JPH0628941Y2 - 交流電動機 - Google Patents

交流電動機

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Publication number
JPH0628941Y2
JPH0628941Y2 JP1986054440U JP5444086U JPH0628941Y2 JP H0628941 Y2 JPH0628941 Y2 JP H0628941Y2 JP 1986054440 U JP1986054440 U JP 1986054440U JP 5444086 U JP5444086 U JP 5444086U JP H0628941 Y2 JPH0628941 Y2 JP H0628941Y2
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JP
Japan
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brake wheel
electromagnet
coil
fixed
core
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Application number
JP1986054440U
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English (en)
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JPS62165746U (ja
Inventor
茂二 亀嶋
Original Assignee
株式会社明電舍
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、例えばホイストやクレーン等に使用されるマ
グネットブレーキ装置付きの交流電動機に関するもので
ある。
B.考案の概要 本考案は、交流電動機の回転軸にスプライン機構を介し
て取り付けられるブレーキホィルと、ばねの付勢力によ
り、固定された円板にブレーキホィルと共に押圧される
可動コアと、固定コアの凹部にコイルを嵌め込んで形成
されるとともにばねの付勢力に抗して可動コアをブレー
キホィルから引き離す電磁石とで構成した交流電動機に
おいて、交流電源とコイルとの間に介在させる整流器を
固定コアの凹部に収容することにより、 従来別体で構成されていた整流器が固定コア内に一体に
組み込まれることとなり、交流電動機の全体をコンパク
トにすることができると共に、回転軸駆動用の交流配線
との間の誤配線が防止され、また運搬時等における衝突
による整流器の破損が防止されるようにしたものであ
る。
C.従来の技術 従来の、ホイスト用の交流電動機におけるブレーキの部
分を第4図に示す。同図において、20はマグネットブ
レーキ装置であり、マグネットブレーキ装置20は以下
のように構成される。3は交流電動機の回転軸、7はブ
レーキホィルであり、ブレーキホィル7は回転軸3にス
プライン嵌合した軸筒5に固定されることにより回転軸
3に沿って移動自在でありかつ回転軸3に対しては回転
不能である。21はブレーキホィル7の一方側に配置さ
れた電磁石であり、電磁石21は回転軸3を囲繞する固
定コア1と固定コア1内に埋設されたコイル2とから構
成される。4は案内棒10により回り止めされかつ回転
軸3に沿って移動自在に設けられた可動コアであり、ば
ね6により常にブレーキホィル7へ向かって付勢されて
いる。8はブレーキホィル7の他方側に回転しないよう
に固定して設けられた円板である。
斯かる交流電動機では、コイル2に通電されて電磁石2
1が励磁されると、可動コア4が電磁石21に吸引さ
れ、可動コア4がばね6を圧縮してブレーキホィル7か
ら離れ、回転軸3はブレーキのかからないフリーの状態
になる。一方、コイル2への通電が断たれて電磁石21
が消磁されると、可動コア4がばね6の付勢力によりブ
レーキホィル7へ押圧され、ブレーキホィル7が円板8
へ圧接されて回転軸3にブレーキがかかる。
上記のような交流電動機においては、回転軸3の駆動用
の交流配線と、コイル2へ通電するための直流配線の2
系統の配線が必要であり、直流配線と交流配線との間に
図示しない整流器を介在させなければならず、第5図に
示すように交流電動機の外部に固定したモールドケース
9内に整流器を収容している。
D.考案が解決しようとする問題点 ところが、従来の交流電動機においては、別個に設けた
モールドケース内に整流器を収容しているためにコイル
と交流配線との間に比較的長い配線が行われており、し
かも配線が複雑化して誤配線の虞れがあった。また、交
流電動機を運搬する際に交流電動機の外側に突出したモ
ールドケースを他の物に衝突させて整流器を破損し易い
し、装置全体が大型化するという問題点もあった。
そこで本考案は、斯かる課題を解決した交流電動機を提
供することを目的とする。
E.問題点を解決するための手段 斯かる目的を達成するための本考案の構成は、マグネッ
トブレーキ装置を有する交流電動機であって、マグネッ
トブレーキ装置は、ブレーキホィルと、固定円板と、可
動コアと、ばねと、電磁石とを有し、ブレーキホィル
は、回転軸に対して軸方向へ移動可能かつ回転不能に回
転軸の端部に取り付けられ、固定円板と対向し、可動コ
アは、ブレーキホィルの回転軸側で回転軸に対して軸方
向へ移動可能かつ回転が拘束された状態で、ブレーキホ
ィルに対向し、ばねに常時押圧されてブレーキホィルを
固定円板に圧接し、電磁石は、ばねの押圧力に抗して可
動コアを吸引するものであり、固定コアが回転軸を囲繞
して設けられ、コイルと整流器とが固定コアの凹部に収
容されて交流電源に接続されたことを特徴とする。
F.作用 本考案による交流電動機におけるマグネットブレーキ装
置では、整流器がコイルと共に固定コア内に一体に組み
込まれており、交流電動機がコンパクトになる。また、
交流配線とコイルとの間に長い配線が不要となり、これ
により回転軸を駆動するための交流配線との混同による
誤配線が生じにくいと共に、整流器が固定コア内で保護
されることから、運搬時等に交流電動機を衝突させて整
流器が破損するようなこともない。
G.実施例 以下、本考案による交流電動機の一実施例のうちのマグ
ネットブレーキ装置の電磁石の部分を第1図〜第3図に
示す。その他の部分は第4図の電磁石を除いた部分と同
一の構成なので説明を省略する。第1図は電磁石の正面
断面図、第2図は電磁石の一部を切り欠いた側面断面
図、第3図は交流電源とコイル間の回路図である。
第1図,第2図において、電磁石21を構成する固定コ
ア1には、回転軸3を囲繞する環状の凹部12が形成さ
れ、この凹部12内には、環状のコイル2が嵌め込まれ
ると共に、シリコン整流器15等を収容する収容空間1
3が形成されている。14は凹部12のうちのコイル2
と収容空間13以外の部分を埋めるモールディングであ
る。
しかして、交流電源V,Wとコイル2との間に介在させ
るシリコン整流器15,整流器16,バリスタ17およ
びこれらをつなぐ配線は、全て固定コア1の収容空間1
3内に図示しない絶縁紙に包んで収容されている。
この実施例においては、交流電源V,Wからの交流電流
が、シリコン整流器15等により整流されてコイル2に
供給され、このコイル2により電磁石21が励磁され、
従来のものと同様にブレーキの解除動作を行う。
H.考案の効果 以上のように、本考案においては、交流電源とコイルと
の間に介在させる整流器を固定コアに形成した凹部に収
容したので、従来は別体で構成されていた整流器が固定
コア内に一体に組み込まれることになり、交流電動機を
コンパクトにすることができる。また、交流配線とコイ
ルとの間に長い配線が不要となり、これにより回転軸駆
動用の交流配線との混同による誤配線が防止され、これ
に伴う機器の損傷が防止される。更に、整流器を固定コ
ア内に収納しているので、交流電動機を運搬する時等に
おける衝突による整流器の破損が防止されるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案による交流電動機の一実施例
のうちの電磁石の部分を示すもので、第1図は電磁石の
正面断面図、第2図は電磁石の一部を切り欠いた側面断
面図、第3図は交流電源とコイル間の回路図、第4図は
従来のブレーキ付き交流電動機の一部を示す断面図、第
5図は従来の交流電動機に係り、整流器を収容するモー
ルドケースの正面図である。 1……固定コア、2……励磁用コイル、3……回転軸、
4……可動コア、6……ばね、7……ブレーキホィル、
8……円板、12……凹部、15……シリコン整流器、
16……整流器、20……マグネットブレーキ装置、2
1……電磁石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】マグネットブレーキ装置(20)を有する
    交流電動機であって、 マグネットブレーキ装置(20)は、ブレーキホィル
    (7)と、固定円板(8)と、可動コア(4)と、ばね
    (6)と、電磁石(21)とを有し、 ブレーキホィル(7)は、回転軸(3)に対して軸方向
    へ移動可能かつ回転不能に回転軸(3)の端部に取り付
    けられ、固定円板(8)と対向し、 可動コア(4)は、ブレーキホィル(7)の回転軸
    (3)側で回転軸(3)に対して軸方向へ移動可能かつ
    回転が拘束された状態で、ブレーキホィル(7)に対向
    し、ばね(6)に常時押圧されてブレーキホィル(7)
    を固定円板(8)に圧接し、 電磁石(21)は、ばね(6)の押圧力に抗して可動コ
    ア(4)を吸引するものであり、固定コア(1)が回転
    軸(3)を囲繞して設けられ、コイル(2)と整流器
    (15,16)とが固定コア(1)の凹部(12)に収
    容されて交流電源に接続された 交流電動機。
JP1986054440U 1986-04-11 1986-04-11 交流電動機 Expired - Lifetime JPH0628941Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986054440U JPH0628941Y2 (ja) 1986-04-11 1986-04-11 交流電動機

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JP1986054440U JPH0628941Y2 (ja) 1986-04-11 1986-04-11 交流電動機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62165746U JPS62165746U (ja) 1987-10-21
JPH0628941Y2 true JPH0628941Y2 (ja) 1994-08-03

Family

ID=30881435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986054440U Expired - Lifetime JPH0628941Y2 (ja) 1986-04-11 1986-04-11 交流電動機

Country Status (1)

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JP (1) JPH0628941Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58162749U (ja) * 1982-04-21 1983-10-29 澤藤電機株式会社 車両用充電発電機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62165746U (ja) 1987-10-21

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