JPH0453343Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0453343Y2 JPH0453343Y2 JP1987003199U JP319987U JPH0453343Y2 JP H0453343 Y2 JPH0453343 Y2 JP H0453343Y2 JP 1987003199 U JP1987003199 U JP 1987003199U JP 319987 U JP319987 U JP 319987U JP H0453343 Y2 JPH0453343 Y2 JP H0453343Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bonnet
- panel
- lower panel
- upper panel
- panels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000003660 reticulum Anatomy 0.000 description 38
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 6
- 239000003351 stiffener Substances 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、例えば乗用作業車等に於けるボンネ
ツト構造に関するものである。
ツト構造に関するものである。
従来の乗用作業車等に於けるボンネツト構造は
全体を一枚のプレートで一体成形したものが多
い。係る構造のボンネツトの強度はプレートの厚
さにより左右されるため、従来は強度強化を図る
ために分厚いプレートが採用されているのが実情
である。然し、強度強化のためとは言え分厚いプ
レートによりボンネツトを一体成形することは重
量が非常に重く成り、しかも成形が非常に難し
く、又例えば一体成形後にヘツドライト等を取り
付ける穴(収納部)を加工する場合に困難な作業
と多くの時間を要し、かつコスト高となる不都合
があつた。
全体を一枚のプレートで一体成形したものが多
い。係る構造のボンネツトの強度はプレートの厚
さにより左右されるため、従来は強度強化を図る
ために分厚いプレートが採用されているのが実情
である。然し、強度強化のためとは言え分厚いプ
レートによりボンネツトを一体成形することは重
量が非常に重く成り、しかも成形が非常に難し
く、又例えば一体成形後にヘツドライト等を取り
付ける穴(収納部)を加工する場合に困難な作業
と多くの時間を要し、かつコスト高となる不都合
があつた。
そこで、従来に於いては成形工程の難点を解決
するためプレートに比較的薄いプレートを採用
し、ボンネツトの全体の一体成形工程の容易化を
図ると共に、ボンネツト自体の強度強化をはかる
手段として成形したボンネツトの下端内周に突出
させてコ字状のスチフナーを溶着等によつて取り
付けボンネツトの強度強化を図つたものも存在す
るが、係る構造は強度の点に於いては充分な強度
を得ることが出来ると言えるが、前述した如くボ
ンネツトの下端内周にコ字状のスチフナーを内部
に向かつて突出させて取り付けたものであるか
ら、その分ボンネツトの内部空間が狭くなり、ボ
ンネツト内部に装備する搭載機の配置上種々の制
約を伴う等の不都合が有つた。
するためプレートに比較的薄いプレートを採用
し、ボンネツトの全体の一体成形工程の容易化を
図ると共に、ボンネツト自体の強度強化をはかる
手段として成形したボンネツトの下端内周に突出
させてコ字状のスチフナーを溶着等によつて取り
付けボンネツトの強度強化を図つたものも存在す
るが、係る構造は強度の点に於いては充分な強度
を得ることが出来ると言えるが、前述した如くボ
ンネツトの下端内周にコ字状のスチフナーを内部
に向かつて突出させて取り付けたものであるか
ら、その分ボンネツトの内部空間が狭くなり、ボ
ンネツト内部に装備する搭載機の配置上種々の制
約を伴う等の不都合が有つた。
本考案は、上記の問題点に鑑みて成したもの
で、ボンネツト全体を上部パネルと下部パネルと
の二部材構成と成し、上部パネルと下部パネルと
が一体的になるように、上部パネルのスカート部
に前記下部パネルの上端部を接合すると共に、両
パネルの前方接合部に設けた切欠部にヘツドライ
トを収容し取り付けることによつて、ボンネツト
全体の強度強化を図り、かつ同時にボンネツトの
成形工程の簡略化を図ることによつてコストダウ
ンを達成すると共に、ボンネツトの内部空間を設
定可能となし、他に搭載する種々の装備品の配置
スペースに余裕を持たせたボンネツト構造を提供
することにある。
で、ボンネツト全体を上部パネルと下部パネルと
の二部材構成と成し、上部パネルと下部パネルと
が一体的になるように、上部パネルのスカート部
に前記下部パネルの上端部を接合すると共に、両
パネルの前方接合部に設けた切欠部にヘツドライ
トを収容し取り付けることによつて、ボンネツト
全体の強度強化を図り、かつ同時にボンネツトの
成形工程の簡略化を図ることによつてコストダウ
ンを達成すると共に、ボンネツトの内部空間を設
定可能となし、他に搭載する種々の装備品の配置
スペースに余裕を持たせたボンネツト構造を提供
することにある。
第1図乃至第3図に基づいて本考案に係るボン
ネツト構造を詳細に説明する。
ネツト構造を詳細に説明する。
同図中、1は乗用作業車、2はメインフレー
ム、3は前記メインフレーム2の前方に装備され
るエンジン部を覆うボンネツトであり、このボン
ネツト3は上部パネル3aと下部パネル3bとの
二部材で構成さたものであつて、前記下部パネル
3bは上部パネル3aに比べ肉厚な部材が採用さ
れ、かつ断面コ字状に成形され、しかも凹部が内
側に向けられており、この下部パネル3bの上端
部を前記上部パネル3aのスカート部に接合する
ことにより、上部パネル3aと下部パネル3bと
が一体的に取り付けられている。
ム、3は前記メインフレーム2の前方に装備され
るエンジン部を覆うボンネツトであり、このボン
ネツト3は上部パネル3aと下部パネル3bとの
二部材で構成さたものであつて、前記下部パネル
3bは上部パネル3aに比べ肉厚な部材が採用さ
れ、かつ断面コ字状に成形され、しかも凹部が内
側に向けられており、この下部パネル3bの上端
部を前記上部パネル3aのスカート部に接合する
ことにより、上部パネル3aと下部パネル3bと
が一体的に取り付けられている。
4は前記ボンネツト3の前方左右に設けられる
ヘツドライトであり、このヘツドライト4の左右
の収容部4aは前記の上部パネル3aと下部パネ
ル3bの前方左右の接合部を切欠することによつ
て構成されている。
ヘツドライトであり、このヘツドライト4の左右
の収容部4aは前記の上部パネル3aと下部パネ
ル3bの前方左右の接合部を切欠することによつ
て構成されている。
5は前記メインフレーム2の内側に装備される
ステアリングギヤボツクス、6は前記メインフレ
ーム2の後方に装備されるトランスミツシヨン、
7は前記トランスミツシヨン6の上方に装備され
る作業機等のシリンダー装置、8はシート、9は
変速レバー、10は前輪、11は後輪である。
ステアリングギヤボツクス、6は前記メインフレ
ーム2の後方に装備されるトランスミツシヨン、
7は前記トランスミツシヨン6の上方に装備され
る作業機等のシリンダー装置、8はシート、9は
変速レバー、10は前輪、11は後輪である。
以下、上記の構成に基づいて作用を説明する。
即ち、本考案に係るボンネツト構造は上部パネ
ル3aと下部パネル3bとの二部材で構成すると
共に、前記下部パネル3bを上部パネル3aに比
べ肉厚な部材で、しかも断面コ字状の部材を採用
し、しかも凹部が内側に向くように上部パネルの
スカート部に前記下部パネルの上端部を接合して
両パネルを一体化したものであるから、従来の一
枚プレートで一体的に構成されたボンネツトに比
べその強度は相当に強化され、また、スチフナー
を採用したボンネツトの如く、強度強化のために
特別の強度部材を取り付ける等の作業をする必要
がないので組み立て作業が著しく短縮できコスト
ダウンを図ることが可能と成る。また、ボンネツ
ト3内部空間が相当に広いものと成るから、ボン
ネツト3内に装備するその他の装備品の搭載スペ
ースに余裕が出来る。
ル3aと下部パネル3bとの二部材で構成すると
共に、前記下部パネル3bを上部パネル3aに比
べ肉厚な部材で、しかも断面コ字状の部材を採用
し、しかも凹部が内側に向くように上部パネルの
スカート部に前記下部パネルの上端部を接合して
両パネルを一体化したものであるから、従来の一
枚プレートで一体的に構成されたボンネツトに比
べその強度は相当に強化され、また、スチフナー
を採用したボンネツトの如く、強度強化のために
特別の強度部材を取り付ける等の作業をする必要
がないので組み立て作業が著しく短縮できコスト
ダウンを図ることが可能と成る。また、ボンネツ
ト3内部空間が相当に広いものと成るから、ボン
ネツト3内に装備するその他の装備品の搭載スペ
ースに余裕が出来る。
また、前記上部パネル3aと下部パネル3bと
の接合部を利用して左右のヘツドライト4を収容
する収容部4aを構成するようにしたので、収容
部4aの構成が簡単かつ容易と成る。
の接合部を利用して左右のヘツドライト4を収容
する収容部4aを構成するようにしたので、収容
部4aの構成が簡単かつ容易と成る。
本考案は、以上詳細に説明した如く、ボンネツ
ト全体を上部パネルと下部パネルとの二部材構成
と成し、上部パネルと下部パネルとが一体的にな
るように、上部パネルのスカート部に前記下部パ
ネルの上端部を接合すると共に、両パネルの前方
接合部に設けた切欠部にヘツドライトを収容し取
り付けることによつて、ボンネツト全体の強度強
化を図ることが出来、かつ同時にボンネツトの成
形工程の簡略化を図ることが出来るのでコストダ
ウンを達成出来る。又、ボンネツトの内部空間が
広く利用出来るので、他の装備品等の搭載スペー
スに余裕が出来る等優れたボンネツト構造を提供
することができる。
ト全体を上部パネルと下部パネルとの二部材構成
と成し、上部パネルと下部パネルとが一体的にな
るように、上部パネルのスカート部に前記下部パ
ネルの上端部を接合すると共に、両パネルの前方
接合部に設けた切欠部にヘツドライトを収容し取
り付けることによつて、ボンネツト全体の強度強
化を図ることが出来、かつ同時にボンネツトの成
形工程の簡略化を図ることが出来るのでコストダ
ウンを達成出来る。又、ボンネツトの内部空間が
広く利用出来るので、他の装備品等の搭載スペー
スに余裕が出来る等優れたボンネツト構造を提供
することができる。
第1図乃至第3図は本考案に係るボンネツト構
造の一実施例を説明するためのもので、第1図は
側面図、第2図はボンネツトの要部断面図、第3
図はボンネツトの正面図である。 1……乗用作業車、2……メインフレーム、3
……ボンネツト、3a……上部パネル、3b……
下部パネル、4……ヘツドライト、4a……収容
部、5……ステアリングギヤボツクス、6……ト
ランスミツシヨン、7……シリンダー装置、8…
…シート、9……変速レバー、10……前輪、1
1……後輪。
造の一実施例を説明するためのもので、第1図は
側面図、第2図はボンネツトの要部断面図、第3
図はボンネツトの正面図である。 1……乗用作業車、2……メインフレーム、3
……ボンネツト、3a……上部パネル、3b……
下部パネル、4……ヘツドライト、4a……収容
部、5……ステアリングギヤボツクス、6……ト
ランスミツシヨン、7……シリンダー装置、8…
…シート、9……変速レバー、10……前輪、1
1……後輪。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ボンネツト全体を上部パネルと下部パネルと
の二部材構成と成し、上部パネルと下部パネル
とが一体的になるように、上部パネルのスカー
ト部に前記下部パネルの上端部を接合すると共
に、両パネルの前方接合部に設けた切欠部にヘ
ツドライトを収容し取り付けたことを特徴とす
るボンネツト構造。 (2) 前記下部パネルの形状を凹部が内側に向く断
面コ字状に成形したことを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項記載のボンネツト構造。 (3) 前記下部パネルの厚さを上部パネルの厚さに
比べ肉厚に構成したことを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項記載のボンネツト構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987003199U JPH0453343Y2 (ja) | 1987-01-13 | 1987-01-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987003199U JPH0453343Y2 (ja) | 1987-01-13 | 1987-01-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63111371U JPS63111371U (ja) | 1988-07-18 |
JPH0453343Y2 true JPH0453343Y2 (ja) | 1992-12-15 |
Family
ID=30782739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987003199U Expired JPH0453343Y2 (ja) | 1987-01-13 | 1987-01-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0453343Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58139877A (ja) * | 1982-02-12 | 1983-08-19 | Kubota Ltd | 農用トラクタ |
-
1987
- 1987-01-13 JP JP1987003199U patent/JPH0453343Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58139877A (ja) * | 1982-02-12 | 1983-08-19 | Kubota Ltd | 農用トラクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63111371U (ja) | 1988-07-18 |
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