JP2864405B2 - エンジンとミッション連結構造 - Google Patents

エンジンとミッション連結構造

Info

Publication number
JP2864405B2
JP2864405B2 JP24673390A JP24673390A JP2864405B2 JP 2864405 B2 JP2864405 B2 JP 2864405B2 JP 24673390 A JP24673390 A JP 24673390A JP 24673390 A JP24673390 A JP 24673390A JP 2864405 B2 JP2864405 B2 JP 2864405B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
transmission
cylinder block
stiffener
mount bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24673390A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04124429A (ja
Inventor
信行 赤塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP24673390A priority Critical patent/JP2864405B2/ja
Publication of JPH04124429A publication Critical patent/JPH04124429A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2864405B2 publication Critical patent/JP2864405B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はエンジンとトランスミッション連結構造に
係り、特にシリンダブロックへの困難な加工を必要とせ
ず、結合剛性の高いエンジンとトランスミッションとの
連結構造に関する。
[従来の技術] 車両には、その駆動機構であるエンジンから出力され
る駆動力を適切な回転数とトルクに変換するトランスミ
ッションがエンジンに結合されている。このエンジンと
トランスミッションとの結合部には、振動や騒音対策の
為に、エンジンとトランスミッションとの結合剛性を高
めることを種目的としてエンジン−ミッションスティフ
ナが装着される。
トランスミッションをエンジン本体のシリンダブロッ
クに結合する、エンジン−ミッションスティフナを装着
した従来の連結構造例を第5図、第6図に示す。
第5図において、50はエンジンのシリンダブロック、
52はオイルパン、54はトランスミッション、56はエンジ
ンマウントブラケットであって、58はエンジンのシリン
ダブロック50とトランスミッション54を結合しているエ
ンジン−ミッションスティフナである。
エンジン−ミッションスティフナ58は、第5図から明
らかなように、トランスミッション54の端部とシリンダ
ブロック50の側面に設けた取り付け部にボルトによって
締結している。
上述と類似構造によるエンジンとトランスミッション
との連結構造については、例えば、実開昭60-162242号
公報に開示されている。
実開昭60-162242号公報に記載のものは、エンジン後
端にクラッチハウジングを取り付けるシリンダブロック
本体とは別体のアダプタプレートを設け、該アダプタプ
レートをシリンダヘッド及びシリンダブロック本体の鋳
物部分とに締結していて、スティフナをアダプタプレー
トとシリンダブロック本体の鋳物部分の間に結合してい
る。
第6図は第5図または実開昭60-162242号公報に記載
のものとは別の連結構造例を示している。第6図におい
て、60はエンジンのシリンダブロック、62はオイルパ
ン、64はトランスミッション、68はエンジンのシリンダ
ブロック60とトランスミッション64とを結合しているエ
ンジン−ミッションスティフナであって、70はエンジン
ミッシヨンスティフナ68をエンジンのシリンダブロック
60に締結するためのボス部である。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、上述した従来のエンジンとトランスミッシ
ョンとの連結構造において、第5図に示したものにおい
ては、エンジン−ミッションスティフナはシリンダブロ
ックの側面に結合されているためにシリンダブロックと
エンジン−ミッションスティフナとの結合剛性が低くな
ってしまうという不都合がある。
そして、実開昭60-162242号公報に記載のものは、ウ
ォータジャケット外壁をシリンダブロック本体とは別体
の薄板から構成した薄板外壁エンジンとクラッチハウジ
ングとを取り付ける構造としては効果があるが、第5図
に示したものと同様の問題点がある。
また、第6図に示したものにおいては、エンジン−ミ
ッションスティフナはシリンダブロックの下面に結合さ
れているため、シリンダブロックとエンジン−ミッショ
ンスティフナとの結合剛性は高い。
しかしながら、シリンダブロック中のエンジン−ミッ
ションスティフナ取り付けボス部は、シリンダブロック
の側面に下向けに設ける為にエンジンマウントブラケッ
トを締結する為のその他のボス部とは加工方向が異な
り、従って、追加加工、修正が非常に困難である。ま
た、他のボスと加工方向が異なるために同時加工が出来
ず、コストアップになり、経済的に不利であるという不
都合がある。
[発明の目的] そこでこの発明の目的は、上述不都合を除去するため
に、シリンダブロック側面にエンジンマウントブラケッ
トを装着するとともに、エンジンマウントブラケットと
トランスミッション間にエンジン−ミッションスティフ
ナを分設したことにより、加工性がよく、結合剛性の高
いエンジンとトランスミッションとの連結構造を実現す
るにある。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するためにこの発明は、エンジンとト
ランスミッション間にエンジン−ミッションスティフナ
を結合したエンジンとトランスミッションとの連結構造
において、シリンダブロック側面にエンジンマウントブ
ラケットを装着し、このエンジンマウントブラケットと
トランスミッション間にエンジン−ミッションスティフ
ナを介設したことを特徴とする。
[作用] この発明によれば、シリンダブロック側面に装着した
エンジンマウントブラケット及びトランスミッションに
エンジン−ミッションスティフナをそれぞれ締結し、シ
リンダブロックに困難な加工を施すこと無く、エンジン
とトランスミッションとの間に所望の結合剛性を得てい
る。
[実施例] 以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体
的にに説明する。
第1〜4図は、この発明の実施例を示すものである。
第1図はエンジンとトランスミッションとの連結構造を
示す分解図である。
第1図において、2はエンジン、10はエンジン2のシ
リンダブロック、4はトランスミッションであって、6
はシリンダブロック10の両側面に装着されるエンジンマ
ウントブラケット、8はエンジン−ミッションスティフ
ナである。
また、エンジンマウントブラケット6は、マウントブ
ラケット本体22、マウントラバー24及びカバー26等の部
品から構成されていて、ボルト32によってシリンダブロ
ック10の側面に、ボルト38によって車体本体のフレーム
にそれぞれ締結し固定されている。また、エンジン−ミ
ッションスティフナ8は、ボルト36によってトランスミ
ッション4の前面部12に、そしてボルト34によってマウ
ントブラケット本体22に夫々締結し固定されている。
また、第2図はエンジンマウントブラケット6のマウ
ントブラケット本体22の詳細形状例を示す構造図で、
(A)図はマウントブラケット本体22をシリンダブロッ
ク10に取り付けた状態において横正面から見た図、
(B)図は(A)図のシリンダブロック10への取り付け
側付近を下から見た底面図であって、(B)図において
44aは、第1図で示したように、ボルト34によってエン
ジン−ミッションスティフナ8を締結する為のタップ孔
である。また、(C)図は(A)図を上部から見た平面
図、(D)図は(A)図を側面から見た側面図、(E)
図は(D)図を矢印a方向から見た斜視図を示してい
る。上記したマウントブラケット本体22は、エンジンに
対する装着側によって略対称形状をなしている。また、
各図において42は、第1図で示したように、ボルト32に
よってエンジンマウントブラケット6をシリンダブロッ
ク10に締結固定するためのボルト孔である。
また、第3図はエンジン−ミッションスティフナ8の
詳細形状例を示す構造図であって、(A)図はエンジン
−ミッションスティフナ8の装着状態において側面から
見た側面図、(B)図は(A)図を上から見た平面図、
(C)図は(A)図をトランスミッション装着側から見
た側面図であり、エンジンに対する装着側によって対称
形状をなしている。また、各図において、44は、第1図
で示したように、ボルト34によってエンジン−ミッショ
ンスティフナ8をエンジンマウントブラケット6に設け
たタイプ孔44aに締結し固定するためのボルト孔、46
は、同じく、第1図で示したように、ボルト36によって
トランスミッション4に凝結固定する為のボルト孔であ
る。
次に本発明による連結構造例を第4図に示す。第4図
において、4はトランスミッション、6はエンジンマウ
ントブラケット、8はエンジン−ミッションスティフ
ナ、10はシリンダブロック、12はオイルパンであって、
エンジンマウントブラケット6は、ボルト32によってシ
リンダブロック10に締結されており、エンジン−ミッシ
ョンスティフナ8は、ボルト34によってエンジンマウン
トブラケット6に締結され、ボルト36によってトランス
ミッション4に締結されている。
即ち、トランスミッション4は、エンジン−ミッショ
ンスティフナ8及びエンジンマウントブラケット6を介
してシリンダブロック10の底部に強固に連結している。
これにより、修正困難なシリンダブロックへのボスの
追加の必要がなく、修正容易なエンジンマウントブラケ
ット6へのボス追加を行うことができ、作業性を向上し
得るとともに、結合剛性の高いエンジン−ミッションス
ティフナによる連結構造を得ることができ、実用上有利
である。
また、上述した実施例以外のシリンダブロックの形状
構造、また、対応するエンジン−ミッションスティフナ
の形状構造によっても本発明の適用によって同様の効果
を得ることができる。
[発明の効果] 以上詳細に説明した如くこの発明によれば、シリンダ
ブロック側面にエンジンマウントブラケットを装着する
とともに、エンジンマウントブラケットとトランスミッ
ション間にエンジン−ミッションスティフナを介設した
ので、修正困難なシリンダブロックに余分な加工を施す
こと無く、エンジンとトランスミッションとの間に所望
の結合剛性を得ることができるというすぐれた効果を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図はこの発明の実施例を示し、第1図はエンジ
ンとトランスミッションとの連結構造を示す組立図、第
2図(A)はマウントブラケット本体をシリンダブロッ
クに取り付けた状態において横正面から見た図、第2図
(B)はマウントブラケット本体のシリンダブロックへ
の取り付け側付近を下から見た底面図、第2図(C)は
平面図、第2図(D)は側面図、第2図(E)は第2図
(D)を矢印a方向から見た斜視図、第3図(A)はエ
ンジン−ミッションスティフナの装着状態において側面
から見た側面図、第3図(B)は平面図、第3図(C)
はトランスミッション装着側から見た側面図、第4図は
エンジンとトランスミッションとの連結構造を示す結合
構造図である。 第5、6図はこの発明の従来技術を示し、第5図はエン
ジンとトランスミッションとの連結構造を示す結合構造
図、第6図はエンジンとトランスミッションとの他の連
結構造を示す結合構造図である。 図において、4はトランスミッション、6はエンジンマ
ウントブラケット、8はエンジン−ミッションスティフ
ナ、10はシリンダブロック、32、34、36はボルトであ
る。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンとトランスミッション間にエンジ
    ン−ミッションスティフナを結合したエンジンとトラン
    スミッションとの連結構造において、シリンダブロック
    側面にエンジンマウントブラケットを装着し、このエン
    ジンマウントブラケットとトランスミッション間にエン
    ジン−ミッションスティフナを介設したことを特徴とす
    るエンジンとミッション連結構造。
JP24673390A 1990-09-17 1990-09-17 エンジンとミッション連結構造 Expired - Fee Related JP2864405B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24673390A JP2864405B2 (ja) 1990-09-17 1990-09-17 エンジンとミッション連結構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24673390A JP2864405B2 (ja) 1990-09-17 1990-09-17 エンジンとミッション連結構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04124429A JPH04124429A (ja) 1992-04-24
JP2864405B2 true JP2864405B2 (ja) 1999-03-03

Family

ID=17152839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24673390A Expired - Fee Related JP2864405B2 (ja) 1990-09-17 1990-09-17 エンジンとミッション連結構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2864405B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04124429A (ja) 1992-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4414573B2 (ja) エンジンブロック
JPH0533720Y2 (ja)
JPH0310025B2 (ja)
JP2864405B2 (ja) エンジンとミッション連結構造
JPS5847568B2 (ja) ベアリングビ−ム
JP2880075B2 (ja) オイルパンの取付構造
JPS58152922A (ja) 自動車用エンジンのベアリングビ−ム
JPH0712673Y2 (ja) パワートレン系の振動抑制装置
JP2530847Y2 (ja) 車両のエンジン支持構造
JPH0716507Y2 (ja) 横置きエンジン搭載車のドライブシャフト支持構造
JP2514597Y2 (ja) 車両のエンジン支持装置
JP3148927B2 (ja) エンジンのブロック構造
JPH0629474Y2 (ja) パワーユニットの補強装置
JP2505043B2 (ja) 四輪駆動車
JPH048015Y2 (ja)
JP2580956Y2 (ja) 車両リヤデフケースの支持構造
JPS623342Y2 (ja)
JPH08496Y2 (ja) エンジンの補機取付構造
JPH0453343Y2 (ja)
JPH0810017Y2 (ja) 自動車のトランスミッション補強構造
JPH0629488Y2 (ja) エンジンの軸受装置
JPH0318266Y2 (ja)
JPH047246Y2 (ja)
JPS6339174Y2 (ja)
JPH0810677Y2 (ja) エンジンの補強部材

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091218

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees