JPH0754352Y2 - 地下構造物用昇降補助具 - Google Patents

地下構造物用昇降補助具

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JPH0754352Y2
JPH0754352Y2 JP2793293U JP2793293U JPH0754352Y2 JP H0754352 Y2 JPH0754352 Y2 JP H0754352Y2 JP 2793293 U JP2793293 U JP 2793293U JP 2793293 U JP2793293 U JP 2793293U JP H0754352 Y2 JPH0754352 Y2 JP H0754352Y2
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JP
Japan
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JP2793293U
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JPH0682146U (ja
Inventor
博高 長島
Original Assignee
長島鋳物株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、所謂マンホールに類す
る地下構造物の開口部に装着する昇降補助具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】マンホール内での作業の際に使用される
補助梯子は実公昭60−19152号乃至実公平2−4
2742号に示されるように公知である。また開口部か
ら人や物などが落下するおそれがあるため、前記考案の
ものは補助梯子を畳んで開口部にかぶせ、人や物の落下
を防止できるように工夫されている。一方、マンホール
のサイズには大小があり標準は内径600mmであるが
750mm更には900mmがある。このように大形化
すると、前記考案のままの構造では取り扱いがしにく
く、また重量も過大となるため実施が困難になる問題が
ある。
【0003】
【課題を解決しようとする課題】本考案は前記の点に着
目してなされたもので、その課題とするところは昇降補
助具を大径のマンホールにも適するように必要最小限度
の構成材により形成可能とし、軽量化を達成することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本考案は開口部の内側に設けてある内方へ突出した
係止部11へ係止可能であり、開口部と概ね相似の平面
形に形成された外枠12を具備し、作業者の通過のため
の空所13を残して外枠12の開口面積を狭める内枠1
4を外枠12の片側に寄せて取り付け、その空所13よ
り開口部を出入りする作業者が手を掛ける補助枠15を
外枠12乃至は内枠14の上位に設置し、その補助枠1
5に対して空所13の反対側かつ下向きに前記係止部1
1に係止可能な外れ止め16を設けるという手段を講じ
たものである。
【0005】
【実施例】実施例は円形の開口部を有するマンホールの
ための昇降補助具に関するものである。地下構造物の開
口部は蓋受枠10に形成されており、開口部の内径はD
で示してある(図4)。その内径Dは、鉄蓋を施す開口
部の内側に内方へ突出させて設けてある係止部11の内
のりである。
【0006】例示の昇降補助具は、外枠12を前記の係
止部11の上に載せる形で装着するために係止部11よ
り上の開口部の内側に収まる外径の円形を有する。この
外枠12は鋼管その他の中空なパイプ材料を円形に曲げ
形成し、端部を溶接し、以下に述べる内枠と一体化して
最終的に補助具として必要な強度と軽量さが具わるよう
に形成する。
【0007】外枠12の内側に、作業者の通過のための
空所13を残して内枠14が設けられる。例示のものは
外枠12の内側に左右一対平行に取り付けた弦長方向の
側枠14a、14bを有し、その側枠14a、14bの
端部近くにそれらと直交するように内枠14が取り付け
てある。そのため内枠14及び左右側枠14a、14b
で区切られる空所13の中心は開口部の円の中心より一
方へ片寄っており、その片寄った側に後述する補助枠1
5が内枠14と平行に設けられる。
【0008】空所13の反対側には、内枠14と外枠1
2とを連絡する1又は2以上の小枠14c、14dが取
り付けてある。これらの側枠14a、14b、小枠14
c、14dはいずれも、外枠12の内側でその開口面積
を狭めているので内枠14の一部を構成するものであ
る。また各枠14、14a、14b、14c、14dは
外枠12と同様のパイプ材により形成され、夫々の取り
付け部分では溶接され、一体の補助具を形成する。
【0009】前記の空所13より開口部を出入りする作
業者が手を掛けたり、内部のステップSの延長として足
を掛けたりするために補助枠15が用いられる。この補
助枠15は外枠12の上面から上方へ所要高さ離した高
さ位置に設ける。そのため外枠12から側枠14a、1
4bへかけての部位に夫々左右一対の取り付け片17、
18が一定の間隔で取り付けてあり、補助枠15はそれ
ら取り付け片17、18の上端付近に両端を支持させて
いる。この補助枠15の位置は、内部のステップSのほ
ぼ真上乃至はやや外方に来るようにする。これにより開
口部から外へ出るときに無理な姿勢をとらなくて済み、
身体が安定する。取り付け片17、18の取り付け及び
補助枠15の取り付けは夫々溶接で良い。
【0010】さらに外れ止め16が補助枠15の反対側
の外枠12に下向きに設けられる。この外れ止め16は
例えばL字型の断面形を有し、前記係止部の下に係止可
能な位置関係で外枠12の内側に溶接される。19はそ
の外れ止めに螺合させた止めねじであり、補助具の一側
を直径方向へ押して反対側を蓋受枠10の開口部の内側
に押し当てるようになっている。その結果、外枠12が
蓋受枠10に固定されるので、本案補助具が使用中に不
意に動くおそれはほぼなくなる。実施例では外れ止め1
6を1箇所のみ設けた例について述べたが、これは2箇
所又はそれ以上に増しても良い。
【0011】なお、外枠12や内枠14の形態は前記に
限らない。例えば、開口部が円形の場合でも左右の側枠
14a、14bより外側の外枠12を省略した小判形の
外形とすることも可能である。
【0012】このように構成された本案補助具は、マン
ホール内のステップSの側に補助枠15が位置するよう
な向きで開口部に装着する(図4参照)。そのようにす
ると補助枠15がステップSに近寄り、昇降し易いと同
時に、内枠14は開口部の中心近くまで突出するので、
本数が少なくても開口面積をより効果的に狭めることが
できる。
【0013】
【考案の効果】本考案は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから外枠12と内枠14及び補助枠15と
によって簡単な構造の補助具を軽量に形成することがで
き、大径のマンホールに適すると同時に、片側に寄せた
内枠14等により広い開口部を少ない本数で効果的に狭
めることができる効果を奏する。また補助枠15が地下
構造物の開口部より上位にあるので、開口部への出入り
がより容易に行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る昇降補助具の一実施例を示す斜視
図。
【図2】同上の縦断面図。
【図3】開口部へ取り付けた使用状態の斜視図。
【図4】同上の縦断面図。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋体の開放時に地下構造物の開口部に装
    着する昇降補助具であって、開口部の内側に設けてある
    内方へ突出した係止部11へ係止可能であり、開口部と
    概ね相似の平面形に形成された外枠12を具備し、作業
    者の通過のための空所13を残して外枠12の開口面積
    を狭める内枠14を外枠12の片側に寄せて取り付け、
    その空所13より開口部を出入りする作業者が手を掛け
    る補助枠15を外枠12乃至は内枠14の上位に設置
    し、その補助枠15に対して空所13の反対側かつ下向
    きに前記係止部11に係止可能な外れ止め16を設けた
    ことを特徴とする地下構造物用昇降補助具。
  2. 【請求項2】 外枠12は円形の開口部と相似の平面円
    形状を有しており、外枠12の内側の左右に平行に取り
    付けた弦長方向の側枠14a、14bに、それと直交す
    るように内枠14を取り付けた構成を有する請求項第1
    項記載の地下構造物用昇降補助具。
  3. 【請求項3】 補助枠15は内枠14と平行に設けられ
    ており、外枠12に上向きに一定の間隔で突設した左右
    一対の取り付け片17、18の上部に両端を取り付けた
    構成を有する請求項第1項記載の地下構造物用昇降補助
    具。
  4. 【請求項4】 地下構造物の開口部に装着した状態にお
    いて、補助枠15が開口部内のステップSの概ね真上に
    配置可能に構成された請求項第1項記載の地下構造物用
    昇降補助具。
JP2793293U 1993-04-28 1993-04-28 地下構造物用昇降補助具 Expired - Lifetime JPH0754352Y2 (ja)

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JP2793293U JPH0754352Y2 (ja) 1993-04-28 1993-04-28 地下構造物用昇降補助具

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JP2793293U JPH0754352Y2 (ja) 1993-04-28 1993-04-28 地下構造物用昇降補助具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0682146U JPH0682146U (ja) 1994-11-25
JPH0754352Y2 true JPH0754352Y2 (ja) 1995-12-18

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ID=12234674

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JP2793293U Expired - Lifetime JPH0754352Y2 (ja) 1993-04-28 1993-04-28 地下構造物用昇降補助具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6200694B2 (ja) * 2013-05-27 2017-09-20 株式会社九電工 マンホール用補助梯子

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Publication number Publication date
JPH0682146U (ja) 1994-11-25

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