JPH0412112Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0412112Y2 JPH0412112Y2 JP1984033747U JP3374784U JPH0412112Y2 JP H0412112 Y2 JPH0412112 Y2 JP H0412112Y2 JP 1984033747 U JP1984033747 U JP 1984033747U JP 3374784 U JP3374784 U JP 3374784U JP H0412112 Y2 JPH0412112 Y2 JP H0412112Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- hand grip
- receiving frame
- handgrip
- hand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 8
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 5
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 2
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、マンホール等の地下構造物への昇降
の際に手で掴んだり、脚を掛けたりする手握りを
備えた地下構造物用枠の手握り構造に関する。
の際に手で掴んだり、脚を掛けたりする手握りを
備えた地下構造物用枠の手握り構造に関する。
マンホール等の地下構造物を構成する側塊の上
端に設置される地下構造物用枠には、たとえば意
匠登録第552110号公報に開示されているように、
作業者の昇降を容易にするための手掛り、脚掛り
となるいわゆる手握りが取付けられているものが
ある。
端に設置される地下構造物用枠には、たとえば意
匠登録第552110号公報に開示されているように、
作業者の昇降を容易にするための手掛り、脚掛り
となるいわゆる手握りが取付けられているものが
ある。
この公報に示された手握りは、中央に形成され
た把持部の両端から伸延する脚部がマンホール枠
に設けられた係止部に固着された構造を有するも
のである。
た把持部の両端から伸延する脚部がマンホール枠
に設けられた係止部に固着された構造を有するも
のである。
このように脚部の両端を固着することによつて
手握りはマンホール枠に強固に取付けられる。し
かし、このような棒状体をマンホールの内周に渡
したものでは、マンホールの開口部面積のかなり
の部分が占有されるため、内部への昇降の際には
障害となる。また、この手握りをマンホール枠に
取付ける際には両端を固着しなければならないの
で、作業も煩わしいものになる。
手握りはマンホール枠に強固に取付けられる。し
かし、このような棒状体をマンホールの内周に渡
したものでは、マンホールの開口部面積のかなり
の部分が占有されるため、内部への昇降の際には
障害となる。また、この手握りをマンホール枠に
取付ける際には両端を固着しなければならないの
で、作業も煩わしいものになる。
そこで、本考案は、このような従来の地下構造
物用枠に取付ける手握りがもつ問題点を解消する
ものであり、占有面積が小さく地下構造物内への
昇降の際に邪魔になることがなく、昇降の安全性
を確保し、しかも簡単な取付け作業で安定した固
定状態とすることが可能な地下構造物用枠の手握
り構造を提供することを目的とする。
物用枠に取付ける手握りがもつ問題点を解消する
ものであり、占有面積が小さく地下構造物内への
昇降の際に邪魔になることがなく、昇降の安全性
を確保し、しかも簡単な取付け作業で安定した固
定状態とすることが可能な地下構造物用枠の手握
り構造を提供することを目的とする。
本考案の地下構造物用枠の手握り構造は、一側
を垂直方向に屈曲させて取付け部を形成した手握
りと、該取付け部を挿通する孔部を形成した受枠
とからなる地下構造物用枠の手握り構造であつ
て、前記取付け部にナツトを螺着する雄螺子部を
刻設するとともに、手握りの他側を水平方向に屈
曲させて形成した把持部の先端部を前記受枠の内
周縁部に届くように更に屈曲させ、該先端部が受
枠の内周縁部に形成された棚部に載置されたこと
を特徴とする。
を垂直方向に屈曲させて取付け部を形成した手握
りと、該取付け部を挿通する孔部を形成した受枠
とからなる地下構造物用枠の手握り構造であつ
て、前記取付け部にナツトを螺着する雄螺子部を
刻設するとともに、手握りの他側を水平方向に屈
曲させて形成した把持部の先端部を前記受枠の内
周縁部に届くように更に屈曲させ、該先端部が受
枠の内周縁部に形成された棚部に載置されたこと
を特徴とする。
本考案の地下構造物用枠の手握り構造は、一側
に雄螺子部を有する取付け部を形成し、該取付け
部を地下構造物用枠にナツトで取付けるように
し、他側を受枠の棚部に載置させるようにしてい
る。このため、ナツトによる取付け作業を一側だ
けに行えばよく取付け作業が簡単になる。しか
も、取付け後、手握りに加わる荷重が両側端部で
支持されることになり、手握りの捩れや破損を防
止することができる。その上、一方の支持が載置
型であるため設計上専有面積を小さくすることが
できる。
に雄螺子部を有する取付け部を形成し、該取付け
部を地下構造物用枠にナツトで取付けるように
し、他側を受枠の棚部に載置させるようにしてい
る。このため、ナツトによる取付け作業を一側だ
けに行えばよく取付け作業が簡単になる。しか
も、取付け後、手握りに加わる荷重が両側端部で
支持されることになり、手握りの捩れや破損を防
止することができる。その上、一方の支持が載置
型であるため設計上専有面積を小さくすることが
できる。
以下、図面に示す実施例により本考案の特徴を
具体的に説明する。
具体的に説明する。
なお、本実施例は、マンホール蓋の受枠におい
て適用した本考案の例である。
て適用した本考案の例である。
第1図aは後述する受枠に取付けられる手握り
を示す斜視図であり、同図bはその−線断面
図である。
を示す斜視図であり、同図bはその−線断面
図である。
この手握り1は、ステンレス鋼等の金属製の棒
材を芯体2とし、該芯体2の一側を垂直に屈曲さ
せて取付け部3を形成している。また、芯体2の
他側を水平方向に屈曲させて屈曲部4を形成する
とともに、該屈曲部4の先端部6aを更に屈曲さ
せて受枠の内周縁部に届くように形成している。
そして、少なくとも屈曲部4の外周全体に合成樹
脂被覆5を形成して、把持部6を構成する。これ
により、握られる部分の芯体2が露出することが
なく、耐食性が向上するとともに、マンホール内
への昇降が安全に行なえるようになつている。
材を芯体2とし、該芯体2の一側を垂直に屈曲さ
せて取付け部3を形成している。また、芯体2の
他側を水平方向に屈曲させて屈曲部4を形成する
とともに、該屈曲部4の先端部6aを更に屈曲さ
せて受枠の内周縁部に届くように形成している。
そして、少なくとも屈曲部4の外周全体に合成樹
脂被覆5を形成して、把持部6を構成する。これ
により、握られる部分の芯体2が露出することが
なく、耐食性が向上するとともに、マンホール内
への昇降が安全に行なえるようになつている。
前記取付け部3には雄螺子部7が刻設されてお
り、この雄螺子部7を受枠に挿通した後にナツト
を螺着することにより、手握り1が受枠に取付け
られる。また、必要に応じて、ナツトによる締結
を解除することにより、手握り1を受枠から取り
外すことができる。
り、この雄螺子部7を受枠に挿通した後にナツト
を螺着することにより、手握り1が受枠に取付け
られる。また、必要に応じて、ナツトによる締結
を解除することにより、手握り1を受枠から取り
外すことができる。
この手握り1を受枠に取付けた状態を、第2図
に示す。また、第3図は、第2図−線断面図
である。
に示す。また、第3図は、第2図−線断面図
である。
受枠9のフランジ部には、手握り1の取付け部
3を挿通するための孔部10が穿設されている。
そこで、取付け部3を受枠9の下側から孔部10
に挿通し、フランジ部の上面より突出した取付け
部3の雄螺子部7にナツト11を螺着することに
より、手握り1がマンホール用枠9に取付けられ
る。
3を挿通するための孔部10が穿設されている。
そこで、取付け部3を受枠9の下側から孔部10
に挿通し、フランジ部の上面より突出した取付け
部3の雄螺子部7にナツト11を螺着することに
より、手握り1がマンホール用枠9に取付けられ
る。
このように、本実施例の手握り1は、簡単な作
業により受枠9に取付けることができる。
業により受枠9に取付けることができる。
他方、受枠9の内周縁部には、棚部12が形成
されており、手握り1の取付け部3が孔部10に
固定された状態で同時に把持部6の先端部6aが
該棚部12に載置される。
されており、手握り1の取付け部3が孔部10に
固定された状態で同時に把持部6の先端部6aが
該棚部12に載置される。
これにより、手握り1は取付け部3及び把持部
6の先端部6aの2個所で支持され、過大な荷重
が加わつた場合でも手握り1は取付け部3から捩
れを生じることはない。
6の先端部6aの2個所で支持され、過大な荷重
が加わつた場合でも手握り1は取付け部3から捩
れを生じることはない。
なお、この棚部12は、第4図に示すように、
凹窪状に形成されたものであつても良いし、或い
は第5図に示すように、突起状に形成されたもの
であつても良い。更には、第6図に示すように、
フランジ部下面の一部を上方に持ち上げて、地下
構造物13の上端部に載置する構造の棚部12で
あつても良い。
凹窪状に形成されたものであつても良いし、或い
は第5図に示すように、突起状に形成されたもの
であつても良い。更には、第6図に示すように、
フランジ部下面の一部を上方に持ち上げて、地下
構造物13の上端部に載置する構造の棚部12で
あつても良い。
このように、垂直方向に屈曲した取付け部3を
受枠9に取付け、先端部6aを棚部12に載置す
ることによつて、手握り1とマンホール用枠9の
内周面との間には、手を挿入するのに十分な空間
が形成される。しかも、手握りの一片を固定する
のみで手握り1に加わる荷重を取付け部3及び把
持部6の先端部6aで2点支持しているので、手
握り1は、より安定した状態で支持される。
受枠9に取付け、先端部6aを棚部12に載置す
ることによつて、手握り1とマンホール用枠9の
内周面との間には、手を挿入するのに十分な空間
が形成される。しかも、手握りの一片を固定する
のみで手握り1に加わる荷重を取付け部3及び把
持部6の先端部6aで2点支持しているので、手
握り1は、より安定した状態で支持される。
以上の説明においては、1個の手握り1を受枠
9に取り付けた例を述べている。しかし、本考案
はこれのみに拘束されるものではなく、必要によ
り、複数個の手握り1を受枠9の任意の個所に取
付けることも勿論可能である。
9に取り付けた例を述べている。しかし、本考案
はこれのみに拘束されるものではなく、必要によ
り、複数個の手握り1を受枠9の任意の個所に取
付けることも勿論可能である。
また、任意数の突起模様8を把持部6の上下面
に設け、滑り止め用とすることも可能であり、こ
れによつて、手の滑りを更に効果的に防止でき
る。
に設け、滑り止め用とすることも可能であり、こ
れによつて、手の滑りを更に効果的に防止でき
る。
以上に説明したように、本考案の地下構造物用
枠の手握り構造においては、手握りの一側に形成
した取付け部を地下構造物用に取付けるのみで、
他側の把持部の先端部は地下構造物用枠の内周縁
に設けた棚部又は地下構造物の上端部に載置され
ている。このため、取付け作業が容易であるとと
もに、手握りに加わる荷重が両側で支持されるこ
とになり、手握りの捩れや破損を防止することが
できる。また、地下構造物内へ昇降する作業者の
手や脚が滑ることを防止することができ、また、
把持部の先端部に作業者の衣服が引掛かるのを防
止する上でも効果的である。
枠の手握り構造においては、手握りの一側に形成
した取付け部を地下構造物用に取付けるのみで、
他側の把持部の先端部は地下構造物用枠の内周縁
に設けた棚部又は地下構造物の上端部に載置され
ている。このため、取付け作業が容易であるとと
もに、手握りに加わる荷重が両側で支持されるこ
とになり、手握りの捩れや破損を防止することが
できる。また、地下構造物内へ昇降する作業者の
手や脚が滑ることを防止することができ、また、
把持部の先端部に作業者の衣服が引掛かるのを防
止する上でも効果的である。
更には、本考案の手握り構造は、従来のものと
比較して占有面積が少なくて済み、それによつて
地下構造物用枠の開口面積を広くとることができ
る。このため、作業者が地下構造物内へ昇降する
際に、手握りが昇降の邪魔になることもなくな
る。そして、芯体に合成樹脂被覆を設けることに
より、手握りの耐食性は優れたものとなり、長期
にわたる昇降の安全性を確保することができる。
比較して占有面積が少なくて済み、それによつて
地下構造物用枠の開口面積を広くとることができ
る。このため、作業者が地下構造物内へ昇降する
際に、手握りが昇降の邪魔になることもなくな
る。そして、芯体に合成樹脂被覆を設けることに
より、手握りの耐食性は優れたものとなり、長期
にわたる昇降の安全性を確保することができる。
第1図aは受枠に取付ける手握りを示す斜視
図、第1図bは第1図aの−線断面図、第2
図は該手握りをマンホール蓋の受枠に取付けた状
態を示す一部切欠平面図、第3図は第2図の−
線断面図、第4〜6図は棚部形成に関する数例
を示す。 1……手握り、2……芯体、3……取付け部、
4……屈曲部、5……合成樹脂被覆、6……把持
部、6a……先端部、7……雄螺子部、8……突
起模様、9……受枠、10……孔部、11……ナ
ツト、12……棚部、13……地下構造物。
図、第1図bは第1図aの−線断面図、第2
図は該手握りをマンホール蓋の受枠に取付けた状
態を示す一部切欠平面図、第3図は第2図の−
線断面図、第4〜6図は棚部形成に関する数例
を示す。 1……手握り、2……芯体、3……取付け部、
4……屈曲部、5……合成樹脂被覆、6……把持
部、6a……先端部、7……雄螺子部、8……突
起模様、9……受枠、10……孔部、11……ナ
ツト、12……棚部、13……地下構造物。
Claims (1)
- 一側を垂直方向に屈曲させて取付け部を形成し
た手握りと、該取付け部を挿入する孔部を形成し
た受枠とからなる地下構造物用枠の手握り構造で
あつて、前記取付け部にナツトを螺着する雄螺子
部を刻設するとともに、手握りの他側を水平方向
に屈曲させて形成した把持部の先端部を前記受枠
の内周縁部に届くように更に屈曲させ、該先端部
が受枠の内周縁部に形成された棚部に載置された
ことを特徴とする地下構造物用枠の手握り構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3374784U JPS60148360U (ja) | 1984-03-08 | 1984-03-08 | 地下構造物用手握り |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3374784U JPS60148360U (ja) | 1984-03-08 | 1984-03-08 | 地下構造物用手握り |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60148360U JPS60148360U (ja) | 1985-10-02 |
JPH0412112Y2 true JPH0412112Y2 (ja) | 1992-03-25 |
Family
ID=30536484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3374784U Granted JPS60148360U (ja) | 1984-03-08 | 1984-03-08 | 地下構造物用手握り |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60148360U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58162999U (ja) * | 1982-04-26 | 1983-10-29 | 三山工業株式会社 | マンホ−ル等用足掛具 |
-
1984
- 1984-03-08 JP JP3374784U patent/JPS60148360U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60148360U (ja) | 1985-10-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0412112Y2 (ja) | ||
JP2007135805A (ja) | 構造物のステップボルト取り付け構造 | |
JPS6131034Y2 (ja) | ||
JPH0223642Y2 (ja) | ||
JPS605118Y2 (ja) | 立坑ライナプレ−ト用昇降タラップの休憩装置 | |
JPS63200046U (ja) | ||
JPH0120378Y2 (ja) | ||
JPS6035781Y2 (ja) | ナツトの取り落し防止用保持具 | |
JPS599648Y2 (ja) | 墜落防止用安全装置 | |
JPH043120Y2 (ja) | ||
JPH03429Y2 (ja) | ||
JPS584991Y2 (ja) | 建築用足場板固定金具 | |
JPH0754352Y2 (ja) | 地下構造物用昇降補助具 | |
JP3138167U (ja) | ステップ装置 | |
JPH03433Y2 (ja) | ||
JPH0246165Y2 (ja) | ||
JPS6042154Y2 (ja) | 立坑ライナプレ−ト用昇降タラツプの踏段具 | |
JPS6019675Y2 (ja) | 浴槽 | |
JPS606109Y2 (ja) | ガ−ドポストなどの固着装置 | |
KR890001527Y1 (ko) | 전주용 밴드식 안전 지지장치 | |
JPS633585Y2 (ja) | ||
JPS587920Y2 (ja) | 足場金具 | |
JPS5937114Y2 (ja) | 浴そう | |
JPS6133767Y2 (ja) | ||
JPH0223643Y2 (ja) |