JP2949463B2 - 折り畳み式梯子 - Google Patents

折り畳み式梯子

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JP2949463B2 JP22102294A JP22102294A JP2949463B2 JP 2949463 B2 JP2949463 B2 JP 2949463B2 JP 22102294 A JP22102294 A JP 22102294A JP 22102294 A JP22102294 A JP 22102294A JP 2949463 B2 JP2949463 B2 JP 2949463B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として一般住宅に設
置される非常用の非難梯子の改良に関し、とくに取り扱
い上の安全性を向上させるとともに、梯子を建物の手擦
り等に吊り下げた場合において、不用意に外れたりする
ことがなく、信頼性の向上をはかることを目的とする。
【0002】
【従来の技術】非常用の非難梯子についてはこれまでに
種々のものが開発されている。 そのなかでも図5に示
したように、縦方向に複数配したところの、裏側にスペ
ーサー5.5を取り付けてなる横桟1a〜1kに対し、
その各両端部にピン4により回動自在に軸着させたとこ
ろの、中間部をピン3により折り曲げ自在に同じく軸着
させた支柱2aおよび2bにより、上記各横桟1a〜1
kを一連に接続させ、しかもその上端部には吊り下げチ
ェーン6.6を介して引っかけフック7.7を取り付け
た構成のものが最も一般的なものとして知られている。
またフック自体に棒状の把手を突設させたものも開発
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来構造のものにあっては、引っかけフック7.7を
窓枠や手摺り等に掛ける際に、梯子全体の重みにより引
っかけフック7.7と窓枠等との間に指を挟み、思わぬ
怪我をすることが多く、また引っかけフックを窓枠等に
引っかけた後において、引っかけフック7.7が窓枠等
から不用意に外れたりする危険もある。 さらに降下に
際しても、最初は窓枠等に捕まらなければならないので
著しく不安定となり危険を伴うこと、さらにフック自体
に棒状の把手を突設させたものにあっては、非難に際し
て窓枠を乗り越える際に邪魔となり、かえって著しく危
険を伴うことが多かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明にあって
は、上記した従来技術における種々の課題を解決し、使
用に際しての取り扱い性、ならびに避難時の安全性を向
上させることができるようにしたものであって、具体的
には高さ方向に向けて折り畳み自在に構成されたところ
の、上端に吊り下げフックを取り付けた梯子において、
該吊り下げフックは、梯子に連結されるフック本体と、
該フック本体にネジ止めされる補助フックとからなり、
フック本体と補助フックには、一定の間隔を介して複数
の間隔調整用のネジ穴が開設されているとともに、補助
フックにはその開口縁に軸着されたところの、バネによ
り常時フックの開口部を閉塞する方向に付勢されたロッ
ク爪が取り付けられ、さらに該吊り下げフックには手の
指先を差し込むことができる把手溝を形成してなること
を特徴とする折り畳み式梯子に関する。
【0005】
【0006】
【0007】
【0008】
【作用】非常降下時に、梯子の上端に連結させた吊り下
げフックをベランダの手摺りや窓枠等に掛けた後、折り
畳まれた梯子をベランダ等の外方に吊り下げると、梯子
はその自重により順次引き伸ばされて上下方向に真っす
ぐに伸びて梯子を形成する。 このとき前記した吊り下
げフックには手先を差し込むことができる把手溝が形成
されているので、この把手溝内に手を差し込んでこの把
手をベランダの手摺りや窓枠等に引っかける。 また避
難する際には窓枠等を乗り越えると同時に前記したフッ
クの把手溝内に手をさしこんで体を安定させながら、順
次梯子を降下する。
【0009】また吊り下げフックにロック爪が取り付け
られている場合には、吊り下げフックをベランダの手摺
りや窓枠等に引っかけた際に、ロック爪がフックの開口
部を閉塞するのでフックが手摺り等から容易に離脱しな
い。 さらに上記吊り下げフックが、梯子に連結される
フック本体と、該フック本体にネジ止めされる補助フッ
クとからなり、フック本体と補助フックには、一定の間
隔を介して複数の間隔調整用のネジ穴が開設されている
場合においては、あらかじめ引っかけるべきベランダの
手摺りや窓枠の太さ等如何によって、上記フック本体と
補助フックとを結合するネジを緩めて上記複数の間隔調
整用のネジ穴のうちの適当なネジ穴を選択してこれにネ
ジを挿入して固定し、吊り下げフックの開口部の間隔を
調整する。
【0010】
【実施例】以下において本発明の具体的な内容を図1〜
2の実施例をもとに説明すると、11および14はそれ
ぞれ1連の吊り下げバーを、また19は横桟を、さらに
21は吊り下げ用のフックをそれぞれあらわす。 吊り
下げバー11および14は、複数の一定長さの連結バー
12a.12b.12c.12d.・・・・、および1
5a.15b.15c.15d.・・・・を、各々の端
部を軸着部17a.17b.17c.17d・・・・、
および18a.18b.18c.18d.・・・・によ
り互いに回動自在に軸着させて縦方向に順次連結合させ
た1連の吊り下げバーを構成する。
【0011】さらに該1連の吊り下げバー11および1
4を相互に一定間隔を介して2連左右1対として対設さ
せるとともに、該1対の吊り下げバー11.14間にお
いて、軸着部17aと18a.17cと18c.17e
と18e.・・・のそれぞれの縦方向間欠箇所の軸着部
間に、水平な横桟19a.19b.19c.・・・をそ
れぞれ回動自在に取り付けて高さ方向に折り畳み自在と
し、しかもこれと全く同様の構成からなる梯子を、その
裏面側にも一定の間隔を介して位置せしめ、前後の梯子
を、図2にあらわしたように前記した軸着部17a.1
7b.17c.・・・、および18a.18b.18c
・・・によって一体的に結合されている(なお図2の状
態においては、軸着部17a.17b.17c・・・
は、軸着部18a.18b.18c・・・の陰になるの
であらわれない)。
【0012】吊り下げ用のフック21は、2枚の略L字
状をしたフック本体22と、該フック本体22にネジ止
めされる補助フック25とから構成され、両部材を組み
合わせて図3および図4のように下方に開口部を形成
し、しかも該開口部の間隔を自在に調整できるように構
成される。 すなわちフック本体22は、その一辺に手
先を差し込むことができる把手溝24を有するととも
に、その一端をチェーン20により梯子を構成する左右
1対の吊り下げバー11.14のそれぞれの上端部に連
結合されるようになっており、さらに他辺の連結部に
は、一定の間隔を介して複数の間隔調整用のネジ穴23
が開設されている。
【0013】さらに補助フック25は、フック本体22
と同様に、その一辺側に、手先を差し込むことができる
把手溝27を有するとともに、その一端にバネ29によ
り常時フックの開口部を閉塞する方向に付勢されたロッ
ク爪28が取り付けられているとともに、他辺側の連結
部には、一定の間隔を介して複数の間隔調整用のネジ穴
26が開設されている。
【0014】そして両部材は、それぞれの重ね合わせ連
結部分に開設された複数のボルト穴23および26のう
ち、そのいずれかのボルト穴を利用してボルト30によ
り締め付けて組み合わせることにより、吊り下げフック
を構成する。
【0015】なお上記した実施例においては、複数のボ
ルト穴の形成をフック本体22と補助フック25の双方
に形成する場合について説明したが、必ずしもこのよう
な構成にする必要もなく、このほかにも上記した複数の
ボルト穴23または26の形成をフック本体22のみ、
または補助フック25のみのいずれかの構成とし、複数
のボルト穴を形成しない方のフックには、単にボルト挿
通用の2個のみの構成とするようにすることも可能であ
る。
【0016】上記した構成により、火災その他の非常時
に上部の吊り下げ用フック21を、その把手溝27また
は24内に手先を差し込んで持ち、ベランダの手摺りT
や窓枠Mその他、適当な固定箇所に、その開口部に存在
するロック爪28を、そのバネ29の弾発力に抗して押
し入れる。 押し入れた後にはロック爪28がフックの
開口部を閉塞して吊り下げフックの離脱を防止する。
吊り下げフック21の係合が終了したら、これに連結さ
れている下方の1連の吊り下げバー11.14を直線状
に引き伸ばして梯子を構成し、これを建物の外壁面に添
わせて使用可能状態とする。
【0017】さらに火災の発生その他の非常時に、梯子
を降下する際においては手摺りTや窓枠Mを乗り越える
際に把手溝27または24内に手を差し込んで把持し、
体を安定させながら吊り下げバー11.14の各横桟1
9a.19b.19c・・・を伝って順次降下する。
【0018】なお吊り下げフック21の使用にあたって
は、吊り下げる箇所に合わせてその開口部の幅をあらか
じめ設定してボルト30を緩めていったん取り外した
後、適当間隔を決定しなおしたうえであらためてボルト
30によりフック本体22と補助フック25とを一体に
結合させておき、非常時に備えるものとする。
【0019】
【発明の効果】本発明は上記した通り、高さ方向に向け
て折り畳み自在に構成されたところの、上端に吊り下げ
フックを取り付けた梯子において、該吊り下げフックに
は手先を差し込むことができる把手溝を形成してなるも
のであるために、吊り下げフックの取り付けに際して把
手溝に手を差し込んで持つことができ、不用意に吊り下
げフックと手摺りや窓枠等の固定部との間に手を挟んだ
りする事故を無くすことができるばかりでなく、非常災
害時等に避難する場合において、手摺りや窓枠を乗り越
えるに際し、また乗り越えた後に上記把手溝内に手を差
し込んで把持し、体を安定させながら降下することがで
きるので、安全性が著しく向上する。
【0020】また吊り下げフックに、その一方の開口縁
に軸着されたところの、バネにより常時フックの開口部
を閉塞する方向に付勢されたロック爪が取り付けてある
場合においては、手摺り等にロック爪を押しのけながら
押し入れた後において、ロック爪28がフックの開口部
を閉塞して不用意な吊り下げフックの離脱を防止するた
めに安全性がきわめて良好となる。
【0021】さらに吊り下げフックが、梯子に連結され
るフック本体と、該フック本体にネジ止めされる補助フ
ックとからなり、フック本体と補助フックの内、少なく
とも一方のフックの連結部には、一定の間隔を介して複
数の間隔調整用のネジ穴が開設されている場合において
は、吊り下げフックの係合にあたり、吊り下げ箇所の太
さにあわせてあらかじめ吊り下げフックの開口径を調整
しておくことができ、このために吊り下げ時の安定性が
極めて良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である折り畳み梯子の、一部
を引き伸ばした状態における正面図。
【図2】図1の梯子の右側面図。
【図3】本発明に係わる梯子の、上方に連結されている
吊り下げフックの使用状態をあらわした要部拡大側面
図。
【図4】本発明に係わる梯子の上方に連結されている吊
り下げフックの、別の使用状態をあらわした要部拡大側
面図。
【図5】従来公知の折り畳み式梯子をあらわした全体斜
視図。
【符号の説明】
11 吊り下げバー 12 連結バー 14 吊り下げバー 15 連結バー 17 軸着部 18 軸着部 19 横桟 20 チエーン 21 吊り下げ用のフック 22 フック本体 24 把手溝 25 補助フック 26 ボルト穴 27 把手溝 28 ロック爪 29 バネ 30 ボルト
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E06C 1/00 - 9/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高さ方向に向けて折り畳み自在に構成され
    たところの、上端に吊り下げフックを取り付けた梯子に
    おいて、該吊り下げフックは、梯子に連結されるフック
    本体と、該フック本体にネジ止めされる補助フックとか
    らなり、フック本体と補助フックには、一定の間隔を介
    して複数の間隔調整用のネジ穴が開設されているととも
    に、補助フックにはその開口縁に軸着されたところの、
    バネにより常時フックの開口部を閉塞する方向に付勢さ
    れたロック爪が取り付けられ、さらに該吊り下げフック
    には手の指先を差し込むことができる把手溝を形成して
    なることを特徴とする折り畳み式梯子。
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