JPS6041809Y2 - ブレ−キモ−タ - Google Patents
ブレ−キモ−タInfo
- Publication number
- JPS6041809Y2 JPS6041809Y2 JP14051279U JP14051279U JPS6041809Y2 JP S6041809 Y2 JPS6041809 Y2 JP S6041809Y2 JP 14051279 U JP14051279 U JP 14051279U JP 14051279 U JP14051279 U JP 14051279U JP S6041809 Y2 JPS6041809 Y2 JP S6041809Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- iron core
- fixed
- core
- inner disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Braking Arrangements (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はブレーキモータに係り、特に無励磁作動形ブレ
ーキを装着したブレーキモータに関する。
ーキを装着したブレーキモータに関する。
モータの非通電時にモータ回転軸を拘束する必要がある
場合に、モータ回転軸に無励磁作動形ブレーキを装着し
てなるブレーキモータが汎用される。
場合に、モータ回転軸に無励磁作動形ブレーキを装着し
てなるブレーキモータが汎用される。
無励磁作動形ブレーキは、制動力をばねにより得るもの
で、通電時は電磁力によりばね制動力が作用しないよう
にしておき、非通電時に電磁力が消失したときばね制動
力を作用させる形式のものである。
で、通電時は電磁力によりばね制動力が作用しないよう
にしておき、非通電時に電磁力が消失したときばね制動
力を作用させる形式のものである。
そして、励磁電源をモータ電源とすれば、モータへの通
電が停止すると同時にブレーキが作動する。
電が停止すると同時にブレーキが作動する。
このようなブレーキモータの従来例を第1図および第2
図に示す。
図に示す。
このうち第1図は電磁石がモータ側でブレーキが端部側
にあり、第2図は電磁石が端部側でブレーキがモータ側
であるという違いはあるが基本構成は同様である。
にあり、第2図は電磁石が端部側でブレーキがモータ側
であるという違いはあるが基本構成は同様である。
すなわち、モータ筐体9の端部に固定された鉄心1にコ
イル2と制動ばね3を設け、この固定鉄心1に軸方向に
対向するように可動鉄心4を配する。
イル2と制動ばね3を設け、この固定鉄心1に軸方向に
対向するように可動鉄心4を配する。
そして、ガイドピン8に設けられた可動鉄心4とエンド
プレート7とにより、ハブ6上に軸方向移動可能に軸支
されたインナーディスク5を挿むように構成する。
プレート7とにより、ハブ6上に軸方向移動可能に軸支
されたインナーディスク5を挿むように構成する。
ハブ6の端部にはファン10を設けた上でカバー11に
より全体を覆う。
より全体を覆う。
この構tにおいて、モータの通電時はコイル2に通電さ
れ、可動鉄心4がばね3の力に抗して固定鉄心1に吸着
されるからインナーディスク5は回転自在になリモータ
回転軸が回転する。
れ、可動鉄心4がばね3の力に抗して固定鉄心1に吸着
されるからインナーディスク5は回転自在になリモータ
回転軸が回転する。
次いでモータの通電が断たれるとコイル2の電磁力が消
失して可動鉄心4はばね3の作用力によりインナーディ
スク5側に押される。
失して可動鉄心4はばね3の作用力によりインナーディ
スク5側に押される。
したがって可動鉄心4はインナーディスク5をエンドプ
レート7との間に挾み込むことになり、ブレーキ作用が
行われる。
レート7との間に挾み込むことになり、ブレーキ作用が
行われる。
しかしながら、これらのブレーキモータでは固定、可動
両鉄心1,4間の電磁吸着面と、インナーディスク5両
面の摩擦面とが近いことによる不具合がある。
両鉄心1,4間の電磁吸着面と、インナーディスク5両
面の摩擦面とが近いことによる不具合がある。
すなわち、摩擦面ではブレーキ作用が行われる毎にライ
ニング等の粉塵が生じ、この粉塵が電磁吸着面に侵入す
る。
ニング等の粉塵が生じ、この粉塵が電磁吸着面に侵入す
る。
そして、モータの通電、遮断に伴って電磁吸着面の吸引
釈放が繰返されると、粉塵は電磁吸着面に固着されて更
に厚みを増し、固定鉄心1と可動鉄心4との電磁吸着を
阻害するようになる。
釈放が繰返されると、粉塵は電磁吸着面に固着されて更
に厚みを増し、固定鉄心1と可動鉄心4との電磁吸着を
阻害するようになる。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、摩擦面で生
じる粉塵が電磁吸着面に侵入しないような構造のブレー
キモータを提供することである。
じる粉塵が電磁吸着面に侵入しないような構造のブレー
キモータを提供することである。
この目的達成のため、本考案では、固定鉄心のモータ側
に電磁吸着面を、同じく反モータ側に摩擦面を配して電
磁吸着面と摩擦面との隔離を行ったブレーキモータを構
成したものである。
に電磁吸着面を、同じく反モータ側に摩擦面を配して電
磁吸着面と摩擦面との隔離を行ったブレーキモータを構
成したものである。
以下第3図を参照して本考案の一実施例を説明する。
第3図において、第1図、第2図と同符号は同様の機能
を果す要素を示している。
を果す要素を示している。
ここで注目すべきは、可動鉄心4が固定鉄心1のモータ
側にあり、インナーディスク5およびエンドプレート7
等が固定鉄心1の反モータ側にあることである。
側にあり、インナーディスク5およびエンドプレート7
等が固定鉄心1の反モータ側にあることである。
したがってコイル2および制動ばね3は固定鉄心1のモ
ータ側の面に、可動鉄心4と対向するように設けられ、
これにより電磁吸着面は固定鉄心1のモータ側に設けら
れる。
ータ側の面に、可動鉄心4と対向するように設けられ、
これにより電磁吸着面は固定鉄心1のモータ側に設けら
れる。
一方、固定鉄心1の反モータ側の面はインナーディスク
5との接触面とし、この側にはインナーディスク5とエ
ンドプレート7とを設ける。
5との接触面とし、この側にはインナーディスク5とエ
ンドプレート7とを設ける。
これにより摩擦面は固定鉄心1の反モータ側となる。
エンドプレート7と固定鉄心4とは固定鉄心1を貫通し
たガイドピン8により連結される。
たガイドピン8により連結される。
この構成において、モータの通電と同時にコイル2が通
電されるとそのとき発生する電磁力により固定鉄心1は
制動ばね3に抗して可動鉄心4を吸着する。
電されるとそのとき発生する電磁力により固定鉄心1は
制動ばね3に抗して可動鉄心4を吸着する。
コイル2は電圧コイル式すなわちモータの給電端子間電
圧が与えられる形式、または電流コイル式すなわちモー
タの給電電流が与えられる形式の何れでもよい。
圧が与えられる形式、または電流コイル式すなわちモー
タの給電電流が与えられる形式の何れでもよい。
前者の場合は吸引時のみ過励磁とするようにすればより
動作が確実になり、後者の場合は起動電流により同様の
効果が得られる。
動作が確実になり、後者の場合は起動電流により同様の
効果が得られる。
固定鉄心1が可動鉄心4を吸着するとガイドピン8が図
示左方に押され、その移動針だけエンドプレート7およ
びインナーディスク5周りに空隙が生じる。
示左方に押され、その移動針だけエンドプレート7およ
びインナーディスク5周りに空隙が生じる。
したがってインナーディスク5は固定鉄心1、エンドプ
レート7による拘束が除かれて回転自在となり、モータ
が回転したときハブ6と共に回転する。
レート7による拘束が除かれて回転自在となり、モータ
が回転したときハブ6と共に回転する。
また、コイル2の通電が断たれると固定鉄心1と可動鉄
心4とばばね3の作用力により離間し、可動鉄心4の移
動に応じてガイドピン8を図示右方に引戻す。
心4とばばね3の作用力により離間し、可動鉄心4の移
動に応じてガイドピン8を図示右方に引戻す。
これによりエンドプレート7およびインナーディスク5
は固定鉄心1に押圧され、インナーディスク5が拘束さ
れるからモータは回転を停止する。
は固定鉄心1に押圧され、インナーディスク5が拘束さ
れるからモータは回転を停止する。
モータへの通電、遮断に伴うブレーキ動作により摩擦面
から粉塵が発生するが、この粉塵はカバー11内に堆積
したり、カバー外に飛散することはあってもモータ内に
ある電磁吸着面に侵入することはない。
から粉塵が発生するが、この粉塵はカバー11内に堆積
したり、カバー外に飛散することはあってもモータ内に
ある電磁吸着面に侵入することはない。
本考案は上述のように、電磁吸着面と摩擦面とを隔離し
てなる無励磁作動形ブレーキを用いてブレーキモータを
構成したため、摩擦面で生じる粉塵が原因となってモー
タ通電時にもブレーキが解除されなくなることを防止す
ることができる。
てなる無励磁作動形ブレーキを用いてブレーキモータを
構成したため、摩擦面で生じる粉塵が原因となってモー
タ通電時にもブレーキが解除されなくなることを防止す
ることができる。
また、電磁吸引面の発生音が外部に漏れ難く騒音が小さ
くなる。
くなる。
第1図および第2図は従来のブレーキモータの構造を示
す部分断面図、第3図は本考案の一実施例を示す部分断
面図である。 1・・・・・・固定鉄心、2・・・・・・コイル、3・
・曲制動ばね、4・・・・・・可動鉄心、5・・・・・
・インナーディスク、6・・・・・・ハブ、7・・・・
・・エンドプレート。
す部分断面図、第3図は本考案の一実施例を示す部分断
面図である。 1・・・・・・固定鉄心、2・・・・・・コイル、3・
・曲制動ばね、4・・・・・・可動鉄心、5・・・・・
・インナーディスク、6・・・・・・ハブ、7・・・・
・・エンドプレート。
Claims (1)
- モータの端部に、コイルを内蔵した固定鉄心を固設し、
この固定鉄心を貫通した前記モータの回転軸上の前記固
定鉄心に隣り合う位置にハブを介してインナーディスク
を軸承し、このインナーディスクの反固定鉄心側にエン
ドプレートを、また前記固定鉄心のモータ側に可動鉄心
をそれぞれ設けて前記エンドプレートと前記鉄心とをガ
イドピンで連結し且つこの可動鉄心を前記固定鉄心から
離れるようにばね付勢し、前記固定鉄心のモータ側を密
閉してなり、前記モータへの通電電流により前記コイル
を励磁して前記ばね付勢に抗して前記可動鉄心と固定鉄
心とを吸着せしめる前記がイドピンを介して前記エンド
プレートを反モータ側に移動することにより前記インナ
ーディスクを解放し、前記モータへの通電停止により前
記ばね付勢により可動鉄心がモータ側に移動しガイドピ
ンおよび前記エンドプレートを介して前記インナーディ
スクを前記固定鉄心に押圧するようにしたブレーキモー
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14051279U JPS6041809Y2 (ja) | 1979-10-12 | 1979-10-12 | ブレ−キモ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14051279U JPS6041809Y2 (ja) | 1979-10-12 | 1979-10-12 | ブレ−キモ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5657671U JPS5657671U (ja) | 1981-05-18 |
JPS6041809Y2 true JPS6041809Y2 (ja) | 1985-12-19 |
Family
ID=29371858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14051279U Expired JPS6041809Y2 (ja) | 1979-10-12 | 1979-10-12 | ブレ−キモ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6041809Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190140569A (ko) * | 2018-06-12 | 2019-12-20 | 김민웅 | 수동식 칼 연마장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH665065A5 (de) * | 1982-11-09 | 1988-04-15 | Mavilor Syst Sa | Mit reibungsbremse ausgeruesteter elektrischer motor. |
-
1979
- 1979-10-12 JP JP14051279U patent/JPS6041809Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190140569A (ko) * | 2018-06-12 | 2019-12-20 | 김민웅 | 수동식 칼 연마장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5657671U (ja) | 1981-05-18 |
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