JPH10198667A - 文字列変換装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

文字列変換装置およびそのプログラム記録媒体

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JPH10198667A
JPH10198667A JP8358428A JP35842896A JPH10198667A JP H10198667 A JPH10198667 A JP H10198667A JP 8358428 A JP8358428 A JP 8358428A JP 35842896 A JP35842896 A JP 35842896A JP H10198667 A JPH10198667 A JP H10198667A
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Japan
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character string
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JP8358428A
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Takeshi O
斌 王
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力文字列を変換辞書メモリによりそれに対
応する候補文字列に変換する通常の文字列変換時におい
て、この候補文字列に基づいて所定のデータベースをア
クセスすることで、この候補文字列に関連する別の文字
列情報を容易に取得する。 【解決手段】 CPU1は入力装置5から入力されたか
な文字列をRAM2内の変換辞書メモリを参照して漢字
混りの候補文字列に変換する。ここで、CPU1は候補
文字列の属性を示す別の情報が文字列属性として入力指
定されると、候補文字列をキーワードとして、文字列属
性に対応するデータベースを検索することにより当該候
補文字列をそれに関連する文字列情報に変換して候補表
示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入力文字列を変
換辞書メモリによりそれに対応する候補文字列に変換す
る文字列変換装置およびそのプログラム記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ワードプロセッサやパーソナル
コンピュータ等の文書処理装置においては、入力された
かな文字列に基づいてかな漢字変換用の辞書メモリを検
索することにより漢字混りの候補文字列に変換して候補
表示すると共に、次候補変換が指定された際には、当該
辞書メモリを再度検索して次候補を表示するようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かな漢
字変換時に候補文字列として表示されるのは、変換辞書
メモリに記述されている内容のみに限られてしまう。こ
の発明の課題は、入力文字列を変換辞書メモリによりそ
れに対応する候補文字列に変換する通常の文字列変換時
において、この候補文字列に基づいて所定のデータベー
スをアクセスすることで、この候補文字列に関連する別
の文字列情報を容易に取得できるようにすることであ
る。一方、入力文字列をかな漢字変換する際に、専門用
語については、単漢字変換や単語変換により所望する専
門用語に変換したり、予めユーザ登録辞書に専門用語を
登録しておき、このユーザ登録辞書により専門用語に変
換するようにしているが、このような変換方法ではオペ
レータに大きな負担をかけるという欠点があった。この
ような場合、通常のかな漢字変換辞書の他に専門用語辞
書を増設しておけばよいが、文書作成時にどのような専
門用語が出現するかを事前に把握しておく必要があると
共に、専門用語辞書を用いて変換すべきことをその都度
指定しなければならず、オペレータに大きな負担をかけ
ると共に変換効率の低下を招くという欠点があった。こ
の発明の課題は、どのような分野の専門用語であっても
通常の操作手順にしたがって入力文字列を所望する専門
用語に効率良く変換できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。請求項1記載の発明は、入力文字列に基づい
て変換辞書メモリを検索することにより入力文字列をそ
れに対応する候補文字列に変換する第1の変換手段と、
前記入力文字列あるいは候補文字列の属性を示す別の情
報を当該文字列に対する文字列属性として入力指定する
指定手段と、この指定手段によって文字列属性が指定さ
れている場合に、前記候補文字列をキーワードとして、
当該文字列属性に対応する所定のデータベースを検索す
ることにより当該候補文字列をそれに関連する文字列情
報に変換する第2の変換手段と、この第2の変換手段に
よって得られた変換結果を候補出力する出力手段とを具
備するものである。なお、前記第2の変換手段は、指定
された文字列属性に対応するデータベースを候補文字列
をキーワードとして検索する際に、他の装置に備えられ
ているデータベースをリモート・アクセスすることによ
って検索するようにしてもよい。請求項1記載の発明に
よれば、入力文字列あるいは第1の変換手段によって変
換された候補文字列の属性を示す別の情報を当該文字列
に対する文字列属性として入力指定すると、例えば、当
該文字列が人名であれば、その文字列の属性を示す別の
情報として「氏名」を入力指定すると、前記候補文字列
をキーワードとして第2の変換手段は、当該文字列属性
に対応する所定のデータベース(例えば、住所録ファイ
ル)を検索する。これによって候補文字列はそれに関連
する文字列情報(例えば、住所録データ等)に変換され
て変換候補として出力される。したがって、入力文字列
を変換辞書メモリによりそれに対応する候補文字列に変
換する通常の文字列変換時において、この候補文字列に
基づいて所定のデータベースをアクセスすることで、こ
の候補文字列に関連する別の文字列情報を容易に取得す
ることができる。
【0005】請求項3記載の発明は、入力文字列に基づ
いて変換辞書メモリを検索することにより入力文字列を
それに対応する候補文字列に変換する第1の変換手段
と、前記候補文字列に予め決められている専門用語が含
まれている場合に、当該専門用語を抽出する抽出手段
と、次候補変換が指示された際に、前記抽出手段によっ
て抽出された専門用語に対応する専門用語辞書メモリを
選択すると共に、選択した専門用語辞書メモリを参照し
て前記入力文字列を再変換する第2の変換手段と、この
第2の変換手段によって得られた変換結果を候補出力す
る出力手段とを具備するものである。なお、前記第2の
変換手段は、専門用語辞書メモリを参照して入力文字列
を再変換する際に、他の装置に備えられている専門用語
辞書メモリの内容をダウン・ロードすることによって再
変換するようにしてもよい。請求項3記載の発明によれ
ば、第1の変換手段によって得られた候補文字列に専門
用語が含まれている場合、次候補変換が指定されると、
第2の変換手段によって専門用語に対応する専門用語辞
書メモリが検索対象として選択されると共に、この辞書
メモリを参照して入力文字列の再変換が行われる。した
がって、どのような分野の専門用語であっても通常の操
作手順にしたがって入力文字列を所望する専門用語に効
率良く変換することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下、この発明の一実施形態を図1〜
図6を参照して説明する。図1は文書処理装置の全体構
成を示したブロック図である。CPU1はRAM2内に
ロードされている各種プログラムにしたがってこの文書
処理装置の全体動作を制御する中央演算処理装置であ
る。記憶装置3はオペレーティングシステムや各種アプ
リケーションプログラム、データファイル、文字フォン
トデータ等が予め格納されている記憶媒体4やその駆動
系を有している。この記憶媒体4は固定的に設けたも
の、もしくは着脱自在に装着可能なものであり、フロッ
ピーディスク、ハードディスク、光ディスク、RAMカ
ード等の磁気的・光学的記憶媒体、半導体メモリによっ
て構成されている。また、記憶媒体4内のプログラムや
データは、必要に応じてCPU1の制御により、RAM
2にロードされる。更に、CPU1は通信回線等を介し
て他の機器側から送信されて来たプログラム、データを
受信して記憶媒体4に格納したり、他の機器側に設けら
れている記憶媒体に格納されているプログラム、データ
を通信回線等を介して使用することもできる。また、C
PU1にはその入出力周辺デバイスである入力装置5、
表示装置6、印刷装置7、通信制御部8がバス接続され
ており、CPU1はそれらの動作を入出力プログラムに
したがって制御する。また、この文書処理装置には通信
制御部8を介してサーバコンピュータ9が接続されてお
り、CPU1はサーバコンピュータ9側に備えられてい
るデータベースをリモート・アクセスすることによって
その内容を検索するようにしている。
【0007】入力装置5は文字列データや各種のコマン
ドを入力するキーボードやマウス等のポインティングデ
バイスを有し、入力装置5から入力された文字列データ
はCPU1に取り込まれて表示装置6のテキスト画面に
表示される。ここで、キーボード上の変換キーが操作さ
れて、かな漢字変換が指示された際に、CPU1はこの
入力文字列をRAM2内のかな漢字変換用の変換辞書メ
モリ2−1(図2参照)を参照することにより漢字混り
の候補文字列に変換してテキスト画面に表示すると共
に、RAM2内のテキストメモリ2−2(図2参照)に
格納する文書作成処理を行う。また、キーボード上には
図示しないが、文字キー、変換キー、次候補キー、実行
キー等、通常備えられている各種のキーの他に、かな漢
字変換された候補文字列の属性を示す別の情報を当該候
補文字列に対する文字列属性として指定する文字列属性
キーが設けられている。すなわち、候補文字列が人名で
あれば、この候補文字列の属性を示す別の情報として
「人名」を入力指定するが、その際、上記文字列属性キ
ーは、この「氏名」が当該候補文字列に対する文字列属
性であることを示すためのキーである。この場合、属性
別に専用の文字列属性キーをそれぞれ設けてもよいが、
文字列属性キーが1つの場合には、予め当該属性キーを
操作することにより次に文字入力する情報が文字列属性
であることを宣言するようにしても良い。このようにし
て文字列属性が指定されると、CPU1は候補文字列を
キーワードとして当該文字列属性に対応する所定のデー
タベースを検索することにより、当該候補文字列をそれ
に関連する文字列情報に変換し、その変換結果を候補表
示させる。なお、入力装置5から印刷指令が入力される
と、CPU1はRAM2内の文書データを印字イメージ
に変換して印刷装置7に送り、印字出力させる。また、
文書保存が指定されると、RAM2内の文書データを記
憶媒体4に登録保存させる。
【0008】図2はRAM2の主要構成を示し、RAM
2の内容は必要に応じて記憶媒体4等からのロードされ
たものである。変換辞書メモリ2−1はかな漢字変換用
の辞書メモリで、ユーザ登録辞書等も含まれている。テ
キストメモリ2−2は文書データをコード形式で記憶す
る文書メモリである。文字列属性テーブル2−3は図3
に示すように文字列属性とデータベース名とを対応付け
て記憶するもので、文字列属性として「氏名」が入力指
定された際には、それに対応するデータベース名として
「住所録管理ファイル」が検索対象として選択される。
また文字列属性テーブル2−3には文字列属性「施設」
に対応してデータベース名として「リモートデータベー
ス(1)」が記憶されている。ここで、リモートデータ
ベースとしCPU1がリモート・アクセスによって検索
するサーバコンピュータ9側のデータベースを示してい
る。データベース(1)2−4……データベース(N)
2−5は記憶媒体4からロードされたデータベースを示
し、またワークメモリ2−6には各種プログラムや文字
フォント等が格納される。
【0009】次に、この文書処理装置における文字列変
換動作を図4に示すフローチャートにしたがって説明す
る。なお、このフローチャートに記述されている各機能
を実現するためのプログラムは、CPU1が読み取り可
能なプログラムコードの形態で記憶媒体4に記憶されて
おり、その内容がRAM2内のワークメモリにロードさ
れている。先ず、かな文字列が入力されて変換が指示さ
れると、CPU1は入力文字列を変換辞書メモリ2−1
を参照することによって漢字混りの候補文字列に変換す
ると共に(ステップA1)、この候補文字列をテキスト
画面に表示させる(ステップA2)。ここで、次変換キ
ーが操作されると(ステップA3)、変換辞書メモリ2
−1を参照して再変換を行い、次候補を表示させる(ス
テップA1、A2)。いま、図5(A)に示すようにか
な文字列「さとう」を入力したのち、変換キーを操作す
ると、図5(B)に示すようにその変換候補として「佐
藤」が表示される。ここで、実行キーの操作により候補
の確定が指示されると、変換確定処理(ステップA9)
が行われて、変換結果がテキストメモリ2−2に格納さ
れるが、候補文字列の属性を示す別の情報が文字列属性
として入力指定された場合にはステップA3でそのこと
が検出されてステップA4〜A9の実行に移る。
【0010】すなわち、図5(B)に示す状態におい
て、「氏名」が文字列属性として指定された場合には、
指定文字列属性を一時記憶保持したのち(ステップA
4)、指定文字列属性に基づいてRAM2内の文字列属
性テーブル2−3をアクセスし、対応するデータベース
名を読み出し、このデータベース名に基づいてRAM2
内のデータベースあるいはサーバコンピュータ9側のリ
モートデータベースを検索対象として選択する(ステッ
プA5)。このようにして選択したデータベースあるい
はリモートデータベースを候補文字列によって検索し
(ステップA6)、この候補文字列に関連する文字列情
報をデータベースあるいはリモートデータベースより読
み出してテキスト画面上に変換候補として表示出力させ
る(ステップA7)。
【0011】いま、図5(B)に示すように文字列属性
として「氏名」を入力指定した場合には、候補文字列
「佐藤」に関連する文字列情報として「住所」および
「電話番号」がデータベース(住所録管理ファイル)か
ら読み出されて候補表示される(図5(C)参照)。こ
の状態において、次候補キーが操作されると、ステップ
A8でそのことが検出されてステップA6に戻り、当該
データベースを候補文字列によって再度検索し、この候
補文字列に関連する次の項目の文字列情報として「会社
名」および「所属部署名」が変換候補として表示される
(ステップA6、A7)。このように次候補キーが操作
される毎に、次の項目データが候補表示される。ここ
で、実行キーの操作によって候補の確定が指示されると
(ステップA8)、変換確定処理が行われ、データベー
スあるいはリモートデータベースから読み出された文字
列情報がテキストメモリ2−2に確定文字列として格納
される(ステップA9)。
【0012】図6はリモート・アクセスの場合の表示例
を示し、(A)はかな文字列として「かいぎしつ」を入
力した状態を示し、また(B)は変換キーの操作によっ
て入力文字列がかな漢字変換された状態を示している。
これによって得られた候補文字列「会議室」に対してそ
の属性を示す別の情報「施設」を文字列属性として入力
指定すると、候補文字列「会議室」に基づいて文字列属
性テーブル2−3がアクセスされ、リモートデータベー
スが検索対象として選択される(ステップA3〜A
5)。そして、このリモートデータベースの内容を候補
文字列に基づいて検索し、その検索結果が変換候補とし
て表示される(ステップA6、A7)。図6(C)はこ
の場合の表示例を示し、リモート・アクセスにより現時
点で会議室の予約状況が1画面分候補表示される。ここ
で、次候補キーが操作されると(ステップA8)、次の
1画面分の予約状況が候補表示される。そして、実行キ
ーが操作されると、会議室の予約状況を確定文字列とし
てテキストメモリ2−2に取り込むことができる。
【0013】以上のように、この文書処理装置において
は、通常のかな漢字変換時において、かな漢字変換され
た漢字混りの候補文字列に対してその属性を示す別の情
報を文字列属性として入力指定するだけで、当該文字列
属性に対応するデータベースをアクセスして候補文字列
をそれに関連する別の文字列情報に変換して候補表示す
るようにしたから、かな漢字変換時にデータベースの内
容をテキストメモリ2−2に取り込むことができる。こ
の場合、常駐されているデータベースに限らず、リモー
ト・アクセスによってサーバコンピュータ9側で記憶管
理されているリモートデータベースの内容も容易に取り
込むことができる。
【0014】なお、上述の例はデータベースの内容を参
照することによって得られた文字列情報をテキストメモ
リ2−2に格納して作成文書中に挿入するようにした
が、データベースの内容を参考のために単に表示するよ
うにしてもよい。また、データベースの内容を参照する
ことによって得られた文字列情報を修正して作成文書中
に挿入したり、元のデータベースに格納するようにして
もよい。
【0015】(第2実施形態)以下、図7〜図9を参照
してこの発明の第2実施形態を説明する。なお、この第
2実施形態における文書処理装置もその基本的な構成要
素は図1と同様に構成されているため、そのブロック図
は図示省略し、以下、図1を兼用して第2実施形態を説
明するものとする。図7(A)はRAM2内の専門用語
テーブル2−7を示した図である。この専門用語テーブ
ル2−7は専門用語に対応して専門用語辞書名を記憶す
る構成で、CPU1はかな漢字変換によって得られた漢
字混りの候補文字列の中に専門用語テーブル2−7内に
定義されている専門用語が含まれていることを検出する
と、それに対応する専門用語辞書を検索対象として選択
し、当該辞書を用いてかな漢字変換を再度行う。図7
(B)は専門辞書メモリ2−8を示し、特許用語辞書、
建築用語辞書等を有している。この専用用語辞書は記憶
媒体4からRAM2にロードしたものの他、必要に応じ
て通信機能によりサーバコンピュータ9側の専門用語辞
書をRAM2にロードしたものである。
【0016】次に、この第2実施形態におけるかな漢字
変換時の動作を図8に示すフローチャートにしたがって
説明する。先ず、かな文字列が入力されて変換が指示さ
れると、CPU1は入力文字列を変換辞書メモリ2−1
やRAM2内に予めダウンロードされている専門辞書メ
モリ2−8を参照することによって漢字混りの候補文字
列に変換すると共に(ステップB1)、この候補文字列
をテキスト画面に表示させる(ステップB2)。そし
て、CPU1はこの候補文字列の中に専門用語が含まれ
ているかを専門用語テーブル2−7内の用語を参照する
ことにより判別し(ステップB3)、その結果、専門用
語が含まれていない場合には(ステップB4でNO)、
次候補キーが操作されたか、実行キーの操作によって候
補文字列の確定が指示されたかを調べ、次候補キーが操
作された場合にはステップB1に戻るが、確定が指示さ
れた場合にはステップB13に進み、変換確定処理が実
行されて候補文字列がテキストメモリ2−2に確定文字
列として格納される。一方、専門用語が含まれているこ
とがステップB4で検出されると、候補文字列から専門
用語を抽出する(ステップB5)。そして、抽出した専
門用語はRAM2内にダウンロード済みかを調べ(ステ
ップB6)、RAM2内に存在していなければ、通信制
御部8を介してサーバコンピュータ9に専門用語辞書の
転送要求を送信し、これに応答してサーバコンピュータ
9側から伝送されて来た専門用語辞書を新たにRAM2
へダウンロードしておく(ステップB8)。
【0017】ここで、実行キーが操作されて候補文字列
の確定が指示されると(ステップB9)、変換確定処理
に移り(ステップB13)、候補文字列はテキストメモ
リ2−2に格納されるが、次候補キーが操作されると、
ステップB10に進み、新たにダウンロードされた専門
用語辞書を検索対象として選択し、入力文字列をこの専
門用語辞書に基づいて再変換する。これによって得られ
た変換結果は次候補として表示される(ステップB1
1)。図9はこの場合の表示例を示したもので、(A)
はかな文字列を入力した状態を示し、(B)は変換指示
された状態を示している。この場合、候補文字列「特許
軽装」には専門用語が含まれているので、この専門用語
に対応する特許用語辞書がRAM2に存在していなけれ
ば、それを新たにダウンロードしておく。ここで、次候
補キーが操作されると、特許用語辞書に基づいて入力か
な文字列が再変換されるため、図9(C)に示すように
次候補として「特許係争」に変換されて候補表示され
る。なお、次候補も所望する文字列でない場合に、更に
次候補キーを操作すると、ステップB12でそのことが
検出されてステップB10に戻り、新たにロードされた
専門用語辞書に基づいて再変換が行われる。ここで、確
定指示が有ると、ステップB13に進み、確定処理が行
われる。
【0018】以上のように、この文書処理装置において
は、通常のかな漢字変換時において、かな漢字変換され
た候補文字列に専門用語テーブル2−7に定義されてい
る専門用語が含まれている場合には、候補文字列の中か
ら専門用語を抽出しておき、次候補キーが操作された際
に、抽出されている専門用語に対応する辞書名を専門用
語テーブル2−7から読み出してそれに対応する専門用
語辞書を検索対象として選択し、この専門用語辞書に基
づいて入力文字列を再変換して候補表示するようにした
から、どのような分野の専門用語であっても通常の操作
手順にしたがって入力文字列を所望する専門用語に効率
良く変換することができる。この場合、常駐されている
専門用語辞書に限らず、必要に応じてサーバコンピュー
タ9側から専門用語辞書をダウンロードすることがで
き、以降は新たにダウンロードされた専門用語辞書に基
づいてかな漢字変換することが可能となる。
【0019】なお、上述の例はかな漢字変換の場合を列
に挙げたが、ローマ字/漢字変換あるいは日本語から英
語、仏語等のように他の言語への変換であってもよい。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、入力文字
列を変換辞書メモリによりそれに対応する候補文字列に
変換する通常の文字列変換時において、この候補文字列
に基づいて所定のデータベースをアクセスすることで、
この候補文字列に関連する別の文字列情報を容易に取得
することができる。また、請求項3記載の発明によれ
ば、どのような分野の専門用語であっても通常の操作手
順にしたがって入力文字列を所望する専門用語に効率良
く変換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】文書処理装置の全体構成を示したブロック図。
【図2】RAM2の主要構成を示した図。
【図3】文字列属性テーブル2−3の内容を示した図。
【図4】かな漢字変換時の動作を示したフローチャー
ト。
【図5】かな漢字変換時において、(A)はかな文字列
を入力した場合、(B)は変換を指示した場合、(C)
は文字列属性として「氏名」を入力指定した場合、
(D)は文字列属性を入力指定したのち次候補変換を指
示した場合の表示状態図。
【図6】かな漢字変換時において、(A)はかな文字列
を入力した場合の表示状態図、(B)は変換を指示した
場合の表示状態図、(C)は文字列属性として「施設」
を入力指定することによりリモートデータベースの内容
が表示された状態を示した図。
【図7】この発明の第2実施形態において、(A)は専
門用語テーブル2−7の内容を示した図。(B)は専門
辞書メモリ2−8の内容を示した図。
【図8】第2実施形態におけるかな漢字変換時の動作を
示した図。
【図9】第2実施形態において、(A)〜(C)は入力
操作に応じた表示状態図。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 2−1 変換辞書メモリ 2−3 文字列属性テーブル 2−4 データベース(1) 2−5 データベース(N) 2−7 専門用語テーブル 2−8 専門辞書メモリ 3 記憶装置 4 記憶媒体 5 入力装置 6 表示装置 8 通信制御部 9 サーバコンピュータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力文字列に基づいて変換辞書メモリを検
    索することにより入力文字列をそれに対応する候補文字
    列に変換する第1の変換手段と、 前記入力文字列あるいは候補文字列の属性を示す別の情
    報を当該文字列に対する文字列属性として入力指定する
    指定手段と、 この指定手段によって文字列属性が指定されている場合
    に、前記候補文字列をキーワードとして、当該文字列属
    性に対応する所定のデータベースを検索することにより
    当該候補文字列をそれに関連する文字列情報に変換する
    第2の変換手段と、 この第2の変換手段によって得られた変換結果を候補出
    力する出力手段とを具備したことを特徴とする文字列変
    換装置。
  2. 【請求項2】前記第2の変換手段は、指定された文字列
    属性に対応するデータベースを候補文字列をキーワード
    として検索する際に、他の装置に備えられているデータ
    ベースをリモート・アクセスすることによって検索する
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の文字列変換
    装置。
  3. 【請求項3】入力文字列に基づいて変換辞書メモリを検
    索することにより入力文字列をそれに対応する候補文字
    列に変換する第1の変換手段と、 前記候補文字列に予め決められている専門用語が含まれ
    ている場合に、当該専門用語を抽出する抽出手段と、 次候補変換が指示された際に、前記抽出手段によって抽
    出された専門用語に対応する専門用語辞書メモリを選択
    すると共に、選択した専門用語辞書メモリを参照して前
    記入力文字列を再変換する第2の変換手段と、 この第2の変換手段によって得られた変換結果を候補出
    力する出力手段とを具備したことを特徴とする文字列変
    換装置。
  4. 【請求項4】前記第2の変換手段は、専門用語辞書メモ
    リを参照して入力文字列を再変換する際に、他の装置に
    備えられている専門用語辞書メモリの内容をダウン・ロ
    ードすることによって再変換するようにしたことを特徴
    とする請求項3記載の文字列変換装置。
  5. 【請求項5】コンピュータに対して、 入力文字列に基づいて変換辞書メモリを検索することに
    より入力文字列をそれに対応する候補文字列に変換する
    機能と、 前記入力文字列あるいは候補文字列の属性を示す別の情
    報を当該文字列に対する文字列属性として入力指定され
    ている場合に、前記候補文字列をキーワードとして、当
    該文字列属性に対応する所定のデータベースを検索する
    ことにより当該候補文字列をそれに関連する文字列情報
    に変換する機能と、 これによって得られた変換結果を候補出力させる機能を
    実現させるためのプログラムを記録した記録媒体。
  6. 【請求項6】コンピュータに対して、 入力文字列に基づいて変換辞書メモリを検索することに
    より入力文字列をそれに対応する候補文字列に変換する
    機能と、 前記候補文字列に予め決められている専門用語が含まれ
    ている場合に、当該専門用語を抽出する機能と、 次候補変換が指示された際に、前記抽出手段によって抽
    出された専門用語に対応する専門用語辞書メモリを選択
    すると共に、選択した専門用語辞書メモリを参照して前
    記入力文字列を再変換する機能と、 これによって得られた変換結果を候補出力させる機能を
    実現させるためのプログラムを記録した記録媒体。
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