JP4815968B2 - ブラシレスdcモータ - Google Patents

ブラシレスdcモータ Download PDF

Info

Publication number
JP4815968B2
JP4815968B2 JP2005275222A JP2005275222A JP4815968B2 JP 4815968 B2 JP4815968 B2 JP 4815968B2 JP 2005275222 A JP2005275222 A JP 2005275222A JP 2005275222 A JP2005275222 A JP 2005275222A JP 4815968 B2 JP4815968 B2 JP 4815968B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rewrite
motor
brushless
circuit board
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005275222A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007089313A (ja
Inventor
達久 藤井
智孝 米満
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec America Corp
Original Assignee
Nidec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
Priority to JP2005275222A priority Critical patent/JP4815968B2/ja
Priority to US11/533,822 priority patent/US7622834B2/en
Priority to CN2006101393200A priority patent/CN1941568B/zh
Publication of JP2007089313A publication Critical patent/JP2007089313A/ja
Priority to US12/576,302 priority patent/US7839033B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4815968B2 publication Critical patent/JP4815968B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、メモリの記憶データに基づいて駆動時の回転を制御する回転制御部と、この回転制御部の制御に基づいて回転駆動電流を供給する駆動回路部とを備えたブラシレスDCモータに関するものである。
ブラシレスDCモータは、OA機器、家電機器、車載機器等の幅広い用途に用いられている。これらブラシレスDCモータには、搭載される機器の目的に応じて高精度の制御を必要とされるものがある。
そのようなブラシレスDCモータのモータ制御部には、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)を備えたICが搭載されているものがある。このモータ制御部は、モータの回転状態や周囲温度などの情報、或いはモータが搭載される機器からの情報に基づいて、そのマイコンICに内蔵されているメモリの制御プログラムを動作させて、ステータへの回転駆動電流を供給することにより、マイコンICを搭載しないアナログ回路による制御方式に比べて、複雑な制御を実現することができる(例えば、特許文献1、特許文献2)。
そのモータ制御部のマイコンICに内蔵されたメモリは、コストなどの都合により読み出し専用の不揮発性メモリ(ROM)が使用されている。このROMを内蔵したマイコンICは、フィードバック制御プログラム等の制御プログラムやその他の制御に必要なデータが予め書き込まれた状態で所定の回路基板に実装され、このマイコンICが実装された回路基板はブラシレスDCモータの所定部に取り付けられる。
このようなブラシレスDCモータは、同じ回路構成であってもそのメモリに記憶された記憶データを変更するだけで多様な回転状態を設定できる利点がある。
特開2004−120980号公報 特開2002−58280号公報
ところで、マイコンに内蔵されるROMには、一度だけ書き込みができるROM(ワンタイムROM)と、何度でも書き込み変更ができるROM(フラッシュメモリ)の2種類がある。安価なワンタイムROMを内蔵したマイコンICの場合、急な設計変更が発生すると、ROMに書き込まれた内容を変更できないため、新規のマイコンICと取り替えると共に、変更前のマイコンICは廃棄するか、もしくは別機種で再利用するまで保管することとなり、余分なコストが発生する。さらに、そのワンタイムROMを内蔵したマイコンICの交換の際に、既にマイコンICが回路基板に実装済みであったり、その回路基板がモータへ取付済みであるといった組立が進行中であると、それらマイコンICを交換するための余分な工程が追加されるために、組立の作業効率が大幅に低下する。
上述のROMの記憶データの変更は、モータ制御部の設計ではしばしば発生する作業である。そのため、ワンタイムROMを内蔵したマイコンICは、それ自体は安価ではあるものの、記憶データの変更作業などが原因の一つとなって、結果的に従来のマイコン制御によって動作するブラシレスDCモータは高価となったり、製品化に時間を要するといった問題を抱えていた。
以上より、本発明の目的は、メモリに記憶データを書き込んだ後にその記憶データを変更する必要が生じても、コストと時間をかけないようにしてその記憶データの変更作業を済ませることができるブラシレスDCモータを提供することである。
上記した目的を達成するために、本発明のブラシレスDCモータは、書き換え可能な不揮発性のメモリの記憶データに基づいて駆動時の回転を制御する回転制御部と、この回転制御部の制御に基づいて回転駆動電流を供給する駆動回路部とを備えており、当該モータの回転停止時のいつでもその記憶データを書き換えができる構成であって、外部書き込み装置がそのメモリに接続できるように書き換え端子がモータの外部から接続可能にして構成されているところに特徴がある。
より詳細には、請求項1に記載の発明では、ブラシレスDCモータであって、駆動用マグネットを備えた回転体と、ステータコアにコイルが巻設されてなり前記駆動用マグネットに対向して配置されるステータを備えた静止体と、前記回転体を前記静止体に対して回転自在に支持する軸受と、書き換え可能な不揮発性のメモリと該メモリの記憶データに基づいて駆動時の回転を制御する回転制御部と該制御部の制御に基づき前記ブラシレスDCモータに回転駆動電流を供給する駆動回路部とを備えた回路基板とを有し、該ブラシレスDCモータの電源停止時に、外部書き込み装置に接続された書き換え制御ケーブルを前記回路基板の前記書き換え可能メモリに接続するための書き換え端子が、前記回路基板上に設けられ、且つ該書き換え端子は該ブラシレスDCモータの外部から接続可能に配置されていると共に、前記静止体は、内側に前記軸受を保持しかつ外側に前記ステータを保持する円筒状の軸受保持部と、該軸受保持部の外側でこれを支持するために半径方向外方に拡がる円板状のモータ支持部と、を有し、前記モータ支持部は、前記書き換え端子に外部から接続を可能にする書き換え開口部を備えている
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のブラシレスDCモータであって、前記静止体は、前記送風手段の外側を取り囲んで前記空気流が流れる空気流路を形成する外枠部と、前記モータ支持部を該外枠部に対して間隔をあけて保持する連結部と、を有している。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載のブラシレスDCモータであって、前記回路基板は、外部電源と外部制御回路の少なくとも一方に接続するためのケーブルが接続されたケーブル接続部を有し、前記モータ支持部は、前記ケーブル接続部を外部から確認することができるケーブル開口部を有し、前記書き換え開口部と前記ケーブル開口部とが連通して形成されている。
請求項4に記載の発明では、請求項2に記載のブラシレスDCモータであって、前記書き換え開口部の少なくとも一部により、前記書き換え制御ケーブルのケーブル端子を前記書き換え端子に位置決めする。
請求項5に記載の発明では、請求項1に記載のブラシレスDCモータであって、前記回転体は、空気流を発生する送風手段を有し、前記静止体は、内側に前記軸受を保持しかつ外側に前記ステータを保持する円筒状の軸受保持部と、該軸受保持部の外側でこれを支持するために半径方向外方に拡がる円板状のモータ支持部と、前記送風手段の外側を取り囲んで前記空気流が流れる空気流路を形成する外枠部と、前記モータ支持部を該外枠部に対して間隔をあけて保持する連結部と、を有し、前記回路基板は、該モータ支持部に対向して配置され、且つ少なくとも一部が前記モータ支持部から半径方向外方に突出する突出部を備え、前記書き換え端子は、該突出部の外部に面する側に設けられている。
請求項6に記載の発明では、請求項1に記載のブラシレスDCモータでは、前記回転体は、空気流を発生する送風手段を有し、前記静止体は、内側に前記軸受を保持しかつ外側に前記ステータを保持する円筒状の軸受保持部と、該軸受保持部の外側でこれを支持するために半径方向外方に拡がる円板状のモータ支持部と、前記送風手段の外側を取り囲んで前記空気流が流れる空気流路を形成する外枠部と、前記モータ支持部を該外枠部に対して間隔をあけて保持する連結部と、を有し、前記回路基板は、該モータ支持部の内側で対向するように配置されると共に、前記書き換え端子が、前記書き換え制御ケーブルが該回路基板に平行な方向から接続可能な部位に設けられている。
請求項7に記載の発明では、請求項1に記載のブラシレスDCモータであって、前記静止体は、内側に前記軸受を保持しかつ外側に前記ステータを保持する円筒状の軸受保持部と、該軸受保持部の外側でこれを支持するために半径方向外方に拡がる円板状のモータ支持部と、を有し、前記回路基板は、前記書き換え端子が設けられた面が、該モータ支持部の内側の面に対向して配置され、前記モータ支持部は、前記書き換え端子を外部から確認することができる書き換え開口部を備えている。
請求項8に記載の発明では、請求項1に記載のブラシレスDCモータであって、前記静止体は、内側に前記軸受を保持しかつ外側に前記ステータを保持する円筒状の軸受保持部と、該軸受保持部の外側でこれを支持するために半径方向外方に拡がる円板状のモータ支持部と、を有し、前記回路基板は、該モータ支持部の外側の面に対向すると共に、前記書き換え端子が設けられた面が外部に面して配置されている。
請求項9に記載の発明では、請求項1乃至8の何れかに記載のブラシレスDCモータであって、前記書き換え端子は、前記書き換え制御ケーブルとの接続が分離可能に行われるようにコネクタ式の端子を有する。
請求項10に記載の発明では、請求項1に記載のブラシレスDCモータであって、前記書き換え端子は、前記回路基板における厚み方向の側面に設けられている。
請求項11に記載の発明では、請求項1に記載のブラシレスDCモータであって、前記回路基板により、前記書き換え制御ケーブルのケーブル端子を前記書き換え端子に位置決めする。
請求項12に記載の発明では、請求項1に記載のブラシレスDCモータであって、前記書き換え端子は、補助ケーブルを介して前記回路基板とは別の部位に設けられている。
請求項13に記載の発明では、請求項1に記載のブラシレスDCモータであって、前記書き換え端子は、前記書き換え制御ケーブルとの接続を無線によって行う。
本発明のブラシレスDCモータは、当該モータの電源停止時のいつでも、外部書き込み装置が書き換え可能な不揮発性のメモリに接続できるように構成されている。そのため、種々のデータが記録されているメモリを内蔵するマイコンICを廃棄したり、再利用のために保管する等によって余分なコストを発生させたり、組立済みの製品を分解したり交換するといった余分な工程を発生させることなく、メモリの記憶データを変更することができる。
本発明を実施するための形態を、第1乃至3の実施形態として図1乃至14を参照しながら説明する。これらの実施形態では、ブラシレスDCモータがパソコンの内部を冷却するための軸流ファンとして用いられる場合を例示する。なお、以下の説明において軸線方向とは回転軸の長手方向を示し、半径方向とは回転中心を通る軸線に対して直角な方向を示す。
(第1の実施形態)
図1は、軸流ファンの斜視図である。図2は、図1に示す軸流ファンの断面図である。図3は、図1における回路基板の平面図である。図4は、書き換え可能メモリの記憶データを書き換えるための外部書き込み装置に接続されたプローブ(書き換え制御ケーブルの先端部)を示す斜視図である。図5乃至10は、図1の軸流ファンの一部を変更した変形例を示す図である。
図1の軸流ファン1Aは、インペラ(送風手段)4を備えたインペラ付きのモータ(ブラシレスDCモータ)と、このインペラ4の周囲を取り囲むと共にこのモータを支持する筐体2とを備えている。筐体2は、そのインペラ4を取り囲む円筒体3と、この円筒体3の両開口端の外側に形成された上下のフランジ3a、3bと、その円筒体3の一方の開口端の内部にそのインペラ付きモータを支持するための円板状の蓋状体(モータ支持部)8Aと、その円筒体3の内側にその蓋状体8Aを支持するために放射状に延在する複数の支持アーム(連結部)9とを備え、合成樹脂によって一体成形されている。円筒体3と蓋状体8Aとの間に形成された空隙は、そのインペラ4の回転によって円筒体3の他方の開口端から吸い込まれた空気流が通る空気流路を構成し、ここを通って筐体2の外部へ排出される。蓋状体8Aは、インペラ4側に突出する外周壁を備えるため、内側に窪んだ円形凹部を有している。
インペラ4は、図2に示すように、インペラ付きモータのモータ本体5を嵌入すると共にこのモータの回転側に取り付けられるカップ状のモータケース6と、このモータケース6の外周部に設けられた複数枚の羽根体7とからなる。モータ本体5は、蓋状体8Aの中央に円筒状の軸受保持部が設けられ、この軸受保持部の内部に一対の軸受が固定され、外部にステータ10が固定されている。その一対の軸受は、内輪がインペラ4の中央に設けられた回転軸5aに固定され、インペラ4を回転自在に支持する。モータケース6の内側には、ヨークを介して駆動用マグネットが固定され、ステータ10に対向している。ステータ10は、珪素鋼板を積層してなるステータコアの所定部に、コイルがインシュレータを介して巻設されている。なお、このインペラ付きモータでは、軸受保持部と蓋状体8Aとが静止体を構成し、ヨークと回転軸5aが回転体を構成する。
モータ本体5のモータ制御部は、何度でも書き換えが可能な不揮発性のメモリ(フラッシュメモリ)と、このメモリの記憶データに基づいて駆動時の回転を制御する回転制御部と、この回転制御部の制御に基づきステータ10へ回転駆動電流を供給する駆動回路部とを備え、マイコンを用いてPWM(パルス幅変調)制御のフィードバック制御をするように構成されている。そのために、回路基板11Aには、そのPWM制御のフィードバック制御を行うための制御プログラムやその他の制御に必要なデータが記憶されたメモリを内蔵したマイコンIC12を備えている。
この回路基板11Aは、より詳細には、図3に示すように、中央空部に蓋状体8Aの軸受保持部が貫通するほぼドーナツ板形状であり、この外径は、蓋状体8Aの外周壁の内径とほぼ同じ大きさである。回路基板11Aの両面には、配線パターンが形成されていると共に、その蓋状体8Aに対向する一側面11Aaには、マイコンIC12等の各種素子が実装されている。図3では一部の素子及び配線パターンのみを示している。この回路基板11Aは、ステータ10のインシュレータに設けられた複数の接続ピンに半田付けされてステータ10に固定されている。また、その接続ピンにはコイルが絡げられて、この接続ピンを介してコイルと回路基板11Aとが電気的に接続されている。
その一側面11Aaの外周部には、外部電源や外部制御回路と接続される複数の端子paによって構成される外部接続端子部13が設けられている。この外部接続端子部13には、外部電源や外部制御回路に接続されるケーブルLが半田付けされている。図1に示すように、蓋状体8Aにおける外部接続端子部13に対向する部分には、軸線方向且つモータ外部に向けて開口するケーブル引き出し開口部14が形成されている。各端子paに接続されたケーブルLは、そのケーブル引き出し開口部14から支持アーム9に設けられた案内溝を通って筐体2の外部へ引き出される。
一側面11Aaの外部接続端子部13の近傍には、図3に示すように、マイコンIC12の内蔵メモリにつながる書き換え端子部15Aが設けられている。この書き換え端子部15Aは、例えば5個の端子pbからなり、半田が表面実装されてなるランドによって形成され、所定の配線パターン(図略)を介してその内蔵メモリにつながっている。この書き換え端子部15Aは、外部書き換え装置の書き換え部から引き出される制御ケーブルが接続されることにより、その内蔵メモリの記憶データを書き換えることができる。なお、この実施形態では、制御ケーブルを書き換え端子部15Aに容易に接触させるために、制御ケーブルの先端にプローブ16Aが設けられている。
この軸流ファン1Aにおいてメモリの記憶データを書き換える際には、電源を停止状態にして、外部書き換え装置の制御ケーブルのプローブ16Aをケーブル引き出し開口部14から軸線方向に挿入し、そのプローブ16Aの先端を書き換え端子部15Aに接触させる。この状態で、その外部書き換え装置を作動させることにより、マイコンIC12の内蔵メモリの記憶データを書き換えることができる。この書き換え作業が完了した後は、そのメモリの記憶データの漏洩や改ざんを防止するために、そのままではメモリにアクセスできないようにプロテクトされている。
この書き換え端子部15Aは、上記のケーブル引き出し開口部14が対向するため、この開口部14を介して外部接続端子部13と共に、当該軸流ファン1Aの外部に露出している。つまり、本実施形態では、ケーブル引き出し開口部14が書き換え開口部を兼用している。そのため、書き換え開口部をケーブル引き出し開口部14とは別に設ける場合に比べて、蓋状部8Aにおける開口面積を少なくできることから、蓋状部8Aの剛性低下を抑えることができる。なお、書き換え端子部15Aとケーブル引き出し開口部14との位置関係は、回路基板11Aとステータ10、並びにステータ10と筐体2と、がそれぞれ回転方向の所定部に位置合わせして組み立てられているため、一義的に決まる構成となっている。
この実施形態では、図4に示すようにそのプローブ16Aの先端部に、ケーブル引き出し開口部14の開口形状に一致する矩形部16Abを備えている。この矩形部16Abは、プローブ16Aの先端から、ケーブル引き出し開口部14と書き換え端子部15Aとの距離にほぼ等しい部位に設けられているため、そのプローブ16Aの矩形部16Abをそのケーブル引き出し開口部14に装着すると、プローブ16Aの5本の端子16Aaと書き換え端子部15Aとが位置合わせされて電気的導通が完了する。この位置合わせにおいては、少なくとも開口部14の一部である、例えば一つの角部、あるいは矩形開口部の一辺等を用いて位置合わせすることが可能である。
プローブ16Aが通る書き込み開口部(ケーブル引き出し開口部14)は、蓋状体8Aの一部が軸線方向に開口していることから、軸流ファン1Aを蓋状体8A側から軸線方向に見たときに、書き込み開口部の軸線方向の投影範囲および書き込み開口部の外側に障害物がなく、書き込み開口部の奥側に位置する書き換え端子部15Aの視認性が良好な構成となっている。そのため、作業者がプローブ16Aを書き込み端子部15Aに接触させる際に作業がし易い。また、プローブ16Aを自動機にて作動させる場合においても、プローブ16Aを軸線方向に直線的に移動させることができるため、自動機の駆動機構を単純なものとすることができる。
制御ケーブルのプローブ16Aは、書き換え端子部15Aに軸線方向に接触させる構成であるため、プローブ16Aが書き換え端子部15Aに接触する際に、回路基板11Aが支えとなりプローブ16Aを確実に書き換え端子部15Aに接触させることができる。プローブ16Aを書き換え端子部15Aに接触させたときの押圧力によって、プローブ16Aの各端子16Aaが折れ曲がる恐れがある場合は、その各端子16Aaに弾性をもたせたり、図5に示すように書き換え端子部15Aに弾性のある端子pb’を設けるようにするとよい。
なお、蓋状体8Aの表面には当該軸流ファン1Aの銘板シールが貼付されるため、ケーブル引き出し開口部14は閉塞され、ここから塵埃が浸入することはない。また、この開口部14のみを閉塞する矩形のキャップによって閉塞してもよいし、場合によっては開口したままとしてもよい。
このように、この実施形態の軸流ファン1Aでは、マイコンICの内蔵メモリに所定の記憶データが書き込まれた後であってもその記憶データを変更できることから、マイコンICの内蔵メモリに所定の記憶データを書き込んだ後に設計変更などによってその記憶データの変更を迫られたとしても、マイコンIC12や回路基板11Aなどの部材廃棄、或いはそれら部材の交換作業などを伴うことなく迅速にデータを変更することができる。その結果、この軸流ファン1Aは、大幅なコストアップを伴うことなく、かつ時間をかけることなく、記憶データを変更することができる。また、その内蔵メモリはフラッシュメモリであるため、記憶データの変更は何度でも行える。
本実施形態の利点は、次に示す比較例と比較することにより明らかにすることができる。その比較例として、マイコンICに一度しか書き込めないメモリ(ワンタイムROM)を内蔵した構成では、上述のように記憶データの変更を行う場合に、新規のマイコンICを用意すると共に、その変更前のマイコンICを取り外したり、或いは回路基板毎、取り外すなどの余分な工程が追加される。さらに、その新規のマイコンICを回路基板に実装し直す工程も追加されてしまう。取り外した変更前のマイコンICは廃棄するか、再利用するまで保管するなどの対応が必要となる。その結果、この比較例では、そのような要請に対して大幅なコストアップを伴うと共に組み立てに余分な時間が掛かり、組立の作業効率が著しく低下する。
なお、軸流ファン1Aの組み立て後とは、軸流ファン1Aが完全に組み終わった状態だけでなく、一部のみが組み終わった中間状態をも含む。この中間状態とは、例えば、回路基板11AにマイコンIC12を実装したもの、筐体2にステータ10と一対の軸受と回路基板11Aとが組み合わされてなる組立体、ステータ10と回路基板11Aとが組み合わされてなる組立体などである。また、軸流ファン1Aの組み立て後として、この軸流ファン1Aが電子機器などに搭載された状態も含む。
次に、この実施形態の変形例について説明する。
上記では、プローブ16Aと書き換え端子部15Aとの位置決めのために、筐体2のケーブル引き出し開口部14を利用したが、蓋状体8Aの外周縁など他の部位を利用してもよい。また、プローブ16Aを筐体2の一部に接触させるのではなく、回路基板11Aに直接接触させて位置決めすることもできる。例えば、図6に示すように、プローブ16Aの先端と書き換え端子部15Aのそれぞれにコネクタc1、c2を設け、両コネクタc1,c2を連結する構成、図7に示すように書き換え端子部にピン端子c3を実装し、このピン端子c3にプローブ16Aのコネクタc1を連結する構成、図8に示すように回路基板11Aを貫通させたスルーホールc4の内周面に導通部を設け、このスルーホールc4にプローブ16Aのコネクタc1’を差し込む構成、図9に示すように回路基板11Aに位置決め用の切欠きc5を設け、この切欠きc5にプローブ16Aの矩形部16Abに設けた位置決め用凸部16Acを契合させる構成、などを挙げることができる。
書き換え端子部15Aは、外部接続端子部13の近傍に設けることにより、書き込み開口部としてケーブル引き出し開口部14を利用することができるが、配線パターンや部品実装位置等の都合により回路基板11Aの種々の位置に設けてもよい。このとき書き込み開口部は、蓋状体8Aにおける書き換え端子部15Aに近接する部位に形成すればよい。例えば、書き込み開口部は、蓋状体8Aに代えて、図10に示すように、蓋状体8Bにケーブル引き出し開口部14とは別に設けた孔14aを使用してもよい。この場合、蓋状体8Bの何れの方向からも制御ケーブルのプローブ16Aを挿入することができるため、書き換え端子部15Aの位置が変更されても同じ筐体2を使用することができる。
また、マイコンIC12等の電子部品の冷却を図るため、回路基板11Aに代えて図11に示すような蓋状体8Aの外周縁から半径方向外方にはみ出る突出部11Baをもつ回路基板11Bを使用する場合に、このはみ出し部11Baに書き換え端子部15Aの各端子pbを設けてもよい。この突出部11Baは、筐体2の円筒体3内を流れる空気流の一部を回路基板11Bの中央付近へ送り込むことによって種々の電子部品を冷却するのに使用したり、この突出部11Baに温度センサーを実装することができる。この構成において、マイコンIC12のメモリの記憶データを書き換える際には、図1に示した構成に比べて、書き換え端子部15Aの周辺に障害物がさらに少なくなるため、一層視認性が良好となり、作業者が作業し易くなる利点がある。
回路基板11A、11Bの材質は、金属や紙フェノールなどの硬質の材料からなるリジッド基板や可撓性を有するフレキシブル基板など種々の材質および構成のプリント基板であってもよい。
ところで、当該軸流ファン1Aは、モータ制御部のマイコンICに書き換え可能メモリを内蔵する点において、特開2004−120980号公報に記載のファンモータと類似する。しかしながら、当該軸流ファン1Aでの書き換えは、制御に必要な予め記憶された制御プログラム自体の記憶データを、電源を停止させて行うことを対象とするものであって、上記のように、メモリに所定の記憶データが書き込まれた後であってもその記憶データを変更できることから、メモリに所定の記憶データを書き込んだ後に設計変更などによってその記憶データの変更を迫られたとしても、マイコンIC12や回路基板11Aなどの部材廃棄、或いはそれら部材の交換作業などを伴うことなく迅速にデータを変更できるといった特有の効果を奏する。これに対して、特開2004−120980号公報に記載のファンモータの書き換えは、回転中のファンモータの運転状況に係る回転調整用の数値パラメータ情報を対象とするものであり、制御プログラムが書き込まれているROMではなく、マイコンが動作中に一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)の内容を変更するものであり、電源オン時に行うことを前提とした構成である点において、両者はその構成及び作用効果が全く異なる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について、図12の軸流ファン1Aの断面図を用いて説明する。第1の実施形態では、制御ケーブルのプローブ16Aを、回路基板11A,11Bの書き換え端子部15Aに対して軸線方向から接触させる構成を例示したが、第2の実施形態では、制御ケーブルのプローブ16Bをその端子部15Aに対して、半径方向から接触させる構成を例示する。
この実施形態では、図12に示すように、書き込み開口部18は、蓋状体8Aの外周壁の一部を切り欠いて回転軸5Aの半径方向に開口して形成されている。書き込み端子部15Aは、回路基板11Aの外周側でかつ書き込み開口部18の近傍に位置する。なお、その他の構成は、第1の実施形態と同様であるため、以下ではこれとの相違点を中心に説明する。
回路基板11AのマイコンIC12に内蔵されたメモリの記憶データを書き換えるときには、図4のプローブ16Aに代えて、半径方向から接触できるように、例えば、図12に示すL字状のプローブ16Bが用いられる。このとき、プローブ16Bを書き換え端子部15Aに位置合わせにおいては、第1実施形態のプローブ16Aと同様に、プローブ16Bの先端の矩形部をその書き込み開口部18の一部を用いるようにするとよい。また、図13に示すように、回路基板11Aの外周部に書き換え端子部15Aを設け、この回路基板11Aの一部に直接、プローブ16Bに設けたコネクタc6を接続するようにしてもよい。
この実施形態でも、第1の実施形態と同様に、メモリに所定の記憶データが書き込まれた後であってもその記憶データを変更できることから、メモリに所定の記憶データを書き込んだ後に設計変更などによってその記憶データの変更を迫られたとしても、マイコンIC12や回路基板11Aなどの部材廃棄、或いはそれら部材の交換作業などを伴うことなく迅速にデータを変更することができる。これに加えて、書き込み開口部18を筐体2の蓋状体8Aの外周壁に設けたため、例えば、第1実施形態のように蓋状体8Aに軸線方向に開口するケーブル引き出し開口部14を設けるのが困難な筐体2を備えた軸流ファンにおいても、制御ケーブルのプローブ16Bを書き込み端子部15Aに接触させることができる。また、書き込み開口部を、第1の実施形態のような部位に設けると、蓋状体8Aに銘板シールを貼り付けた後にメモリの記憶データの書き換えが必要となった場合に、銘板シールを剥がし書き込み後に再び貼り付ける作業等が必要となるが、本実施形態ではこのような作業等が不要になる利点もある。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について、図14の軸流ファン1Aの斜視図を参照して説明する。第1、2の実施形態では、制御ケーブルのプローブ16A、16Bを回路基板11A,11Bに直接、接触させる構成を例示したが、第3の実施形態では、回路基板11A,11B以外の部位に制御ケーブルを接触させる構成を例示する。なお、本実施形態の軸流ファン1Aの基本構成は、第1実施形態の軸流ファン1Aと同様であるため、以下ではこれとの相違点を中心に説明する。
この実施形態においては、図14に示すように、例えば、補助ケーブル19を用いて、その制御ケーブルとの接続を回路基板11A,11Bから離れた部位で行えるようする(図14では、ケーブルLの図示は省略する。)。つまり、この補助ケーブル19の一端が図3の回路基板11A,11Bにおける書き込み端子部15Aの各端子pbに接続され、他端が筐体2の外部に配置される外付け基板20aに接続される。この外付け基板20aには、書き換え端子部15Aと同様の機能を有する外部書き換え端子部15Bが設けられている。これに伴って、蓋状体8Aには書き込み開口部を設ける必要がない。この外付け基板20aは筐体2と別体のケースに固定するなどして、筐体2に脱着自在に取り付けるようにしたり、軸流ファン1Aを取り付ける装置側の所定部に固定する構成とすることができる。また、そのケースは、記憶データの書き込み作業時に外付け基板20aを保持するための補助部材として使用するようにしてもよい。また、外付け基板20aは、ケースなどを用いずに筐体2の外側面に直接貼り付け等によって取り付けるようにしてもよい。さらに、その補助ケーブル19は、ケーブルLと共用することもできる。この場合、電源停止時にケーブルLがディップスイッチなどによって書き換え端子部に接続されるようにする。これにより当該軸流ファン1Aから引き出されるケーブル数を少なくできる。
この実施形態では、書き換え端子部15Bが回路基板11Aに補助ケーブル19を介して軸流ファン1Bの筐体2の外部に、筐体2とは別個に設けられるため、書き換え端子部15Bの各端子pcや制御ケーブルの形状、配置等の自由度が大きくなり、例えば、当該軸流ファン1Aから離れた遠隔部において書き換え作業を行うことができる。また、この実施形態は、第1、2の実施形態で示した書き込み開口部が不要となるため、筐体2を単純な構造にすることができるとともに、書き込み開口部が蓋状体8Aに設けるのが困難な場合に好適である。
以上、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述した各実施形態以外に種々の形態に変更してもよい。
例えば、第3の実施形態の回路基板を第1の実施形態で示した図11の回路基板11Bに置き換えてもよい。また、上述した各実施形態の書き換え端子部と制御ケーブルとの接続は何れも接触式を示したが、赤外線通信手段等の無線で行える手段を用いて非接触式で行うようにしてもよい。また、各実施形態においては軸流ファンを例示したが、遠心ファンのように他の形式のファンに適用することもできる。また、ファン以外の用途のモータにも適用することができる。
本発明の第1の実施形態の軸流ファンの斜視図である。 図1の軸流ファンの断面図である。 図1の回路基板の平面図である。 図1の軸流ファンに使用する外部書き込み装置のプローブの一部を示す斜視図である。 図1の軸流ファンの一部を変更した変形例の一つを示す断面図である。 図1の軸流ファンの一部を変更した変形例の一つを示す断面図である。 図1の軸流ファンの一部を変更した変形例の一つを示す断面図である。 図1の軸流ファンの一部を変更した変形例の一つを示す断面図である。 図1の軸流ファンの一部を変更した変形例の一つを示す分解図である。 図1の軸流ファンの一部を変更した変形例の一つを示す斜視図である。 図1の軸流ファンの一部を変更した変形例の一つを示す断面図である。 本発明の第2の実施形態の軸流ファンの断面図である。 図12の軸流ファンの一部を変更した変形例の一つを示す平面図である。 本発明の第3の実施形態の軸流ファンの斜視図である。
符号の説明
1A 軸流ファン
2 筐体
3a,3b フランジ
3 円筒体
4 インペラ
5 モータ本体
5a 回転軸
6 モータケース
8A、8B 蓋状体
9 支持アーム
10 ステータ
11A、11B 回路基板
11Aa 一側面
12 マイコンIC
13 外部接続端子部
pa、pb、pb’ 端子
L ケーブル
14 ケーブル引き出し開口部
15A、15B 書き換え端子部
16A、16B プローブ
16Aa 端子
c1、c2、c1’、c6 コネクタ
c3 ピン端子
c4 スルーホール
c5 切欠き
16Ab 矩形部
16Ac 位置決め用凸部
18 書き込み開口部
19 補助ケーブル
20a 外付け基板

Claims (13)

  1. ブラシレスDCモータであって、
    駆動用マグネットを備えた回転体と、
    ステータコアにコイルが巻設されてなり前記駆動用マグネットに対向して配置されるステータを備えた静止体と、
    前記回転体を前記静止体に対して回転自在に支持する軸受と、
    書き換え可能な不揮発性のメモリと該メモリの記憶データに基づいて駆動時の回転を制御する回転制御部と該制御部の制御に基づき前記ブラシレスDCモータに回転駆動電流を供給する駆動回路部とを備えた回路基板とを有し、
    該ブラシレスDCモータの電源停止時に、外部書き込み装置に接続された書き換え制御ケーブルを前記回路基板の前記書き換え可能メモリに接続するための書き換え端子が、前記回路基板上に設けられ、且つ該書き換え端子は該ブラシレスDCモータの外部から接続可能に配置されていると共に、
    前記静止体は、内側に前記軸受を保持しかつ外側に前記ステータを保持する円筒状の軸受保持部と、該軸受保持部の外側でこれを支持するために半径方向外方に拡がる円板状のモータ支持部と、を有し、
    前記モータ支持部は、前記書き換え端子に外部から接続を可能にする書き換え開口部を備えていることを特徴とするブラシレスDCモータ。
  2. 前記回転体は、空気流を発生する送風手段を有し、
    前記静止体は、前記送風手段の外側を取り囲んで前記空気流が流れる空気流路を形成する外枠部と、前記モータ支持部を該外枠部に対して間隔をあけて保持する連結部と、を有していることを特徴とする請求項1に記載のブラシレスDCモータ。
  3. 前記回路基板は、外部電源と外部制御回路の少なくとも一方に接続するためのケーブルが接続されたケーブル接続部を有し、
    前記モータ支持部は、前記ケーブル接続部を外部から確認することができるケーブル開口部を有し、
    前記書き換え開口部と前記ケーブル開口部とが連通して形成されていることを特徴とする請求項2に記載のブラシレスDCモータ。
  4. 前記書き換え開口部の少なくとも一部により、前記書き換え制御ケーブルのケーブル端子を前記書き換え端子に位置決めすることを特徴とする請求項2に記載のブラシレスDCモータ。
  5. 前記回転体は、空気流を発生する送風手段を有し、
    前記静止体は、内側に前記軸受を保持しかつ外側に前記ステータを保持する円筒状の軸受保持部と、該軸受保持部の外側でこれを支持するために半径方向外方に拡がる円板状のモータ支持部と、前記送風手段の外側を取り囲んで前記空気流が流れる空気流路を形成する外枠部と、前記モータ支持部を該外枠部に対して間隔をあけて保持する連結部と、を有し、
    前記回路基板は、該モータ支持部に対向して配置され、且つ少なくとも一部が前記モータ支持部から半径方向外方に突出する突出部を備え、
    前記書き換え端子は、該突出部の外部に面する側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のブラシレスDCモータ。
  6. 前記回転体は、空気流を発生する送風手段を有し、
    前記静止体は、内側に前記軸受を保持しかつ外側に前記ステータを保持する円筒状の軸受保持部と、該軸受保持部の外側でこれを支持するために半径方向外方に拡がる円板状のモータ支持部と、前記送風手段の外側を取り囲んで前記空気流が流れる空気流路を形成する外枠部と、前記モータ支持部を該外枠部に対して間隔をあけて保持する連結部と、を有し、
    前記回路基板は、該モータ支持部の内側で対向するように配置されると共に、前記書き換え端子が、前記書き換え制御ケーブルが該回路基板に平行な方向から接続可能な部位に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のブラシレスDCモータ。
  7. 前記静止体は、内側に前記軸受を保持しかつ外側に前記ステータを保持する円筒状の軸受保持部と、該軸受保持部の外側でこれを支持するために半径方向外方に拡がる円板状のモータ支持部と、を有し、
    前記回路基板は、前記書き換え端子が設けられた面が、該モータ支持部の内側の面に対向して配置され、
    前記モータ支持部は、前記書き換え端子を外部から確認することができる書き換え開口部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のブラシレスDCモータ。
  8. 前記静止体は、内側に前記軸受を保持しかつ外側に前記ステータを保持する円筒状の軸受保持部と、該軸受保持部の外側でこれを支持するために半径方向外方に拡がる円板状のモータ支持部と、を有し、
    前記回路基板は、該モータ支持部の外側の面に対向すると共に、前記書き換え端子が設けられた面が外部に面して配置されていることを特徴とする請求項1に記載のブラシレスDCモータ。
  9. 前記書き換え端子は、前記書き換え制御ケーブルとの接続が分離可能に行われるようにコネクタ式の端子を有することを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載のブラシレスDCモータ。
  10. 前記書き換え端子は、前記回路基板における厚み方向の側面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のブラシレスDCモータ。
  11. 前記回路基板により、前記書き換え制御ケーブルのケーブル端子を前記書き換え端子に位置決めすることを特徴とする請求項1に記載のブラシレスDCモータ。
  12. 前記書き換え端子は、補助ケーブルを介して前記回路基板とは別の部位に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のブラシレスDCモータ。
  13. 前記書き換え端子は、前記書き換え制御ケーブルとの接続を無線によって行うことを特徴とする請求項1に記載のブラシレスDCモータ。
JP2005275222A 2005-09-22 2005-09-22 ブラシレスdcモータ Active JP4815968B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005275222A JP4815968B2 (ja) 2005-09-22 2005-09-22 ブラシレスdcモータ
US11/533,822 US7622834B2 (en) 2005-09-22 2006-09-21 Brushless DC motor and manufacturing method thereof
CN2006101393200A CN1941568B (zh) 2005-09-22 2006-09-22 无刷直流电机及其制造方法
US12/576,302 US7839033B2 (en) 2005-09-22 2009-10-09 Brushless DC motor and manufacturing method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005275222A JP4815968B2 (ja) 2005-09-22 2005-09-22 ブラシレスdcモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007089313A JP2007089313A (ja) 2007-04-05
JP4815968B2 true JP4815968B2 (ja) 2011-11-16

Family

ID=37959440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005275222A Active JP4815968B2 (ja) 2005-09-22 2005-09-22 ブラシレスdcモータ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4815968B2 (ja)
CN (1) CN1941568B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102024129B (zh) * 2009-09-22 2015-03-11 三星电子株式会社 嵌入式设备的数据写入方法
JP5718980B2 (ja) * 2013-06-04 2015-05-13 山洋電気株式会社 ファンモータ、直列型ファンモータおよびその組立方法
CN105763014A (zh) * 2016-04-07 2016-07-13 温州的可电器有限公司 微型无刷直流电机
WO2017188436A1 (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 日本電産サーボ株式会社 送風装置
JP2018014869A (ja) * 2016-07-23 2018-01-25 日本電産株式会社 ファンモータおよびファンモータの製造方法
CN108233637A (zh) * 2016-12-22 2018-06-29 日本电产(东莞)有限公司 电动式马达及包含该电动式马达的电气产品
JP7028220B2 (ja) * 2019-04-25 2022-03-02 株式会社デンソー 回路搭載モータ、制御装置、及び制御回路へのデータの書込方法
CN114696543A (zh) * 2022-04-25 2022-07-01 东莞市锦润电机科技有限公司 一种无刷电机的隔断方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4832576A (en) * 1985-05-30 1989-05-23 Sanyo Electric Co., Ltd. Electric fan
JP2879206B2 (ja) * 1996-02-19 1999-04-05 ミネベア株式会社 軸流ファンモータ
JPH10155283A (ja) * 1996-11-19 1998-06-09 Ebara Corp インバータ装置
DE19836882A1 (de) * 1998-08-14 2000-02-17 Papst Motoren Gmbh & Co Kg Anordnung mit einem Elektromotor
JP3856973B2 (ja) * 1999-02-02 2006-12-13 日本電産株式会社 ファン装置
CN2447985Y (zh) * 2000-09-19 2001-09-12 建准电机工业股份有限公司 具有平衡片固定构造的无刷直流马达
JP2002205010A (ja) * 2001-01-09 2002-07-23 Citizen Watch Co Ltd ブラシレス振動モータユニット
JP2004336879A (ja) * 2003-05-07 2004-11-25 Tamagawa Seiki Co Ltd 駆動回路内蔵型サーボモータ
CN2666025Y (zh) * 2003-09-28 2004-12-22 陈玉敏 永磁无刷直流电机

Also Published As

Publication number Publication date
CN1941568A (zh) 2007-04-04
CN1941568B (zh) 2010-09-08
JP2007089313A (ja) 2007-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4815968B2 (ja) ブラシレスdcモータ
US7622834B2 (en) Brushless DC motor and manufacturing method thereof
JP5585004B2 (ja) 遠心ファン
JP4684689B2 (ja) ステッピングモータ
KR100571536B1 (ko) 일체형으로 형성된 열방산 팬용 케이싱
US6137197A (en) Axial flow fan motor with circuit board and housing interlocking structure
US20070178720A1 (en) Electric Fan
JP2005303015A (ja) ヒートシンクファン
JP4287451B2 (ja) モータ、送風ファンおよび送風ファンの製造方法
US20060227455A1 (en) Spindle motor with flexible circuit board and disk drive including the same
JP5658158B2 (ja) ステッピングモータ
WO2020255564A1 (ja) モータユニット及び移動体
JP2009254216A (ja) モータおよび送風ファン
JP2011205880A (ja) モータおよびディスク駆動装置
EP3062421B1 (en) Molded stator, molded electric motor, and air conditioner
JPWO2020255564A5 (ja)
JP5707834B2 (ja) ファン
JP5270294B2 (ja) クランピング装置
JP2007103780A (ja) 回路基板およびその回路基板を備えたブラシレスdcモータ
JP2009093956A (ja) 雌型端子の固定構造及びモータ装置
JP2018082612A (ja) モータ
CN108886295B (zh) 马达和马达的制造方法
JP2000209809A (ja) 軸流ファンモ―タ
JP4099032B2 (ja) モータ
JP3616406B2 (ja) スピンドルモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080903

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110802

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110815

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4815968

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250