JPH03433Y2 - - Google Patents

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JPH03433Y2
JPH03433Y2 JP12564685U JP12564685U JPH03433Y2 JP H03433 Y2 JPH03433 Y2 JP H03433Y2 JP 12564685 U JP12564685 U JP 12564685U JP 12564685 U JP12564685 U JP 12564685U JP H03433 Y2 JPH03433 Y2 JP H03433Y2
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JP
Japan
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hook
net
safety net
stopper
manhole
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JP12564685U
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JPS6235048U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、マンホールの内壁に固着されるセー
フテイネツト用フツクの改良に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来マンホール内には不慮の転落事故を未然に
防止するため、セーフテイネツトが設けられてい
る。このセーフテイネツトは、マンホール側塊の
内壁に固着した複数のフツクに引掛けて取付けら
れている。従来のセーフテイネツト用フツクは、
第7図に示すように、マンホール側塊に固着した
フツクの基体1の先端部2を上方に屈曲させ、そ
れを更に手前に折返すことによつて形成されたU
字状の凹部3に、セーフテイネツト4の取付綱4
aを引掛けていた。第8図はこれを改良して、屈
曲させて折返した部分2の端部の下面に曲面状の
突出部5を設けて、セーフテイネツト4の取付綱
4aがフツクの凹部に位置するネツト嵌入部3か
ら外れ難くしたものである。(実願昭59−201099
号(実開昭61−116848号公報)) (考案が解決しようとする問題点) 第7図のようなフツクに引掛けられてセーフテ
イネツトは、何らかの原因でセーフテイネツトが
上方に持上げられた場合、ネツトが外れることが
あつた。第8図のものはこれを改良したもので、
大分外れ難くなつてはいるが、ウオータハンマー
現象等が発生して、ネツトが急激に強い力で押上
げられたような場合や、ネツトに頻繁に上下方向
の力がかゝつた場合などには、ネツトの取付綱4
aが第8図の突出部5と基体1の間をとおりぬけ
て外れてしまうおそれは未だにある。本考案はこ
れを改良して、更に外れ難いフツクの構造を得る
ために成されたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記の問題点を解決するための手段と
して、先端側を上方に屈曲させてかつ手前側に折
返したセーフテイネツト用フツクにおいて、折返
しによつて形成されたネツト嵌入部の開口部に、
前記の屈曲させ折返した先端側から、下方に垂下
するストツパを設けたものである。
(作用) このような構成とすることにより、フツクに引
掛けられているセーフテイネツは、ストツパがあ
るためにネツトが強い力で押上げられた場合や、
ネツトに頻繁に上下方向の力がかかり、フツクの
開口部にネツトの取付け綱が抜け出るような場合
でも、ストツパがあるため外れることが阻止され
る。
(実施例) 次に本考案の実施例を図によつて説明する。第
1図は本考案のフツクの側面図で、第2図はその
平面図である。セーフテイネツト用フツク10の
基体11の先端側12を上方に屈曲させて手前側
に折返し横U字状の形状にする。折返しによつて
形成されたネツト嵌入部13の開口部14に、手
前に折返した先端側12から、下方に垂下するス
トツパ15を設ける。ストツパ15の横断面積は
基体11の軸線に直角な断面積に較べて小さいも
のであり、またストツパ15の下端と基体11と
の開口部14の間隔は、挿入されるセーフテイネ
ツト18の取付綱18aの径より僅かに小であ
る。フツク10は第1図に示すように、フツクの
芯は金属性の芯金16で形成され、ねじの部分を
除いた周囲をプラスチツク材料(例えばポリプロ
ピレン等)17で蔽つた構造となつている。そし
てストツパ15の部分は周囲のプラスチツク材料
17と同一材料で一体に形成されている。フツク
10の芯金の基部20は直角に上方に折曲げら
れ、この部分にねじ21が形成され、ナツト22
が螺合されている。フツク10は第3図、第4図
に示すようにマンホール鉄蓋23の直下の鉄枠2
4に設けた孔に、ネツト22によつて締結され
る。
マンホールの鉄枠24に取付けられた上記構成
のフツク10に対し、セーフテイネツト18の取
付綱18aを懸架する。ストツパ15の下方の開
口部14は、セーフテイネツトの取付綱18aの
直径より狭いが、セーフテイネツトの取付けに際
しては、取付綱18aを変形して通過させるか、
または垂下しているストツパ15を変形させて通
過させることによつて、嵌入部13に嵌入させる
ことができる。こうして一旦嵌め込まれたセーフ
テイネツト18は、ネツトが強い力で押上げられ
た場合や、ネツトに頻繁に上下方向の力が働き、
ネツトの取付綱18aがフツクの開口部から抜出
るような場合でも、ストツパ15があるため外れ
難い。またストツパ15は上から下に垂下してい
るので、垂下している内側の上方は窪み19を形
成している。よつてネツトの取付綱18aは窪み
19に喰いこみやすく、そのため外れ難さが倍加
される。
第5図は他の取付方法を用いる場合のセーフテ
イネツト用フツクの実施例である。第1図および
第3図の実施例では、芯金の基部20から直角方
向に折曲げられた個所にねじ部21が形成されて
いたが、第5図の側では芯金の基部に直線状にな
つた部分にねじ25が形成されている。これをマ
ンホール内壁に取付けるには、第6図のようにコ
ンクリート側塊にボルトの植込が可能なねじ穴2
7を取付け、それに第5図のフツクのねじ部25
をねじ込んで、ナツト26で締め付けて固定する
等の方法が用いられる。
(考案の効果) 本考案は以上述べたような構成と作用を有する
ものであるから、本考案のフツクに引掛けられた
セーフテイネツトは、ウオータハンマー等の衝撃
による力が加えられても外れることはなく、セー
フテイネツトの安全性を更に高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のセーフテイネツト用フツクの
側面図、第2図はその平面図、第3図は第1図の
フツクをマンホール蓋の直下部の鉄枠に取付けた
場合の鉄蓋鉄枠の縦断面図、第4図は第3図のマ
ンホールの蓋を外した平面図、第5図は他の実施
例のフツクの側面図、第6図は第5図のフツクを
マンホール側壁に取付けた場合の断面図、第7図
は従来のセーフテイネツト用フツクの側面図、第
8図は第7図のフツクに一部改良をほどこしたも
のの側面図である。 10……セーフテイネツト用フツク、12……
フツク先端側、13……ネツト嵌入部、14……
ネツト嵌入部開口部、15……ストツパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端側を上方に屈曲させてかつ手前側に折返し
    たセーフテイネツト用フツクにおいて、折返しに
    より形成されたネツト嵌入部の開口部に、前記屈
    曲させた先端側から、下方に垂下するストツパを
    設けたことを特徴とするセーフテイネツト用フツ
    ク。
JP12564685U 1985-08-16 1985-08-16 Expired JPH03433Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12564685U JPH03433Y2 (ja) 1985-08-16 1985-08-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12564685U JPH03433Y2 (ja) 1985-08-16 1985-08-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6235048U JPS6235048U (ja) 1987-03-02
JPH03433Y2 true JPH03433Y2 (ja) 1991-01-09

Family

ID=31018723

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JP12564685U Expired JPH03433Y2 (ja) 1985-08-16 1985-08-16

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JPS6235048U (ja) 1987-03-02

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