JPH07208620A - ゲートバルブ - Google Patents

ゲートバルブ

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Publication number
JPH07208620A
JPH07208620A JP2214094A JP2214094A JPH07208620A JP H07208620 A JPH07208620 A JP H07208620A JP 2214094 A JP2214094 A JP 2214094A JP 2214094 A JP2214094 A JP 2214094A JP H07208620 A JPH07208620 A JP H07208620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
stepped rod
valve
link
slide block
Prior art date
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Pending
Application number
JP2214094A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoyuki Matsuda
智行 松田
Hiroki Iguchi
博樹 井口
Akinori Tanaka
昭典 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP2214094A priority Critical patent/JPH07208620A/ja
Publication of JPH07208620A publication Critical patent/JPH07208620A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】構造が簡単で小型のゲートバルブを提供すると
共にパーティクルの発生を抑制し、高清浄度雰囲気での
使用を可能とする。 【構成】気密室に軸支持ブロック21を設け、該軸支持
ブロックにスライド軸受23を揺動自在に枢支し、該ス
ライド軸受に段差を有する段付きロッド25を摺動自在
に嵌合し、該ロッドの先端に弁体11を固着すると共に
前記ロッドの気密室1貫通部をベローズ26により気密
封止し、前記軸支持ブロック21に開閉シリンダ27を
設け、該シリンダをスライドブロック28に連結し、該
スライドブロックと前記ロッドの基端とをリンク32に
より連結し、前記ロッドと前記スライドブロックとの近
接離反で前記リンクを介して前記ロッドが揺動可能と
し、前記シリンダの作動で、開口部の閉塞、開放位置に
弁体が移動し、弁体が閉塞位置にある場合に更に作動す
ると、前記ロッドと前記スライドブロックとが近接離反
し、この動作はリンクを介して前記ロッドの揺動に変換
され、弁体が開口部に密着、離反する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は気密室の開口部を開閉す
るゲートバルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5、図6に於いて従来のゲートバルブ
について説明する。
【0003】図中1は気密室であり、該気密室1の側壁
には処理対象物の搬入搬出の為の開口部2が設けられ、
前記気密室1の下面にはバルブ固定フランジ3が気密に
固定されている。前記バルブ固定フランジ3にブラケッ
ト4が左右一対設けられ、該ブラケット4には前記気密
室1の下面と前記開口部2とに平行な揺動軸5,5(一
方は図示せず)がそれぞれ同一軸心上に回転自在に設け
られている。前記揺動軸5,5の中心側端部は突出して
おり、該揺動軸5,5の突出端に掛渡って揺動フランジ
6が固着されている。
【0004】前記揺動軸5,5には揺動リンク7,7
(一方は図示せず)の上端がそれぞれ固着され、該揺動
リンク7,7の下端には揺動基板8が掛渡され設けられ
ている。該揺動基板8に開閉シリンダ9が設けられ、該
開閉シリンダ9のロッド10は前記揺動フランジ6、バ
ルブ固定フランジ3、気密室1の下面を遊貫し、その先
端が前記気密室1内部に突出している。前記ロッド10
の突出端に前記開口部2を気密に閉塞可能な弁体11が
固着されている。前記ロッド10の所要位置にフランジ
12が気密に固着され、該フランジ12と前記揺動フラ
ンジ6間にベローズ13が気密に設けられ、又前記揺動
フランジ6と前記バルブ固定フランジ3間にベローズ1
4が気密に設けられ、ロッド10の気密室1貫通箇所が
気密にシールされている。
【0005】前記ブラケット4の下部には揺動シリンダ
15が設けられ、該揺動シリンダ15のロッド16は前
記揺動基板8に当接している。
【0006】而して、前記開閉シリンダ9で弁体11を
上昇させ、該弁体11を開口部2に対峙させた状態で、
前記揺動シリンダ15を作動させ、ロッド16を突出さ
せれば前記揺動軸5を中心にロッド10が揺動し、前記
弁体11が開口部2を気密に閉塞する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のゲート
バルブでは、開口部2を開閉する為の開閉シリンダ9と
開口部2を気密に閉塞する為の揺動シリンダ15を個別
に必要とするので、非常に複雑な機構となっていると共
にシリンダを支持する部材が非常に大きくなる。更に、
前記揺動シリンダ15は弁体11が受ける外圧以上の推
力を必要とし、揺動シリンダ15は容量の大きいものが
要求される等、複雑で大型、而も製作費が嵩む等の問題
があった。
【0008】本発明は斯かる実情に鑑み、構造が簡単で
小型のゲートバルブを提供すると共にパーティクルの発
生を抑制し、高清浄度雰囲気での使用を可能とするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、気密室に軸支
持ブロックを設け、該軸支持ブロックにスライド軸受を
揺動自在に枢支し、該スライド軸受に段差を有する段付
きロッドを摺動自在に嵌合し、該段付きロッドの先端に
弁体を固着すると共に前記段付きロッドの気密室貫通部
をベローズにより気密に封止し、前記軸支持ブロックに
開閉シリンダを設け、該開閉シリンダをスライドブロッ
クに連結し、該スライドブロックと前記段付きロッドの
基端とをリンクにより連結し、前記段付きロッドと前記
スライドブロックとの近接離反で前記リンクを介して前
記段付きロッドが揺動可能としたことを特徴とするもの
である。
【0010】
【作用】開閉シリンダの作動で、開口部の閉塞位置、開
放位置に弁体が移動し、弁体が開口部閉塞位置にある場
合に更に作動すると、前記段付きロッドと前記スライド
ブロックとが近接離反し、この近接離反動作はリンクを
介して段付きロッドの揺動に変換され、弁体が開口部に
密着する。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例を
説明する。
【0012】尚、図1〜図4中、図5、図6中で示した
ものと同等のものには同符号を付してある。
【0013】気密室1の側壁に処理対象物の搬入搬出の
為の開口部2を設け、前記気密室1の下面に孔20を穿
設し、該孔20を閉塞する様にバルブ固定フランジ3を
気密に固定し、該バルブ固定フランジ3に軸支持ブロッ
ク21を固着する。
【0014】該軸支持ブロック21は外形が凸字状をし
ており、内部に中空部22を形成し、該中空部22にス
ライド軸受23を収納させ、該スライド軸受23を揺動
軸24により揺動可能に支持する。
【0015】前記スライド軸受23に段付きロッド25
を摺動自在に嵌合させ、該段付きロッド25の先端には
弁体11を固着する。前記バルブ固定フランジ3と前記
弁体11に掛渡ってベローズ26を気密に設け、該ベロ
ーズ26は、前記段付きロッド25の気密室1の貫通箇
所を前記段付きロッド25の出入りに追従して気密に保
持する。前記軸支持ブロック21の下面に前記段付きロ
ッド25を挾み対称に開閉シリンダ27を1対設け、該
開閉シリンダ27のロッド先端にスライドブロック28
を固着する。
【0016】前記軸支持ブロック21に前記開閉シリン
ダ27を収納するケース29を設け、該収納するケース
29の下部両側に昇降ガイド30を前記開閉シリンダ2
7と平行に設け、該昇降ガイド30に前記スライドブロ
ック28を摺動自在に設ける。
【0017】前記スライドブロック28に凹部31を形
成し、該凹部31に凹字形状のリンク32を設け、該リ
ンク32を支点軸33により前記スライドブロック28
に枢着する。前記支点軸33は前記昇降ガイド30と直
角方向の軸心を有し、該昇降ガイド30、前記開閉シリ
ンダ27のロッドと干渉しない様にしてある。
【0018】前記リンク32の凹部に前記段付きロッド
25の基端を嵌合させ、遊動軸34により前記段付きロ
ッド25の基端と前記リンク32の遊動端とを回転自在
に連結する。前記遊動軸34の両端は前記リンク32よ
り突出しており、後述するスプリング35が前記遊動軸
34の端部に掛止される様になっている。
【0019】前記スライドブロック28の上面に前記凹
部31を挾みL字状のスプリングフック36を1対固着
し、該1対のスプリングフック36と前記遊動軸34の
両端部間に前記スプリング35を設け、前記弁体11が
前記開口部2弁座面より離反する方向、即ち図2〜図4
中前記段付きロッド25が時計方向に、又前記リンク3
2が反時計方向に付勢される様にする。
【0020】尚、前記収納するケース29はスライドブ
ロック28等の可動部を収納すると共に密閉構造とし、
可動部からの発塵が周囲に飛散しない様にする。又、図
中37は弁体11と開口部2弁座面とを気密にシールす
るOリング等のシール材であり、38は摺動軸受である
ブッシュである。
【0021】以下、作動を説明する。
【0022】図1、図2は前記弁体11により開口部2
を閉塞した状態を示し、図3は開口部2を開放した状態
を示している。
【0023】図3の開口部2が開放された状態から前記
弁体11により開口部2を閉塞するには先ず前記開閉シ
リンダ27を短縮する。該開閉シリンダ27の短縮でス
ライドブロック28が上昇し、前記リンク32、遊動軸
34を介して前記段付きロッド25が上昇する。
【0024】該段付きロッド25の下降位置、上昇状態
には前記スプリング35の力により前記遊動軸34が前
記スプリングフック36側に引寄せられているので、前
記段付きロッド25は前記揺動軸24を中心に時計方向
に回転し傾いており、前記弁体11は前記開口部2の弁
座面より離反した状態にある。
【0025】前記段付きロッド25が上昇し、段付きロ
ッド25の段差部が前記スライド軸受23に当接すると
前記段付きロッド25の上昇動作が拘束される(図4参
照)。更に前記開閉シリンダ27が短縮し、前記スライ
ドブロック28を引上げると、前記リンク32が前記遊
動軸34を図2で示す様に右方に変位させ、前記段付き
ロッド25を前記揺動軸24を中心に反時計方向に回転
させる。而して、前記弁体11は開口部2の弁座面に摺
動することなく密着する。又、前記スプリング35の倍
力作用により、前記開閉シリンダ27の力が増大され、
前記弁体11は大きな力で前記開口部2の弁座面に押圧
される。
【0026】前記開口部2を開放する場合は、閉塞する
場合の逆作動となり、前記開閉シリンダ27を伸長す
る。該開閉シリンダ27の伸長により、前記スライドブ
ロック28の下降動作が開始され、先ず前記スプリング
35が短縮して前記リンク32を反時計方向に回動さ
せ、前記弁体11を前記開口部2の弁座面より離反させ
る。更に、前記開閉シリンダ27の伸長により、前記弁
体11が降下し、前記開口部2を解放する。この開口部
2開放作動に於いても、前記弁体11と前記開口部2の
弁座面との摺動はなくパーティクル発生を誘起しない。
【0027】尚、上記実施例に於いて、開閉シリンダ2
7、スライドブロック28等の可動部を収納するケース
29を密閉したが、気密室1外部を高清浄度雰囲気に保
持する必要のない場合は、前記収納するケース29は密
閉構造とする必要はない。更に、上記実施例ではスプリ
ング35として引張りスプリングを使用したが、同様な
作用を奏するものとして捩じりコイルスプリング、板バ
ネ、圧縮スプリングを用い、前記リンク32を同様な方
向に付勢してもよい。又、開閉シリンダ27の作動流体
としては空気等の気体、油等の液体が使用されることは
言う迄もない。
【0028】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、弁体の
開閉動作と弁体の弁座面への密着動作とを同一のシリン
ダにより行う様にしたので、構造が簡潔となり小型化が
可能となり、又リンク機構によりシリンダの力を増大さ
せたので、小容量のシリンダでも弁体の密着が可能であ
り、又弁体の弁座面への密着動作で摺動を伴わないので
パーティクルの発生がなく、更に可動部をケースに収納
した構造であり、可動部から発生したパーティクルの飛
散、拡散が防止でき、高清浄度雰囲気での使用を可能に
する等、種々の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正断面図である。
【図2】同前実施例の側断面図である。
【図3】同前実施例で開口部開放状態を示す側断面図で
ある。
【図4】同前実施例で開口部閉塞途中を示す側断面図で
ある。
【図5】従来例を示す正断面図である。
【図6】従来例を示す側断面図である。
【符号の説明】
2 開口部 11 弁体 21 軸支持ブロック 23 スライド軸受 25 段付きロッド 26 ベローズ 27 開閉シリンダ 28 スライドブロック 32 リンク 35 スプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密室に軸支持ブロックを設け、該軸支
    持ブロックにスライド軸受を揺動自在に枢支し、該スラ
    イド軸受に段差を有する段付きロッドを摺動自在に嵌合
    し、該段付きロッドの先端に弁体を固着すると共に前記
    段付きロッドの気密室貫通部をベローズにより気密に封
    止し、前記軸支持ブロックに開閉シリンダを設け、該開
    閉シリンダをスライドブロックに連結し、該スライドブ
    ロックと前記段付きロッドの基端とをリンクにより連結
    し、前記段付きロッドと前記スライドブロックとの近接
    離反で前記リンクを介して前記段付きロッドが揺動可能
    としたことを特徴とするゲートバルブ。
JP2214094A 1994-01-21 1994-01-21 ゲートバルブ Pending JPH07208620A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2214094A JPH07208620A (ja) 1994-01-21 1994-01-21 ゲートバルブ

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JP2214094A JPH07208620A (ja) 1994-01-21 1994-01-21 ゲートバルブ

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JPH07208620A true JPH07208620A (ja) 1995-08-11

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ID=12074580

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2214094A Pending JPH07208620A (ja) 1994-01-21 1994-01-21 ゲートバルブ

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JP (1) JPH07208620A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150001758U (ko) * 2013-10-30 2015-05-08 대우조선해양 주식회사 밸브 장치
CN105020465A (zh) * 2014-04-22 2015-11-04 洪宝玉 一种双向承压软密封闸阀

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20150001758U (ko) * 2013-10-30 2015-05-08 대우조선해양 주식회사 밸브 장치
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