JP2006504385A - 回転電気機器の後部ベアリングプレートに取り付けられるようになっている保護カバープレート、およびかかるカバープレートを含むオルタネータ、ならびにオルタネータ兼スタータ - Google Patents

回転電気機器の後部ベアリングプレートに取り付けられるようになっている保護カバープレート、およびかかるカバープレートを含むオルタネータ、ならびにオルタネータ兼スタータ Download PDF

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Abstract

【課題】 回転電気機器の保護カバープレートのサイズを縮小する。
【解決手段】 本発明は、後部ベアリングプレート(14)を含むと共に、巻線式多相ステータを支持する外部カーカスを備え、前記ステータの位相出力は、位相コネクタ(102)に接続され、前記位相コネクタは、外部電子モジュールに接続されるようになっており、更に前記後部ベアリングプレート(14)に固定され、前記位相コネクタ(102)を支持する電気絶縁材料製の支持構造体を備えるタイプの多相回転電気機器の後部ベアリングプレート(14)に取り付けられるようになっている電気絶縁材料製の保護カバープレート(100)において、前記カバープレートが、前記位相コネクタを支持する機能と、前記後部ベアリングプレートをカバーする機能とを同時に奏するようになっていることを特徴とする保護カバープレートに関する。
オルタネータおよびオルタネータ兼スタータは、かかるカバープレートを有する。
本発明は、自動車用のオルタネータおよびオルタネータ兼スタータに使用するのに適する。

Description

本発明は、多相回転電気機器、特に自動車用オルタネータ、またはオルタネータ兼スタータの後部ベアリングプレートに取り付けられるようになっている保護カバープレートに関する。
前部ベアリングプレートおよび後部ベアリングプレートを有する外部カーカスと、このカーカスの前部および後部ベアリングプレート内に取り付けられた回転自在なロータシャフトと、前記シャフトによって支持されており、前記シャフトの後端部に支持されている2つのスリップリングに電気接続部を介して接続された励磁巻線が設けられたロータと、外部電子モジュールに接続するための位相コネクタに出力が接続された複数の位相巻線を有するロータを囲む巻線ステータと、後部ベアリングプレートに固定された電気絶縁材料製の位相コネクタ支持体と、前記後部ベアリングプレートに固定されており、少なくとも1つのブラシキャリアをカバーするカバープレートとを備え、前記ブラシキャリアのブラシが、前記ロータのシャフトの後端部に固定されたスリップリングに係合するようになっており、かつブラシが、前記ロータの少なくとも1つの励磁巻線に接続されているタイプの回転電気機器は公知である。
この回転電気機器では、カバープレートは、位相コネクタの支持体をカバーしており、この支持体は、前記スリップリングに対して係合するブラシを含むブラシキャリアと、ブラシを電子モジュールに接続するためのブラシキャリアコネクタと一体的となっており、電子モジュールは、巻線ステータからの交流電流を整流するためのデバイスを含んでいる。
かかる電気機器は、国際特許出願第WO01/69762号に記載されている。
図1は、上記明細書の図1をコピーしたものであるが、本発明を理解するのに不要な部品には、符号がつけられていない。図1は、保護カバープレート17を示し、このカバープレートは、後部ベアリングプレート14をカバーすると共に、この後部ベアリングプレートと共にブラシキャリア16をカバーしている。このブラシキャリアのブラシは、スリップリング6および7に当接するように取り付けられており、スリップリングは、上記国際特許出願第WO01/69762号に記載された励磁巻線にワイヤー接続部を介して接続されている。
カバープレートは、後部ベアリングプレートに固定されており、ブラシは、電気機器の外部に取り付けられた電圧レギュレータに電気的に接続されている。この場合、電圧レギュレータは電子モジュールの一部であり、電子モジュールは電子命令制御モジュールとなっている。より詳細に説明すれば、この回転電気機器は、オルタネータ兼スタータであり、電子モジュールは、整流デバイスを含む電力モジュールと、自動車の車載配線ネットワークまたは自動車のエンジンの制御モジュールのインターフェースとなる制御用モジュールとを備えている。この制御モジュールは、オルタネータモードおよび始動モードにおける電力機能、オルタネータモードにおける電圧制御および始動モードからオルタネータモードへの切り換えを管理する。
電気機器がオルタネータとなっている別の変形例では、制御モジュールは、始動モードからオルタネータへの切り替え機能を管理する必要がないので、電子モジュールは簡略化されており、電気機器は、オルタネータモードでしか作動しない。この場合、電力モジュールの制御デバイスは、ダイオードのみから成る。
図1は、回転電気機器のシャフト3と、シャフト3と共に回転自在であり、2つの極ホイールの間に励磁巻線を支持するクロータイプのロータ4と、ステータ8と、前部ベアリングプレート13と、ロータ4と共に回転自在な後部ファン42および前部ファン43をも示している。
更に別の変形例では、ロータは、例えば国際特許出願第WO02/054566号および上記国際特許出願第WO01/69762号に記載されているように、突出極を有し、複数の励磁巻線を備えている。
この回転電気機器の変形例では、電気機器は流体の流れによって冷却され、2つのベアリングプレート13および14の少なくとも一方は内部の流体、例えば自動車のエンジン冷却流体を流すために中空となっている。ファンは必ずしも存在しなくてもよい。変形実施例では、後部ファンしか設けられていない。
この電気機器は、シャフト3の軸線と一致する軸方向対称軸線(図1では符号なし)を有し、この対称軸線は、ロータの回転軸線および電気機器の径方向および軸方向を定める。前部ベアリングプレート13および後部ベアリングプレート14は、外部カーカスを構成するように、例えばストレッチャー(図1では、そのうちの1つを見ることができる)により共に接続されており、外部カーカスは、自動車の固定部分に取り付けられるようになっている。このカーカスは、ステータ8およびロータ4を含み、これを支持するように働く。
この目的のために、カーカスは、外周部に固定されたステータ8を支持すると共に、その中心に、回転自在に取り付けられたシャフト3を支持している。この目的のために、ベアリングプレート13および14は、シャフト3を回転自在に取り付けるための中心のボールベアリングを支持しており、シャフト3の前端部は、ボルトタイプの伝達装置を介して、自動車のエンジンに接続されるようになっているプーリーを支持し、シャフト3の後端部は、スリップリング6および7を支持している。
ベアリングプレート13および14は、それらの外周部に、軸方向を向く環状スカート部分を有し、これらベアリングプレートは、ベアリング13のスカート部分の自由端と、ベアリング14のスカート部分の自由端との間に挟持されるステータ8の本体を軸方向に位置決めし、センタリングするための内径変化部を、自由端に有する。
従って、ステータ8は、アーマチュア巻線を支持するラミネートのスタックから成る溝付き本体を備え、アーマチュアの巻線は、ステータの溝内においてステータの本体を貫通し、本体のいずれかの側で、軸方向に突出し、前部シニョンおよび後部シニョンを構成し、これらのシニョンは、ファンによって冷却されるように、それぞれ前部ファン44および後部ファン42を部分的に囲んでいる。
アーマチュア巻線の数は、電気機器の位相の数に応じて決められる。この巻線は、例えばU字形に構成された電気ワイヤー、またはバーをステータ本体の溝内に巻くことより、公知の態様で接続されている。この電気ワイヤーまたはバーの分岐の両端は、例えば巻線を構成するように、ハンダ付けにより接続されている。
後部シニョンは、公知の態様で、出力、いわゆる位相出力を支持しており、この出力は、欧州特許出願第EP-A-210090号の図1aの下方部分において、アパーチャの双方に関して示されているように、後部ベアリング内のアパーチャを介して、後部ベアリングを貫通し、この出力は、位相巻線および電気トラックの接続入力端を介して、下記のように位相コネクタに接続されている。
図示の装置は、ロータ4の回転に従うための手段を含むオルタネータ兼スタータである。この手段は、磁気タイプのものであり、センサキャリア53によって支持されたセンサと共に、それ自身公知であり、図示されていないタイプのターゲットキャリアによって支持された、径方向の読み出しをするためのターゲット50を有している。
このセンサキャリア53は、ターゲット50に対向する関係にあるセンサ52を位置決めし、かつこれらセンサの径方向の読み出しをするよう、後部ベアリングプレート14内のアパーチャを貫通する少なくとも1つの突出部分を有する。このセンサキャリアは、ベアリングプレート14の背面に接触する後部ベアリング14によって支持されている。
図2から判るように、センサキャリア53は、回転角方向の調節をするために、長円孔(符号なし)を有する2つの耳部を支持しており、このセンサキャリアは、後部ベアリングプレート14に取り付けられたスタッドに螺合されるナットおよびワッシャーによって、移動しないように保持されている。
図1では、スタッドのうちの1つを見ることができ、このスタッドは、長円孔を貫通している。こうして、ベアリングプレート14とナットが当接しているワッシャーとの間をネジで締結することによって、センサキャリア53は締結されている。
国際特許出願第WO01/69762号明細書に開示されているように、カバープレート17と位相支持デバイスとを含む位相保護および支持手段では、ブラシキャリアおよびセンサキャリアの各々は、回転電気機器の外側に取り付けられた電子命令制御モジュールに、より詳細には、ロータ4の励磁巻線を制御する電圧レギュレータおよびオルタネータのスタータが発電モードで作動しているときに、このスタータの巻線ステータが発生する交流のための整流デバイスに、ブラシおよびセンサをそれぞれ接続するためのコネクタを備えている。前記デバイスおよび電圧レギュレータは、上記のように電子モジュールの一部である。
従って、センサキャリア53が支持するセンサ52のコネクタは、257で示されているが、ブラシキャリア16のためのコネクタは、162で示されている。絶縁性の、センサキャリア52内に封入された導電性トラックは、コネクタ257をセンサ52に接続している。
上記明細書の図8に示されているように、電気的に絶縁性の材料から製造された支持体160には、ブラシキャリア16のためのコネクタ162が取り付けられており、支持体は、全体としてディスク状をしており、2本のスタッドによって、後部ベアリングプレート14に固定されている。本明細書に添付の図2は、前記図8をコピーしたものである。
この図における支持体の周辺では、163、164および165で示された位相巻線を接続するための3つの入力端が示されている。各入力端は、ステータ巻線の位相出力を受け、この出力に固定されるようになっている。ステータ巻線は、本例では3相タイプのものである。
この入力は、支持体160内に封入された導電性トラックを介して、第1電気接点表面166〜168に接続されており、これらの表面166〜168は、支持体160の突出部分に配置され、簡潔にするために位相コネクタと称す第1接続サブアセンブリ161を形成し、よって、位相コネクタと導電性トラックと位相巻線の接続入力とから成るステータの電気位相接続デバイスが形成されている。
コネクタ161には、本例では、雄型タイプの相補的電気接点表面を備える第2サブアセンブリが取り付けられるようになっている。コネクタ161は、本例では雌型タイプであり、第1コネクタを構成している。この第1コネクタは、電気ケーブルおよび第2コネクタを介して、ステータの位相巻線と外部電子命令制御モジュールとをリンクしている。
第2コネクタは、第1コネクタと同じタイプのものであり、電子モジュールによって一部が支持された第2位相コネクタを備えている。第1コネクタと、ケーブルと、第2コネクタとから成るアセンブリが、回転電気機器と電子モジュールとの間を接続するための電気デバイスを構成している。
フランス国特許出願第FR-2819943号明細書には、第1コネクタがより詳細に説明されている。より詳細については、上記2つの公知の明細書を参照されたい。
公知のタイプの回転電気機器の位相コネクタのための保護および支持手段では、支持体160の突出要素に、第1位相コネクタの第2サブアセンブリが軸方向に接続されており、第2サブアセンブリの出力において、回転電気機器の径方向に、電気モジュールまで延びるケーブルが開口されている。この第2サブアセンブリの位置は、支持体160の突出要素によって決まる。この突出要素は、ブラシキャリア16の近くにある。
次に、ある用途では、例えば寸法上の条件により、特に、回転電気機器に隣接する部品、または仕切壁が存在することによる寸法の条件により、別の方法で、ケーブルを外部に延ばすことが好ましい場合もある。
本発明の目的は、この問題に対する解決案を提案することにある。この目的のために、本発明に係わるカバープレートは、位相コネクタを支持する機能と、後部ベアリングプレートをカバーする機能とを、同時に奏しうるようになっていることを特徴とする。
本発明によれば、位相コネクタの位置決めには、かなり許容度が認められ、カバープレートは、ブラシキャリアを簡略化できるという二重機能を保証できる。位相コネクタは、ブラシキャリアから円周方向に離間させることができ、センサキャリアが存在しているにもかかわらず、このような離間が可能である。
ブラシキャリアに対して、位相コネクタをこのように可変自在に位置決めできるので、用途によっては、接続ケーブルを自由空間内に挿入することが可能となっている。
例えばカバープレートのベースが、何らかの部品または仕切に接近している場合、位相コネクタに対して径方向に、すなわち従来技術の位相コネクタに対して、ほぼ直角にアクセスできるようにする方向に位相コネクタを配向し、よって、ケーブルが軸方向または傾斜した方向に延びるようにし、かつ第1コネクタが設けられた回転電気機器の軸方向の寸法を縮小しうる。
一実施例における位相コネクタは、カバープレートの外周より突出し、電気機器の径方向または軸方向、または接線方向を向いている。変形例では、位相コネクタは、回転電気機器の軸方向に対して傾斜している。従って、余裕がある場所では、位相コネクタに対して、軸方向または径方向、もしくはこれらの組み合わせ方向にアクセスすることが可能である。
このタイプの実施例では、位相コネクタは、後部ベアリングプレートの外周を越えるか、またはこの外周の背部に位置するように延びている。いずれをとるかは、用途および利用できる空間の大きさによって決まる。
別の実施例では、カバープレートの厚さ内に、位相コネクタが取り付けられている。
更に別の変形例では、位相コネクタは、カバープレートに対して軸方向に突出し、例えばカバープレートのベースに支持されている。
本発明によれば、ブラシキャリアから、位相コネクタを離間させることが可能であり、かつ寸法上の問題の不便はないので、回転電気機器の位相の数を増すことができるように、位相コネクタの突出要素の寸法を大きくすることができる。本発明によれば、当然ながら、位相コネクタを、他の形態、例えば英国特許出願第GB-2354641A号に記載されている形態としてもよい。
本発明により、カバープレート内の空間を利用できるようになるので、ブラシキャリアと電圧レギュレータとを、1つのアセンブリに組み合わせることができる。
本発明は、センサキャリアを有していない従来のオルタネータにも実施できる。
この発明の実施の範囲内で、センサキャリアによって利用できる空間内に、更に径方向に位相コネクタを位置決めできる。
本発明の特徴によれば、カバープレートの外周に、ステータの位相コネクタが配置され、位相コネクタは、カバープレートから突出するアーム状をした突出構造体によって支持される。
このような構造により、前記コネクタの締結シャンクに固定された支持ラグを、アームの間に通すことが可能となる。このラグは、特に第1コネクタの第2サブアセンブリを取り付ける際に頑丈な位相コネクタが得られるよう、例えばネジ締結により、後部ベアリングプレートに固定されるようになっている。
変形例、かつ本発明の1つの特徴によれば、位相コネクタは、カバープレートの外周を越えた位置に突出構造体、本例では、支持アームにより位置決めされている。
このような構造によって、コネクタに対して、特に径方向にアクセスすることが容易となっている。
本発明の更に別の特徴によれば、位相コネクタは、導電性トラックにより、例えば位相出力用の締結ラグの形態をしたステータの位相出力の接続入力に接続され、導電性トラックは、突出構造体内、例えば支持アーム内に少なくとも部分的に封入されている。カバープレートは、電気的に絶縁性の材料から製造されている。
別の変形例では、導電性トラックは、ベースまたはカバープレートの外周まで延び、これによって支持されている。一実施例における位相接続入力は、カバープレートの外周部にある。
従って、カバープレートは、電気トラックを保護するという別の機能を有する。電気トラックは、カバープレートおよびアームを強化していることも理解できると思う。接点トラックまたはストリップの数が4以上である更に別の変形実施例では、サポートラグは省略される。
更に別の変形例では、電気トラックは電気導線に置換され、この導線は、例えば断面が円形、長方形または楕円であり、例えば突出構造体またはカバープレート内に少なくとも一部が封入された電気ワイヤーとされる。
電気トラックのある部分は、別の変形例では、電気ワイヤーに置換される。これらすべての組み合わせも可能である。
位相巻線を締結するためのラグの位置、または一般的には、ステータの位相接続入力端は、用途に応じて、特に利用できる空間に応じて変わり得る。導電性トラックを、中空形状をしたカバープレートのベースまたはスカート部分、または突出構造体によって支持してもよい。
更に別の変形例では、突出構造体はボスを有する。より詳細には、一変形例では、2本のアームが中実ボスに置換されている。この中実ボスは、カバープレートに一体的に成形されており、電気トラックは、このボス内に封入されている。電気トラックは、支持ラグでもよいので、ある用途では、支持ラグは不要となる。
いずれのケースにおいても、突出構造体の形状、配向および位置により、位相コネクタを空間内に配置できるので、位相コネクタは、最も適当な位置に位置する。
本発明の更に別の特徴によれば、ブラシキャリアコネクタは、カバープレートのベースに取り付けられ、径方向または軸方向、もしくはこれらの組み合わせ方向を向いている。
本発明の更に別の特徴によれば、ブラシキャリアコネクタは、カバープレートと一体に製造され、従って新しい機能を有する。
本発明の別の特徴によれば、ブラシキャリアコネクタは、導電性トラックまたはカバープレートのベース内に封入された他の形態の導線、例えば電気ワイヤーを介してブラシキャリアコネクタに接続されている。これらトラックは、カバープレートを強化し、ブラシキャリアを標準化し、かつ簡略化できるようにする。
従って、本発明の更に別の特徴によれば、コストを節減するために、カバープレートのベースの下に取り付けられ、よって、ブラシキャリアをカバーする別個の部品として製造される。従って、材料がより高価であれば、カバープレートをガイドするのではなく、ブラシをガイドする機能のために、ブラシキャリアの材料の量を節約できる。変形実施例におけるこの構造のために、カバープレートは、2つの部品から成っている。すなわち、位相コネクタと関連する電気トラックとを含む第1部品とブラシキャリアコネクタと関連する電気トラックとを含む第2部品から成っている。
この形態の実施例により、更に標準化が可能となる。これに関連し、第2部品を標準タイプのものにし、第1部品を用途および環境に適応させることができる。こうして、位相コネクタは軸方向または径方向またはその双方に向けることができ、その位置を円周方向に変えることができる。当然ながら、これと逆にし、第1部品を標準タイプのものにし、第2部品を適応させてもよい。
本発明の更に別の特徴によれば、センサキャリアとセンサキャリアコネクタとを含むオルタネータ兼スタータのために、センサキャリアをカバープレートのベースの下方に取り付け、アパーチャに、センサキャリアコネクタを径方向に貫通させる。
変形例では、センサキャリアは、カバープレートと一体であり、カバープレートは、この場合、3つのコネクタ、すなわち位相コネクタと、ブラシキャリアコネクタと、センサキャリアコネクタとをそれぞれ支持していることが好ましい。これらの接続部は、特にカバープレートが成形可能なプラスチック材料から製造されているため、径方向または他の方向にアクセスできる。
コネクタのうちの1つを傾斜させ、他のコネクタを全体に径方向とし、利用できる空間に従って、すべての組み合わせが可能である。前記コネクタのうちの少なくとも1つは、別の変形例では雌型タイプのものである。
この場合、センサキャリアを、回転しないように固定することが好ましく、ターゲットに対してセンサを調節するための電子デバイスが設けられる。
別の変形例では、当然ながら、ブラシキャリアコネクタはカバープレートの一部ではなく、ブラシキャリアが自らのコネクタを支持する。
従って、上記のように、カバープレートが2つの部品から成る場合、一体的なコネクタを有する標準的なブラシキャリアを、第2部品に設けることができる。
添付図面を参照し、次の説明を読めば、本発明を良好に理解し、本発明の別の目的、特徴、細部および利点がより明らかとなると思う。添付図面は、本発明の一実施例を、単なる例として示したものである。
図3は、図1に示されたタイプと同じタイプの回転電気機器の後部ベアリングプレートに取り付けられた状態にある、本発明の保護カバープレートの第1実施例を示す。図3の場合、カバープレートは、図2に示すように、後部ベアリングプレートがセンサキャリアを支持するように、オルタネータ兼スタータのために使用される。
図3では、後部ベアリングプレートには、既に図1で示した符号14が付けられている。カバープレートは、100で示されており、円周方向に調節可能なセンサキャリアのコネクタには、106が付けられている。本例ではアルミニウム製の後部ベアリングプレートは、公知の中空状となっており、図1から判るように、図1の軸方向の対称軸線に対して、横方向に向いたベース部分を有し、このベース部分は、軸方向を向く外周スカート部分の形態の環状フランジとして、その外周部分が延びている。空気を逃すことができるように、外周スカート部分には、空気出口孔(符号なし)が設けられている。
図3では、この環状周辺スカート部分には、符号215が付けられている。ベアリングプレート14のベースは、図1から判るような空気の入口を有する。スカート部分215は、アパーチャも有し、アパーチャは、本例では軸方向(図3参照)を向き、回転電気機器のロータが回転すると、公知の態様で空気の入口と空気の出口との間に設けられた図1の後部ファン42により、空気流が生じ、回転電気機器のロータおよびステータが冷却されるようになっている。
中空カバープレート100は、図3および図7に良く示されている空気通過孔(符号なし)を有する。この孔開きカバープレート100は、全体として横方向を向くベース部分を有し、このベース部分の外周部は、軸方向を向く全体として環状の周辺スカート部分として延びている。
図3〜図5および図7では、ハウジングを構成する外周スカート部分およびベースには、それぞれ符号115および117が付けられている。図3〜図5および図7から判るように、スカート部分115およびベース117には、上記空気流孔が設けられている。本例では、これらの孔は長円形となっている。したがって、スカート215は、軸方向に配向した長円形孔を有し、一方ベースは、後に説明するコネクタ102と104との間に、円周方向のまたは細長い長円孔を有する。
図3の左側には、自動車の固定部分に電気機器を取り付けるための突出した耳部が、ベアリングプレート14に公知の態様で設けられていることが示されている。別の変形例では、電気機器は、流体流によって冷却されるので、ベアリングプレート14のベースは、切り欠かれていない。
カバープレート100は、保護カバー12の機能と、図2に示された公知の装置の第1接続サブアセンブリ161のための支持体160の機能とを、同時に実行するようになっている。これらの機能は、公知の装置では、別個の部品によって実行される。
第1実施例では、カバープレート100は、キャビティを構成しており、このキャビティ内に、ブラシキャリア135とセンサキャリアとが取り付けられている。このキャビティは、後部ベアリングプレート14のベースによって閉じられ、後部ベアリングプレート14には、保護カバープレートが固定されている。従って、保護カバープレートが、ブラシキャリアとセンサキャリアとをカバーしている。
図3から判るように、電気絶縁材料、好ましくは成形されたプラスチック材料から製造されたカバープレート100は、突出する2つのコネクタを外周部に支持している。これらのコネクタは、図示されていないケーブルまたは電気配線を介して、外部の電子命令制御モジュールに接続されるようになっている。すなわち、ステータの三相巻線のための第1接続サブアセンブリを構成するコネクタ102(以下、便宜上位相コネクタと称す)と、ブラシキャリアコネクタ104とを支持している。
前記3つのコネクタ102、104および106は、電気機器の軸線に対して外側に向いており、ベアリングプレート14のスカート部分215に対して突出している。これらのコネクタは、共通ゾーンにてグループにまとめられており、外側から径方向にアクセス可能である。簡潔にするために、これらのコネクタを、ラジアルコネクタと呼ぶ。
図3から判るように、カバープレート100は、コネクタ106を通過させるための長円の円周方向の開口部151、本例ではアパーチャを有する。従って、本例におけるコネクタ102および104が、カバープレート100のベース117に対して軸方向外側、すなわちベース117の外側面に対して外側にずれていることを条件に、このコネクタ106に対して径方向にアクセスすることが可能である。
本例におけるスカート部分115は、コネクタ102および104の領域では環状ではなく、各コネクタは、スカート部分に対して直角に延び、コネクタ102の方が、コネクタ104よりも外側に位置している。
変形例では、スカート部分115は、コネクタの高さで環状となり、コネクタは径方向に延びている。コネクタ102は、コネクタ104に対して、電気機器の軸線から反対方向の外側に突出している。
位相コネクタ102は、国際特許出願明細書第WO01/68762号、およびフランス国特許出願FR2819943号に記載されているコネクタに対応している。
位相コネクタは、108で示された円筒形突出要素と、この突出要素に配置された3つの第1電気接点表面109〜111と、第1コネクタの第2相補的サブアセンブリ(図示せず)を締結するように働くネジ切り部分208とを有している。コネクタ102は、上記のように外側に延びている。その理由は、ネジ切りされた部分208が、電気機器の中心から外側に離間するように延びているからである。このネジ切りされた部分208は、回転電気機器の径方向を基準として全体に径方向に延び、外側から径方向にアクセス可能である。
接点表面の数は、オルタネータ兼スタータにおける位相の数に応じて決まる。オルタネータ兼スタータは、多相タイプのものであるので、最少2つの接点表面が設けられている。
変形例では後に示すように、位相コネクタの位置は、ブラシキャリアから離間するので、4つ以上となる。この位置によって、突出要素108のサイズ、従って接点表面の数を増すことが可能となる。同様に、この位置によって、位相コネクタを別の態様に構成できる。例えば、英国特許出願第GB-A-2354641号に記載の形態、またはその他の形態でもよい。
カバープレート100の突出する部分には、コネクタ102が位置している。この突出部分は、本例では支持アーム113となっている。この支持アーム113は、カバープレートの外周スカート部分115からほぼ径方向に突出し、かつ、ベアリングプレート14のスカート部分215から突出するカバープレートの外周部に位置するように、径方向外側に延びている。
図からよく判るように、3つの支持アーム113が設けられている。これらの支持アーム113は、本例では、成形によりカバープレートと一体に形成され、カバープレートの横方向を向くベース117および外周スカート部分115に、一部が固定されている。
アーム113を適切に構成することにより、突出要素108およびシャンク状のネジ切りされた部分208の軸方向位置を変えることができる。障害物を迂回するように、アームを曲げることも可能である。
2本のアーム113は、それらの端部、従ってカバープレートの外周部の外側にある端部に、フランジ112を支持しており、このフランジは、アーム113に対して直角に向いている。従って、フランジ112はアーム113と接合し、その外側面で、位相コネクタ102の突出要素108を保持している。
本例では円筒形となっている突出要素108は、熱可塑性樹脂により、アーム113、フランジ112およびカバープレート100と一体となるように、安価に形成されている。支持フランジ112の径方向内側面は、後部ベアリングプレート14に対する支持および締結をするためのラグ121を保持している。
このラグ121は、2つのアーム113と後部ベアリング14に対するフランジ112を備える突出支持構造体を締結するための手段を構成している。このラグ121は、支持フランジに対して直角に2つのアーム113の間に延びて、ネジ切りされた部分208に対して固定されている。ネジ切りされた部分208は、上記フランス国特許出願第FR-A-2819943号に記載されているように、第1コネクタの相補的第2サブセンブリのカバー上のケーシングおよびプッシュを貫通している。
図3は、一体に成形され、後部ベアリングプレートから突出するチムニー要素209を示している。このチムニー要素の自由端は、ラグをチムニー要素209に固定するための締結具を貫通させるための孔が形成されたラグ121と係合するように働く。本例では、この締結具は、チムニー要素209の自由端に形成されたネジに螺合するネジから成っている。
別の変形例では、締結具はリベットとなる。従って、コネクタは頑丈である。その理由は、シャンク状をしたネジ切り部分208にナットを螺合することにより、第1コネクタの第2の接続サブアセンブリを締結する間、ネジ切り部分208と突出要素108とが、良好に支持されるからである。
より詳細には、ラグ121は、ネジ切り部分208と一体的であり、従来のネジのヘッドの代わりとなっている。ラグ121は、図8に示されるように、第1ネジ切りされた部分208と接続するゾーンの領域に突出する部分を有する。この突出する部分は、ワッシャー状となっており、このワッシャーは、ネジ切りされた部分208とラグ121から成るアセンブリを円周方向に割り出しするための2つの平らな面を有する。
この目的のために、突出要素は、フランジ112内および中空突出要素108内に形成された相補的割りもどしに係合する。この割りもどしのベースは、シャンク208を貫通させるための孔が形成された部材によって構成されている。本例では、この部材は、塑性の流れに対する抵抗力のある熱硬化性プラスチック材料製のワッシャーから成っている。このワッシャーは、現場成形技術により、突出要素108の内側に取り付けることが好ましく、ラグ121の突出部分に対する当接部として働く。
突出要素108に配置された3つの電気接点表面109〜111は、ウィング123により互いに離間している。ウィング123は、前記第2サブアセンブリが回転するのを防止するよう、上記フランス国特許出願第FR-A-2819943号に記載されている第1コネクタの第2サブアセンブリの圧力ゾーン内のスロットに進入するようになっている。ネジ切りされた部分208は、突出要素108と、図3から判るようにウィング123が接続されたスリーブとを貫通している。
表面109〜111の各々は、ステータの巻線の位相出力に締結するよう、ラグ125の形態をした位相入力接続部125に電気的に接続されている。このラグ125は、コネクタから離間したゾーンにおいて、カバープレートの外周に位置している。この電気接続は、電気導線を介して行われる。電気導線は、本例では、カバープレート内に封入された導電性トラック127の形態をしている。
トラック127と、入力端125と、表面109〜111は、金属製であることが好ましく、スタンプ加工技術および曲げ技術によって形成することが好ましい。
各トラック127は、第1に、主にカバープレートのベース7内、ならびに曲げによってターミナルラグ125の領域内のカバープレートのスカート部分115内に封入された部分128と、第2に、90度の角度だけ第1部分128に対して曲げられ、よって、支持アーム113内に封入された部分129とを備えている。
図5および図8は、1つのアーム113内に、現場で2つのトラック部分129が成形され、一方、他のアーム内に第3部分が位置することを明瞭に示している。トラック部分129の自由端は、支持アーム112および突出要素118内に封入できるように構成されている。突出要素118の外側面において、これらの自由端は、3つの電気接点表面109〜111を形成している。表面109〜111は、シャンク208の軸線に対して直角に延びている。
別の変形例では、これらの表面は、ネジ切りされたシャンクの軸線に対して、ある傾斜で延びている。
別の変形例では、表面109〜111は、弓形形状または先のとがった形状、例えばV字形となるか、または再び切頭円錐形の側面を有することができる中空部材状となっている。当然ながら、コネクタの第2サブアセンブリは、相補的な電気接触表面を有する。これら種々の変形例のいずれも、電気接点の表面積を広くすることができる。
更に別の変形例では、シャンク208は、チムニー要素と置換される。このチムニー要素は、例えばラグを有する切頭円錐形でよく、ラグは、その自由端で弾性変形可能であり、位相コネクタ102に第2サブアセンブリを短時間でスナップ締結するよう、締結フック状となる。
より強力な接触を保証するために、別の変形例では、シャンクは、ネジまたはナットの助けによりコネクタの2つのサブアセンブリを所定位置に螺合するよう、内外がネジ切りされる。スナップ嵌合により、2つのサブアセンブリをあらかじめ位置決めできる。
このケースでは、第2サブアセンブリは、アパーチャを有するプレートを備え、このアパーチャを、チムニー要素が貫通し、チムニー要素上のフックが、プレートの頂面に係合する。プレートの下面は、表面109〜111に対して相補的な第2電気接点表面を有する。これら第2表面は、電気接続ケーブルのワイヤーに接続するように、横方向に延びている。
チムニー要素の内側は、中空のバーを構成している。
締結シャンク208は、ネジ切りされた形状か、または締結フックを備える中空状であるかに拘わらず、フランジ112を貫通し、コネクタの第2サブアセンブリを締結するように働く。
3つの表面109〜111は、互いに円周方向にオフセットし、絶縁ウィング123により、上記のように分離している。トラック127は、アーム113およびカバープレート100を強化しており、カバープレート100は、トラック127上で現場で成形されたプラスチック材料から製造されている。ラグ125の位置およびトラック127の形状は、用途に合わせて定めることができる。
ラグ125は、中空であり、全体としてC字状である。別の変形例では、ステータの位相の出力を、クリンプ状に締結できるようにU字形でもよい。別の変形例では、ラグは、ステータの位相出力をハンダで締結するために中実となる。
更に別の変形例では、ラグは、タングまたは小さい耳部に置換される。位相入力コネクタ125は異なる形状でもよく、金属製ストリップ状の電気接続トラック127および位相コネクタ102と共に、これらコネクタは、カバープレート100によって支持された位相の電気接続をするための手段の一部を形成している。ベース117は、トラック127のうちの2つを分離し、かつ電気絶縁するための壁(符号なし)を支持している。
別の変形例では、部分128および129のうちの少なくとも一方は、電気導線、例えば円形、長方形または楕円の断面を有する電気ワイヤーに置換されている。例えば、電気ワイヤーは適当な表面109〜111を関連するラグ125に接続し、ワイヤーは、例えばハンダ付けにより、部材109〜111に固定される。
ブラシキャリアコネクタ104は、アーム113と位相コネクタ102とから成る構造よりも、サイズが小さくなっている。カバープレート100のベース117には、コネクタ104が配置されており、このコネクタは、カバープレートと一体となっている。このコネクタ104は、ブラシキャリアから離間しており、カバープレート100の外周部で突出しているので、外側から径方向にアクセス可能である。
ここで、先に述べたように、このコネクタは、全体として径方向を向き、位相コネクタ102に対して平行に延びている。このコネクタは、コネクタ106の貫通開口部151の領域に位置するので、コネクタは、スカート部分115を補強している。コネクタ102と104とは、ベアリングプレート14から離間する方向に、コネクタ106に対して軸方向にオフセットしている。コネクタ106は、変形実施例では、コネクタ104と102との間で円周方向に位置している。
コネクタ104は、2つのマーカー131を備え、1つの電圧に対して、マーカーが設けられている。これらのマーカーは、径方向を向いており、各々は、ブラシキャリア135に接続するために、導電性トラック133に電気的に接続されている。ブラシキャリア135は、カバープレートのベース117の下に取り付けられた別個の部品として製造されている。
本例におけるトラック133は、金属製であり、カバープレートのベース117内に封入されている。トラック133は、カバープレートを強化しており、3つのトラック127と同じように使用される現場成形技術により、カバープレートに固定されている。図6には、ブラシキャリアが示されており、このキャリアには符号135が付けられている。変形例では、トラック133は、断面が円形、長方形または楕円のワイヤーのような導線と置換される。
ブラシキャリア135は、従来技術のものと比較して、簡略化されており、支持プレート137状をした部分を有し、この支持プレートはL字形であって、一端でブラシ用のハウジング137を支持しているが、他方のアームの端部およびアングルのゾーンは、ブラシキャリアをカバープレートに固定できるようにしている。
図6では、カバープレート100のベース117内において、同じスタッド用の通過孔143と一致する締結スタッド(図示せず)を通過させるための2つの孔141が設けられている。これらのスタッドは、図1のベアリングに類似した後部ベアリング内に係止され、同時に、これらのスタッドは、カバープレートをベアリングプレートに固定するための締結スタッドを構成している。各スタッドの自由端に、ナットをネジ留めすることによって、アプリケーションが達成される。図3では、スタッドにネジ留めされたこれらナットを142で示している。
当然ながら、孔143内には、円形割りもどし(符号なし)が設けられる。この割りもどしは、グリップワッシャーを通して、割りもどしの底部に支持されているナット142を収容するように働く。割りもどしの底部および孔143は、一実施例では、現場成形技術により、カバープレートに固定された金属ワッシャーによって境界が定められる。このワッシャーは、カバープレートの材料が塑性的に流れるのを防止するものである。
L字形プレート137は、電気絶縁材料から製造されている。成形プラスチック材料から製造することが好ましく、このプラスチックは、ブラシキャリアコネクタ104のトラック133と電気接続するようになっている2つの環状電気接点パッド145も支持している。ストリップ状接点アイ148の助けによって、接触がなされ、この接点アイは、カバープレートのベース内に封入されたストリップ133の端部に配置されており、接点145は、締め付けワッシャーが介在された状態で耳部に載った締結ナットのためのネジを有する。接点145は、ブラシに電気的に接続されている。
支持プレート137から、ブラシキャリアのブラシハウジング139が突出しているものとすれば、カバープレート100のベース117は、ゾーン147において、局部的に軸方向外側に突出し、カバープレートの壁117の下に、ブラシキャリアが取り付けられると、ハウジング139は、このゾーン147内に位置する。突出ゾーン147は、リブ149としてブラシキャリアコネクタ104に向かって延びている。これらのリブは、長円形の空気通過アパーチャーを構成している。
これらリブおよびゾーン147内のカバープレートの壁内に、金属トラック133が封入されている。このトラックは、サイン形状となっており、ゾーン147およびリブ149を強化している。このゾーン147は、耳部148に関連するナットを受けるための割りもどしも有する。
図3を参照すると、カバープレート100は、本明細書で前に述べたように、外周スカート部分115の一部が切り欠かれており、コネクタ106が通過でき、更にセンサキャリアに径方向にアクセスできるようになっている。この場合、回転電気機器は、オルタネータ兼スタータである。
センサキャリアは、国際特許出願第WO01/69762号の図9において、例えば257で示されているような、それ自体公知のタイプのものであり、カバープレートのベース117の下方に取り付けられており、従って、カバープレートによってカバーされている。この明細書では、センサキャリアの形状および取り付け法が詳細に記載されている。
センサキャリアの締結は、後部ベアリングプレート14に対して固定された2つのスタッドの助けによって得られ、図3では、このスタッドのうちの2つのナット153しか見ることができない。従って、このスタッドは、センサキャリアをカバープレート100の下に締結でき、同時に、カバープレート100を後部ベアリングプレートに締結できる。
図4および図5では、スタッドのための通過孔は、155として示されている。ナット142に関連する割りもどしと同じように、ナット153を受けるための割りもどしに関連しており、カバープレートに対して、金属ワッシャーが固定され、金属ワッシャーは、割りもどしの底部および孔155の境界を定め、カバープレートの材料が塑性的に流れるのを防止している。
変形例では、回転電気機器はセンサキャリアが存在しなくてもよいオルタネータであり、コネクタ106はないので、カバープレート100の周辺における開口部151は設けられていない。
この場合、カバープレート内のキャビティは、ブラシキャリアしか含まないが、別の変形例では、標準化のために開口部151が設けられる。
このタイプの電気機器では、オルタネータのアーマチュアを構成する巻線スタータによって生じた交流用整流器は、公知のように、少なくとも1つのダイオードブリッジを有する。より詳細については、例えばフランス国特許出願第FR-A-2297513号を参照されたい。
このフランス特許出願は、2つのダイオードブリッジと、ステータのアーマチュア巻線のデルタ接続部、または星形接続部を有する整流デバイスを示し、このステータの位相出力端は、ブリッジに接続されるようになっている。このデバイスは、オルタネータからは離間されているが、複数のブリッジが設けられる場合には、このことは利点となっている。後部ベアリングプレートには、ブリッジが障害となるという危険がない。
オルタネータ兼スタータにおける交流用の整流デバイスは、フランス国公開特許出願第FR-B-2745444号に記載されているMOSFETタイプの少なくとも1つのパワートランジスタブリッジを備えている。より詳細については、この明細書を参照されたい。
従って、電子命令制御モジュールは、このケースでは、トランジスタブリッジを含むパワーモジュールと、このパワーモジュールのトランジスタを制御する制御兼インターフェースモジュールとを含んでいる。この制御モジュールは、特に次の機能を奏する。始動モードおよびオルタネータモードでは、電力を管理し、オルタネータモードでは電流制御を管理し、スタータモードからオルタネータモードへの変化を管理する。
いずれのケースにおいても、位相巻線の出力は、位相コネクタに接続されており、位相コネクタは、外部電子モジュールに接続されるようになっている。すなわち、位相巻線の出力は、回転電気機器から離間されており、前記電子モジュールは、ステータが発生した交流のための少なくとも整流デバイスを含んでいる。
位相出力をカバープレートの周辺に締結するためのラグ125をカバーするために、カバープレートは、二次カバー要素157を有し、このカバー要素は、取り付けられた部材であり、図7から判るように、カバーの周辺の適当なゾーンに取り付けられた1つの円のうちの弧の形状となっている。このカバー要素157は、カバープレート100に締結されており、電気絶縁材料、好ましくは成形プラスチックから製造されている。
二次カバー要素157は、中空ボス内に位相接続ラグ125を収納するための中空ボスを有する。二次カバー要素157は、カバープレート100にスナップ嵌合するのが好ましい。このカバー要素は、例えばカバープレート100のショルダーに係合するように、自由端にショルダーが設けられた中心スナップ嵌合ラグを有する。
図4および図5から、スカート部分115は、2つのラグ125の間にノッチを有し、このノッチのベースは、フック状をしたショルダー付きラグに当接するように働くことが判る。二次カバー要素157の円周方向エッジは、スカート部分115内の軸方向空気通過開口部に係合するので、回転できない。
変形例では、カバー要素は、接点145および耳部148をカバーするための延長部を有する。
上記記載から、本発明は、多数の利点を有することが明らかであると思う。従って、外側から径方向に接続がなされている技術の他に、カバープレートは保護機能および支持機能を奏し、これによって、現在の技術レベルと比較して構造が簡略化できることが有利となっている。更にブラシキャリアは、センサキャリアと同じように、別個の部品として製造されている。これら2つの部品は、カバープレートの下に取り付けられている。
位相コネクタが、カバープレートの周辺に設けられていることにより、カバープレートのサイズを縮小している。カバープレートから中実アームが延び、更に締結ラグによって、後部ベアリングプレートに固定された状態で、中実アームによって支持された突出要素を設けたことにより、アームは更に強化され、アームは極めて頑丈となっている。
現場成形技術により、カバープレートを熱可塑性材料から製造し、ボスまたはその他の要素を形成することが好ましい。ボスまたはその他の要素は、特にカバープレートを後部ベアリングプレートに、またはラグ121の領域内で締結するために、グリップ力が生じる位置にて流れに対する抵抗力を有する。
ブラシキャリア135の領域では、材料が節約されている。この材料は、カバープレート100の材料と異なり、カバープレート100よりも高価となっている。その理由は、この材料は、ブラシをガイドするように働くためである。
まず第1に、ブラシキャリアがカバープレート内に安価に配置されるコネクタを有していないこと、および第2に、カバープレート100内に一体化された導線ストリップ133が存在することによって短縮された電気接続部を有することにより、ブラシキャリア135のコストは、更に低減されている。
二次カバー要素157は、ブラシキャリアおよびカバープレートよりも安価な材料で製造することが好ましい。その理由は、このカバー要素は、ブラシをガイドするものでもないし、電気トラックを含むように働くものでもないからである。
当然ながら、本発明は、上記実施例のみに限定されるものではない。
例えば、本発明の第2実施例では、アーム113の接続フランジは、ネジ切りされたシャンク208が、位相コネクタ106と同じように径方向に延びるよう、図7のフランジ112に対して直角となっている。当然ながら、シャンク208を、純粋な径方向の配置とすることも可能である。
別の変形例では、フランジ112は、位相コネクタのように傾斜している。
更に別の変形例では、フランジの傾斜は、アーム113を傾斜することによって達成され、この変形例では、アームが曲げられる。従って、利用できる空間内に、コネクタを配向することが極めて容易である。
本発明の第3実施例では、カバープレートの上記突出構造を構成するフランジ112と、アーム113から成るアセンブリは、中実ボスに置換されている。この中実ボスには、成形により、カバープレートが一体に形成され、後部ベアリングプレートに直接固定されている。従って、ラグ121を設けることは不可欠なことではない。チムニー要素209にボスを固定でき、ボスは、コネクタ106の突出要素108を延長させている。
別の変形例では、図3において、アーム113の間に位置するナット153に関連するスタッドの助けにより、ベアリングプレートにボスが固定されるので、チムニー要素209が存在することは、もはや必須なことではなく、締結ポイントの数も少なくなっている。
この目的のために、ボスは孔143および155に関連する割りもどしの接続部内に、上記と同じように、スラストワッシャーを支持している。いずれのケースにおいても、ネジ切りされた部分208は、ネジの一部であり、ネジのヘッドは、熱硬化性材料のワッシャーに当接している。この熱硬化性材料は、突出要素108と一体的なボス内に現場成形技術によって塗布されている。いずれのケースにおいても、位相コネクタ102を支持するための突出構造は、後部ベアリングプレート14に締結すための手段を有する。ボスは、突出要素108の高さにで曲げたり、または傾斜させたりすることができる。
本発明の第4実施例では、コネクタ106の突出要素108は、コネクタ106が径方向または軸方向に向くように、カバープレートのスカート部分115またはベース117の一部となっている。この変形例では、突出要素108は、コネクタ106が傾斜するように、一定の厚さを有していない。
オルタネータがセンサキャリアを有していない場合、このような第4実施例が適当である。その理由は、カバープレート100内において、表面109〜111の高さで、位相巻線を直接締結するためにラグ125を埋め込み、トラック127が不要となるように、利用できる空間を活用できるからである。
本発明の第5実施例では、カバープレートは、2部品タイプとなっている。すなわちトラック127と、アーム113と、コネクタ106とを含む第1部品と、導線133と、ゾーン147と、コネクタ104を含む第2部品とから成っている。図4では、これら2つの部品を分離するラインは、破線で示されている。これによって、部品の一方を標準化し、他方の部品を用途に適合した部品とすることができる。
こうして、第1部品に本発明の第2、第3および第4実施例に係わる位相コネクタを装備できる。変形実施例では、コネクタ102は、他の態様、例えば軸方向に向けたり、または埋め込まれる。
コネクタ104は、必ずしもカバープレートの一部でなくてもよい。変形例では、コネクタは、ブラシカラー135の一部であり、このキャリアは、更に別の変形例では、電圧レギュレータも支持する。
当然ながら、コネクタ104は、必ずしも径方向からアクセスできるようになっているわけではなく、コネクタ102のように傾斜していたり、または軸方向に向いていてもよいし、これらのすべてを組み合わせることも可能である。
コネクタ104は、他の形態でもよく、コネクタ102または106と同じように、雌型タイプでもよい。
別の変形例では、用途によって、コネクタ104と102とは、互いに更に離間されている。
別の実施例におけるトラック127または変形例では、電気導線127は、スカート部分115上のみ、またはベース117上のみ、またはアーム113上のみに配置され、一般的な条件では、成形により突出要素108と一体的に形成された突出構造体上に配置される。トラック127は、いずれのケースにおいても、この突出部分内に少なくとも部分的に封入される。このことは、トラックまたは電気導線133にも当てはまり、これらトラックまたは導線はスカート部分115またはコネクタ104にしか配置できない。
後部ベアリングプレート14にカバープレートを提供するためのスタッドを使用する代わりに、当然ながら、ネジを活用することも可能である。ネジのヘッドはカバープレートに当接し、ヘッドは、塑性流れに対して抵抗力のあるワッシャーによって、このポイントを補強することが望ましい。ネジ切りされた部分は、後部ベアリングプレートから突出するボス内にねじこまれる。
変形例では、リベット締め、接着、またはその他の締結手段により、後部ベアリングプレートにカバープレートが締結される。
上記のように、電圧レギュレータを含まないように、電子モジュールを製造してもよい。この場合、電圧レギュレータは、回転電気機器から離間される。
変形例では、位相コネクタは、ドイツ国特許出願第DE-A-10041986号(FR-A-2799053号)に記載されたタイプのものであり、カバープレートから延びる突出部分は、これら明細書の図2に示された形状と同じ形状とされることができる。
現在の技術レベルにおいて、位相巻線を支持し、カバーするための手段が設けられた多相回転電気機器の断面図である。 図1に示された手段の電気接続部のための支持体の図である。 本発明に係わる多相回転電気機器の後部ベアリングプレートに取り付けられた状態にある、多相回転電気機器の位相巻線のための支持および収容手段の斜視図である。 オルタネータ兼スタータから成る回転電気機器に含まれる本発明に係わるカバープレートの斜視図である。 カバープレート内に封入される導電性トラックが現れるようにした現場成形前の製造段階における図4に示されたカバープレートを示す斜視図である。 本発明に係わるブラシキャリアの斜視図である。 位相出力を締結するためのラグを保護するためのカバー要素によって完成した図4のカバープレートを示す。 図5における矢印VIIで示された細部の拡大スクラップ斜視図である。
符号の説明
13 カーカス
14 後部ベアリングプレート
17 保護カバー
42 後部ファン
100 カバープレート
102、104、106 コネクタ
108 突出要素
109、110、111 接点表面
112 フランジ
113 支持アーム
115 ベース
121 ラグ
125 ラグ
127 トラック
129 トラック部分
135 ブラシキャリア
151 開口部
160 支持体
161 サブアセンブリ
208 ネジ切りされた部分
215 スカート部分

Claims (24)

  1. 後部ベアリングプレート(14)のカバーを構成するカバープレート(100)の他に、後部ベアリングプレート(14)を含むと共に、巻線式多相ステータ(8)を支持する外部カーカス(13)(14)を備え、前記ステータの位相出力は位相コネクタ(102)に接続され、前記位相コネクタが、外部電子モジュールに接続されるようになっており、更に前記後部ベアリングプレート(14)に固定され、前記位相コネクタ(102)を支持する電気絶縁材料製の支持構造体を備えるタイプの多相回転電気機器の後部ベアリングプレート(14)に取り付けられるようになっている電気絶縁材料製の保護カバープレート(100)において、
    前記カバープレート(100)が、前記位相コネクタ(102)を支持する機能と、前記後部ベアリングプレート(14)をカバーする機能とを、同時に奏するようになっていることを特徴とする保護カバープレート。
  2. 前記カバープレート(100)から突出する突出構造体(113)(112)により、前記ステータの前記位相コネクタ(102)が支持されていることを特徴とする、請求項1記載のカバープレート。
  3. 前記突出構造体(113)(112)が、前記後部ベアリングプレート(14)に締結するための手段を有することを特徴とする、請求項2記載のカバープレート。
  4. 前記カバープレート(100)の外周部に、前記突出構造体が配置されていることを特徴とする、請求項3記載のカバープレート。
  5. 前記突出構造体(113)(112)により、前記カバープレート(100)の外周を越えた位置に、前記位相コネクタ(102)が位置していることを特徴とする、請求項4記載のカバープレート。
  6. 前記突出構造体(113)(112)が、前記カバープレート(100)から突出する支持アーム(113)を含むことを特徴とする、請求項3記載のカバープレート。
  7. 前記カバープレート(100)が、外周スカート部分(115)とベース(117)とを有し、前記支持アーム(113)が、前記ベース(117)および前記カバープレート(100)のスカート部分(115)に対して固定されていることを特徴とする、請求項6記載のカバープレート。
  8. 前記2つの支持アーム(113)が、前記位相コネクタ(102)を支持するフランジ(112)によって一体に接合されていることを特徴とする、請求項6記載のカバープレート。
  9. 前記位相コネクタ(102)が前記フランジ(112)を貫通するシャンク(208)を含み、前記シャンクが、前記後部ベアリングプレート(14)に固定されるようになっている支持ラグ(121)に対して固定されていることを特徴とする、請求項8記載のカバープレート。
  10. 前記後部ベアリングプレートに対して固定されたチムニー要素(209)に、前記支持ラグ(121)が当接しており、かつ前記ラグを前記チムニー要素(209)に締結する部材のための貫通孔が、前記ラグに設けられていることを特徴とする、請求項9記載のカバープレート。
  11. 前記位相コネクタ(102)が、前記フランジ(112)によって支持された内側が中空の突出要素(108)を含み、前記シャンク(208)が、前記フランジ(112)および突出要素(108)を貫通し、前記支持ラグ(121)が、前記シャンク(208)に接合されるゾーンの高さにおいて突出部分を有し、前記突出構造体が、前記突出要素(108)内に取り付けられていることを特徴とする、請求項10記載のカバープレート。
  12. 前記シャンク(208)のための貫通孔が形成された部材に、前記突出構造体が当接し、前記孔を有する前記部材が現場成形により、前記突出要素(108)の内部に取り付けられた、塑性流れに抵抗力のある熱硬化性プラスチック材料から製造されていることを特徴とする、請求項11記載のカバープレート。
  13. 前記シャンク(208)がネジ切りされていることを特徴とする、請求項1記載のカバープレート。
  14. 位相巻線の出力を締結するための位相巻線の入力接続部(125)に、電気導線(127)により前記位相コネクタ(102)が接続されており、電気導線の少なくとも一部が、前記突出構造体(113)(112)内に封入されていることを特徴とする、請求項8記載のカバープレート。
  15. 前記電気導線が電気トラック(127)から成り、前記少なくとも2つの電気トラック(127)が、前記位相コネクタ(102)の電気接点表面(109)〜(111)に接続されていることを特徴とする、請求項14記載のカバープレート。
  16. 前記電気トラック(127)が、前記カバープレート(100)および前記アーム(113)内に封入されており、前記電気トラック(127)が、前記支持フランジ(112)内に封入されるように構成されていることを特徴とする、請求項15記載のカバープレート。
  17. 前記位相の出力を締結するための前記位相の入力接続部(125)に、電気導線(127)によって前記位相コネクタ(102)が接続されており、前記導線の少なくとも一部が、前記突出構造体(113)(112)に封入されており、前記位相の前記入力接続部(125)が、前記カバープレート(106)の外周部に配置され、この入力接続部に電気絶縁材料製の第2カバー要素(157)が重ねられており、前記第2カバー要素が、カバープレート(100)に締結されていることを特徴とする、請求項2記載のカバープレート。
  18. 前記二次カバー要素(157)が、円のうちの弧の形状となっており、前記位相の前記入力接続部が締結ラグ(125)から成り、前記二次カバー要素(157)が、前記締結ラグ(125)を収容するための中空ボスを有することを特徴とする、請求項17記載のカバープレート。
  19. ブラシキャリア(135)に前記カバープレート(100)が重なっており、前記キャリアがコネクタ(104)に関連し、前記ブラシキャリア(135)の前記コネクタ(104)が、前記カバープレート(100)と一体に製造されていることを特徴とする、請求項2記載のカバープレート。
  20. 前記カバープレート(100)がベース(117)を有し、前記ブラシキャリア(135)のための前記コネクタ(104)が、前記カバープレート(100)のベース(117)内に封入された導電性トラックを介して、前記ブラシキャリア(135)に接続されていることを特徴とする、請求項19記載のカバープレート。
  21. センサキャリアとこのセンサキャリアのためのコネクタ(106)を含むオルタネータ兼スタータのための、請求項20記載のカバープレートにおいて、前記センサキャリアが、前記カバープレート(100)の前記ベース(117)の下に取り付けられており、前記センサキャリアコネクタ(104)が、前記カバープレートの周辺の環状壁内の開口部(151)を径方向に貫通していることを特徴とする請求項20記載のカバープレート。
  22. 2部品式であり、これら部品のうちの一方は位相コネクタを含み、第2の部品が、前記ブラシキャリア(135)をカバーしていることを特徴とする、請求項19記載のカバープレート。
  23. 請求項2記載のカバープレートを含むことを特徴とするオルタネータ。
  24. 請求項21記載のカバープレート(100)を含むことを特徴とするオルタネータ兼スタータ。
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