JP2851041B2 - 情報処理方法および情報処理装置 - Google Patents

情報処理方法および情報処理装置

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JP2851041B2
JP2851041B2 JP63039637A JP3963788A JP2851041B2 JP 2851041 B2 JP2851041 B2 JP 2851041B2 JP 63039637 A JP63039637 A JP 63039637A JP 3963788 A JP3963788 A JP 3963788A JP 2851041 B2 JP2851041 B2 JP 2851041B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、入力される地名情報に対する住所文字列
を検索処理して出力する情報処理方法および情報処理装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の装置としては、特開昭55−74633号公
報,特開昭56−19135号公報,特開昭56−31167号公報等
が既に提案され、入力手段から入力される住所情報列の
一部を入力することにより、それらに従属可能な下位の
住所文字列情報をあらかじめ記憶された地名辞書を検索
することにより自動的発生させることが可能となってい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、住所情報を作成するオペレータが全国の県
庁所在地または著名な市町村からさらに下位の地名読み
を正確に記憶していることは稀であり、また、地名には
独特の当て読み,当て字等が使用される場合が多いの
で、通常住所文字列を上位レベルから下位に向かって階
層的に検索できるように構成されている場合が多い。
このため、住所文字列が非常に長い場合には、地名総
文字列数に応じて入力するキーコード情報が増大し、オ
ペレータの入力効率を著しく低下させるとともに、入力
ミスを誘発して住所文字列作成効率が低下する。
また、通常作成された住所文字列情報は郵便物への宛
名として採用される場合が多く、その際郵便番号等の付
加的情報も併せて入力しなければならない。そこで、通
常オペレータは、一連の郵便番号対応表等を参照しなが
ら、該当番号をキー入力していた。
このため、住所文字列情報作成に加えて郵便番号等の
入力が相乗的に増え、最終的な1人当たりの住所文字列
作成終了までに相当の時間を要し、オペレータは煩雑な
キーオペレーションと番号参照作業を強いられ、上記の
ような地名辞書使用頻度が低下してしまうといった問題
も発生していた。
この発明は、上記問題点を解消するためになされたも
ので、入力された地名項目から上位に検索して得た複数
の地名項目の出力の後、地名辞書を利用した下位層への
地名入力処理を行う開始点とする地名項目を、取り消し
指示の入力毎に一階層ずつ上位層へさかのぼるように制
御することにより、オペレータが知る、或いは入力しや
すい地名項目がどの層の地名項目であっても、それより
上位の地名入力を容易とし、かつその後の下位層へのト
ップダウン的な入力を開始する地名項目を、当該複数の
地名項目が一括して出力されたにも拘らず一階層ずつ取
り消して変更することができ、所望の地名入力を容易か
つ操作性良く行うことができる情報処理方法および情報
処理装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る情報処理方法は、住所文字列を構成す
る地名項目を階層的に記憶する地名辞書と、前記地名辞
書に記憶されている各階層の地名項目と各地名項目の前
記地名辞書におけるアドレスとを対応付ける地名項目辞
書とを記憶した記憶手段を利用する情報処理方法であっ
て、入力された地名項目を前記地名項目辞書と比較し
て、対応するアドレスを抽出し、前記抽出したアドレス
に従って、前記地名辞書における該当地名項目から上位
に地名項目を検索し、前記入力された地名項目から、検
索された最上層の地名項目までの複数の地名項目を出力
し、前記複数の地名項目の出力の後、前記地名辞書を利
用した下位層への地名入力処理を行う開始点とする地名
項目を、取り消し指示の入力毎に一階層ずつ上位層へさ
かのぼるように制御するものである。
また、この発明に係る情報処理装置は、住所文字列を
構成する地名項目を階層的に記憶する地名辞書と、前記
地名辞書に記憶されている各階層の地名項目と各地名項
目の前記地名辞書におけるアドレスとを対応付ける地名
項目辞書とを記憶した記憶手段を利用する情報処理装置
であって、入力された地名項目を前記地名項目辞書と比
較して、対応するアドレスを抽出するアドレス抽出手段
と、前記アドレス抽出手段により抽出したアドレスに従
って、前記地名辞書における該当地名項目から上位に地
名項目を検索する検索手段と、前記入力された地名項目
から、検索された最上層の地名項目までの複数の地名項
目を出力する地名項目出力手段と、前記地名項目出力手
段による複数の地名項目の出力の後、前記地名辞書を利
用した下位層への地名入力処理を行う開始点とする地名
項目を、取り消し指示の入力毎に一階層ずつ上位層へさ
かのぼるように制御する制御手段とを有するものであ
る。
〔作用〕
この発明に係る情報処理方法においては、入力された
地名項目から上位に検索して得た複数の地名項目の出力
の後、地名辞書を利用した下位層への地名入力処理を行
う開始点とする地名項目を、取り消し指示の入力毎に一
階層ずつ上位層へさかのぼるように制御する。
また、この発明に係る情報処理装置においては、入力
された地名項目から検索手段により上位に検索して得た
複数の地名項目の地名項目出力手段による出力の後、地
名辞書を利用した下位層への地名入力処理を行う開始点
とする地名項目を、取り消し指示の入力毎に一階層ずつ
上位層へさかのぼるように制御手段により制御する。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示す情報処理方法およ
び情報処理装置を適用可能な文書処理装置置の構成を説
明するブロック図であり、1は地名辞書メモリで、地名
項目(都道府県−区,市,郡−地区名等)が順次所定の
コードに従って階層的に記憶されており、その組み合わ
せによる住所文字列コードにその地区に割り当てられた
郵便番号コードがインデックスとして付加されている。
この地名辞書メモリ1には地区名に対応する漢字コード
のみが記憶され、この漢字コードに対応する文字フォン
トパターンは文字フォントメモリ5に記憶されている。
2は地名読み辞書メモリで、任意の地区名に対する読
み、例えば地区名が「ふじみちょう」の場合には漢字地
区名「富士見町」の地名項目コードが記憶されており、
この地名項目コードに対応する上位の地名項目を地名辞
書メモリ1から検索できるように構成されている。
3は地名情報入力モード指示手段で、住所文字列作成
を地名,地名読み,郵便番号で指示するための地名情報
入力モード3a〜3cをマイクロコンピュータ等で構成され
るコントローラ4に通知する。
コントローラ4は、この発明の住所情報検索手段4a,
住所文字列情報認知手段4b,項目レベル変更手段4c,文字
列情報出力手段4d等から構成され、住所情報検索手段4a
は地名情報入力モード指示手段3により指示された地名
情報入力モード3a〜3cを解析し、地名辞書メモリ1およ
び/または地名読み辞書メモリ2を参照して入力される
地名項目に対応する住所文字列コードとこの住所文字列
コードに対応する郵便番号コード(地名モードまたは地
名読みモード時)または入力される郵便番号コードとこ
の郵便番号コードに対応する住所文字列コードを検索
し、検索した住所文字列コード群を文字列情報出力手段
4dに出力する。文字列情報出力手段4dは住所文字列コー
ド群に対応する文字フォントを文字フォントメモリ5か
ら読み出して、表示器6の所定位置に設けられるウイン
ドに表示出力する。なお、郵便番号優先による住所文字
列検索処理については、上記のように地名辞書メモリ1
に記憶された郵便番号インデックスから住所文字列検索
処理を実行したり、この郵便番号インデックスに対応し
て該当する地名項目を構築するための住所文字列コード
を郵便番号インデックスに基づいて記憶する独立した郵
便番号辞書メモリ7を設け、郵便番号優先による住所文
字列検索処理が指示された際に、この郵便番号辞書メモ
リ7をアクセスして住所文字列検索処理を実行させるよ
うに構成しても良い。
住所文字列情報認知手段4bは、表示器6に表示された
住所文字列を確定または取り消して、項目レベル変更手
段4cによる地名項目レベル変更可能状態に設定する。項
目レベル変更手段4cは、入力された地名項目レベルを入
力レベルから上位に順次地名項目レベルを変更する。こ
れにより、入力される地名または地名読みに対する住所
文字列検索を任意の地名項目レベルから再開できる。
第2図はこの発明の情報処理方法および情報処理装置
を適用可能な文書処理装置の一例を示すブロック図であ
り、11はキーボードで、第1図に示した地名情報入力モ
ード指示手段3となる所定の地名入力モードキーおよび
文書情報を入力する文字キーおよび入力された住所文字
列を取り消す取消キー等が配置されている。
12は例えばマイクロプロセッサ形態のCPUであり、ROM
13に記憶された処理手順に従って文字処理に必要な制御
を実行する。なお、ROM13には後述する入力地名情報処
理手順を記憶している。14は書き込み可能なRAMで、文
書メモリ15,カーソルレジスタ16,先頭表示レジスタ17お
よび文字処理に必要なその他のメモリ領域18を有してい
る。
文書メモリ15は、文字コードによる文字情報および格
納される文字情報に関する情報が格納される。カーソル
レジスタ16は表示器19に表示されるカーソル位置を常時
記憶する。先頭表示レジスタ17は、表示される行の第1
桁の文字位置を記憶する。表示器19は、例えば48桁×15
行程度の文書情報とカーソルを表示したり、あらかじめ
設定された地名入力ウインドを所定位置に表示する。
20はバスラインで、各部の制御に必要なアドレス信
号,データ信号,コントロール信号の転送を行う。
21は例えばフロッピーディスク,RAMカード等の記憶媒
体で構成される地名情報メモリで、第1図に示した地名
辞書メモリ1,地名読み辞書メモリ2に記憶された地名情
報を記憶している。
22はキャラクタジェネレータ(CG)で、CPU12が検索
した一連の住所文字コード列に対応する文字フォントを
発生させ、表示器19の所定位置に表示する。23はプリン
タで、表示器19に表示された文字情報を印字出力する。
第3図(a)〜(c)は、第2図に示した地名情報メ
モリ21の階層構造を説明する模式図であり、第3図
(a)は地名辞書構造を示し、地名項目レベルL(1)
〜L(6)が順次階層されている状態に対応し、地名項
目レベルL(6)はその地名コードに対する郵便番号で
ある。なお、図中の網掛け領域は、入力された地名項目
列を示す。
第3図(b)は地名読み辞書構造を示し、地名読みイ
ンデックス31に従って地名読みに対する地名項目32を検
索でき、さらに地名項目32に対する地名辞書の地名項目
レベルL(1)〜L(5)を検索する検索子L−INF
(図中の〜)が付加されている。なお、図中の網掛
け領域は、入力された地名項目を示す。
第3図(c)は郵便番号辞書構造を示し、郵便番号イ
ンデックス33に従って地名項目レベルL(6)〜レベル
L(1)を順次上位に検索可能となっている。なお、図
中の網掛け領域は入力された郵便番号、例えば103に対
応する地名項目群列を示す。
次に第4図〜第6図を参照しながらこの発明による住
所文字列作成処理について説明する。
第4図はこの発明による住所文字列伸張処理を説明す
る模式図であり、例えば第2図に示したキーボード11か
ら茅場町または日本橋が入力された場合に対応する。
例えばキーボード11により住所文字列入力に対応する
地名情報入力モード3a〜3c、例えば地名読みモードが指
示入力されると、CPU12はキーボード11から入力される
文字コードを地名読みと認知する。
ここで、キーボード11により「かやばちょう」が入力
されると、CPU12が入力された文字コードを解釈してキ
ャラクタジェネレータ22をアクセスして、例えば平仮名
で「かやばちょう」を表示器19の所定入力エリア(地名
入力ウインド内)に表示する。そして、キーボード11上
の図示しない確定キーを押下すると、地名読み「かやば
ちょう」に対する住所文字列作成処理を開始する。
このとき、CPU12は地名情報メモリ21内の地名読みイ
ンデックス(第3図(b)参照)を参照して「かやばち
ょう」に対する地名項目32を検索する。そして、地名項
目32に対する地名辞書メモリ1の地名項目レベルL
(1)〜L(6)を検索する検索子L−INFを読み出
し、地名辞書メモリ1内の対応地名項目32を検索し、順
次上位の地名項目32を検索して「東京都中央区日本橋茅
場町」に対応する住所文字列コードを読み出す。次い
で、読み出した住所文字列コードをキャラクタジェネレ
ータ22により文字パターンに伸張変換する。そして、第
4図に示すように生成した住所文字列「東京都中央区日
本橋茅場町」を表示器19に表示する。
そして、地名辞書メモリ1の地名項目32に対応する郵
便番号を読み出し、表示器19に表示する。
このように、任意の地名項目レベルに対応する地名読
みが入力されても、順次階層された地名辞書を検索する
ことにより、上位の住所文字列入力を実行することな
く、所望とする住所文字列および作成された住所文字列
に対応する郵便番号を自動生成することができる。
第5図はこの発明による住所文字列スキップ処理を説
明する模式図であり、例えば第2図に示したキーボード
11から茅場町または日本橋が入力された場合に対応す
る。
例えばキーボード11により住所文字列入力に対応する
地名情報入力モード3a〜3c、例えば地名読みモードが指
示入力されると、CPU12はキーボード11から入力される
文字コードを地名読みと認知する。
ここで、キーボード11により「かやばちょう」が入力
されると、CPU12が入力された文字コードを解釈してキ
ャラクタジェネレータ22をアクセスして、例えば平仮名
で「かやばちょう」を表示器19の所定入力エリア(地名
入力ウインド内)に表示する。そして、キーボード11上
の図示しない確定キーを押下すると、地名読み「かやば
ちょう」に対する住所文字列作成処理を開始する。
このとき、CPU12は地名情報メモリ21内の地名読みイ
ンデックス(第3図(b)参照)を参照して「かやばち
ょう」に対する地名項目32を検索する。そして、地名項
目32に対する地名辞書メモリ1の地名項目レベルL
(1)〜L(6)を検索する検索子L−INFを読み出
し、地名辞書メモリ1内の対応地名項目を検索し、順次
上位の地名項目32を順次検索して茅場町に対する住所文
字列「東京都中央区日本橋」までの地名入力をあたかも
実行して完了した状態にスキップ(第5図参照)し、住
所文字列「東京都中央区日本橋茅場町」対応する住所文
字列コードを読み出す。以下は上記伸張処理と同様とな
る。
このように、入力された地名項目レベル状態に応じて
順次最上位から入力地名項目レベルまでの地名読みを完
了してしまうので、既知の地名項目32を入力するだけ
で、所望とする住所文字列を生成することができる。
第6図はこの発明による郵便番号入力モードによる住
所文字列生成処理を説明する模式図であり、例えば第2
図に示したキーボード11から郵便番号103が入力された
状態に対応する。
郵便番号103に対応する文字コードがキーボード11よ
り入力されると、郵便番号辞書メモリ7に構築される郵
便番号インデックス33に従って地名項目レベルL(6)
〜レベルL(1)に向って順次上位に検索を開始する。
そして、CPU12は地名項目レベルL(6)で103に対応す
る郵便番号コードを、地名項目レベルL(5)で茅場町
に対応する住所文字列コードを、地名項目レベルL
(4)で日本橋に対応する住所文字列コードを、地名項
目レベルL(3)で中央区に対応する住所文字列コード
を、地名項目レベルL(2)で23区を、地名項目レベル
L(1)で東京都に対応する住所文字列コードをそれぞ
れ検索しながら読み出し、第6図に示すように上述の伸
張処理を施して表示器19に表示する。
なお、表示器19に表示された住所文字列は、確定また
は取り消すことが可能であり、例えば日本橋が表示され
た状態で図示しない取消キーが押下されると上位の地名
項目入力状態に変更され、新たな地名入力状態になる。
また、入力された地名項目レベルが比較的上位の場合に
は、さらに入力した地名項目の確定処理がなされた後、
下位に向かって地名項目入力が継続して実行できる。
次に第7図を参照しながらこの発明による住所文字列
入力処理動作について説明する。
第7図はこの発明による住所文字列入力処理手順の一
例を説明するフローチャートである。なお、(1)〜
(9)は各ステップを示す。
電源がONされると、このフローがスタートし、先ず、
CPU12が各部の初期化を実行する(1)。次いで、キー
ボード11からキー入力が発生するのを待機し(2)、キ
ー入力が発生したら、入力されたキーが住所文字列を作
成するための地名情報入力モードキーかどうかを判断し
(3)、NOならばその他文字処理に必要な処理を実行し
(4)、ステップ(2)に戻る。
一方、ステップ(3)の判断でYESの場合は、入力さ
れたキーが地名読みキーかどうかを判断し(5)、YES
ならば地名読みモードを設定して地名読み優先住所文字
列作成処理ルーチンを実行し(6)、ステップ(2)に
戻る。
一方、ステップ(5)の判断でNOの場合は、入力され
たキーが地名キーかどうかを判断し(7)、YESならば
地名モードを設定して地名優先住所文字列作成処理ルー
チンを実行し(8)、ステップ(2)に戻る。
一方、ステップ(7)の判断でNO場合は、郵便番号優
先住所文字列作成処理ルーチンを実行し(9)、ステッ
プ(2)の戻る。
第8図はこの発明における地名入力による住所文字列
作成処理ルーチンの一例を説明するフローチャートであ
る。なお、(1)〜(12)は各ステップを示す。
先ず、CPU12は地名項目データを表示するために(地
名入力ウインド内)の初期化処理を行う(1)。
次いで、階層構造により記述された地名辞書の検索を
行う(2)。そして、検索の結果得られる地名項目デー
タの取り出しを実行する(3)。なお、階層別の地区デ
ータにおける最下位地名データの検索/取り出しが実行
されると、地区データに対応した郵便番号の検索取り出
しが実行される。
次いで、取り出された地名項目データのウインドへの
表示を行い(4)、地名項目データが表示されるウイン
ドの管理を実行する(5)。次いで、選択確定キーが押
下されたかどうかを判断し(6)、NOならば取消しキー
が押下されたかどうかを判断し(7)、YESならば取消
し処理、すなわち選択確定処理が実行される前の状態へ
戻り(8)、ステップ(2)に戻る。
一方、ステップ(7)の判断でNOの場合は、作成され
た住所文字列データを住所バッファ(メモリ領域18内)
へ格納する住所確定処理を実行し(9)、ステップ
(2)に戻る。
一方、ステップ(6)の判断でYESの場合は、郵便番
号の選択確定処理を実行し(10)、確定された郵便番号
データを郵便番号バッファ(メモリ領域18内)へ格納す
る。
次いで、ウインドの後処理を実行し(11)、住所バッ
ファ/郵便番号バッファにあるデータ(住所文字列デー
タ)の出力処理を行い(12)、リターンする。
第9図はこの発明における地名読み入力による住所文
字列作成処理ルーチンの一例を説明するフローチャート
である。なお、(1)〜(12)は各ステップを示す。
先ず、地名項目データを表示するために用いるウイン
ドの初期化処理を実行し(1)、地名読み辞書の検索対
照となる地名の読み入力を行う(2)。入力された読み
はメモリ領域18内の読みバッファエリアに格納される。
次いで、入力された読みに基づいて地名読み辞書の検
索を開始する(3)。検索される地名読み辞書には、地
名読み別に対応する地名項目が記述されている。
次いで、検索の結果得られる地名項目は地名項目伸張
処理が実行され(4)、都道府県名のレベル地名項目レ
ベルL(1)まで自動的に伸張された住所文字列コード
データが生成される。
次いで、キャラクタジェネレータ22が生成された住所
文字列コードデータに対応する文字パターン列を発生さ
せ、表示器19のウインドへ表示する(5)。
ウインド管理処理を実行し(6)、取消しキーが押下
されたかどうかを判断し(7)、YESならば表示された
住所文字列をクリアしてステップ(2)に戻り、NOなら
ば住所文字列データの確定処理を実行する(8)。
次いで、確定された地名項目まで、都道府県名レベル
から各レベルの地名項目取り出しを自動的に行う地名項
目スキップ処理を実行する(9)。
なお、この地名項目スキップ処理を実行することによ
り、ステップ(8)で確定された地名項目まで、地名入
力の確定処理を実行した場合と同様の処理結果が得られ
る。
こうして得られた処理結果に基づき地名入力処理が起
動され(10)、入力モードは、地名入力による入力モー
ドと全く同一のものとなり、地名入力における選択確定
/取消し処理が実行される。
そして、地名入力処理において、郵便番号の確定まで
を、一連の地名入力処理が終了すると、ウインド後処理
を実行する(11)。次いで、住所文字列データ/郵便番
号データの出力処理を実行し(12)、リターンする。
なお、ここで出力される住所文字列データ/郵便番号
データは、地名入力処理において作成されるものであ
り、メモリ領域18内の住所バッファ/郵便番号バッファ
にそれぞれ格納されている。
第10図はこの発明による郵便番号入力による住所文字
列作成処理手順の一例を説明するフローチャートであ
る。なお、(1)〜(10)は各ステップを示す。
先ず、地名項目データを表示するために用いるウイン
ドの初期化処理を実行し(1)、郵便番号インデックス
33の検索対象となる郵便番号入力を行う(2)。次い
で、入力された郵便番号に対応する郵便番号データを郵
便番号インデックス33から検索し(3)、郵便番号別に
対応する地名項目を順次上位レベルに向かって検索し、
地名項目の伸張処理を実行する(4)。これにより、都
道府県名のレベルまで自動的に伸張された住所文字列コ
ードデータが生成される。
そして、生成された住所文字列コードデータがキャラ
クタジェネレータ22により文字パターン列に変換されて
表示器19のウインドに表示する(5)。
次いで、ウインド管理処理を実行し(6)、取消しキ
ーが押下されたかどうかを判断し(7)、YESならば表
示された住所文字列をクリアしてステップ(2)に戻
り、NOならば住所文字列データの確定処理を実行する
(8)。
そして、一連の郵便番号入力処理が終了すると、ウイ
ンド後処理を実行する(9)。次いで、メモリ領域18内
の住所バッファ/郵便番号バッファにそれぞれ格納され
た住所文字列データ/郵便番号データの出力処理を実行
し(10)、リターンする。
上記実施例では地名の読みを入力する際、その処理の
詳細については言及していないが、例えば第11図(a)
に示すように所望とする地名の読みを順次入力しても良
い。また、その際第11図(b)に示すように表示器19の
住所文字列入力ウインドにカーソルを固定して入力文字
列を左方向に順次シフトしながら表示したり、第11図
(c)に示すように、順次カーソルを移動しながら入力
文字列を表示しても良い。
更に、住所文字列を誤って入力した際には、第11図
(d)に示すように、入力文字を削除した後継続して住
所文字列情報を入力することが可能となっている。
また、上記実施例では入力された地名項目に下位とな
る地名項目の候補表示について言及していないが、例え
ば第12図(a)〜(e)に示すように、反転カーソルの
移動に対応して現在指示している地名項目を候補エリア
と地名項目入力エリアとが一致するように識別表示し、
最終的な地名項目が確定された時点でその地区に対応す
る郵便番号項目候補を候補エリアと地名項目入力エリア
に相対的に表示しても良い。
さらに、第13図(a)に示すように地名項目レベルに
その他の地名項目候補をあらかじめ設定することによ
り、通常の地名項目選択(第13図(b),(c)参照)
と第13図(d),(e)に示すようにその他を選択した
際に、現時点までの地名項目に対する郵便番号項目候補
を表示しても良い。また、上記実施例では、入力されて
確定された住所文字列の表示位置については言及してい
ないが、例えば第14図に示すようにメモリ領域18内の住
所バッファ/郵便番号バッファにそれぞれ格納された住
所文字列データ/郵便番号データをカーソルの指示位置
に応じて定形住所出力フォーマットエリアの指定位置に
出力したり、カーソル指示位置から郵便番号データ,住
所文字列データを表示するようにしても良い。
さらに、地名項目選択処理において、地名項目候補が
表示器19のウインドエリアに1面表示できない程、地区
名が多数存在する場合には、第15図(a)に示されるよ
うに、その数を記憶するとともに、現在の候補画面数計
測して次画面指示が入力される毎に、第15図(b)に示
すようにデータ文字列変換を実行してその相対関係を表
示器19のウインドエリアに表示する(第15図(c)参
照)ように構成すれば、選択者の検索不安を押えること
ができる。
上記実施例によれば、住所文字列情報を構成するため
の所定の地名項目およびこの地名項目に割り振られた所
定の郵便番号コードを項目順位に対応してあらかじめ階
層的に記憶する地名辞書メモリと、この地名辞書メモリ
に項目順位に対応して記憶された各地名項目に対応する
地名読みをあらかじめ記憶する地名読み辞書メモリと、
地名優先,地名読み優先,郵便番号優先の各地名情報入
力モードを指示入力する地名情報入力モード指示手段
と、この地名情報入力モード指示手段により指示された
モードを解析して、地名辞書メモリおよび/または地名
読み辞書メモリを参照して入力される地名項目に対応す
る住所文字列コードとこの住所文字列コードに対応する
郵便番号コードまたは郵便番号コードとこの郵便番号コ
ードに対応する住所文字列コードを検索する住所情報検
索手段と、この住所情報検索手段が検索した住所文字列
コードおよび郵便番号コードを文字列パターンに変換し
て表示器の所定位置に住所文字列情報を出力する文字列
情報出力手段とから構成したので、住所情報を作成する
際に、オペレータが住所文字列作成処理を地名優先,地
名読み優先,郵便番号優先で作成することができ、作成
する住所に対する地名,地名読み,郵便番号等のいずれ
か1つの情報を知っていれば、少ないキーオペレーショ
ンで所望とする住所情報を即座に作成することができる
ため、正確な地名読みを知らなくても正しい住所作成お
よび郵便番号入力が可能となる。また、文字列情報出力
手段が表示器に出力した住所文字列情報を確定または取
り消す住所文字列情報認知手段および表示器に確定表示
された任意順位の地名項目を順次上位の地名項目入力状
態に復帰する項目レベル変更手段を設けることにより、
一度確定された住所文字列を再度任意の地名項目入力レ
ベルに戻って再開できるので、操作性を格段に向上でき
る。
さらに、住所情報検索手段が各郵便番号コードに対応
する地名項目を独立して記憶する記憶媒体から入力され
る郵便番号コードに対応する各地名項目を順次検索でき
るので、記憶媒体を追加することにより、既存の住所文
字列検索処理を実行する文書処理システムへの移植が容
易となるとともに、従来の構成を大幅に変更することな
く文書処理システムの住所文字列処理を大幅向上できる
等の幾多の優れた効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、入力された
地名項目から上位に検索して得た複数の地名項目の出力
の後、地名辞書を利用した下位層への地名入力処理を行
う開始点とする地名項目を、取り消し指示の入力毎に一
階層ずつ上位層へさかのぼるように制御するので、オペ
レータが知る、或いは入力しやすい地名項目がどの層の
地名項目であっても、それより上位の地名入力を容易と
し、かつその後の下位層へのトップダウン的な入力を開
始する地名項目を、当該複数の地名項目が一括して出力
されたにも拘らず一階層ずつ取り消して変更することが
でき、所望の地名入力を容易かつ操作性良く行うことが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す情報処理方法および
情報処理装置を適用可能な文書処理装置の構成を説明す
るブロック図、第2図はこの発明の情報処理方法および
情報処理装置を適用可能な文書処理装置の一例を示すブ
ロック図、第3図は、第2図に示した地名情報メモリの
階層構造を説明する模式図、第4図はこの発明による住
所文字列伸張処理を説明する模式図、第5図はこの発明
による住所文字列スキップ処理を説明する模式図、第6
図はこの発明による郵便番号入力モードによる住所文字
列生成処理を説明する模式図、第7図はこの発明による
住所文字列入力処理手順の一例を説明するフローチャー
ト、第8図はこの発明における地名入力による住所文字
列作成処理ルーチンの一例を説明するフローチャート、
第9図はこの発明における地名読み入力による住所文字
列作成処理ルーチンの一例を説明するフローチャート、
第10図はこの発明による郵便番号入力による住所文字列
作成処理手順の一例を説明するフローチャート、第11図
はこの発明による住所文字列入力編集処理の一例を説明
する模式図、第12図および第13図はこの発明による地名
項目表示状態の一例を説明する模式図、第14図はこの発
明による住所文字列の出力位置の一例を説明する模式
図、第15図はこの発明による地名項目分割表示の一例を
説明する模式図である。 図中、1は地名辞書メモリ、2は地名読み辞書メモリ、
3は地名情報入力モード指示手段、4aは住所情報検索手
段、4bは文字列情報認知手段、4cは項目レベル変更手
段、4dは文字列情報出力手段、5は文字フォントメモ
リ、6は表示器、7は郵便番号辞書メモリである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−284464(JP,A) 特開 昭54−108526(JP,A) 特開 昭59−49631(JP,A) 特開 昭61−168070(JP,A) 特開 昭57−36334(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 17/21 - 17/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】住所文字列を構成する地名項目を階層的に
    記憶する地名辞書と、前記地名辞書に記憶されている各
    階層の地名項目と各地名項目の前記地名辞書におけるア
    ドレスとを対応付ける地名項目辞書とを記憶した記憶手
    段を利用する情報処理方法であって、 入力された地名項目を前記地名項目辞書と比較して、対
    応するアドレスを抽出し、 前記抽出したアドレスに従って、前記地名辞書における
    該当地名項目から上位に地名項目を検索し、 前記入力された地名項目から、検索された最上層の地名
    項目までの複数の地名項目を出力し、 前記複数の地名項目の出力の後、前記地名辞書を利用し
    た下位層への地名入力処理を行う開始点とする地名項目
    を、取り消し指示の入力毎に一階層ずつ上位層へさかの
    ぼるように制御することを特徴とする情報処理方法。
  2. 【請求項2】住所文字列を構成する地名項目を階層的に
    記憶する地名辞書と、前記地名辞書に記憶されている各
    階層の地名項目と各地名項目の前記地名辞書におけるア
    ドレスとを対応付ける地名項目辞書とを記憶した記憶手
    段を利用する情報処理装置であって、 入力された地名項目を前記地名項目辞書と比較して、対
    応するアドレスを抽出するアドレス抽出手段と、 前記アドレス抽出手段により抽出したアドレスに従っ
    て、前記地名辞書における該当地名項目から上位に地名
    項目を検索する検索手段と、 前記入力された地名項目から、検索された最上層の地名
    項目までの複数の地名項目を出力する地名項目出力手段
    と、 前記地名項目出力手段による複数の地名項目の出力の
    後、前記地名辞書を利用した下位層への地名入力処理を
    行う開始点とする地名項目を、取り消し指示の入力毎に
    一階層ずつ上位層へさかのぼるように制御する制御手段
    とを有することを特徴とする情報処理装置。
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