JPS642531Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS642531Y2 JPS642531Y2 JP12586381U JP12586381U JPS642531Y2 JP S642531 Y2 JPS642531 Y2 JP S642531Y2 JP 12586381 U JP12586381 U JP 12586381U JP 12586381 U JP12586381 U JP 12586381U JP S642531 Y2 JPS642531 Y2 JP S642531Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armature
- disc
- motor
- rotating shaft
- brake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電磁ブレーキに関し、特に励磁されて
いるときにブレーキが解除され、非励磁のときに
ブレーキがかかる無励磁作動型電磁ブレーキに用
いて有用なものである。
いるときにブレーキが解除され、非励磁のときに
ブレーキがかかる無励磁作動型電磁ブレーキに用
いて有用なものである。
一般に、モータで回転せしめられる回転軸に無
励磁作動型電磁ブレーキを装着した場合には、モ
ータに電力を供給するタイミングと電磁ブレーキ
を励磁するタイミングとを合わせている。即ち、
モータに電力を供給して回転軸を回転させている
ときには電磁ブレーキを励磁してブレーキを解除
しておき、モータへの電力の供給を停止してこの
モータから回転軸に回転力が付与されなくなつた
ときには電磁ブレーキを非励磁としてブレーキを
かけている。
励磁作動型電磁ブレーキを装着した場合には、モ
ータに電力を供給するタイミングと電磁ブレーキ
を励磁するタイミングとを合わせている。即ち、
モータに電力を供給して回転軸を回転させている
ときには電磁ブレーキを励磁してブレーキを解除
しておき、モータへの電力の供給を停止してこの
モータから回転軸に回転力が付与されなくなつた
ときには電磁ブレーキを非励磁としてブレーキを
かけている。
ところで上述したタイプの電磁ブレーキの電磁
コイルや、これに電力を供給するリードワイヤが
断線した場合、モータ及び電磁ブレーキが電源に
接続されていると、電磁コイルが非励磁となりブ
レーキがかかるにもかかわらずモータは回転す
る。このため電磁ブレーキが摩擦熱により焼損し
たり、モータがオーバーロードにより焼損したり
する事故が発生していた。そこでこのような事故
を防止するには、電磁コイルやリードワイヤの断
線を検出するための検出回路を備えればよいが、
この検出回路は回路構成が複雑であるとともに高
価であつた。
コイルや、これに電力を供給するリードワイヤが
断線した場合、モータ及び電磁ブレーキが電源に
接続されていると、電磁コイルが非励磁となりブ
レーキがかかるにもかかわらずモータは回転す
る。このため電磁ブレーキが摩擦熱により焼損し
たり、モータがオーバーロードにより焼損したり
する事故が発生していた。そこでこのような事故
を防止するには、電磁コイルやリードワイヤの断
線を検出するための検出回路を備えればよいが、
この検出回路は回路構成が複雑であるとともに高
価であつた。
本考案は、上記従来技術に鑑み、モータや電磁
ブレーキの焼損事故を簡単且つ安価な構造で防止
し得る電磁ブレーキを提供することを目的とす
る。かかる目的を達成する本考案の構成は、モー
タにより回転せしめられる回転軸に嵌入されてこ
の回転軸とともに回転するデイスクと、このデイ
スクに相対向するとともに隙間を介して前記回転
軸に嵌入されて軸方向に亘り移動し得るアマチユ
アと、このアマチユアに相対向して反デイスク側
に位置するようフレームに固定されるとともに通
常時にアマチユアがデイスクに当接してこれを制
動するよう前記アマチユアにばね力を付与するば
ね及び励磁された時にアマチユアを吸着してこれ
をデイスクから離反させる電磁コイルを有する静
止部とを備えた電磁電磁ブレーキにおいて、アマ
チユアがデイスクに当接してこれを制動するとき
にアマチユアの軸方向に亘る移動により作動する
よう配設されて作動した際に前記モータへの電力
の供給を停止するスイツチを設けたことを特徴と
する。
ブレーキの焼損事故を簡単且つ安価な構造で防止
し得る電磁ブレーキを提供することを目的とす
る。かかる目的を達成する本考案の構成は、モー
タにより回転せしめられる回転軸に嵌入されてこ
の回転軸とともに回転するデイスクと、このデイ
スクに相対向するとともに隙間を介して前記回転
軸に嵌入されて軸方向に亘り移動し得るアマチユ
アと、このアマチユアに相対向して反デイスク側
に位置するようフレームに固定されるとともに通
常時にアマチユアがデイスクに当接してこれを制
動するよう前記アマチユアにばね力を付与するば
ね及び励磁された時にアマチユアを吸着してこれ
をデイスクから離反させる電磁コイルを有する静
止部とを備えた電磁電磁ブレーキにおいて、アマ
チユアがデイスクに当接してこれを制動するとき
にアマチユアの軸方向に亘る移動により作動する
よう配設されて作動した際に前記モータへの電力
の供給を停止するスイツチを設けたことを特徴と
する。
以下本考案の実施例を第1図を基に詳細に説明
する。同図に示すようにモータ(図示省略)によ
り回転せしめられる回転軸1には円板状のデイス
ク2がスプライン嵌合されている。このためデイ
スク2は回転軸1とともに回転するとともに軸方
向に亘り移動し得る。またデイスク2にはリング
状のライニング2a,2bが備えられている。円
板状のアマチユア3は、デイスク2に相対向する
とともに回転軸1に隙間を介して嵌入されてお
り、図示しない構造により軸方向にのみ移動し得
るようになつている。電磁コイル4、ヨーク5及
びばね6により構成された静止部7は、フレーム
8に固定されている。そして静止部7のばね6
は、通常時にアマチユア3をデイスク2側(図中
右方)に押圧する。このためアマチユア3が右方
に移動してデイスク2のライニング2aに当接す
るとともに、アマチユア3に押圧されてデイスク
2も右方に移動してライニング2bがフレーム8
に固設されたストツパ部9に当接する。この結果
アマチユア3がライニング2aに、またストツパ
部9がライニング2bに夫々当接してデイスク2
が制動される。一方静止部7の電磁コイル4が励
磁されると、ヨーク5及びアマチユア3を閉磁路
として磁束が通るため、アマチユア3は前記ばね
6のばね力に抗して左方に移動し電磁コイル4に
吸着される。即ちアマチユア3はデイスク2から
離反する。この結果デイスク2の制動が解除され
このデイスク2は回転軸1とともに回転する。な
お電磁コイル4への電力の供給は図示しないリー
ドワイヤを介して行なわれる。取付金具9を介し
てフレーム8に設けられたスイツチ10は、アマ
チユア3に係合されておりこのアマチユア3が軸
方向右方に移動してデイスク2に当接してこれを
制動した際に開となるようになつている。このと
きスイツチ10は、開となつたときにモータへの
電力の供給を停止するようにこのモータに電気的
に接続されている。このため、電磁コイル4若し
くはリードワイヤが断線した場合には電磁コイル
4が励磁されずアマチユア3によりデイスク2が
制動されるがスイツチ10が開となつている。し
たがつて電磁コイル4若しくはリードワイヤが断
線しブレーキがかかつたままの状態でモータが回
転することはない。
する。同図に示すようにモータ(図示省略)によ
り回転せしめられる回転軸1には円板状のデイス
ク2がスプライン嵌合されている。このためデイ
スク2は回転軸1とともに回転するとともに軸方
向に亘り移動し得る。またデイスク2にはリング
状のライニング2a,2bが備えられている。円
板状のアマチユア3は、デイスク2に相対向する
とともに回転軸1に隙間を介して嵌入されてお
り、図示しない構造により軸方向にのみ移動し得
るようになつている。電磁コイル4、ヨーク5及
びばね6により構成された静止部7は、フレーム
8に固定されている。そして静止部7のばね6
は、通常時にアマチユア3をデイスク2側(図中
右方)に押圧する。このためアマチユア3が右方
に移動してデイスク2のライニング2aに当接す
るとともに、アマチユア3に押圧されてデイスク
2も右方に移動してライニング2bがフレーム8
に固設されたストツパ部9に当接する。この結果
アマチユア3がライニング2aに、またストツパ
部9がライニング2bに夫々当接してデイスク2
が制動される。一方静止部7の電磁コイル4が励
磁されると、ヨーク5及びアマチユア3を閉磁路
として磁束が通るため、アマチユア3は前記ばね
6のばね力に抗して左方に移動し電磁コイル4に
吸着される。即ちアマチユア3はデイスク2から
離反する。この結果デイスク2の制動が解除され
このデイスク2は回転軸1とともに回転する。な
お電磁コイル4への電力の供給は図示しないリー
ドワイヤを介して行なわれる。取付金具9を介し
てフレーム8に設けられたスイツチ10は、アマ
チユア3に係合されておりこのアマチユア3が軸
方向右方に移動してデイスク2に当接してこれを
制動した際に開となるようになつている。このと
きスイツチ10は、開となつたときにモータへの
電力の供給を停止するようにこのモータに電気的
に接続されている。このため、電磁コイル4若し
くはリードワイヤが断線した場合には電磁コイル
4が励磁されずアマチユア3によりデイスク2が
制動されるがスイツチ10が開となつている。し
たがつて電磁コイル4若しくはリードワイヤが断
線しブレーキがかかつたままの状態でモータが回
転することはない。
以上実施例とともに具体的に説明したように本
考案によれば、アマチユアがデイスクに当接しこ
れを制動するときに作動してモータへの電力の供
給を停止するスイツチを設けたため、電磁ブレー
キの非励磁時に電磁コイルやリードワイヤが断線
してもモータは回転しない。したがつてスイツチ
を設けるという低廉且つ簡単な構造により電磁ブ
レーキやモータの焼損を防止することができる。
考案によれば、アマチユアがデイスクに当接しこ
れを制動するときに作動してモータへの電力の供
給を停止するスイツチを設けたため、電磁ブレー
キの非励磁時に電磁コイルやリードワイヤが断線
してもモータは回転しない。したがつてスイツチ
を設けるという低廉且つ簡単な構造により電磁ブ
レーキやモータの焼損を防止することができる。
第1図は本考案の実施例を示す断面図である。
図面中、1は回転軸、2はデイスク、3はアマ
チユア、4は電磁コイル、6はばね、7は静止
部、10はスイツチである。
チユア、4は電磁コイル、6はばね、7は静止
部、10はスイツチである。
Claims (1)
- モータにより回転せしめられる回転軸に嵌入さ
れてこの回転軸とともに回転するデイスクと、こ
のデイスクに相対向するとともに隙間を介して前
記回転軸に嵌入されて軸方向に亘り移動し得るア
マチユアと、このアマチユアに相対向して反デイ
スク側に位置するようフレームに固定されるとと
もに通常時にアマチユアがデイスクに当接してこ
れを制動するよう前記アマチユアにばね力を付与
するばね及び励磁された時にアマチユアを吸着し
てこれをデイスクから離反させる電磁コイルを有
する静止部とを備えた電磁ブレーキにおいて、ア
マチユアがデイスクに当接してこれを制動すると
きにアマチユアの軸方向に亘る移動により作動す
るように配設されて作動した際に前記モータへの
電力の供給を停止するスイツチを設けたことを特
徴とする電磁ブレーキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12586381U JPS5831444U (ja) | 1981-08-27 | 1981-08-27 | 電磁ブレ−キ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12586381U JPS5831444U (ja) | 1981-08-27 | 1981-08-27 | 電磁ブレ−キ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5831444U JPS5831444U (ja) | 1983-03-01 |
JPS642531Y2 true JPS642531Y2 (ja) | 1989-01-20 |
Family
ID=29919678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12586381U Granted JPS5831444U (ja) | 1981-08-27 | 1981-08-27 | 電磁ブレ−キ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5831444U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3687092D1 (de) * | 1985-07-26 | 1992-12-17 | Mavilor Syst Sa | Elektromotor mit scheibenbremse. |
EP1627457B1 (en) * | 2003-05-27 | 2014-11-26 | Otis Elevator Company | Modular transverse flux motor with integrated brake |
EP3956969B1 (en) * | 2019-04-18 | 2024-02-14 | Parker-Hannifin Corporation | Electric motor |
-
1981
- 1981-08-27 JP JP12586381U patent/JPS5831444U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5831444U (ja) | 1983-03-01 |
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