JP3965222B2 - 軸流ファン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軸流ファンに係り、特に電源供給及び駆動状態を監視するリード線を固定するための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
軸流ファンは、パソコン等の電子機器の心臓部となる中央演算素子乃至半導体の冷却用としての需要が近年ますます高まりつつあり、特に直流電源とする小型軸流ファンは、現在多く生産されている。
【0003】
従来の小型軸流ファンによれば、羽根部を複数設けた羽根体を枠体の本体ハウジングの中央部において連結部を介して設けられた基部において回転自在に設ける一方で、基部には回転磁界を発生するためのコイルが設けられており、リード線により回転磁界発生のための直流の電力供給を行うように構成されている。
【0004】
一方、リード線がコイルに対してさらに接続されており、何等かの原因で羽根体の回転が停止したときに、起電力を発生するようにして使用者にランプを点灯するか、何等かの警報を生じて、運転中の軸流ファンが突然停止した異常状態を知らせるように構成される場合もある。以上の事情から、リード線は2本と3本を適宜設けるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
また、より簡単に構成される軸流ファンによれば、リード線の支持のために枠体の側面部位をリード線が直に通過する構成としていた。また、外形が25mm角前後の超小型の軸流モータでは、駆動回路基板に対して直にハンダ付けするための切欠部を基部に形成しておき、リード線を支持部となる穴部に通過してから連結部の孔部に通してから半田付け作業を行うようにしていた。
【0006】
このためにリード線を挿通保持する孔部の直径分が連結部において太くなってしまい、太い連結部は風の通過の障害となる問題があった。また、リード線を枠体の本体ハウジング側にしっかりと固定することは、製品として重要なことであるが、従来は枠体側に固定口を設けておき、リード線を固定口に差し込むようにしていた。
【0007】
このために、少なくとも半田付け前にリード線をセットしてからでないとハンダ付けできなくなる作業手順が発生していた。また、リード線を固定する固定口は、リード線を固定口に単に差し込む方式であったために、リード線が振動を受けて半田が外れて、断線する事態も指摘されている。
【0008】
したがって、本発明の軸流ファンは上記の問題点に鑑みてなされたものであり、リード線が送風の通過の障害とならず、かつリード線を枠体に確実に固定することができ、さらに半田付け作業に順番が生じない軸流ファンの提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明によれば、永久磁石を有する羽根体を回転自在に支持し、かつ前記永久磁石に対する回転磁界を発生する手段を配設した基部と、軸流ファンの外形形状を形成する枠体との間を、複数の連結部を介して一体的に形成するとともに、前記手段に対する通電を行ため複数のリード線を前記連結部に沿うように設けた軸流ファンであって、前記枠体のうち、前記連結部の一つから延設された延設部に形成された孔であって、前記リード線を配線後に固定する固定部と、前記延設部に形成され、一端が開放し、他端が前記固定部と連続した開口部と、前記連結部の一つの略中間部位から前記羽根体の回転方向に沿うように延設されたリード線支持部と、を備えることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好適な実施形態について、添付の図面を参照して述べる。
【0011】
次に、図1は軸流ファンへのリード線5の取付け前(a)、リード線5の取付け後(b)の様子を示した外観斜視図である。また、図2は軸流ファンの平面図(a)、中心断面図(b)である。
【0012】
先ず、図2において、永久磁石11を有する羽根体13には軸体17が一体成形されており、この軸体17が基部6に内蔵の燒結体からなる軸受13とボールベアリング12によって回転自在に支持されており、羽根体13を回転するようにしている。この基部6にはさらに上記の永久磁石11に対する回転磁界を発生するコイル15と所定の電子回路を実装するとともに、リード線5を半田付けするためのランド部3a、3b、3cを設けた回路基板3が配設されている。
【0013】
この基部6は軸流ファンの外形形状を形成する枠体1との間を図示のように基部6の接線方向に伸びる3本の連結部2を介して一体形成するように例えば所定樹脂材料から一体射出成形されている。
【0014】
次に、図1をさらに参照して、上記の回路基板3に対する電源供給と、何等かの原因で羽根体13の回転が停止したときに、起電力を発生するようにして使用者にランプを点灯するか、何等かの警報を生じて、運転中の軸流ファンが突然停止した異常状態を知らせるためのリード線5は連結部2の一つに略平行に沿うように設けられている。
【0015】
この連結部2の一つは枠体1の外側壁面となる第1の枠体部位1Aと並設される。
【0016】
また、この連結部2の延設部となる第2の枠体部位1Bには、図示のように開口した開口部7が形成されており、この開口部7から右方向に連続形成される溝部の奥側においてリード線の外径直径よりも少し小さい内径の固定部8が図示のように3箇所形成されている。したがって、これらの固定部8にリード線を圧入することでリード線の外径が細くなり確実に保持されることになる。この固定部は図示の形状以外に単純に幅が細くなるようにしても良い。
【0017】
一方、連結部2の略中間部位からは羽根体13の回転方向に沿うように延設されるリード線支持部4が一体形成されている。
【0018】
このリード線支持部4は、図1(b)において、リード線5の3本分(2本の場合もある)を基板3のランド部に対して夫々半田付けした後に、羽根体13から離間するように屈曲して保持して、羽根体13に接触しないようにする目的と、上記の固定部8からリード線を引き抜こうとする力に対向するように屈曲させる二つの目的がある。リード線支持部4の構成について次に述べる。
【0019】
図3(a)はリード線支持部4の背面図である、(b)は(a)のA‐A矢視断面図である、そして(c)は(b)のB‐B矢視断面図である。
【0020】
先ず、図3(a)において、リード線支持部4は羽根体の回転方向に沿うように円弧を有するように連結部2の途中部位から一体形成されている。
【0021】
また、図3(c)において、リード線支持部4は羽根体13に向かう凸状の曲面4aから構成されており、羽根体13が回転駆動されるに伴い発生する気流Fを滑らかに通過させるようにしている。
【0022】
さらに、図3(b)に図示のように、全ての連結部2にも羽根体13に向かう凸状の曲面2aが形成されており、羽根体13が回転駆動されるに伴い発生する気流Fを滑らかに通過させるようにしている。
【0023】
以上の構成において、図1(b)を参照して、リード線5の一端が回路基板3のランド部3a、3b、3c上に夫々半田付けされた後に、リード線支持部4上を羽根体13から離間する側になるように通し、開口部7に入れてから固定部8に順次セットする。
【0024】
このようにすることでリード線5に直に風が当たるが、羽根体13から出た風は外周側が最大であるが、この風を少なくともリード線支持部4により遮ることはなくなる。また、上記のように曲面4aで鋭角にしてあるため、風の流れを遮る事はなくなり、空気の流れによって発生する騒音も抑える事ができる。
【0025】
また、リード支持部4は、円周方向に伸びた形状をしている為に、枠体1の通風口と接触していないために、充分な間隙ができることになる。
【0026】
以上のように構成することで、リード線5が羽根体13側に向かうように撓んで接触することを防ぐことができ、なおかつ細い形状で構成されているのでリード線支持部4はで風量を損なうことない。
【0027】
また、半田付け専用治具を準備することで、リード線5を固定部8に固定してから、リード線支持部4において支持するようにしてから半田付けするようにもできる。
【0028】
以上のように、リード線5が羽根体13が回転している側へ撓み、羽根体13と接触するという事故は完全に防ぐ事が出来る。またリード支持部4は、ハウジングの通風口面において大きな間隙ができているために、風量が最大となる羽根の外周部分を遮蔽しない為に、風量を低下させる事がなくなる。
【0029】
また、リード線を回路基板へ半田付けするための切欠部6a(図1参照)を小さくすることなく大きく構成でき、半田付け作業がしやすくなる。
【0030】
また、リード線5を確実に固定することによって、リード線の挿入後において、振動や、乱暴に取り扱われてもリード線が外れる不都合がなくなる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、リード線が送風の通過の障害とならず、かつリード線を枠体に確実に固定することができ、さらに半田付け作業に順番が生じない軸流ファンを提供することができる。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は軸流ファンへのリード線5の取付け前の様子を示した外観斜視図、(b)は、リード線5の取付け後の様子を示した外観斜視図である。
【図2】(a)は図2は軸流ファンの平面図、(b)は図2は軸流ファンの中心断面図である。
【図3】(a)はリード線支持部4の背面図である、(b)は(a)のA‐A矢視断面図である、そして(c)は(b)のB‐B矢視断面図である。
【符号の説明】
1 枠体
1A 第1の枠体部位
1B 第2の枠体部位
2 連結部
3 回路基板(手段)
4 リード線支持部
5 リード線
6 基部
7 開口部
8 固定部

Claims (3)

  1. 永久磁石を有する羽根体を回転自在に支持し、かつ前記永久磁石に対する回転磁界を発生する手段を配設した基部と、軸流ファンの外形形状を形成する枠体との間を、複数の連結部を介して一体的に形成するとともに、前記手段に対する通電を行ための複数のリード線を前記連結部に沿うように設けた軸流ファンであって、
    前記枠体のうち、前記連結部の一つから延設された延設部に形成された孔であって、前記リード線を配線後に固定する固定部と、
    前記延設部に形成され、一端が開放し、他端が前記固定部と連続した開口部と、
    前記連結部の一つの略中間部位から前記羽根体の回転方向に沿うように延設されたリード線支持部と、
    を備えることを特徴とする軸流ファン。
  2. 前記リード線支持部を、前記羽根体に向かう凸状の曲面から構成、前記羽根体が回転駆動されるに伴い発生する気流を滑らかに通過させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の軸流ファン。
  3. 前記リード線支持部において、前記リード線を前記羽根体から離間するように屈曲して保持することを特徴とする請求項1または2に記載の軸流ファン。
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