JP4099032B2 - モータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、制御装置を一体に備えてなるモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のモータは、例えば、特許文献1にて開示されたものがある。この文献のモータ(モータユニット)は、制御回路基板(制御回路)を収容する制御装置をモータ本体(電動モータ)に取り付けた後、制御装置から延びる通電ワイヤ先端のカプラがハウジングに設けた給電部に対して差し込まれる。これにより、制御装置とモータ本体とが電気的に接続され、モータの組み立てが完了する。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−23407号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記構成のモータは、制御装置を取り付ける作業とは別に、通電ワイヤと給電部とを接続する作業が必要である。しかも、制御装置をネジ止めする方向はモータの出力軸方向であり、通電ワイヤの給電用コネクタを給電部に差し込む方向は出力軸方向と直交する方向であって、これら作業方向が異なるため、モータの組み立て作業が煩雑であり、その組み立て作業を自動化するには好ましいとは言えない。
【0005】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、制御装置を取り付ける作業と電気的に接続する作業とを容易に行うことができるモータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、請求項1に記載の発明は、回転軸を有するモータ本体と、前記モータ本体と一体に組み付けられ、前記回転軸の回転を減速する減速機構と、前記回転軸と直交して設けられその減速機構により減速された回転力を出力する出力軸とを収容するギヤハウジングと、前記モータ本体の回転を制御する制御回路基板と、該回路基板の一部又は全部を収容するケースとを有する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記ギヤハウジングに対して前記出力軸の軸線方向に取り付けられるとともに、前記制御装置に設けた第1接続部と前記制御装置から前記モータ本体に電源供給を行うべく前記ギヤハウジング側に設けられる第2接続部とが前記出力軸の軸線方向に接続可能に構成されたモータであって、前記ギヤハウジングには、モータを被取付体に取り付けるための取付部が設けられ、前記ケースには、前記取付部の外面に倣ってケース側凹部が形成され、前記ケース内の前記制御回路基板には、前記ケース側凹部に対応する制御回路基板側凹部が形成されている。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータにおいて、前記制御装置は、前記ギヤハウジングに設けられた係合部に係合可能な被係合部を有する。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のモータにおいて、前記係合部及び前記被係合部は、前記ギヤハウジングに対して前記出力軸の軸線方向と直交する方向への前記制御装置の移動を規制する。
【0008】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記ギヤハウジングは、前記制御装置を取り付ける際に前記出力軸の軸線方向に沿って該制御装置を案内する案内部を有する。
【0009】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記制御装置は、前記回路基板をケース内に収容し、該ケースの該回路基板を収容するための開口部を蓋部にて閉塞し、該蓋部と該開口部との間をシール部材にてシールしてなる。
【0010】
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記制御装置は、外部コネクタと連結するためのコネクタ部を有する。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のモータにおいて、前記コネクタ部は、前記蓋部に設けられる。
【0011】
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記制御装置は、前記出力軸の軸線方向から見て前記回転軸と重なる位置に配置される。
【0012】
請求項9に記載の発明は、回転軸を有するモータ本体と、前記モータ本体と一体に組み付けられ、前記回転軸の回転を減速する減速機構を収容するギヤハウジングと、前記モータ本体の回転を制御する制御回路基板と、該回路基板の一部又は全部を収容するケースとを有する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記ギヤハウジングに対して該ハウジングの扁平方向と直交する方向に取り付けられるとともに、前記制御装置に設けた第1接続部と前記制御装置から前記モータ本体に電源供給を行うべく前記ギヤハウジング側に設けられる第2接続部とが該扁平方向と直交する方向に接続可能に構成されたモータであって、前記ギヤハウジングには、モータを被取付体に取り付けるための取付部が設けられ、前記ケースには、前記取付部の外面に倣ってケース側凹部が形成され、前記ケース内の前記制御回路基板には、前記ケース側凹部に対応する制御回路基板側凹部が形成されている。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記ケース側凹部は、前記制御装置が前記ギヤハウジングに取り付けられた状態で該ケース側凹部の内面が前記取付部の外面に当接するよう構成される。
【0013】
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、制御装置は、ギヤハウジングに対して出力軸の軸線方向に取り付けられるとともに、制御装置に設けた第1接続部と制御装置からモータ本体に電源供給を行うべくギヤハウジング側に設けられる第2接続部とが出力軸の軸線方向に接続可能に構成される。そのため、制御装置の軸線方向への取り付けとともに第1,第2接続部とが接続されて、制御装置の電気的接続が行われる。従って、制御装置を取り付ける作業と電気的に接続する作業とを容易に行うことができる。
【0014】
請求項2に記載の発明によれば、制御装置は、ギヤハウジングに設けられた係合部に係合可能な被係合部を有するので、係合部と被係合部とが係合することにより制御装置の移動を規制でき、該制御装置をギヤハウジングに対して確実に固定することができる。
【0015】
請求項3に記載の発明によれば、係合部及び被係合部は、ギヤハウジングに対して出力軸の軸線方向と直交する方向への制御装置の移動を規制するので、係合部と被係合部とが係合することにより制御装置の同方向への移動を規制でき、該制御装置をギヤハウジングに対して確実に固定することができる。
【0016】
請求項4に記載の発明によれば、ギヤハウジングは、制御装置を取り付ける際に出力軸の軸線方向に沿って該制御装置を案内する案内部を有するので、案内部に沿って制御装置を取り付けることで、該制御装置の取り付けを容易に行うことができる。又、案内部に制御装置が出力軸の軸線方向と直交する方向に係合するので、同方向への制御装置の移動を規制でき、該制御装置を確実に固定することができる。
【0017】
請求項5に記載の発明によれば、制御装置は、回路基板をケース内に収容し、該ケースの該回路基板を収容するための開口部を蓋部にて閉塞し、該蓋部と該開口部との間をシール部材にてシールしてなるので、回路基板を確実に保護することができる。
【0018】
請求項6に記載の発明によれば、制御装置は、外部コネクタと連結するためのコネクタ部を有するので、ギヤハウジングの形状を複雑化しない。
請求項7に記載の発明によれば、コネクタ部は蓋部に設けられるので、ケースの形状を複雑化しない。
【0019】
請求項8に記載の発明によれば、制御装置は、出力軸の軸線方向から見て回転軸と重なる位置に配置されるので、同方向から見たモータの外形を大型化しない。
【0020】
請求項9に記載の発明によれば、制御装置は、ギヤハウジングに対して該ハウジングの扁平方向と直交する方向に取り付けられるとともに、制御装置に設けた第1接続部と制御装置からモータ本体に電源供給を行うべくギヤハウジング側に設けられる第2接続部とが該扁平方向と直交する方向に接続可能に構成される。そのため、制御装置の扁平方向と直交する方向への取り付けとともに第1,第2接続部とが接続されて、制御装置の電気的接続が行われる。従って、制御装置を取り付ける作業と電気的に接続する作業とを容易に行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
【0022】
図1及び図2は、本実施形態のモータ1を示す。モータ1は、モータ本体2と、該モータ本体2の回転を減速する減速部3とが一体に組み付けられて構成されている。
【0023】
モータ本体2は、有底筒状のヨークハウジング4を備えている。ヨークハウジング4の内側面にはマグネット(図示略)が固着されており、該マグネットの内側には電機子5が回転可能に収容されている。電機子5は回転軸6を有しており、該回転軸6には整流子7が固着されている。回転軸6は、減速部3のギヤハウジング8内に挿入されている。
【0024】
減速部3は、樹脂製のギヤハウジング8を備えている。ギヤハウジング8は、前記回転軸6を収容するための回転軸収容部8aと、ウォームホイール9を収容するためのウォームホイール収容部8bと、制御装置10を収容するための制御装置収容部8cとを有している。ウォームホイール収容部8bは、回転軸収容部8aの一側(図1において左側)に位置しており、制御装置収容部8cは、ウォームホイール収容部8bと前記モータ本体2との間に位置している。尚、ウォームホイール収容部8bの延出方向はギヤハウジング8の扁平方向であり、モータ1の扁平方向である。
【0025】
回転軸収容部8aには、前記回転軸6が回転可能に収容される。この回転軸6には、ウォーム6aが一体に設けられている。
ウォームホイール収容部8bには、ウォームホイール9が回転可能に収容される。ウォームホイール9は、回転軸6のウォーム6aと噛合されている。又、ウォームホイール9には、出力軸11が該ホイール9と一体回転するように駆動連結されている。出力軸11は、その軸線L1方向が前記回転軸6の軸線L2方向と直交するように配置されている。そして、ウォームホイール9は、回転軸6の回転を減速して出力軸11に伝達する減速機構を構成している。
【0026】
制御装置収容部8cは、出力軸11の軸線L1方向一方に開口部8dを有し、その開口部8dから制御装置10が該軸線L1方向に沿って嵌挿される。
制御装置10は、モータ本体2の回転を制御する制御回路が構成される制御回路基板12(以下、回路基板12)と、該回路基板12を収容するケース13とからなる。制御装置10のケース13は、制御装置収容部8cの開口部8dに嵌合する形状をなしており、回路基板12を収容すべく下方が開放されている。ケース13は、制御装置収容部8cに収容されると、回路基板12の平面方向がギヤハウジング8(モータ1)の扁平方向と略平行となるように該回路基板12を収容するようになっている。又、ケース13には、コネクタ部14を構成すべく回路基板12に設けたコネクタ本体15を収容するためのコネクタケース部16が形成されている。尚、コネクタ部14は、回転軸収容部8aに対してウォームホイール収容部8b側で且つモータ本体2側に位置している。コネクタ部14は、外部コネクタ(図示略)と連結して、外部から電源供給を受けるとともに外部と信号の授受を行うものである。
【0027】
一方、回路基板12はケース13内に嵌挿する形状をなしており、該基板12の上面には制御回路を構成する複数の電気回路部品17が搭載されている。又、回路基板12の上面には、複数のターミナル18を有するコネクタ本体15が設けられている。コネクタ本体15は、前記コネクタケース部16とともにコネクタ部14を構成する。
【0028】
又、回路基板12の下面には、制御装置側接続部19が設けられている。これに対し、モータ本体2は、前記整流子7に摺接するブラシ(図示略)を保持するためのブラシホルダ(図示略)に一体に設けられ該ブラシに駆動電源を供給するためのモータ本体側接続部20を有しており、該接続部20は制御装置収容部8c内に挿入されている。制御装置側接続部19及びモータ本体側接続部20は、出力軸11の軸線L1方向に沿って連結(接続)可能に構成されている。
【0029】
そして、コネクタ本体15がコネクタケース部16に挿入されるように回路基板12がケース13内に収容され、回路基板12及びケース13よりなる制御装置10は制御装置収容部8cの開口部8dから該収容部8c内に出力軸11の軸線L1方向に沿って挿入される。このとき、制御装置10は、制御装置収容部8cの内側面にて出力軸11の軸線L1方向に沿って案内され、該軸線L1方向と直交する方向に移動不能となるように組み付けられる。又、この制御装置10の組み付けの際に、制御装置側接続部19とモータ本体側接続部20とが電気的に接続される。両接続部19,20が接続されることにより、コネクタ部14に供給される駆動電源が回路基板12を介してモータ本体2に供給されるようになる。尚、ケース13と制御装置収容部8cの開口部8dとの間には、該開口部8d内への水や塵埃等の異物の進入を防止するための図示しないシール部材が設けられている。
【0030】
次に、上記構成の本実施形態のモータ1の特徴的な作用効果を記載する。
(1)制御装置10は、ギヤハウジング8に対して出力軸11の軸線L1方向(この場合、ギヤハウジング8の扁平方向と直交する方向)に取り付けられるとともに、制御装置10に設けた制御装置側接続部19と制御装置10からモータ本体2に電源供給を行うべくギヤハウジング8側に設けられるモータ本体側接続部20とが出力軸11の軸線L1方向に接続可能に構成されている。そのため、制御装置10の軸線L1方向への取り付けとともに両接続部19,20とが接続されて、制御装置10の電気的接続が行われる。従って、制御装置10を取り付ける作業と電気的に接続する作業とを容易に行うことができる。
【0031】
(2)ギヤハウジング8は、制御装置10を取り付ける際に出力軸11の軸線L1方向に沿って該制御装置10を案内する制御装置収容部8cを有するので、該収容部8cに沿って制御装置10を取り付けることで、該制御装置10の取り付けを容易に行うことができる。又、制御装置収容部8cに制御装置10が出力軸11の軸線L1方向と直交する方向に係合するので、同方向への制御装置10の移動を規制でき、該制御装置10を確実に固定することができる。
【0032】
(3)制御装置10は、外部コネクタと連結するためのコネクタ部14を有するので、ギヤハウジング8の形状を複雑化しない。
(4)制御装置10は、出力軸11の軸線L1方向から見て回転軸6と重なる位置に配置されるので、同方向から見たモータ1の外形を大型化しない。
【0033】
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図面に従って説明する。尚、説明の便宜上、前記実施形態と同様の構成については同一の符号を付して、説明を省略する。
【0034】
図3及び図4は、本実施形態のモータ1aを示す。本実施形態のギヤハウジング21には、ウォームホイール収容部21bとは回転軸収容部21aを挟んだ反対側に、制御装置22を収容するための制御装置収容部21cが形成されている。制御装置収容部21cは、出力軸11の軸線L1方向一方に開口部21dを有し、その開口部21dから制御装置22が該軸線L1方向に沿って嵌挿される。
【0035】
制御装置22は、モータ本体2の回転を制御する制御回路が構成される制御回路基板23(以下、回路基板23)と、該回路基板23を収容するケース24とからなる。制御装置22のケース24は、制御装置収容部21cの開口部21dに嵌合する略四角形状をなしており、回路基板23を収容すべく制御装置22の挿入方向(出力軸11の軸線L1方向)と直交する方向のモータ本体2側に開口部24aを有している。ケース24は、制御装置収容部21cに収容されると、回路基板23の平面方向がギヤハウジング21(モータ1a)の扁平方向と略平行となるように該回路基板23を収容するようになっている。又、ケース24には、コネクタ部25を構成すべく回路基板23に設けたコネクタ本体26を収容するためのコネクタケース部27が該ケース24の反開口部24a側に形成されている。尚、コネクタ部25は、モータ本体2とは反対側に位置している。
【0036】
一方、回路基板23はケース24内に嵌挿する略四角形状をなしており、該基板23の上面には制御回路を構成する複数の電気回路部品17が搭載されている。又、回路基板23上面の挿入方向先端には、複数のターミナル18を有するコネクタ本体26が設けられている。コネクタ本体26は、前記コネクタケース部27とともにコネクタ部25を構成する。
【0037】
又、回路基板23の基端には、ケース24の開口部24aを閉塞する蓋部28が固定されている。この蓋部28とケース24の開口部24aとの間には、該開口部24a内への水や塵埃等の異物の進入を防止するためのシール部材29が設けられている。又、蓋部28には、回路基板23と電気的に接続される制御装置側接続部30が設けられている。これに対し、モータ本体2は、図示しないブラシホルダに一体に設けられブラシに駆動電源を供給するためのモータ本体側接続部31を有しており、該接続部31は制御装置収容部21c内に挿入されている。制御装置側接続部30及びモータ本体側接続部31は、出力軸11の軸線L1方向に沿って連結(接続)可能に構成されている。
【0038】
そして、コネクタ本体26がコネクタケース部27に挿入されるように回路基板23がケース24内に収容され、該ケース24の開口部24aが蓋部28にて閉塞される。この回路基板23及びケース24よりなる制御装置22は、制御装置収容部21cの開口部21dから該収容部21c内に出力軸11の軸線L1方向に沿って挿入される。このとき、制御装置22は、制御装置収容部21cの内側面にて出力軸11の軸線L1方向に沿って案内され、該軸線L1方向と直交する方向に移動不能となるように組み付けられる。又、この制御装置22の組み付けの際に、制御装置側接続部30とモータ本体側接続部31とが電気的に接続される。両接続部30,31が接続されることにより、コネクタ部25に供給される駆動電源が回路基板23を介してモータ本体2に供給されるようになる。
【0039】
次に、上記構成の本実施形態のモータ1aの特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態においても同様に、制御装置22は、ギヤハウジング21に対して出力軸11の軸線L1方向(この場合、ギヤハウジング21の扁平方向と直交する方向)に取り付けられるとともに、制御装置22に設けた制御装置側接続部30と制御装置22からモータ本体2に電源供給を行うべくギヤハウジング21側に設けられるモータ本体側接続部31とが出力軸11の軸線L1方向に接続可能に構成されている。そのため、制御装置22の軸線L1方向への取り付けとともに両接続部30,31とが接続されて、制御装置22の電気的接続が行われる。従って、制御装置22を取り付ける作業と電気的に接続する作業とを容易に行うことができる。
【0040】
(2)本実施形態においても同様に、ギヤハウジング21は、制御装置22を取り付ける際に出力軸11の軸線L1方向に沿って該制御装置22を案内する制御装置収容部21cを有するので、該収容部21cに沿って制御装置22を取り付けることで、該制御装置22の取り付けを容易に行うことができる。又、制御装置収容部21cに制御装置22が出力軸11の軸線L1方向と直交する方向に係合するので、同方向への制御装置22の移動を規制でき、該制御装置22を確実に固定することができる。
【0041】
(3)本実施形態においても同様に、制御装置22は、外部コネクタと連結するためのコネクタ部25を有するので、ギヤハウジング21の形状を複雑化しない。しかも、このコネクタ部25は蓋部28に設けられるので、ケース24の形状を複雑化しない。
【0042】
(4)制御装置22は、回路基板23をケース24内に収容し、該ケース24の該回路基板23を収容するための開口部24aを蓋部28にて閉塞し、該蓋部28と該開口部24aとの間をシール部材29にてシールしてなるので、回路基板23を確実に保護することができる。
【0043】
(第3実施形態)
以下、本発明を具体化した第3実施形態を図面に従って説明する。尚、説明の便宜上、前記実施形態と同様の構成については同一の符号を付して、説明を省略する。
【0044】
図5及び図6は、本実施形態のモータ1bを示す。本実施形態のギヤハウジング32には、ウォームホイール収容部32bとは回転軸収容部32aを挟んだ反対側に、制御装置33が外付けされる。制御装置33は、ギヤハウジング32に対し、出力軸11の軸線L1方向に沿って装着される。
【0045】
制御装置33は、モータ本体2の回転を制御する制御回路が構成される制御回路基板34(以下、回路基板34)と、該回路基板34を収容するケース35とからなる。
【0046】
制御装置33のケース35は略四角形状をなしており、回路基板34を収容すべく制御装置33の挿入方向(出力軸11の軸線L1方向)と直交する方向のウォームホイール収容部32bとは反対側に開口部35aを有している。ケース35は、ギヤハウジング32に装着されると、回路基板34の平面方向がギヤハウジング32(モータ1b)の扁平方向と略平行となるように該回路基板34を収容するようになっている。又、ケース35のモータ本体2側には、図7に示すように、後述する制御装置側接続部40及びモータ本体側接続部41を接続するための連結孔35bが形成されている。
【0047】
又、ケース35のウォームホイール収容部32b側の略中央には、半円状の凹部35cが形成されている。この凹部35cは、ギヤハウジング32に設けられる略円筒状の取付部32dの外周面に倣って形成され、該凹部35cの内周面が該取付部32dの外周面に当接する。因みに、取付部32dは、ギヤハウジング32の所定の3箇所に設けられており、モータ1bを被取付体に取り付けるためのものである。尚、ケース35内の回路基板34にも該凹部35cに対応した凹部34aが形成されている。これにより、取付部32dとケース35との干渉を回避しつつ、各電気回路部品17を回路基板34上に配置するうえでの設計の自由度が高まる。又、取付部32dとケース35の凹部35cとが当接することで、ケース35(制御装置33)の位置決めを行うことができる。
【0048】
一方、回路基板34はケース35内に嵌挿する略四角形状をなしており、該基板34には制御回路を構成する複数の電気回路部品17が搭載されている。又、回路基板34のモータ本体2側には、モータ1bの径方向外側に複数のターミナル18を有するコネクタ本体36が設けられている。コネクタ本体36は、蓋部37に設けたコネクタケース部38とともにコネクタ部39を構成する。
【0049】
又、回路基板34には、前記ケース35の連結孔35bに対応した位置に制御装置側接続部40が設けられている。これに対し、モータ本体2は、ブラシホルダ(図示略)に一体に設けられブラシ(図示略)に駆動電源を供給するためのモータ本体側接続部41を有している(図7参照)。モータ本体側接続部41は、ギヤハウジング32に設けた連結部32cの開口内に露出するようになっている。制御装置側接続部40及びモータ本体側接続部41は、出力軸11の軸線L1方向に沿って連結(接続)可能に構成されている。尚、連結部32cはケース35の連結孔35bに内嵌するものであり、該連結部32cには連結孔35b内への水や塵埃等の異物の進入を防止するためのシール部材42が設けられている。
【0050】
又、回路基板34には、ケース35の開口部35aを閉塞する蓋部37が固定されている。この蓋部37とケース35の開口部35aとの間には、該開口部35a内への水や塵埃等の異物の進入を防止するためのシール部材43が設けられている。又、蓋部37には、コネクタ部39を構成すべく前記コネクタ本体36を収容するためのコネクタケース部38が形成されている。尚、コネクタ部39は、その差し込み方向がモータ1bの径方向に設定されている。
【0051】
そして、回路基板34がケース35内に収容された後、コネクタ本体36がコネクタケース部38に挿入されるようにケース35の開口部35aが蓋部37にて閉塞される。この回路基板34及びケース35よりなる制御装置33は、ギヤハウジング32に対し、出力軸11の軸線L1方向に沿って装着される。又、この制御装置33の組み付けの際に、制御装置側接続部40とモータ本体側接続部41とが電気的に接続される。両接続部40,41が接続されることにより、コネクタ部39に供給される駆動電源が回路基板34を介してモータ本体2に供給されるようになる。
【0052】
次に、上記構成の本実施形態のモータ1bの特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態においても同様に、制御装置33は、ギヤハウジング32に対して出力軸11の軸線L1方向(この場合、ギヤハウジング32の扁平方向と直交する方向)に取り付けられるとともに、制御装置33に設けた制御装置側接続部40と制御装置33からモータ本体2に電源供給を行うべくギヤハウジング32側に設けられるモータ本体側接続部41とが出力軸11の軸線L1方向に接続可能に構成されている。そのため、制御装置33の軸線L1方向への取り付けとともに両接続部40,41とが接続されて、制御装置33の電気的接続が行われる。従って、制御装置33を取り付ける作業と電気的に接続する作業とを容易に行うことができる。
【0053】
(2)本実施形態においても同様に、制御装置33は、外部コネクタと連結するためのコネクタ部39を有するので、ギヤハウジング32の形状を複雑化しない。
【0054】
(3)本実施形態においても同様に、制御装置33は、回路基板34をケース35内に収容し、該ケース35の該回路基板34を収容するための開口部35aを蓋部37にて閉塞し、該蓋部37と該開口部35aとの間をシール部材43にてシールしてなるので、回路基板34を確実に保護することができる。
【0055】
(4)制御装置33(ケース35)は、ギヤハウジング32に設けられた連結部32cに係合可能な連結孔35bを有する。この連結部32c及び連結孔35bは、ギヤハウジング32に対して出力軸11の軸線L1方向と直交する方向への制御装置33の移動を規制する。そのため、この連結部32cと連結孔35bとが係合することにより制御装置33の同方向への移動を規制でき、該制御装置33をギヤハウジング32に対して確実に固定することができる。又、制御装置33(ケース35)は、ギヤハウジング32の取付部32dに係合可能な凹部35cを有する。この取付部32dと凹部35cとが係合することによっても、制御装置33の移動を規制することができる。
【0056】
(第4実施形態)
以下、本発明を具体化した第4実施形態を図面に従って説明する。尚、本実施形態は前記第3実施形態の変形例であり、第3実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
【0057】
図8は、本実施形態のモータ1cを示す。本実施形態の制御装置33aは、コネクタ部39が反モータ本体2側に位置しており、その差し込み方向が回転軸6の軸線L2方向に設定されている。又、コネクタケース部38はケース35に形成されている。又、ケース35は、回路基板34を収容するための開口部35aが出力軸11の軸線L1方向一方に設定されている。この開口部35aは蓋部37にて閉塞され、該蓋部37とケース35の開口部35aとの間には、該開口部35a内への水や塵埃等の異物の進入を防止するためのシール部材43が設けられている。このように構成しても前記第3実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
【0058】
尚、本発明の各実施形態は、以下のように変更してもよい。
○上記各実施形態の制御装置10,22,33,33aの構成はこれに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。例えば、コネクタ部14,25,39の位置及び差し込み方向を適宜変更してもよい。又、ケース13,24,35や蓋部28,37、制御回路基板12,23,34の形状を適宜変更してもよい。
【0059】
○上記各実施形態では、1個のウォームホイール9で減速機構を構成したが、減速機構の構成を適宜変更してもよい。
○上記実施形態では、回転軸6を減速部3に挿入する構成としたが、回転軸を二分して一方を減速部3内に配置し、互いを連結する構成としてもよい。
【0060】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、制御装置を取り付ける作業と電気的に接続する作業とを容易に行うことができるモータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態のモータの概略構成図。
【図2】 第1実施形態のモータの分解斜視図。
【図3】 第2実施形態のモータの概略構成図。
【図4】 第2実施形態のモータの分解斜視図。
【図5】 第3実施形態のモータの概略構成図。
【図6】 第3実施形態のモータの概略構成図。
【図7】 第3実施形態のモータの要部断面図。
【図8】 第4実施形態のモータの概略構成図。
【符号の説明】
2…モータ本体、6…回転軸、8,21,32…ギヤハウジング、8c,21c…係合部及び案内部としての制御装置収容部、9…減速機構を構成するウォームホイール、10,22,33,33a…制御装置、11…出力軸、12,23,34…制御回路基板、13,24,35…被係合部としてのケース、14,25,39…コネクタ部、19,30,40…第1接続部としての制御装置側接続部、20,31,41…第2接続部としてのモータ本体側接続部、24a,35a…開口部、28,37…蓋部、29,43…シール部材、32c…係合部としての連結部、35b…被係合部としての連結孔、32d…係合部としての取付部、35c…被係合部としての凹部、L1…軸線、L2…軸線。
Claims (10)
- 回転軸を有するモータ本体と、
前記モータ本体と一体に組み付けられ、前記回転軸の回転を減速する減速機構と、前記回転軸と直交して設けられその減速機構により減速された回転力を出力する出力軸とを収容するギヤハウジングと、
前記モータ本体の回転を制御する制御回路基板と、該回路基板の一部又は全部を収容するケースとを有する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記ギヤハウジングに対して前記出力軸の軸線方向に取り付けられるとともに、前記制御装置に設けた第1接続部と前記制御装置から前記モータ本体に電源供給を行うべく前記ギヤハウジング側に設けられる第2接続部とが前記出力軸の軸線方向に接続可能に構成されたモータであって、
前記ギヤハウジングには、モータを被取付体に取り付けるための取付部が設けられ、
前記ケースには、前記取付部の外面に倣ってケース側凹部が形成され、
前記ケース内の前記制御回路基板には、前記ケース側凹部に対応する制御回路基板側凹部が形成されていることを特徴とするモータ。 - 請求項1に記載のモータにおいて、
前記制御装置は、前記ギヤハウジングに設けられた係合部に係合可能な被係合部を有することを特徴とするモータ。 - 請求項2に記載のモータにおいて、
前記係合部及び前記被係合部は、前記ギヤハウジングに対して前記出力軸の軸線方向と直交する方向への前記制御装置の移動を規制することを特徴とするモータ。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータにおいて、
前記ギヤハウジングは、前記制御装置を取り付ける際に前記出力軸の軸線方向に沿って該制御装置を案内する案内部を有することを特徴とするモータ。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータにおいて、
前記制御装置は、前記回路基板をケース内に収容し、該ケースの該回路基板を収容するための開口部を蓋部にて閉塞し、該蓋部と該開口部との間をシール部材にてシールしてなることを特徴とするモータ。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載のモータにおいて、
前記制御装置は、外部コネクタと連結するためのコネクタ部を有することを特徴とするモータ。 - 請求項6に記載のモータにおいて、
前記コネクタ部は、前記蓋部に設けられることを特徴とするモータ。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載のモータにおいて、
前記制御装置は、前記出力軸の軸線方向から見て前記回転軸と重なる位置に配置されることを特徴とするモータ。 - 回転軸を有するモータ本体と、
前記モータ本体と一体に組み付けられ、前記回転軸の回転を減速する減速機構を収容するギヤハウジングと、
前記モータ本体の回転を制御する制御回路基板と、該回路基板の一部又は全部を収容するケースとを有する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記ギヤハウジングに対して該ハウジングの扁平方向と直交する方向に取り付けられるとともに、前記制御装置に設けた第1接続部と前記制御装置から前記モータ本体に電源供給を行うべく前記ギヤハウジング側に設けられる第2接続部とが該扁平方向と直交する方向に接続可能に構成されたモータであって、
前記ギヤハウジングには、モータを被取付体に取り付けるための取付部が設けられ、
前記ケースには、前記取付部の外面に倣ってケース側凹部が形成され、
前記ケース内の前記制御回路基板には、前記ケース側凹部に対応する制御回路基板側凹部が形成されていることを特徴とするモータ。 - 請求項1〜9のいずれか1項に記載のモータにおいて、
前記ケース側凹部は、前記制御装置が前記ギヤハウジングに取り付けられた状態で該ケース側凹部の内面が前記取付部の外面に当接するよう構成されることを特徴とするモータ。
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