JP2864234B2 - 摩擦の無い動力伝達装置 - Google Patents

摩擦の無い動力伝達装置

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JP2864234B2
JP2864234B2 JP32593596A JP32593596A JP2864234B2 JP 2864234 B2 JP2864234 B2 JP 2864234B2 JP 32593596 A JP32593596 A JP 32593596A JP 32593596 A JP32593596 A JP 32593596A JP 2864234 B2 JP2864234 B2 JP 2864234B2
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一男 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は摩擦の無い動力伝達
装置、特に、半導体ウエハー等の処理装置に用いるゲー
トバルブの弁デスク駆動装置に用いた摩擦の無い動力伝
達装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハーや液晶基板等の処理装置
においては、ウエハーや基板を種々の処理室に通路を介
して出し入れすることが行なわれており、上記通路には
夫々ゲートバルブが設けられている。上記の処理室には
できるだけ不純物が混入しないようにする必要がある。
【0003】また、上記ゲートバルブとしては例えば特
開昭58−156781号公報に示すものがある。この
ような例においては、弁デスクを弁座に対して離間した
状態で上下動し、弁座に対向した位置で弁デスクをその
側方から押圧することによって弁座に対接せしめてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記従来
のゲートバルブでは弁デスクを弁座に押圧するため、リ
ンクやローラ等を用いているが、何れも押圧時の高負荷
印加時滑る部分があり、ロスを生ずると共に、これらか
ら機械的摩耗等により発生する不純物が上記処理室内に
混入するおそれが多い欠点があった。また、上記滑る部
分は高真空中では摩耗抵抗が大きくなるためこの部分に
潤滑剤を使用する必要があった。
【0005】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の摩擦の無い動力
伝達装置は、一方向に斜め下方に延び、次いで略垂直と
なるコロの直径に等しい長孔より成る第1のコロガイド
溝と、上記一方向と反対方向に斜め上方に延びる、コロ
の直径に等しい長孔より成る第2のコロガイド溝とを被
駆動体と駆動体の夫々に設け、上記両溝に共通のコロを
係合せしめた。
【0007】また、本発明の摩擦の無い動力伝達装置
は、弁座に離接される弁デスクに形成された第1のコロ
ガイド溝と、このコロガイド溝に対向する第2のコロガ
イド溝を形成した、上記弁デスクに相対的に上下動され
る弁デスク駆動ロッドと、上記第1,第2のコロガイド
溝に夫々係合せしめた共通のコロとより成り、上記第1
のコロガイド溝が、上記弁座から離れる方向に斜め下方
に延び、次いで略垂直となる上記コロの直径と等しい幅
の長孔であり、上記第2のコロガイド溝が、上記弁座に
近づく方向に斜め上方に延びる上記コロの直径と等しい
幅の長孔である。
【0008】また、本発明の摩擦の無い動力伝達装置
は、弁座に離接される弁デスクに垂直に形成した側板
と、上記弁デスクに並設した、上記弁デスクと相対的に
上下動される弁デスク駆動ロッドと、上記側板と弁デス
ク駆動ロッドの何れか一方に設けたコロガイド溝と、何
れか他方に設けたコロ貫通溝と、このコロ貫通溝に貫通
しその端部を上記コロガイド溝に係合したコロとより成
り、上記側板に設けた上記溝が、上記弁座から離れる方
向に斜め下方に延び、次いで略垂直となる上記コロの直
径と等しい幅の長孔であり、上記弁デスク駆動ロッドに
設けた上記溝が、上記弁座に近づく方向に斜め上方に延
びる上記コロの直径と等しい幅の長孔である。
【0009】また、本発明の摩擦の無い動力伝達装置
は、上記弁デスク駆動ロッドを上記弁デスクと相対的に
常時上方に抑制する弾発手段を更に有する。
【0010】また、本発明の摩擦の無い動力伝達装置
は、弁箱内に設けた弁座に離接される弁デスクに連結し
た、上記弁箱内から弁箱外に上下動及び傾動自在に気密
に突出する弁デスク駆動ロッドと、この弁デスク駆動ロ
ッドを介して上記弁デスクを上記弁座に対向する位置と
対向しない位置に移動自在ならしめ、上記弁デスクが上
記弁座にこれから離間して対向する位置となった後、上
記弁デスク駆動ロッドを傾動して上記弁デスクが上記弁
座に押圧されるようにする、弁箱外部に設けた移動手段
とより成り、上記移動手段が、ピストンシリンダと、こ
のピストンシリンダのピストンと、上記弁デスク駆動ロ
ッドに形成された第1のコロガイド溝と、このコロガイ
ド溝に対向するよう上記ピストンに形成した第2のコロ
ガイド溝と、上記第1,第2のコロガイド溝に夫々係合
せしめた共通のコロとより成り、上記第1のコロガイド
溝が、上記弁座に近付く方向に斜め下方に延び、次いで
略垂直となる上記コロの直径と等しい幅の長孔であり、
上記第2のコロガイド溝が、上記弁座から離れる方向に
斜め上方に延びる上記コロの直径と等しい幅の長孔であ
り、上記ピストンを上記弁デスク駆動ロッドに対して接
近するよう押圧した際、上記コロ及び傾斜長孔を介して
上記弁デスク駆動ロッドが傾斜し、上記弁デスクが上記
弁座に押圧されるようになる。
【0011】また、本発明の摩擦の無い動力伝達装置
は、弁箱内に設けた弁座に離接される弁デスクに連結し
た、上記弁箱内から弁箱外に上下動及び傾動自在に気密
に突出する弁デスク駆動ロッドと、この弁デスク駆動ロ
ッドを介して上記弁デスクを上記弁座に対向する位置と
対向しない位置に移動自在ならしめ、上記弁デスクが上
記弁座にこれから離間して対向する位置となった後、上
記弁デスク駆動ロッドを傾動して上記弁デスクが上記弁
座に押圧されるようにする、弁箱外部に設けた移動手段
とより成り、上記移動手段が、ピストンシリンダと、こ
のピストンシリンダのピストンと、このピストンに設け
た垂下板と、この垂下板と上記弁デスク駆動ロッドの何
れか一方に設けたコロガイド溝と、何れか他方に設けた
コロ貫通溝と、このコロ貫通溝に貫通しその端部を上記
コロガイド溝に係合したコロとより成り、上記弁デスク
駆動ロッドに設けた上記溝が、上記弁座に近付く方向に
斜め下方に延び、次いで略垂直となる上記コロの直径と
等しい幅の長孔であり、上記垂下板に設けた上記溝が、
上記弁座から離れる方向に斜め上方に延びる上記コロの
直径と等しい幅の長孔であり、上記ピストンを上記弁デ
スク駆動ロッドに対して接近するよう押圧した際、上記
コロ及び傾斜長孔を介して上記弁デスク駆動ロッドが傾
斜し、上記弁デスクが上記弁座に押圧されるようにな
る。
【0012】また、本発明の摩擦の無い動力伝達装置
は、上記ピストンを上記弁デスク駆動ロッドと相対的に
常時上方に抑制する弾発手段を更に有する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施例
を説明する。
【0014】図1〜図3は本発明の摩擦の無い動力伝達
装置を用いたゲートバルブの弁デスク駆動装置を示し、
1は弁箱、2はこの弁箱1内に設けた弁座、3はこの弁
座2に対接されるよう上記弁箱1内に配置した円板状の
弁デスク、4は上記弁箱1外に設けたピストンシリンダ
(図示せず)によって上下動される、上記弁デスク3に
並設された弁デスク駆動ロッドである。
【0015】本発明においては、上記弁デスク3と上記
弁デスク駆動ロッド4間を動力伝達手段5を介して連結
する。
【0016】上記動力伝達手段5は、上記弁デスク3の
背面上部及び下部から夫々水平方向に突出せしめた互い
に離間して対向する垂直の2枚の側板6と、この各側板
6の互いに対向する面に形成したコロガイド溝7と、こ
のコロガイド溝7にその両端部が挿入係合されるコロ8
と、このコロ8を受容するため上記弁デスク駆動ロッド
4に水平方向に貫通して設けたコロ貫通溝9と、上記弁
デスク駆動ロッド4を上記弁デスク3に相対的に常時上
昇せしめる方向に抑制するためその一端を上記側板6に
固定し、他端を上記弁デスク駆動ロッド4に固定した引
張ばね10とにより構成する。
【0017】また、上記側板6に形成したコロガイド溝
7は、図4に示すように上記弁座2から離れる方向に斜
め下方に延び、次いで略垂直となる上記コロ8の直径と
等しい幅の長孔とし、上記弁デスク駆動ロッド4に形成
したコロ貫通溝9は図5に示すように上記コロガイド溝
7と対応する位置で上記弁座2に近づく方向に斜め上方
に延び、次いで略垂直となる、上記コロ8の直径と等し
い幅の長孔とする。
【0018】本発明の摩擦の無い動力伝達装置を用いた
ゲートバルブの弁デスク駆動装置は上記のような構成で
あるから、ゲートバルブを閉じるときは、ピストンシリ
ンダを操作して弁デスク駆動ロッド4を下降せしめれ
ば、図6及び図7に示すように引張ばね10の作用によ
ってコロ8が側板6のコロガイド溝7の上端と弁デスク
駆動ロッド4のコロ貫通溝9の下端に接した状態で弁デ
スク駆動ロッド4と弁デスク3が互いに結合されたまま
一体に下降し、弁デスク3が弁座2に離れて対向する位
置となる。上記下降の間、コロ8は溝7,9に相対的に
移動したり、回転することはない。
【0019】この状態では弁デスク3が下側のストッパ
ー11に突き当たって停止するようになるが、弁デスク
駆動ロッド4を引張ばね10に抗して更に押し下げれ
ば、図1,図2,図8及び図9に示すように弁が閉じる
直前の位置となる。この位置ではコロ8は上記コロガイ
ド溝7の中間とコロ貫通溝9の中間との間に挟まれた状
態となる。
【0020】この下降の間、側板6に相対的に弁デスク
駆動ロッド4は移動するが両者は遊動状態であり、両者
間の摩擦は無視できる程度に小さい。また、コロ8は両
溝7,9によって挟まれた状態で転動し、移動する。
【0021】この状態で上記弁デスク駆動ロッド4を引
張ばね10のばね力に抗して更に下降せしめれば図3,
図10及び図11に示すようにコロ8が側板6のコロガ
イド溝7の下端迄溝7,9内を転動しながら移動し、弁
デスク3が更に弁座2に接近する方向に移動する。この
場合、コロ8は側板6のコロガイド溝7の下端の略垂直
な部分を移動することになり、弁デスク3には最大荷重
が加えられ、そのストロークは最小となり、弁デスク3
が弁座2に強く押圧されるようになる。
【0022】なお、この状態でピストンシリンダによる
弁デスク駆動ロッド4の下降を停止すれば、弁デスク3
は弁座2に押圧された状態に維持される。
【0023】ゲートバルブを開く場合には、ピストンシ
リンダを操作して弁デスク駆動ロッド4を上昇せしめ
る。この場合、引張ばね10のばね力によって側板6に
相対的に弁デスク駆動ロッド4が上昇し、コロ8は弁デ
スク駆動ロッド4と共に側板6のコロガイド溝7内を転
動しながら上昇し、図1,図2,図8及び図9に示す状
態となり、この結果、弁デスク3が弁座2から離れ、そ
の後、弁デスク3が上記弁デスク駆動ロッド4と共に上
昇し、弁が完全に開くようになる。
【0024】上記のように本発明においては、上記コロ
8はコロガイド溝7とコロ貫通溝9内を移動するとき何
れも転動するようになり、摩擦を生ずることはない。
【0025】なお、本発明の他の実施例においては、側
板6を1枚としても良く、この場合には更に、弁デスク
駆動ロッド4の先端部をこの側板6を挾持する二叉状と
し、上記コロガイド溝7をこの二叉状部分に設け、上記
コロ貫通溝9を上記側板6に形成しても良い。
【0026】図12〜図15は本発明の更に他の実施例
を示し、12は上記弁箱1の上部に設けたピストンシリ
ンダである。
【0027】本発明のこの実施例においては弁デスク駆
動ロッド4の上記弁箱1外に突出した部分に、ブロック
13を固定し、このブロック13に軸方向に伸縮自在な
筒状ベローズ14の一端を気密に接続し、他端を上記弁
箱1の上面に気密に固定し、上記弁デスク駆動ロッド4
が上記弁箱1内から弁箱1外に上下動及び傾動自在に気
密に突出されるようにする。
【0028】また、上記ブロック13の両側に枢軸15
を、上記弁座2に対する上記弁デスク3の押圧方向と直
角の方向に延びるよう突設し、この枢軸15にローラ1
6を回転自在に枢支し、このローラ16をガイドする所
定長さのガイド溝17を上記ピストンシリンダ12の下
部内側面に夫々設け、このガイド溝17の下端によって
上記ローラ16が支持されている状態で動力伝達手段1
8を介して上記ピストンシリンダ12のピストン19を
下方に押せば上記枢軸15を中心として上記弁デスク駆
動ロッド4が傾動し、この弁デスク駆動ロッド4の下端
に連結された上記弁デスク3が移動し、図14に示すよ
うに上記弁座2に押圧されるようにする。
【0029】なお、上記ガイド溝17及びローラ16は
上記弁デスク3に対向する上記弁座2の面に対応する線
上またはその近傍に位置せしめるようにする。
【0030】更に、ピストンシリンダ12のピストン1
9には上記弁デスク駆動ロッド4を取り巻く垂下部分2
0を設け、上記ピストン19を上記弁デスク駆動ロッド
4に相対的に常時上昇せしめる方向に抑制するため、上
記垂下部分20に引張ばね21の一端を取り付け、他端
を上記ブロック13に固定する。
【0031】上記動力伝達手段18は、上記弁デスク駆
動ロッド4の上端部に形成した二叉部と、この二叉部の
互いに離間して対向する垂直の面に形成したコロガイド
溝7と、このコロガイド溝7にその両端部が挿入係合さ
れるコロ8と、上記ピストン19の中央部下面から上記
弁デスク駆動ロッド4の二叉部間に挿入される垂下板2
2と、上記コロ8を受容するため上記垂下板22に水平
方向に貫通して設けたコロ貫通溝9とにより構成する。
【0032】また、上記弁デスク駆動ロッド4に形成し
たコロガイド溝7は、図16に示すように上記弁座2に
接近する方向に斜め下方に延び、次いで略垂直となる上
記コロ8の直径と等しい幅の長孔とし、上記ピストン1
9の垂下板22に形成したコロ貫通溝9は図17に示す
ように上記コロガイド溝7と対応する位置で上記弁座2
から離れる方向に斜め上方に延び、次いで略垂直とな
る、上記コロ8の直径と等しい幅の長孔とする。
【0033】図12〜図17に示す本発明の摩擦の無い
動力伝達装置を用いたゲートバルブの弁デスク駆動装置
は上記のような構成であるから、常時は図15に示すよ
うに引張ばね21の作用によってコロ8がコロガイド溝
7の上端とコロ貫通溝9の下端に接した状態であるが、
ゲートバルブを閉じるときは、ピストンシリンダ12を
操作して弁デスク駆動ロッド4を下降せしめれば、常時
は図15に示すように引張ばね21の作用によってコロ
8がコロガイド溝7の上端とコロ貫通溝9の下端に接し
た状態で弁デスク駆動ロッド4とピストン19が互いに
結合されたまま一体に下降し、弁デスク3が弁座2に離
れて対向する位置となる。この下降の間、コロ8は溝
7,9に相対的に移動したり、回転することはない。
【0034】この状態で更に上記ピストン19を引張ば
ね21に抗して押し下げれば、図12及び図13に示す
ように弁が閉じる直前の位置となる。
【0035】この下降の間、弁デスク駆動ロッド4に相
対的に垂下板22は移動するが、両者は遊動状態であ
り、両者間の摩擦は無視できる程度に小さい。また、コ
ロ8は両溝7,9によって挟まれた状態で転動しながら
移動し、上記コロガイド溝7の中間とコロ貫通溝9の中
間との間に挟まれた状態となる。この位置ではブロック
13のローラ16がガイド溝17の下端に突き当たって
弁デスク駆動ロッド4の下降が停止される。
【0036】この状態で上記ピストン19を引張ばね2
1のばね力に抗して更に下降せしめれば図14に示すよ
うに、コロ8が弁デスク駆動ロッド4のコロガイド溝7
の下端迄溝7,9内を転動しながら移動し、コロガイド
溝7が傾斜しているため、弁デスク3が更に弁座2に接
近する方向に移動し接合する。この場合、コロ8はコロ
ガイド溝7の下端の略垂直な部分を移動することにな
り、弁デスク3には最大荷重が加えられ、そのストロー
クは最小となり、弁デスク3が弁座2に強く押圧される
ようになる。
【0036】なお、この状態でピストン19の下降を停
止すれば、弁デスク3は弁座2に押圧された状態に維持
される。
【0037】
【発明の効果】上記のように本発明の摩擦の無い動力伝
達装置においては、コロ8が溝7と溝9内を移動すると
き何れも転動するようになるためコロと溝との間に摩擦
を生ずることなく、従って潤滑剤を必要としないばかり
でなく、ロスも少なく、更に摩耗その他による不純物を
発生するおそれが無い等大きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の摩擦の無い動力伝達装置を用いたゲー
トバルブの弁デスク駆動装置の弁が閉じる直前の状態に
おける縦断側面図である。
【図2】本発明の摩擦の無い動力伝達装置を用いたゲー
トバルブの弁デスク駆動装置の弁が閉じる直前の状態に
おける縦断正面図である。
【図3】本発明の摩擦の無い動力伝達装置を用いたゲー
トバルブの弁デスク駆動装置の弁を閉じた状態における
縦断側面図である。
【図4】本発明の摩擦の無い動力伝達装置を用いたゲー
トバルブの弁デスク駆動装置における側板のコロガイド
溝の正面図である。
【図5】本発明の摩擦の無い動力伝達装置を用いたゲー
トバルブの弁デスク駆動装置における弁デスク駆動ロッ
ドのコロ貫通溝の正面図である。
【図6】本発明の摩擦の無い動力伝達装置を用いたゲー
トバルブの弁デスク駆動装置の弁が完全に開いている状
態におけるコロ部分の縦断正面図である。
【図7】本発明の摩擦の無い動力伝達装置を用いたゲー
トバルブの弁デスク駆動装置の弁が完全に開いている状
態におけるコロ部分の縦断側面図である。
【図8】本発明の摩擦の無い動力伝達装置を用いたゲー
トバルブの弁デスク駆動装置の弁が閉じる直前の状態に
おけるコロ部分の縦断正面図である。
【図9】本発明の摩擦の無い動力伝達装置を用いたゲー
トバルブの弁デスク駆動装置の弁が閉じる直前の状態に
おけるコロ部分の縦断側面図である。
【図10】本発明の摩擦の無い動力伝達装置を用いたゲ
ートバルブの弁デスク駆動装置の弁を閉じた状態におけ
るコロ部分の縦断正面図である。
【図11】本発明の摩擦の無い動力伝達装置を用いたゲ
ートバルブの弁デスク駆動装置の弁を閉じた状態におけ
るコロ部分の縦断側面図である。
【図12】本発明の摩擦の無い動力伝達装置を用いたゲ
ートバルブの弁デスク駆動装置の弁が閉じる直前の状態
における他の実施例の縦断正面図である。
【図13】本発明の摩擦の無い動力伝達装置を用いたゲ
ートバルブの弁デスク駆動装置の弁が閉じる直前の状態
における他の実施例の縦断側面図である。
【図14】本発明の摩擦の無い動力伝達装置を用いたゲ
ートバルブの弁デスク駆動装置の弁を閉じた状態におけ
る他の実施例の縦断側面図である。
【図15】本発明の摩擦の無い動力伝達装置を用いたゲ
ートバルブの弁デスク駆動装置の弁が完全に開いた状態
における縦断側面図である。
【図16】図12〜図15に示す実施例における弁デス
ク駆動ロッドに形成したコロガイド溝の正面図である。
【図17】図12〜図15に示す実施例におけるピスト
ンの垂下板に形成したコロ貫通溝の正面図である。
【符号の説明】
1 弁箱 2 弁座 3 弁デスク 4 弁デスク駆動ロッド 5 動力伝達手段 6 側板 7 コロガイド溝 8 コロ 9 コロ貫通溝 10 引張ばね 11 ストッパー 12 ピストンシリンダ 13 ブロック 14 筒状ベローズ 15 枢軸 16 ローラ 17 ガイド溝 18 動力伝達手段 19 ピストン 20 垂下部分 21 引張ばね 22 垂下板

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向に斜め下方に延び、次いで略垂直
    となるコロの直径に等しい長孔より成る第1のコロガイ
    ド溝と、上記一方向と反対方向に斜め上方に延びる、コ
    ロの直径に等しい長孔より成る第2のコロガイド溝とを
    被駆動体と駆動体の夫々に設け、上記両溝に共通のコロ
    を係合せしめたことを特徴とする摩擦の無い動力伝達装
    置。
  2. 【請求項2】 弁座に離接される弁デスクに形成された
    第1のコロガイド溝と、このコロガイド溝に対向する第
    2のコロガイド溝を形成した、上記弁デスクに相対的に
    上下動される弁デスク駆動ロッドと、上記第1,第2の
    コロガイド溝に夫々係合せしめた共通のコロとより成
    り、上記第1のコロガイド溝が、上記弁座から離れる方
    向に斜め下方に延び、次いで略垂直となる上記コロの直
    径と等しい幅の長孔であり、上記第2のコロガイド溝
    が、上記弁座に近づく方向に斜め上方に延びる上記コロ
    の直径と等しい幅の長孔であることを特徴とする摩擦の
    無い動力伝達装置。
  3. 【請求項3】 弁座に離接される弁デスクに垂直に形成
    した側板と、上記弁デスクに並設した、上記弁デスクと
    相対的に上下動される弁デスク駆動ロッドと、上記側板
    と弁デスク駆動ロッドの何れか一方に設けたコロガイド
    溝と、何れか他方に設けたコロ貫通溝と、このコロ貫通
    溝に貫通しその端部を上記コロガイド溝に係合したコロ
    とより成り、上記側板に設けた上記溝が、上記弁座から
    離れる方向に斜め下方に延び、次いで略垂直となる上記
    コロの直径と等しい幅の長孔であり、上記弁デスク駆動
    ロッドに設けた上記溝が、上記弁座に近づく方向に斜め
    上方に延びる上記コロの直径と等しい幅の長孔であるこ
    とを特徴とする摩擦の無い動力伝達装置。
  4. 【請求項4】 上記弁デスク駆動ロッドを上記弁デスク
    と相対的に常時上方に抑制する弾発手段を更に有するこ
    とを特徴とする請求項2または3記載の摩擦の無い動力
    伝達装置。
  5. 【請求項5】 弁箱内に設けた弁座に離接される弁デス
    クに連結した、上記弁箱内から弁箱外に上下動及び傾動
    自在に気密に突出する弁デスク駆動ロッドと、この弁デ
    スク駆動ロッドを介して上記弁デスクを上記弁座に対向
    する位置と対向しない位置に移動自在ならしめ、上記弁
    デスクが上記弁座にこれから離間して対向する位置とな
    った後、上記弁デスク駆動ロッドを傾動して上記弁デス
    クが上記弁座に押圧されるようにする、弁箱外部に設け
    た移動手段とより成り、上記移動手段が、ピストンシリ
    ンダと、このピストンシリンダのピストンと、上記弁デ
    スク駆動ロッドに形成された第1のコロガイド溝と、こ
    のコロガイド溝に対向するよう上記ピストンに形成した
    第2のコロガイド溝と、上記第1,第2のコロガイド溝
    に夫々係合せしめた共通のコロとより成り、上記第1の
    コロガイド溝が、上記弁座に近付く方向に斜め下方に延
    び、次いで略垂直となる上記コロの直径と等しい幅の長
    孔であり、上記第2のコロガイド溝が、上記弁座から離
    れる方向に斜め上方に延びる上記コロの直径と等しい幅
    の長孔であり、上記ピストンを上記弁デスク駆動ロッド
    に対して接近するよう押圧した際、上記コロ及び傾斜長
    孔を介して上記弁デスク駆動ロッドが傾斜し、上記弁デ
    スクが上記弁座に押圧されるようになることを特徴とす
    る摩擦の無い動力伝達装置。
  6. 【請求項6】 弁箱内に設けた弁座に離接される弁デス
    クに連結した、上記弁箱内から弁箱外に上下動及び傾動
    自在に気密に突出する弁デスク駆動ロッドと、この弁デ
    スク駆動ロッドを介して上記弁デスクを上記弁座に対向
    する位置と対向しない位置に移動自在ならしめ、上記弁
    デスクが上記弁座にこれから離間して対向する位置とな
    った後、上記弁デスク駆動ロッドを傾動して上記弁デス
    クが上記弁座に押圧されるようにする、弁箱外部に設け
    た移動手段とより成り、上記移動手段が、ピストンシリ
    ンダと、このピストンシリンダのピストンと、このピス
    トンに設けた垂下板と、この垂下板と上記弁デスク駆動
    ロッドの何れか一方に設けたコロガイド溝と、何れか他
    方に設けたコロ貫通溝と、このコロ貫通溝に貫通しその
    端部を上記コロガイド溝に係合したコロとより成り、上
    記弁デスク駆動ロッドに設けた上記溝が、上記弁座に近
    付く方向に斜め下方に延び、次いで略垂直となる上記コ
    ロの直径と等しい幅の長孔であり、上記垂下板に設けた
    上記溝が、上記弁座から離れる方向に斜め上方に延びる
    上記コロの直径と等しい幅の長孔であり、上記ピストン
    を上記弁デスク駆動ロッドに対して接近するよう押圧し
    た際、上記コロ及び傾斜長孔を介して上記弁デスク駆動
    ロッドが傾斜し、上記弁デスクが上記弁座に押圧される
    ようになることを特徴とする摩擦の無い動力伝達装置。
  7. 【請求項7】 上記ピストンを上記弁デスク駆動ロッド
    と相対的に常時上方に抑制する弾発手段を更に有するこ
    とを特徴とする請求項5または6記載の摩擦の無い動力
    伝達装置。
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