JP3454158B2 - シロッコファンの羽根車及びその成形用金型 - Google Patents

シロッコファンの羽根車及びその成形用金型

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JP3454158B2
JP3454158B2 JP21330598A JP21330598A JP3454158B2 JP 3454158 B2 JP3454158 B2 JP 3454158B2 JP 21330598 A JP21330598 A JP 21330598A JP 21330598 A JP21330598 A JP 21330598A JP 3454158 B2 JP3454158 B2 JP 3454158B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として送風用に
使用されるシロッコファンの羽根車及びその成形用金型
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】乾燥機などにおいて送風用にシロッコフ
ァンが使用されている。シロッコファンの羽根車は半径
方向に短く軸方向が長い多数枚の羽根板を持つ多翼ファ
ンであり、円板状の主板の外周縁にこの多数枚の羽根板
の基端を接合すると共に羽根板の先端をリング状の側板
で接続することによって全体として円筒状に形成される
ものである。
【0003】このようなシロッコファンの羽根車は、一
般に、アルミニウムなどの金属板を加工して組み立てる
ことによって形成されている。そしてシロッコファンは
送風ファンの中では、同一直径・同一回転速度で最も多
くの流量と圧力が得られるので、最も小型に形成するこ
とができるという利点を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのようなシロ
ッコファンにあっても、送風時の風量等のさらなる向上
が求められている。またアルミニウムなどの金属板を加
工して組み立てることによってシロッコファンを作製す
る場合、加工や組み立ての工数が多くなってコスト案化
に製造を行なうことが難しいものであった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、送風時の送風量等を高く得ることができるシロッ
コファンの羽根車を提供することを目的とするものであ
り、またこのようなシロッコファンの羽根車を安価に作
製することができる成形用金型を提供することを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
シロッコファンの羽根車は、複数枚の羽根板1を円周上
に配置して設けて形成されるシロッコファンの羽根車に
おいて、各羽根板1の一方の端部の断面の外形線を、φ
169mmの円周上の一点を原点oとし原点oを通るこ
の円の直径線をy軸とするx−y直角座標上に設定した
座標(11.3,16.5)〔座標の数値の単位はm
m、以下同じ〕を中心として描かれる半径20mmの円
弧と上記φ169mmの円周との交点をa、この半径2
0mmの円弧と上記φ169mmの円と同心のφ133
mmの円周との交点をb、点oを原点とする座標(7.
5,15.5)を中心として描かれる半径18mmの円
弧と上記φ133mmの円周との交点をc、この半径1
8mmの円弧と上記φ169mmの円周との交点をdと
すると、点aと点bの間が両点を通る上記半径20mm
の円弧、点bと点cの間が点bと点cを通り中心が上記
φ133mmの円周より外側に位置する半径0.8mm
の円のうち上記φ133mmの円周より内側の円弧、点
cと点dの間が両点を通る上記半径18mmの円弧、点
dと点aの間が上記φ169mmの円の円弧となった曲
線で形成し、各羽根板1の他方の端部の断面の外形線
を、上記点oを原点とし原点oを通るφ169mmの円
の直径線をy軸とするx−y直角座標上に設定した座標
(11.3,16.5)を中心として描かれる半径1
9.5mmの円弧と上記φ169mmの円周との交点を
a′、この半径19.5mmの円弧と上記φ133mm
の円周との交点をb′、点oを原点とする座標(7.
5,15.5)を中心として描かれる半径18.5mm
の円弧と上記φ133mmの円周との交点をc′、この
半径18.5mmの円弧と上記φ169mmの円周との
交点をd′とすると、点a′と点b′の間が両点を通る
上記半径19.5mmの円弧、点b′と点c′の間が点
b′と点c′を通り中心が上記φ133mmの円周より
外側に位置する半径1.3mmの円のうち上記φ133
mmの円周より内側の円弧、点c′と点d′の間が両点
を通る上記半径18.5mmの円弧、点d′と点a′の
間が上記φ169mmの円の円弧となった曲線で形成し
て成ることを特徴とするものである。
【0007】また本発明の請求項2に係るシロッコファ
ンの羽根車は、複数枚の羽根板1を円周上に配置して設
けて形成されるシロッコファンの羽根車において、各羽
根板1の一方の端部の断面の外形線を、φ169mmの
円周上の一点を原点oとし原点oを通るこの円の直径線
をy軸とするx−y直角座標上に設定した座標(11.
3,16.5)を中心として描かれる半径18mmの円
弧と上記φ169mmの円周との交点をa、この半径1
8mmの円弧と上記φ169mmの円と同心のφ133
mmの円周との交点をb、点oを原点とする座標(7.
5,15.5)を中心として描かれる半径16mmの円
弧と上記φ133mmの円周との交点をc、この半径1
6mmの円弧と上記φ169mmの円周との交点をdと
すると、点aと点bの間が両点を通る上記半径18mm
の円弧、点bと点cの間が点bと点cを通り中心が上記
φ133mmの円周より外側に位置する半径0.8mm
の円のうち上記φ133mmの円周より内側の円弧、点
cと点dの間が両点を通る上記半径16mmの円弧、点
dと点aの間が上記φ169mmの円の円弧となった曲
線で形成し、各羽根板の他方の端部の断面の外形線を、
上記点oを原点とし原点oを通るφ169mmの円の直
径線をy軸とするx−y直角座標上に設定した座標(1
1.3,16.5)を中心として描かれる半径19.5
mmの円弧と上記φ169mmの円周との交点をa′、
この半径19.5mmの円弧と上記φ133mmの円周
との交点をb′、点oを原点とする座標(7.5,1
5.5)を中心として描かれる半径18.5mmの円弧
と上記φ133mmの円周との交点をc′、この半径1
8.5mmの円弧と上記φ169mmの円周との交点を
d′とすると、点a′と点b′の間が両点を通る上記半
径19.5mmの円弧、点b′と点c′の間が点b′と
点c′を通り中心が上記φ133mmの円周より外側に
位置する半径1.3mmの円のうち上記φ133mmの
円周より内側の円弧、点c′と点d′の間が両点を通る
上記半径18.5mmの円弧、点d′と点a′の間が上
記φ169mmの円の円弧となった曲線で形成して成る
ことを特徴とするものである。
【0008】また本発明の請求項3に係るシロッコファ
ンの羽根車は、複数枚の羽根板1を円周上に配置して設
けて形成されるシロッコファンの羽根車において、各羽
根板1の一方の端部の断面の外形線を、φ169mmの
円周上の一点を原点oとし原点oを通るこの円の直径線
をy軸とするx−y直角座標上に設定した座標(11.
3,16.5)を中心として描かれる半径22mmの円
弧と上記φ169mmの円周との交点をa、この半径2
2mmの円弧と上記φ169mmの円と同心のφ133
mmの円周との交点をb、点oを原点とする座標(7.
5,15.5)を中心として描かれる半径20mmの円
弧と上記φ133mmの円周との交点をc、この半径2
0mmの円弧と上記φ169mmの円周との交点をdと
すると、点aと点bの間が両点を通る上記半径22mm
の円弧、点bと点cの間が点bと点cを通り中心が上記
φ133mmの円周より外側に位置する半径0.8mm
の円のうち上記φ133mmの円周より内側の円弧、点
cと点dの間が両点を通る上記半径20mmの円弧、点
dと点aの間が上記φ169mmの円の円弧となった曲
線で形成し、各羽根板1の他方の端部の断面の外形線
を、上記点oを原点とし原点oを通るφ169mmの円
の直径線をy軸とするx−y直角座標上に設定した座標
(11.3,16.5)を中心として描かれる半径1
9.5mmの円弧と上記φ169mmの円周との交点を
a′、この半径19.5mmの円弧と上記φ133mm
の円周との交点をb′、点oを原点とする座標(7.
5,15.5)を中心として描かれる半径18.5mm
の円弧と上記φ133mmの円周との交点をc′、この
半径18.5mmの円弧と上記φ169mmの円周との
交点をd′とすると、点a′と点b′の間が両点を通る
上記半径19.5mmの円弧、点b′と点c′の間が点
b′と点c′を通り中心が上記φ133mmの円周より
外側に位置する半径1.3mmの円のうち上記φ133
mmの円周より内側の円弧、点c′と点d′の間が両点
を通る上記半径18.5mmの円弧、点d′と点a′の
間が上記φ169mmの円の円弧となった曲線で形成し
て成ることを特徴とするものである。
【0009】また本発明に係るシロッコファンの羽根車
成形用金型は、複数枚の羽根板を円周上に配置して設け
て形成されるシロッコファンの羽根車を合成樹脂により
成形するキャビティを設けて形成される金型であって、
一方の端部と他方の端部の外形形状が上記の請求項1乃
至3のいずれかに記載の二次元曲線で形成される羽根板
を成形するようにキャビティの内面形状が形成されて成
ることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0011】図4,5はシロッコファンの羽根車Aの一
例を示すものであり、半径方向に短く軸方向に長い多数
枚の羽根板1を円周上に放射状に配置して形成されるも
のである。図4,5は直径169mm、47枚の羽根板
1を具備するタイプの羽根車Aを示すものである。この
羽根車Aにおいて、各羽根板1の基端は円板状の主板2
の外周端縁に一体に接合してあり、また各羽根板1の先
端は円環状の側板3で一体に連結するようにしてあっ
て、ポリプロピレンなどの樹脂の成形品で一体に形成す
るようにしてある。このように形成される羽根車Aは、
主板2の中心を回転軸として回転することによって使用
されるものであり、側板3の内周側から吸引された空気
は羽根板1間から外方へ送られて送風されるものであ
る。
【0012】そして本発明の請求項1において、各羽根
板1は長手方向と垂直な面での断面形状の外形線を図1
に示すように形成してある。
【0013】すなわち、図1(a)は各羽根板1の側板
3に連結される先端部の断面形状を示すものであり、図
1(a)においてoはφ169mmの円周上の一点であ
る。47枚の羽根板1を有するタイプでは、360°/
47=7.66°の角度の等間隔でφ169mmの円周
上の47箇所に点oが設定される。
【0014】そしてこの点oを原点とし、上記のφ16
9mmの円の原点oを通る直径線をy軸とすると共に原
点oを通りy軸と垂直な線をx軸とするx−y直角座標
上に座標(11.3,16.5)の点p1を設定する。
ここで、y軸は原点oよりも上記φ169mmの円の中
心側が+であり、x軸は原点oよりも羽根車Aの回転の
向き(図4の矢印方向)の側が+である。また座標の括
弧内の数値の単位はmmである。
【0015】この座標(11.3,16.5)の点p1
を中心として描かれる半径20mmの円のうち、羽根車
Aの回転の向きと反対側の部分の円弧と上記φ169m
mの円周との交点をx−y直角座標上の点aとし、また
この半径20mmの円弧と上記φ169mmの円と同心
のφ133mmの円周との交点をx−y直角座標上の点
bとする。点aは点oと殆ど一致する。さらに、点oを
原点とする座標(7.5,15.5)の点p2をx−y
直角座標上に設定し、このp2を中心として描かれる半
径18mmの円のうち、羽根車Aの回転の向きと反対側
の部分の円弧と上記φ133mmの円周との交点をx−
y直角座標上の点cとし、この半径18mmの円弧と上
記φ169mmの円周との交点をx−y直角座標上の点
dとする。
【0016】そして図1(a)にあって、点aと点bの
間をこの両点を通る上記の半径20mmの円弧で接続
し、点bと点cの間を点bと点cを通り中心が上記のφ
133mmの円周より外側に位置する半径0.8mmの
円のうち上記φ133mmの円周より内側の部分の円弧
で接続し、点cと点dの間をこの両点を通る上記半径1
8mmの円弧で接続し、点dと点aの間を上記φ169
mmの円の円弧で接続して、羽根板1の先端部の断面の
外形線をこれらの円弧が連続する曲線で形成するように
してある。また、羽根板1の先端の外形線を図1(a)
のように設定すると、各羽根板1の回転方向に対する取
り付け角度、すなわち原点oを通るφ169mmの円の
直径線であるy軸と、原点oと点bを結ぶ線とのなす角
度θ1は25°になり、y軸と、原点oと点cを結ぶ線
とのなす角度θ2は28.58°になる。
【0017】また図1(b)は各羽根板1の主板2に連
結される基端部の断面形状を示すものであり、図1
(b)においてoはφ169mmの円周上の一点であ
る。47枚の羽根板1を有するタイプでは、360°/
47=7.66°の角度の等間隔でφ169mmの円周
上の47箇所に点oが設定される。ここで、上記の図1
(a)のφ169mmの円の中心と図1(b)のφ16
9mmの円の中心、図1(a)のφ169mmの円周上
の点oと図1(b)のφ169mmの円周上の点oは、
それぞれ羽根車Aの回転軸方向で一致するものである。
【0018】そしてこの点oを原点とし、上記のφ16
9mmの円の原点oを通る直径線をy軸とすると共に原
点oを通りy軸と垂直な線をx軸とするx−y直角座標
上に座標(11.3,16.5)の点p1を設定する。
ここで、y軸は原点oよりも上記φ169mmの円の中
心側が+であり、x軸は原点oよりも羽根車Aの回転の
向きの側が+である。図1(a)のx−y直角座標と図
1(b)のx−y直角座標は平行であり、また座標の括
弧内の数値の単位はmmである。
【0019】この座標(11.3,16.5)の点p1
を中心として描かれる半径19.5mmの円のうち、羽
根車Aの回転の向きと反対側の部分の円弧と上記φ16
9mmの円周との交点をx−y直角座標上の点a′と
し、またこの半径19.5mmの円弧と上記φ169m
mの円と同心のφ133mmの円周との交点をx−y直
角座標上の点b′とする。
【0020】さらに、点oを原点とする座標(7.5,
15.5)の点p2をx−y直角座標上に設定し、この
2を中心として描かれる半径18.5mmの円のう
ち、羽根車Aの回転の向きと反対側の部分の円弧と上記
φ133mmの円周との交点をx−y直角座標上の点
c′とし、この半径18.5mmの円弧と上記φ169
mmの円周との交点をx−y直角座標上の点d′とす
る。
【0021】そして図1(b)にあって、点a′と点
b′の間を上記の半径19.5mmの円弧で接続し、点
b′と点c′の間を点b′と点c′を通り中心が上記の
φ133mmの円周より外側に位置する半径1.3mm
の円のうち上記φ133mmの円周より内側の部分の円
弧で接続し、点c′と点d′の間を上記半径18.5m
mの円弧で接続し、点d′と点a′の間を上記φ169
mmの円の円弧で接続して、羽根板1の基端部の断面の
外形線をこれらの円弧が連続する曲線で形成するように
してある。また、羽根板1の基端の外形線を図1(b)
のように設定すると、各羽根板1の回転方向に対する取
り付け角度、すなわち原点oを通るφ169mmの円の
直径線であるy軸と、原点oと点bを結ぶ線とのなす角
度θ1は23.87°になり、y軸と、原点oと点cを
結ぶ線とのなす角度θ2は29.55°になる。
【0022】上記のようにして各羽根板1の長手方向の
一端と他端、すなわち先端と基端の外形線が設定される
ものであり、先端と基端の間の各部分の外形線は、先端
の外形線と基端の外形線との間で連続的に変化する外形
線に形成されるものである。従って、羽根板1の先端と
基端の外形線が設定されると自動的に先端と基端の間の
各部分の外形線も設定されるものである。
【0023】次に、本発明の請求項2においては、各羽
根板1は長手方向と垂直な面での断面形状の外形線を図
2に示すように形成してある。
【0024】すなわち、図2は各羽根板1の側板3に連
結される先端部の断面形状を示すものであり、図2にお
いてoはφ169mmの円周上の一点である。47枚の
羽根板1を有するタイプでは、360°/47=7.6
6°の角度の等間隔でφ169mmの円周上の47箇所
に点oが設定される。
【0025】そしてこの点oを原点とし、上記のφ16
9mmの円の原点oを通る直径線をy軸とすると共に原
点oを通りy軸と垂直な線をx軸とするx−y直角座標
上に座標(11.3,16.5)の点p1を設定する。
ここで、y軸は原点oよりも上記φ169mmの円の中
心側が+であり、x軸は原点oよりも羽根車Aの回転の
向き(図4の矢印方向)の側が+である。また座標の括
弧内の数値の単位はmmである。
【0026】この座標(11.3,16.5)の点p1
を中心として描かれる半径18mmの円のうち、羽根車
Aの回転の向きと反対側の部分の円弧と上記φ169m
mの円周との交点をx−y直角座標上の点aとし、また
この半径18mmの円弧と上記φ169mmの円と同心
のφ133mmの円周との交点をx−y直角座標上の点
bとする。
【0027】さらに、点oを原点とする座標(7.5,
15.5)の点p2をx−y直角座標上に設定し、この
2を中心として描かれる半径16mmの円のうち、羽
根車Aの回転の向きと反対側の部分の円弧と上記φ13
3mmの円周との交点をx−y直角座標上の点cとし、
この半径16mmの円弧と上記φ169mmの円周との
交点をx−y直角座標上の点dとする。
【0028】そして図2のものにあって、点aと点bの
間をこの両点を通る上記の半径18mmの円弧で接続
し、点bと点cの間を点bと点cを通り中心が上記のφ
133mmの円周より外側に位置する半径0.8mmの
円のうち上記φ133mmの円周より内側の部分の円弧
で接続し、点cと点dの間をこの両点を通る上記半径1
6mmの円弧で接続し、点dと点aの間を上記φ169
mmの円の円弧で接続して、羽根板1の先端部の断面の
外形線をこれらの円弧が連続する曲線で形成するように
してある。また、羽根板1の先端の外形線を図2のよう
に設定すると、各羽根板1の回転方向に対する取り付け
角度、すなわち原点oを通るφ169mmの円の直径線
であるy軸と、原点oと点bを結ぶ線とのなす角度θ1
は20°になり、y軸と、原点oと点cを結ぶ線とのな
す角度θ2は24°になる。
【0029】また、請求項2の発明にあって、各羽根板
1の主板2に連結される基端部の断面の外形線は、既述
の図1(b)のものと同じ外形線に形成するようにして
ある。
【0030】上記のようにして各羽根板1の長手方向の
一端と他端、すなわち先端と基端の外形線が設定される
ものであり、先端と基端の間の各部分の外形線は、先端
の外形線と基端の外形線との間で連続的に変化する外形
線に形成されるものである。従って、羽根板1の先端と
基端の外形線が設定されると自動的に先端と基端の間の
各部分の外形線も設定されるものである。
【0031】次に、本発明の請求項3においては、各羽
根板1は長手方向と垂直な面での断面形状の外形線を図
3に示すように形成してある。
【0032】すなわち、図3は各羽根板1の側板3に連
結される先端部の断面形状を示すものであり、図3にお
いてoはφ169mmの円周上の一点である。47枚の
羽根板1を有するタイプでは、360°/47=7.6
6°の角度の等間隔でφ169mmの円周上の47箇所
に点oが設定される。
【0033】そしてこの点oを原点とし、上記のφ16
9mmの円の原点oを通る直径線をy軸とすると共に原
点oを通りy軸と垂直な線をx軸とするx−y直角座標
上に座標(11.3,16.5)の点p1を設定する。
ここで、y軸は原点oよりも上記φ169mmの円の中
心側が+であり、x軸は原点oよりも羽根車Aの回転の
向き(図4の矢印方向)の側が+である。また座標の括
弧内の数値の単位はmmである。
【0034】この座標(11.3,16.5)の点p1
を中心として描かれる半径22mmの円のうち、羽根車
Aの回転の向きと反対側の部分の円弧と上記φ169m
mの円周との交点をx−y直角座標上の点aとし、また
この半径22mmの円弧と上記φ169mmの円と同心
のφ133mmの円周との交点をx−y直角座標上の点
bとする。
【0035】さらに、点oを原点とする座標(7.5,
15.5)の点p2をx−y直角座標上に設定し、この
2を中心として描かれる半径20mmの円のうち、羽
根車Aの回転の向きと反対側の部分の円弧と上記φ13
3mmの円周との交点をx−y直角座標上の点cとし、
この半径20mmの円弧と上記φ169mmの円周との
交点をx−y直角座標上の点dとする。
【0036】そして図3のものにあって、点aと点bの
間をこの両点を通る上記の半径22mmの円弧で接続
し、点bと点cの間を点bと点cを通り中心が上記のφ
133mmの円周より外側に位置する半径0.8mmの
円のうち上記φ133mmの円周より内側の部分の円弧
で接続し、点cと点dの間をこの両点を通る上記半径2
0mmの円弧で接続し、点dと点aの間を上記φ169
mmの円の円弧で接続して、羽根板1の先端部の断面の
外形線をこれらの円弧が連続する曲線で形成するように
してある。また、羽根板1の先端の外形線を図3のよう
に設定すると、各羽根板1の回転方向に対する取り付け
角度、すなわち原点oを通るφ169mmの円の直径線
であるy軸と、原点oと点bを結ぶ線とのなす角度θ1
は29°になり、y軸と、原点oと点cを結ぶ線とのな
す角度θ2は32°になる。
【0037】また、請求項3の発明にあって、各羽根板
1の主板2に連結される基端部の断面の外形線は、既述
の図1(b)のものと同じ外形線に形成するようにして
ある。
【0038】上記のようにして各羽根板1の長手方向の
一端と他端、すなわち先端と基端の外形線が設定される
ものであり、先端と基端の間の各部分の外形線は、先端
の外形線と基端の外形線との間で連続的に変化する外形
線に形成されるものである。従って、羽根板1の先端と
基端の外形線が設定されると自動的に先端と基端の間の
各部分の外形線も設定されるものである。
【0039】上記のように形成される47枚の羽根板1
を主板2と側板3の間に設けることによって、本発明に
係るシロッコファンの羽根車Aを作製することができる
ものであり、ポリプロピレンなどの合成樹脂の一体成形
品として作製することができる。そしてこのような羽根
車Aを成形する金型は、その成形用キャビティが、羽根
板1を成形する羽根板成形部と、主板2を成形する主板
成形部と、側板3を成形する側板成形部とで形成される
が、羽根板成形部は、羽根板1の一方の端部と他方の端
部の外形線及び両端部間の部分の外形線が上記の曲線で
成形されると共に羽根板1の取り付け角度が上記の角度
に成形されるように、その内面形状が形成されているも
のである。キャビティの内面形状は、成形品の成形収
縮、反り、変形、抜き勾配等を考慮して設計されるのは
いうまでもない。
【0040】
【実施例】次に、本発明の効果を実施例によって例証す
る。
【0041】(実施例1)φ175mmの主板2と外径
175mmの側板3の外周部間に47枚の長さL=58
mmの羽根板1を等間隔で一体に設けたポリプロピレン
製の羽根車Aを作製するにあたって、各羽根板1の先端
部(側板3に接合される端部)の断面の外形線を図1
(a)のように、基端部(主板2に接合される端部)の
断面の外形線を図1(b)のように形成した。
【0042】(実施例2)各羽根板1の先端部の断面の
外形線を図2のように形成する他は、実施例1と同様に
して、47枚羽根の羽根車Aを作製した。
【0043】(実施例3)各羽根板1の先端部の断面の
外形線を図3のように形成する他は、実施例1と同様に
して、47枚羽根の羽根車Aを作製した。
【0044】(比較例1)各羽根板1の先端部の断面の
外形線を次のように形成する他は、実施例1と同様にし
て、47枚羽根の羽根車Aを作製した。
【0045】すなわち、羽根板1の先端部の断面の外形
線は図1(a)に準じて示すように、φ169mmの円
周上の一点を原点oとし原点oを通るこの円の直径線を
y軸とするx−y直角座標上に設定した座標(11.
3,16.5)の点p1を中心として描かれる半径16
mmの円弧と上記φ169mmの円周との交点をa、こ
の半径16mmの円弧と上記φ169mmの円と同心の
φ133mmの円周との交点をb、点oを原点とする座
標(7.5,15.5)の点p2を中心として描かれる
半径14mmの円弧と上記φ133mmの円周との交点
をc、この半径14mmの円弧と上記φ169mmの円
周との交点をdとし、点aと点bの間をこの両点を通る
上記半径16mmの円弧で、点bと点cの間を点bと点
cを通り中心がφ133mmの円周より外側に位置する
半径0.8mmの円のうち上記φ133mmの円周より
内側の円弧で、点cと点dの間をこの両点を通る上記半
径14mmの円弧で、点dと点aの間を上記φ169m
mの円の円弧でそれぞれ結ぶ曲線で形成した。
【0046】(比較例2)各羽根板1の先端部の断面の
外形線を次のように形成する他は、実施例1と同様にし
て、47枚羽根の羽根車Aを作製した。
【0047】すなわち、羽根板1の先端部の断面の外形
線は図1(a)に準じて示すように、φ169mmの円
周上の一点を原点oとし原点oを通るこの円の直径線を
y軸とするx−y直角座標上に設定した座標(11.
3,16.5)の点p1を中心として描かれる半径24
mmの円弧と上記φ169mmの円周との交点をa、こ
の半径24mmの円弧と上記φ169mmの円と同心の
φ133mmの円周との交点をb、点oを原点とする座
標(7.5,15.5)の点p2を中心として描かれる
半径22mmの円弧と上記φ133mmの円周との交点
をc、この半径22mmの円弧と上記φ169mmの円
周との交点をdとし、点aと点bの間をこの両点を通る
上記半径24mmの円弧で、点bと点cの間を点bと点
cを通り中心がφ133mmの円周より外側に位置する
半径0.8mmの円のうち上記φ133mmの円周より
内側の円弧で、点cと点dの間をこの両点を通る上記半
径22mmの円弧で、点dと点aの間を上記φ169m
mの円の円弧でそれぞれ結ぶ曲線で形成した。
【0048】上記のように実施例1,2,3及び比較例
1,2で作製した羽根車Aからシロッコファンを作製
し、このシロッコファンを送風機に取り付けて、JIS
規格B8330に基づき、最大風量、最大静圧、動作点
風量、動作点静圧を測定した。ここで、最大風量はファ
ン静圧0mmH2O時(無負荷時)の風量、最大静圧は
ファン風量が0m3/min時の静圧、動作点風量は動
作点静圧時の風量、動作点静圧はファンが実際に使用さ
れる環境下での静圧である。
【0049】結果を表1に示す。
【0050】
【表1】 表1にみられるように、実施例1〜3のものは、比較例
1,2のものよりも最大風量が16〜20%、動作点風
量が9〜10向上していることが確認される。
【0051】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に係るシ
ロッコファンの羽根車は、各羽根板の一方の端部の断面
の外形線を、φ169mmの円周上の一点を原点oとし
原点oを通るこの円の直径線をy軸とするx−y直角座
標上に設定した座標(11.3,16.5)〔座標の数
値の単位はmm、以下同じ〕を中心として描かれる半径
20mmの円弧と上記φ169mmの円周との交点を
a、この半径20mmの円弧と上記φ169mmの円と
同心のφ133mmの円周との交点をb、点oを原点と
する座標(7.5,15.5)を中心として描かれる半
径18mmの円弧と上記φ133mmの円周との交点を
c、この半径18mmの円弧と上記φ169mmの円周
との交点をdとすると、点aと点bの間が両点を通る上
記半径20mmの円弧、点bと点cの間が点bと点cを
通り中心が上記φ133mmの円周より外側に位置する
半径0.8mmの円のうち上記φ133mmの円周より
内側の円弧、点cと点dの間が両点を通る上記半径18
mmの円弧、点dと点aの間が上記φ169mmの円の
円弧となった曲線で形成し、各羽根板の他方の端部の断
面の外形線を、上記点oを原点とし原点oを通るφ16
9mmの円の直径線をy軸とするx−y直角座標上に設
定した座標(11.3,16.5)を中心として描かれ
る半径19.5mmの円弧と上記φ169mmの円周と
の交点をa′、この半径19.5mmの円弧と上記φ1
33mmの円周との交点をb′、点oを原点とする座標
(7.5,15.5)を中心として描かれる半径18.
5mmの円弧と上記φ133mmの円周との交点を
c′、この半径18.5mmの円弧と上記φ169mm
の円周との交点をd′とすると、点a′と点b′の間が
両点を通る上記半径19.5mmの円弧、点b′と点
c′の間が点b′と点c′を通り中心が上記φ133m
mの円周より外側に位置する半径1.3mmの円のうち
上記φ133mmの円周より内側の円弧、点c′と点
d′の間が両点を通る上記半径18.5mmの円弧、点
d′と点a′の間が上記φ169mmの円の円弧となっ
た曲線で形成するようにしたものであり、羽根板をこの
ような形態に形成することによって、送風時の送風量等
を高く得ることができるものである。
【0052】また本発明の請求項2に係るシロッコファ
ンの羽根車は、複数枚の羽根板を円周上に配置して設け
て形成されるシロッコファンの羽根車において、各羽根
板の一方の端部の断面の外形線を、φ169mmの円周
上の一点を原点oとし原点oを通るこの円の直径線をy
軸とするx−y直角座標上に設定した座標(11.3,
16.5)を中心として描かれる半径18mmの円弧と
上記φ169mmの円周との交点をa、この半径18m
mの円弧と上記φ169mmの円と同心のφ133mm
の円周との交点をb、点oを原点とする座標(7.5,
15.5)を中心として描かれる半径16mmの円弧と
上記φ133mmの円周との交点をc、この半径16m
mの円弧と上記φ169mmの円周との交点をdとする
と、点aと点bの間が両点を通る上記半径18mmの円
弧、点bと点cの間が点bと点cを通り中心が上記φ1
33mmの円周より外側に位置する半径0.8mmの円
のうち上記φ133mmの円周より内側の円弧、点cと
点dの間が両点を通る上記半径16mmの円弧、点dと
点aの間が上記φ169mmの円の円弧となった曲線で
形成し、各羽根板の他方の端部の断面の外形線を、上記
点oを原点とし原点oを通るφ169mmの円の直径線
をy軸とするx−y直角座標上に設定した座標(11.
3,16.5)を中心として描かれる半径19.5mm
の円弧と上記φ169mmの円周との交点をa′、この
半径19.5mmの円弧と上記φ133mmの円周との
交点をb′、点oを原点とする座標(7.5,15.
5)を中心として描かれる半径18.5mmの円弧と上
記φ133mmの円周との交点をc′、この半径18.
5mmの円弧と上記φ169mmの円周との交点をd′
とすると、点a′と点b′の間が両点を通る上記半径1
9.5mmの円弧、点b′と点c′の間が点b′と点
c′を通り中心が上記φ133mmの円周より外側に位
置する半径1.3mmの円のうち上記φ133mmの円
周より内側の円弧、点c′と点d′の間が両点を通る上
記半径18.5mmの円弧、点d′と点a′の間が上記
φ169mmの円の円弧となった曲線で形成するように
したものであり、羽根板をこのような形態に形成するこ
とによって、送風時の送風量等を高く得ることができる
ものである。
【0053】また請求項3の発明は、複数枚の羽根板を
円周上に配置して設けて形成されるシロッコファンの羽
根車において、各羽根板の一方の端部の断面の外形線
を、φ169mmの円周上の一点を原点oとし原点oを
通るこの円の直径線をy軸とするx−y直角座標上に設
定した座標(11.3,16.5)〔座標の数値の単位
はmm、以下同じ〕を中心として描かれる半径22mm
の円弧と上記φ169mmの円周との交点をa、この半
径22mmの円弧と上記φ169mmの円と同心のφ1
33mmの円周との交点をb、点oを原点とする座標
(7.5,15.5)を中心として描かれる半径20m
mの円弧と上記φ133mmの円周との交点をc、この
半径20mmの円弧と上記φ169mmの円周との交点
をdとすると、点aと点bの間が両点を通る上記半径2
2mmの円弧、点bと点cの間が点bと点cを通り中心
が上記φ133mmの円周より外側に位置する半径0.
8mmの円のうち上記φ133mmの円周より内側の円
弧、点cと点dの間が両点を通る上記半径20mmの円
弧、点dと点aの間が上記φ169mmの円の円弧とな
った曲線で形成し、各羽根板の他方の端部の断面の外形
線を、上記点oを原点とし原点oを通るφ169mmの
円の直径線をy軸とするx−y直角座標上に設定した座
標(11.3,16.5)を中心として描かれる半径1
9.5mmの円弧と上記φ169mmの円周との交点を
a′、この半径19.5mmの円弧と上記φ133mm
の円周との交点をb′、点oを原点とする座標(7.
5,15.5)を中心として描かれる半径18.5mm
の円弧と上記φ133mmの円周との交点をc′、この
半径18.5mmの円弧と上記φ169mmの円周との
交点をd′とすると、点a′と点b′の間が両点を通る
上記半径19.5mmの円弧、点b′と点c′の間が点
b′と点c′を通り中心が上記φ133mmの円周より
外側に位置する半径1.3mmの円のうち上記φ133
mmの円周より内側の円弧、点c′と点d′の間が両点
を通る上記半径18.5mmの円弧、点d′と点a′の
間が上記φ169mmの円の円弧となった曲線で形成す
るようにしたものであり、羽根板をこのような形態に形
成することによって、送風時の送風量等を高く得ること
ができるものである。
【0054】また本発明に係るシロッコファンの羽根車
成形用金型は、複数枚の羽根板を円周上に配置して設け
て形成されるシロッコファンの羽根車を合成樹脂により
成形するキャビティを設けて形成される金型であって、
一方の端部と他方の端部の外形形状が上記の請求項1乃
至3のいずれかに記載の曲線で形成された羽根板を成形
するようにキャビティの内面形状が形成されて成ること
を特徴とするものであり、上記のような形態の羽根板を
有する羽根車を樹脂の一体成形で形成することができ、
アルミニウムなどの金属板を加工して組み立てる場合の
ような加工や組み立ての工数を要することなく、コスト
安価に製造することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1の実施の形態の一例を示すも
のであり、(a)は羽根車の先端部の断面の外形線を示
す図、(b)は羽根車の基端部の断面の外形線を示す図
である。
【図2】本発明の請求項2の実施の形態の一例におけ
る、羽根車の先端部の断面の外形線を示す図である。
【図3】本発明の請求項3の実施の形態の一例におけ
る、羽根車の先端部の断面の外形線を示す図である。
【図4】本発明に係るシロッコファンの羽根車の実施の
形態の一例を示す正面図である。
【図5】本発明に係るシロッコファンの羽根車の実施の
形態の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 羽根板 2 主板 3 側板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−31206(JP,A) 特開 昭62−225799(JP,A) 特開 平4−234598(JP,A) 特開 昭57−126638(JP,A) 特開 平7−293494(JP,A) 特開 平5−141394(JP,A) 特開 平8−189498(JP,A) 特公 昭36−5589(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04D 29/18 - 29/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の羽根板を円周上に配置して設け
    て形成されるシロッコファンの羽根車において、各羽根
    板の一方の端部の断面の外形線を、φ169mmの円周
    上の一点を原点oとし原点oを通るこの円の直径線をy
    軸とするx−y直角座標上に設定した座標(11.3,
    16.5)〔座標の数値の単位はmm、以下同じ〕を中
    心として描かれる半径20mmの円弧と上記φ169m
    mの円周との交点をa、この半径20mmの円弧と上記
    φ169mmの円と同心のφ133mmの円周との交点
    をb、点oを原点とする座標(7.5,15.5)を中
    心として描かれる半径18mmの円弧と上記φ133m
    mの円周との交点をc、この半径18mmの円弧と上記
    φ169mmの円周との交点をdとすると、点aと点b
    の間が両点を通る上記半径20mmの円弧、点bと点c
    の間が点bと点cを通り中心が上記φ133mmの円周
    より外側に位置する半径0.8mmの円のうち上記φ1
    33mmの円周より内側の円弧、点cと点dの間が両点
    を通る上記半径18mmの円弧、点dと点aの間が上記
    φ169mmの円の円弧となった曲線で形成し、各羽根
    板の他方の端部の断面の外形線を、上記点oを原点とし
    原点oを通るφ169mmの円の直径線をy軸とするx
    −y直角座標上に設定した座標(11.3,16.5)
    を中心として描かれる半径19.5mmの円弧と上記φ
    169mmの円周との交点をa′、この半径19.5m
    mの円弧と上記φ133mmの円周との交点をb′、点
    oを原点とする座標(7.5,15.5)を中心として
    描かれる半径18.5mmの円弧と上記φ133mmの
    円周との交点をc′、この半径18.5mmの円弧と上
    記φ169mmの円周との交点をd′とすると、点a′
    と点b′の間が両点を通る上記半径19.5mmの円
    弧、点b′と点c′の間が点b′と点c′を通り中心が
    上記φ133mmの円周より外側に位置する半径1.3
    mmの円のうち上記φ133mmの円周より内側の円
    弧、点c′と点d′の間が両点を通る上記半径18.5
    mmの円弧、点d′と点a′の間が上記φ169mmの
    円の円弧となった曲線で形成して成ることを特徴とする
    シロッコファンの羽根車。
  2. 【請求項2】 複数枚の羽根板を円周上に配置して設け
    て形成されるシロッコファンの羽根車において、各羽根
    板の一方の端部の断面の外形線を、φ169mmの円周
    上の一点を原点oとし原点oを通るこの円の直径線をy
    軸とするx−y直角座標上に設定した座標(11.3,
    16.5)を中心として描かれる半径18mmの円弧と
    上記φ169mmの円周との交点をa、この半径18m
    mの円弧と上記φ169mmの円と同心のφ133mm
    の円周との交点をb、点oを原点とする座標(7.5,
    15.5)を中心として描かれる半径16mmの円弧と
    上記φ133mmの円周との交点をc、この半径16m
    mの円弧と上記φ169mmの円周との交点をdとする
    と、点aと点bの間が両点を通る上記半径18mmの円
    弧、点bと点cの間が点bと点cを通り中心が上記φ1
    33mmの円周より外側に位置する半径0.8mmの円
    のうち上記φ133mmの円周より内側の円弧、点cと
    点dの間が両点を通る上記半径16mmの円弧、点dと
    点aの間が上記φ169mmの円の円弧となった曲線で
    形成し、各羽根板の他方の端部の断面の外形線を、上記
    点oを原点とし原点oを通るφ169mmの円の直径線
    をy軸とするx−y直角座標上に設定した座標(11.
    3,16.5)を中心として描かれる半径19.5mm
    の円弧と上記φ169mmの円周との交点をa′、この
    半径19.5mmの円弧と上記φ133mmの円周との
    交点をb′、点oを原点とする座標(7.5,15.
    5)を中心として描かれる半径18.5mmの円弧と上
    記φ133mmの円周との交点をc′、この半径18.
    5mmの円弧と上記φ169mmの円周との交点をd′
    とすると、点a′と点b′の間が両点を通る上記半径1
    9.5mmの円弧、点b′と点c′の間が点b′と点
    c′を通り中心が上記φ133mmの円周より外側に位
    置する半径1.3mmの円のうち上記φ133mmの円
    周より内側の円弧、点c′と点d′の間が両点を通る上
    記半径18.5mmの円弧、点d′と点a′の間が上記
    φ169mmの円の円弧となった曲線で形成して成るこ
    とを特徴とするシロッコファンの羽根車。
  3. 【請求項3】 複数枚の羽根板を円周上に配置して設け
    て形成されるシロッコファンの羽根車において、各羽根
    板の一方の端部の断面の外形線を、φ169mmの円周
    上の一点を原点oとし原点oを通るこの円の直径線をy
    軸とするx−y直角座標上に設定した座標(11.3,
    16.5)〔座標の数値の単位はmm、以下同じ〕を中
    心として描かれる半径22mmの円弧と上記φ169m
    mの円周との交点をa、この半径22mmの円弧と上記
    φ169mmの円と同心のφ133mmの円周との交点
    をb、点oを原点とする座標(7.5,15.5)を中
    心として描かれる半径20mmの円弧と上記φ133m
    mの円周との交点をc、この半径20mmの円弧と上記
    φ169mmの円周との交点をdとすると、点aと点b
    の間が両点を通る上記半径22mmの円弧、点bと点c
    の間が点bと点cを通り中心が上記φ133mmの円周
    より外側に位置する半径0.8mmの円のうち上記φ1
    33mmの円周より内側の円弧、点cと点dの間が両点
    を通る上記半径20mmの円弧、点dと点aの間が上記
    φ169mmの円の円弧となった曲線で形成し、各羽根
    板の他方の端部の断面の外形線を、上記点oを原点とし
    原点oを通るφ169mmの円の直径線をy軸とするx
    −y直角座標上に設定した座標(11.3,16.5)
    を中心として描かれる半径19.5mmの円弧と上記φ
    169mmの円周との交点をa′、この半径19.5m
    mの円弧と上記φ133mmの円周との交点をb′、点
    oを原点とする座標(7.5,15.5)を中心として
    描かれる半径18.5mmの円弧と上記φ133mmの
    円周との交点をc′、この半径18.5mmの円弧と上
    記φ169mmの円周との交点をd′とすると、点a′
    と点b′の間が両点を通る上記半径19.5mmの円
    弧、点b′と点c′の間が点b′と点c′を通り中心が
    上記φ133mmの円周より外側に位置する半径1.3
    mmの円のうち上記φ133mmの円周より内側の円
    弧、点c′と点d′の間が上記半径18.5mmの円
    弧、点d′と点a′の間が両点を通る上記φ169mm
    の円の円弧となった曲線で形成して成ることを特徴とす
    るシロッコファンの羽根車。
  4. 【請求項4】 複数枚の羽根板を円周上に配置して設け
    て形成されるシロッコファンの羽根車を合成樹脂により
    成形するキャビティを設けて形成される金型であって、
    一方の端部と他方の端部の外形形状が請求項1乃至3の
    いずれかに記載の曲線で形成された羽根板を成形するよ
    うにキャビティの内面形状が形成されて成ることを特徴
    とするシロッコファンの羽根車成形用金型。
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