JP3161796U - 玄関台 - Google Patents

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Abstract

【課題】バリアフリーの平面の玄関あるいは昔ながらの式台を持つ高い段差のある玄関では、高齢者、幼児にあっても安全に靴を履き脱ぎすることを可とする玄関台を提供する。【解決手段】滑りにくい足置き台1の表面一端に略逆U字状の手摺り3を立設し、裏面には所定高さを得るため台棧2を配する。又、台棧の底には高低のアジャスター21を配置して、均一に平らでない土間、あるいはバリアフリーの玄関に設置し、高齢者でも体勢を崩したり、転倒することなく靴の履き脱ぎを可能とする。【選択図】図1

Description

本考案は、玄関等に補助的に設置し、靴の履き脱ぎ時に使用するものであり、特には台表面に滑り止めの加工を施し、片足立ちなどの不安定な姿勢を支える手摺りを設けること、さらに台自体の安定性を高める構成とすることによって、幼児、高齢者の使用時の安全を考慮した玄関台に関するものである。
バリアフリーの採用など、現代の画一化された一部の住宅を除けば、日本の住宅における玄関の様相は千差万別である。特に地方、田舎の昔ながらの日本風家屋では、土間に面した部屋の縁あるいは式台から、土間までの相当の高さを降りる形の玄関が多く見られる。これらの玄関では、まず縁あるいは式台に腰を下ろし、履き物の履き脱ぎを行うものであるが、その高低差のため、幼児、高齢者等では困難な動作となることがあった。縁は玄関での来客の対応のため腰を下ろすという目的も持つため、相当の高さであり、長年の使用で摩耗し滑りやすくなっている場合が多く、危険なことが見られた。また、縁あるいは式台が設けられていない場合では、直接土間へ足を踏み出すか、履き物の上へ足をつき、それから履き物を履く動作に入ることが見られた。また、バリアフリーとなった玄関においても、高齢者にとっては、手を支えるものがない場合もあり、靴の履き脱ぎに関していえば課題の残るものであった。
本願では、玄関において靴の履き脱ぎをする際に生じる種々の課題を解決するものである。まず滑り易いタイルがひかれ、床との段差が解消されたバリアフリーの玄関等においての靴の履き脱ぎは、高齢者にとって一見何の問題もないように思えるが、特に履く際には不安定となる体を支えるものが無く、壁際あるいは下駄箱等、手近な物まで手を伸ばす必要がある。また、玄関の土間と廊下、部屋との間に段差のある、多く見られる玄関の場合では、廊下あるいは部屋の端の縁あるいは式台に腰を掛け、履き脱ぎをするのが楽な動作であるが、他家を訪問した際にはそのような行動が不作法となる場合もあり、よろけたり、時には尻餅をつくようなことも見られるものである。
本願では以上のような課題を解決するため、玄関に設置して靴の履き脱ぎを安定した姿勢で行える玄関台を開示する。
本願の採用する手段は、滑り止めを施した足置き台を床面より所定高さを確保する台棧で支持し、足置き台の端部には手摺りを立設し、当該手摺りを設けた側の台棧部には横倒れ防止具を添設するものである。
本願を使用して靴を履く場合、使用者は先ず手摺りを持って体を支えながら足置き台に乗り、その姿勢で足置き台の前の靴に足を入れるものであり、その間体は手摺りで支えられているため、ふらつくことはない。また、足置き台表面は滑り止め加工されているため、片足立ちで重心が移動する際にも滑ることが防げる。それでも万が一体がふらついた場合には、手摺り側の台棧に添設した横倒れ防止具が当該玄関台自体の転倒を防ぐ。
また足置き台は、両端裏面に配置された台棧により所定高さに固定されており、台棧の間には靴が収納できるものである。また、本願を高低差の大きい昔風の玄関に設置することにより、床面と上がり口の間に補助的に段差を設けることとなり、体の不自由な高齢者であっても、安定した補助足場上を手摺りを持って、容易に上がり下りが可能となるものである。
本考案の最良の実施形態は、使用者の体重で撓みの出ない厚手の板材で足置き台を形成し、その表面は滑り止め加工を施す。また足置き台を支える台棧も使用者の重量に耐えるだけではなく、滑り易いタイルの上などでの使用でも滑りが出ないよう、断面を幅広に構成し、それぞれの両端部にネジ式のプラスチック製アジャスターを配置して、床面の不均一な玄関でも水平を保てるよう配慮するとともに支持点の摩擦係数の向上を図る。
足置き台の一端部に立設する構成の手摺りは、逆U字状に設置されるが、足置き台一端の両側端部に穿孔し、当該孔に挿入した上で裏側よりネジ止めされる。立設状態となった手摺りのそれぞれの基部には、足置き台との間に略L字状の補強金具で補強を行う。
また、手摺りを立設した側の台棧には、台棧とほぼ同長の直角三角柱形状の横倒れ防止具を配置する。台棧の床接触面に直角部を添わせて台棧側に添設するものである。
本考案に係る玄関台の実施例を示す。
1は足置き台、2は台棧、3は手摺り、4は横倒れ防止具、5は補強金具である。
補強金具を除く部材はすべて松材(木目が浮き出るような木材)を使用する。
足置き台1は40mm厚で、表面になる側は年輪の凹凸を浮き立たせる、いわゆるうづくり加工を施す。この加工を施すことにより、本来の目的である滑り止めとなるほか、立体感が生まれ、木の持つ柔らかな風合いを目と足の裏両方で感じ取ることができる。また可視光線を吸収するため、高齢者の衰えた視力でも反射によって遠近感を失うことが防げるほか、梅雨時の湿度の多い時期でも結露して滑り易くなるのを防ぐことができる。一端部には手摺りを立設するための孔を1対板厚半ばまで穿孔する。
台棧2は足置き台1の裏面両端部に固定するが、足置き台1の幅と同等とし、下に靴を収納できる高さに構成する。床との接触面には両端にアジャスター21を配置して、高さ調節可能な4点支持とする。これは本願を土間など、床面が不均一な場所へ設置するための対策である。
手摺り3は、足置き台1,台棧2と同じ松材(木目が浮き出るような木材)の加工により形成する。握り易さを考えて直径35mm程度の円柱状に切削加工し、略U字状に形成する際の曲がりの部分は、別加工で作製して接続する。U字の両辺間には上下に連結棧6を配置して補強をし、靴ベラなどの掛止用ともなる。また、両辺端には所定長を残してボルトを埋め込み、足置き台1との接合に用いる。足置き台1の一端には一対の半貫通孔が設けられているので、そこへU字両辺端を嵌入し、裏面よりナットで固定する。本願では足置き台1との調和および玄関で主として使用される、という使用環境を考慮して同質材を使用したが、より安価に製作するには塩ビのパイプ等を使用しても同等効果を有する。
足置き台1上に立設された手摺り3の基部には両辺ともそれぞれ略L字状の補強金具5が配置され、足置き台1,手摺り3の間がビス止め固定される。また、台棧2のうち、手摺り側の台棧2側面には、台棧2と同長の直角三角柱で成る横倒れ防止具4が、その直角を構成する面が、台棧2側面と床面に対応して添設状態に固定されており、本願自体の手摺り3方向への傾きを防止する。
以上のような構成でなる本考案であるが、その使用に当たっては、玄関の床面に本願を置き、足置き台1上を押さえてそのぐらつきを確認する。安定が悪い場合は、台棧2下面のアジャスター21を回して本願自体が正確に4点支持されるよう調節を行う。
正しく設置された後の使用については、靴を脱いで上がる場合、靴を履く場合も同じように、足置き台1の上では素足あるいは靴下を履いた状態であり、台表面の滑り止め加工、うづくり加工が滑りを防止し、また、手摺り3が片足立ちの不安定な姿勢を補助して、高齢者であっても転倒などの事故の発生を防止する。
本願の設置はバリアフリーの玄関では転倒防止に有効であるし、土間より式台を経て部屋へ出入りする、昔風の建築においても、式台と土間の間に補助的に段差を設けることとなり、高齢者であっても、上り下りが容易となるものである。
本実施例では、実寸で足置き台が700mm程度の例を述べたが、第4図に示すよう、足置き台1の長さを1m程度とした場合、台棧2は中央にもう1本追加して構成し、余裕を持った上がり下りを期待すること、さらに台を長くして台棧を増やし、両端に手摺りを設け、二人同時に使用を可能とすることなど、設計上の変更も同等効果を有するものである。
本考案の実施例の斜視図を示したものである。 本考案の実施例の正面図を示したものである。 本考案の実施例の側面図を示したものである。 本考案の他の実施例の斜視図を示したものである。
1 足置き台
2 台棧
21 アジャスター
3 手摺り
4 横倒れ防止具
5 補強金具
6 連結棧

Claims (1)

  1. 表面の木目を浮き立たせる加工を施した長方形の足置き台1の一端辺に添って丸棒形状を略逆U字状に加工した手摺り3を立設し、足置き台1裏面には所定間隔で台棧2を固定し、台棧の両端部下面にはそれぞれ高さ調節アジャスターを配置し、手摺り3側の台棧2側面には、直角三角柱の直角を構成する面を床面と台棧に対応させて固定したことを特徴とする玄関台。
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