JPH0749800B2 - 軸流送風機 - Google Patents

軸流送風機

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JPH0749800B2
JPH0749800B2 JP63057462A JP5746288A JPH0749800B2 JP H0749800 B2 JPH0749800 B2 JP H0749800B2 JP 63057462 A JP63057462 A JP 63057462A JP 5746288 A JP5746288 A JP 5746288A JP H0749800 B2 JPH0749800 B2 JP H0749800B2
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Japan
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blade
boss portion
intake
boss
blades
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和弘 安本
一平 萩原
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/52Casings; Connections of working fluid for axial pumps
    • F04D29/522Casings; Connections of working fluid for axial pumps especially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/526Details of the casing section radially opposing blade tips
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D25/00Pumping installations or systems
    • F04D25/02Units comprising pumps and their driving means
    • F04D25/06Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven
    • F04D25/0606Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven the electric motor being specially adapted for integration in the pump
    • F04D25/0613Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven the electric motor being specially adapted for integration in the pump the electric motor being of the inside-out type, i.e. the rotor is arranged radially outside a central stator

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は軸流送風機に関するのもである。
〔従来の技術〕
第11図および第12図は例えば実開昭62−68477号公報に
示された従来の軸流送風機を示す斜視図および断面図で
あり、図において(1)は筒状の通風路(2)を形成す
るとともに、上記通風路の中心に取付足(3)を介して
電動機保持部(4)を形成した枠体、(5)は上記電動
機保持部(4)に設けられた電動機で、この電動機保持
部に形設されるステータ(6)と、上記電動機保持部
(4)に軸受(7)を介して回動可能に上記ステータ
(6)と対向するマグネット(8)を有して設けられた
ロータ(9)とから形成されている。(10)はこのロー
タ(9)に合成樹脂により一体に成形され上記通風路
(2)内に配設された羽根で、円柱状に形成されたボス
部(10a)と、このボス部の周側壁に複数個設けられた
翼(10b)とから形成されている。
従来の軸流送風機は上記のように構成され、電動機
(5)のステータ(6)に通電することにより磁力が発
生し、ロータ(9)のマグネット(8)との磁気作用に
より羽根(10)を回動する。これにより空気を第12図上
方より吸い込み、通風路(2)を通して取付足(3)側
開口から吹き出すようになっている。
また、特開昭59−77240号や特開昭57−137699号には、
ボス部の吸気側に円錐状の傾斜面を設けたものが開示さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来の軸流送風機では、送風通路内に取付
足(3)が設けられ、この取付足(3)が送風方向に対
し直角を成す平面を有して形成され、また、通風路
(2)が側壁を直線にした筒状に形成され、さらに、羽
根はそのボス部(10a)が円柱状に形成されていること
から、通風抵抗が大きく風量が少ないという課題があっ
た。
また、特開昭59−77240号や特開昭57−137699号のよう
にボス部の吸込側に傾斜面を設けたものでは、成形時に
型抜き可能とするために、この傾斜面にある翼の裏側は
傾斜面とすることができず、ボス部の外周と面一となる
ように傾斜面上に段部分を設けることとなる。
そのためこの段部分が吸気時の抵抗となってしまう問題
がある。
そしてこの段部分をなくそうとすれば、ボス部を成形し
た後に翼を別途溶着しまたは溶接しなければならないと
いう問題があった。
この発明は係る課題を解決するためになされたもので、
多くの風量が得られる軸流送風機を得ることを目的とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る軸流送風機の第1の発明は、筒状の通風
路を形成した枠体と、上記通風路内に設けられ、複数の
翼を有する羽根車手段と、この羽根車手段を回動する電
動機とを備え、上記羽根車手段に所定の外形寸法からな
り、上記翼をその外周に設けたボス部を形成し、上記翼
の吸気側端部を上記ボス部の吸気側の吸気面と同一平面
上に位置させ、相隣れる各翼間に上記吸気面と一連に繋
がり、上記吸気面の内側へ窪む凹部を形成したものであ
る。
さらに、第2の発明は、ボス部の軸方向に伸び、翼に沿
って徐々に上記ボス部の最大外径寸法に近づく凹溝を凹
部に連設したものである。
〔作用〕
上記第1の発明では、翼間に設けられた凹部の吸気面の
内側へ窪んだ部分から翼の吸気面側端部にかけて空気を
かき込み易くなると共に空気をかき込む翼の面積が実質
的に大きくなるから、吸気量が増大する。
さらに、第2の発明では、翼および凹部から導入した空
気が、ボス部の最大外径寸法に徐々に近づく翼に沿った
凹溝に流れ易くなり、空気量が増大する。
〔実施例〕
第1図〜第6図はこの発明の一実施例を示す図であり、
図において(11)は筒状の通風路(12)を形成するとと
もに、この通風路の中心部に取付足(13)を介して電動
機取付部(14)を形成した枠体で、通風路(12)の周側
壁には吸気側と吹出側に通風路が拡開されるようテーパ
部(15)が設けられ、取付足(13)には送風方向に対し
傾斜する傾斜面(16)が後述する羽根の翼弦線(28a)
に対し約80゜の角度を成して設けられている。(17)は
上記電動機取付部(14)に設けられた軸受ホルダ、(1
8)はこの軸受ホルダの外周側に設けられステータコア
(19)に巻線(20)を巻回したステータ、(21)は上記
軸受ホルダ(17)内に設けられた軸受、(22)はこの軸
受に嵌合し回動可能に設けられた回転軸(23)と、この
回転軸に一体的に形成されたヨーク(24)と、このヨー
クの内周壁に上記ステータ(18)と対向して設けられた
マグネット(25)から成るロータ、(26)はこのロータ
のヨーク(24)に一体的に形成された羽根車手段として
の羽根で、ヨーク(24)を保持し、吸気側に吸気面を有
するボス部(27)と、このボス部の外周側に複数個設け
られた翼(28)とから形成され、ボス部(27)は吸気側
を正面として見た場合翼(28)端部間が中心方向に円弧
状に窪む凹部(29)と、側面から見た場合ボス部(27)
の軸方向に伸び、翼(28)に沿って徐々にボス部(27)
の最大外径寸法に近づき、凹部(29)に連設された凹溝
(30)が設けられている。また第5図に示すように凹溝
(30)は凹部からボス部(27)の排気側端部にまで翼に
沿って設けてある。この形状を座標値で示すと下記の通
りであり、Xの原点および角度は第6図に示すように羽
根(26)の正面中心および5゜間隔であり、Zの原点は
羽根(26)の回転中心線上で吸気側ボス部端面から6.4m
m回転軸(23)方向側へ移動した位置である。
* 5゜ 原点からの距離(X):18.50 18.52 19.00 19.50 20.00
20.50 21.00 高さ(Z):6.40 6.40 6.30 6.15 6.09 6.11 6.17 *10゜ 原点からの距離(X):16.97 17.20 17.50 18.00 18.50
19.00 19.50 20.00 20.50 21.00 高さ(Z):6.40 6.40 6.31 6.08 5.89 5.76 5.68 5.64
5.63 5.63 *15゜ 原点からの距離(X):16.10 16.41 16.50 17.00 17.50
18.00 18.50 19.00 19.50 20.00 20.50 21.00 高さ(Z):6.40 6.40 6.33 6.19 5.95 5.63 5.33 5.11
4.98 4.89 4.84 4.80 *20゜ 原点からの距離(X):15.61 16.00 16.50 17.00 17.50
18.00 18.50 19.00 19.55 20.00 20.50 21.00 高さ(Z):6.40 6.39 6.21 5.98 5.68 5.34 4.94 4.54
4.18 3.96 3.80 3.73 *25゜ 原点からの距離(X):15.43 15.81 16.00 16.50 17.00
17.50 18.00 18.50 19.00 19.50 20.00 20.50 21.00 高さ(Z):6.40 6.40 6.32 6.15 5.89 5.53 5.11 4.65
4.09 3.36 2.93 2.64 2.42 *30゜ 原点からの距離(X):15.50 15.90 16.00 16.50 17.00
17.50 18.00 18.50 19.00 19.50 20.00 20.50 21.00 高さ(Z):6.40 6.40 6.36 6.18 5.94 5.54 5.11 4.56
3.96 3.18 2.44 1.64 0.81 *35゜ 原点からの距離(X):15.85 16.25 16.50 17.00 17.50
18.00 18.50 19.00 19.50 20.00 20.50 21.00 高さ(Z):6.40 6.40 6.31 6.11 5.77 5.34 4.78 4.11
3.23 1.96 0.44 −1.21 *40゜ 原点からの距離(X):16.53 16.93 17.00 17.50 18.00
18.50 19.00 19.50 20.00 20.50 21.00 高さ(Z):6.40 6.40 6.37 6.20 5.82 5.39 4.69 3.81
2.39 0.48 −3.73 *45゜ 原点からの距離(X):17.73 18.07 18.50 19.00 19.50
20.00 20.50 21.00 高さ(Z):6.40 6.40 6.19 5.74 4.89 3.19 0.63 −6.
43 *50゜ 原点からの距離(X):20.00 20.09 20.50 21.00 高さ(Z):6.40 6.40 5.40 −9.60 上記のように構成された軸流送風機においては、ステー
タ(18)の巻線(20)に通電することにより磁力が発生
し、マグネット(25)との磁気作用により羽根(26)は
回転軸を中心に回転し、第1図左側から空気を吸い込み
右側から吹き出す。このとき、通風路(12)にはこれを
横切る取付足(13)が設けられ、送風抵抗になるが、こ
の取付足(13)には送風方向に対して傾斜する傾斜面
(16)が設けられ、従来の角柱状のものと比較しすると
通風抵抗が低く、第7に示すように多くの風量が得られ
る。また、テーパ部(15)のうち吸込側寸法を枠体(1
1)端面から6mmとし、第1図におけるA寸法とB寸法を
変化させたときの風量変化を第8図に示し、図中aカー
ブはテーパ部がない場合、bカーブはA寸法が11mmでB
寸法が8mmの場合、cカーブはA寸法が6.5mmでB寸法が
12.5mmの場合、dカーブはA寸法が0mmでB寸法が19mm
の場合をそれぞれ示すものであり、この比較から明らか
なようにcカーブが最良となる。このとき、羽根(26)
の翼(28)位置はテーパの基点を中心にC:D=5:1であ
る。
さらに、羽根(26)には、そのボス部(27)吸込側に凹
部(29)とこれに連設する凹溝(30)がボス部(27)の
外周側壁に設けられており、従来の円柱状のものと比較
すると、羽根(26)の吸込側面積が大きくなり第9図の
ように従来のものより大きな風量が得られる。さらにま
た、これらの全ての内容を組み込んだ場合における従来
との比較は第10図のようになり、特に高静圧時における
風量が多くなる。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり、第1の発明は相隣れる
翼間に設けられた凹部が吸気すべき空気をボス部の吸気
面内側から翼へ導くため、吸気される空気は実際の翼だ
けでなく凹部によってもかき込まれ、従って実質的に翼
の面積が増大し、吸気量を増大できる。また、各翼の吸
気側端部は凹部に連なっているため翼の裏側(排気側)
に段部分ができずらく、そのため吸気抵抗を従来のもの
よりも少くできる効果がある。
第2の発明では、実質的に増大した翼の面積によって翼
がかき込む空気の量を増大できるだけでなく、凹部およ
び翼にかき込まれて導入された空気が、凹溝によってス
ムーズに流されるため、空気抵抗を減少させることがで
き、従って更に多くの風量が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第2図は同
じく正面図、第3図は同じく背部斜視図、第4図は同じ
く翼(28)と取付足(13)との関係を示す断面図、第5
図は同じく羽根(26)の正面斜視図、第6図は同じく羽
根(26)の座標線を示す正面図、第7図は取付足(13)
に傾斜面(16)を設けた場合と設けられていない場合と
を比較する風量−静圧特性図、第8図はテーパ部(15)
を設けた場合の寸法の変化による風量−静圧特性図、第
9図はボス部(27)に凹部(29)および凹溝(30)を設
けた場合と設けられていない場合とを比較する風量−静
圧特性図、第10図は取付足(13)に傾斜面(16)を設け
るとともに、テーパ部(15)を設け、かつボス部(27)
に凹部(29)および凹溝(30)を設けた場合と設けられ
ていない場合を比較する風量−静圧特性図、第11図は従
来の軸流送風機を示す斜視図、第12図は同じくその断面
図である。 なお、各図中同一符号は同一部分を示し、(11)は枠
体、(12)は通風路、(13)は取付足、(14)は電動機
取付部、(15)はテーパ部、(16)傾斜面、(26)は羽
根、(27)はボス部、(29)は凹部、(30)は凹溝であ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状の通風路を形成した枠体と、 上記通風路内に設けられ、複数の翼を有する羽根車手段
    と、 この羽根車手段を回動する電動機とを備え、 上記羽根車手段に所定の外径寸法からなり、上記翼をそ
    の外周に設けたボス部に形成し、 上記翼の吸気側端部を上記ボス部の吸気側の吸気面と同
    一平面上に位置させ、 相隣れる各翼間に上記吸気面と一連に繋がり、上記吸気
    面の内側へ窪む凹部を形成したことを特徴とする軸流送
    風機。
  2. 【請求項2】ボス部の軸方向に伸び、翼に沿って徐々に
    上記ボス部の最大外径寸法に近づく凹溝を凹部に連設し
    たことを特徴とする請求項1記載の軸流送風機。
JP63057462A 1988-03-11 1988-03-11 軸流送風機 Expired - Lifetime JPH0749800B2 (ja)

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