JP4099045B2 - モータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータ本体の回転を制御する制御装置を該モータ本体と一体に組み付けられる減速部に外付けして構成されるモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のモータは、例えば特許文献1にて開示されており、モータ本体(電動機)と減速部(伝動装置)とが一体に組み付けられ、該減速部に制御装置(電子装置)が外付けされて構成されている。
【0003】
【特許文献1】
欧州特許第0538495号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のように、モータ本体、減速部及び制御装置を一体に組み付けられてなるモータは、当然ながら部品点数が多く、その分、組み付け工数が多くかかっており、コストが高くついていた。そのため、このような構成のモータでは、部品点数を低減し、組み付け工数を低減することが要求されている。
【0005】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、部品点数を低減し、組み付け工数を低減することができるモータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、請求項1に記載の発明は、回転軸を回転駆動するモータ本体と、前記モータ本体と一体に組み付けられ、前記回転軸の回転を減速する減速機構をその開口部から収容する減速機構収容部を有するギヤハウジングと、前記ギヤハウジングに装着され、前記モータ本体を制御するための制御回路基板と該回路基板を収容する基板収容ケースとを有する制御装置と、を備えたモータであって、前記基板収容ケースには、前記制御回路基板を収容するための基板収容部と、前記減速機構収容部の開口部を閉塞するカバー部とが一体に形成され、前記ギヤハウジングには、前記モータ本体に給電するための本体側コネクタ部が露出され、前記制御回路基板には、前記本体側コネクタ部と連結される基板側コネクタ部を有しており、前記ギヤハウジングには、前記基板収容部の開口部に内嵌する中空状の嵌合部を有し、前記本体側コネクタ部は、前記嵌合部内に配置されていることをその要旨とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータにおいて、前記ギヤハウジングは、前記減速機構収容部が前記回転軸と直交する方向の一方に延設された扁平形状をなしていることをその要旨とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のモータにおいて、前記減速機構収容部の開口部は、前記ギヤハウジングの扁平方向と直交する方向に開口していることをその要旨とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載のモータにおいて、前記基板収容ケースの基板収容部は、前記ギヤハウジングの扁平方向において前記回転軸と直交する方向の前記減速機構収容部側で前記モータ本体と並列に位置していることをその要旨とする。
【0010】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記基板収容ケースの基板収容部は、前記制御回路基板を収容する開口部を有し、前記基板収容ケースは、前記基板収容部の開口部が前記ギヤハウジングにて閉塞されるように該ハウジングに向けられて装着されることをその要旨とする。
【0011】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のモータにおいて、前記モータ本体は、前記回転軸の軸線方向に沿って前記ギヤハウジングに装着されるものであり、前記基板収容ケースは、前記モータ本体の装着方向と同方向に前記ギヤハウジングに装着されることをその要旨とする。
【0012】
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載のモータにおいて、前記基板収容ケースの基板収容部は、その内側面に前記開口部から収容される前記制御回路基板を案内する案内部を有していることをその要旨とする。
【0013】
請求項8に記載の発明は、請求項5〜7のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記ギヤハウジングには、前記基板収容部の開口部に内嵌する嵌合部を有していることをその要旨とする。
【0014】
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のモータにおいて、前記嵌合部は、前記基板収容部の開口部に圧入するための突起を有していることをその要旨とする。
【0015】
請求項10に記載の発明は、請求項8又は9に記載のモータにおいて、前記嵌合部は、中空状に形成されており、その内部に前記制御回路基板の一部が挿入されるものであり、その挿入された該回路基板の一部を案内する案内部を有していることをその要旨とする。
【0016】
請求項11に記載の発明は、請求項8〜10のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記基板収容ケースは、前記ギヤハウジングに対する装着方向と直交する方向にネジ止めされることをその要旨とする。
【0017】
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載のモータにおいて、前記ネジ止めは、前記基板収容ケースの前記カバー部に対して行われることをその要旨とする。
【0018】
請求項13に記載の発明は、請求項1〜12のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記減速機構は、ウォームホイールであることをその要旨とする。
【0019】
請求項14に記載の発明は、回転軸を回転駆動するモータ本体と、前記モータ本体と一体に組み付けられ、前記回転軸の回転を減速する減速機構をその開口部から収容する減速機構収容部を有するギヤハウジングと、前記ギヤハウジングに装着され、前記モータ本体を制御するための制御回路基板と該回路基板を収容する基板収容ケースとを有する制御装置と、を備えたモータであって、前記ギヤハウジングは、前記減速機構収容部が前記回転軸と直交する方向の一方に延設された扁平形状をなし、前記減速機構収容部の開口部は、前記ギヤハウジングの扁平方向と直交する方向に開口し、前記基板収容ケースには、前記制御回路基板を収容するための基板収容部と、該基板収容部から前記ギヤハウジングの扁平方向に沿って前記減速機構収容部の開口部に向かって平板状に延設されて該減速機構収容部の開口部を閉塞するカバー部とが一体に形成されており、前記基板収容部と前記カバー部とが前記扁平方向に沿って前記ギヤハウジングに装着されたことをその要旨とする。
【0020】
請求項15に記載の発明は、請求項14に記載のモータにおいて、前記基板収容ケースの基板収容部は、その内側面に該基板収容部の開口部から収容される前記制御回路基板を案内する案内部が該開口部から前記回転軸の軸線方向に沿って形成されており、前記基板収容部と前記カバー部とは、前記回転軸の軸線方向に沿って前記ギヤハウジングに装着されることをその要旨とする。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、基板収容ケースには、制御回路基板を収容するための基板収容部と、減速機構収容部の開口部を閉塞するカバー部とが一体に形成される。そのため、カバー部を別部品とする場合と比べて、モータの部品点数を低減でき、その分、モータの組み付け工数を低減することができる。また、ギヤハウジングには、モータ本体に給電するための本体側コネクタ部が露出されており、制御回路基板には、本体側コネクタ部と連結される基板側コネクタ部を有している。そのため、両コネクタを連結するだけで制御回路基板の電気的接続を行うことができるので、その接続作業を簡単とすることができる。また、ギヤハウジングには、基板収容部の開口部に内嵌する中空状の嵌合部を有しており、本体側コネクタ部は、嵌合部内に配置されている。そのため、嵌合部とコネクタ部とを別個に位置させた場合と比べて、これらの配置スペースを小さくすることができ、ギヤハウジング、ひいてはモータの小型化を図ることができる。
【0021】
請求項2に記載の発明によれば、ギヤハウジングは、減速機構収容部が回転軸と直交する方向の一方に延設された扁平形状をなしている。そのため、ギヤハウジングが薄型となり、モータを薄型に構成することができる。
【0022】
請求項3に記載の発明によれば、減速機構収容部の開口部は、ギヤハウジングの扁平方向と直交する方向に開口している。そのため、開口部の開口面積を大きくすることができ、収容部内に減速機構が収容し易い。
【0023】
請求項4に記載の発明によれば、基板収容ケースの基板収容部は、ギヤハウジングの扁平方向において回転軸と直交する方向の減速機構収容部側でモータ本体と並列に位置している。そのため、基板収容部のギヤハウジング(モータ)の扁平方向と直交する方向への突出を抑えながら、モータ本体とギヤハウジング(減速機構収容部)とで囲まれた空きスペースに基板収容部が配置されるので、モータをコンパクトに構成することができる。
【0024】
請求項5に記載の発明によれば、基板収容ケースは、基板収容部の制御回路基板を収容する開口部がギヤハウジングにて閉塞されるように該ハウジングに向けられて装着される。そのため、基板収容部の開口部を閉塞する部材を省略できるので、モータの部品点数を低減でき、その分、モータの組み付け工数を低減することができる。
【0025】
請求項6に記載の発明によれば、モータ本体は、回転軸の軸線方向に沿ってギヤハウジングに装着され、基板収容ケースは、該モータ本体の装着方向と同方向にギヤハウジングに装着される。そのため、モータ本体と基板収容ケースとの装着方向が統一されるので、モータの組み付けが容易となる。従って、自動組み付けに好適なモータとすることができる。
【0026】
請求項7に記載の発明によれば、基板収容ケースの基板収容部は、その内側面に開口部から収容される制御回路基板を案内する案内部を有している。そのため、制御回路基板は、案内部にて無用な移動が規制され、該回路基板の大きながたつきを抑えることができる。
【0027】
請求項8に記載の発明によれば、ギヤハウジングには、基板収容部の開口部に内嵌する嵌合部を有している。そのため、嵌合部と基板収容部の開口部とが嵌合することで、ギヤハウジングと基板収容ケースとを強固に連結することができる。
【0028】
請求項9に記載の発明によれば、嵌合部は、基板収容部の開口部に圧入するための突起を有している。そのため、嵌合部が基板収容部の開口部に圧入されるので、基板収容ケースがギヤハウジングに対してがたつきなく装着することができる。
【0029】
請求項10に記載の発明によれば、嵌合部は、中空状に形成されその内部に制御回路基板の一部が挿入され、その挿入された該回路基板の一部を案内する案内部を有している。そのため、制御回路基板は、案内部にて無用な移動が規制され、該回路基板の大きながたつきを抑えることができる。
【0030】
請求項11に記載の発明によれば、基板収容ケースは、ギヤハウジングに対する装着方向と直交する方向にネジ止めされる。そのため、基板収容ケースがギヤハウジングから反装着方向に抜けようとしても、その力がネジの抜ける方向に作用しないので、基板収容ケースを強固に固定することができる。
【0031】
請求項12に記載の発明によれば、ネジ止めは、基板収容ケースのカバー部に対して行われる。そのため、基板収容部にはネジ止め用の部位を形成する必要がないので、基板収容部の形状を複雑化しない。
【0032】
請求項13に記載の発明によれば、減速機構はウォームホイールであり、ウォームホイール収容部の開口部を閉塞するカバー部が基板収容ケースに一体に設けられる
【0033】
請求項14に記載の発明によれば、基板収容ケースには、制御回路基板を収容するための基板収容部と、減速機構収容部の開口部を閉塞するカバー部とが一体に形成される。そのため、カバー部を別部品とする場合と比べて、モータの部品点数を低減でき、その分、モータの組み付け工数を低減することができる。また、ギヤハウジングは、減速機構収容部が回転軸と直交する方向の一方に延設された扁平形状をなしている。そのため、ギヤハウジングが薄型となり、モータを薄型に構成することができる。また、減速機構収容部の開口部は、ギヤハウジングの扁平方向と直交する方向に開口している。そのため、開口部の開口面積を大きくすることができ、収容部内に減速機構が収容し易い
【0034】
請求項15に記載の発明によれば、基板収容ケースの基板収容部は、その内側面に開口部から収容される制御回路基板を案内する案内部を有している。そのため、制御回路基板は、案内部にて無用な移動が規制され、該回路基板の大きながたつきを抑えることができる
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態のモータ1を示す。モータ1は、車両用サンルーフ装置の駆動源として用いられるものである。モータ1は、モータ本体2、減速部3及び制御装置4が一体に組み付けられて構成されている。
【0036】
モータ本体2は、磁性金属材料にて有底筒状に形成されるヨークハウジング5を備えている。ヨークハウジング5の内側面にはマグネット(図示略)が固着されており、該マグネットの内側には電機子6が回転可能に収容されている。電機子6は回転軸7を有しており、該回転軸7には整流子8が固着されている。回転軸7は、減速部3のギヤハウジング10内に挿入されている。モータ本体2(ヨークハウジング5)は、回転軸7の軸線L1方向に沿ってギヤハウジング10に装着され、複数のネジ9にて一体に組み付けられる。
【0037】
減速部3は、樹脂製のギヤハウジング10を備えている。ギヤハウジング10は、前記回転軸7を収容するための回転軸収容部10aと、ウォームホイール11を収容するためのウォームホイール収容部10bとを有している。ギヤハウジング10は、ウォームホイール収容部10bが回転軸収容部10a(回転軸7の軸線L1方向)と直交する方向の一方(図1において左側方向)に延設された扁平形状をなしている。尚、ギヤハウジング10の扁平方向は、モータ1の扁平方向でもある。
【0038】
回転軸収容部10aには、前記回転軸7が回転可能に収容される。この回転軸7には、ウォーム7aが一体に設けられている。
ウォームホイール収容部10bは、図2に示すように、ギヤハウジング10の扁平方向と直交する方向(後述する出力軸12の軸線L2方向)に開口する開口部10cを有しており、その開口部10cからウォームホイール11が回転可能となるように収容される。ウォームホイール11は、回転軸7のウォーム7aと噛合される。又、ウォームホイール11には、出力軸12が該ホイール11と一体回転するように駆動連結されている。出力軸12は、その軸線L2方向が前記回転軸7の軸線L1方向と直交するように配置されている。そして、ウォームホイール11は、回転軸7の回転を減速して出力軸12に伝達する減速機構を構成している。尚、ウォームホイール収容部10bの開口部10cには、後述する基板収容ケース16に一体に形成されたカバー部21にて閉塞される。
【0039】
又、ギヤハウジング10における回転軸収容部10aよりウォームホイール収容部10b側で且つモータ本体2側には、基板収容ケース16の基板収容部20と回転軸7の軸線L1方向に沿って嵌合(内嵌)するための嵌合部10dを有している。即ち、嵌合部10dは、回転軸7の軸線L1方向に平行に延び、図4に示すように、モータ本体2側の壁が省略された断面略コ字をなす中空状に形成されている。嵌合部10dの図4における下側壁部の外側面には、前記軸線L1方向に延びる2つのガタ防止突起10eが形成されている。又、嵌合部10dの図4における右側壁部の内側面には、該嵌合部10d内に挿入される後述する制御回路基板15の一部を案内するための案内溝10fが回転軸7の軸線L1方向に沿って形成されている。
【0040】
又、嵌合部10d内には、図3及び図4に示すように、本体側コネクタ部13が配置されている。尚、本体側コネクタ部13は、前記整流子8に摺接する給電ブラシを保持するためのブラシホルダ(ともに図示略)に一体に設けられている。本体側コネクタ部13は、差し込み方向が回転軸7の軸線L1方向に平行に設定されている。本体側コネクタ部13には、制御回路基板15に設けられる基板側コネクタ部18が差し込まれ、該コネクタ部13と制御回路基板15とが電気的に接続される。尚、本体側コネクタ部13は、車体側から延びる車体側コネクタ(図示略)が差し込み可能に構成されている。つまり、制御回路基板15を必要としない仕様のモータ1である場合、この本体側コネクタ部13に直接、車体側から延びる車体側コネクタを差し込むことで、モータ1に給電可能に構成されている。
【0041】
制御装置4は、図2及び図3に示すように、前記モータ本体2を制御するための制御回路基板15と該回路基板15を収容する基板収容ケース16とを有している。制御回路基板15は長方形状をなしており、制御回路を構成する複数の電気回路部品17が該回路基板15の表面15aに実装されている。又、制御回路基板15の表面15aには、長手方向一端に前記本体側コネクタ部13に差し込まれる基板側コネクタ部18が搭載されている。制御回路基板15の表面15aにおける長手方向他端には、前記車体側コネクタ(図示略)が差し込み可能な外部用コネクタ部19が搭載されている。つまり、外部用コネクタ部19は、前記本体側コネクタ部13と同様な構成をなしている。そして、制御回路基板15は、車体側コネクタから外部用コネクタ部19を介して供給された駆動電源を該回路基板15上に構成される制御回路を介して基板側コネクタ部18から本体側コネクタ部13に供給する。
【0042】
このような制御回路基板15は、基板側コネクタ部18が本体側コネクタ部13に回転軸7の軸線L1方向に沿って差し込まれ、該コネクタ部13に対して電気機械的に接続される。この場合、制御回路基板15は、その平面方向が前記ギヤハウジング10(モータ1)の扁平方向と平行に配置される。又、この場合、制御回路基板15は、嵌合部10dの案内溝10fに挿入されて案内される。そして、制御回路基板15は、ギヤハウジング10に装着される基板収容ケース16内に収容される。
【0043】
基板収容ケース16は、前記ギヤハウジング10と同様に樹脂材料にて形成され、基板収容部20とカバー部21とが一体に成形されてなる。基板収容部20は、略有底四角筒状に形成されている。基板収容部20の開口部20aは、前記ギヤハウジング10の嵌合部10dに嵌合され閉塞される。この場合、基板収容部20は、図1に示すように、ギヤハウジング10の扁平方向において回転軸7の軸線L1方向と直交する方向のウォームホイール収容部10b側でモータ本体2と並列に位置する。基板収容部20の左右両側壁部の内側面には、図3に示すように、制御回路基板15を案内するための案内溝20bが開口部20aから回転軸7の軸線L1方向に沿って形成されている(尚、図3においては、一方の壁部のみを図示している)。この案内溝20b及び図4に示す前記案内溝10fは、制御回路基板15を案内して該回路基板15の板厚方向(図4における上下方向)への移動を規制する。基板収容部20の底部(反開口部20a側の壁部)には、制御回路基板15の外部用コネクタ部19を外部に露出させるための挿通孔20cが形成されている。
【0044】
基板収容部20の上側壁部には、カバー部21が一体に形成されている。カバー部21は、前記ギヤハウジング10(モータ1)の扁平方向に沿って前記ウォームホイール収容部10bの開口部10cに向かって平板状に延びている。カバー部21は、ウォームホイール収容部10bの開口部10cを閉塞する。カバー部21は、複数のネジ22を該カバー部21にそれぞれ設けた固定部21aを介してギヤハウジング10のネジ孔10gに螺入されることにより、該ハウジング10に対して固定される。この場合、ネジ22の螺入方向(ネジ止め方向)は、前記出力軸12の軸線L2方向、即ちギヤハウジング10に対する基板収容ケース16の装着方向と直交する方向となっている。
【0045】
前記カバー部21の中心には、前記出力軸12を露出させるための露出孔21bが形成されている。即ち、前記出力軸12の基端部には、六角レンチ等の冶具(図示略)と連結するための連結孔12aを有している。これは、モータ1の故障時等に出力軸12を回転させたい場合に、冶具をカバー部21の露出孔21bに挿入して連結孔12aに連結させ、該冶具を操作することで出力軸12を手動にて回転できるようになっている。
【0046】
このような基板収容ケース16は、本体側コネクタ部13に連結されて支持された制御回路基板15を案内溝20bに挿入させて基板収容部20内に収容し、該収容部20の開口部20aと嵌合部10dとが嵌合するようにギヤハウジング10に対して回転軸7の軸線L1方向に沿って装着される。つまり、基板収容ケース16は、モータ本体2の装着方向と同方向にギヤハウジング10に装着される。基板収容部20と嵌合部10dとが嵌合すると、該嵌合部10dに設けたガタ防止突起10eにより基板収容部20と嵌合部10dとが圧入され、基板収容部20(基板収容ケース16)が嵌合部10dに対してがたつきなく連結されるようになっている。
【0047】
又、このように基板収容ケース16をギヤハウジング10に装着した状態では、該ケース16のカバー部21がウォームホイール収容部10bの開口部10cを閉塞するようになっている。そして、ネジ22がカバー部21に設けた固定部21aを介してギヤハウジング10のネジ孔10gにそれぞれ螺入されることにより、基板収容ケース16がギヤハウジング10に固定される。こうして制御回路基板15及び基板収容ケース16よりなる制御装置4がギヤハウジング10に対して外付けされモータ1が構成されている。
【0048】
次に、上記した本実施形態のモータ1の特徴的な作用効果を記載する。
(1)基板収容ケース16には、制御回路基板15を収容するための基板収容部20と、ウォームホイール収容部10bの開口部10cを閉塞するカバー部21とが一体に形成される。そのため、カバー部21を別部品とする場合と比べて、モータ1の部品点数を低減でき、その分、モータ1の組み付け工数を低減することができる。
【0049】
(2)ギヤハウジング10は、ウォームホイール収容部10bが回転軸7と直交する方向の一方に延設された扁平形状をなしている。そのため、ギヤハウジング10が薄型となり、モータ1を薄型に構成することができる。
【0050】
(3)ウォームホイール収容部10bの開口部10cは、ギヤハウジング10の扁平方向と直交する方向に開口している。そのため、開口部10cの開口面積を大きくすることができ、収容部10b内にウォームホイール11等が収容し易い。
【0051】
(4)基板収容ケース16の基板収容部20は、ギヤハウジング10の扁平方向において回転軸7と直交する方向のウォームホイール収容部10b側でモータ本体2と並列に位置している。そのため、基板収容部20のギヤハウジング10(モータ1)の扁平方向と直交する方向への突出を抑えながら、モータ本体2とギヤハウジング10(ウォームホイール収容部10b)とで囲まれた空きスペースに基板収容部20が配置されるので、モータ1をコンパクトに構成することができる。
【0052】
(5)基板収容ケース16は、基板収容部20の制御回路基板15を収容する開口部20aがギヤハウジング10にて閉塞されるように該ハウジング10に向けられて装着される。そのため、基板収容部20の開口部20aを閉塞する部材を省略できるので、モータ1の部品点数を低減でき、その分、モータ1の組み付け工数を低減することができる。
【0053】
(6)モータ本体2は、回転軸7の軸線L1方向に沿ってギヤハウジング10に装着され、基板収容ケース16は、該モータ本体2の装着方向と同方向にギヤハウジング10に装着される。そのため、モータ本体2と基板収容ケース16との装着方向が統一されるので、モータ1の組み付けが容易となる。従って、自動組み付けに好適なモータ1とすることができる。
【0054】
(7)基板収容ケース16の基板収容部20は、その内側面に開口部20aから収容される制御回路基板15を案内する案内溝20bを有している。そのため、制御回路基板15は、案内溝20bにて無用な移動が規制され、該回路基板15の大きながたつきを抑えることができる。
【0055】
(8)ギヤハウジング10には、基板収容部20の開口部20aに内嵌する嵌合部10dを有している。そのため、嵌合部10dと基板収容部20の開口部20aとが嵌合することで、ギヤハウジング10と基板収容ケース16とを強固に連結することができる。
【0056】
(9)嵌合部10dは、基板収容部20の開口部20aに圧入するためのガタ防止突起10eを有している。そのため、嵌合部10dが基板収容部20の開口部20aに圧入されるので、基板収容ケース16がギヤハウジング10に対してがたつきなく装着することができる。
【0057】
(10)嵌合部10dは、中空状に形成されその内部に制御回路基板15の一部が挿入され、その挿入された該回路基板15の一部を案内する案内溝10fを有している。そのため、制御回路基板15は、案内溝10fにて無用な移動が規制され、該回路基板15の大きながたつきを抑えることができる。
【0058】
(11)基板収容ケース16は、ギヤハウジング10に対する装着方向と直交する方向にネジ22にてネジ止めされる。そのため、基板収容ケース16がギヤハウジング10から反装着方向に抜けようとしても、その力がネジ22の抜ける方向に作用しないので、基板収容ケース16を強固に固定することができる。
【0059】
(12)ネジ22によるネジ止めは、基板収容ケース16のカバー部21に対して行われる。そのため、基板収容部20にはネジ止め用の部位を形成する必要がないので、基板収容部20の形状を複雑化しない。
【0060】
(13)ギヤハウジング10には、モータ本体2に給電するための本体側コネクタ部13が露出されており、制御回路基板15には、本体側コネクタ部13と連結される基板側コネクタ部18を有している。そのため、両コネクタ部13,18を連結するだけで制御回路基板15の電気的接続を行うことができるので、その接続作業を簡単とすることができる。
【0061】
(14)本体側コネクタ部13は、嵌合部10d内に配置されている。そのため、嵌合部10dとコネクタ部13とを別個に位置させた場合と比べて、これらの配置スペースを小さくすることができ、ギヤハウジング10、ひいてはモータ1の小型化を図ることができる。
【0062】
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
○上記実施形態では、基板収容ケース16を回転軸7の軸線L1方向に沿ってギヤハウジング10に装着するようにしたが、これ以外の方向でギヤハウジング10に装着するようにしてもよい。
【0063】
○上記実施形態では、基板収容部20をモータ本体2と回転軸7と直交する方向に並んで配置するようにしたが、これ以外の位置に配置してもよい。
○上記実施形態では、ギヤハウジング10に基板収容部20の開口部20aに内嵌する嵌合部10dを設けたが、嵌合部10dの形状はこれに限定されるものではない。又、嵌合部10dを省略してもよい。
【0064】
○上記実施形態では、ガタ防止突起10eの形状はこれに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。又、ガタ防止突起10eを省略してもよい。
○上記実施形態では、基板収容部20の開口部20aをギヤハウジング10にて閉塞するようにしたが、別途、開口部20aを閉塞する部材を設けてもよい。この場合、開口部20aの位置はこれに限定されるものではない。
【0065】
○上記実施形態では、基板収容ケース16のギヤハウジング10に対する装着方向と直交する方向にネジ22にてネジ止めを行うようにしたが、ネジ止め方向は該装着方向と直交する方向以外であってもよい。又、カバー部21においてネジ止めを行うようにしたが、基板収容部20においてネジ止めを行うようにしてもよい。又、ネジ22以外の固定手段を用いてもよい。
【0066】
○上記実施形態では、制御回路基板15を案内する案内部としての案内溝10f,20bの形状はこれに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。又、案内溝10f,20bを省略してもよい。
【0067】
○上記実施形態では、減速機構にウォームホイール11を用いたが、ウォームホイール11以外の減速ギヤを用いてもよい。又、減速ギヤは1個以上であってもよい。
【0068】
○上記実施形態では、車両用サンルーフ装置の駆動源のモータ1に実施したが、これ以外の装置のモータに実施してもよい。
【0069】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、部品点数を低減し、組み付け工数を低減することができるモータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のモータの平面図。
【図2】 本実施形態のモータの分解図。
【図3】 図1のA方向から見た分解図。
【図4】 図1のB−B断面図。
【符号の説明】
2…モータ本体、4…制御装置、7…回転軸、10…ギヤハウジング、10b…減速機構収容部としてのウォームホイール収容部、10c…開口部、10d…嵌合部、10e…突起としてのガタ防止突起、10f…案内部としての案内溝、11…減速機構としてのウォームホイール、13…本体側コネクタ部、15…制御回路基板、16…基板収容ケース、18…基板側コネクタ部、20…基板収容部、20a…開口部、20b…案内部としての案内溝、21…カバー部、22…ネジ、L1…軸線方向。

Claims (15)

  1. 回転軸を回転駆動するモータ本体と、
    前記モータ本体と一体に組み付けられ、前記回転軸の回転を減速する減速機構をその開口部から収容する減速機構収容部を有するギヤハウジングと、
    前記ギヤハウジングに装着され、前記モータ本体を制御するための制御回路基板と該回路基板を収容する基板収容ケースとを有する制御装置と、を備えたモータであって、
    前記基板収容ケースには、前記制御回路基板を収容するための基板収容部と、前記減速機構収容部の開口部を閉塞するカバー部とが一体に形成され
    前記ギヤハウジングには、前記モータ本体に給電するための本体側コネクタ部が露出され、前記制御回路基板には、前記本体側コネクタ部と連結される基板側コネクタ部を有しており、
    前記ギヤハウジングには、前記基板収容部の開口部に内嵌する中空状の嵌合部を有し、前記本体側コネクタ部は、前記嵌合部内に配置されていることを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記ギヤハウジングは、前記減速機構収容部が前記回転軸と直交する方向の一方に延設された扁平形状をなしていることを特徴とするモータ。
  3. 請求項2に記載のモータにおいて、
    前記減速機構収容部の開口部は、前記ギヤハウジングの扁平方向と直交する方向に開口していることを特徴とするモータ。
  4. 請求項2又は3に記載のモータにおいて、
    前記基板収容ケースの基板収容部は、前記ギヤハウジングの扁平方向において前記回転軸と直交する方向の前記減速機構収容部側で前記モータ本体と並列に位置していることを特徴とするモータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記基板収容ケースの基板収容部は、前記制御回路基板を収容する開口部を有し、
    前記基板収容ケースは、前記基板収容部の開口部が前記ギヤハウジングにて閉塞されるように該ハウジングに向けられて装着されることを特徴とするモータ。
  6. 請求項5に記載のモータにおいて、
    前記モータ本体は、前記回転軸の軸線方向に沿って前記ギヤハウジングに装着されるものであり、
    前記基板収容ケースは、前記モータ本体の装着方向と同方向に前記ギヤハウジングに装着されることを特徴とするモータ。
  7. 請求項5又は6に記載のモータにおいて、
    前記基板収容ケースの基板収容部は、その内側面に前記開口部から収容される前記制御回路基板を案内する案内部を有していることを特徴とするモータ。
  8. 請求項5〜7のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記ギヤハウジングには、前記基板収容部の開口部に内嵌する嵌合部を有していることを特徴とするモータ。
  9. 請求項8に記載のモータにおいて、
    前記嵌合部は、前記基板収容部の開口部に圧入するための突起を有していることを特徴とするモータ。
  10. 請求項8又は9に記載のモータにおいて、
    前記嵌合部は、中空状に形成されており、その内部に前記制御回路基板の一部が挿入されるものであり、その挿入された該回路基板の一部を案内する案内部を有していることを特徴とするモータ。
  11. 請求項8〜10のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記基板収容ケースは、前記ギヤハウジングに対する装着方向と直交する方向にネジ止めされることを特徴とするモータ。
  12. 請求項11に記載のモータにおいて、
    前記ネジ止めは、前記基板収容ケースの前記カバー部に対して行われることを特徴とするモータ。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記減速機構は、ウォームホイールであることを特徴とするモータ。
  14. 回転軸を回転駆動するモータ本体と、
    前記モータ本体と一体に組み付けられ、前記回転軸の回転を減速する減速機構をその開口部から収容する減速機構収容部を有するギヤハウジングと、
    前記ギヤハウジングに装着され、前記モータ本体を制御するための制御回路基板と該回路基板を収容する基板収容ケースとを有する制御装置と、を備えたモータであって、
    前記ギヤハウジングは、前記減速機構収容部が前記回転軸と直交する方向の一方に延設された扁平形状をなし、
    前記減速機構収容部の開口部は、前記ギヤハウジングの扁平方向と直交する方向に開口し、
    前記基板収容ケースには、前記制御回路基板を収容するための基板収容部と、該基板収容部から前記ギヤハウジングの扁平方向に沿って前記減速機構収容部の開口部に向かって平板状に延設されて該減速機構収容部の開口部を閉塞するカバー部とが一体に形成されており、
    前記基板収容部と前記カバー部とが前記扁平方向に沿って前記ギヤハウジングに装着されたことを特徴とするモータ。
  15. 請求項14に記載のモータにおいて、
    前記基板収容ケースの基板収容部は、その内側面に該基板収容部の開口部から収容される前記制御回路基板を案内する案内部が該開口部から前記回転軸の軸線方向に沿って形成されており、
    前記基板収容部と前記カバー部とは、前記回転軸の軸線方向に沿って前記ギヤハウジングに装着されることを特徴とするモータ。
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