JP2002136039A - 交流発電機 - Google Patents

交流発電機

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JP2002136039A
JP2002136039A JP2000320352A JP2000320352A JP2002136039A JP 2002136039 A JP2002136039 A JP 2002136039A JP 2000320352 A JP2000320352 A JP 2000320352A JP 2000320352 A JP2000320352 A JP 2000320352A JP 2002136039 A JP2002136039 A JP 2002136039A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用交流発電機の電気部品の冷却性を損な
うことなく、車両側の要求に合わせて任意の取り出し位
置に整流装置の外部接続端子34を配置する。 【解決手段】 一端が整流装置の直流出力端子33に接
続され、他端が整流装置の外部接続端子34に接続され
た導電性金属よりなる板状の導電体35を、整流装置や
電圧調整装置を保護するためにハウジングの軸方向のプ
ーリ側に対して逆側端部に締め付け固定される電気絶縁
性樹脂よりなる樹脂リヤカバー7の略円弧形状の肉厚部
66内にインサート成形した。また、内部に冷却風を導
入するための冷却風導入窓61〜65および導電体35
を樹脂リヤカバー7の中心を軸芯とした同心円上に配置
し、しかも導電体35の両側に冷却風導入窓61、62
を設けるようにした。これにより、樹脂リヤカバー7内
にインサート成形した導電体35自身の発熱を抑制する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多相の電機子巻線
で発生した交流出力を整流して直流出力に変換する整流
装置、および界磁巻線へ供給する励磁電流を制御して多
相の電機子巻線の出力電圧を調整する電圧調整装置を備
えた交流発電機に関するもので、特に車両の内燃機関に
取り付けられて、内燃機関の回転動力により回転駆動さ
れて発電を行う車両用交流発電機に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来より、ハウジングに固定される整流
装置より軸方向に取り出された直流出力端子および電圧
調整装置より軸方向に取り出された信号入出力端子の取
り出し位置は、整流装置および電圧調整装置の搭載位置
によって決まる。そして、それらの取り出し位置を変更
する場合には、整流装置および電圧調整装置そのものを
新設計するか、あるいは整流装置および電圧調整装置を
回転軸を中心として回転させることで対応していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、軸方向出力
端子と径方向出力端子とを接続する導電体を、ダクトカ
バーにインサート成形した車両用交流発電機が特開平7
−322556号公報にて提案されているが、ハウジン
グに固定された電気部品を保護するために装着された樹
脂カバーに適用する場合においては、整流装置や電圧調
整装置等の電気部品を冷却するために、樹脂カバーに形
成された冷却風導入窓が、樹脂カバー内にインサート成
形された導電体によって遮られ、電気部品の冷却能力が
低下するという問題があった。また、樹脂カバー内にイ
ンサート成形された導電体そのものが自身に流れる電流
によって発熱し高温となるので、樹脂カバーが破損する
といった可能性があった。
【0004】ここで、整流装置に形成された直流出力端
子および電圧調整装置に形成された信号入出力端子の取
り出し位置を変更する手段としては、整流装置および電
圧調整装置そのものを新設計するか、あるいは整流装置
および電圧調整装置を回転軸を中心として回転させると
いうことで対応してきた。しかし、整流装置および電圧
調整装置の新設計で対応する場合には、整流装置および
電圧調整装置の品番点数の増加によるコストアップ、設
置スペース上の制約により設計困難といった問題があ
る。また、整流装置および電圧調整装置を回転軸を中心
として回転させて対応する場合には、ハウジングの新設
計によるハウジングの品番点数の増加によるコストアッ
プ、生産設備上の制約より対応困難といった問題があっ
た。
【0005】
【発明の目的】本発明は、電気部品の冷却性を損なうこ
となく、車両側の要求に合わせて任意の取り出し位置に
外部接続端子を配置することのできる交流発電機を提供
することにある。また、樹脂カバー内に樹脂一体成形し
た導電体自身の発熱を抑制することのできる交流発電機
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、ハウジングに固定された電気部品を保護するた
めに前記ハウジングの軸方向端部側に装着された樹脂カ
バー内に、一端が電気部品に接続され、且つ他端が外部
接続端子に接続された導電体を樹脂一体成形すると共
に、樹脂カバーの中心を軸芯とした略同心円上に導電体
を配置し、且つその導電体の内周または外周に沿うよう
に冷却風導入窓を樹脂カバーの導電体の両側または片側
に設けている、
【0007】それによって、樹脂カバーに形成された冷
却風導入窓が樹脂カバー内に樹脂一体成形された導電体
によって遮られることはない。これにより、冷却風導入
窓面積を減らすことなく、効率良く電気部品を冷却する
ことができるので、電気部品の冷却性能の低下を抑える
ことができる。また、樹脂カバー内に樹脂一体成形した
導電体の両側または片側に冷却風導入窓を設けているた
め、導電体自身の発熱を抑制することができる。
【0008】そして、電気部品を新設計することなく、
あるいは電気部品を回転軸を中心として回転させること
なく、しかも電気部品の冷却性を損なうことなく、車両
側の要求に合わせて任意の取り出し位置に外部接続端子
を設定配置することができる。これにより、電気部品の
品番点数の増加によるコストアップ、設置スペース上の
制約により設計困難といった問題を解消することができ
る。また、ハウジングの新設計によるハウジングの品番
点数の増加によるコストアップ、生産設備上の制約より
対応困難といった問題も解消することができる。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、樹脂カバ
ー内に樹脂一体成形された導電体の一端を、直流出力を
外部に取り出すための整流装置の直流出力端子に接続
し、導電体の他端を、外部と接続するための外部接続端
子に接続することにより、整流装置を新設計することな
く、あるいは整流装置を回転軸を中心として回転させる
ことなく、しかも整流装置の冷却性を損なうことなく、
車両側の要求に合わせて任意の取り出し位置に外部接続
端子を設定配置することができる。
【0010】請求項3に記載の発明によれば、樹脂カバ
ー内に樹脂一体成形された導電体の一端を、信号を入出
力するための電圧調整装置の信号入出力端子に接続し、
導電体の他端を、外部と接続するための外部接続端子に
接続することにより、電圧調整装置を新設計することな
く、あるいは電圧調整装置を回転軸を中心として回転さ
せることなく、しかも電圧調整装置の冷却性を損なうこ
となく、車両側の要求に合わせて任意の取り出し位置に
外部接続端子を設定配置することができる。
【0011】請求項4に記載の発明によれば、樹脂カバ
ーは、電気絶縁性樹脂よりなり、この電気絶縁性樹脂内
に導電体をインサート成形すると共に、ハウジングの軸
方向のプーリ側とは逆側端部に締結具を用いて締め付け
固定されていることを特徴としている。
【0012】請求項5に記載の発明によれば、導電体
は、導電性金属または導電性樹脂よりなる板状体または
帯状体で、一端が電気部品にローレット結合またはボル
ト締めまたは溶接され、他端が外部接続端子にローレッ
ト結合またはボルト締めまたは溶接されていることを特
徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】〔実施形態の構成〕図1ないし図
5は本発明の交流発電機を車両用交流発電機に適用した
実施形態を示したもので、図1は車両用交流発電機の樹
脂リヤカバーを示した図で、図2(a)は整流装置の直
流出力端子を示した図で、図2(b)は整流装置の外部
接続端子を示した図で、図3は車両用交流発電機の主要
構造を示した図で、図4は車両用交流発電機の電気回路
を示した図である。
【0014】本実施形態の車両用交流発電機は、車両に
搭載されたバッテリー(車載電源)1の充電および車両
に搭載された電気装置(電気負荷)へ電力を供給するも
ので、車両のエンジンに取り付けられたブラシ付きオル
タネータである。この車両用交流発電機は、エンジンに
より回転駆動される回転子2と、この回転子2と相対回
転運動する固定子3と、回転子2および固定子3を支持
するハウジング4と、ハウジング4に固定された電圧調
整装置(レギュレータ)5と、この電圧調整装置5の近
傍に設置された整流装置(レクティファイヤ)6と、電
圧調整装置5および整流装置6を保護するためにハウジ
ング4の軸方向のプーリ側に対して逆側端部(リヤ側端
部)に装着された樹脂リヤカバー7とを備えている。
【0015】回転子2は、一端部にプーリ(図示せず)
が固定されたシャフト(回転軸)8と一体的に回転する
もので、複数個の爪状磁極部11、12を有するランデ
ル型のポールコア(界磁極)10、このポールコア10
の中央部に巻装された界磁巻線9、およびシャフト8の
軸方向のプーリ側とは逆側端部の外周に固定された2個
のスリップリング14、15等から構成されている。ま
た、ポールコア10の軸方向の両端面には、ハウジング
4内に冷却風を発生させる冷却ファン16、17が装着
されている。
【0016】界磁巻線9は、両端の端末線13が2個の
スリップリング14、15にそれぞれ電気的に接続され
ている。そして、界磁巻線9に励磁電流が流れると、ポ
ールコア10の一方の爪状磁極部11が全てN極とな
り、他方の爪状磁極部12が全てS極となる。また、2
個のスリップリング14、15は、2個のブラシ18、
19と摺接することにより、電圧調整装置5から励磁電
流が供給される。
【0017】固定子3は、ハウジング4の内周面に固定
された電機子鉄心20、およびこの電機子鉄心20に巻
装された三相の電機子巻線21等から構成されている。
三相の電機子巻線21は、電機子鉄心20の内周に設け
られた多数のスロットに巻装され、複数個の爪状磁極部
11、12の回転に伴って三相交流出力が誘起するコイ
ルであって、Y結線により接続されている。また、三相
の電機子巻線21の中性点および各端末線は、整流装置
6の各交流入力端子22に接続されている。なお、三相
の電機子巻線21をΔ結線しても良い。
【0018】ハウジング4は、2つの軸受23a、23
bを介して回転子2を回転自在に支持すると共に、内周
面に固定子3を支持固定する一対のフロント、リヤフレ
ーム24、25よりなる。一対のフロント、リヤフレー
ム24、25は、複数個のスタッドボルトおよびナット
等の締結具により締め付け固定されている。そして、一
対のフロント、リヤフレーム24、25の軸方向および
径方向には、冷却ファン16、17の回転により冷却風
をハウジング4内に導入するための冷却風通気孔26、
27、およびハウジング4内から冷却風を排出するため
の冷却風通気孔28、29が多数開口している。
【0019】電圧調整装置5は、本発明の電気部品に相
当するもので、リヤフレーム25のリヤ側端面と樹脂リ
ヤカバー7との間に配設されて、整流装置6の出力電圧
を検出し界磁巻線9へ供給する励磁電流を制御して車両
用交流発電機の端子電圧(三相の電機子巻線21の出力
電圧)を所定値に調整する電子制御回路(ハイブリッド
IC等の集積回路:図示せず)を有している。そして、
電圧調整装置5は、各種外部接続端子が電気絶縁性樹脂
にインサート成形された端子台(図示せず)、およびこ
の端子台内に保持された発熱部品を冷却するための冷却
フィン(図示せず)等から構成されている。
【0020】なお、電圧調整装置5は、各種外部接続端
子として、正極側直流出力端子B、励磁電流出力端子
F、発電検出用入力端子Pおよびアース端子E等を有し
ている。そして、励磁電流出力端子Fは、固定ねじ等の
締結具(図示せず)を締め付けることによりブラシター
ミナル(図示せず)に電気的に接続されている。また、
発電検出用入力端子Pは、固定ねじ等の締結具(図示せ
ず)を締め付けることにより整流装置6の1個の交流入
力端子22に電気的に接続されている。
【0021】整流装置6は、本発明の電気部品に相当す
るもので、リヤフレーム25のリヤ側端面と樹脂リヤカ
バー7との間に配設されて、端子台30に保持された導
電性金属板よりなる正極側、負極側冷却フィン31、3
2、正極側冷却フィン31に電気的に接続された直流出
力端子(軸方向出力端子)33等から構成されている。
また、上記の直流出力端子33と、車両側の要求に合わ
せて任意の取り出し位置に設定配置される外部接続端子
34は、導電体35により電気的に接続されている。
【0022】端子台30は、電気絶縁性樹脂よりなり、
内部に3個または4個の交流入力端子22をインサート
成形した端子保持部材(絶縁部材)である。なお、3個
または4個の交流入力端子22には、それぞれ三相の電
機子巻線21の端末線に固定ねじ等の締結具(図示せ
ず)を締め付けることにより電気的に接続するための交
流入力ターミナル(図示せず)が設けられている。
【0023】正極側、負極側冷却フィン31、32は、
リヤフレーム25の側壁面に沿うように略C字形状に径
方向に配置されて、図5に示したように、正極側、負極
側ダイオード41、42を3個または4個ずつ保持固定
すると共に、正極側、負極側ダイオード41、42の発
熱を放熱する放熱フィンである。正極側、負極側ダイオ
ード41、42は、三相の電機子巻線21で発生した交
流出力を整流して直流出力に変換する整流素子で、一端
側の各リード線43、44が各交流入力端子22に半田
付け等の手段により電気的に接続され、他端側が正極
側、負極側冷却フィン31、32に半田付け等の手段に
より電気的に接続されている。なお、正極側冷却フィン
31の端部には、板厚方向(軸方向)に貫通する貫通孔
36が形成されている。
【0024】直流出力端子33は、図1および図2
(a)に示したように、正極側冷却フィン31の面方向
に対して直交する方向(軸方向)に配置されて、鍔状部
45、およびこの鍔状部45より軸方向に延びる軸状部
46等を有している。また、軸状部46の先端側の外周
面には、固定用ナット37の内周ねじ部と螺合する外周
ねじ部46aが形成され、且つ軸状部46の根元側の外
周面には、ローレット(刻み目)46bが形成されてい
る。なお、直流出力端子33は、正極側冷却フィン31
の貫通孔36内に軸状部46を軸方向に打ち込んでロー
レット結合(圧入)することにより電気的に接続されて
いる。
【0025】外部接続端子34は、図1および図2
(b)に示したように、導電体35の面方向に対して直
交する方向(軸方向)に配置されて、鍔状部47、およ
びこの鍔状部47より軸方向に延びる軸状部48等を有
している。また、軸状部48の先端側の外周面には、固
定用ナット38の内周ねじ部と螺合する外周ねじ部48
aが形成され、且つ軸状部48の根元側の外周面には、
ローレット(刻み目)48bが形成されている。なお、
外部接続端子34は、導電体35に軸状部48を軸方向
に打ち込んでローレット結合(圧入)することにより電
気的に接続されている。また、固定用ナット38と図示
しない固定用ナットとの間には、バッテリー1に充電電
流を供給するための充電線39(図4参照)の接続端子
金具(図示せず)が挟み込まれて固定されている。ま
た、40はスペーサである。
【0026】導電体35は、図1および図2に示したよ
うに、導電性金属板(例えば銅や真鍮等)よりなる板状
体または帯状体で、一端が直流出力端子33に電気的に
接合され、他端が外部接続端子34に電気的に接続され
ている。この板状または帯状の導電体35は、樹脂リヤ
カバー7の中心を軸芯とした略同心円上に配置され、両
端部を除く大部分が樹脂リヤカバー7の肉厚部66内に
インサート成形されている。そして、導電体35の一端
部には、板厚方向(軸方向)に直流出力端子33の軸状
部46が打ち込まれる貫通孔51が形成され、導電体3
5の他端部には、板厚方向(軸方向)に外部接続端子3
4の鍔状部47が打ち込まれる貫通孔52が形成されて
いる。
【0027】樹脂リヤカバー7は、本発明の樹脂カバー
に相当するもので、図1および図2に示したように、例
えばナイロン樹脂等の電気絶縁性樹脂よりなり、この電
気絶縁性樹脂内に導電体35の大部分をインサート成形
すると共に、ハウジング4の軸方向のプーリ側とは逆側
端部(リヤ側端部)に固定ボルト等の締結具(図示せ
ず)を用いて締め付け固定されている。そして、樹脂リ
ヤカバー7の導電体35の両側には、導電体35の内周
および外周に沿うように多数の冷却風導入窓61〜65
が開口している。
【0028】多数の冷却風導入窓61〜65は、導電体
35と同様にして、樹脂リヤカバー7の中心を軸芯とし
た略同心円上に配置されて略円弧形状に形成されてい
る。また、樹脂リヤカバー7には、径方向に隣設する冷
却風導入窓61、62間に、導電体35をインサート成
形する略円弧形状の肉厚部66が形成されている。ま
た、樹脂リヤカバー7には、直流出力端子33を露出
し、且つ固定用ナット37を工具により回すことが可能
なように円形状の凹状部67が形成されている。また、
樹脂リヤカバー7には、外部接続端子34を露出し、且
つ固定用ナット38を工具により回すことが可能なよう
に円形状の凹状部68を有する円筒状の突起部69が形
成されている。
【0029】ここで、導電体35の一端部には、図1お
よび図2(a)に示したように、直流出力端子33の軸
状部46が接続される貫通孔51を有する幅広部53が
設けられ、導電体35の他端部には、図1および図2
(b)に示したように、外部接続端子34の鍔状部47
が接続される貫通孔52を有する幅広部54が設けられ
ている。また、導電体35の一端側には、導電体35の
他端側と段差が付くように略S字形状の連結部55が設
けられている。なお、幅広部53、54は、導電体35
の樹脂リヤカバー7の中心を軸芯とした略同心円上に配
置された略円弧形状の配線部56よりも板幅が大きく、
直流出力端子33、外部接続端子34、固定用ナット3
7、38と接触面積が大きくなるように構成されてい
る。
【0030】〔実施形態の作用〕次に、本実施形態の車
両用交流発電機の作用を図1ないし図5に基づいて簡単
に説明する。
【0031】エンジンの回転動力がベルト等の伝動手段
を介してプーリに伝達されると、シャフト8が回転する
ことにより回転子2が回転する。このとき、シャフト8
と一体的にポールコア10、界磁巻線9および2個のス
リップリング14、15が回転する。そして、電圧調整
装置5の作用により2個のブラシ18、19、2個のス
リップリング14、15を介して界磁巻線9に励磁電流
が供給されることにより、ポールコア10の複数個の爪
状磁極部11、12が励磁される。これにより、一方の
爪状磁極部11が全てN極となり、他方の爪状磁極部1
2が全てS極となる。
【0032】そして、回転子2と相対回転する固定子3
の電機子鉄心20に巻装された三相の電機子巻線21に
順次交流電流が誘起する。この三相の交流電流は、各交
流入力ターミナル、交流入力端子22を経て3個または
4個の正極側ダイオード41および3個または4個の負
極側ダイオード42に入力されることにより、三相の交
流電流が整流され直流電流に変換される。そして、三相
の電機子巻線21の発電電圧(出力電圧)がバッテリー
電圧を越えると、整流された直流電流が正極側冷却フィ
ン31、直流出力端子33、導電体35、外部接続端子
34、接続端子金具、充電線39を経てバッテリー1に
供給される。これにより、バッテリー1に充電電流が流
れることによりバッテリー1が充電される。
【0033】ここで、車両用交流発電機が上記のように
運転されると、電圧調整装置5の集積回路、整流装置6
の正極側、負極側ダイオード41、42、界磁巻線9、
三相の電機子巻線21および導電体35は自身が通電さ
れることにより発熱する。この熱は、ポールコア10の
軸方向両端面に装着された冷却ファン16、17が回転
することにより、ハウジング4内に冷却風が吸い込まれ
ることにより冷却される。すなわち、界磁巻線9および
三相の電機子巻線21は、ハウジング4に形成された多
数の冷却風通気孔26、27を通ってハウジング4内に
吸い込まれた冷却風によって冷却される。
【0034】また、導電体35は、両側に隣設された冷
却風導入窓61、62を冷却風が通過することにより放
熱する。さらに、電圧調整装置5の集積回路および整流
装置6の正極側、負極側ダイオード41、42は、樹脂
リヤカバー7に形成された多数の冷却風導入窓61〜6
5を通って樹脂リヤカバー7内に吸い込まれた冷却風が
冷却フィン、正極側、負極側冷却フィン31、32に当
たることで、これらが冷やされることにより、これを介
して放熱する。
【0035】〔実施形態の効果〕以上のように、本実施
形態の車両用交流発電機においては、樹脂リヤカバー7
の肉厚部66内にインサート成形される導電体35を樹
脂リヤカバー7の中心を軸芯とした同心円上に配置し、
且つ多数の冷却風導入窓61〜65を、樹脂リヤカバー
7の中心を軸芯とした同心円上に配置した導電体35の
略円弧形状に沿うように形成している。これにより、車
両用交流発電機の電気部品に冷却風を導入するための冷
却風導入窓61〜65をインサート成形された導電体3
5で遮ることはない。すなわち、冷却風導入窓面積が減
少することはないので、電圧調整装置5および整流装置
6の冷却性を損なうことはなく、効率良く電圧調整装置
5および整流装置6を冷却することができる。
【0036】また、本実施形態の樹脂リヤカバー7で
は、樹脂リヤカバー7の肉厚部66内にインサート成形
した導電体35の径方向の両側で冷却風導入窓61、6
2を開口しているため、導電体35自身の発熱を抑制す
ることができる。これにより、樹脂リヤカバー7内にイ
ンサート成形された導電体35そのものが自身に流れる
電流によって発熱する発熱量を抑えることができるの
で、樹脂リヤカバー7が破損する可能性は全くない。
【0037】また、一端が整流装置6の直流出力端子3
3に接続され、他端が整流装置6の外部接続端子34に
接続された導電性金属よりなる導電体35を、樹脂リヤ
カバー7の肉厚部66内にインサート成形し、且つ樹脂
リヤカバー7の中心を軸芯とした同心円上に配置するこ
とにより、電圧調整装置5および整流装置6の冷却性を
損なうことなく、電圧調整装置5および整流装置6を新
設計することなく、あるいは電圧調整装置5および整流
装置6をシャフト8を中心に回転させることなく、整流
装置6と外部とを接続するための外部接続端子34を車
両側の要求に合わせて任意の位置に設定配置することが
できる。
【0038】〔他の実施形態〕本実施形態では、本発明
を車両に搭載されたエンジンにより回転駆動される車両
用交流発電機に適用したが、本発明を車両搭載用エンジ
ンを除く内燃機関、電動モータ、水車、風車等の駆動源
により回転駆動される交流発電機に適用しても良い。ま
た、本実施形態では、正極側、負極側整流素子として正
極側、負極側ダイオード41、42を使用したが、正極
側、負極側整流素子としてMOS−FET等の半導体素
子を用いても良い。
【0039】本実施形態では、樹脂リヤカバー7を構成
する電気絶縁性樹脂内にインサート成形される導電体3
5の一端を整流装置6の直流出力端子33に接続した
が、樹脂カバーを構成する電気絶縁性樹脂内にインサー
ト成形される複数の導電体の一端を電圧調整装置5の複
数の信号入出力端子(例えばイグニッションスイッチに
接続されるIG端子、バッテリー電圧を検出するS端
子、チャージランプに接続されるL端子等)に接続して
も良い。
【0040】本実施形態では、導電体35の両側に、樹
脂リヤカバー7の中心を軸芯とした同心円上に配置した
複数の冷却風導入窓61、62を設けたが、導電体35
の片側に、樹脂リヤカバー7の中心を軸芯とした同心円
上に配置した複数の冷却風導入窓を設けても良い。な
お、冷却風導入窓の径方向の幅は同一でも、異なってい
ても良い。また、本実施形態では、導電体35を樹脂リ
ヤカバー7の側壁部内において樹脂リヤカバー7の中心
を軸芯とした略同心円上に配置したが、導電体を樹脂カ
バーの周壁部内において樹脂カバーの中心を軸芯とした
略同心円上に配置しても良い。この場合には、導電体は
部分円環状となる。
【0041】本実施形態では、整流装置6の直流出力端
子33を正極側冷却フィン31の面方向に対して板厚方
向(シャフト8の軸方向)に配置したが、整流装置6の
直流出力端子33を正極側冷却フィン31の面方向(径
方向)に配置しても良い。さらに、電圧調整装置5の信
号入出力端子を、シャフト8の軸方向または径方向に延
びるように配置しても良い。また、外部接続端子を、シ
ャフト8の軸方向または径方向に延びるように配置して
も良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用交流発電機の樹脂リヤカバーを示した平
面図である(実施形態)。
【図2】(a)は図1のA−A断面図で、(b)は図1
のB−B断面図である(実施形態)。
【図3】車両用交流発電機の主要構造を示した断面図で
ある(実施形態)。
【図4】車両用交流発電機の電気回路を示した回路図で
ある(実施形態)。
【図5】整流装置の主要構造を示した断面図である(実
施形態)。
【符号の説明】
1 バッテリー 2 回転子 3 固定子 4 ハウジング 5 電圧調整装置(電気部品) 6 整流装置(電気部品) 7 樹脂リヤカバー(樹脂カバー) 8 シャフト 9 界磁巻線 10 ポールコア 21 電機子巻線 31 正極側冷却フィン 32 負極側冷却フィン 33 直流出力端子 34 外部接続端子 35 導電体 41 正極側ダイオード(正極側整流素子) 42 負極側ダイオード(負極側整流素子) 61 冷却風導入窓 62 冷却風導入窓 63 冷却風導入窓 64 冷却風導入窓 65 冷却風導入窓
フロントページの続き Fターム(参考) 5H605 AA01 BB03 BB11 CC01 CC02 CC05 CC06 CC07 CC08 DD03 DD07 EA15 EC07 EC08 EC14 EC20 GG18 5H609 BB05 BB13 BB18 PP01 PP02 PP05 PP06 PP07 PP14 PP16 QQ02 QQ12 QQ18 RR02 RR20 RR27 RR35 RR67 RR70 5H611 AA09 BB02 BB04 TT01 TT03 UA04 UB01 UB02 5H619 AA11 BB02 BB17 PP32 PP35

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転子および固定子を支持するハウジング
    と、 このハウジングに固定された電気部品と、 外部と接続するための外部接続端子と、 一端が前記電気部品に接続され、且つ他端が前記外部接
    続端子に接続された導電体と、 前記電気部品を保護するために前記ハウジングに装着さ
    れて、内部に前記導電体を樹脂一体成形した樹脂カバー
    とを備えた交流発電機において、 前記導電体は、前記樹脂カバーの中心を軸芯とした略同
    心円上に配置され、 前記樹脂カバーの前記導電体の両側または片側には、前
    記導電体の内周または外周に沿うように冷却風導入窓が
    開口していることを特徴とする交流発電機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の交流発電機において、 前記電気部品は、前記固定子に巻装された多相の電機子
    巻線で発生した交流出力を整流して直流出力に変換する
    複数個の整流素子を有する整流装置であり、 前記整流装置は、前記複数個の整流素子のうち正極側の
    整流素子を冷却するための正極側冷却フィン、およびこ
    の正極側冷却フィンの面方向に対して直交する軸方向に
    延びるように配設されて、直流出力を外部に取り出すた
    めの直流出力端子を有し、 前記導電体の一端は、前記整流装置の直流出力端子に接
    続されていることを特徴とする交流発電機。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の交流発電
    機において、 前記電気部品は、前記回転子に巻装された界磁巻線へ供
    給する励磁電流を制御して前記固定子に巻装された多相
    の電機子巻線の出力電圧を調整する電子制御回路を有す
    る電圧調整装置であり、 前記電圧調整装置は、軸方向に延びるように配設され
    て、信号を入出力するための信号入出力端子を有し、 前記導電体の一端は、前記電圧調整装置の信号入出力端
    子に接続されていることを特徴とする交流発電機。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のうちいずれかに
    記載の交流発電機において、 前記樹脂カバーは、電気絶縁性樹脂よりなり、この電気
    絶縁性樹脂内に前記導電体をインサート成形すると共
    に、前記ハウジングの軸方向のプーリ側とは逆側端部に
    締結具を用いて締め付け固定されていることを特徴とす
    る交流発電機。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のうちいずれかに
    記載の交流発電機において、 前記導電体は、導電性金属または導電性樹脂よりなる板
    状体または帯状体で、一端が前記電気部品にローレット
    結合またはボルト締めまたは溶接され、他端が前記外部
    接続端子にローレット結合またはボルト締めまたは溶接
    されていることを特徴とする交流発電機。
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