JP2854714B2 - 浴室用引き戸の取り付け構造 - Google Patents

浴室用引き戸の取り付け構造

Info

Publication number
JP2854714B2
JP2854714B2 JP3005887A JP588791A JP2854714B2 JP 2854714 B2 JP2854714 B2 JP 2854714B2 JP 3005887 A JP3005887 A JP 3005887A JP 588791 A JP588791 A JP 588791A JP 2854714 B2 JP2854714 B2 JP 2854714B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
sliding door
opening
wall panel
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3005887A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04237787A (ja
Inventor
豊和 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP3005887A priority Critical patent/JP2854714B2/ja
Publication of JPH04237787A publication Critical patent/JPH04237787A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2854714B2 publication Critical patent/JP2854714B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室と脱衣室との間の
仕切り壁に設けられる浴室用引き戸の取り付け構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室と脱衣室とを仕切る仕切り壁
に設けられる浴室用引き戸にあっては、開口部の一端寄
りを固定パネルにて閉塞するようにし、開口部の残りの
部分である他端寄りに開閉自在に取り付けられることが
行われる。そして、固定パネル6の取り付けにあたって
は、図4に示されるように開口部4の一端寄りを上下に
仕切るように横補強材aを設けて横補強材aの下方に腰
壁パネル配置部イを形成すると共に上方に固定パネル配
置部ロを形成し、さらに、横補強材aと連結するように
して開口部4を左右に仕切るように上下方向に縦補強材
bを設け、この縦補強材bによって開口部4の他端寄り
に引き戸配置部ハを形成し、各配置部に腰壁パネル5、
固定パネル6、引き戸10を配置するようにしている。
そして、腰壁パネル5及び固定パネル6にあっては、腰
壁パネル5は下端を下レール11に連結固定すると共に
上端を横補強材aに連結固定し、固定パネル6は上端を
上レール7に連結固定すると共に下端を横補強材aに連
結固定して各配置部に配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、腰壁パネル5と固定パネル6とが直
接連結される構造となっていないため、上下方向に補強
用の縦補強材bが必要であり、この縦補強材bの取り付
けによって施工工数が増加するという問題があり、ま
た、腰壁パネル5と固定パネル6とは横補強材aによっ
て連結固定されるようになっているため、外観上横補強
材aが見えて分割された状態を強調することとなり、一
体感を出すことができず、デザイン性が低くなるという
問題があった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、腰壁パネルと固定パネルとを直接連結するこ
とで開口部内に縦方向に補強材を設けたりすることな
く、腰壁パネルと固定パネルを配置するようにして引き
戸を取り付けることができる浴室用引き戸の取り付け構
造を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、浴室1と脱衣室2とを仕切る仕切り壁
3に開口部4を設け、開口部4の一端寄りの下部に腰壁
パネル5を立設し、腰壁パネル5の上方の開口部に固定
パネル6を配設し、固定パネル6の上部を上レール7に
嵌合すると共に固定パネル6の下端より突設された係止
突起8を腰壁パネル5の上面に凹設された凹溝9に嵌合
し、残りの開口部を閉塞するように開口部4の他端寄り
に開閉自在に引き戸10を設けたものである。
【0006】
【作用】しかして、腰壁パネル5と固定パネル6とは係
止突起8と凹溝9との嵌合によって直接連結されるもの
であり、このように直接連結されることで一体感を出す
ことができるものであり、さらに、開口部4の上下方向
に補強材を入れることなく引き戸10の取り付けを行う
ことができるものであり、取り付け部分の外観を向上さ
せることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。浴室1と脱衣室2とを仕切る仕切り壁3には
開口部4を設けてあり、この開口部4の一端寄りには図
2に示されるように腰壁パネル5と固定パネル6とを配
置してあり、他端寄りには開閉自在に引き戸10を配置
してある。図1に示されるように開口部4の下部に設け
られた下レール11は浴室1側を段落ちさせて脱衣室2
側を上方に突出させてあり、この突出された部分に腰壁
パネル5が立設される腰壁パネル取り付け突部12を形
成してある。腰壁パネル取り付け突部12の側面にはね
じ具13によってガイドレール14を取り付けてある。
このガイドレール14は逆U字状に形成されたガイドレ
ール本体14aの一端より下方に取り付け片14bを突
設して形成してあり、取り付け片14bをねじ具13に
よって腰壁パネル取り付け突部12の側面に固着してあ
る。開口部4の上部に設けられた上レール7は浴室1側
に引き戸10の上部が挿合される引き戸保持レール7a
を設けてあると共に脱衣室2側に固定パネル6の上部が
挿合される固定パネル保持レール7bを設けて形成して
あり、引き戸保持レール7a内にはランナー15が走行
するためのランナー走行レール16を設けてある。下レ
ール11の腰壁パネル取り付け突部12に立設される腰
壁パネル5は人造大理石等によって形成してあり、下面
を腰壁パネル取り付け突部12の上面に接着固定すると
共に図3に示されるように側面を縦框に接着固定するこ
とで腰壁パネル取り付け突部12に立設してある。腰壁
パネル5の上面には内方に凹んだ凹溝9を凹設してあ
る。腰壁パネル5と上レール7の固定パネル保持レール
7bとの間に配置される固定パネル6はロ字状に枠組み
された枠材6a内に嵌め殺しによって面板6bを取り付
けて形成してあり、枠材6aの下面からは下方に向けて
係止突起8を突設してある。18は固定パネル保持レー
ル7b内に相対向するように取り付けられた気密保持部
材である。
【0008】そして、固定パネル6は枠材6aの上部を
固定パネル保持レール7b内に差し込み、次いで係止突
起8を腰壁パネル5の凹溝9に嵌合させるように落とし
込むことで腰壁パネル5と直接連結されるようにしてあ
る。ここで、浴室1側に位置する腰壁パネル5の上端角
部は面取りして斜めに傾斜する傾斜部19を設けてあ
り、このように傾斜部19を設けてあることで固定パネ
ル6の表面を伝って下方に流れてくる水は腰壁パネル5
と固定パネル6の連結部に溜まったりすることなく傾斜
部19によってスムーズに下方に流れるようになってい
る。そして、固定パネル6の上部は固定パネル保持レー
ル7b内で気密保持部材18によって保持されることで
がたつくことがないものであり、また、気密性が確保さ
れて上レール7内に水が浸入したりするようなことがな
いようになっている。
【0009】引き戸10はロ字状に枠組みされた枠材1
0a内に面板10bを嵌め殺しによって固定して形成し
てあり、枠材10aの上部からは走行自在なランナー1
5を突設してあり、枠材10aの下部には引き戸10の
開閉移動をガイドするためのガイド片20を突設してあ
る。ガイド片20は縦片20aと横片20bとによって
断面L字状に形成してあり、横片20bを枠材10aの
下部に連結して縦片20aを上方に向けて突出させてあ
る。
【0010】そして、引き戸10はガイド片20の縦片
20aをガイドレール14に係合し、ランナー15を引
き戸保持レール7a内のランナー走行レール16に転動
自在に載置して取り付けてあり、ランナー走行レール1
6に沿ってランナー15を転動させると共にガイド片2
0がガイドレール14に沿って摺動することでがたつい
たりすることなく引き戸10を開閉させることができる
ものである。ここで、引き戸10の下部は枠材10aよ
り側方に突設されたガイド片20が腰壁パネル取り付け
突部12の側面に設けられたガイドレール14に嵌合さ
れてガイドされるようになっており、引き戸10の下端
に対向する浴室1側の下レール11の上面にはレールが
形成されていないフラットな状態となっているものであ
り、水はけがよいと共に掃除を行いやすいようになって
いる。
【0011】
【発明の効果】本発明は上述のように、浴室と脱衣室と
を仕切る仕切り壁に開口部を設け、開口部の一端寄りの
下部に腰壁パネルを立設し、腰壁パネルの上方の開口部
に固定パネルを配設し、固定パネルの上部を上レールに
嵌合すると共に固定パネルの下端より突設された係止突
起を腰壁パネルの上面に凹設された凹溝に嵌合し、残り
の開口部を閉塞するように開口部の他端寄りに開閉自在
に引き戸を設けるようにしてあるので、腰壁パネルと固
定パネルを直接連結して横方向の補強材を用いないよう
にすることによって、腰壁パネルと固定パネルの一体感
を出すことができ、また係止突起と凹溝を嵌合して腰壁
パネルと固定パネルを強固に連結することによって、腰
壁パネルと固定パネルで開口部を補強して縦方向の補強
材を用いないようにすることができ、引き戸の取り付け
部分の外観を向上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】同上の横断面図である。
【図4】従来例の概略正面図である。
【符号の説明】
1 浴室 2 脱衣室 3 仕切り壁 4 開口部 5 腰壁パネル 6 固定パネル 7 上レール 8 係止突起 9 凹溝 10 引き戸

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室と脱衣室とを仕切る仕切り壁に開口
    部を設け、開口部の一端寄りの下部に腰壁パネルを立設
    し、腰壁パネルの上方の開口部に固定パネルを配設し、
    固定パネルの上部を上レールに嵌合すると共に固定パネ
    ルの下端より突設された係止突起を腰壁パネルの上面に
    凹設された凹溝に嵌合し、残りの開口部を閉塞するよう
    に開口部の他端寄りに開閉自在に引き戸を設けて成るこ
    とを特徴とする浴室用引き戸の取り付け構造。
JP3005887A 1991-01-22 1991-01-22 浴室用引き戸の取り付け構造 Expired - Fee Related JP2854714B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3005887A JP2854714B2 (ja) 1991-01-22 1991-01-22 浴室用引き戸の取り付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3005887A JP2854714B2 (ja) 1991-01-22 1991-01-22 浴室用引き戸の取り付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04237787A JPH04237787A (ja) 1992-08-26
JP2854714B2 true JP2854714B2 (ja) 1999-02-03

Family

ID=11623407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3005887A Expired - Fee Related JP2854714B2 (ja) 1991-01-22 1991-01-22 浴室用引き戸の取り付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2854714B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH034887B2 (ja) * 1985-04-10 1991-01-24 Ishama Megane Kk

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57204324U (ja) * 1981-06-22 1982-12-25
JP3004887U (ja) * 1994-06-01 1994-11-29 株式会社スズコ− 乳児載置運搬籠

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH034887B2 (ja) * 1985-04-10 1991-01-24 Ishama Megane Kk

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04237787A (ja) 1992-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2854714B2 (ja) 浴室用引き戸の取り付け構造
US3783456A (en) Bathing facility
JP3789865B2 (ja) 引き戸式扉装置
JPS6233894Y2 (ja)
JPS6122156Y2 (ja)
JP3520493B2 (ja) 折戸用錠装置
JPS621946Y2 (ja)
JPS6217597Y2 (ja)
KR102025185B1 (ko) 연동 도어 장착용 도어 수직 프레임
JP3865232B2 (ja) 引き戸式扉に対する戸当り部の構造
JPH0444786Y2 (ja)
JPS641419Y2 (ja)
JPH0113725Y2 (ja)
JPH0113713Y2 (ja)
JPS6326540Y2 (ja)
JP2521181Y2 (ja) 引違いサッシの下枠構造
JPH0421427Y2 (ja)
JPS6217596Y2 (ja)
JPH0447352Y2 (ja)
JP3261236B2 (ja) 固定戸の取付け構造
JP4055286B2 (ja) 間仕切りパネルの構造
JPH0232783Y2 (ja)
JPS6233892Y2 (ja)
JP2628113B2 (ja) 建 具
JPH05553Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981110

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees