JP2744772B2 - 送風機及び電子部品冷却用送風機 - Google Patents

送風機及び電子部品冷却用送風機

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JP2744772B2
JP2744772B2 JP7134394A JP13439495A JP2744772B2 JP 2744772 B2 JP2744772 B2 JP 2744772B2 JP 7134394 A JP7134394 A JP 7134394A JP 13439495 A JP13439495 A JP 13439495A JP 2744772 B2 JP2744772 B2 JP 2744772B2
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    • F04D29/522Casings; Connections of working fluid for axial pumps especially adapted for elastic fluid pumps
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F04D25/0613Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven the electric motor being specially adapted for integration in the pump the electric motor being of the inside-out type, i.e. the rotor is arranged radially outside a central stator
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は送風機に関するものであ
り、特に電子機器の収納ケースの内部に収納されて使用
される電子部品冷却用送風機として用いるのに好適な送
風機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平2−231940号公報及び特開
平2−231941号公報には、軸流送風機を利用して
軸線方向と直交する径方向に風を流す径流送風機と称さ
れる送風機が開示されている。そもそも軸流送風機は、
モータの回転軸の軸線方向の一方の方向から空気を吸引
して吸引した空気を軸線方向の他方の方向に流すように
形成された複数枚のブレードを有するインペラがモータ
の回転軸に固定され、少なくともインペラがケーシング
の周壁部によって画定された筒状のキャビティ内に配置
された構造を有している。軸流送風機は、圧力は小さい
が、風量が多いという特性を有している。そこで前述の
径流送風機は、この特性を利用して、厚みが薄く、クロ
スフローファンやシロッコファンよりも風量が多く、シ
ロッコファンよりも騒音が少ない径流送風機を得る目的
で開発された。
【0003】この従来の径流送風機は、インペラが収納
されるキャビティの一端を閉塞壁部で閉じており、ケー
シングの周壁部の一部を軸線方向にすべて除去して形成
した側方吐出口を有している。この側方吐出口は、キャ
ビティの一端から他端まで完全に延びている。即ちこの
側方吐出口からはインペラのブレードが完全に露出して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】軸流送風機を利用した
前述の従来の径流送風機を試験的に作成して、実際に試
験を行ったところ、側方吐出口から排気されて被冷却部
に吹付けられる風の量(送風量)が予想よりも少ないこ
とが分かった。
【0005】また従来の径流送風機を厚みの薄い電子機
器の収納ケースに収納すると、送風量が極端に低下する
か、送風量が実質的にゼロになってしまうことが分かっ
た。本発明の目的は、従来よりも送風量の多い送風機を
提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、厚みの薄い電子機器
の収納ケースに収納しても確実に所定の送風量を確保す
ることできる送風機及び電子部品冷却用送風機を提供す
ることにある。
【0007】本発明の別の目的は、電子機器の収納ケー
スの厚みが薄い場合でも発熱する電子部品を確実に冷却
できる電子機器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の送風機は、ロー
タとステータとを有するモータと、モータの回転軸の軸
線方向の一方の方向(吸引方向)から空気を吸引し吸引
した空気を主として軸線方向の他方の方向(吐出方向)
に流すように形成された複数枚のブレードを有してロー
タに固定されたインペラと、モータ及びインペラが収納
される筒状のキャビティを有するケーシングとを備えた
送風機を改良の対象とする。
【0009】本発明の送風機においては、ケーシングの
周壁部の前記一方の方向(吸引方向)に位置する端部寄
りの位置に、回転軸の径方向外側から空気を吸引する少
なくとも1つの側方吸引口を形成する。ここで周壁部
は、インペラが回転し得るキャビティを形成できるもの
であればその構造は任意である。例えば、周壁部をイン
ペラの外周を囲む筒状壁部を含む構造とすることができ
る。筒状壁部に送風機を取り付けるための取り付け部を
更に設けてもよく、また筒状壁部の外側に矩形状の枠体
部を備えた構造とすることもできる。この場合には、筒
状壁部の一部が枠体部の一部を構成してもよいのは勿論
である。また側方吸引口は、少なくとも回転軸の径方向
に開口していればよく(周壁部を厚み方向に貫通してい
ればよく)、必ずしも前記一方の方向(吸引方向)に開
口していることを要しない。
【0010】更に本発明では、ケーシングの周壁部に、
前記他方の方向(吐出方向)に位置する端部寄りの位置
にキャビティを通して吸引した空気を回転軸の径方向に
吐出す少なくとも1つの側方吐出口を形成する。この側
方吐出口は、側方吐出口から吐出された空気の多くがキ
ャビティの一方の方向(吸引方向)に位置する開口部ま
たは側方吸引口から直ちに吸引される空気循環現象(後
に説明する)が発生しないように形成する。なお側方吐
出口は、少なくとも回転軸の径方向に開口していればよ
く(周壁部を厚み方向に貫通していればよく)、必ずし
も前記他方の方向(吐出方向)に開口していることを要
しない。
【0011】本発明においては、側方吸引口と前記側方
吐出口とを側方吐出口から吐出された空気の多くが側方
吸引口から直ちに吸引される空気循環現象が発生しない
ように形成する。具体的には、側方吸引口と側方吐出口
とが軸線方向に沿って並ばないようにそれぞれ周壁部に
形成する。
【0012】ケーシングの周壁部に側方吸引口を形成し
ておけば、軸線方向の一方の方向即ち吸引方向だけでな
く、径方向からも空気を吸引できるので、送風機を電子
機器の収納ケースの内部に収納して電子部品の冷却を行
う場合の使い勝手が向上する。しかしながらケーシング
の周壁部に側方吸引口を形成しても、ケーシングの前述
の一方の方向(吸引方向)に位置する端面側にキャビテ
ィと全体的に対向するようにして収納ケースの内壁面ま
たは収納ケースの内部に収納されている回路基板等の部
材(以下対向部材と言う。)が配置された場合には、十
分な送風量を得ることができないことが判った。即ち、
送風機の吸引方向側の端面(キャビティの吸引方向側の
開口部即ち吸引側開口部)と対向部材との間の距離があ
る程度短くなると、ほとんど送風量を得ることができな
くなることが分かった。このような事態が発生すると、
本発明の送風機を備えた電子機器の設計が非常に難しく
なる問題が発生する。
【0013】そこでこの点を考慮すると、ケーシングの
一方の方向(吸引方向)に位置する端面と複数枚のブレ
ードとの間に形成されるスペースが、ケーシングの一方
の方向に位置する端面上にキャビティと全体的に対向す
る対向部材が配置された場合に、側方吸引口を通してキ
ャビティ内に十分な空気を吸引できる吸引圧力を確立で
きるようにケーシングを形成するのが好ましい。これを
実現するためには、ケーシングの周壁部を吸引方向に向
かって適当な寸法延ばすか、ケーシングの周壁部の吸引
方向側の端面上に適宜のスペーサ手段を設ければよい。
【0014】ここで空気循環現象について説明する。先
に説明した通り、側方吐出口からの送風量を増やすため
には、側方吐出口を該側方吐出口から排気された空気の
多くがキャビティの一方の方向に位置する開口部から直
ちに吸引される空気循環現象が発生しないように形成す
る必要がある。「空気循環現象」とは、前述の従来の送
風機を試験した際に見出したものであって、学術用語で
はなく、本願明細書において定義した用語である。発明
者は、種々の試験を行った結果、前述の従来の送風機に
おいて、予想した送風量が得られない原因が、側方吐出
口をキャビティの一端から他端まで完全に延ばしている
点、即ち側方吐出口からインペラのブレードを完全に露
出させている点にあることを突き止めた。従来の構造の
ように、側方吐出口からインペラのブレードを完全に露
出させると、側方吐出口から出た風のうちキャビティの
吸引開口部に近い位置から流出した風が、直ちにキャビ
ティの吸引開口部に吸引されてしまうまたは回り込んで
しまう現象、即ち空気循環現象が発生する。この空気循
環現象が発生すると、回り込んでいる空気の分だけ、電
子部品等の被冷却部に到達する送風量が少なくなるので
ある。理想的には、空気循環現象が全く発生しないよう
に側方吸引口及び側方吐出口を形成するのが好ましい
が、多少の空気循環現象が発生しても、従来よりも送風
量を増大できるのであれば、本発明の目的は達成され
る。
【0015】なおインペラに設ける複数枚のブレード
は、吸引した空気を径方向にできるだけ流すことができ
るように形成するのが好ましい。軸線方向に風を流す軸
流送風機用のインペラであっても、インペラの回転によ
り遠心力によって径方向に風が流れる。そこでできるだ
け遠心力により径方向に流れる空気の量が多くなるよう
に、ブレードを設計するのが好ましい。このようにして
設計したインペラを用いると、既存の軸流送風機で用い
るインペラを用いる場合よりも、送風量を大幅に増大で
きる。
【0016】ケーシングの周壁部がその輪郭形状がほぼ
矩形状をなすように4つの側壁部から構成されている場
合には、周壁部の4つの側壁部のうち少なくとも1つの
側壁部に前述の側方吐出口を形成し、周壁部の4つの側
壁部のうち側方吐出口を形成しない残りの側壁部のうち
少なくとも1つの側壁部に前述の側方吸引口を形成すれ
ば、空気循環現象の発生を抑制できる。この場合に、側
方吸引口は側方吐出口が形成された側壁部と隣接する少
なくとも1つの側壁部に形成するのが好ましい。これは
空気循環現象の発生を抑制できる範囲内で、吸引口と吐
出口との間の距離が近くなるほど、流路抵抗が少なくな
って送風効率が上がるためであると推測する。側方吸引
口を側方吐出口が形成された側壁部を除く残りの側壁部
のすべてに形成すると、キャビティの吸引側開口部が対
向部材によって完全に塞がれても、1つの側方吐出口か
ら十分な送風量を得ることができる。
【0017】本発明の送風機を電子部品冷却用送風機と
して電子機器の収納ケース内に収納する場合の態様は種
々考えられる。電子部品冷却用送風機がケーシングのキ
ャビティの一方の方向(吸引方向)に位置する開口部と
該開口部と対向する対向部材との間に吸引圧力を確立す
るのに十分なスペースをあけて、電子部品冷却用送風機
を収納ケース内に収納する。そして電子部品冷却用送風
機を1以上の電子部品に隣接して横並びで配置し、側方
吐出口から吐出される空気を1以上の電子部品または電
子部品に対して設けられたヒートシンクに直接吹き付け
る。この場合において、側方吐出口からの送風量を最大
にするためには、キャビティの他方の方向(吐出方向)
に位置する開口部は収納ケースの内壁面または収納ケー
ス内に配置される回路基板によって塞ぐ。回路基板上の
配置された他の電子部品を同時冷却する場合には、回路
基板との間にスペースを開けるようにして電子部品冷却
用送風機を配置する。
【0018】ケーシングの一方の方向(吸引方向)に位
置する端面と複数枚のブレードとの間に形成されるスペ
ースが、ケーシングの前記一方の方向に位置する端面上
にキャビティと全体的に対向する対向部材が配置された
場合でも、側方吸引口を通してキャビティ内に十分な空
気を吸引できる吸引圧力を確立できるようにケーシング
が形成されている場合には、収納ケースの内壁面や回路
基板によってキャビティの吸引側開口部が塞がれる状態
で電子部品冷却用送風機を配置してもよい。
【0019】更に電子部品冷却用送風機をヒートシンク
に対して固定してもよい。
【0020】
【作用】本発明の送風機では、一般的な軸流送風機と同
様にインペラが収納されるキャビティが軸線方向の両側
に開口しており、しかもケーシングの周壁部には側方吸
引口と側方吐出口とが形成されている。そしてこれら側
方吸引口と側方吐出口とは、側方吐出口から吐出された
空気の多くが側方吸引口から直ちに吸引される空気循環
現象が発生しないようにするために、軸線方向に沿って
並ばないようにそれぞれ周壁部に形成されている。した
がって本発明によれば、ケーシングの周壁部に形成した
側方吐出口から径方向に送風する場合に、十分な送風量
を得ることができる。しかも本発明によれば、従来の軸
流送風機と同様に軸線方向にも送風できるため、使用の
自由度が高くなる。
【0021】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。図1及び図2は、本発明の送風機の一実施例
の斜視図及び断面図である。図2において矢印は風の流
れる方向を示している。これらの図において、1は後に
詳しく説明するケーシングであり、2はロータ21とス
テータ22とを有するモータである。モータ2として
は、二相DCブラシレス直流モータが用いられている。
図2に示すように、モータ2のステータ22は、鉄心2
3に励磁巻線24が巻装されて構成され、ケーシング1
に3本のウエブ(連結手段)を介して支持されたモータ
・ハウジング14に設けられた筒状のボス部14aに固
定されている。3本のウエブ13は、120度間隔で設
けられている。なおウエブ13及びモータ・ハウンジン
グ14は、ケーシング1と一体に形成されている。この
ボス部14aには、軸受ホルダ25が嵌合されており、
軸受ホルダ25内には軸線方向に間隔をあけて一対の軸
受26が収納されている。回転軸27の一端は一対の軸
受26によって回転自在に支持され、回転軸27の他端
はカップ状部材28の底壁部28aに形成された嵌合孔
に嵌合されている。軸受ホルダ25には、駆動回路を構
成する電子部品が装着された回路基板29も固定されて
いる。カップ状部材28の周壁部28bの内周面上に
は、永久磁石PMからなる複数の磁極が固定されてい
る。ロータ21は、回転軸27と、カップ状部材28
と、永久磁石PMとから構成されている。
【0022】3はモータ2の回転軸23の軸線方向の一
方の方向(以下吸引方向と言う。)から空気を吸引し吸
引した空気を主として軸線方向の他方の方向(以下吐出
方向と言う。)に流すように形成された複数枚のブレー
ド31を有してロータ21に固定されたインペラであ
る。インペラ3は、ロータ21のカップ状部材28の周
壁部28bに嵌合されたリング部30とブレード31と
が一体に成形されて構成されている。なおインペラ3に
設ける複数枚のブレード31は、吸引した空気を径方向
にできるだけ流すことができるように形状及び取付角度
が定められている。
【0023】ケーシング1について具体的に説明する
と、ケーシング1はポリブチレンテレフタレート等の合
成樹脂を用いて一体に成形されている。そしてケーシン
グ1は、モータ2及びインペラ3を収納する筒状のキャ
ビティ4を内部に有している。ケーシング1の周壁部1
1は、軸線方向から見た輪郭形状がほぼ矩形状をなすよ
うに構成された4つの側壁部11a〜11dから構成さ
れている。本実施例においては、これら4つの側壁部1
1a〜11dによって、インペラの外周を囲む筒状壁部
12と該筒状壁部の外側に位置する枠体部13とが形成
されている。なお本実施例では、筒状壁部12の一部が
枠体部13の一部を兼ねている。
【0024】そして4つの側壁部11a〜11dのうち
の1つの側壁部11aには、吸引方向側の端部寄りの位
置にキャビティ4内に径方向から空気を吸引する側方吸
引口を構成する開口部5aが形成されている。また4つ
の側壁部11a〜11dのうちの残りの3つの側壁部1
1b〜11dには、吐出方向側の端部寄りの位置にキャ
ビティ4の吸引側開口部41からキャビティ4の内部を
通して吸引した空気を回転軸27の径方向に吐出す3つ
の側方吐出口を構成する開口部5b〜5cが形成されて
いる。言い換えると、インペラ3が収納される筒状壁部
12を含む周壁部11には、吐出方向の端部寄りの位置
に筒状壁部13の内部と連通して筒状壁部13の内部に
吸引された空気を回転軸27の径方向に吐出す開口部5
a〜5bが形成されている。
【0025】本実施例では、側方吐出口を構成する開口
部5b〜5dからの送風量を増やすために、開口部5b
〜5dから吐出された空気の多くがキャビティ4(また
は筒状壁部13)の吸引方向側に位置する側方吸引口を
構成する開口部5a及びキャビティ4の吸引開口部を4
1から直ちに吸引される空気循環現象が発生しないよう
に側方吐出口を構成する開口部5b〜5dの形状及び寸
法を定めている。具体的には、側方吐出口を構成する開
口部5b〜5dからインペラ3のブレード31が完全に
露出しないように、側壁部11aの壁部分の軸線方向の
寸法L1が定められている。この寸法L1は、送風機の
大きさや風量によっても異なってくるが、40mm×4
0mm×16mm(厚み)で、回転数が5,000rp
mの送風機では、この寸法L1を約5mm以上にするの
が好ましい。また側方吐出口を構成する開口部5b〜5
dの軸線方向の寸法L2は、ブレード31が軸線方向の
長さで3mm程度露出する寸法にするのが好ましい。な
お図3及び図4に示した実施例のように、開口部5b及
び5cを側方吸入口として使用する場合には、この寸法
L2はある限界値以上にする必要がある。
【0026】開口部5b〜5dの幅寸法L3は、任意で
ある。本実施例では、開口部5b及び5dの幅寸法を同
じにして、開口部5cの幅寸法を開口部5b及び5dの
幅寸法よりも長くしているが、これは開口部5b及び5
dから開口部5aへの空気の回り込みを抑制することを
意識したためである。しかしながら開口部5b及び5d
を開口部5cと同じ大きさに形成しても、開口部5aか
らの空気の吸い込み方向と開口部5b及び5dからの空
気の吐出し方向は90度異なっているために、実際に開
口部5b及び5dから開口部5aへの空気の回り込みは
ほとんどないと考えられる。よって開口部5b〜5dを
すべて同じ大きさにしてもよい。またこれらの開口部の
大きさは、送風機が電子機器の収納ケースの内部に配置
されて使用される場合の状況に応じて任意に定めればよ
いものであり、本実施例に限定されるものではない。
【0027】また側方吸引口を構成する開口部5aの形
状寸法も、開口部5aにおいて前述の空気循環現象が発
生しない形状寸法にすればよい。
【0028】なお本実施例においては、図3及び図4に
示す他の実施例のように、開口部5aを側方吐出口とし
て使用し、開口部5b〜5dを側方吸気口として使用す
る場合においてもケーシング1をそのまま使用できるよ
うに各開口部の形状寸法が定められている。
【0029】本実施例のように、開口部5aを側方吸引
口として使用する場合には、モータ2のステータ22を
固定するためのモータ・ハウジング14が存在するため
に、インペラ3のブレード31とキャビティ4の吸引側
開口部41との間のスペースは十分にとれる。したがっ
てキャビティ4の吸引側開口部41を電子機器の収納ケ
ースの壁部や回路基板で完全に閉じても、側方吸引口か
ら支障なく空気を吸引することができる。
【0030】図3及び図4は、本発明の送風機の他の実
施例の斜視図及び断面図である。図1及び図2に示した
実施例と異なるのは、インペラ3´に設けられたブレー
ド31´である。即ち本実施例では、図1及び図2の実
施例の風が流れる方向が逆になるようにブレード31´
が形成されている。したがって開口部5aが側方吐出口
を構成しており、開口部5b〜5dが側方吸引口を構成
している。また風の流れが逆になるため、キャビティの
吸引側開口部42は、図1及び図2の実施例とは反対に
なる。その他の構成は、図1及び図2の実施例と実質的
に同じであるため、図1及び図2に付した符号と同じ符
号を付して説明を省略する。
【0031】本実施例も、図1及び図2の実施例と同様
に、例えばマイクロコンピュータ等の電子機器の厚みの
薄い収納ケースの内部に配置するのに好適な送風機であ
る。収納ケースの厚みが薄くなると、どうしても送風機
の一方の方向の端面(キャビティ4の一方の方向の開口
部即ち吸引側開口部41)と収納ケースの内壁面または
収納ケースの内部に収納されている回路基板等の対向部
材との間の距離が短くなる。この距離があまり短くなる
と、送風することができなくなる。送風機では、羽即ち
ブレードが回転して気圧を下げ、周囲の気圧の高い部分
から気圧の低い部分に風を流がす。ところが対向部材と
の間の距離が短くなると、気圧の高い部分と気圧の低い
部分との分離ができなくなるために、風が流れなくなる
ものと推測される。即ち対向部材が、気圧の低い部分と
気圧の高い部分(インペラの中央部分)との間の障壁に
なるために、風が移動しなくなるものと推測される。し
かしながらこの種の送風機を電子機器に使用するユーザ
には、この距離をどの程度とれば良いかが分からない。
本実施例では、キャビティ4の吸引側開口部42が仮に
対向部材によって塞がれても、側方吸引口(5b〜5
d)があるため、確実に送風することができる。
【0032】特に本実施例では、ケーシング1の吸引方
向側の端面と複数枚のブレードとの間に形成されるスペ
ースが、ケーシング1の吸引方向側の端面上にキャビテ
ィ4と全体的に対向する対向部材が配置された場合で
も、側方吸引口を構成する開口部5b〜5dを通してキ
ャビティ4内に十分な空気を吸引できる吸引圧力を確立
できるようにケーシング1の寸法L2が定められてい
る。この寸法L2は、別の言い方をすると、インペラ3
が回転したときに前述のスペースの中で風が流れる圧力
差が発生する寸法である。ケーシング1の形状をこのよ
うに形成しておけば、どのような厚みの収納ケース内に
本実施例の送風機を装着しても、吸引圧力を確立するた
めに必要なスペースを確保できるため、特別な設計をす
ることなく、簡単に送風機を電子機器の収納ケース内に
組み込むことができる。
【0033】なおキャビティ4の吸引側開口部が閉塞さ
れない状態で使用される場合には、寸法L2をブレード
31´の吸引方向側端部と吸引側開口部42との間に形
成されるスペースの中で風が流れる圧力差が発生する寸
法にする必要はない。
【0034】普通の軸流送風機が軸線方向に風を送風す
る送風量を1とした場合に、本実施例の送風機で径方向
に送風できる送風量は、0.33程度である。ちなみに
径方向に送風することを目的にして作られたシロッコフ
ァンでの送風量は0.2程度であり、しかもシロッコフ
ァンではこの送風量を得るために本実施例の送風機より
も15%以上多くの電力を必要とする。
【0035】本実施例において、キャビティの軸線方向
両側を塞いで、即ちケーシング1の軸線方向両側の端面
に板を取付け、開口部5b〜5dを適宜に塞いで送風量
がどのようになるかを試験したところ次の順番で送風量
が減少することが分かった。(1)開口部5b〜5dの
全てを開口させた状態。(2)開口部5b及び5dが開
口しており、開口部5cが閉じている状態。(3)開口
部5b及び5dの一方が開口しており、他の開口部が閉
じている状態。(4)開口部5bまたは5dが開口して
おり、他の開口部が閉じている状態。(5)開口部5c
が開口しており、他の開口部が閉じている状態。
【0036】この結果から、本実施例によれば送風量が
最大になるのが分かる。なお図1及び図2の実施例の送
風機では、側方吸引口が1つしかないため、本実施例よ
りも送風量は小さくなる。
【0037】現在市販されているノートブックタイプの
マイクロコンピュータの収納ケースの厚みは、ますます
薄くなる傾向にある。そのため将来的には収納ケースの
内部に収納する送風機の厚み(軸線方向の寸法)を20
mm以下にすることが必要になると予想される。クロス
フローファンやシロッコファンでは、厚みを薄くしてし
かもある程度の送風量を得ることは極めて困難である。
本発明の送風機を用いればこれらの問題を解消すること
ができる。
【0038】図5は、図3及び4に示した本発明の実施
例の送風機をノートブックタイプのマイクロコンピュー
タ(電子機器)の収納ケースに収納されたマイクロプロ
セッサを冷却するための電子部品冷却用送風機または電
子部品冷却用DCブラシレス送風機として用いる場合の
収納例を示す概略図である。図5において、Wは電子機
器の収納ケースの壁部であり、MPUは回路基板CPに
直接装着されたマイクロプロセッサである。本実施例で
は、回路基板CBの上にマイクロプロセッサMPUと隣
接して送風機を装着している。この例では、キャビティ
の吐出方向側の開口が回路基板CBによって塞がれてい
る。そして側方吐出口として用いる開口部5aがマイク
ロプロセッサMPUに向かって開口している。このよう
に送風機を配置すると、マイクロプロセッサMPUを直
接的に冷却することができる。
【0039】図6は、図3及び図4の実施例の送風機を
マイクロプロセッサMPUを冷却するためのヒートシン
クHに固定する実施例の概略構成を示している。図6に
おいて、SはマイクロプロセッサMPUを装着するソケ
ットである。送風機はヒートシンクHに設けた取付け金
具8に対してケーシング1に設けた取付孔6を利用して
ねじ止めされている。この実施例では、側方吐出口を構
成する開口部がマイクロプロセッサMPUを冷却するヒ
ートシンクHに向かって開口している。このように送風
機を配置すると、ヒートシンクHを冷却することにより
間接的にマイクロプロセッサMPUを冷却することがで
きる。なお取付け金具8がヒートシンクHと一体に形成
されていてもよいのは勿論である。
【0040】また図5及び図6の実施例では、送風機を
収納ケース内で直接電子部品に送風する目的で用いてい
るが、収納ケースの外部に収納ケースの内部の空気を排
出する目的や、収納ケースの外部の空気を収納ケースの
内部に取り入れる目的で、本発明の送風機を用いてもよ
いのは勿論である。
【0041】以下本願明細書に記載した複数の発明のう
ちの具体的な発明についてその構成を記載する。
【0042】(1) ノートブック型マイクロコンピュ
ータの収納ケースの内部に配置されたマイクロプロセッ
サの冷却のために前記収納ケース内に配置される電子部
品冷却用DCブラシレス送風機であって、ロータとステ
ータとを有するDCブラシレス・モータと、前記モータ
の回転軸の軸線方向の一方の方向から空気を吸引し、吸
引した空気を主として前記軸線方向の他方の方向に流す
ように形成された複数枚のブレードを有して前記ロータ
に固定されたインペラと、前記モータ及び前記インペラ
を収納し且つ前記一方の方向と前記他方の方向に開口す
るキャビティを画定する周壁部を有するケーシングと、
前記モータの前記ステータと前記ケーシングとを連結す
る連結手段とを具備するDCブラシレス送風機であっ
て、前記周壁部はその輪郭形状がほぼ矩形状をなすよう
に4つの側壁部から構成されており、前記周壁部の前記
4つの側壁部のうち1つの側壁部には、前記軸線方向の
前記他方の方向の端部寄りの位置に前記キャビティの内
部に吸引された空気を前記回転軸の径方向に吐出す側方
吐出口が形成されており、前記周壁部の前記4つの側壁
部のうち前記側方吐出口が形成されている側壁部と隣接
する少なくとも1つの側壁部には、前記軸線方向の前記
一方の方向の端部寄りの位置に、前記キャビティの内部
に前記回転軸の径方向外側から空気を吸引する側方吸引
口が形成されており、前記側方吐出口は、前記側方吐出
口から吐出された空気の多くが前記側方吸引口または前
記キャビティの前記一方の方向に位置する開口部からか
ら直ちに吸引される空気循環現象が発生しないように形
成されていることを特徴とするDCブラシレス送風機。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、側方吐出口から吐出さ
れた空気の多くが側方吸引口から直ちに吸引される空気
循環現象が発生しないように側方吸引口と側方吐出口と
を形成しているため、ケーシングの周壁部に形成した側
方吐出口から径方向に送風する場合に、従来と比べて十
分な送風量を得ることができる。しかも本発明によれ
ば、従来の軸流送風機と同様に軸線方向にも送風できる
ため、使用の自由度が高くなる。また本発明によれば、
キャビティの吸引開口部側が対向部材によって閉じられ
たとしても径方向に送風することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送風機の一実施例の斜視図である。
【図2】図1の送風機の断面図である。
【図3】本発明の送風機の他の実施例の斜視図である。
【図4】図2の送風機の断面図である。
【図5】図3及び4に示した本発明の実施例の送風機を
電子機器の収納ケースに収納された電子部品を冷却する
ための電子部品冷却用送風機または電子部品冷却用DC
ブラシレス送風機として用いる場合の収納例を示す概略
図である。
【図6】図3及び図4の実施例の送風機をマイクロプロ
セッサを冷却するためのヒートシンクに固定した実施例
の概略図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 11 周壁部 12 閉塞壁部 13 筒状壁部 2 モータ 21 ロータ 22 ステータ 3 インペラ 31 ブレード 4 キャビティ 5a〜5d 開口部(側方吐出口,側方吸引口) 6 貫通孔 8 取付金具

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータとステータとを有するモータと、 前記モータの回転軸の軸線方向の一方の方向から空気を
    吸引し吸引した空気を主として前記軸線方向の他方の方
    向に流すように形成された複数枚のブレードを有して前
    記ロータに固定されたインペラと、 前記モータ及び前記インペラを収納し且つ前記一方の方
    向と前記他方の方向に開口するキャビティを画定する周
    壁部を有するケーシングとを備えた送風機であって、 前記ケーシングの前記周壁部の前記一方の方向に位置す
    る端部寄りの位置には、前記回転軸の径方向外側から空
    気を吸引する少なくとも1つの側方吸引口が形成されて
    おり、 また前記周壁部の前記他方の方向に位置する端部寄りの
    位置には前記キャビティを通して吸引した空気を前記回
    転軸の径方向に吐出す少なくとも1つの側方吐出口が形
    成されており、 前記側方吸引口及び前記側方吐出口は前記軸線方向に沿
    って並ばないようにそれぞれ形成されていることを特徴
    とする送風機。
  2. 【請求項2】前記ケーシングの前記一方の方向に位置す
    る端面と前記複数枚のブレードとの間に形成されるスペ
    ースが、前記ケーシングの前記一方の方向に位置する端
    面上に前記キャビティと全体的に対向する対向部材が配
    置された場合に、前記側方吸引口を通して前記キャビテ
    ィ内に十分な空気を吸引できる吸引圧力を確立するスペ
    ースとなるように、前記ケーシングの前記周壁部の前記
    軸線方向の長さ寸法が定められている請求項1に記載の
    送風機。
  3. 【請求項3】ロータとステータとを有するDCブラシレ
    ス・モータと、 前記モータの回転軸の軸線方向の一方の方向から空気を
    吸引し、吸引した空気を主として前記軸線方向の他方の
    方向に流すように形成された複数枚のブレードを有して
    前記ロータに固定されたインペラと、 前記モータ及び前記インペラを収納し且つ前記一方の方
    向と前記他方の方向に開口するキャビティを画定する周
    壁部を有するケーシングと、 前記モータの前記ステータと前記ケーシングとを連結す
    る連結手段とを具備す るDCブラシレス送風機であっ
    て、 前記周壁部はその輪郭形状がほぼ矩形状をなすように4
    つの側壁部から構成されており、 前記周壁部の前記4つの側壁部のうち少なくとも1つの
    側壁部には、前記軸線方向の前記他方の方向の端部寄り
    の位置に前記キャビティの内部に吸引された空気を前記
    回転軸の径方向に吐出す側方吐出口が形成されており、 前記周壁部の前記4つの側壁部のうち前記側方吐出口が
    形成されていない残りの側壁部のうち少なくとも1つの
    側壁部には、前記軸線方向の前記一方の方向の端部寄り
    の位置に、前記キャビティの内部に前記回転軸の径方向
    外側から空気を吸引する側方吸引口が形成されているこ
    とを特徴とするDCブラシレス送風機。
  4. 【請求項4】前記側方吸引口は、前記側方吐出口が形成
    された側壁部と隣接する少なくとも1つの側壁部に形成
    されている請求項3に記載のDCブラシレス送風機。
  5. 【請求項5】前記側方吸引口は、前記側方吐出口が形成
    された側壁部を除く残りの側壁部のすべてに形成されて
    いる請求項3に記載のDCブラシレス送風機。
  6. 【請求項6】電子機器の収納ケースの内部に配置された
    電子部品の冷却のために前記収納ケース内に配置される
    電子部品冷却用送風機であって、 ロータとステータとを有するモータと、 前記モータの回転軸の軸線方向の一方の方向から空気を
    吸引し吸引した空気を主として前記軸線方向の他方の方
    向に流すように形成された複数枚のブレードを有して前
    記ロータに固定されたインペラと、 前記モータ及び前記インペラを収納し且つ前記一方の方
    向と前記他方の方向に開口するキャビティを画定する周
    壁部を有するケーシングとを備え、 前記ケーシングの前記周壁部の前記一方の方向に位置す
    る端部寄りの位置には、前記回転軸の径方向外側から空
    気を吸引する少なくとも1つの側方吸引口が形成されて
    おり、 また前記周壁部の前記他方の方向に位置する端部寄りの
    位置には前記キャビティを通して吸引した空気を前記回
    転軸の径方向に吐出す少なくとも1つの側方吐出口が形
    成されており、 前記側方吸引口及び前記側方吐出口は、前記軸線方向に
    沿って並ばないようにそれぞれ形成されていることを特
    徴とする電子部品冷却用送風機。
  7. 【請求項7】前記ケーシングの前記一方の方向に位置す
    る端面と前記複数枚のブレードとの間に形成されるスペ
    ースが、前記ケーシングの前記一方の方向に位置する端
    面上に前記キャビティと全体的に対向する対向部材が配
    置された場合に、前記側方吸引口を通して前記キャビテ
    ィ内に十分な空気を吸引できる吸引圧力を確立するスペ
    ースとなるように、前記ケーシングの前記周壁部の前記
    軸線方向の長さ寸法が定められている請求項6に記載の
    電子部品冷却用送風機。
  8. 【請求項8】前記電子部品冷却用送風機は前記電子部品
    に隣接して横並びで配置され、 前記電子部品冷却用送風機は前記吐出口から吐出される
    空気が前記電子部品または前記電子部品に対して設けら
    れたヒートシンクに直接吹き付けられるように配置され
    ている請求項7に記載の電子部品冷却用送風機を内蔵し
    た電子機器。
  9. 【請求項9】前記ケーシングが前記電子機器の前記収納
    ケースの内壁面または前記収納ケースの内部に配置され
    る回路基板の表面に当接するようにして前記電子部品冷
    却用送風機が前記収納ケース内に配置されている請求項
    7に記載の電子部品冷却用送風機を内蔵した電子機器。
  10. 【請求項10】前記電子部品冷却用送風機が前記ヒート
    シンクに対して固定されている請求項7に記載の電子部
    品冷却用送風機を内蔵した電子機器。
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