JPH03429Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH03429Y2 JPH03429Y2 JP11411785U JP11411785U JPH03429Y2 JP H03429 Y2 JPH03429 Y2 JP H03429Y2 JP 11411785 U JP11411785 U JP 11411785U JP 11411785 U JP11411785 U JP 11411785U JP H03429 Y2 JPH03429 Y2 JP H03429Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- manhole
- footrest
- foot
- wall
- legs
- Prior art date
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- Expired
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用)
本考案は、マンホール内壁に取り付けて使用さ
れる足掛具に関するものである。
れる足掛具に関するものである。
(従来の技術)
従来、マンホールに取付けられる昇降用の足掛
具としては、第8図に示すように、マンホール内
壁83に埋設される二本の取付用脚部80,80
と、該二本の脚部80,80の先端間に連接され
た足掛部81とよりコ字形状に形成し、足踏部8
1に両足を同時に掛けられるように幅広に構成し
たものがある。このタイプの足掛具82はマンホ
ール内壁83に上下方向に一列に並ぶように取り
付けて使用される。
具としては、第8図に示すように、マンホール内
壁83に埋設される二本の取付用脚部80,80
と、該二本の脚部80,80の先端間に連接され
た足掛部81とよりコ字形状に形成し、足踏部8
1に両足を同時に掛けられるように幅広に構成し
たものがある。このタイプの足掛具82はマンホ
ール内壁83に上下方向に一列に並ぶように取り
付けて使用される。
(考案が解決しようとする問題点)
この従来の足掛具82は、鉄筋84をコ字形状
に折り曲げて製作されるため、足踏部81の外側
コーナ部位の曲率半径がいきおい大となり、足踏
部81の有効長さLがその分だけ実質的に短いも
のとなつている。また、足踏部81のコーナ部位
における外周面が丸味を帯びているため、作業者
は足を踏み外しやすく、マンホール昇降における
安全性の観点から改善の余地がある。
に折り曲げて製作されるため、足踏部81の外側
コーナ部位の曲率半径がいきおい大となり、足踏
部81の有効長さLがその分だけ実質的に短いも
のとなつている。また、足踏部81のコーナ部位
における外周面が丸味を帯びているため、作業者
は足を踏み外しやすく、マンホール昇降における
安全性の観点から改善の余地がある。
昇降時の安全性を高めるには足踏部81を長く
すればよいが、足踏部81を長くすると脚部8
0,80間の寸法も長くなる。その結果、規格製
品のマンホール壁体、すなわち、足掛具取付用孔
85,85間の寸法が所定値に規格化されたタイ
プのマンホール壁体83に対して、前記脚部8
0,80間の寸法が対応できなくなるため、足掛
具82を前記マンホール壁体83に取り付けるこ
とが困難になる。
すればよいが、足踏部81を長くすると脚部8
0,80間の寸法も長くなる。その結果、規格製
品のマンホール壁体、すなわち、足掛具取付用孔
85,85間の寸法が所定値に規格化されたタイ
プのマンホール壁体83に対して、前記脚部8
0,80間の寸法が対応できなくなるため、足掛
具82を前記マンホール壁体83に取り付けるこ
とが困難になる。
本考案は、上記した問題点に鑑みてなされたも
ので、マンホール昇降の安全性を高め規格製品の
マンホール壁体に対応できる足掛具を提供するも
のである。
ので、マンホール昇降の安全性を高め規格製品の
マンホール壁体に対応できる足掛具を提供するも
のである。
(問題点を解決するための手段)
かかる目的を達成するため、本考案の手段は、
一対の取付用脚部を有する足掛具の足踏部両端
を、マンホールの内壁またはその近傍まで延長さ
せたことを特徴とするものである。足踏部の前記
延長部をマンホール内壁に当接させる場合は、該
延長部の先端面をマンホール内壁面と対応する形
状に構成する。このように構成すれば、足掛具の
マンホール内壁に対する取付位置を自動的に位置
決めできる。この延長部は単に作業者の踏外し防
止のため足場部分にとどまらず、昇降の際のグリ
ツプ部分としても有効に機能する。延長部の両端
の上面に突出部を形成すれば、突出部が踏み足や
握り手の滑り移動を確実に防ぐストツパとしての
役目を果すものとなる。
一対の取付用脚部を有する足掛具の足踏部両端
を、マンホールの内壁またはその近傍まで延長さ
せたことを特徴とするものである。足踏部の前記
延長部をマンホール内壁に当接させる場合は、該
延長部の先端面をマンホール内壁面と対応する形
状に構成する。このように構成すれば、足掛具の
マンホール内壁に対する取付位置を自動的に位置
決めできる。この延長部は単に作業者の踏外し防
止のため足場部分にとどまらず、昇降の際のグリ
ツプ部分としても有効に機能する。延長部の両端
の上面に突出部を形成すれば、突出部が踏み足や
握り手の滑り移動を確実に防ぐストツパとしての
役目を果すものとなる。
(作用)
本考案の足掛具のように、足踏部の両端をマン
ホール内壁またはその近くまで延長させる構成に
すれば、足踏部の有効長さがその分だけ長くな
り、昇降時における足の踏外しが防止される。も
し、作業者が足踏部の端方向へ足を滑らしたとし
ても、マンホールの内壁により足の滑りが確実に
阻止されるため、作業者が延長部の外側に足を滑
らせて踏み外すことはない。
ホール内壁またはその近くまで延長させる構成に
すれば、足踏部の有効長さがその分だけ長くな
り、昇降時における足の踏外しが防止される。も
し、作業者が足踏部の端方向へ足を滑らしたとし
ても、マンホールの内壁により足の滑りが確実に
阻止されるため、作業者が延長部の外側に足を滑
らせて踏み外すことはない。
本考案では足踏部の長さが実質的に長くなつて
も、一対の取付用脚部間の離間寸法は、足踏部の
長さに関係なく所定値に設計しうる。したがつ
て、本考案の足掛具は、規格製品であるマンホー
ル壁体の一対の孔に、脚部を容易に取り付けるこ
とができる。
も、一対の取付用脚部間の離間寸法は、足踏部の
長さに関係なく所定値に設計しうる。したがつ
て、本考案の足掛具は、規格製品であるマンホー
ル壁体の一対の孔に、脚部を容易に取り付けるこ
とができる。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示す
もので、足掛具1は、鋳造品の鉄筋2に合成樹脂
3を被覆して製作されている。この足掛具1の構
成は、マンホール壁体4を貫通してナツト締めに
て取り付けられる二本の取付用脚部5,5と二本
の脚部5,5間に連接された足踏部6と、該足踏
部6の両端にまつすぐ延設され円形マンホールの
内壁面4aに近接する延長部7,7とからなつて
いる。延長部7,7と前記内壁面4a間の寸法G
は、本実施例ではこの間を手指が通らないよう10
mm以下に設定されている。
もので、足掛具1は、鋳造品の鉄筋2に合成樹脂
3を被覆して製作されている。この足掛具1の構
成は、マンホール壁体4を貫通してナツト締めに
て取り付けられる二本の取付用脚部5,5と二本
の脚部5,5間に連接された足踏部6と、該足踏
部6の両端にまつすぐ延設され円形マンホールの
内壁面4aに近接する延長部7,7とからなつて
いる。延長部7,7と前記内壁面4a間の寸法G
は、本実施例ではこの間を手指が通らないよう10
mm以下に設定されている。
取付用脚部5,5はその取付端にネジ5a,5
aを有し、図示しないナツトで取り付けるように
しているが、この脚部5,5の取付端側をL字状
又はT字状に形成して埋込み方式で取り付けられ
るように構成してもよい。
aを有し、図示しないナツトで取り付けるように
しているが、この脚部5,5の取付端側をL字状
又はT字状に形成して埋込み方式で取り付けられ
るように構成してもよい。
足踏部6およびその延長部7,7の上下両面に
は滑り止め用の模様8が形成されている。また、
足踏部6および延長部7,7の脚部5,5側の側
面には、その全域に沿つて複数の指掛け用凹部9
が連続して設けられている。
は滑り止め用の模様8が形成されている。また、
足踏部6および延長部7,7の脚部5,5側の側
面には、その全域に沿つて複数の指掛け用凹部9
が連続して設けられている。
延長部7,7は所定値以上の長さに設定され、
延長部7,7と脚部5,5とマンホール壁体4と
の間に形成された空間部10に手指を挿入できる
ようになつている。そして、延長部7,7の略中
央部位の上下両面には、かすかな光を強い光で反
射する赤色リフレクタ11,11が固着されてい
る。。このリフレクタ11,11により、うす暗
いマンホール内においても足踏部6および延長部
7,7を明るくするとともに、足掛具1の足踏可
能な限界位置を明示している。延長部7,7の先
端面は、マンホールの内壁面4aの見合つた曲面
に形成されている。延長部7,7は、その先端面
が上記内壁面4aに当接するように取り付けても
よい。
延長部7,7と脚部5,5とマンホール壁体4と
の間に形成された空間部10に手指を挿入できる
ようになつている。そして、延長部7,7の略中
央部位の上下両面には、かすかな光を強い光で反
射する赤色リフレクタ11,11が固着されてい
る。。このリフレクタ11,11により、うす暗
いマンホール内においても足踏部6および延長部
7,7を明るくするとともに、足掛具1の足踏可
能な限界位置を明示している。延長部7,7の先
端面は、マンホールの内壁面4aの見合つた曲面
に形成されている。延長部7,7は、その先端面
が上記内壁面4aに当接するように取り付けても
よい。
以上の構成により、足掛具1の足場となる部分
の長さは、足踏部6の軸方向両側においてそれぞ
れ延長部7,7の寸法分だけ長くなつている。し
かも、この延長部7,7は足踏部6と同様に表面
滑止めが施され握りやすいものになつている。し
たがつて、作業者はリフレクタ11,11で足踏
位置とグリツプ位置を確認しながら、足掛け動作
及び握り動作をより確実に行うことができる。延
長部7,7がマンホール内壁面4a,4aに近接
しているので、足を踏外すことはない。
の長さは、足踏部6の軸方向両側においてそれぞ
れ延長部7,7の寸法分だけ長くなつている。し
かも、この延長部7,7は足踏部6と同様に表面
滑止めが施され握りやすいものになつている。し
たがつて、作業者はリフレクタ11,11で足踏
位置とグリツプ位置を確認しながら、足掛け動作
及び握り動作をより確実に行うことができる。延
長部7,7がマンホール内壁面4a,4aに近接
しているので、足を踏外すことはない。
実施例において、マンホール内壁面4aに当接
する鍔部12を脚部5に設けた場合は、壁体4に
対する足掛具1の取付位置を精度良く得ることが
でき、足掛具1の延長部7とマンホール内壁面4
aとの間の寸法Gをより正確、容易に設定するこ
とができる。
する鍔部12を脚部5に設けた場合は、壁体4に
対する足掛具1の取付位置を精度良く得ることが
でき、足掛具1の延長部7とマンホール内壁面4
aとの間の寸法Gをより正確、容易に設定するこ
とができる。
第5図ないし第7図はそれぞれ本考案の足掛具
1にサイドポール用の孔13,13を設ける場合
の態様例を示すものである。第5図のものは、足
踏部6の取付用脚部5,5と対応する箇所におい
て、該脚部5,5と反対側に孔13,13を設け
たものである。第6図のものは、延長部7,7の
端部に孔13,13を設けたものである。第7図
のものは、延長部7,7と脚部5,5とで形成さ
れた内側コーナ部位に孔13,13を設けたもの
である。これらの態様例において、図示しないサ
イドポールを孔13,13に差し込んで使用する
ことによつて、より一層の円滑な昇降動作と作業
能率の向上が可能になる。この場合、作業者が延
長部7,7の両側方向に足を滑らせても、サイド
ポールによつて足の滑り移動が確実に阻止され
る。
1にサイドポール用の孔13,13を設ける場合
の態様例を示すものである。第5図のものは、足
踏部6の取付用脚部5,5と対応する箇所におい
て、該脚部5,5と反対側に孔13,13を設け
たものである。第6図のものは、延長部7,7の
端部に孔13,13を設けたものである。第7図
のものは、延長部7,7と脚部5,5とで形成さ
れた内側コーナ部位に孔13,13を設けたもの
である。これらの態様例において、図示しないサ
イドポールを孔13,13に差し込んで使用する
ことによつて、より一層の円滑な昇降動作と作業
能率の向上が可能になる。この場合、作業者が延
長部7,7の両側方向に足を滑らせても、サイド
ポールによつて足の滑り移動が確実に阻止され
る。
(考案の効果)
以上のように本考案の足掛具は、一対の脚部間
を長くしなくても足掛部分の有効長さが長くなる
ので、規格製品のマンホール壁体に対応できると
ともに、昇降の際の足の踏みはずしを防止するこ
とができる。たとえ足踏部の延長部分両端に足を
滑らしたとしても、該足がマンホール内壁に当た
ることで足の滑りが確実に阻止されるため、昇降
安全性が従来に比し向上する。足掛部分の有効長
さが増大するにも拘らず、一対の脚部間の足踏部
の長さは変わらないので、足踏部の荷重強度が低
下することはない。
を長くしなくても足掛部分の有効長さが長くなる
ので、規格製品のマンホール壁体に対応できると
ともに、昇降の際の足の踏みはずしを防止するこ
とができる。たとえ足踏部の延長部分両端に足を
滑らしたとしても、該足がマンホール内壁に当た
ることで足の滑りが確実に阻止されるため、昇降
安全性が従来に比し向上する。足掛部分の有効長
さが増大するにも拘らず、一対の脚部間の足踏部
の長さは変わらないので、足踏部の荷重強度が低
下することはない。
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図はその背面図、第3図は第1図のA−A′線に
沿つた断面図、第4図は第1図の側面図、第5図
ないし第7図はそれぞれ本考案の足掛具にサイド
ポール用孔を形成した態様を示す平面図、第8図
は従来の足掛具を示す平面図である。 1……足掛具、4……マンホール壁体、5……
脚部、6……足踏部、7……延長部。
図はその背面図、第3図は第1図のA−A′線に
沿つた断面図、第4図は第1図の側面図、第5図
ないし第7図はそれぞれ本考案の足掛具にサイド
ポール用孔を形成した態様を示す平面図、第8図
は従来の足掛具を示す平面図である。 1……足掛具、4……マンホール壁体、5……
脚部、6……足踏部、7……延長部。
Claims (1)
- マンホール内壁に取り付けられる一対の脚部
と、該一対の脚部間に連接された足踏部と、該足
踏部の両端に延長して設けられ先端がマンホール
内壁に当接または近接する延長部とからなること
を特徴とするマンホール用足掛具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11411785U JPH03429Y2 (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11411785U JPH03429Y2 (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6226451U JPS6226451U (ja) | 1987-02-18 |
JPH03429Y2 true JPH03429Y2 (ja) | 1991-01-09 |
Family
ID=30996555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11411785U Expired JPH03429Y2 (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03429Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-25 JP JP11411785U patent/JPH03429Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6226451U (ja) | 1987-02-18 |
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