JP4302709B2 - 振子式ゲートバルブおよびこれを使用したゲートバルブ開閉方法 - Google Patents

振子式ゲートバルブおよびこれを使用したゲートバルブ開閉方法 Download PDF

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Description

本発明は振子式ゲートバルブ、特に、半導体ウエハー等の処理装置に用いる振子式のゲートバルブおよびゲートバルブ開閉方法に関する。このような振子式ゲートバルブは、APC(Adaptive Pressure Control)ペンドロールバルブと呼ばれている。APC(ペンドロールバルブ)は、真空雰囲気のある装置に使用され、真空ポンプとチャンバー間に設置することによりチャンバー内の圧力を自動制御することになる。
半導体ウエハーや液晶基板などの処理装置においては、ウエハーや基板に対し、種々の処理を行う処理案内を処理室の壁に設けた開口を介して真空に排気しており、壁には壁の開口を開閉するために例えば振子式のゲートバルブが設けられている。
従来の振子式ゲートバルブとしては例えば特許文献1に示すものがある。
図24及び図25は従来の振子式ゲートバルブを示し、1は略楕円形断面の中空の弁箱、2、3は弁箱1の互いに対向する壁に軸方向に対向して夫々設けた円形状の開口、4は一方の開口2を形成した弁箱1の壁の内側面に設けた弁座、5は弁座4に離接されるよう弁箱1の内部に配置した円盤状の弁デスク、7は弁箱1に設けた枢支部、6はその一端を弁デスク5に固定し、他端を枢支部7に傾動自在に枢支せしめたロッド、8は弁箱1に固定したロッド駆動装置である。ロッド駆動装置8は上記ロッド6を枢支部7を中心として傾動または揺動自在ならしめると共に、弁座4に対向せしめた後上記弁デスク5を上記ロッド6を介して上記弁座4の方向に向かって押圧せしめるように構成さている。
このように、従来の振子式ゲートバルブはロッド駆動装置8を操作して、弁デスク5が弁座4に対向する位置までロッド6を傾動せしめ、この状態で、さらにロッド駆動装置8を操作して、弁デスク5を弁座4に押圧せしめ、弁デスク5によって開口2をシールするようになっている。
しかしながら、従来の振子式ゲートバルブにおいては、弁デスク5の中央部をロッド6の先端部で弁座4に押圧するものであるためロッド6に大きな力を加える必要があり、そのためロッド駆動装置8を大きくする必要があり、また、ロッド6も太いものを用いる必要があった。
そのため、特許文献2に示すように、弁デスク5に対向する弁板を用い、弁デスク5とこの弁板間に圧力流体を導入して夫々を離間せしめる方向に抑制し、弁板が開口3に対接したときの反力を利用することにより弁デスク5を弁座4に押圧するようにしたものもあるが、圧力流体を導入する装置が別途必要で、装置が大きくなる。
本発明者等はこの欠点を除くようにするために、特許文献3に示す流量制御バルブすなわち、振子式ゲートバルブを提案した。すなわち、この公報には中空の弁箱と、上記弁箱の互いに対向する壁に軸方向に対向して設けた一方及び他方の開口と、上記一方の開口を形成した上記弁箱の壁の内側面に設けた弁座と、上記弁座に離接されるよう上記弁箱内に配置した弁デスクと、その基部を上記弁箱に傾動自在に枢支せしめたロッドと、上記ロッドを傾動せしめる駆動装置と、上記ロッドの動きを弁デスクに伝達する動力伝達手段とより成り、上記動力伝達手段が上記弁デスクに形成された第1のコロガイド溝と、上記弁デスクに相対的に移動されるよう上記ロッドの遊端に連結した弁支えと、この弁支えに形成した、上記第1のコロガイド溝に対向する第2のコロガイド溝と、上記第1、第2のコロガイド溝に夫々係合せしめた共通の第1のコロと、上記弁支えに設けた第4のコロガイド溝と、受け板と、この受け板に形成した、上記第4のコロガイド溝に対向する第3のコロガイド溝と、上記第3、第4のコロガイド溝に夫々係合せしめた共通の第2のコロとより成り、上記第1のコロガイド溝が、上記弁デスクから離れる方向に斜め下方に延びる長孔であり、上記第2のコロガイド溝が、上記弁デスクに近づく方向に斜め上方に延びる長孔であり、上記第4のコロガイド溝が、上記弁デスクに近づく方向に斜め下方に延びる長孔であり、上記第3のコロガイド溝が、上記弁デスクから離れる方向に斜め上方に延びる長孔であることを特徴とする流量制御バルブが記載されている。
特許文献4には、バルブプレートの終端位置において、接触リングはスプリング手段の付勢力に接してバルブプレート方向に押圧され、周囲の面を越えてバルブ本体の接触面に接触するようにした制御スライドバルブが記載されている。
米国特許第6,089,537号公報 特開平3−277876号公報 特許第3588637号公報 特開2005−9678号公報
上述した流量制御バルブによれば、受け板には最大荷重が加えられ、この力が反力として弁デスクに加えられることによって弁デスクが弁座に強固に押圧されるというメリットがある。
ところで、弁デスク5が弁座に完全閉止状態とされる直前の未完閉止状態、すなわち、わずかに開放あるいはシール材が初期接触の状態においてシール方向と逆方向に逆圧が作用するとそのクローズ状態を保持することが困難となる制御不能範囲が出現することがある。このような場合、マイクロステップ駆動方式によって閉止操作を行うに際してなめらかな制御が行えず、またクローズドモータ制御を採用した場合に即応性が得られないという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みて弁デスクが弁座に完全閉止状態とされる直前の未完閉止状態において逆圧が作用した時に、未完閉止状態を形成して低真空領域での安定した圧力制御を可能にすることができる振子式ゲートバルブあるいは/およびこれを使用したゲートバルブ開閉方法を提供することを目的とする。
本発明は、振子運動とシール運動とを一つの駆動源で行うことを前提として、弁デスクが弁座に完全閉止するいわゆる締め切りの直前の圧力制御不安定領域において逆圧に対するコンダクタンスをゼロまでの領域においてコンダクタンスを低減する手段を設けたバルブ構造を提供することを特徴とする。
コンダクタンスを低減するバルブ構造は、受け板を弁座に対峙した反弁座面に上述の圧力制御不安定領域に直座、すなわち接触保持させ、反力を形成することによって達成される。反弁座面による接触保持は直接、間接を問わないが、直接的なものとすることによって構造をより簡単にすることができる。また、この受け板の反弁座面への拡がり動作は、特許文献3に示すバルブ構造によって容易に実現できるが、拡がり動作を発生させればよく、当該バルブ構造には限定されない。
本発明は、中空の弁箱と、前記弁箱の互いに対向する壁に軸方向に対向して設けた一方及び他方の開口と、前記一方の開口を形成した前記弁箱の壁の内側面に設けた弁座と、前記弁座に離接されるよう前記弁箱内に配置した弁デスクと、その基部を前記弁箱に傾動自在に枢支せしめたロッドと、前記ロッドを傾動せしめる駆動装置と、前記ロッドの動きを弁デスクに伝達する動力伝達手段と、を有して、前記弁デスクで前記弁座を閉止するようにした振子式ゲートバルブにおいて、
前記弁デスクを前記弁座に対して未完閉止状態であってコンダクタンス低減領域に置くときに、未完閉止状態によって形成される隙間を流れる流体による逆圧に対して抵抗を増大させ、前記弁デスクの振動を抑制するコンダクタンス低減手段を設け、前記弁デスクに対する更なる移動に伴なって前記弁デスクは前記弁座に対して完全閉止状態におかれること
を特徴とする振子式ゲートバルブあるいは/およびこの振子式ゲートバルブによるゲートバルブ開閉方法を提供する。
本発明は、更に、中空の弁箱と、前記弁箱の互いに対向する壁に軸方向に対向して設けた一方及び他方の開口と、前記一方の開口を形成した前記弁箱の壁の内側面に設けた弁座および他方の開口を形成した前記弁箱の壁の内面に設けた反弁座と、前記弁座に離接されるよう前記弁箱内に配置した弁デスクと、その基部を前記弁箱に傾動自在に枢支せしめたロッドと、前記ロッドを傾動せしめる駆動装置と、前記ロッドの動きを弁デスクに伝達する動力伝達手段と、前記弁デスクに相対的に移動されるよう前記ロッドの遊端に連結した弁支えと、該弁支えに相対的に移動されるように、かつ前記反弁座面に対向し前記弁デスクに対峙して設けた受け板と、前記ロッドを傾動させるとき、前記弁支えの前記弁デスクに対する相対的な移動に伴なって前記弁デスクを前記弁座の方向に受け板を前記反弁座面の方向に拡げる手段と、前記受け板を保持する手段と、を有して、前記弁デスクで前記弁座を閉止するようにした振子式ゲートバルブにおいて、
前記受け板を前記保持手段によって保持する時に前記弁デスクは前記弁座に対して未完閉止状態におかれ、前記弁支えの前記弁デスクに対する更なる相対的移動に伴なって前記弁デスクは前記弁座に対して完全閉止状態におかれること
を特徴とする振子式ゲートバルブあるいは/およびこの振子式ゲートバルブによるゲートバルブ開閉方法を提供する。
また、本発明は、前記保持手段は、前記受け板が前記反弁座面に接触保持することによって構成されることを特徴とする振子式ゲートバルブを提供する。
また、本発明は、前記弁デスクには前記弁座に対向してシールリングが設けてあることを特徴とする振子式ゲートバルブを提供する。
本発明によれば、弁デスクが弁座に完全閉止状態とされる直前の未完閉止状態において逆圧が作用した時に、未完閉止状態を形成して低真空領域での安定した圧力制御を可能にすることができる振子式ゲートバルブあるいは/およびこれを使用したゲートバルブ開閉方法を提供することができる。
また、本発明によれば、振子運動とシール運動とを1つの駆動原(モータ)で駆動することができ、完全閉止状態までの制御を任意に、すなわち思いのままに行うことのできる振子式ゲートバルブあるいは/およびこれを使用したゲートバルブ開閉方法を提供することができる。
すなわち、本発明によれば、低真空領域での圧力制御を可能とすることができ、制御時間を大幅に短縮することができる。
本発明の実施例である振子式ゲートバルブは、中空の弁箱と、前記弁箱の互いに対向する壁に軸方向に対向して設けた一方及び他方の開口と、前記一方の開口を形成した前記弁箱の壁の内側面に設けた弁座および他方の開口を形成した前記弁箱の壁の内面に設けた反弁座と、前記弁座に離接されるよう前記弁箱内に配置した弁デスクと、その基部を前記弁箱に傾動自在に枢支せしめたロッドと、前記ロッドを傾動せしめる駆動装置と、前記ロッドの動きを弁デスクに伝達する動力伝達手段とより成り、前記動力伝達手段が前記弁デスクに形成された第1コロガイド溝と、前記弁デスクに相対的に移動されるよう前記ロッドの遊端に連結した弁支えと、この弁支えに形成した、前記第1コロガイド溝に対向する第2コロガイド溝と、前記第1、第2コロガイド溝に夫々係合せしめた共通の第1のコロと、前記弁支えに設けた第4コロガイド溝と、受け板と、この受け板に形成した、前記第4コロガイド溝に対向する第3コロガイド溝と、前記第3、第4コロガイド溝に夫々係合せしめた共通の第2のコロとより成り、前記第1コロガイド溝が、前記弁デスクから離れる方向に斜め下方に延びる長孔であり、前記第2コロガイド溝が、前記弁デスクに近づく方向に斜め上方に延びる長孔であり、前記第4コロガイド溝が、前記弁デスクに近づく方向に斜め下方に延びる長孔であり、前記第3コロガイド溝が、前記弁デスクから離れる方向に斜め上方に延びる長孔である振子式ゲートバルブであって、
前記第1のコロおよび第2のコロが夫々係合する長孔内を斜め方向に転動するときに、前記受け板は、前記反弁座面に接触保持され、この時に前記弁デスクは、前記弁座に対して未完閉止状態であることを特徴として構成される。
また、本発明の実施例である振子式ゲートバルブは、中空の弁箱と、前記弁箱の互いに対向する壁に軸方向に対向して設けた一方及び他方の開口と、前記一方の開口を形成した前記弁箱の壁の内側面に設けた弁座および他方の開口を形成した前記弁箱の壁の内面に設けた反弁座と、前記弁座に離接されるよう前記弁箱内に配置した弁デスクと、その基部を前記弁箱に傾動自在に枢支せしめたロッドと、前記ロッドを傾動せしめる駆動装置と、前記ロッドの動きを弁デスクに伝達する動力伝達手段とより成り、前記動力伝達手段が前記弁デスクに形成された第1コロガイド溝と、前記弁デスクに相対的に移動されるよう前記ロッドの遊端に連結した弁支えと、この弁支えに形成した、前記第1コロガイド溝に対向する第2コロガイド溝と、前記第1、第2コロガイド溝に夫々係合せしめた共通の第1のコロと、前記弁支えに設けた第4コロガイド溝と、受け板と、この受け板に形成した、前記第4コロガイド溝に対向する第3コロガイド溝と、前記第3、第4コロガイド溝に夫々係合せしめた共通の第2のコロとより成り、前記第1コロガイド溝が、前記弁デスクから離れる方向に斜め下方に延び次いで略垂直となる長孔であり、前記第2コロガイド溝が、前記弁デスクに近づく方向に斜め上方に延び次いで略垂直となる長孔であり、前記第4コロガイド溝が、前記弁デスクに近づく方向に斜め下方に延び次いで略垂直となる長孔であり、前記第3コロガイド溝が、前記弁デスクから離れる方向に斜め上方に延び次いで略垂直となる長孔である振子式ゲートバルブであって、
前記第1のコロおよび第2のコロが夫々係合する長孔内を斜め方向に転動するときに、前記受け板は、前記反弁座面に接触保持され、この時に前記弁デスクは、前記弁座に対して未完閉止状態にあり、略垂直に転動する時に前記受け板が前記反弁座面に接触保持されている状態で、前記弁デスクは、前記弁座に対して完全閉止状態になることを特徴として構成される。
また、本発明の実施例である振子式ゲートバルブは、中空の弁箱と、前記弁箱の互いに対向する壁に軸方向に対向して設けた一方及び他方の開口と、前記一方の開口を形成した前記弁箱の壁の内側面に設けた弁座および他方の開口を形成した前記弁箱の壁の内面に設けた反弁座と、前記弁座に離接されるよう前記弁箱内に配置した弁デスクと、その基部を前記弁箱に傾動自在に枢支せしめたロッドと、前記ロッドを傾動せしめる駆動装置と、前記ロッドの動きを弁デスクに伝達する動力伝達手段とより成り、前記動力伝達手段が前記弁デスクの前記弁座と反対側の背面に夫々突出せしめた互いに離間して対向する2枚のホルダーと、前記ホルダーの互いに対向する面に形成された第1コロガイド溝と、前記弁デスクに相対的に移動されるよう前記ロッドの遊端に連結した弁支えと、この弁支えに形成した、前記第1コロガイド溝に対向する第2コロガイド溝と、前記第1、第2コロガイド溝に夫々係合せしめた共通の第1コロと、前記弁支えに設けた第4コロガイド溝と、受け板と、この受け板に形成した、前記第4コロガイド溝に対向する第3コロガイド溝と、前記第3、第4コロガイド溝に夫々係合せしめた共通の第2のコロとより成り、前記第1及び第2コロガイド溝が、前記弁デスクから離れる方向に斜め下方に延びる長孔であり、前記第3及び第4コロガイド溝が、前記弁箱の他方の開口から離れる方向に斜め下方に延びる長孔である振子式ゲートバルブであって、
前記第1のコロおよび第2のコロが夫々係合する長孔内を斜め方向に転動するときに、前記受け板は、前記反弁座面に接触保持され、この時に前記弁デスクは、前記弁座に対して未完閉止状態であることを特徴として構成される。
本発明の実施例である振子式ゲートバルブは、中空の弁箱と、前記弁箱の互いに対向する壁に軸方向に対向して設けた一方及び他方の開口と、前記一方の開口を形成した前記弁箱の壁の内側面に設けた弁座および他方の開口を形成した前記弁箱の壁の内面に設けた反弁座と、前記弁座に離接されるよう前記弁箱内に配置した弁デスクと、その基部を前記弁箱に傾動自在に枢支せしめたロッドと、前記ロッドを傾動せしめる駆動装置と、前記ロッドの動きを弁デスクに伝達する動力伝達手段とより成り、前記動力伝達手段が前記弁デスクの前記弁座と反対側の背面に夫々突出せしめた互いに離間して対向する2枚のホルダーと、前記ホルダーの互いに対向する面に形成された第1コロガイド溝と、前記弁デスクに相対的に移動されるよう前記ロッドの遊端に連結した弁支えと、この弁支えに形成した、前記第1コロガイド溝に対向する第2コロガイド溝と、前記第1、第2コロガイド溝に夫々係合せしめた共通の第1のコロと、前記弁支えに設けた第4コロガイド溝と、受け板と、この受け板に形成した、前記第4コロガイド溝に対向する第3コロガイド溝と、前記第3、第4コロガイド溝に夫々係合せしめた共通の第2のコロとより成り、前記第1コロガイド溝が、前記弁デスクから離れる方向に斜め下方に延び次いで略垂直となる長孔であり、第2コロガイド溝が、前記弁デスクに近づく方向に斜め上方に延び次いで略垂直となる長孔であり、前記第4コロガイド溝が、前記弁箱の他方の開口から離れる方向に斜め下方に延び次いで略垂直となる長孔であり、前記第3コロガイド溝が、前記弁箱の他方の開口に近づく方向に斜め上方に延び次いで略垂直となる長孔である流量制御バルブであり、
前記第1のコロおよび第2のコロが夫々係合する長孔内を斜め方向に転動するときに、前記受け板は、前記反弁座面に接触保持され、この時に前記弁デスクは、前記弁座に対して未完閉止状態にあり、略垂直に転動する時に前記受け板が前記反弁座面に接触保持されている状態で、前記弁デスクは、前記弁座に対して完全閉止状態になることを特徴として構成される。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、本発明の実施例を特許文献3に記載した流量制御バルブ、すなわち振子式ゲートバルブを使用して構成する例について説明する。
本発明の実施例である振子式ゲートバルブ100は、図1〜図3に示すように、略楕円形断面の中空の弁箱1と、弁箱1の互いに対向する壁に軸方向に夫々設けた円形状の開口2、3と、開口2を形成した弁箱1の壁の内側面に形成した弁座4と、弁座4に対接されるよう弁箱1内に配置した円盤状の弁デスク(弁体)5と、弁箱1に設けた枢支部7(図24)と、その一端を弁デスク5に係合、すなわち連結し他端を枢支部7に傾動自在に枢支せしめたロッド6と、弁箱1に設けた、ロッド6を傾動せしめるロッド駆動装置8と、ロッド6の傾動を弁デスク5に伝達する動力伝達手段9とにより構成される。
動力伝達手段9には、図4及び図5に示すように弁デスク5の背面5aから夫々突出せしめた互いに離間して対向する2枚の(一対,2組)ホルダー10と、ホルダー10の互いに対向する面に形成した第1コロガイド溝11と、互いに対向する第1コロガイド溝11に夫々その両端部が挿入係合される第1のコロ12と、ロッド6の一端に固定し、上記2枚のホルダー10間に挿入した弁支え13と、第1のコロ12を受容するため弁支え13に貫通して設けた第2コロガイド溝14とを有せしめる。
なお、ホルダー10に形成した第1コロガイド溝11は、図2〜図6に示すように弁デスク5から離れる方向に斜め下方に延び、次いで略垂直となる、第1のコロ12の直径と略等しい幅の長孔とし、第2コロガイド溝14は図2及び図7に示すように第1コロガイド溝11と対応する位置で弁座4に近づく方向に斜め上方に延び、次いで略垂直となる、第1のコロ12の直径と略等しい幅の長孔とし、この結果、弁デスク5と相対的にホルダー10に沿って弁支え13を図2及び図3において上下に摺動したとき、弁支え13に相対的に弁デスク5が弁座4に拡大方向に移動、すなわち離接する方向に移動されるようにする。
更に本実施例においては動力伝達手段9に、図3及び図5に示すように、弁支え13の両側面に夫々配置せしめた左右一対の受け板15と、左右の受け板15間を連結する連結杆16と、受け板15の互いに対向する面に形成した第3コロガイド溝17と、互いに対向する第3コロガイド溝17にその両端部が挿入係合される第2のコロ18と、第2のコロ18を受容するため弁支え13に貫通して設けた第4コロガイド溝19と、図8に示すように各ホルダー10と各受け板15を夫々連結する板バネ20と、図9に示すようにロッド6を弁デスク5に相対的に常時一方向に抑制せしめるため、その一端を上記ロッド6の一端側に固定し、他端を弁デスク5に固定した引張バネ21と、弁デスク5の下端部から下方に突出した板バネ等のストッパー22とを有せしめる。
なお、板バネ20は、ホルダー10と受け板15が互いに相対的にロッド6の傾動方向に移動することは抑制するが、これと直角の方向には抑制しないように機能する。
また、受け板15に形成した第3コロガイド溝17は、図10に示すように弁箱1の開口3から離れる方向に斜め下方に延び、次いで略垂直となる第2のコロ18の直径と略等しい幅の長孔とし、弁支え13に形成する第4コロガイド溝19は図2及び図7に示すように第3コロガイド溝17と対応する位置で弁箱1の開口3に近づく方向に斜め上方に延び、次いで略垂直となる、第2のコロ18の直径と略等しい幅の長孔とし、この結果、受け板15と相対的にホルダー10に沿って弁支え13を図2及び図3に示すように上下に摺動したときに、弁支え13に相対的に受け板15が開口3に離接する方向に移動されるようにする。
本実施例の振子式ゲートバルブ100は上記のような構成であるから、図1に示すゲートバルブ開口2、3を開いた状態から、これを閉じるときは、ロッド駆動装置8を操作してロッド6を開口2、3位置に移動せしめれば、図11及び図12に示すように、弁デスク5はその下端部から突出したストッパー22が弁箱1の内側面に突き当たって停止するようになる。ロッド6を更に移動せしめれば、弁支え13が引張バネ21を引張しながら弁デスク5に相対的にロッド6と共に移動し、第1のコロ12がホルダー10の第1コロガイド溝11の下端までコロガイド溝11、14内を転道しながら移動し、最終的には第1のコロ12はホルダー10の第1コロガイド溝11の下端の略垂直な部分を下方に移動し、また、弁支え13の第2コロガイド溝14の上端の略垂直な部分に移動し、弁デスク5に最大荷重が加えられ、弁デスク5が弁座4に強固に押圧されるようになる。
同様にして弁支え13の第4コロガイド溝19を貫通する第2のコロ18は、図13に示すように受け板15の第3コロガイド溝17の下端までコロガイド溝17内を転動しながら移動し、最終的には第2のコロ18は受け板15の第3コロガイド溝17の下端の略垂直な部分を下方に移動し、また、弁支え13の第4コロガイド溝19の上端の略垂直な部分に移動し、受け板15には最大荷重が加えられ、この力が反力として弁デスク5に加えられ弁デスク5が弁座4に更に強固に押圧されるようになる。
なお、この状態で駆動装置8によるロッド6の傾動を停止すれば弁デスク5は弁座4に押圧された状態に維持される。
振子式ゲートバルブ100を開く場合には、ロッド駆動装置8を操作して開口2、3を開く方向にロッド6を傾動せしめる。この場合、まず引張バネ21のバネ力によってホルダー10及び受け板15に相対的に弁支え13のみが移動し、コロ12、18が弁支え13と共にホルダー10、受け板15のコロガイド溝11、17内を転動しながら移動し、この結果、弁デスク5が弁座4から離れ、また、受け板15が開口3から離れ、その後、更にロッド6を移動せしめれば弁デスク5がロッド6と共に移動し、開口2、3が開くようになる。
本発明の他の例においては、ホルダー10及び受け板15を夫々一体としてもよい。
以下、振子式ゲートバルブ100、すなわちベンドロールバルブの動作を構成を参照して説明する。なお、説明の都合上、図面が重複する場合がある。
(1)弁デスク(弁体)5と弁支え(駆動棒)13の連結(図14)
なお、図14は図4に対応する。
ホルダー10と弁支え13には、それぞれ前述した斜めおよび垂直方向の長孔とされた第1コロガイド溝(長穴)11および第2コロガイド溝(長穴)14が設けてある。
これらのコロガイド溝11、14と第1のコロ(駆動ローラー)12を介して、ホルダー10は弁支え13と連結(係合)され、弁デスク5に固定される。弁支え13が駆動され、移動すると、第2コロガイド溝14は第1のコロ12を第1コロガイド溝に沿って転動させ、これによって弁デスク5は弁支え13から離れるように、すなわち拡がる方向に移動され得るようになる。
(2)受け板15と弁支え13の連結(図15)
なお、図15は図5に対応する。
受け板15にも、ホルダー10に設けた同様に傾斜を持った第3コロガイド溝(長穴)17が加工してある。弁支え13には図7に示すように第2コロガイド溝14とは逆傾斜した第4コロガイド溝(長穴)19が加工してある。
これらのコロガイド溝17、19と第2のコロ(駆動ローラー)18を介して受け板15は弁支え13と連結(係合)される。弁支え13が駆動され、移動すると、第4コロガイド溝19は第2のコロ18を第3コロガイド溝17に沿って転動させ、これによって受け板15は弁支え13から離れるように、すなわち、拡がる方向に移動され得るようになる。弁支え13の移動に伴なって受け板15および弁デスク5の双方が拡がる方向に移動することになる。
(3)板バネ20の取付け(図16)
ホルダー10と受け板15とを板バネ20によって連結する。これにより、ホルダー10と受け板15とはY方向(受け板長手方向)に関して固定される。また、Z方向(拡がり方向)に関しては板バネ20のバネ力により、ホルダー10と受け板15が引き合う方向に力が働くことになる。
(4)弁支え13とロッド(アーム)6の連結(図17)
なお、図17は図8に対応する。
弁支え13は、ロッド6とパワーボルト31によって固定される。弁支え13とロッド6は、弁支え13に設けた切り欠きの範囲内で回転することができる。
(5)引張りバネ(スプリング)21の取付、及び弁開状態(図18)
ロッド6と弁デスク5とを引張りバネ21により連結する。これにより、弁開状態でのロッド6と弁支え13(すなわち弁デスク5)との角度を一定にする。
(6)弁閉動作(図19)
なお、図19は図9に対応する。
弁閉の動作では受け板15とホルダー10(弁デスク5)は、弁閉位置で固定され、弁支え13のみがロッド6の回転運動によりY方向に移動する。
これにより、第1のコロ12、第2のコロ18が第1コロガイド溝11、第2コロガイド溝14、第3コロガイド溝17、第4コロガイド溝19の中を傾斜に沿って転動し、受け板15とホルダー10(弁デスク5)はZ方向に板バネ20が撓みながら拡がることになる。
(7)コンダクタンス低減手段を備えたコンダクタンス低減領域の形成(図20)
ここで、第1コロガイド溝11が、弁デスク5から離れる方向に斜め下方に延びる長孔であり、第2コロガイド溝14が弁デスク5に近づく方向に斜め上方に延びる長孔であり、第3コロガイド溝17が弁デスク5に近づく方向に斜め下方に延びる長孔であり、第4コロガイド溝19が、弁デスク5から離れる方向に斜め上方に延びる長孔であり、斜め方向に延びる長孔によって水平方向の距離、すなわち拡がり距離が定まる。第2のコロ18が第3コロガイド溝17および第4コロガイド溝19の端部(a)から端部(c)へと転動する間(b)において、受け板15がホルダー10(弁デスク5)あるいは弁支え13から完全に拡がりきる直前(手前)の状態においてコンダクタンス低減領域が形成される。配管抵抗の逆数あるいは流体の流れに対する抵抗の逆数として理解し得る。
第1のコロ12および第2のコロ18が夫々係合する長孔内を傾斜に沿って転動するときに、(b)の状態において、すなわち拡がりの途中(斜め方向の長孔の移転動中に)おいて、受け板15は反弁座面に直座、すなわち接触保持される。従って、これ以上拡がることがない。この時に、ホルダー10(弁デスク5)は弁座に対し直座していない。すなわち未完閉止状態にある。なお、反弁座面は弁箱1の開口3を形成した壁の内側面に設けた弁座であって弁座と区別するために反弁座面と称するが、弁座4のようにシールリング(0リング、シール材)32が接触することはない。弁デスク5には開口2に向けて開口2を取り囲むようにシールリング32が設けてある。上述の未完閉止状態にあっては、シールリング32は弁座に接触開始しているが弁デスク5自体は弁座に着座した状態となっていない。すなわち弁デスク5は更に弁座方向に接近、弁支え13から見れば拡がる方向に移動可能である。(b)状態ではシールリング32が接触開始していると説明したがシールリング32が接触開始する直前に設定されてもよい。
いずれにしても、このような状態である弁デスク5が弁座に直座する直前の未完閉止状態にあっては従来、制御不安定状態であり、制御不能範囲とされて来た。
本実施例にあっては、受け板15が反弁座面に直座することによって弁デスク5が弁支え13を介してしっかりと支えられ、弁デスク5と弁座との間の時間を通って流れる流体によって形成される逆圧に対するコンダクタンス低減(直接的にコンダクタンス0を形成する場合を含む)領域が形成されることになる。コンダクタンス低減領域は、受け板15の反弁座面に対する直接あるいは間接的な接触保持によって形成され得、上述の不安定制御領域が安定制御領域となる。
上述の例では弁支え13のY方向への移動に伴なって受け板15と弁デスク5とは弁支え13に対して一体的に拡がる方向に拡がることを特徴としているが、弁支え13の移動によって受け板15および弁デスク5が別個にあるいは別個にかつ時間をずらして移動する構成として反力を受けた状態でコンダクタンス低減領域を形成するようにしてもよい。このように、受け板15で反力を受けた上で弁デスク5を弁箱1の本体に押し付ける構造としているために、弁デスク5のシールリング32が弁座に接着してクローズしている状態において逆圧が作用した場合にあってもそのクローズ状態を保持することができる。本例の場合、受け板15を反弁座面に直座することとしているが、直接は望ましい形ではあるが必須の条件ではない。コンダクタンス低減領域において反力を受ける抵抗力を増大させることが重要である。このために、コンダクタンス低減領域の形成にあっては逆圧に対する抵抗力増大手段を設けることである。これによって次のステップの完全閉止状態に移行する時に逆圧による弁デスク5の振れを防止することが可能になる。すなわち、振動抑制手段であるコンダクタンス低減手段を設ける。
(8)完全閉止状態(図21)
第1のコロ12、第2のコロ18が第1コロガイド溝11、第2コロガイド溝14、第3コロガイド溝17、第4コロガイド溝19の端部に図21に示すように到達すると、受け板15と弁デスク5は拡がりきり、それ以上拡がることはなく、完全閉止状態となる。この完全閉止状態は、第1のコロ12、第2のコロ18が長孔を略垂直に転動する時に形成される。この状態では第2のコロ18は受け板15の第3のコロガイド溝17の下端の略垂直な部分を下方に移動し、また弁支え13の第4コロガイド溝19の上端の略垂直な部分に移動し、受け板15には最大荷重が加えられ、この力が反力として弁デスク5に加えられ、弁デスク5が弁座に更に強固に押圧される。
(9)完全閉止状態から全開位置への動作
完全閉止状態から全開位置への動作は、全開位置から完全閉止状態形成操作の逆側への動作になる。この場合に上述したと同様にコンダクタンス低減領域が形成される。
図22は本実施例の振子式ゲートバルブ(ペンドロールバルブ)100を使用した場合のシステム構成を示す。
振子式ゲートバルブ100の開口2、3の両側にそれぞれ真空チャンバ41、真空ポンプ42が設置され、真空チャンバ41にGASを導入するためのマスフロー43が設けられる。振子式ゲートバルブ100はAPCコントローラ44によって制御されるようになっており、APCコントローラ44にはホストシステム45およびAC or DC電源46が接続される。真空チャンバ41に真空計47が、マスフロー43にマスフローコントローラ48が接続される。
圧力制御のために、マイクロステップ駆動方式を採用することができる。ステップ数はサイズにより異なるが、数百万〜数十万ステップとすることができ、高分解能とすることができる。従ってコンダクタンスゼロまで制御可能とする。バルブ構造と組み合わせることによって制御不能範囲を消滅させ、マイクロステップ駆動方式による正確でなめらかな制御を行うことができる。また、クローズトループモータ制御方式を採用することによって設定圧力までの制御時間を大幅に短縮することができる。すなわち、クローズトループモータ制御の採用によって、逐次変化する真空チャンバ41の圧力に対して即時対応することができる。
図23は、コンダクタンスゼロまで制御可能な振子式ゲートバルブ100を使用したことによる設定圧力までの制御時間を大幅に短縮した例を示す。図23(a)は、本実施例によるバルブストロークと圧力関係図を示し、図23(b)は従来例であるポジション制御させた場合のバルブストロークと圧力関係図を示す。
図23(a)にあっては、コンダクタンスゼロまで弁デスク5は動作している。そして、図23(a)に示すように、本実施例によれば、バルブ動作開始から5secで圧力安定となることが判る。そして、このような制御方式にあってはコンダクタンスゼロの直で少しだけ弁デスク5を方向に動作させ、圧力安定に寄与する制御を行うことができる。
図23(b)に示す例にあっては圧力安定に必要なバルブ開度へ直接移動させる操作を行っても、バルブ動作開始から圧力安定までは少なくとも10sec要している。
図26−図28は本発明の第2の実施例を示す。振子式ゲートバルブとして構成することは先の第1の実施例と同様であり、同一の構成については同一番号を付し、第1の実施例の説明を援用するものとする。
図26において、振子式ゲートバルブ100は、略楕円形断面の中空弁箱1と、弁箱1の互いに対向する壁に軸方向に夫々設けた円形状の開口2、3と、開口2を形成した弁箱1の壁の内側面に形成した弁座4と、弁座4に対接されるよう弁箱1内に配置した円盤状の弁デスク(弁体)5と、弁箱1に設けた枢支部7と、その一端を弁デスク5に係合、すなわち連結し他端を枢支部7に傾動自在に枢支せしめたロッド6と、弁箱1に設けた、ロッド6を傾動せしめるロッド駆動装置8と、ロッド6の傾動を弁デスク5に伝達する動力伝達手段9とにより構成される。
ロッド駆動装置8は、ころがり溝51を備えたクランクアーム52とおよびロッド6に設けたコロ53をころがり溝51と摺動可能にした操作部として構成され、振子式作用をするように構成される。
動力伝達手段9は電動アクチュエータで構成され、駆動源であるモータ54によって駆動される。
このように構成される振子式ゲートバルブ100は、図1に示す振子式ゲートバルブ100に対応する。
図27は図26の横断面を示す。
枢支部7は、ロッド駆動装置8に連結されて回動するシャフト71とシャフト71の先端中央部でシャフト71によって回動され、かつ離間部73で離間可能にして接続されるシャフト74によって構成される。シャフト71には、図に示すように、ラジアル軸受55が設けてある。
シャフト74は連結装置56を介して弁箱1に支持材57によって支持された電動アクチュエータ61に連結され、電動アクチュエータ60はコンダクタンス低減動作用をなす。
連結装置56は電動アクチュエータ60によって操作される操作ロッド61が固定される内弁62と、これを収納する外片63と、内片62および外片63との間のスラスト軸受64と、シャフト72に連結する連結部65とから構成される。
シャフト72の周囲にはバネ受け66が設けられ、シャフト72に設けた他のバネ受け67との間にはコンダクタンス低減動作用アシストバネ68が設けられ、コンダクタンス低減領域形成時に電動アクチュエータ60によるコンダクタンス低減動作用についてコンダクタンス低減動アシスト作用をなす。72、75は摺動材である。
このような構成によって、弁デスク5は枢支部7に固定されたロッド6の傾動によって回動し、また電動アクチュエータ60の作用によってシャフト 74がシャフト71から離間部73で離間するように操作され、これに伴なって弁デスク5は弁箱の弁座4に対して接近するように動き得る。この接近状態を二点鎖線81で示す。この状態ではシールリング32は弁座4に接触する。
図28はコンダクタンス低減手段によるコンダクタンス低減領域の形成状態を示す。図28(a)は弁座4から弁デスク5が離れて開口が開放されている状態を示す。図28(b)はコンダクタンス低減領域が形成された状態を示す。
図28(a)の状態から電動アクチュエータ60を操作し、操作ロッド61を矢印で示す引き込み方向へ動作させる。この電動アクチュエータは制御装置(図示せず)によって制御されてロッドの位置を決定し、図28(b)に示す状態を形成する。この状態は、シールリング32は弁座4に接触しているが完全閉止の状態ではない。すなわち、弁デスク5が弁座4に接触して完全閉止状態形成の直前の状態で、ロッド6を電動アクチュエータ60およびコンダクタンス低減動作用アシストバネ68が作用した拘束の状態でコンダクタンス低減領域が形成される。
第1の実施例にあっては、受け板15が反弁座面が接触することによって拘束状態を形成しながらコンダクタンス低減領域を形成していたが、第2の実施例にあっては反弁座面による保持ということは行わないで、電動アクチュエータ60およびコンダクタンス低減作用アシストバネ68の作用で拘束状態を形成している。このようにすることによってコンダクタンス低減領域において反力を受ける抵抗力を増大させることによって、第1の実施例と同様に抵抗力増大手段の形成、すなわち抵抗力増大手段を備えたコンダクタンス低減手段を形成することを行っており、コンダクタンス低減手段が作用する状態でのコンダクタンス低減領域を形成することができる。
このコンダクタンス低減領域を形成して後に、第1の実施例と同様に動力伝達手段9の作用によって完全閉止状態が形成されることになる。
完全閉止状態から全開位置への動作は、全開位置から完全閉止状態形成操作の逆側への動作となる。
以上のように、本実施例によれば、コンダクタンスゼロまでの制御が可能となる振子式ゲートバルブが提供され、圧力安定までの時間短縮を達成することができ、制御不安定、制御不能領域を消滅させることができる。
そして、本実施例によれば、振子運動とシール動作を1つのモータで駆動することができ、コンダクタンスゼロ(完全締め切り、完全閉止状態)までの制御を任意に、すなわち思いのままに行うことができるようになるために、低真空領域での圧力制御が可能とされ、かつ制御時間を大幅に短縮できるようになる。
本発明の実施例に採用される振子式ゲートバルブの弁が閉じる前の状態における縦断面正面図である。 図1に示すX−X線断面図である。 図1に示すY−Y線断面図である。 本発明の実施例に採用される振子式ゲートバルブの動力伝達装置の説明用斜視図である。 本発明の実施例に採用される振子式ゲートバルブの動力伝達装置の説明斜視図である。 本発明の実施例に採用される振子式ゲートバルブの第1コロガイド溝の側面図である。 本発明の実施例に採用される振子式ゲートバルブの第2、4コロガイド溝の側面図である。 本発明の実施例に採用される振子式ゲートバルブの動力伝達装置の説明用斜視図である。 本発明の実施例に採用される振子式ゲートバルブの動力伝達装置の説明用斜視図である。 本発明の実施例に採用される振子式ゲートバルブの第3コロガイド溝の側面図である。 本発明の実施例に採用される振子式ゲートバルブの弁が閉じる直前の状態における縦断正面図である。 図11のX−X線断面図である。 図11のY−Y線断面図である。 弁デスク(弁体)と弁支え(駆動棒)との連結を示す図である。 受け板と弁支えの連結を示す図である。 板バネの取付け状況を示す図である。 弁支えとロッド(アーム)の連結を示す図である。 引張りバネ(スプリング)の取付、及び弁開状態を示す図である。 弁閉動作を示す図である。 コンダクタンス低減領域の形成図である。 完全閉止状態を示す図である。 本発明の実施例に採用される振子式ゲートバルブを使用した場合のシステム構成を示す図である。 設定圧力までの制御時間を短縮した例を従来例と比較して示す図である。 従来の振子式ゲートバルブの斜視図である。 従来の振子式ゲートバルブの縦断側面図である。 本発明の他の実施例の構成を示す縦断面正面図である。 図26の横断面図である。 本発明の実施例の操作状態を示す図である。
符号の説明
1…弁箱、2…開口、3…開口、4…弁座、5…弁デスク、5a…背面、6…ロッド、7…枢支部、8…駆動装置、9…動力伝達手段、10…ホルダー、11…第1コロガイド溝、12…第1のコロ、13…弁支え、14…第2コロガイド溝、15…受け板、16…連結杆、17…第3コロガイド溝、18…第2のコロ、19…第4コロガイド溝、20…板バネ、21…引張バネ、22…ストッパー、100…振子式ゲートバルブ(ペンドロールバルブ)。

Claims (12)

  1. 中空の弁箱と、前記弁箱の互いに対向する壁に軸方向に対向して設けた一方及び他方の開口と、前記一方の開口を形成した前記弁箱の壁の内側面に設けた弁座と、前記弁座に離接されるよう前記弁箱内に配置した弁デスクと、その基部を前記弁箱に傾動自在に枢支せしめたロッドと、前記ロッドを傾動せしめる駆動装置と、前記ロッドの動きを弁デスクに伝達する動力伝達手段と、を有して、前記弁デスクで前記弁座を閉止するようにした振子式ゲートバルブにおいて、
    前記弁デスクを前記弁座に対して未完閉止状態であってコンダクタンス低減領域に置くときに、未完閉止状態によって形成される隙間を流れる流体による逆圧に対して抵抗を増大させ、前記弁デスクの振動を抑制するコンダクタンス低減手段を設け、前記弁デスクに対する更なる移動に伴なって前記弁デスクは前記弁座に対して完全閉止状態におかれること
    を特徴とする振子式ゲートバルブ。
  2. 中空の弁箱と、前記弁箱の互いに対向する壁に軸方向に対向して設けた一方及び他方の開口と、前記一方の開口を形成した前記弁箱の壁の内側面に設けた弁座および他方の開口を形成した前記弁箱の壁の内面に設けた反弁座と、前記弁座に離接されるよう前記弁箱内に配置した弁デスクと、その基部を前記弁箱に傾動自在に枢支せしめたロッドと、前記ロッドを傾動せしめる駆動装置と、前記ロッドの動きを弁デスクに伝達する動力伝達手段と、前記弁デスクに相対的に移動されるよう前記ロッドの遊端に連結した弁支えと、該弁支えに相対的に移動されるように、かつ前記反弁座面に対向し前記弁デスクに対峙して設けた受け板と、前記ロッドを傾動させるとき、前記弁支えの前記弁デスクに対する相対的な移動に伴なって前記弁デスクを前記弁座の方向に受け板を前記反弁座面の方向に拡げる手段と、前記受け板を保持する手段と、を有して、前記弁デスクで前記弁座を閉止するようにした振子式ゲートバルブにおいて、
    前記受け板を前記保持手段によって保持する時に前記弁デスクは前記弁座に対して未完閉止状態におかれ、前記弁支えの前記弁デスクに対する更なる相対的移動に伴なって前記弁デスクは前記弁座に対して完全閉止状態におかれること
    を特徴とする振子式ゲートバルブ。
  3. 請求項において、前記保持手段は、前記受け板が前記反弁座面に接触保持することによって構成されることを特徴とする振子式ゲートバルブ。
  4. 請求項1から3のいずれかにおいて、前記弁デスクには前記弁座に対向してシールリングが設けてあることを特徴とする振子式ゲートバルブ。
  5. 中空の弁箱と、前記弁箱の互いに対向する壁に軸方向に対向して設けた一方及び他方の開口と、前記一方の開口を形成した前記弁箱の壁の内側面に設けた弁座および他方の開口を形成した前記弁箱の壁の内面に設けた反弁座と、前記弁座に離接されるように前記弁箱内に配置した弁デスクと、その基部を前記弁箱に傾動自在に枢支せしめたロッドと、前記ロッドを傾動せしめる駆動装置と、前記ロッドの動きを弁デスクに伝達する動力伝達手段とより成り、前記動力伝達手段が前記弁デスクに形成された第1コロガイド溝と、前記弁デスクに相対的に移動されるよう前記ロッドの遊端に連結した弁支えと、この弁支えに形成した、前記第1コロガイド溝に対向する第2コロガイド溝と、前記第1、第2コロガイド溝に夫々係合せしめた共通の第1のコロと、前記弁支えに設けた第4コロガイド溝と、受け板と、この受け板に形成した、前記第4コロガイド溝に対向する第3コロガイド溝と、前記第3、第4コロガイド溝に夫々係合せしめた共通の第2のコロとより成り、前記第1コロガイド溝が、前記弁デスクから離れる方向に斜め下方に延びる長孔であり、前記第2コロガイド溝が、前記弁デスクに近づく方向に斜め上方に延びる長孔であり、前記第4コロガイド溝が、前記弁デスクに近づく方向に斜め下方に延びる長孔であり、前記第3コロガイド溝が、前記弁デスクから離れる方向に斜め上方に延びる長孔である振子式ゲートバルブにおいて、
    前記第1のコロおよび第2のコロが夫々係合する長孔内を斜め方向に転動するときに、前記受け板は、前記反弁座面に接触保持され、この時に前記弁デスクは、前記弁座に対して未完閉止状態であること
    を特徴とする振子式ゲートバルブ。
  6. 中空の弁箱と、前記弁箱の互いに対向する壁に軸方向に対向して設けた一方及び他方の開口と、前記一方の開口を形成した前記弁箱の壁の内側面に設けた弁座および他方の開口を形成した前記弁箱の壁の内面に設けた反弁座と、前記弁座に離接されるように前記弁箱内に配置した弁デスクと、その基部を前記弁箱に傾動自在に枢支せしめたロッドと、前記ロッドを傾動せしめる駆動装置と、前記ロッドの動きを弁デスクに伝達する動力伝達手段とより成り、前記動力伝達手段が前記弁デスクに形成された第1コロガイド溝と、前記弁デスクに相対的に移動されるよう前記ロッドの遊端に連結した弁支えと、この弁支えに形成した、前記第1コロガイド溝に対向する第2コロガイド溝と、前記第1、第2コロガイド溝に夫々係合せしめた共通の第1のコロと、前記弁支えに設けた第4コロガイド溝と、受け板と、この受け板に形成した、前記第4コロガイド溝に対向する第3コロガイド溝と、前記第3、第4コロガイド溝に夫々係合せしめた共通の第2のコロとより成り、前記第1コロガイド溝が、前記弁デスクから離れる方向に斜め下方に延び次いで略垂直となる長孔であり、前記第2コロガイド溝が、前記弁デスクに近づく方向に斜め上方に延び次いで略垂直となる長孔であり、前記第4コロガイド溝が、前記弁デスクに近づく方向に斜め下方に延び次いで略垂直となる長孔であり、前記第3コロガイド溝が、前記弁デスクから離れる方向に斜め上方に延び次いで略垂直となる長孔である振子式ゲートバルブにおいて、
    前記第1のコロおよび第2のコロが夫々係合する長孔内を斜め方向に転動するときに、前記受け板は、前記反弁座面に接触保持され、この時に前記弁デスクは、前記弁座に対して未完閉止状態にあり、略垂直に転動する時に前記受け板が前記反弁座面に接触保持されている状態で、前記弁デスクは、前記弁座に対して完全閉止状態になること
    を特徴とする振子式ゲートバルブ。
  7. 中空の弁箱と、前記弁箱の互いに対向する壁に軸方向に対向して設けた一方及び他方の開口と、前記一方の開口を形成した前記弁箱の壁の内側面に設けた弁座および他方の開口を形成した前記弁箱の壁の内面に設けた反弁座と、前記弁座に離接されるよう前記弁箱内に配置した弁デスクと、その基部を前記弁箱に傾動自在に枢支せしめたロッドと、前記ロッドを傾動せしめる駆動装置と、前記ロッドの動きを弁デスクに伝達する動力伝達手段と
    より成り、前記動力伝達手段が前記弁デスクの前記弁座と反対側の背面に夫々突出せしめた互いに離間して対向する2枚のホルダーと、前記ホルダーの互いに対向する面に形成された第1コロガイド溝と、前記弁デスクに相対的に移動されるよう前記ロッドの遊端に連結した弁支えと、この弁支えに形成した、前記第1コロガイド溝に対向する第2コロガイド溝と、前記第1、第2コロガイド溝に夫々係合せしめた共通の第1コロと、前記弁支えに設けた第4コロガイド溝と、受け板と、この受け板に形成した、前記第4コロガイド溝に対向する第3コロガイド溝と、前記第3、第4コロガイド溝に夫々係合せしめた共通の第2のコロとより成り、前記第1及び第2コロガイド溝が、前記弁デスクから離れる方向に斜め下方に延びる長孔であり、前記第3及び第4コロガイド溝が、前記弁箱の他方の開口から離れる方向に斜め下方に延びる長孔である振子式ゲートバルブにおいて、
    前記第1のコロおよび第2のコロが夫々係合する長孔内を斜め方向に転動するときに、前記受け板は、前記反弁座面に接触保持され、この時に前記弁デスクは、前記弁座に対して未完閉止状態であること
    を特徴とする振子式ゲートバルブ。
  8. 中空の弁箱と、前記弁箱の互いに対向する壁に軸方向に対向して設けた一方及び他方の開口と、前記一方の開口を形成した前記弁箱の壁の内側面に設けた弁座および他方の開口を形成した前記弁箱の壁の内面に設けた反弁座と、前記弁座に離接されるよう前記弁箱内に配置した弁デスクと、その基部を前記弁箱に傾動自在に枢支せしめたロッドと、前記ロッドを傾動せしめる駆動装置と、前記ロッドの動きを弁デスクに伝達する動力伝達手段とより成り、前記動力伝達手段が前記弁デスクの前記弁座と反対側の背面に夫々突出せしめた互いに離間して対向する2枚のホルダーと、前記ホルダーの互いに対向する面に形成された第1コロガイド溝と、前記弁デスクに相対的に移動されるよう前記ロッドの遊端に連結した弁支えと、この弁支えに形成した、前記第1コロガイド溝に対向する第2コロガイド溝と、前記第1、第2コロガイド溝に夫々係合せしめた共通の第1のコロと、前記弁支えに設けた第4コロガイド溝と、受け板と、この受け板に形成した、前記第4コロガイド溝に対向する第3コロガイド溝と、前記第3、第4コロガイド溝に夫々係合せしめた共通の第2のコロとより成り、前記第1コロガイド溝が、前記弁デスクから離れる方向に斜め下方に延び次いで略垂直となる長孔であり、第2コロガイド溝が、前記弁デスクに近づく方向に斜め上方に延び次いで略垂直となる長孔であり、前記第4コロガイド溝が、前記弁箱の他方の開口から離れる方向に斜め下方に延び次いで略垂直となる長孔であり、前記第3コロガイド溝が、前記弁箱の他方の開口に近づく方向に斜め上方に延び次いで略垂直となる長孔である振子式ゲートバルブにおいて、
    前記第1のコロおよび第2のコロが夫々係合する長孔内を斜め方向に転動するときに、前記受け板は、前記反弁座面に接触保持され、この時に前記弁デスクは、前記弁座に対して未完閉止状態にあり、略垂直に転動する時に前記受け板が前記反弁座面に接触保持されている状態で、前記弁デスクは、前記弁座に対して完全閉止状態になること
    を特徴とする振子式ゲートバルブ。
  9. 中空の弁箱と、前記弁箱の互いに対向する壁に軸方向に対向して設けた一方及び他方の開口と、前記一方の開口を形成した前記弁箱の壁の内側面に設けた弁座と、前記弁座に離接されるよう前記弁箱内に配置した弁デスクと、その基部を前記弁箱に傾動自在に枢支せしめたロッドと、前記ロッドを傾動せしめる駆動装置と、前記ロッドの動きを弁デスクに伝達する動力伝達手段と、を有して、前記弁デスクで前記弁座を閉止するようにした振子式ゲートバルブによるゲートバルブ開閉方法において、
    前記弁デスクを前記弁座に対して未完閉止状態であってコンダクタンス低減領域に置くときにコンダクタンス低減によって未完閉止状態で形成される隙間を流れる流体による逆圧に対して抵抗を増大させて前記弁デスクの振動を抑制し、この状態で前記弁デスクの更なる移動に伴って前記弁デスクを前記弁座に対して完全閉止状態におくこと
    を特徴とする振子式ゲートバルブのゲートバルブ開閉方法。
  10. 弁デスクに対峙して設けた受け板と、前記ロッドを傾動させたとき、前記弁支えの前記弁デスクに対する相対的な移動に伴なって前記弁デスクを前記弁座の方向に、そして前記受け板を前記反弁座面の方向に拡げ、前記受け板が前記反弁座面に接触保持され、前記弁デスクが前記弁座を閉止するようにした振子式ゲートバルブによるゲートバルブ開閉方法において、
    前記弁デスクが前記弁座に対して未完閉止状態にある時に、前記受け板を前記反弁座面に接触保持させてシール逆方向に作用する流体圧力に対してコンダクタンス低減(ゼロを含む)状態を形成すること
    を特徴とする振子式ゲートバルブのゲートバルブ開閉方法。
  11. 請求項9または10において、コンダクタンス低減領域で前記弁デスクをわずかに開く制御を行うことを特徴とする振子式ゲートバルブのゲートバルブ開閉方法。
  12. 請求項9または10において、前記コンダクタンス低減領域で前記弁デスクによる完全閉止状態にし、該完全閉止状態形成は、該弁デスクに取り付けたシールリングを押圧した状態でなされることを特徴とする振子式ゲートバルブのゲートバルブ開閉方法。
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