JP2004517460A - 多数の接点を有する電気コネクタ、およびこのコネクタを支持する回転電気機器 - Google Patents

多数の接点を有する電気コネクタ、およびこのコネクタを支持する回転電気機器 Download PDF

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Abstract

少なくとも2つの第1導電要素を備える第1サブアセンブリ(15)と、少なくとも2つの第2導電要素を備える第2サブアセンブリ(16)との間の電気接続部を形成するためのコネクタであって、圧力エリアと反作用エリアとの間で組み立て手段(60)が作用し、これらのエリアの間で、第1および第2支持面をクランプし、前記第1サブアセンブリ(15)が前記第1要素を位置決めし、フレキシブルに取り付けるためのケーシング(18)を備え、かつ前記ケーシングが、圧力エリアを支持し、前記圧力エリアと反対側で、前記第1支持面の移動を可能にするオリフィス(71)を有する。

Description

【0001】
(発明の分野)
本発明は、多数の接点を有する電気コネクタ、およびかかるコネクタを支持する回転電気機器に関する。
【0002】
より詳細には、本発明は、各々がサブアセンブリに関連している2つのコネクタを、共にリンクする電気ケーブルを含む接続装置に属する、2つのサブアセンブリの間の電気接続部を形成するためのコネクタに関する。かかるコネクタは、フランス国特許公開第2754650号に記載されている。
【0003】
電動モータまたは発電機のような装置、例えばオルタネータまたはオルタネータ兼スタータは、電子ボックスと称されるボックス内に取り付けられた制御システムのような第2装置に、電気的にリンクしなければならない。またこれらの装置のうちの1つの各位相コイルは、他の装置の対応する位相コイルにリンクしなければならない。このようなリンクは、2つの装置の対応する位相コイルの間を直接接触させることによって行うことができるが、一般には、このようなリンクは、いくつかの電気ワイヤーを含むケーブルによって形成され、各ワイヤーは、1つの位相コイルにしかリンクできない。
【0004】
従って、各ワイヤーの端部と装置の対応する位相コイルとの間に、電気接続部を形成する必要がある。
【0005】
(技術の状態)
1つの解決案は、装置の対応する導電性領域にワイヤーの一端を接触させ、ナットとボルトの固定により、これらを接触状態に維持することである。しかし、このような解決案には、いくつかの欠点がある。
【0006】
一方、形成するべき電気接続部と同じ数の固定具を形成しなければならず、部品の数だけでなく、取り付け回数も、形成するべき接続部の数を掛けた数に増加すると考えれば、かなりのコストとなる。
【0007】
更に、装置の導電性領域とケーブルの導電性領域との間に、簡単に圧力を加えることによって接点が形成される。これらの接点は、振動だけでなく、外部条件の影響を受けるので、電気接点が腐食したり、劣化したりする危険性が高くなっている。
【0008】
フランス国特許公開第2754650号(米国特許第5,924,987号)として公開されたフランス国特許第96.12609号は、2つの電気装置の間の複数の電気接点を、1つの固定ポイントで設けることができるようにする電気接続装置を提案している。ここに提案されている電気接続装置は、腐食から電気接点を保護するのに充分なリークを防止する密閉性も保証している。
【0009】
この電気接続要素は、2つの部品、すなわち、雌形部品と雄形部品とから構成され、各部品は、それぞれ、1つの電気位相に対応する少なくとも2つの導電要素を有する。これら2つの部品は、雄形部品を雌形部品にクランプできるようにする単一手段、例えばナットとボルトの固定装置によって接触されている。
【0010】
フランス国特許公開第2799053号として、2001年3月30日(本願の優先日より後)に公開されたフランス国特許願第0010737号に記載されているように、導電要素の間の良好な接触、および良好な圧力分布を保証するために、弾性変形手段を設けるという配慮をすることがある。
【0011】
この解決案は、満足できるものであるが、第1サブアセンブリだけでなく、ガイドされ、並進移動可能なスタッド状をした第1導電要素内に、別の弾性変形可能な手段を設けなければならない。
【0012】
(発明の課題)
本発明の目的は、コネクタの信頼性を高くし、しかも、コネクタの第1サブアセンブリを簡潔にすることにある。
【0013】
本発明によれば、各々が第1支持面を有する少なくとも2つの第1導電要素を含む第1サブアセンブリと各々が第2支持面を有する少なくとも2つの第2導電要素を含む第2サブアセンブリとの間の電気接続部を形成するためのコネクタであって、前記第1支持面が第2支持面にそれらの面の一方を介して電気接触し、かつ前記第1サブアセンブリに属する圧力エリアに、他の面を介して当接するようになっており、一方、前記第2支持面の他の面が、前記第2要素を固定するために、前記第2サブアセンブリが含む支持体に属する反作用エリアに当接するようになっており、前記圧力エリアと前記反作用エリアとの間で組み立て手段が作用し、これらエリアの間に前記第1支持面および前記第2支持面をクランプするとともに、前記支持面に接触圧を加えるようになっている、電気接続部を形成するためのコネクタにおいて、前記第1サブアセンブリが、前記第1導電要素を位置決めし、フレキシブルに取り付けるためのケーシングを備え、該ケーシングが圧力エリアを支持するとともに、この圧力エリアの反対側で、前記第1支持面を移動できるようにするためのオリフィスを有することを特徴としている。
【0014】
本発明のよれば、後方支持体を含む回転電気機器は、コネクタの第2サブアセンブリが後方支持体によって支持されていることを特徴とする。
【0015】
本発明により、特に第1導電要素のフレキシブルな取り付けにより、対応する第1導電要素と第2導電要素とを信頼できるように接触させ、部品数を低減し、かつ簡単なケーシングを用いることにより、第1サブアセンブリの別の弾性変形可能な手段を省略できる。
【0016】
平坦度の不良をなくして、対応する導電要素の間の接触面積を広くし、コネクタの過熱の危険性を減らすことができる。
【0017】
ケーブルと第1導電要素との間のリンクは簡単になっている。
【0018】
一実施例では、ケーシングの境界は、第1要素を位置決めするためのボックスによって定められるとともに、圧力エリアを含む圧力カバーによっても定められており、ボックスは、第1支持面の移動を可能にするオリフィスを、圧力エリアと反対側に有する。
【0019】
別の実施例では、第1支持面の移動を可能にするためのオリフィスが設けられたケーシングに、圧力エリアが固定されている。
【0020】
この圧力エリアは、クリップ留め、接着、超音波溶着、ミラー溶着、レーザー溶着などにより、ケーシングに取り付けられる。このケーシングは、上記のように位置決めされた第1導電要素に重ね成型する技術によって得ることが好ましい。言うまでもなく、この第1支持面は、偏向できるように、ケーシングのオリフィスの領域内に存在するように開口している。
【0021】
第1導電要素は、組み立て軸線と直角に延び、一実施例では、これら第1導電要素は、簡単、安価、かつ信頼性を高めるように、電気ケーブルに接続するためターミナルを形成するよう後部の形状とされた、金属ストリップ状、特にタブ状となっている。
【0022】
一実施例では、3つの第1導電要素、および3つの第2導電要素が設けられている。
【0023】
このような構造によって、圧力を良好に分散させながら、大電流を流すことができるようにする大面積接点を形成することが可能となっている。
【0024】
ボックスと圧力カバーは、第1導電要素を分離し、電気的にアイソレートするように仕切ることが好ましい。
【0025】
ボックスは、第1導電要素のための位置決め手段、例えば突起を備えている。
【0026】
このボックスは、好ましくはカバーよりも剛性が低く、カバーよりもより安価な材料から製造できるように、圧力カバーによって閉じる前に、これら第1導電要素のためのレセプタクルとして働く。
【0027】
ボックスには、その強度を増すためのリブを設けることが好ましい。このことは、好ましくは第1導電要素の立ち上がりを防止するための手段を有するカバーについても当てはまる。こうして、第1導電要素の屈曲は抑制される。
【0028】
かさを縮小するために、第1接触面と第2接触面とを円周方向に分離するスペースにより、第1サブアセンブリを回転ブロックする手段を設けることが好ましい。この手段は、反作用エリアから起立する分離パーティションを備えている。従って、これらパーティションは、反作用エリアを強化する機能と第2支持面を電気的に絶縁する機能の2つの機能を有する。
【0029】
添付図面を参照して次の説明を読めば、上記以外の特徴および利点が明らかとなると思う。
【0030】
(発明の好ましい実施例の説明)
次の説明において、前方から後方へ向き、上方および下方なる用語を使用するが、これらの用語は、図1および図2では、左から右への向き、および頂部および底部に対応するものである。
【0031】
図には、本発明に係わるコネクタが示されている。このコネクタは、電気ケーブル120、121、122にリンクされた第1上方サブアセンブリ15と、回転電気機器のアーマチュア、例えば自動車のオルタネータのステータにリンクされた第2下方サブアセンブリ16とから成っている。
【0032】
このオルタネータは、変形例として、リバーシブルにすることができ、電動モータモードでは、自動車を始動するように作動する。かかるオルタネータを、オルタネータ兼スタータと呼ぶ。
【0033】
2000年3月10日に出願され、フランス国特許公開第2806223号として公開されたフランス国特許願第0003131号に記載されているように、このコネクタは、オルタネータ兼スタータの後方支持体170に取り付けられている。より詳細については、このフランス国特許を参照されたい。
【0034】
この後方支持体170は、ブラシホルダー171を固定的に支持している。このブラシホルダーのブラシは、図示されていない。このブラシは、ロータを支持するシャフトと一体的な集電リングと電気接触し、多相の場合の回転電気機器のインダクタを構成している。【0035】
このようにするために、集電リングは、通常はランデルクロータイプのロータによって支持された励磁コイルの端部にリンクされている。変形例では、ロータは、国際出願第PCT/FR/02/00037号に記載されているような、突出極タイプのロータとなっている。
【0036】
このロータのシャフトの後端部は、後方支持体によって支持されており、この後方支持体は、この目的のために中心にボールベアリングを有する。
【0037】
ロータは、一部が後方支持体170によって支持されている電気機器のアーマチュアを構成する電気機器のステータによって囲まれている。ステータは、公知の態様で金属プレートのパケット状をした本体を有し、金属プレートは、電気機器が含む位相コイルに属す導電性巻線を取り付けるためのノッチを有する。
【0038】
この巻線は、ワイヤーを有するタイプのものであるか、または変形例では、2001年4月5日に出願されたフランス国特許願第0104770号に記載されているように、バーを有するタイプのものである。位相コイルの出力は、本例ではクリンプ加工により、変形例では溶接により、本発明におけるコネクタの第2サブアセンブリ16が含む第2導電要素30、31、32の端部の1つにリンクされている。
【0039】
この実施例では、3つの要素30、31、32が設けられており、電気機器は三相タイプとなっている。
【0040】
要素30〜32の上記端部は、フランス国特許公開第2754650号に記載されているように、剥き出しのクリンプ用ラグから成っている。
【0041】
これら導電要素30、31、32は、本例では、金属製の導電性ストリップから成っている。これらのストリップは、電気機器の後方支持体170にネジ172によって固定された支持体を形成する電気絶縁性部品17内に埋め込まれている。ネジ172のヘッドは、支持体に当接しており、各ネジは、後方支持体170のネジ内にねじ込まれるよう、コラム(図面では符号なし)を貫通している。スペーサを形成するこれらのコラムは、支持体17と一体的部品であり、支持体17はコラムと一体的に成形されるので、コラムは電気的に絶縁性となっている。
【0042】
これら導電要素30、31、32は、他端部に第2支持面33、34、35を有し、これらの支持面は、カバーされず、各々は、支持体17に属する反作用エリア53、54、55に、直接に、また変形例では中間層を介して、間接的に接触している。これら支持面32〜35は、環状面状となっており、導電要素30〜32が第2支持面32〜35の領域内に高い領域を有するよう、本例では、ブラシホルダー171を支持する支持体17の突起50の上方面に取り付けられている。
【0043】
支持体17は、成形可能なプラスチックで製造されており、ブラシホルダー171は、この支持体17と一体成形されている。
【0044】
本発明に係わるコネクタは、後方支持体と電子ボックス内に取り付けられた電気機器のアーマチュアの位相コイルを制御するためのシステムとの間で作動する接続装置に属している。
【0045】
この接続装置は、電子ボックスに取り付けられた別のコネクタを有し、電気ケーブル121、122、123が、これら2つのコネクタを互いにリンクしている。
【0046】
各ケーブルは導電性ワイヤーから成り、各ワイヤーには、電気絶縁性シースが設けられている。これらのワイヤーは、必要な場合には、電気ケーブルを電磁波からシードするために、金属編組を有する共通シースによって囲まれている。
【0047】
本発明によれば、各々が第1支持面23、24、25を有する少なくとも2つの第1導電要素20、21、22を備える第1サブアセンブリ15と、各々が第2支持面33、34、35を有する少なくとも2つの第2導電要素30、31、32を備える第2サブアセンブリ16との間の電気接続部を形成するためのコネクタであって、前記第1支持面23、24、25が、第2支持面33、34、35に、それらの面の一方を介して電気接触し、かつ前記第1サブアセンブリ15に属する圧力エリア43、44、45に、他の面を介して当接するようになっており、一方、前記第2支持面33、34、35の他の面が、前記第2要素30、31、32を固定するために、前記第2サブアセンブリ16が有する支持体17に属する反作用エリア53、54、55に当接するようになっており、前記圧力エリア43、44、45と前記反作用エリア53、54、55との間で、組み立て手段60が作用し、かつこれらエリアの間に、前記第1支持面23、24、25および前記第2支持面33、34、35をクランプするとともに、前記支持面に接触圧を加えるようになっている、電気接続部を形成するためのコネクタであって、前記第1サブアセンブリ15が、前記第1導電要素20、21、22を位置決めし、フレキシブルに取り付けるためのケーシング18を有し、該ケーシングが、圧力エリア43、44、45を支持するとともに、この圧力エリア43、44、45と反対側で、前記第1支持面23、24、25を移動できるようにするためのオリフィス71を有することを特徴とする。
【0048】
図面において、ケーシング18の境界は、一方の第1要素20、21、22を位置決めするためのボックス70と、他方の圧力エリア43、44、45を有する圧力カバー80とによって定められている。圧力エリア43、44、45と反対側のこのボックス70は、第1支持面23、24、25を移動できるようにするためのオリフィス71を有する。
【0049】
従って、第1導電要素の自由端には、可撓性、従って折り曲げ可能な支持面がある。
【0050】
導電要素の数は、使用例によって決まる。2つ、または4つ、または6つの導電要素を設けることも可能である。
【0051】
ここで、3つの第1および第2導電要素が設けられ、これによって、導電要素の良好な接触表面積と圧力の良好な分布と、大電流を通過させることとの間で、良好な妥協が図られる。
【0052】
圧力エリアと反作用エリアとは、後述するように、3つのスロット46〜48および3つの絶縁パーティション56〜58によって、それぞれ3つの部分にサブ分割されている。
【0053】
カバー80と、ボックス70と、支持体17とは、多数の機能を有する所望の形状にできるように、成形可能な絶縁性材料、本例ではプラスチックで製造されている。
【0054】
これらの部材70、80を補強するために、リブ79、89を設けることが好ましい。
【0055】
変形例では、上記プラスチックは、ファイバーによって補強される。
【0056】
圧力エリア43、44、45は、第1導電要素20〜22を正しく曲げるように、耐クリープ性絶縁材料から製造されている。
【0057】
カバー80も、耐クリープ性絶縁性材料で製造されている。
【0058】
反作用エリア53、54、55は、クランプ力を正しくに吸収できるよう、耐クリープ性絶縁材料から製造されている。
【0059】
反作用エリア53、54、55およびカバー80は、導電要素を共に正しくクランプできるように、熱硬化性プラスチックで製造されている。
【0060】
一実施例における反作用エリアの材料は、第2サブアセンブリ16を経済的にし、支持体の他の部分の材料を正しく選択することにより、第2導電要素30〜32のまわりに支持体17を正しく重ね成形できるよう、支持体17の他の部分の材料よりも、耐クリープ性が大きくなっている。
【0061】
変形例では、支持体17は、単一材料から製造されており、反作用エリアの領域内に、補強インサートが設けられている。
【0062】
ボックス70は、カバー80よりも耐クリープ性が小さい材料、本例ではプラスチックで製造されているので安価である。
【0063】
本例における反作用エリア53、54、55は、ボックス70のオリフィス71内に嵌合するようになっている上記突起50から成り、従って、ボックス70はクランプ力を受けない。突起50は、組み立て手段60を貫通させるための中心開口部159を有する。
【0064】
反作用エリアは、第2支持面33、34、35を、本例では円周方向に互いに分離するための絶縁パーティション56、57、58を、図2の組み立て軸線A−Aに対する軸方向の射影内に有する。
【0065】
これら絶縁パーティションは、反作用エリア53、54、55の外周部から、前記反作用エリアが軸方向の射影内に有する中心リング159まで、径方向に延びている。
【0066】
リング59の中心開口部は、突起の中心開口部159を延長させている。
【0067】
従って、中心リング59と突起50とは、組み立て手段60が中心部を横断するようになっている。
【0068】
従って、反作用エリア53、54、55は、内部、すなわち中心が中空であり、組み立て手段が貫通できるようになっている。
【0069】
反作用エリア53、54、55を支持する突起50の外周部は、円形の孔の形状をしたオリフィス71内に、取り付け間隙をもって嵌合できるような円筒形となっている。
【0070】
圧力エリア43、44、45は、カバー80から立ち上がり、オリフィス71に向いている軸方向の突起から成っている。
【0071】
圧力エリア43、44、45は、放射状のスロット46、47、48により、環状セクター43、44、45に分離されている。
【0072】
スロット46、47、48の幅は、スロット46、47、48にパーティション56、57、58が進入できるよう、反作用エリアを絶縁するためのパーティション56、57、58の厚さと一致している。
【0073】
従って、第2サブアセンブリに対する第1サブアセンブリ15の回転角方向の位置を、簡単かつ安価に定めることができる。パーティションおよびスロットの位置を非対象にすることによって、割り出し装置を容易に形成できる。従って、反作用エリアは、パーティションを介して、雌形タイプの圧力エリアのスロットに嵌合する雄形タイプとなっている。
【0074】
セクター43、44、45は、反作用エリア53、54、55の中心リング59が嵌合できるように、中心がリセス状となっている。
【0075】
圧力エリア43、44、45は、開口部159および反作用エリア53、54、55の中心リング59の開口部と整合するようになっている開口部49を中心に有し、この開口部を、組み立て手段60が貫通できるようになっている。
【0076】
圧力エリア43、44、45の外周部は管状となっている。
【0077】
本例では、カバー80およびボックス70の前方部分は、図4および図5から良く判るように、丸い形状となっている。圧力エリアおよびオリフィス71は、それぞれこの前方部分に属する。
【0078】
カバー80およびボックス70は、中空状であり、全体として、前方が丸くなっているボート状となっている。
【0079】
公知のように、電気導線内を電流が通過すると、ジュール効果により、導電性材料が加熱される。この加熱は、材料の抵抗と電流強度の積に比例する。従って、第1導電要素20〜22の断面は、これら要素20〜22の温度が、コネクタを発火させる恐れのある温度に到達する最小断面よりも大きくなっていなければならない。同じことが、第2導電要素にも当てはまる。
【0080】
各第1導電要素は、第2の下方サブアセンブリ16の1つの電気位相コイルを、当該電気ケーブル120〜122の電気ワイヤーに電気的にリンクすることができる。
【0081】
後方部分では、圧力カバー80は、電気ケーブル120〜122を固定するための手段を有する。
【0082】
図4で断面を見ることができるカバー80の後方自由端は、ケーブルを係止するための部品86を有する。係止する各部品は、ほぼ半円形となっている。係止部品86の内径は、当該電気ケーブル120〜122の外径とほぼ対応している。
【0083】
各係止部品86の内側表面には、突起(符号なし)が配置されている。この突起は、3つの平行な列となるように配置されており、当該ケーブルを、関連する係止部品86内の所定位置に置くと、電気ケーブルがカバー80に対して長手方向にスリップできないようにすることができる。
【0084】
言うまでもなく、ボックス70は、後方部分と同じように、ケーブル120〜122のための円形通路を形成するよう、カバー80の係止部品86に向く相補的な係止部品76を有する。
【0085】
第1の上方サブアセンブリ15の取り付けは、次のとおりである。
【0086】
第1位置で、電気ケーブル120〜122を準備する必要がある。所定長さにわたって、電気ワイヤーをフリー状態のままにするように、シースの自由端部分を除く。
【0087】
各電気ワイヤーのフリー長さを、ボックス70内への取り付けを行うことができるように調節する。ケーブルの剥き出し端部は、ターミナル123〜125によって第1導電要素に固定されている。これらターミナルは、後述するように第1導電要素に属する。
【0088】
次に、後述するように、導電要素20〜22のための位置決め手段78、および分離パーティション77が設けられたボックス70内に、導電要素が取り付けられたケーブルを取り付ける。
【0089】
最後に、後述するように、導電要素20〜22の立ち上がりを防止するための手段88が設けられたカバー80を使用することによってボックスを閉じると、運搬可能な、かつ損失防止された、容易に取り扱いできる第1サブアセンブリ15が得られる。
【0090】
第1上方サブアセンブリ15の係止部分86、76内だけでなく、第1サブアセンブリ15を除く各電気ケーブル120〜122のまわりにも、熱収縮性シースを配置することが望ましい。加熱後、この熱収縮性シースは、電気ケーブルと第1サブアセンブリ15との間の良好なリーク防止密閉性を保証する。
【0091】
第1の上方サブアセンブリ15と結合するようになっている第2の下方サブアセンブリ16は、上記のように回転電気機器に固定されている。
【0092】
図2の組み立て軸線A−Aを中心として、突起50の領域内に電気絶縁性支持体17が配置されている。この突起50は、本例では、回転電気機器の回転軸線に対して放射状に配向されている。
【0093】
3つの第2導電性接点要素30〜32は、支持体17の成形された絶縁材料を介して、互いに電気的に絶縁されている。これら各要素は、支持体と面整合する。アクティブで剥き出しの上方水平接点表面、すなわち、第2支持面33〜35を有する。これらアクティブ表面は、第1導電要素20〜22の接触支持面23〜25のカウンター部分となっている。
【0094】
図では、組み立て手段60は、第2サブアセンブリ16と一体的な単一のネジ63と、ワッシャー65を介してカバー80の上面に当接しているナット64を含む。この上面は、カバー80が有する底部72に属する。ネジ63は、圧力エリアの開口部49だけでなく、反作用エリアの中心リング59をも、軸方向に貫通している。ネジ63の軸方向の対称軸線は、組み立て軸線A−Aを構成している。
【0095】
ネジ63のヘッド61は、本例では間接的に、変形例では直接に、支持体17と一体的となっている。
【0096】
従って、第1サブアセンブリ15をそのケーシング18と共にネジ63に螺合し、ナット64を使用して、ネジ63のネジ切りされた自由端に螺合することによって、固定を確実にすることができる。
【0097】
組み立てネジ63の代わりに、他の組み立て手段、例えば弾性リセスによるクリップ固定と置き換えてもよい。
【0098】
変形例では、組み立て手段は、ネジ63の代わりのリベットから成っている。この場合、コネクタは分解できない。ナットとボルトを使った解決案が好ましい。その理由は、クランプを良好に制御できるからである。
【0099】
本発明にかかわる装置には、第1導電要素のフレキシブルな取り付けにより、振動に影響されにくいという利点がある。
【0100】
更に、回転電気機器の位相コイルの結合が星形結合、またはデルタ結合のどちらであるかにかかわらず、コネクタは同じであり、そのため、ボックス70およびカバー80を製造するためのモールドを標準化できる。
【0101】
コネクタを幾何学的にコンパクトにできるので、これによって、オルタネータの場合、またはオルタネータ兼スタータの場合において、回転電気機器のスタータに属するアーマチュアの位相コイル出力端の長さを最小にできる。
【0102】
ケーシング18と支持体17との間に、単一の組み立て手段60が存在することが理解できると思う。
【0103】
本例では導電性であるこの組み立て手段は、オリフィス71および圧力エリア43〜45と組み合わせると、圧力を均一に分布させることができる。
【0104】
突起50内に埋め込まれたインサートへのローレットによってネジを挿入し、もって、このネジを捕捉された状態に維持できるように、ネジ63の下方ヘッド61の領域内の63に、ローレットをつけることが好ましい。このインサートは、アースにリンクすることが好ましい。この場合、組み立て手段は、支持体17と一体的となる。
【0105】
変形例では、インサートは、支持体170と一体的に鋳造されたコラム状のボス173に置き換えられており、このボスは、アルミニウムをベースにしている。図2から判るように、その自由端で、突起50の下面に対するガイドとして働く。
【0106】
ネジ63の下方ヘッド61は、コラム173が支持体170に固着された領域において形成されたカウンターシンク174により形成されたショルダー175に当接している。ネジ63は、その本体と共にコラム173を貫通するだけでなく、反作用エリアおよび圧力エリアおよび支持ワッシャー65、例えばグロワーワッシャーまたはベルビーユワッシャーを貫通している。ワッシャー65は、圧力エリアと反対のカバーの上面に当接している。
【0107】
ネジの自由端には、支持ワッシャーに接触するよう、組み立てナット64がねじ込まれている。このナットは、支持ワッシャーをカバー80の上面に接触させるように押圧している。言うまでもなく、ネジ63は、このネジをコラムに係止するためのヘッド61の近くにローレット62を有し、このコラムは、図2から判るように、この目的のために、ショルダー175の近くにおいて、局部的な直径縮小部を、内側の一部に有する。
【0108】
変形例として、カバーの上面にナットを固定することができ、ネジのヘッドがナットにねじ込まれるよう、支持体17に直接または間接的に当接している。
【0109】
変形例では、この構造を逆にすることができる。すなわち、ネジ63をカバー80と一体的にし、ヘッド61を介して、カバー80の上面に当接し、ローレット63によって、開口部49内に圧嵌めすることができる。次に、ナットを下方からねじ戻し、ワッシャー65を介して、ショルダー175に当接する。
【0110】
いずれのケースにおいても、導電性組み立て手段60は、カバー80に直接または間接的に当接しているショルダー付き部分、例えばヘッドまたはナットと、圧力および反作用エリア、従って第1導電要素を軸方向へ貫通する本体とを有する。これら組み立て手段60の軸方向の対称軸線は、図2の組み立て軸線A−Aを構成している。
【0111】
図では、ケーシング18のカバー80およびボックス70は、図2の組み立て軸線A−Aに対して横方向に延び、中空状となっている。
【0112】
これらの各々は、底部82、72をそれぞれ有し、これらの底部は、底部82、73に対して直角な周辺リム83、73によって、それぞれ境界が定められている。
【0113】
ボックス70のリム73の上面は、カバー80のリム83の下面に接触するようになっているので、これら2つの部品を組み立てた後は、ケーシング18がリークを防止する密閉状態となる。必要であれば、このリークを防止する密閉性を改善するために、リム73、83の一方にガスケットを接着してもよい。
【0114】
カバー80は、クリップ留めによってボックス70に組み立てられているので、これを分解できる。このようにするために、カバー80は、リム83に沿って突起84を有し、一方、ボックス70には、突起84に垂直に延びる相補的な突起74が、リム73に沿って設けられている。これらの突起74、84は、突起の各グループに対して、本例では6個設けられている。これらの分布については、図4および図5を参照されたい。
【0115】
ボックス70のリム73から突出している突起74は、カバー80の関連する中実突起84を収容するためのリセスの境界を定めるよう、リム73よりも高いU字形のラグとなっている。これら各突起84は、ラグ74のU字形の底部と協働し、かつカバー80とボックス70とを共に組み立てる間、これらラグを離間するようになっている傾斜した平坦部を有する。次に、ラグ74は、ラグ74のU字形の底部が交差するとすぐに閉じる。
【0116】
言うまでもなく、構造を逆にすることもできる。すなわち、リム83からラグが立ち上がり、リム73から中実突起が突出するようにすることができる。いずれの場合においても、中空ラグ74は、クリップ留めにより突起84と係合するようになっている。
【0117】
変形例では、カバー80とボックス70の組み立てを、リム73、83の領域で作動するネジまたはボルトを使用することによって行う。
【0118】
変形例では、カバー80と70との組み立ては、リム73、83の領域において、リベットを使用するか、または接着、溶着、レーザータイプの溶着、または超音波タイプの溶着により、これらの組立体を分解できないように実行される。
【0119】
ボックスの底部72の上面には、2つの分離パーティション77がある。このことは、2つの分離パーティション87を有するカバー80の底部82の下面についても当てはまる。
【0120】
パーティション77、87は、形状が同じであり、その各々は、本例では円形のより大きいサイズのオリフィス71の境界を定める、円形セクター状をした前方部分を有する。
【0121】
パーティション77、87の後方部分は、パーティション77の場合はラグ74の、パーティション87の場合は、中実突起84のそれぞれの延長部において、ボックス70およびカバー80のリム73、83の後方部分に、それぞれ接続されている。
【0122】
パーティション77、87の後方部分のほうが、前方部分および前方部分と後方部分とを接続する中間部分よりも広くなっている。
【0123】
パーティション77、87の中間部分は、前方部分と幅が同じであり、中間部分の延長部である後方部分と同じように、長手方向に延びている。
【0124】
パーティション77の前方部分は、第1支持面23〜25を分離し、かつこれらを互いに絶縁するように働く。第1支持面は、図6から良く判るように、本例では環状セクター状となっており、これらセクターは、反作用エリアのパーティションが通過するためのスロットによって分離されている。
【0125】
パーティション77、87は、対応する形状となっている。圧力エリア43〜45と、パーティション87の前方部分およびリム83の前方部分との間には、間隙が存在する。リム73の前方部分は、オリフィスまたは開口部71の境界を定めている。
【0126】
係止部分76、86は、リム73、83の後方部分に作用する。
【0127】
リム73、83は、丸い前方部分に接続するための2つの長手方向部分に対して直交する後方部分を有するので、これらのリムは、長方形となっており、その幅の一方は、前方部分を構成する丸い部分と置換されている。従って、この幅は、ボックス70およびカバー80と同じである。ケーブル120〜122を係止するための部品76、86は、これらケーブルに対するジョーを構成し、リム73、83の後方部分に作用する。
【0128】
パーティション77、87および長手方向部分は、図4および図5から判るように、係止部品76、86の境界を定めている。
【0129】
図4および図5に示すように、リム73、83およびパーティション77、87は、3つの第1導電要素20〜22を絶縁状態に取り付けるための3つのハウジングの境界を定めている。環状セクター状となっているこれら導電要素のうちの前方部分は、本例では円形孔状となっているオリフィス71内まで延びる3つの第1支持面23〜25を画定している。これら支持面23〜25は、導電要素20〜22の自由端を構成している。
【0130】
各第1導電要素20〜22の後方部分は、2つのエッジを下方に折り曲げた後に、各第1導電要素20〜22の後方部分が、ケーブル120から122の電気ワイヤーの剥き出し端部をクランプし、固定するターミナル123〜125を構成し、電気接点となるように、横方向にエッジを有する。
【0131】
この理由から、パーティション77の後方部分は、ターミナル123〜125を正しく固定するように、より広くなっている。
【0132】
言うまでもなく、ケーブル120〜122の電気ワイヤーの本数は、使用例に応じて決まる。
【0133】
ターミナル123〜125は、電気ケーブルに取り付けるためのターミナルとなっている。
【0134】
第1支持表面23〜25を構成する環状セクターは、本例では同じ長さであり、ボックス70およびカバー80を破損したり、着火したりする恐れを生じることなく、大電流を通過させることができ、よって3つの導電要素20〜22の構造が有利となっている。
【0135】
その理由は、嵩が同じ場合組み立て手段60によって、コネクタを固定した後に、2つまたは4つの導電要素を用いる場合よりも、より良好にバランスのとれた圧力を保証しながら、例えば4つの導電要素を用いた構造よりも大きい電流を流すことができるからである。
【0136】
第1導電要素20〜22は、導電性金属プレートをカットアウトすることによって得られた金属製の平らなストリップから成っている。
【0137】
各第1導電要素20〜22は、その前方部分をターミナル状の後方部分に接続する中間部分を有する。この中間部分は、ボックス70の底部72に当接するようになっている。
【0138】
各中間部分は、孔(符号なし)を有し、この孔に、ボックス70の底部72と一体成形された材料のピップ78が嵌合されている。
【0139】
ケーブルのハウジングごとに1つの割合で設けられた3つのピップ78が、導電要素20〜22のうちの3つを貫通するよう、ピップは、とがった形状の端部、本例では尖頭アーチ状をしたピンとなっている。
【0140】
ボックス70が、その分離パーティション77およびそのリム73と共に、第1導電要素20〜22を位置決めするためのボックスを構成するように、図6から判るように、ボックス70をカバー80によって閉じる前に、第1導電要素20〜22を位置決めするための手段が構成される。
【0141】
カバー80には、成形によって形成された、底部82の下面から突出する3つのソケット88がある。これらソケット88は、ピップ78のためのレセプタクルとして働くとともに、図2から判るように、当該第1導電要素20〜25に当接するようになっている。ここで、ピップ78は、底部82によって閉じられたソケット88内に、間隙をもって嵌合している。
【0142】
このような構造により、各第1支持面23〜25は、オリフィス71内に嵌合し、かつボックス70の底部72と、第1導電要素20〜22のためのある種の立ち上がり防止手段を構成するソケット88との間に、各第1導電要素20〜22の中間部分が挟持されるので、各第1支持面23〜25は、ビームと同じように曲がることができる。
【0143】
言うまでもなく、カバー80の立ち上がり防止手段88、およびボックス70の位置決め手段78は、別の形状でもよい。例えば第1導電要素20〜22は、それらのうちの少なくとも1つの場合に、ボックス70からの突起が嵌合するノッチを横方向に有していてもよい。この位置決め手段は、2つの横方向の突起から構成され、一方、立ち上がり防止手段はカバー80から突出し、防止手段70の横方向の突起の間で延びる中実突起から構成できる。
【0144】
いずれのケースにおいても、立ち上がり防止手段は、カバー80から起立したエンドストッパーから成っている。防止手段およびカバーは、成形可能なプラスチックによって製造されるので、成形によって、これらすべての形状が容易に得られる。
【0145】
後方に向かって高さが低くなっている補強リブ79、89を、それぞれ底部72、82の下面および上面に設けるために、このことを活用できる。
【0146】
リブ79、80の少なくとも一部は、組み立て軸線A−Aに沿って、軸方向を向く環状スカート91、101に接続されている。
【0147】
カバー80の上方スカート101は、組み立て手段、本例ではナット64およびそのワッシャー65の端部の一方を収容するためのキャビテイの境界を定めている。このキャビテイは、外側に開口しており、上記のように組み立て手段60のネジ63が横断するようになっている開口部が設けられた底部を有する。このキャビテイの底部は、底部82に属し、従ってカバー80の上面に属す。
【0148】
ボックスのスカート91の内径は、本例では円形であるオリフィス71に等しい。
【0149】
従って、スカート91は、オリフィス71を内部で軸方向下方に延びている。
【0150】
スカート91は、反作用エリア53〜55、従って、上面における領域で、支持面33〜35を支持する中空突起50のためのレセプタクルとして働く。
【0151】
突起50の周辺スカートの外径は、取り付けがリークを防止する密閉状態となるように、取り付け間隙の範囲内でスカート91の内径に等しい
【0152】
第1サブアセンブリは厚さが薄く、制御システムが、この場所に取り付けられていない場合、回転電気機器の背部まで容易に収容される。
【0153】
第1サブアセンブリ15は、この場所で利用できるラジアル空間を占めている。
【0154】
この第1導電要素20〜22が簡潔になっているだけでなく、ターミナル123〜125によるケーブルが、低コストかつ信頼性高く電気的にリンクされていることが理解できると思う。
【0155】
これら導電要素の前部を曲げ、もって第2支持面に接触させるよう、ストリップ状の第1導電要素の後部を除く平らな形状が活用されている。
【0156】
言うまでもなく、本発明は、図示した実施例だけに限定されるものではない。
【0157】
例えば、カバー80を2種類の材料で構成することができ、金属製の上方部分に、重ね成形された絶縁材料製の下方部分を設ける。
【0158】
ボックスは、2種類の材料製とすることができ、金属製の下方部分に重ね成形された絶縁材料製の上方部分を有する。
【0159】
スカート101を有するか、または有しない圧力エリアを、変形例では、カバーの他の部分に、例えば重ね成形、接着、クリッピング(クリックイン)、または溶着、例えば超音波またはレーザータイプの溶着によって、カバー80の他の部分に固定してもよい。カバーの他の部分は、いずれの場合においても、圧力エリアを支持している。
【0160】
本例では、経済的な理由から、ボックスとカバーは、ファイバーによって補強されていないが、変形例では、補強ファイバーを混入することも可能である。
【0161】
変形例では、スカート91およびオリフィス71を有するケーシングを、第1導電要素に重ね成形することによって製造されており、導電要素の第1支持面は、オリフィス71の領域内に見ることができる。この場合、圧力エリアは、ケーシングに上記の方法(重ね成形、クリッピング、接着、溶着など)で固定されている。いずれのケースにおいても、ケーシングは圧力エリアを支持する。
【0162】
言うまでもなく、カバーは、耐クリープ性圧力エリアを有していてもよく、残りの部分は、耐クリープ性の低い材料で製造され、ファイバーによって補強される。
【0163】
一変形例におけるこの圧力エリアの自由端には、例えばより硬度の高いコーティングが設けられた1つ以上の層が設けられている。本例におけるこの圧力エリアの外径は、支持面23〜25がオリフィス71内に嵌合できるよう、オリフィス71の外径以下となっている。この外径は、本例では突起50の外径に等しいが、変形例では、この突起の外径よりも小さくされている。
【0164】
パーティション77、87の後方部分が、ターミナル123〜125を係止していれば、これらパーションの中間部分を省略できる。
【0165】
言うまでもなく、すべて底部72、82と直交するピップ78およびソケット88のパーティション77、87の高さは、リム73、83が互いに接触できるような寸法となっている。
【0166】
スカート91は、突起50、従って、反作用エリアをガイドできるようにしている。組み立て時に手段60を使用することによって、支持面23〜25は、圧力エリア(従ってこれを構成するカバーの突起)により押圧されて、曲げられ、円筒形スカート91として延びているオリフィス71に係合する。
【0167】
組み立て後、支持面23〜25には応力がかかり、これらの面は、第2支持面33〜35の形状と一致する。これによって、平坦性の欠陥および製造上の公差をなくすことができる。
【0168】
従って、2つのサブアセンブリ15〜16の組み立て中に、支持面23〜25の曲げ運動が生じる。ボックス70は、組み立て手段によって生じる力を受けないことが理解できると思う。
【0169】
変形例として、圧力エリアおよび反作用エリアは、オリフィスの断面を正方形または長方形にすることができるように、断面が正方形または長方形の筒状とすることができる。オリフィスおよび圧力エリア、並びに反作用エリアも、同じように多角形断面とすることもできる。いずれの場合においても、圧力エリアおよび反作用エリア(従って突起も)は、オリフィス71以下の大きさの断面となっている。
【0170】
支持体17を有する第2サブアセンブリ16は、フランス国特許公開第2806224号に記載のタイプのオルタネータ兼スタータに取り付けるようになっている。
【0171】
より詳細については、上記フランス国特許公開公報の図8を参照されたい。この引用例は、支持体が後方支持体に取り付けられた第2アセンブリだけでなく、回転角を調節しながら後方支持体にラグを固定するための細長い開口部を備えたラグを有するセンサーホルダーも示している。この後方支持体は、ロータと後方支持体との間に埋め込まれたターゲットホルダーと一体的な磁気ターゲットを、センサーを介して検出するための開口部を有する。
【0172】
この後方支持体は、例えばネジまたはタイロッドを使用して、前方支持体と一体的とされ、ボールベアリングにより、ロータのシャフトの前端部を中心に支持している。このシャフトの前端部にはプーリーが固定され、少なくとも1つのベルトを備える伝達装置により、自動車の内燃機関の駆動シャフトとリンクされている。
【0173】
この支持体には、孔が開けられており、ロータの端部に支持された内側ファンの回転によって生じる冷却空気を循環させるようになっている。この支持体は、中空状となっており、ボールベアリングにより、ロータを支持するシャフトを中心で支持し、その外周部で、ステータの本体を支持している。
【0174】
アルミニウムで製造することが好ましいこの支持体は、アースのリターン路となっており、自動車の固定部品に固定し、調節するためのラグを有する。
【0175】
変形例では、オルタネータ兼スタータは、水によって冷却されるようになっており、冷却液、通常は自動車のエンジンからの冷却水を循環させるためのチャンバが支持体に設けられている。
【0176】
次に、第2サブアセンブリは、ブラシホルダーを支持する支持体と一体的となっている。【0177】
本発明のコネクタは、電子制御装置および制御兼管理ユニットも設けられているモニタモジュールを含む電子ボックスと、電気機器とを接続するための装置に属する。
【0178】
この電気機器は、リバーシブルであり、自動車を始動するための電動モードでも作動できるし、自動車のバッテリーを再充電したり、自動車の電力消費ユニットに給電するためのオルタネータモードでも作動できる。
【0179】
より詳細については、上記引用例を参照されたい。
【0180】
本発明のコネクタは、42ボルトの電圧で作動する回転電気機器に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】
オルタネータ兼スタータを構成する多層のリバーシブルな回転電気機器の後方支持体に取り付けられた、本発明のコネクタの斜視図である。
【図2】
コネクタが含む組み立て手段を示す図で、図1の2−2線に沿う軸方向部分断面図である。
【図3】
コネクタが含む第2サブアセンブリの斜視図である。
【図4】
コネクタが含む第1サブアセンブリに属する圧力カバーの斜視図である。
【図5】
コネクタの第1サブアセンブリが含む位置決め防止するの斜視図である。
【図6】
圧力カバーのない、回転電気機器の後方支持体に取り付けられたコネクタの斜視図である。
【図7】
圧力カバーのリブを示すように、別の角度から見たコネクタの斜視図である。
【符号の説明】
15 第1上方サブアセンブリ
16 第2下方サブアセンブリ
17 絶縁部品
18 ケーシング
20、21、22 第1導電要素
23、24、25 第1支持面
30、31、32 第2導電要素
33、34、35 第2支持面
43、44、45 圧力エリア
46、47、48 スロット
49 開口部
50 突起
53、54、55 反作用エリア
56、57、58 絶縁パーティション
59 リング
60 組み立て手段
61 ヘッド
62 ローレット
63 ネジ
64 ナット
65 ワッシャー
70 ボックス
71 オリフィス
72、82 底部
73、83 リム
74 突起
76 相補的係止部品
77 分離パーティション
78、79 リブ
80 カバー
84 突起
86 係止部品
88 ソケット
91、101 スカート
120〜122
123〜125 ターミナル
159 リング
170 後方支持体
172 ネジ
173 コラム

Claims (18)

  1. 各々が第1支持面(23)(24)(25)を有する少なくとも2つの第1導電要素(20)(21)(22)を含む第1サブアセンブリ(15)と、各々が第2支持面(33)(34)(35)を有する少なくとも2つの第2導電要素(30)(31)(32)を含む第2サブアセンブリ(16)との間の電気接続部を形成するためのコネクタであって、前記第1支持面(23)(24)(25)が、第2支持面(33)(34)(35)にそれらの面の一方を介して電気接触し、かつ前記第1サブアセンブリ(15)に属する圧力エリア(43)(44)(45)に、他の面を介して当接するようになっており、一方、前記第2支持面(33)(34)(35)の他の面が、前記第2要素(30)(31)(32)を固定するために、前記第2サブアセンブリ(16)が含む支持体(17)に属する反作用エリア(53)(54)(55)に当接するようになっており、前記圧力エリア(43)(44)(45)と前記反作用エリア(53)(54)(55)との間で組み立て手段(60)が作用し、これらエリアの間に、前記第1支持面(23)(24)(25)および前記第2支持面(33)(34)(35)をクランプするとともに、前記支持面に接触圧を加えるようになっている、電気接続部を形成するためのコネクタにおいて、
    前記第1サブアセンブリ(15)が、前記第1導電要素(20)(21)(22)を位置決めし、フレキシブルに取り付けるためのケーシング(18)を備え、該ケーシングが、圧力エリア(43)(44)(45)を支持するとともに、この圧力エリア(43)(44)(45)の反対側で、前記第1支持面(23)(24)(25)を移動できるようにするためのオリフィス(71)を有することを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ケーシング(18)が、前記第1導電要素(20)(21)(22)を位置決めするためのボックス(70)によって境界が定められ、かつ前記圧力エリア(43)(44)(45)を支持する圧力カバー(80)によって境界が定められ、前記圧力エリア(43)(44)(45)と反対側の前記ボックス(70)が、前記第1支持面(23)(24)(25)を移動できるようにするためのオリフィス(71)を有し、前記ボックス(70)と前記カバー(80)との間で、固定手段(74)(84)が作用するようになっていることを特徴とする、請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記カバー(80)、前記ボックス(70)および前記支持体(17)が、成形可能な材料から製造されており、電気的に絶縁性であることを特徴とする、請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記ボックス(70)が、前記カバー(80)よりも耐クリープ性が小さい材料から製造されていることを特徴とする、請求項3記載のコネクタ。
  5. 前記圧力エリア(43)(44)(45)および前記反作用エリア(53)(54)(55)が、電気的に絶縁性であり、かつ耐クリープ性材料から製造されていることを特徴とする、請求項1記載のコネクタ。
  6. 前記反作用エリア(53)(54)(55)が、前記ケーシング(18)のオリフィス(71)の断面以下の大きさの断面を有する突起(50)から成り、かつ前記圧力エリア(43)(44)(45)が、前記ケーシング(18)から立ち上がり、前記オリフィス(71)に向いている突起から成ることを特徴とする、請求項5記載のコネクタ。
  7. 前記反作用エリアが、投影面に前記第2支持面(33)(34)(35)を互いに分離するための絶縁パーティション(56)(57)(58)を有し、前記圧力エリア(43)(44)(45)が、放射状に配向するスロット(46)(47)(48)により、セクター(43、44、45)に分離されており、絶縁パーティション(56)(57)(58)が、前記スロット(46)(47)(48)に嵌合できるよう、前記スロット(46)(47)(48)の幅が、前記絶縁パーティション(56)(57)(58)の厚さと一致していることを特徴とする、請求項6記載のコネクタ。
  8. 前記反作用エリア(53)(54)(55)の外周部が円筒形であり、前記ケーシング(18)が有する円筒形スカート(91)に嵌合しうるようになっており、前記スカート(91)の内部へ、円形の前記オリフィス(71)が延長していることを特徴とする、請求項6記載のコネクタ。
  9. 前記組み立て手段(60)が、前記ケーシング(18)に当接するショルダー付き部分(61)(64)と、前記圧力エリア(43)〜(45)、反作用エリア(53)〜(55)、および前記第1導電要素(20)〜(22)を軸方向に貫通する本体を有することを特徴とする、請求項1記載のコネクタ。
  10. 前記ボックス(70)が、前記第1導電要素(20)〜(22)のための位置決め手段(78)を有し、前記カバー(80)が、前記第1導電要素(20)〜(22)の立ち上がりを防止するための手段(88)を備えることを特徴とする、請求項2記載のコネクタ。
  11. 前記ボックス(70)が、前記位置決め手段を構成する少なくとも2つのピップ(78)が設けられた底部(72)を有し、各ピップが、第1導電要素を位置決めするための第1位置決め要素の開口部に進入するようになっており、前記カバーが、ピップ(78)により突出する各ソケット(88)に進入し、前記第1導電要素(20)〜(22)の立ち上がりを防止する手段を形成するための、突出するソケット(88)が設けられた底部(82)を有することを特徴とする、請求項10記載のコネクタ。
  12. 組み立て軸線を構成する組み立て手段の軸線と直角に、第1導電要素(20)〜(22)が延び、前記第1導電要素が、金属ストリップ状となっており、各ストリップが、第1支持面(23)〜(25)を前方に有し、かつ後方に、電気ケーブル(120)〜(122)に組み立てるためのターミナル(123)〜(125)を有することを特徴とする、請求項1記載のコネクタ。
  13. 3つの第1導電要素(20)〜(22)、および3つの第2導電要素(23)〜(25)を備えることを特徴とする、請求項1記載のコネクタ。
  14. 前記ボックス(70)が、前記第1導電要素(20)〜(22)のための分離パーティション(77)を有することを特徴とする、請求項2記載のコネクタ。
  15. 前記カバー(80)および前記ボックス(70)が、中空形状となっており、これらの各々が、前記底部に垂直な周辺リム(73)(83)により境界の定められた底部(72)(82)を有し、前記固定手段が、前記カバー(80)および前記ボックス(70)のリムのうちの1つから立ち上がり、かつ前記ボックス(70)および前記カバー(80)の他方のリムから立ち上がっている突起(84)と、クリッピングにより係合するようになっている中空の突出するラグ(74)を含むことを特徴とする、請求項2記載のコネクタ。
  16. 前記リム(73)(83)が、円形の孔の形状をした前記ボックス(70)の前記オリフィス(71)の近くにおいて、丸い形状の部分を前方に有し、更に電気ケーブル(120)〜(122)のための係止部分を、相補的に後方に有することを特徴とする、請求項15記載のコネクタ。
  17. 前記カバー(80)および前記ボックスの各々が、補強リブ(89)(79)および前記組み立て手段(60)、および反作用エリア(53)〜(55)の端部の一方を選択的に収容するための環状スカート(101)(91)を有することを特徴とする、請求項2記載のコネクタ。
  18. 後方支持体(170)が、前記第1サブアセンブリの取り付けられた請求項1記載のコネクタの第2サブアセンブリ(16)の支持体(17)を支持していることを特徴とする、後方支持体(170)を備える回転電気機器。
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