつ下記により詳細に論じられることになるように、手用の桟14は、人間工学的な把持およびその使用を可能にするように、使用中に登り手の前方に適切に割り当てられる。具体的には、その人間工学的な使用は、1)登り手が水平な踏み段11の間にある登り通路の側方端内で登り手の腕を動かすことを可能にするための十分な空間の提供と、2)登り手が快適に曲げられた腕で登り手の肩と最も近接する桟を把持することができ、かつ真っ直ぐな腕で隣接する上部および下部の手用の桟14に手を伸ばしてその後把持することができることと、のうち少なくとも1つを備える。
同様に、ここで図19に目を向けると、十分に広い登り通路が少なくとも登り手の肩に合うことを可能にするための対向する踏み段11の離間を示している、使用中の梯子16の後部立面図が示されている。
見てのとおり、手用の桟14は、その人間工学的な把持を可能にするために、十分に前方に位置している。具体的には、見てのとおり、使用者の腕は、水平な踏み段11の間に合うように前方に配向されており、登り手の前で手用の桟14を容易に把持し、かつ登り手がより真っ直ぐな腕で次の隣接する上および下の手用の桟に手を伸ばすことを可能にするように自然に曲げられている。
具体的には、登り手が曲げられた腕で登り手の肩と実質的に一致する手用の桟14に手を伸ばすことを可能にするように、かつ真っ直ぐな腕で上部および下部の桟11への到達を可能にするように、桟11の前方の場所の範囲は登り手の腕および登り手の肩の長さの全範囲に介在する。
ここで、かつ再び図10に言及すると、梯子16の上記の構成は、登り手が実質的に図10で提供されているような改善された登り姿勢を採用することを可能にする。
見てのとおり、登り手の胴は、梯子の垂直軸をもって実質的に垂直に配向されている。言い換えれば、登り手の胴は、まるで登り手が自然に立っているかのように配向されている。
登り手の胴を実質的に垂直に位置付けることにより、梯子16は、梯子16につかまるための登り手の手に対する登り手の依存を有利に低減する。具体的には、認識することができるように、かつ従来の垂直な梯子配列を示している図1を参照すると、登り手の胴は梯子から離れて傾斜しており、登り手の腕に負担をかけている。そのようなものとして、図1の先行技術の配列において、もし登り手が桟から一瞬でも手を放せば、登り手は傾斜した胴の角度のために後方にぐらつき、直ちに梯子1から落下することになるだろう。
しかしながら、再び図10を考慮すると、登り手の胴を実質的に垂直に位置付けることにより、手用の桟14を把持することへの依存は低減されるかまたは完全に排除される。具体的には、図10から認識することができるように、登り手は桟から手を放し、桟につかまらずに梯子16を登ることさえできる。
このようにして、たとえ登り手が手用の桟14から手を放したとしても、登り手が梯子16から落下することはないだろうという点において、梯子16は安全性における利点を提供している。さらに、梯子16は、登り手が横桁14につかまることを必ずしも要求されないことから解放された手で物品を運ぶことを可能にする。
さらに、改善された登り姿勢において、登り手の腕は人間工学的な方法で手用の桟を選択的に把持することができる。具体的には、上記に暗示されているように、登り手が快適かつ人間工学的な方法で曲げられた腕で登り手の肩と最も近接する手用の桟14を把持することを可能にするように、かつ次の上部および下部の手用の桟14に手を伸ばすために登り手の腕を真っ直ぐにすることができるように、手用の桟は十分に前方に位置付けられている。
認識することができるように、図1で示されているもの等の従来の垂直な梯子配列の場合は、もし登り手が登り手の胴を垂直に位置付けようと試みれば、登り手は、桟が非人間工学的である登り手の肩に実質的に接するように登り手の腕をすぐ前にもっていくことを要求されることになるだろう。
さらに、見てのとおり、対向する踏み段11の離間は登り手の脚を広げる。そのようなものとして、改善された登り姿勢において、登り手は側方の安定性のために脚を離して広げている。やはり、図1で提供されているもの等の従来の垂直な梯子配列の場合は、梯子1は典型的に狭く、登り手の足を互いに実質的に隣接して置くことを要求する。このようにして、登り手は、物体に手を伸ばすときまたは梯子を昇段するとき等に、片側に傾きすぎることにより梯子から横へ度々落下する。この点について、梯子16は、登り手が梯子16の向かい側に手を伸ばすことをなお可能にし、そこで、登り手は、離間している足の姿勢で依然として安定し続けつつ、手用の桟14の間に登り手の腕を挿入することができることに留意されたい。
さらに、改善された登り姿勢において、登り手の重心は、登り手が手用の桟14から手を放したとしても落下するのを防ぐように、実質的に対向する踏み段11の間に在る。具体的には、図17に目を向けると、使用中の梯子16の側部立面図が示されている。このようにして、登り手は、手用の桟11から手を放し、踏み段の上でなお安定し続けることができる。
そのような姿勢は、見てのとおり、登り手の重心が梯子の桟の後ろに在る、従来の垂直な桟付きの梯子配列の図1で示されている実施形態と比較されるべきである。
様々な実施形態
梯子16は、本明細書中で記載されている実施形態の目的に適う範囲内にある異なる形状および構成を呈し得ることに留意されたい。
具体的には、図20に目を向けると、梯子16の第1の実施形態が示されている。見てのとおり、梯子16は、軽量の梯子構造を提供するように比較的少ない構成要素および材料を備える。具体的には、図20で示されているこの実施形態において、手用の桟14は、登り手によるその実利的な使用を可能にするために横桁14を十分に前方に設置するように、図に示されているとおりの実質的なU字型の水平な横断面を含む垂直に対向する踏み段11の間に延在している。
図21は、すぐに分かるとおり、踏み段11が交互に垂直に千鳥状である、梯子16のさらなる実施形態を示している。そのような千鳥状態は、図20で提供されている実施形態と比較して、要求される踏み段11の数の半減を有利に可能にする。
図21中の実施形態からも明白であるように、梯子16は、対応する交互の横桁14が対応する踏み段11から締結される、前方に位置する中央框18を備える。そのようなものとして、この実施形態において、各横桁14は、中央框18および側面踏み台11に接続するために90°の配向にわたり横切るように、水平な平面内で実質的なL字型を備える。
図22は、見てのとおり、梯子16が交互の踏み段11を同様に備えるが必ずしもそうではない、梯子16のなおさらなる実施形態を示している。図22の梯子16の1つの際立った態様は、梯子16が一対の中央の前方に位置する框19を備えることである。
一対の中央に前方に位置する框19は梯子16を補強し、その剛性および梯子16の重量荷担性能をさらに増加させる。さらに、中央に前方に位置する框19は、框19による建物構造への梯子16の締結を可能にする。
図23は、図22の実施形態に従う梯子の代替的な斜視図を示している。
隣接する梯子の部分品への接続
少なくとも図20、22および23で提示されている実施形態から見てのとおり、框12の端部は、梯子16の隣接する部分品への締結のための締結具を備える。このようにして、異なる所望の高さに到達するように付近の梯子の部分品16を利用して梯子組立体16の構築を可能にするために、梯子16を部分品の状態で製造することができる。
具体的には、図24は、隣接する梯子の部分品への締結のための、框12の各々の遠位端に位置する例示的な機械的接続の様々な図を示している。認識することができるように、締結具は、このようにして締結されるときに梯子16の重量荷担性能を妨げないように、框12の端部を通じて重量の伝達を可能にするために、框12の端部が互いに接することを可能にするような偏りのある継ぎ目板21を備える。
上部端門
ここで図25に目を向けると、梯子16が梯子から上げられた踊り場への登り手の転位を可能にするように構成されている、梯子16の一実施形態が示されている。
具体的には、図で見てのとおり、梯子16を登るときに、登り手が建物に向くような前向き構成24で梯子16を配列することができる。
しかしながら、上げられた踊り場に到達するときに、登り手が側方の框12の周りを登る必要性を否定するか、または踊り場の上部表面より上にある手用の桟を除かれるように、示されている実施形態で見てのとおり、手用の横桁14の中央部分が、登り手が梯子16を通じて前方に進んで踊り場に足を踏み出すことを可能にするために、上部端門を画定するように取り外されている。
また示されているように、登り手が建物に背を向ける後ろ向き構成23で梯子16を配列することができる。そのようなものとして、上げられた踊り場に到達するときに、登り手は踊り場に足を踏み出すために向き直ることのみを必要とする。
底部端門
図25を参照して記載されたのと同様の方法で、実施形態において、底部端門をもって梯子16を構成することができる。
具体的には、図26は、見てのとおり、1つの方法で、登り手が建物に背を向けるような後ろ向き構成27で梯子16を配列することができる、そのような実施形態を示している。
この実施形態において、かつ登り手が踏み段14の間にある登り通路に入ることを可能にするように、底部の手用の桟14の中央部分が底門27を創出するように取り外されている。
梯子25が前向き構成24で提供されている代替的な実施形態において、登り手は単に梯子16に足を踏み出すことができるので、桟11を修正する必要はない。
認識することができるように、前向き構成24については、上門のみが要求される必要がある。逆に、後ろ向き構成27については、下門27のみが要求されることになるだろう。
風力発電機および同様のものの内部における用途等についての実施形態において、梯子26は、底門27または上門22を要求せずに、回転して偏りのある梯子の入口と出口との間で転位するように、中央軸の周りでねじれていることがあることに留意されたい。
解釈
実施形態:
本明細書の全体にわたる「1つの実施形態」または「一実施形態」への言及は、その実施形態に関係して記載されている特定の特徴、構造または特質が本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。そのため、本明細書の全体にわたる様々な個所における「1つの実施形態において」または「一実施形態において」という句の出現は、同じ実施形態に必ずしも全て言及していないが、全て言及していることもある。さらに、本開示から当業分野における通常の技能を有する者にとって明白であることになるだろうように、1つ以上の実施形態において、特定の特徴、構造または特質を任意の適当な方法で組み合わせることができる。
同様に、本発明の実例の実施形態の上記の記載において、本開示を簡素化し、様々な進歩的な態様のうち1つ以上の理解を支援する目的のために、本発明の様々な特徴がそれらの単一の実施形態、図、または記載に時々まとめられていることを認識されたい。しかしながら、この開示方法は、権利請求されている発明が各請求項で明白に列記されているより多くの特徴を要求するという意図を反映するものとして解釈されるべきではない。むしろ、以下の請求の範囲が反映しているように、進歩的な態様は単一の先の開示されている実施形態の全部より少ない特徴に在る。そのため、特定の実施形態の詳細な記載の次の請求の範囲は、これにより、各請求項が本発明の別個の実施形態として独立している状態で、この特定の実施形態の詳細な記載に明白に組み込まれている。
さらに、本明細書中で記載されているいくつかの実施形態はいくつかの特徴を含むが、他の実施形態に含まれる他の特徴は含まないものの、異なる実施形態の特徴の組み合わせは、当業者により理解されることになるだろうように、本発明の範囲内にあり、異なる実施形態を形成するように意図されている。例えば、以下の請求の範囲において、権利請求されている実施形態の何れも任意の組み合わせで用いることができる。
対象の異なる事例
本明細書中で用いられる際に、別段の定めがない限り、共通の対象を記載するための「第1」、「第2」、「第3」等の序数形容詞の使用は、単に同様の対象の異なる事例が言及されていることを示しており、そのように記載されている対象が、所与の順序通りに、時間的、空間的のどちらかに、序列通りに、または任意の他の様式になければならないことを暗示することは意図されていない。
特定の詳細
本明細書中で提供されている記載において、多数の特定の詳細が明記されている。しかしながら、こうした特定の詳細なしで本発明の実施形態を実践することができることが理解される。他の事例において、周知の方法、構造および技術は、本記載の理解を曖昧にしないように詳細には示されていない。
術語
図面で例解されている本発明の好適な実施形態を記載する際に、特定の術語が明確性のために頼られることになる。しかしながら、本発明は、そのように選択された特定の用語に限定されることを意図されておらず、各特定の用語が、同様の技術的な目的を達成するために同様の方法で機能する全ての技術的な同等物を含むことを理解されたい。「前方に」、「後方に」、「半径方向に」、「周辺に」、「上方に」、「下方に」、および同様のもの等の用語は、基準点を提供するための便宜上の語として用いられており、制限的な用語として解釈されるべきではない。
備えることおよび含むこと
続く請求の範囲において、かつ本発明の先行する記載において、文脈が明白な文言または必要な暗示に起因して他に要求するところを除いて、「備える」という語、あるいは「備え」または「備えること」等の変化形が、包括的な意味で、すなわち、本発明の様々な実施形態におけるさらなる特徴の存在または追加を除外するためではなく、述べられている特徴の存在を明示するために用いられている。
本明細書中で用いられる際の含むこと、含む、または含みという用語の何れか1つは、他のものを除外するのではなく、少なくともその用語に続く要素/特徴を含むことも意味する制約のない用語でもある。そのため、含むことは、備えることと同義でありかつこれを意味する。
発明の範囲
そのため、本発明の好適な実施形態であると思われるものが記載されてきたものの、本発明の精神から逸脱せずに他のおよびさらなる修正をそこに行うことができ、本発明の範囲内に入るような全ての変化および修正を権利請求することが意図されていることを、当業者は認識することになる。例えば、上記に与えられている任意の慣習的方法は、単に用いることができる手順を表している。機能性をブロック線図から追加または削除してよく、動作を機能ブロックの間で入れ替えてよい。本発明の範囲内で記載されている方法に、段階を追加または削除してよい。
本発明は特定の実例を参照して記載されてきたが、多くの他の形態で本発明を具現することができることが当業者により認識されることになる。
産業上の適用可能性
記載されている配列が梯子産業に適用可能であることは、上記から明白である。

Claims (11)

  1. 2つの垂直な側部框および2つの垂直な前部框を備える垂直段梯子であって、前記2つの垂直な前部框の間の距離は、前記2つの垂直な側部框の間の距離より短く前記2つの垂直な側部框のそれぞれの内側に接続された水平な踏み段は、それらの間を登るために離間されており、水平な桟部材は、前記2つの垂直な前部框の間に接続された前部分、および、前記2つの垂直な前部框のうち1つに隣接して直角に屈曲する側部分をそれぞれ有し、前記水平な桟部材は、前記前部分および前記側部分により、各桟部材が前記2つの垂直な側部框のどちらとも直接接続されない、前記側部分の末端と各々の垂直な側部框の内側面との間に各々の踏み段を固定し、垂直に隣接する水平な桟部材の側部分は、垂直に隣接する側部分の間の離間が垂直に隣接する前部分の間の離間より大きいように、前記側部分が存在する側にありかつ直接接続されていない踏み段が固定される側部框に隣接して位置している、垂直段梯子。
  2. 踏み段は、その中間部分において、前記各々の垂直な側部框の内側面に固定される、請求項1に記載の垂直段梯子。
  3. 踏み段は、前記各々の垂直な側部框の内側面において、昇段のための水平な板および側方の直立して直交する突縁を備える、請求項1に記載の垂直段梯子。
  4. 各側部分は、各々の水平な板の下に接続される、請求項3に記載の垂直段梯子。
  5. 各側部分は、前記各々の水平な板の内縁において接続される、請求項4に記載の垂直段梯子。
  6. 前記桟部材の前部分は、前記2つの垂直な前部框の内側面に接続される、請求項1に記載の垂直段梯子。
  7. 前記桟部材は管状である、請求項1に記載の垂直段梯子。
  8. 前記2つの垂直な前部框の間の前部分のない垂直な部分品をさらに備える、請求項1に記載の垂直段梯子。
  9. 前記2つの垂直な側部框は、使用中に別の組の2つの垂直な側部框を接続するための接続部内で終端する、請求項1に記載の垂直段梯子。
  10. 前記接続部は、重なり合う接続板を備える、請求項9に記載の垂直段梯子。
  11. 前記重なり合う接続板は、各々の垂直な側部框の外側面にあり、各接続板は、それを通じる締結具の挿入のために並置する開口を有する、請求項10に記載の垂直段梯子。
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