JPH0223319Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0223319Y2 JPH0223319Y2 JP19890583U JP19890583U JPH0223319Y2 JP H0223319 Y2 JPH0223319 Y2 JP H0223319Y2 JP 19890583 U JP19890583 U JP 19890583U JP 19890583 U JP19890583 U JP 19890583U JP H0223319 Y2 JPH0223319 Y2 JP H0223319Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gutter
- shaped plate
- shaped
- simple room
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 6
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Ladders (AREA)
- Emergency Lowering Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は高い所に寄せかけて登る梯子あるい
は階段として利用したり、緊急避難時に物や人を
滑り下す一種の滑り台として使用したり、また病
人やけが人を運ぶ担架として使用し、さらには野
外で屋根つきの簡易ルームとして利用できるなど
の各種用途を有する多目的避難用具兼簡易ルーム
に関する。
は階段として利用したり、緊急避難時に物や人を
滑り下す一種の滑り台として使用したり、また病
人やけが人を運ぶ担架として使用し、さらには野
外で屋根つきの簡易ルームとして利用できるなど
の各種用途を有する多目的避難用具兼簡易ルーム
に関する。
従来、緊急避難用具として使用する梯子、滑り
台、担架、テント等は個別に用意しなければなら
ず場所をとり不便であつた。
台、担架、テント等は個別に用意しなければなら
ず場所をとり不便であつた。
この考案は上記の点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、緊急避難時に一台で梯
子や昇降用階段に使用でき、かつ物や人を滑り下
す滑り台あるいは病傷人を運ぶ担架としても利用
でき、さらに屋根つきの簡易ルームなどとしても
利用できるようにした多目的避難用具兼簡易ルー
ムを一般に安価に提供することにある。
その目的とするところは、緊急避難時に一台で梯
子や昇降用階段に使用でき、かつ物や人を滑り下
す滑り台あるいは病傷人を運ぶ担架としても利用
でき、さらに屋根つきの簡易ルームなどとしても
利用できるようにした多目的避難用具兼簡易ルー
ムを一般に安価に提供することにある。
以下、この考案の一実施例を図面により説明す
る。
る。
1は樋型板状体で、断面半円型(弧状型を含
む)、断面略〓型等の形状等が選定される。樋型
板状体は一つのドラム缶を真中から半分に切つて
半円型のドラム缶を使用してもよいが、重量を考
慮して木製のものや、耐熱、耐強度性に優れた合
成樹脂製のものを使用してもよい。半円型ドラム
缶を使用する場合は、蓋部や底部を切り取つても
よいが、切り取らずにそのまま残しておいたとき
は容器として水などを貯めておくことができる。
2,2′は樋型板状体1の巾方向両端部長手方向
に沿つて一端部で回動自在となる如く互いに枢着
した2本の支持材をそれぞれ示す。支持材2,
2′は棒又は管のいずれであつてもよいが、後述
のように支持材中にカーテン5を装填する場合に
は管であることが望ましい。樋型板状体1の巾方
向端部に近い方(第1図の上方に位置する方)の
支持材2は第1図示の如く樋型板状体の左側端部
で回動自在に枢着する。該枢着部2aから左側を
板状体1の端部から延出させて把手部2bを形成
し、枢着部2aの右側は樋型板状体の長手方向に
沿い、かつその終端が下部に位置する別の支持材
2′の枢着部2a′相当の位置に達する長さとする。
一方、支持材2の下部に並設した別の支持材2′
は第1図示の如く樋型板状体の右側端部で回動自
在に枢着する。該枢着部2a′から右側を板状体1
の端部から延出させて把手部2b′を形成し、枢着
部2a′の左側は樋型板状体1の長手方向に沿い、
かつその終端が上部に位置する支持材2の枢着部
2a相当の位置に達する長さとする。第1図は支
持材2,2′が樋型板状体1の端部から外方に延
出する場合の例を示したが、第2図のように、上
部に位置する支持材2の端部が外方に延出させな
いで、代りにクランク型の把手3を樋型板状体1
の左側上端部に固着するようにしてもよい。この
クランク型の把手3は建物等に立て掛けて梯子又
はすべり台として使用するときに、該梯子等がす
べり落ちたりしないように危険防止のための係止
保持具としての役割も果すものである。4は樋型
板状体1の外側表面1aに、所定間隔をおいて設
けた足場で、板状のものあるいは棒状の曲り部材
4aのいずれであつてもよい。本例では棒状の曲
り部材4aを用いた場合を示す。
む)、断面略〓型等の形状等が選定される。樋型
板状体は一つのドラム缶を真中から半分に切つて
半円型のドラム缶を使用してもよいが、重量を考
慮して木製のものや、耐熱、耐強度性に優れた合
成樹脂製のものを使用してもよい。半円型ドラム
缶を使用する場合は、蓋部や底部を切り取つても
よいが、切り取らずにそのまま残しておいたとき
は容器として水などを貯めておくことができる。
2,2′は樋型板状体1の巾方向両端部長手方向
に沿つて一端部で回動自在となる如く互いに枢着
した2本の支持材をそれぞれ示す。支持材2,
2′は棒又は管のいずれであつてもよいが、後述
のように支持材中にカーテン5を装填する場合に
は管であることが望ましい。樋型板状体1の巾方
向端部に近い方(第1図の上方に位置する方)の
支持材2は第1図示の如く樋型板状体の左側端部
で回動自在に枢着する。該枢着部2aから左側を
板状体1の端部から延出させて把手部2bを形成
し、枢着部2aの右側は樋型板状体の長手方向に
沿い、かつその終端が下部に位置する別の支持材
2′の枢着部2a′相当の位置に達する長さとする。
一方、支持材2の下部に並設した別の支持材2′
は第1図示の如く樋型板状体の右側端部で回動自
在に枢着する。該枢着部2a′から右側を板状体1
の端部から延出させて把手部2b′を形成し、枢着
部2a′の左側は樋型板状体1の長手方向に沿い、
かつその終端が上部に位置する支持材2の枢着部
2a相当の位置に達する長さとする。第1図は支
持材2,2′が樋型板状体1の端部から外方に延
出する場合の例を示したが、第2図のように、上
部に位置する支持材2の端部が外方に延出させな
いで、代りにクランク型の把手3を樋型板状体1
の左側上端部に固着するようにしてもよい。この
クランク型の把手3は建物等に立て掛けて梯子又
はすべり台として使用するときに、該梯子等がす
べり落ちたりしないように危険防止のための係止
保持具としての役割も果すものである。4は樋型
板状体1の外側表面1aに、所定間隔をおいて設
けた足場で、板状のものあるいは棒状の曲り部材
4aのいずれであつてもよい。本例では棒状の曲
り部材4aを用いた場合を示す。
また屋根つきの簡易ルームとして使用するとき
は、樋型板状体1の外側表面1aを上にして支持
材2の四本を起立させてこれを支柱とし、最後に
支柱間の周囲を厚手の布地等のカーテンで被覆す
るようにしてもよいが、予め各支持材2,2′の
切り欠き部2cからカーテン5が引出し、収納自
在となる如く支持材2,2′中に回転自在に収納
した芯棒6に所定長のカーテン5を巻き付け、該
芯棒6の端部にぜんまいバネ7を取付けるように
してもよい。
は、樋型板状体1の外側表面1aを上にして支持
材2の四本を起立させてこれを支柱とし、最後に
支柱間の周囲を厚手の布地等のカーテンで被覆す
るようにしてもよいが、予め各支持材2,2′の
切り欠き部2cからカーテン5が引出し、収納自
在となる如く支持材2,2′中に回転自在に収納
した芯棒6に所定長のカーテン5を巻き付け、該
芯棒6の端部にぜんまいバネ7を取付けるように
してもよい。
この考案は上記構成したから、その実用に当つ
ては第2図のように樋型板状体1の外側表面1a
を下にして担架として使用するときは、該板状体
に人を横臥させ、前後の把手部2b,2b′を2人
で持つて運搬するようにすればよい。また梯子と
して使用するときは樋型板状体1の外側表面1a
を上にして、これを建物等の斜めに立て掛け、そ
の上端部のクランク型の把手3を窓等に係止させ
ることにより、これがずり落ちることなく安定的
に保持され、人が足場4に足を掛けて昇降するこ
とができる。さらに簡易ルームとして使用すると
きには、樋型板状体1の外側表面1aを上にして
4本の支持材2,2′を枢着部2a,2a′を支点
として回動させ、該板状体の下方に支柱として垂
下させる。次いで各支柱間を布等のカーテンで被
覆するか、あるいは各支柱に収納したカーテン5
をぜんまいバネ7に抗して引き出して支柱間にカ
ーテンを張設するようにする。
ては第2図のように樋型板状体1の外側表面1a
を下にして担架として使用するときは、該板状体
に人を横臥させ、前後の把手部2b,2b′を2人
で持つて運搬するようにすればよい。また梯子と
して使用するときは樋型板状体1の外側表面1a
を上にして、これを建物等の斜めに立て掛け、そ
の上端部のクランク型の把手3を窓等に係止させ
ることにより、これがずり落ちることなく安定的
に保持され、人が足場4に足を掛けて昇降するこ
とができる。さらに簡易ルームとして使用すると
きには、樋型板状体1の外側表面1aを上にして
4本の支持材2,2′を枢着部2a,2a′を支点
として回動させ、該板状体の下方に支柱として垂
下させる。次いで各支柱間を布等のカーテンで被
覆するか、あるいは各支柱に収納したカーテン5
をぜんまいバネ7に抗して引き出して支柱間にカ
ーテンを張設するようにする。
この考案は上記の説明から判るように、樋型板
状体の巾方向両端部長手方向に沿つて一端部で回
動自在となる如く互い違いに枢着した2本の支持
材をそれぞれ併設するとともに、上記樋型板状体
の外側表面に、所定間隔をおいて足場を設けたこ
とを特徴とする多目的避難用具兼簡易ルームであ
るから、緊急避難時に本案避難用具が一台あるだ
けで、これを建物等に斜めに立て掛けて梯子や昇
降用階段として使用でき、しかも樋型板状体に物
や人を滑り下す滑り台としても活用できる。さら
に支持材を支柱として板状体の下方に垂下させ、
かつ支柱間にカーテンを張設することによつて屋
根つきの簡易ルームとして利用できるなどの多目
的用途に適用できるという優れた効果を奏する。
また多目的用途の避難用具であるに拘らず、場所
をとらずにコンパクトな収納が可能であり、持運
び等も便利であるなどの実用上の利用価値は極め
て高いものといえる。
状体の巾方向両端部長手方向に沿つて一端部で回
動自在となる如く互い違いに枢着した2本の支持
材をそれぞれ併設するとともに、上記樋型板状体
の外側表面に、所定間隔をおいて足場を設けたこ
とを特徴とする多目的避難用具兼簡易ルームであ
るから、緊急避難時に本案避難用具が一台あるだ
けで、これを建物等に斜めに立て掛けて梯子や昇
降用階段として使用でき、しかも樋型板状体に物
や人を滑り下す滑り台としても活用できる。さら
に支持材を支柱として板状体の下方に垂下させ、
かつ支柱間にカーテンを張設することによつて屋
根つきの簡易ルームとして利用できるなどの多目
的用途に適用できるという優れた効果を奏する。
また多目的用途の避難用具であるに拘らず、場所
をとらずにコンパクトな収納が可能であり、持運
び等も便利であるなどの実用上の利用価値は極め
て高いものといえる。
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第
2図は他の実施例を示し、担架として使用した状
態の斜視図、第3図は梯子として使用した状態を
示す斜視図、第4図は滑り台として使用した状態
を示す斜視図、第5図は屋根つき簡易ルームとし
て使用した状態を示す斜視図である。 1……樋型板状体、2,2′……支持材、2a,
2a′……枢着部、2b,2b′……把手部、4……
足場、5……カーテン。
2図は他の実施例を示し、担架として使用した状
態の斜視図、第3図は梯子として使用した状態を
示す斜視図、第4図は滑り台として使用した状態
を示す斜視図、第5図は屋根つき簡易ルームとし
て使用した状態を示す斜視図である。 1……樋型板状体、2,2′……支持材、2a,
2a′……枢着部、2b,2b′……把手部、4……
足場、5……カーテン。
Claims (1)
- 樋型板状体の巾方向両端部長手方向に沿つて一
端部で回動自在となる如く互い違いに枢着した2
本の支持材をそれぞれ併設するとともに、上記樋
型板状体の外側表面に、所定間隔をおいて足場を
設けたことを特徴とする多目的避難用具兼簡易ル
ーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19890583U JPS60106645U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 多目的避難用具兼簡易ル−ム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19890583U JPS60106645U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 多目的避難用具兼簡易ル−ム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60106645U JPS60106645U (ja) | 1985-07-20 |
JPH0223319Y2 true JPH0223319Y2 (ja) | 1990-06-25 |
Family
ID=30758331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19890583U Granted JPS60106645U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 多目的避難用具兼簡易ル−ム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60106645U (ja) |
-
1983
- 1983-12-27 JP JP19890583U patent/JPS60106645U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60106645U (ja) | 1985-07-20 |
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