JP3113335U - 表面加工による滑り止め - Google Patents

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Abstract

【課題】 本考案は、家屋内の建具に過度の摩擦を生じることなく滑り止めを施し、安全に建具を利用できる表面加工による滑り止めを提供することを目的とする。
【解決手段】 本考案の表面加工による滑り止めは、家屋内において、加工された木材、例えば段差スロープ、階段、踏み台、手摺り等の表面に数mm露出するように所定幅、所定長さで人工芝を埋設したものである。段差スロープ1は、敷居の高さに相当する高さで、敷居方向に沿った垂直面3と、前記垂直面3頂部から床板へ敷居から遠ざかる方向へ傾斜した傾斜面4と、前記垂直面3と前記傾斜面4とを連結する水平面5とからなる断面垂直三角形をなし、前記傾斜面4表面には敷居方向に沿った溝6を複数個設け、該溝6に人工芝2を挿入したものである。
【選択図】 図1

Description

本考案は、家屋内の加工された木材、例えば階段スロープ、踏み台、手摺り等に利用される、表面加工による滑り止めに関する。
近年、老人の人口比が増してきており、家屋内でも老人向けの建具も開発されつつある。
例えば、老人や足の不自由な人の歩行の利便のために廊下や浴室に手摺りを設けたり、バリアフリーと称して、敷居などの段差がある個所に段差スロープを設けたりして、老人や足の不自由な人が歩行時に転倒しないようにしている。
また、段差スロープの傾斜面が滑り易いことから、傾斜面に凹凸やゴムなどのすべり止めを施したりする公知技術として、特許文献1がある。
前記公知技術は、図5に示すように、斜面1を有し、該斜面1にはすべり止め2が設けられ、裏面に粘着剤を付着させる場所3を有する斜台であって、家屋内の敷居にかけて、床に接着固定することにより、斜面1に沿って上り下りすれば安心して敷居を越えることが出来るものである。
しかし、前記すべり止め2は斜面1に凹凸やゴムなどを施したりしているため、逆に子供にとってはこのすべり止めに引掛かって転んでケガをする場合も生じているし、また一般の手摺り等もすべり易いものであった。
特開平9−189117号公報
そこで、本考案は、家屋内の建具に過度の摩擦を生じることなく滑り止めを施し、安全に建具を利用できる表面加工による滑り止めを提供することを目的とする。
本考案の表面加工による滑り止めは、家屋内の、敷居の高さに相当する高さで、敷居方向に沿った垂直面と、前記垂直面頂部から床板へ敷居から遠ざかる方向へ緩やかに傾斜した傾斜面と、前記垂直面と前記傾斜面とを連結する水平面とからなる断面垂直三角形をなした段差スロープにおいて、前記傾斜面には敷居方向に平行に沿った所定幅、所定長さで細長溝を複数個設け、該細長溝に前記傾斜面表面に数mm露出するように人工芝を埋設したものである。
また、家屋内の、上下2段の踏み板を備えたボックス状又は階段状をなした踏み台において、前記踏み板には左右方向に平行に沿った所定幅、所定長さで細長溝を複数個設け、該細長溝に前記踏み板表面に数mm露出するように人工芝を埋設したものである。
また、家屋内の、長尺の円棒状をなした手摺りおいて、該手摺りの円周面に軸線方向に沿ってほぼ真横か少し上に所定幅、所定長さで細長溝を1個又は2個形成し、該細長溝に前記手摺り表面に数mm露出するように人工芝を埋設したものである。
以上述べた如く、本考案の表面加工による滑り止めは、家屋内において、加工された木材、例えば段差スロープ、階段、踏み台、手摺り等の表面に数mm露出するように所定幅、所定長さで人工芝を埋設したものであるため、手や足に触れたときの違和感がなく、かつ過度の摩擦抵抗もなく滑り止めとして利用することが出来る。
また、人工芝であるため、雑巾等で清掃する際にも凹凸やゴムの抵抗感などなく綺麗に加工された木材の表面を拭くことが出来る。
本考案の表面加工による滑り止めは、家屋内において、加工された木材、例えば段差スロープ、階段、踏み台、手摺り等の表面に数mm露出するように所定幅、所定長さで人工芝を埋設したものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第一実施例として、段差スロープ1に人工芝2を形成した場合について、図1、2に基づいて説明する。
段差スロープ1は、図1に示すように、敷居の高さに相当する高さで、敷居方向に沿った垂直面3と、前記垂直面3頂部から床板へ敷居から遠ざかる方向へ傾斜した傾斜面4と、前記垂直面3と前記傾斜面4とを連結する水平面5とからなる断面垂直三角形をなし、前記傾斜面4表面には敷居方向に沿った溝6を複数個設け、該溝6に人工芝2を挿入したものである。
前記溝6の深さは、前記人工芝2を埋設した時に、人工芝2の先端が傾斜面4の表面から数mm露出するように形成する。
また、段差スロープ1の移動を防止するために水平面5下部に接着面(図示せず)、例えば粘着剤を塗布したり、両面接着テープを貼ったりすることもできる。
図2に示すように、床板7と敷居8とのに段差があった場合には、垂直面3を敷居8に接するように配置し、敷居8の両側に水平面5下部の接着面により床板7に固定する。
そして、床板7と敷居8とは傾斜面4で緩やかに連結されるので、床板7と敷居8との段差に躓いて転倒するようなことがなく、また傾斜面4の表面には人工芝2が数mm露出しているので傾斜面4を上り下りする時の滑り止め作用をする。
すなわち、人工芝2は、上から踏まれると足形状に押し潰されて変形し、変形部分が摩擦抵抗となって滑り止めとなり、また足を引きずった場合には人工芝2が横倒しになり摩擦抵抗とはならず人工芝2に引掛かって転ぶことはない。
第二実施例として、踏み台9に人工芝2を形成した場合について、図3に基づいて説明する。
踏み台9は、図3に示すように、上下2段の踏み板10を備えたボックス状又は階段状をなし、前記踏み板10表面には左右方向に沿った溝6を複数個設け、該溝6に人工芝2を挿入したものである。
前記溝6の深さは、前述と同様に、前記人工芝2を埋設した時に、人工芝2の先端が踏み板10の表面から数mm露出するように形成する。
そして、人工芝2は、上から踏まれると足形状に押し潰されて変形し、変形部分が摩擦抵抗となって滑り止めとなる。
なお、踏み台9で説明したが、2階建ての昇降階段のステップであっても同様に人工芝を使用することが出来る。
第三実施例として、手摺り11に人工芝2を形成した場合について、図4(a)(b)に基づいて説明する。
図4(a)は手摺り11を手摺り立て子12で横方向から支持する場合の横断面図であり、図4(b)は手摺り11を手摺り立て子12で下方向から支持する場合の横断面図である。
手摺り11は、長尺の円棒状をなし、図4(a)(b)に示すように床面13から立ち上げたり、側壁面に取り付けたりして使用される。
手摺り11の円周面に軸線方向に沿って溝6を1個又は2個形成し、該溝6に人工芝2を挿入する。
前記溝6の深さは、前述と同様に、前記人工芝2を埋設した時に、人工芝2の先端が円周面の表面から数mm露出するように形成する。
なお、円周面の表面から数mm露出した人工芝2の上下端を切断して円弧面となるようにしても良い。
円周面上の溝6の位置は、手摺り11の使用形態によって変化するが、一般に手を伸ばした状態で手摺り11に掴まる場合が多いので、手摺り11から片手分離れた位置に人が立つため溝6はほぼ真横か少し上に形成すると良い。
本考案の第一実施例の段差スロープの斜視図である。 本考案の第一実施例の段差スロープの使用状態の断面図である。 本考案の第二実施例の踏み台の斜視図である。 本考案の第三実施例の手摺りの断面図である。 従来の段差スロープの斜視図である。
符号の説明
1 段差スロープ
2 人工芝
3 垂直面
4 傾斜面
5 水平面
6 溝
7 床板
8 敷居
9 踏み台
10 踏み板
11 手摺り
12 手摺り立て子
13 床面

Claims (3)

  1. 家屋内の、敷居の高さに相当する高さで、敷居方向に沿った垂直面と、前記垂直面頂部から床板へ敷居から遠ざかる方向へ緩やかに傾斜した傾斜面と、前記垂直面と前記傾斜面とを連結する水平面とからなる断面垂直三角形をなした段差スロープにおいて、前記傾斜面には敷居方向に平行に沿った所定幅、所定長さで細長溝を複数個設け、該細長溝に前記傾斜面表面に数mm露出するように人工芝を埋設したことを特徴とする表面加工による滑り止め。
  2. 家屋内の、上下2段の踏み板を備えたボックス状又は階段状をなした踏み台において、前記踏み板には左右方向に平行に沿った所定幅、所定長さで細長溝を複数個設け、該細長溝に前記踏み板表面に数mm露出するように人工芝を埋設したことを特徴とする表面加工による滑り止め。
  3. 家屋内の、長尺の円棒状をなした手摺りおいて、該手摺りの円周面に軸線方向に沿ってほぼ真横か少し上に所定幅、所定長さで細長溝を1個又は2個形成し、該細長溝に前記手摺り表面に数mm露出するように人工芝を埋設したことを特徴とする表面加工による滑り止め。
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