JPS6213406Y2 - - Google Patents

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JPS6213406Y2
JPS6213406Y2 JP1982058200U JP5820082U JPS6213406Y2 JP S6213406 Y2 JPS6213406 Y2 JP S6213406Y2 JP 1982058200 U JP1982058200 U JP 1982058200U JP 5820082 U JP5820082 U JP 5820082U JP S6213406 Y2 JPS6213406 Y2 JP S6213406Y2
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JP
Japan
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regulator circuit
generator
recess
field coil
casing
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JP1982058200U
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JPS58162749U (ja
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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)
  • Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両用充電発電機に係り、特にそのレ
ギユレータ回路の保持構造に関する。
自動車にはバツテリが装備されており、このバ
ツテリを充電するために充電用発電機が搭載され
ている。この充電発電機はエンジンの回転によつ
て駆動されているために、エンジンの回転数が上
昇すると、これに伴つて発電機の回転数も高くな
り、その出力電圧も高くなる。そこで発電機の出
力電圧が所定の値を越えた場合には、界磁コイル
に流れる励磁電流を制御することにより発電出力
を所定の値以下に押えるようにしたレギユレータ
回路が設けられている。レギユレータ回路は半導
体回路部品から成り、これをプリント基板上にマ
ウントして構成したものである。従来のこのよう
なレギユレータ回路においては、専用のケーシン
グを用意し、このケーシング内に上記プリント基
板を収納し、そしてこのケーシングを発電機のケ
ーシング等に固定するようにしていた。従つてレ
ギユレータ回路に専用のケーシングを必要とする
とともに、発電機の外部にこのケーシングを取り
付けなければならず、このために発電機がコンパ
クトにならないという欠点を有していた。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
のであつて、レギユレータ回路を収納する専用の
ケースを省略するようにした車両用充電発電機を
提供することを目的とするものである。
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。まず第1図および第2図によつて車両用充電
発電機の概要を説明すると、この発電機のケーシ
ング1はフロントブラケツト2およびリヤブラケ
ツト3から構成されている。そしてこれらのブラ
ケツト2,3によつて一対の軸受4,5が支持さ
れており、さらにこれらの軸受4,5によつて回
転軸6が回転可能に支持されている。回転軸6
の、フロントブラケツト2の前面側には、この発
電機を駆動するためのプーリ7と、そして冷却用
フアン8とが固着されている。このフアン8に対
応して、フロントブラケツト2およびリヤブラケ
ツト3にはそれぞれ通風孔9,10が設けられて
おり、リヤブラケツト3の通風孔10から外気が
導入され、そしてフロントブラケツト2側の通風
孔9から排出されるようになされている。
上記回転軸6には界磁鉄心11が固着されてお
り、この鉄心11にはさらに界磁コイル12が巻
装されている。そしてコイル12の両端は、鉄心
11の背面側において回転軸6に固着されたスリ
ツプリング13に接続されており、このスリツプ
リング13を介して界磁コイル12に界磁電流が
供給されるようになつている。界磁鉄心11の外
周側には磁極片14が連設されており、この磁極
片14に対してエアギヤツプを介して電機子鉄心
15が配置されている。そして鉄心15のスロツ
トには電機子コイル16が巻装されている。
上記電機子コイル16は第2図に示すように、
三相Y型に接続されるとともに、このコイル16
の出力は6つのダイオードから成る全波整流器1
7に接続されている。全波整流器17の出力端は
バツテリ19に接続されている。また上記界磁コ
イル12は全波整流器17の出力端とレギユレー
タ回路20との間に接続されている。レギユレー
タ回路20は抵抗21,22,23,24,2
5,26、ツエナダイオード27、コンデンサ2
8,29、トランジスタ30,31,32および
ダイオード33から構成されている。そして互い
にダーリントン接続された一対のトランジスタ3
1,32の内、最終段のトランジスタ32は上記
界磁コイル12と直列に接続されている。
以上のような発電機において、キースイツチ1
8を閉じるとバツテリ19から界磁コイル12に
界磁電流が流れ、しかもプーリ7によつて回転軸
6を介して界磁鉄心11および界磁コイル12が
回転される。よつて界磁鉄心11の磁極片14を
通過した磁束は、電機子鉄心15を通過するとと
もに、電機子コイル16と鎖交する。よつて電機
子コイル16から三相の交流出力が得られ、この
出力は全波整流器17によつて整流され、そして
バツテリ19に供給されてこのバツテリ19を充
電するようになつている。なおエンジンの回転数
の上昇に伴つて発電機の回転数も高くなると、こ
の発電機は他励状態から自励状態に自動的に切り
換えられ、全波整流器17で整流された発電出力
の一部が界磁コイル12に流れるようになつてい
る。
また全波整流器17の出力は、レギユレータ回
路20の一対の抵抗21,22によつて分圧さ
れ、これらの抵抗21,22の接続点に生ずる電
圧はツエナダイオード27のカソードに印加され
ている。従つて発電機の出力の上昇に伴つて、ツ
エナダイオード27のカソードに加えられている
電圧がツエナ電圧を越えると、トランジスタ30
が導通状態になり、この結果トランジスタ31お
よび32が非導通の状態になる。そしてトランジ
スタ32が非導通になると、界磁コイル12に界
磁電流が流れなくなるために、発電出力が低下す
ることになる。すると抵抗21,22の接続点に
生ずる電圧が低くなるために、ツエナダイオード
27は非導通となり、トランジスタ30も非導通
になる。この結果トランジスタ31,32が再び
導通状態になり、界磁コイル12に界磁電流が再
び流れることになる。すなわちこの発電機におい
ては、その発電出力が所定の値以上となると、ト
ランジスタ32がオン、オフを繰り返すことによ
り界磁コイル12に流れる電流が制御され、これ
によつて発電出力が所定の値以下になるように制
御されている。
次に上記レギユレータ回路20の保持構造につ
いて特に第3図および第4図につき説明すると、
レギユレータ回路20は、リヤブラケツト3に形
成された凹部34内に収納されるようになつてい
る。凹部34は、リヤブラケツト3に形成された
3つの通風孔10の内、第3図において上方側に
ある通風孔10のほぼ中央部にこの通風孔10を
横切るように形成されており、外方にケーシング
3の一部を突出させるようにして形成されてい
る。そしてレギユレータ回路20を構成する回路
部品21〜33はプリント基板35上にマウント
されており、このプリント基板35が上記凹部3
4内に収納されている。そしてプリント基板35
が収納された凹部34には、第1図に示すよう
に、例えば熱硬化性樹脂36が注入され、かつ硬
化されて上記プリント基板35を封入している。
またこのプリント基板35あるいは上記回路部
品21〜33から引き出されたリード線37は端
子板38の端子39に接続されている。端子板3
8は上記凹部34を閉塞するようにこの凹部34
の開口部に装着されている。そして端子板38の
端子39はリード線40と接続されており、この
リード線40によつて凹部34内のレギユレータ
回路20は第2図に示すように、発電機および外
部の回路と接続されている。
以上のようにこの発電機においては、回路部品
21〜33をマウントし、これによつてレギユレ
ータ回路20を構成しているプリント基板35
は、ケーシング1のリヤブラケツト3に一体に形
成された凹部34内に収納されているために、レ
ギユレータ回路20を収納するための専用のケー
シングを必要としない。よつて部品点数が少なく
なるとともに、専用のケーシングをブラケツト3
等に固着する作業も必要でなくなる。またレギユ
レータ回路20を構成するプリント基板35は凹
部34内において、熱硬化性樹脂36によつて封
入されているために耐振性が向上し、信頼性の高
いレギユレータ回路を提供することができる。ま
た凹部34はリヤブラケツト3の通風孔10を横
切るように設けられているために、冷却用フアン
8の回転に伴つてこの通風孔10によつてケーシ
ング1内に導入される外気でレギユレータ回路2
0が冷却されることになり、このために回路部品
21〜33の冷却を行なうことにより、その温度
上昇を阻止することが可能になる。
以上の説明で明らかな通り、本考案によれば、
発電出力によつてバツテリを充電すると共に、界
磁コイルに励磁電流を供給し、この界磁コイルの
励磁電流を制御することにより、前記発電出力を
所定値以下に制御するようにしたレギユレータ回
路を有する車両用充電発電機において、この発電
機のリアブラケツトに通風孔を横切るようにした
凹部を形成し、この凹部内に前記レギユレータ回
路を収納すると共に、該凹部を熱硬化性樹脂で封
入するようにしたものであるから、下記のような
優れた効果を有する。
(イ) レギユレータ回路は、リアブラケツトに形成
した凹部に収納されているため、このレギユレ
ータ回路を収納するための専用のケーシングは
不要となり、これにより部品点数が少なくなる
ので、製造コストを大巾に安価とすることがで
きる。
(ロ) またレギユレータ回路は熱硬化性樹脂で封入
されているため、耐振性が大巾に向上し、大巾
に信頼性を高めることができる。
(ハ) さらに、レギユレータ回路を収納したリアブ
ラケツトの凹部は通風孔を横切るように形成し
てあるため、発電機の冷却用フアンの回転によ
り通風孔を通る外気によつてレギユレータ回路
の部品が強制的に効率よく冷却されるので、そ
の回路部品の温度上昇による特性変化のバラツ
キを著しく小さくすることができ、これにより
レギユレータの特性を向上させることができる
と共に、大巾に長寿命とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る車両用充電発
電機の一部を破断した正面図、第2図は同回路
図、第3図は第1図における−線断面矢視
図、第4図はレギユレータ回路の保持構造を示す
要部分解斜視図である。なお図面に用いた符号に
おいて、 1……ケーシング、20……レギユレータ回
路、34……凹部、35……プリント基板、36
……熱硬化性樹脂、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発電出力によつてバツテリを充電すると共に界
    磁コイルに励磁電流を供給し、この界磁コイルの
    励磁電流を制御することにより前記発電出力を所
    定値以下に制御するようにしたレギユレータ回路
    を有する車両用充電発電機において、この発電機
    のリアブラケツトに通風孔を横切るようにした凹
    部を形成し、この凹部内に前記レギユレータ回路
    を収納すると共に、該凹部を熱硬化性樹脂で封入
    するようにしたことを特徴とする車両用充電発電
    機。
JP5820082U 1982-04-21 1982-04-21 車両用充電発電機 Granted JPS58162749U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5820082U JPS58162749U (ja) 1982-04-21 1982-04-21 車両用充電発電機

Applications Claiming Priority (1)

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JP5820082U JPS58162749U (ja) 1982-04-21 1982-04-21 車両用充電発電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58162749U JPS58162749U (ja) 1983-10-29
JPS6213406Y2 true JPS6213406Y2 (ja) 1987-04-07

Family

ID=30068602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5820082U Granted JPS58162749U (ja) 1982-04-21 1982-04-21 車両用充電発電機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0628941Y2 (ja) * 1986-04-11 1994-08-03 株式会社明電舍 交流電動機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5040801U (ja) * 1973-08-10 1975-04-25
JPS5540870U (ja) * 1978-09-12 1980-03-15

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5040801U (ja) * 1973-08-10 1975-04-25
JPS5540870U (ja) * 1978-09-12 1980-03-15

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JPS58162749U (ja) 1983-10-29

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