JP2002039401A - ゲートバルブの弁板駆動装置 - Google Patents

ゲートバルブの弁板駆動装置

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JP2002039401A
JP2002039401A JP2000228343A JP2000228343A JP2002039401A JP 2002039401 A JP2002039401 A JP 2002039401A JP 2000228343 A JP2000228343 A JP 2000228343A JP 2000228343 A JP2000228343 A JP 2000228343A JP 2002039401 A JP2002039401 A JP 2002039401A
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Japan
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valve
valve plate
gate valve
gate
driving device
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JP2000228343A
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English (en)
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Kazuo Ito
一男 伊藤
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V Tex Corp
Original Assignee
V Tex Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のゲートバルブの弁板駆動装置において
は、枢支ピン等の機械的可動部分があり、不純物発生の
おそれがあった。 【解決手段】 本発明のゲートバルブの弁板駆動装置に
おいては、弁板とその移動手段間を傾斜板ばねによって
連結せしめ、上記弁板が弁座に対向する位置に移動した
とき、上記弁板の更なる移動を阻止せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゲートバルブの弁板
駆動装置、特に、半導体ウエハー等の処理装置に用いる
ゲートバルブの弁板駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハーや液晶基板などの処理装
置においては、ウエハーや基板を種々の処理室に通路を
介して出し入れすることが行われており、上記通路には
夫々ゲートバルブが設けられている。上記処理室にはで
きるだけ不純物が混入しないようにする必要がある。
【0003】また、上記ゲートバルブとしては例えば実
開昭51-115639 号公報や特開昭58-156781 号公報に示す
ものがある。このような例においては、弁板を弁座に対
して離間した状態で上下動し、弁座に対向した位置で弁
板をその側方から押圧することによって弁座に対接せし
めている。
【0004】また、実開昭52-93930号公報に示すように
弁箱の外側から挿入された弁ロッドを傾斜させることに
より弁板を弁座に押圧するようにしたゲートバルブ駆動
装置も既知である。
【0005】また、特開昭60-222670 号公報に示すもの
ではばねとリンクを用いて弁デスクを弁座に押圧してい
る。
【0006】図5はこのようなばねとリンクを用いた従
来の弁板駆動装置を示し、1は低真空室、2は高真空
室、3はこれら両室1, 2を遮断する遮壁、4はこの遮
壁3に形成した開口、5はこの開口4を開閉するため上
記低真空室1側に配置した弁板、6はこの弁板5に対向
して上記開口4の周りに設けた弁座、7は上記弁板5を
開閉するための駆動手段である。
【0007】上記駆動手段7は、上下動するピストンロ
ッド8と、このピストンロッド8と上記弁板5に夫々枢
支ピン9を介してその両端部を連結した平行リンク10
と、この平行リンク10の復元ばね11とより成り、上
記ピストンロッド8を上動したとき上記平行リンク10
を介して上記弁板5が右方に移動して弁座6に対接し上
記開口4を塞ぎ、上記ピストンロッド8が下降したとき
上記復元ばね11の作用で上記平行リンク10を介して
上記弁板5が左方に移動して上記弁座6から離間し上記
開口4を開くようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記従来
のゲートバルブでは、弁板を弁座に押圧するため、弁抑
え,柱体,ばね,ストッパー,ローラ,リンク,枢支ピ
ン等の多くの機械的可動部分が上記室内に位置してお
り、これらの機械的磨耗等により不純物が発生する欠点
があった。
【0009】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のゲートバルブの
弁板駆動装置は、弁板に連結された一端と、これより傾
斜して延びる他端とを有する板ばねと、この板ばねの上
記他端を上記弁板の面と平行な方向に移動せしめる手段
と、上記弁板が弁座に対向する位置に移動したとき、上
記弁板の更なる移動を阻止せしめる手段とより成ること
を特徴とする。
【0011】上記板ばねは略S字状である。
【0012】上記弁板の更なる移動を阻止する手段は、
その一端を上記弁板に連結し、他端をゲートバルブ外匣
に固定した所望の長さのロープであることを特徴とす
る。
【0013】上記弁板の更なる移動を阻止する手段は、
上記弁板の更なる移動を阻止する手段が、その一端を上
記弁板に連結し、ゲートバルブの外匣に固定した中空筒
状体内に小径部を介して延ばし、他端に上記小径部より
大径のストッパーを取り付けたロープであることを特徴
とする。
【0014】上記板ばねの上記他端を移動せしめる手段
は、ゲートバルブ外匣に固定したピストンシリンダ装置
のピストンであることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施例
を説明する。
【0016】図1及び図2に示すように、本発明の弁板
5の駆動装置12は、遮壁3にその側面を固定したピス
トンシリンダ装置13と、この装置13のピストンロッ
ド14と、このピストンロッド14の遊端と上記弁板5
の上記弁座6に対向する面と反対側の面に夫々その端部
を固定した上記弁板5から上記ピストンロッド14の遊
端に向って下方に傾斜する略S字状の板ばね15と、上
記ピストンシリンダ装置13の基部と上記弁板5間を連
結するロープ16とにより構成する。
【0017】なお、上記ピストンシリンダ装置13の基
部には上記ピストンロッド14の中心部を貫通して延び
る中空の筒状体17を設け、この筒状体17の上端に上
記ロープ16を貫通する小径部18を形成し、この小径
部18を貫通した上記ロープ16の下端には上記小径部
18より大径のストッパー19を取り付ける。20は上
記弁座6に対面する上記弁板5の面に設けたシールパッ
キングである。
【0018】本発明のゲートバルブの弁板駆動装置は、
上記のような構成であるから、開口4を開く場合にはピ
ストンシリンダ装置13を操作して図1に示すようにピ
ストンロッド14を引き込み状態とし、上記ピストンロ
ッド14に板ばね15を介して連結した弁板5を開口4
から退避した位置ならしめる。
【0019】開口4を閉じる場合には、図3に示すよう
にピストンロッド14を最大伸長状態より若干前の状態
とし、この位置で上記弁板5を開口4にこれより若干側
方に離間した位置で対向せしめ、また、ロープ16のス
トッパー19が上記筒状体17内を上昇し、上記小径部
18に突き当たってロープ16によって弁板5の更なる
上昇が阻止される位置ならしめる。
【0020】次に、図4に示すように図3に示す位置か
ら更にピストンロッド14を上昇せしめる。この場合に
は弁板5はロープ16によってその上昇が阻止されるか
ら板ばね15が変形し、板ばね15の傾斜が少なくなっ
た分だけ板ばね15の水平長さが長くなり、その分だけ
弁板5が側方に移動され弁板5が開口4の弁座6に対接
されるようになる。
【0021】なお、本発明においてはS字状の板ばねの
使用に限定されるものではなく、これに代えて一端を一
方向に変位した場合、 他端が上記一方向と直交する方
向に変位し得る任意形状の部材、例えば、夫々弁板5及
びピストンロッド14に固定される端部と、この端部間
を弾性変形部分を介して連結する傾斜部分とより成る部
材を使用できることは勿論である。
【0022】
【発明の効果】上記のような本発明のゲートバルブの弁
板駆動装置によれば、従来の枢支ピンとリンク及びばね
の作用を傾斜板ばね15のみによって代行でき、従って
枢支ピン等の使用による不純物発生がなく、また、その
構成を極めて簡単となし得る大きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゲートバルブの弁板駆動装置の縦断側
面図である。
【図2】本発明のゲートバルブの弁板駆動装置の要部の
斜視図である。
【図3】図1に示すゲートバルブの動作説明図である。
【図4】図1に示すゲートバルブの動作説明図である。
【図5】従来のゲートバルブ駆動装置の説明図である。
【符号の説明】
1 低真空室 2 高真空室 3 遮壁 4 開口 5 弁板 6 弁座 7 駆動手段 8 ピストンロッド 9 枢支ピン 10 平行リンク 11 復元ばね 12 駆動装置 13 ピストンシリンダ装置 14 ピストンロッド 15 板ばね 16 ロープ 17 筒状体 18 小径部 19 ストッパー 20 シールパッキング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁板に連結された一端と、これより傾斜
    して延びる他端とを有する板ばねと、この板ばねの上記
    他端を上記弁板の面と平行な方向に移動せしめる手段
    と、上記弁板が弁座に対向する位置に移動したとき、上
    記弁板の更なる移動を阻止せしめる手段とより成ること
    を特徴とするゲートバルブの弁板駆動装置。
  2. 【請求項2】 上記板ばねが略S字状であることを特徴
    とする請求項1記載のゲートバルブの弁板駆動装置。
  3. 【請求項3】 上記弁板の更なる移動を阻止する手段
    が、その一端を上記弁板に連結し、他端をゲートバルブ
    外匣に固定した所望の長さのロープであることを特徴と
    する請求項1または2記載のゲートバルブの弁板駆動装
    置。
  4. 【請求項4】 上記弁板の更なる移動を阻止する手段
    が、その一端を上記弁板に連結し、ゲートバルブの外匣
    に固定した中空筒状体内に小径部を介して延ばし、他端
    に上記小径部より大径のストッパーを取り付けたロープ
    であることを特徴とする請求項1または2記載のゲート
    バルブの弁板駆動装置。
  5. 【請求項5】 上記板ばねの上記他端を移動せしめる手
    段が、ゲートバルブ外匣に固定したピストンシリンダ装
    置のピストンであることを特徴とする請求項1、2、3
    または4記載のゲートバルブの弁板駆動装置。
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040420