JPH0312820Y2 - - Google Patents

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JPH0312820Y2
JPH0312820Y2 JP6989685U JP6989685U JPH0312820Y2 JP H0312820 Y2 JPH0312820 Y2 JP H0312820Y2 JP 6989685 U JP6989685 U JP 6989685U JP 6989685 U JP6989685 U JP 6989685U JP H0312820 Y2 JPH0312820 Y2 JP H0312820Y2
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entrance
rod
manhole
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ladder
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、下水等に作業者が出入りするマンホ
ールの出入穴の壁面に取付設置して利用するマン
ホール用梯子に関する。
此種マンホールの出入穴は出入口の開口径を小
さく、梯子を取付ける壁面径を大きくした穴形状
に形成しているのが一般的である。即ち出入口の
開口径を大きくすればその出入口を閉蓋するマン
ホール自体の大きさも大きくなり、それによりマ
ンホール自体の自重も重くなるため、マンホール
の取扱いが不便になる。そこで、上述した様に出
入口の開口径を小さく、例えば作業者が出入りす
るのに必要な開口径としてマンホールの自重をで
きる限り軽くするものである。
<従来の技術> 一般に、此種マンホール用梯子本体Aの長さは
第15図に図示した様に、出入穴4の壁面4a略
全高に渉る長さに形成して両側支柱扞a1,a1の杆
方向に適宜間隔をおいて設けた壁取付脚a3〓〓の
下端を壁面4aにアンカーボルト20で夫々螺着
固定して梯子本体Aを出入穴4の壁面4aに設置
しているものである。
しかし乍ら、出入口2から壁面4aに向けて段
状に、又は傾斜状に連設させた出入口2近傍の連
設壁面3の高さ、即ち梯子本体Aの最上端の足掛
杆部a2から出入口2の開口周縁までの高さは300
mm位あるのが一般であるため、作業者が出入穴4
内に降りる場合には図示した様に一旦出入口2の
開口周縁の地表面Xに腰を下ろし(腰掛けて)且
つ手を置いた後に足を伸ばして梯子本体Aの最上
端の足掛杆部a2に足を掛けなければならず大変危
険性が共なうものであつた。一方、出入口4内か
ら出る場合には両手を地表面Xに置いて両手の力
でもつて体を支えなければならず、作業者に与え
る疲労を増大させるものであつた。
<考案が解決しようとする問題点> 本考案が解決しようとする問題点は、通常の梯
子昇降姿勢でもつて出入穴内に降りたり、出入穴
内から出ることができる様にすることにある。
<問題点を解決するための手段> 上記問題を解決するために本考案が講じる技術
的手段は、梯子本体の上端に、両側の支柱杆に沿
つてマンホールの出入口より上方にスライド突出
させる手摺り杆を引き出し格納自在に取付けると
共に、その手摺り杆の両側縦杆部の杆方向所望位
置に、マンホールの出入口の開口周縁に掛止する
ストツパーアームを水平回動自在に定着配したこ
とを特徴とする。
<作用> 本考案は、マンホールを取り外ずした後に手摺
り杆を引き出して出入口上方にスライド突出させ
ると共に、その手摺り杆の両側縦杆部に設けたス
トツパーアームを水平に回動させて出入口周縁の
地表面に載架状に掛止させ、手摺り杆を出入口上
方に突出状に掛止保持させる。そして手摺り杆に
掴まり梯子本体の最上端の足掛杆部に足を掛けて
出入穴内に降りたり、出入穴内から出る。出入口
をマンホールによつて閉蓋せしめる際にはストツ
パーアームを回動させて地表面への掛止状態を解
除せしめ、手摺り杆をスライドさせて出入穴内に
降して該出入穴内に格納する。
<実施例> 本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、
梯子本体Aは所定間隔で平行に配した両側の支柱
杆a,a1間に渉り杆方向にステツプ間隔をおい
て多数本の足掛杆部a2〓〓を溶着横架すると共
に、その足掛杆部a2〓〓より間隔をおいて壁取付
脚a3〓〓を一方向突出状に浴着配し、更に全体を
ゴム材又は合成樹脂材等の外皮a4で被覆せしめて
成る一体型、あるいは連結組立型の周知の構造
で、その上端に両側の支柱杆a1,a1に沿つてマン
ホール1の出入口2上方にスライド突出させる手
摺り杆Bを引き出し格納自在に取付ける。
手摺り杆Bは、出入口2近傍の連設壁面3を避
けた状態で出入穴4の壁面4a前高に渉り取付設
置された梯子本体Aの最上端の足掛杆部a2から出
入口2上方に所望の高さにスライド突出させて、
作業者が出入穴2内に降りる際に手を掛けて最上
端の足掛杆部a2に安全に足を掛けることができる
様に、そして出入穴2内から出る際にも手を掛け
て安全に出られる様に即ち、通常の梯子昇降姿勢
でもつて出入口2からの出入りを安全に行ない得
る様に利用するためのものである。
この手摺り杆Bは梯子本体Aの両側支柱杆a1
a1の間隔と略同一間隔で配する所望長さの両側縦
杆部b1,b1の杆方向上端側位置間に渉り手掛杆部
b2を溶着横袈した正面略H形に形成するか、或い
は図示した様に両側縦杆部b1,b1の上端部間に手
掛杆部b3を同一体、即ち長尺な杆材を折り曲げた
正面略∩形に形成すると共に、その両側縦杆部
b1,b1の杆方向所望位置に、出入口2の開口周縁
の地表面X、或いは図示した様にマンホール1を
嵌め込んだ状態で設置するために開口周縁に段設
した段部5底面に掛止するストツパーアーム6,
6を水平回動自在に定着配備する。
ストツパーアーム6,6は、手摺り杆Bを出入
穴4内から引き出して出入口2より例えば400mm
位上方にスライド突出させた位置で手摺り杆Bが
下がらない様に掛止保持する働きをなすもので、
縦杆部b1,b1から出入口2開口周縁の段部5底面
上に渉る長さに形成した板上アーム6aの一端に
回動筒体6bを溶着備えて形成する。そして、手
摺り杆Bの両側縦杆部b1,b1の上端部から下端部
側に400mm位下げた外側の上下2ケ所に係止リン
グ体7、7を溶着配してその上下係止リング体
7,7間の杆外側に回動筒体6bを嵌挿せしめて
ストツパーアーム6,6を手摺り杆Bの両側縦杆
部b1,b1に夫々水平回動自在に取付ける。
尚、手摺り杆B全体を梯子本体Aと同様にゴム
材又は合成樹脂材等でライニングするも任意であ
る。
次に手摺り杆Bを梯子本体Aに引き出しスライ
ド可能に取付ける取付方を説明する。尚、梯子本
体Aに対する手摺り杆Bの取付位置は出入口2か
ら出入穴4の壁面4aに渉る連設壁面3の形状に
合わせて第1図乃至第8図、或いは第9図乃至第
14図に図示した様に異なるものである。
まず、初めに第1図乃至第8図に図示した取付
形態について説明すると、梯子本体Aの上端側に
おいて上下に位置する壁取付脚a3,a3間に渉る所
望の長さに形成した手摺り杆Bの両側縦杆部b1
b1をスライド自在に嵌挿するステンレス製ガイド
筒8,8の筒方向上下位置に、前記上下壁取付脚
a3,a3に夫々嵌め込み掛止する一片を長めに形成
した略コの字形のブラケツト9,9を夫々溶着固
定せしめ、そのブラケツト9,9の長片部にナツ
ト10を一体的に取付けてボルト11を貫通状に
螺合装備し、ブラケツト9,9とボルト11を備
えたガイド筒8,8内に手摺り杆Bの両側縦杆部
b1,b1を貫通状に嵌挿せしめると共に、ガイド筒
8,8の下端開口部から突出せる両側縦杆部b1
b1の下端に係止部12を設けて該縦杆部b1,b1
ガイド筒8,8内から抜けない様にする。そして
ガイド筒8,8上下部のブラケツト9,9を梯子
本体Aに上端側の上下壁取付脚a3,a3に上方より
嵌め込みボルト11を締め付けて梯子本体Aの壁
取付脚a3,a3間に手摺り杆Bを引き出しスライド
自在に取付ける。
斯る実施例は手摺り杆Bを梯子本体Aの上端側
における上下壁取付脚a3,a3間に引き出しスライ
ド自在に取付けて両側の支柱杆a1,a1に沿つて平
行にスライドする様にして、出入穴4内への出入
り時には手摺り杆Bの手掛杆部b2を持つて出入穴
4内から引き出して出入口2上方にスライド突出
させると共に、ストツパーアーム6,6を水平に
回動させて出入口2開口周縁の段部5底面に掛止
せしめ、手摺り杆Bを出入口2上方に突出状に掛
止保持する(第7図及び第8図)。そして作業終
了後において出入口2マンホール1で閉蓋せしめ
る際にはストツパーアーム6,6を回動させてそ
の掛止状態を解除せしめ、手摺り杆Bをスライド
させて出入穴4内に降して該出入穴4内に格納す
る(第5図及び第6図)。尚、手摺り杆Bの格納
状態はストツパーアーム6,6を両側縦杆部b1
b1の定位置に定着せしめるために両側縦杆b1,b1
に取付けた係止リング体7がガイド筒8の上端開
口縁に付き当ることによつてスライド下降が受け
止められ、手掛杆部b2をマンホール1の裏面真下
に位置させた状態で格納され、マンホール1を取
り外しての出入穴4内への出入り時に簡単に引き
出せる様になつているものである。
一方、第9図乃至第14図に図示した手摺り杆
Bの取付形態にあつては、梯子本体Aの両側支柱
杆a1,a1の外側に嵌挿固定する固定部13aと、
この固定部13aより所望間隔をおいて手摺り杆
Bの両側縦杆部b1,b1をスライド自在に嵌挿する
ガイド部13bとを備えた取付バンド13,13
を梯子本体Aの両側支柱杆a1,a1の上端側におけ
る所定間隔をおいた上下2ケ所にボルト14,ナ
ツト15で締結配し上下2ケ所の取付バンド1
3,13で手摺り杆Bを梯子本体Aの両側支柱杆
a1,a1の上端部位に引き出しスライド自在に取付
けて出入穴4内への出入り時には上述した実施例
と同様に引き出して使用するものである。
尚、この実施例にあつては取付バンド13のガ
イド部13b内に手摺り杆Bの両側縦杆部b1,b1
を直接嵌挿せしめて手摺り杆Bを引き出しスライ
ド自在に取付けた形態として詳述したが、上記し
た実施例と同様にガイド筒8,8内に両側縦杆部
b1,b1を嵌挿せしめ、該ガイド筒8,8を上下2
ケ所に取付けられた取付バンド13,13のガイ
ド部13b間に渉り取付けて手摺り杆Bを引き出
しスライド自在に取付けるも任意である。又、上
記両実施例において詳述した手摺り杆Bの梯子本
体Aへの取付方は一例であつて他の取付方を採用
するも任意である。
<考案の効果> 本考案は叙上の如く、梯子本体の上端に、両側
の支柱杆に沿つてマンホールの出入口より上方に
スライド突出させる手摺り杆を引き出し格納自在
に取付けると共に、その手摺り杆の両側縦杆部の
杆方向所望位置に、マンホールの出入口の開口周
縁に掛止するストツパーアームを水平回動自在に
定着配して、出入穴内への出入り時に手摺り杆を
出入口上方に引き出しスライドさせて掛止保持せ
しめ、手摺り杆に手を掛けた状態で梯子本体の最
上端の足掛杆部に足を掛けることができる様にし
たので、通常の梯子昇降姿勢でもつて出入穴内に
降したり、出入穴内からでることが出来る。よつ
て、従来の様に不安定な姿勢で出入穴内への出入
りを行なう必要がなくなり、安全な姿勢で出入り
出来る。
依つて、所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃第8図は本考案マンホール用梯子の第
1実施例を示し、第1図は正面図で一部切欠し更
に長さを一部省略して示す、第2図は第1図の
ー線縦断側面図、第3図は第1図のー線拡
大断面図、第4図は第1図のー線拡大断面
図、第5図はマンホールの出入穴の壁面に取付設
置した状態を示す正面図、第6図は同縦断側面
図、第7図は手摺り杆を出入口上方に引き出した
状態を示す縦断側面図、第8図は同平面図、第9
図乃至第14図は第2実施例を示し、第9図は正
面図で一部切欠し更に長さを一部省略して示す、
第10図は第9図のXーX線縦断側面図、第11
図は第9図のXI,XI線拡大断面図、第12図は
XーX線拡大断面図、第13図はマンホール
の出入穴の壁面に取付設置した状態を示す正面
図、第14図は同縦断側面図、第15図はマンホ
ールの出入穴の壁面に取付設置した状態の従来例
を示す縦断面図である。 尚、図中、A:梯子本体、a1,a1:支柱杆、
a2:足掛杆部、a3:壁取付脚、B:手摺り杆、
b1,b1:縦杆部、b2:手掛杆部、1:マンホー
ル、2:出入口、4:出入穴、4a:出入穴の壁
面、6,6:ストツパーアーム、X:地表面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 梯子本体の上端に、両側の支柱杆に沿つてマン
    ホールの出入口より上方にスライド突出させる手
    摺り杆を引き出し格納自在に取付けると共に、そ
    の手摺り杆の両側縦杆部の杆方向所望位置に、マ
    ンホールの出入口の開口周縁に掛止するストツパ
    ーアームを水平回動自在に定着配して成るマンホ
    ール用梯子。
JP6989685U 1985-05-11 1985-05-11 Expired JPH0312820Y2 (ja)

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JP6989685U JPH0312820Y2 (ja) 1985-05-11 1985-05-11

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JP6989685U JPH0312820Y2 (ja) 1985-05-11 1985-05-11

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JPS61184751U JPS61184751U (ja) 1986-11-18
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JP5394422B2 (ja) * 2010-04-27 2014-01-22 株式会社エステック 可動梯子
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