JP2879206B2 - 軸流ファンモータ - Google Patents

軸流ファンモータ

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JP2879206B2 JP8055460A JP5546096A JP2879206B2 JP 2879206 B2 JP2879206 B2 JP 2879206B2 JP 8055460 A JP8055460 A JP 8055460A JP 5546096 A JP5546096 A JP 5546096A JP 2879206 B2 JP2879206 B2 JP 2879206B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種のOA機器等
に設けられる軸流ファンモータの改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】各種OA機器等のように、多数の電子回
路をケーシング内に収容したものでは、電子部品が発生
する熱がこもって電子部品を破損させる虞がある。そこ
でケーシングの側壁に通気孔を設け、ここに軸流ファン
モータを取り付けてケーシング内部の熱を外部に放出す
るようにしている。
【0003】本発明を適用する軸流ファンモータの一例
を図9について説明する。1はケーシングであって、内
側を斜面に形成した筒状のベンチュリ部2と、このベン
チュリ部2に一体の軸受箱部3とから構成されるもので
ある。軸受箱部3の起立部の内側には2個のベアリング
4,5が装着されており、このベアリング4,5の内輪
で金属製の軸6を回転自在に支持している。7は軸6の
抜け止め用の止め輪である。
【0004】軸6の図における上方部位にはローレット
(またはDカット)8が刻設されており、ここに、イン
ペラ9のボス部10の中央部分が取り付けられている。
軸6をボス部10に取り付けるのは、インペラ9の成形
時に軸6をインサートして行なう。ボス部10の外周部
には、複数枚のファン11が放射状に取り付けられてい
る。インペラ9は、軸6に一体化された状態でベアリン
グ4,5に挿入される。12はベアリング5の内輪に適
度のスラスト予圧を与えるコイルスプリングである。
【0005】インペラ9のボス部10は平面視が円形
で、図示するように断面形状が概略E型をしており、そ
の外周部分にファン11が取り付けられているが、その
部分の内側にはヨーク13が装着されて、円筒状で周方
向に着磁されたロータとしてのマグネット14を保持し
ている。軸受箱部3の起立部の外周部分には円板状のP
Cボード15が設けられ、後述するようにDCブラシレ
スモータとしての電子回路および部品が搭載されてい
る。16は電子回路に電源を供給するリード線である。
PCボード15の上部で、マグネット14の内側に位置
する部分には、コア17と、このコア17に巻回された
コイル18およびコア17を保持するインシュレータ1
9とからなるステータ20が搭載されている。
【0006】図10に示すものはモータの駆動回路を示
す回路図である。21は正側の電源端子であり、22は
負側の電源端子である。電源端子22は接地回路に接続
されている。これらの電源端子21,22にはリード線
16が接続される(図11参照)。電源端子21にはダ
イオード23,24のカソード側が接続されており、ダ
イオード23のアノード側は集積回路(IC)25の端
子25mに接続されている。
【0007】集積回路25には25aないし25pの1
6個の端子が設けられている。これらの端子は、正側お
よび負側の電源端子と信号の入出力端子であるが、モー
タの駆動回路としてはそのうちの一部を使用する。端子
25oは接地回路に接続され、端子25jと接地回路と
の間にはコンデンサ26が接続されている。
【0008】ダイオード24のアノードは、ロータの磁
界を検知するホール素子27の正側の電源端子27aに
接続されている。ホール素子27の負側の電源端子27
bは抵抗器28を介して接地回路に接続されている。ホ
ール素子27の出力端子27c,27dは集積回路25
の端子25a,25bに接続されている。端子25fと
端子25mとの間、および端子25hと端子25mとの
間にはコイル18,18が接続されている。29,3
0,31はコイル18,18の接続端子である。ホール
素子27と集積回路25は、コイル18,18に流す電
流を制御し、インペラ9を所定方向に回転させる。
【0009】このような構成からなるこの軸流モータ
は、次のように作動する。すなわち、リード線16によ
り電源端子21,22に電源電圧を供給すると、集積回
路25の作用でコイル18,18に電流が流れ、ステー
タ20のコア17を所定の順に従って励磁する。これに
よって生ずる磁界とマグネット14の発する磁界との関
係により、インペラ9は軸6を中心にして回転する。こ
の回転により、ファン11がケーシング1のベンチュリ
部2内で一定方向の空気流を発生させるので、この軸流
ファンモータを取り付けたケーシング内の熱を外部に放
出することができる。
【0010】コイル18,18に電流が流れるとき、コ
ンデンサ26にはこの電流値に対応した充電電流が流
れ、コンデンサ26は充電される。何らかの原因により
回転障害が発生してロックが生じ、軸6に大きな力が加
わると、コンデンサ26に印加される充電電圧は急激に
上昇する。この電圧がある値以上になると集積回路25
はコイル18,18に流れる電流をカットオフし、コイ
ル18,18の焼損防止をする。
【0011】図11に示すものはPCボード15に図1
0の回路部品を配列した図である。この図から明らかな
ように、PCボード15は円形で中央に円形の孔15a
を設けた形状である。孔15aには軸受箱部3が貫通す
る。このPCボード15には図10と同一の符号を付し
て示したように、各部品が全周の4分の3程度の面積を
占めて取付けられている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した軸流ファ
ンモータをOA機器等に使用した場合、空気流がインペ
ラ9によって軸6に沿った方向に流れるので、これをO
A機器等のケーシングの壁に軸6が交差する向きにして
取付けることにより、ケーシング内部で温度上昇した空
気が効率よく外部に排出され、ケーシング内の温度上昇
を一定値以内に抑える効果がある。すなわち、ファンモ
ータとしての機能上はなんらの問題もない。しかしなが
ら、信頼性と機能はそのままで、さらなる小型化とコス
ト低減が求められるところである。また、部品点数を削
減する一つの手段として、回転障害が発生してロックが
生じ、軸6に大きな力が加わったときに機能するコンデ
ンサ26を廃止し、この機能を他の部品に兼ねさせるこ
とも考えられる。
【0013】本発明はこの点に鑑みてなされたものであ
り、上記形式の軸流ファンモータにおいて、部品の削減
と配置に改良を加えることにより、信頼性と機能はその
ままで、さらなる小型化とコスト低減を図ることができ
る軸流ファンモータを提供しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、ベアリングで回転自在に支持
した軸に平面視が円形で断面形状が概略E型のボス部を
介してインペラを取付け、前記ボス部の内部にロータと
してのマグネットを取付け、前記インペラの外側を、内
側を斜面にして筒状のベンチュリ部に形成したケーシン
グで覆い、前記軸の回転を集積回路によりコイルの通電
制御で行うようにした軸流ファンモータにおいて、前記
ベンチュリ部を有するケーシング内に一定方向の空気流
を発生させるインペラを設け、前記ベンチュリ部に一体
の軸受箱部の起立部外周部分に設けるPCボードを、面
積が前記ボス部の全円の30〜60%以内の円弧状で、
かつ前記ボス部の直径より小さい直径のものに形成し、
該PCボードに制御回路を組込み、かつ前記マグネット
の内側に位置する部分に設けるステータのコイルの端子
を、ステータの最外周および隣接するステータの間に設
け、かつ前記端子を、前記ステータ1極に対して複数個
設けると共に前記端子の位置に対応するところに孔を設
けて、該孔に前記端子を挿入し、前記制御回路に接続し
たことを特徴とする。
【0015】上記構成の本発明によれば、インペラを回
転させることにより、ベンチュリ部を有するケース内に
一定方向の空気流が発生するから、ケース内の冷却が確
実に行われる。そして、面積がボス部の全円の30〜6
0%以内の円弧状で、ボス部の直径より小さい直径のP
Cボードに制御回路を組込んだことにより、これをケー
シングの内部に収容するとき、ケーシング1の内部空間
を広くとることができるので通気性が向上し、冷却風の
流れが良くなる。さらにPCボード上の部品配置を工夫
することによって、ステータ側のコイルとPCボード側
との接続が容易に、また少ない部品でありながら確実に
行われる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、面積をボス部の全円の50
%にした本発明の一実施形態を、図1について、図9と
同一の部分には同一の符号を付して説明する。1はケー
シングであって、内側を斜面に形成した筒状のベンチュ
リ部2と、このベンチュリ部2に一体の軸受箱部3とか
ら構成されるものである。軸受箱部3の起立部の内側に
は2個のベアリング4,5が装着されており、このベア
リング4,5の内輪で金属製の軸6を回転自在に支持し
ている。7は軸6の抜け止め用の止め輪である。
【0017】図示するように、軸6はインペラ9のボス
部10の中央部分に一体にモールドされている。インペ
ラ9は合成樹脂で製作される。ボス部10の外周部に
は、複数枚のファン11が放射状に取り付けられてい
る。インペラ9は、軸6の部分でベアリング4,5に挿
入される。
【0018】インペラ9のボス部10は図示するように
概略E型をしており、その外周部分にファン11が取り
付けられているが、その部分の内側にはヨーク13が装
着されて、円筒状で周方向に着磁されたロータとしての
マグネット14を保持している。軸受箱部3の起立部の
外周部分には半円板状のPCボード15が設けられ、後
述するようにDCブラシレスモータとしての電子回路お
よび部品が搭載されている。16は電子回路に電源を供
給するリード線である。PCボード15の上部で、マグ
ネット14の内側に位置する部分には、コア17と、こ
のコア17に巻回されたコイル18およびコア17を保
持するインシュレータ19とからなるステータ20が搭
載されている。
【0019】図2はモータの駆動回路を示す回路図であ
る。21は正側の電源端子であり、22は負側の電源端
子である。電源端子22は接地回路に接続されている。
これらの電源端子21,22にはリード線が接続され
る。電源端子21には集積回路25の端子25kが接続
されている。この端子25kと端子25mとの間には、
集積回路25の内部において図10に示すダイオード2
3に相当するものが入っている。この集積回路25は内
部にサーマルシャットダウン機能を搭載している。
【0020】ホール素子27の正側の電源端子27a
は、集積回路25の端子25iに接続されている。この
端子25iと端子25kとの間には、集積回路25の内
部において図10に示すダイオード24に相当するもの
が入っている。ホール素子27の負側の電源端子27b
は、集積回路25の端子25cに接続されている。この
端子25cと端子25oとの間には、集積回路25の内
部において図10に示す抵抗器28に相当するものが入
っている。ホール素子27と集積回路25のこのような
接続により、集積回路25は、常にホール素子27の端
子27a,27bに1〜3ボルト程度の電圧を印加する
ようになっている。
【0021】ホール素子27の出力端子27c,27d
は集積回路25の端子25a,25bに接続されてい
る。端子25fと端子25nとの間、および端子25h
と端子25nとの間にはコイル18,18が接続されて
いる。29,30,31はコイル18,18の接続端子
である。ホール素子27と集積回路25は、コイル1
8,18に流す電流を制御し、インペラ9を所定方向に
回転させる。
【0022】図3はPCボード15に図2の回路部品を
配列した図である。この図から明らかなように、PCボ
ード15は半円形で中央に円形の凹部15bを設けた形
状である。凹部15bは軸受箱部3の一部に対向する。
このPCボード15には、図2と同一の符号を付して示
したように各部品が取付けられている。そしてこの実施
形態では、図4および図5に示すように、ステータ20
のコイルの端子29,30,31を、ステータ20(イ
ンシュレータ19の部分)の最外周および隣接するステ
ータ20(コイル18の部分)の間に設けると共に、P
Cボード15の、これら端子29,30,31の位置に
対応するところに孔15c,15d,15eを設けて、
これらの孔15c,15d,15eに、端子29,3
0,31を挿入し、それぞれの回路に半田付けにより接
続してある。
【0023】図6に示すものはPCボード15に図2の
回路部品を配列したもので、図3のものとは配置に変更
を加えたものである。この実施形態においても、PCボ
ード15は半円形で中央に円形の凹部15bを設けた形
状である。凹部15bは軸受箱部3の一部に対向する。
この実施形態では、図7および図8に示すようにステー
タ20のコイルの端子29,30を、ステータ20の1
極に設けると共に、PCボード15の、端子29,3
0,31の位置に対応するところに孔15c,15d,
15eを設けて、これらの孔15c,15d,15eに
端子29,30,31を挿入し、それぞれの回路に半田
付けにより接続してある。
【0024】図3および図6から明らかなように、PC
ボード15には電源端子21,22、集積回路25およ
びホール素子27のみが搭載されている。図11に示し
た従来のものに比して著しく部品点数が減少している。
本発明では、この使用しなくなった部品の機能を、集積
回路25に搭載されているものを利用することになる。
PCボード15の形状と構造を図3と図6に示したよう
なものとすることによって、PCボード15上の部品配
置が重量配分および回路構成の上で良好になり、またP
Cボードのステータ20への取付けが確実に行われるこ
とになる。端子29,30は、回路構成上ホール素子2
7に近い方がよいので、そのようにしてある。
【0025】前述のように、集積回路25には内部にサ
ーマルシャットダウン機能が搭載されている。これは、
集積回路25の温度がある設定値に達したとき負荷への
通電を瞬時に断ち、集積回路25の破損を防止するもの
である。本発明においてはこの機能を利用し、何らかの
原因によってモータがロック状態になり、過大電流が流
れて発熱し、その熱が集積回路25に伝達したとき、コ
イル18への通電を即時に断つようにしてある。サーマ
ルシャットダウン機能の作動温度は任意に設定すること
ができるが、本発明においては、モータがロック状態に
なったときに生ずる最大許容ジャンクション温度(10
0〜175℃)より10〜80℃程度低い温度に設定し
てある。
【0026】上記のように構成された軸流ファンモータ
は、電源端子21,22に電源電圧を印加すると、コイ
ル18,18に電流が流れてインペラ9は回転する。ホ
ール素子27はコイル18,18の磁界を検知し、その
信号を集積回路25に送る。集積回路25はコイル1
8,18に一定方向、一定値の電流が維持されるように
管理する。何らかの原因によってモータがロック状態に
なり、過大電流が流れて発熱し、その熱が集積回路25
に伝達するとコイル18への通電が即時に断たれ、集積
回路25の破損とコイル18,18の焼損を防止するこ
とになる。
【0027】以上説明した実施形態では、従来は円形で
あったPCボードを半円形にし、その面に電子部品を配
置したが、本発明に係るPCボード15は半円形に限定
されるものではなく、全円の30〜60%以内の円弧状
に形成すればよい。なお、集積回路25には、回転信号
出力、ロック信号出力、回転異常(所定回転数より回転
数が低下したとき)信号出力等の機能を持たせる場合も
あるが、その場合にはPCボード15に信号出力端子を
取付けることになる。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
た軸流ファンモータであり、ベアリングで回転自在に支
持した軸に平面視が円形で断面形状が概略E型のボス部
を介してインペラを取付け、前記ボス部の内部にロータ
としてのマグネットを取付け、前記インペラの外側を、
内側を斜面にして筒状のベンチュリ部に形成したケーシ
ングで覆い、前記軸の回転を集積回路によりコイルの通
電制御で行うようにした軸流ファンモータにおいて、前
記ベンチュリ部を有するケーシング内に一定方向の空気
流を発生させるインペラを設け、前記ボス部に隣接して
設けるPCボードを、面積が前記ボス部の全円の30〜
60%以内の円弧状で、前記ボス部の直径より小さい直
径のものに形成し、該PCボードに制御回路を組込んだ
ものであるから、インペラを回転させることにより、ベ
ンチュリ部を有するケース内に一定方向の空気流を発生
させることができ、これによってケース内の冷却が確実
に行われる。そして、面積がボス部の全円の30〜60
%以内の円弧状にしたことにより、ケーシング内部にP
Cボードの面積に近いスペースが生じて冷却性が向上す
る。
【0029】そして、前記マグネットの内側に位置する
部分に設けるステータのコイルの端子を、ステータの最
外周および隣接するステータの間に設け、かつ前記端子
を、前記ステータ1極に対して複数個設けると共に前記
端子の位置に対応するところに孔を設けて、該孔に前記
端子を挿入し、前記制御回路に接続したことにより、P
Cボード上の部品配置を工夫することによって、ステー
タ側のコイルとPCボード側との接続が容易に、また少
ない部品で確実に行われることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の縦断面図である。
【図2】モータの駆動回路を示す回路図である。
【図3】PCボードに図2の回路部品を配列したところ
を示す平面図である。
【図4】モータの平面図である。
【図5】図4のものの正面図である。
【図6】PCボードに図2の回路部品を配列した他の例
の平面図である。
【図7】図4のものの変形例を示す平面図である。
【図8】図7のものの正面図である。
【図9】本発明を適用する軸流ファンモータの一例の縦
断面図である。
【図10】図9のものにおけるモータの駆動回路を示す
回路図である。
【図11】PCボードに図10の回路部品を配列したと
ころを示す平面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 4 ベアリング 5 ベアリング 6 軸 9 インペラ 10 ボス部 11 ファン 14 マグネット 15 PCボード 15a 孔 15b 孔 15c 孔 17 コア 18 コイル 19 インシュレータ 20 ステータ 21 電源端子 22 電源端子 27 ホール素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−253494(JP,A) 特開 平4−127855(JP,A) 特開 平7−284239(JP,A) 特開 平3−145949(JP,A) 特開 平8−40053(JP,A) 実開 平7−39263(JP,U) 実開 平4−61450(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G04D 29/00 H02K 5/20 H02K 7/14 H02K 21/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベアリングで回転自在に支持した軸に平
    面視が円形で断面形状が概略E型のボス部を介してイン
    ペラを取付け、前記ボス部の内部にロータとしてのマグ
    ネットを取付け、前記インペラの外側を、内側を斜面に
    して筒状のベンチュリ部に形成したケーシングで覆い、
    前記軸の回転を集積回路によりコイルの通電制御で行う
    ようにした軸流ファンモータにおいて、前記ベンチュリ
    部を有するケーシング内に一定方向の空気流を発生させ
    るインペラを設け、前記ベンチュリ部に一体の軸受箱部
    の起立部外周部分に設けるPCボードを、面積が前記ボ
    ス部の全円の30〜60%以内の円弧状で、かつ前記ボ
    ス部の直径より小さい直径のものに形成し、該PCボー
    ドに制御回路を組込み、かつ前記マグネットの内側に位
    置する部分に設けるステータのコイルの端子を、ステー
    タの最外周および隣接するステータの間に設け、かつ前
    記端子を、前記ステータ1極に対して複数個設けると共
    に前記端子の位置に対応するところに孔を設けて、該孔
    に前記端子を挿入し、前記制御回路に接続したことを特
    徴とする軸流ファンモータ。
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