JPH0435520Y2 - - Google Patents

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JPH0435520Y2
JPH0435520Y2 JP17072486U JP17072486U JPH0435520Y2 JP H0435520 Y2 JPH0435520 Y2 JP H0435520Y2 JP 17072486 U JP17072486 U JP 17072486U JP 17072486 U JP17072486 U JP 17072486U JP H0435520 Y2 JPH0435520 Y2 JP H0435520Y2
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JP
Japan
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pipe
ladder
bar
grip
main body
Prior art date
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JP17072486U
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JPS6376200U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、緊急時に使用するのに最適な避難
梯子に関する。
(従来の技術) 従来の避難梯子は、第9図に示すように、ビル
等の外壁に梯子本体aを取り付けているが、この
梯子本体aは、その最上段の横さん1を、上記ビ
ルの屋上よりもやや低いところに位置させてい
る。そして、この梯子本体aの縦棒2の上端は、
上記屋上とほぼ同じか、それよりもやや高いとこ
ろに位置させている。
(本考案が解決しようとする問題点) 上記のようにした従来の避難梯子では、梯子本
体の横さんに足を掛けたとき、何も掴まる所がな
い。そのため、横さんに足を掛けることに恐怖感
を感じてしまい、横さんに足を掛ることをためら
わせてしまう問題があつた。
また、梯子本体をつたわつて降りているとき、
降りている者の背後を何ら支えるようなものがな
いので、降りている者は、地面に着地するまで始
終、恐怖感にさらされてしまう問題もあつた。
この考案の目的は、緊急時に、恐怖感を持つこ
となく、安心して使用できる避難梯子を提供する
ことにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、この考案は、梯
子本体の縦棒上部に、パイプを取り付け、このパ
イプにガイドコーナと掛止溝とを形成し、握り棒
の凸部を前記パイプのガイドコーナに沿わせて、
前記握り棒を前記パイプに挿入し、かつ、前記握
り棒をパイプから引き出して後、それを回転さ
せ、前記握り棒の凸部を前記パイプの掛止溝に嵌
入することにより、握り棒を縦棒の上方に突出さ
せた状態に維持し、さらに、上記梯子本体の縦棒
に両端を回動自在に挿入した連結部材を上記梯子
本体の長手方向に複数取り付けるとともに、この
連結部材に梯子本体の長さと同じ位の長さの複数
の支持体を摺動自在に達し通す構成にしている。
(本考案の作用) 上記梯子本体の縦棒上部にパイプを添着し、こ
のパイプにガイドコーナと掛止溝とを形成すると
ともに、握り棒の凸部を前記パイプのガイドコー
ナに沿わせてパイプに挿入している。
次に、握り棒をパイプから引き出し、それを回
転させて突部を掛止溝に一致させるとともに、当
該凸部を掛止溝に嵌入する。このように凸部をパ
イプの掛止溝に嵌入することにより、この握り棒
を、縦棒の上端よりも高い位置に保つことができ
る。
また、上記梯子本体の縦棒に両端を回動自在に
挿入した連結部材を、上記梯子本体の長手方向に
複数取り付けている。
そして、この連結部材に、梯子本体の長さとほ
ぼ同じ長さの複数の支持体を摺動自在に差し通し
ている。
以上のように、上記複数の支持体を前記連結部
材に対して摺動自在にしたので、上記複数の支持
体を前記連結部材に等間隔に位置させたり、ま
た、上記複数の支持体を前記連結部材の中央の一
ケ所にまとめたりすることができる。
そのため、上記複数の支持体を前記連結部材に
等間隔に位置させたときは、中央の支持体と両サ
イドの支持体とが相まつて、前記連結部材の回動
を阻止することができる。また、上記複数の支持
体を前記連結部材の中央にまとめたときは、前記
連結部材を回動自在にすることができる。
(本考案の効果) この考案の避難梯子によれば、握り棒の高さ
を、縦棒の上端よりも高くできるので、握り棒に
つかまりながら、梯子本体の横さんに足を掛るこ
とができる。
その結果、梯子本体の横さんに足を掛るときの
恐怖感をなくすことができる。
また、複数の連結部材と支持体とで、梯子本体
をつたわつて降りている者を背後から覆うように
することができるので、梯子本体をつたわつて降
りている者が地面に着地するまで、恐怖感にさら
されることなく、安心して降りることができる。
(本考案の実施例) 以下には、これを第1〜7図に示した実施例に
ついて説明する。
第1図に示すように、この実施例では、梯子本
体aの縦棒2の上部にパイプ3を添着し、このパ
イプ3に握り棒4を挿入している。
なお、このパイプ3の下端は底蓋等でふさぎ、
握り棒4をパイプ3に挿入したとき、それが落下
しないようにしている。
上記パイプ3と握り棒4のそれぞれの構造とそ
れらの関係は、第2,3図に示すとおりである。
第2図からも明らかなように、パイプ3は平面
四角形にし、それら角のうちの少なくとも一つを
ガイドコーナ5とするとともに、このガイドコー
ナ5に隣接して掛止溝6を形成している。
また、握り棒4は、その側面に凸部7を突出さ
せている。この凸部7を上記ガイドコーナ5に合
わせれば、当該握り棒4がパイプ3に対して上下
に移動可能になり、逆に握り棒4の凸部7を掛止
溝6に嵌入すれば、握り棒4がパイプ3から突出
した位置に止められる。
したがつて、第2図に示すとおり、握り棒4の
凸部7をガイドコーナ5に一致させれば、当該握
り棒4をパイプ3内に挿入することができる。そ
して、この握り棒4を引き出して少し回転させ、
凸部7を掛止溝6に嵌入すれば、当該に握り棒4
をパイプ3から引き出した状態に保つことができ
る。
なお、この実施例では、パイプ3に4つのガイ
ドコーナ5を設けているが、実際にはパイプ3に
少なくとも1つのガイドコーナ5があればよい。
また、上記握り棒4の高さは、凸部7を握り棒
4のどの位置に設けたかで決まる。
そのため、梯子本体aの横さん1に足を掛ると
き、握り棒4につかまりながら、梯子本体aの横
さん1に足を掛けられるように、上記握り棒4の
高さ位置を定めなければならない。
さらに、上記梯子本体aの縦棒2の長手方向に
は、複数の連結部材8を所定の間隔を保つて連設
している。つまり、縦棒2間に掛け渡した横さん
1をパイプ状にするとともに、そのパイプの両端
を縦棒2の側面に開口させている。そして、上記
連結部材8の直線部15を、縦棒2の側面に開口
する横さん1に回転自在に挿入している。
上記のようにした連結部材8の円弧部14に
は、縦棒2とほぼ同じ長さの複数の支持体9を、
摺動自在に差し通している。このように支持体9
を連結部材8に対して摺動自在にしたので、これ
ら複数の支持体9を、第1図に示すように、上記
円弧部14の円周方向に等間隔に位置させたり、
また、第4図に示すように、これらを円弧部14
の中央一ケ所にまとめたりすることができる。
上記のように支持体9を円弧部14の円周方向
に等間隔に位置させたときには、中央の支持体と
両サイドの支持体とが相まつて、連結部材8の回
動を阻止する。これに対して、支持体9を円弧部
14の中央にまとめたときには、これら連結部材
8を回動自在にすることができる。
以上から、本考案の避難梯子bを使用しないと
きは、上記支持体9を円弧部14の中央にまとめ
て第4図に示すように折りたたんでおく。
そして、本考案の避難梯子bを使用するとき
に、上記支持体9を円弧部14の円周方向に等間
隔に位置させれば、第1図に示すような状態を維
持するので、上記支持体9と連結部材8が、梯子
本体aをつたわつて降りている者の背後を覆うよ
うになる。
その結果、梯子本体aにつたわつて降りる者
が、地面に着地するまで、恐怖感にさらされるこ
となく、安心して降りることができる。
以上のようにした本考案の避難梯子bを第7図
に示すように、掛止部材10によつて、ビルの外
壁に取り付ける。
その掛止部材10は、第5,6図に示すとおり
である。
まず、第5図に示すように、梯子本体aの縦棒
2が、掛止部材10の挟持部分11の内側に入り
やすいようにするため、掛止部材10の左右の挟
持部分11の長さを互い違いにしている。
そのため、上記梯子本体aの縦棒2を上記左右
の挟持部分11の内側に交互に入れることができ
る。
そして、掛止部材10のボルト12を締めつ
け、上記左右の挟持部分11の突部13を外側に
摺動させることにより、掛止部材10の径rを狭
め、第6図に示すように、挟持部分11で梯子本
体aの縦棒2を挟持するようにしている。
その結果、梯子本体aを掛止部材10にしつか
りと固定することができる。
以上から、この考案の避難梯子によれば、梯子
本体aの横さん1に足を掛て降りるときから、地
面に着地するまで、年令、性別を問わず、誰でも
が安心して降りることができる。
【図面の簡単な説明】
図面第1〜7図はこの考案の実施例を示すもの
で、第1,7図は使用状態を示す斜視図、第2図
は握り棒がパイプに挿入されたことを示す斜視
図、第3図は握り棒の凸部がパイプの掛止溝に嵌
入したことを示す斜視図、第4図は支持体を降り
たたんだところを示す正面図、第5図は連結部材
が梯子本体の縦棒を挟持しようとするところを示
す横断面図、第6図は連結部材が梯子本体の縦棒
を挟持したところを示す横断面図、第8図は連結
部材の正面図、第9図は従来例を示す図。 3……パイプ、4……握り棒、5……ガイドコ
ーナ、6……掛止溝、7……凸部、8……連結部
材、9……支持体、10……掛止部材、11……
挟持部分、12……ボルト、13……突部、r…
…径。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 梯子本体の縦棒上部に、パイプを取り付け、こ
    のパイプにガイドコーナと掛止溝とを形成し、握
    り棒の凸部を前記パイプのガイドコーナに沿わせ
    て、前記握り棒を前記パイプに挿入し、かつ、前
    記握り棒をパイプから引き出して後、それを回転
    させ、前記握り棒の凸部を前記パイプの掛止溝に
    嵌入することにより、握り棒を縦棒の上方に突出
    させた状態に維持し、さらに、上記梯子本体の縦
    棒に両端を回動自在に挿入した連結部材を、上記
    梯子本体の長手方向に複数取り付けるとともに、
    この連結部材に梯子本体の長さとほぼ同じ長さの
    複数の支持体を摺動自在に差し通してなる避難梯
    子。
JP17072486U 1986-11-06 1986-11-06 Expired JPH0435520Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17072486U JPH0435520Y2 (ja) 1986-11-06 1986-11-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17072486U JPH0435520Y2 (ja) 1986-11-06 1986-11-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6376200U JPS6376200U (ja) 1988-05-20
JPH0435520Y2 true JPH0435520Y2 (ja) 1992-08-21

Family

ID=31105706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17072486U Expired JPH0435520Y2 (ja) 1986-11-06 1986-11-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0732879Y2 (ja) * 1990-03-28 1995-07-31 昭和電線電纜株式会社 固定型梯子

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JPS6376200U (ja) 1988-05-20

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