JP2849762B2 - 盲人用凹凸部形成方法 - Google Patents

盲人用凹凸部形成方法

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01FADDITIONAL WORK, SUCH AS EQUIPPING ROADS OR THE CONSTRUCTION OF PLATFORMS, HELICOPTER LANDING STAGES, SIGNS, SNOW FENCES, OR THE LIKE
    • E01F9/00Arrangement of road signs or traffic signals; Arrangements for enforcing caution
    • E01F9/50Road surface markings; Kerbs or road edgings, specially adapted for alerting road users

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  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Road Signs Or Road Markings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、盲人用凹凸部形成方法に関するものであ
る。
[従来の技術] 盲人用凹凸部とは、通常は、ブロックやパネル上に形
成されるもので、それを舗道上に設けることによって、
盲人の道案内となるべきものであり、盲人の危険防止の
観点からも、福祉国家にはなくてはならないものであ
る。
設置場所としては、駅の構内が最もよく知られてい
る。
設置方法は、パネルの場合には、下地調整された舗道
やプラットホームに接着剤するものでありブロックの場
合には、通常のブロックやインターロッキングブロック
のように敷設する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記のものはすべて工場内で、パネル
やブロックを製造した後、それを現場で設置するもので
あり次のような欠点を有している。
パネルの場合においては、接着剤で接着するものであ
るため、長年の間には剥がれることとなりパネル自体が
めくれることによって、盲人がつまずく原因となる。
ブロックの場合には、剥がれることはないが、位置の
変更ができない。即ち、進路が変わると、盲人用ブロッ
クも位置を変えることとなるが、そのような場合には、
古いブロックを掘り出して、新しいブロックを入れ、且
つ新しく通路になる部分にも同様の入れ換えを行なう必
要がある。
更に、既設の舗道やプラットホームに新設する場合も
工事が大変である。
よって、本業界では、設置が簡単で、はがれない、且
つ既設の舗道等にも簡単に設置できる盲人用の凹凸体が
要望されていた。
[課題を解決するための手段] 以上のような現状に鑑み、本発明者は鋭意研究の結
果、本発明方法を完成したものであり、その特徴とする
ところは、下地調整された舗道に、頂部に孔を設けた中
空部を有する型部材を載置し、その上から塗布材を塗布
し、硬化後型部材を除去する点にある。
ここで舗道は、一般にいう舗道ばかりでなく、駅のプ
ラットホームやビルの床も含むもので、人間が歩く場所
で、盲人用ブロックが必要な部分すべてを指す語として
使用する。
下地調整とは、本発明方法が施工できるように調整す
ることを言い、一般の舗道はその状態でよく、また単に
ある程度フラットにするだけでもよい。石や成型ブロッ
ク等では、それを敷設するだけでここで言う調整であ
る。勿論、セメント等で下地として特別に調整してもよ
い。
型部材とは、プラスチックで成型したもので、盲人用
凹凸体を形成するための型となるべきものである。材質
はプラスチックであればどのようなものでもよい、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、又はそれらの低倍率発泡体
等が好ましい。また、この型部材を繰り返し使用する場
合には、比較的硬質のゴム系のものを用いるのだ好適で
ある。
中空部とは、この中に塗布材が侵入、硬化して盲人が
認識する凸部を形成するもので、その形状は、ドーム型
(おわん型)が一般的であるが楕円、長方形等どのよう
なものでもよい。
1枚の型部材に種々の形状の中空部を設けて、盲人に
どちらが危険側が安全側かを知らせることもできる。ま
た、現場で施工する方法であるため種々の形状の型部材
を準備して、現場の位置や危険状態を見て、それに適合
するように型部材を配置して実施することができる。
また、この凸状体の頂部は、開口しており、その開口
部から塗布材を導入するのである。開口部があるとその
部分は、塗布材が平坦になるため、大きすぎると凸状体
が認識できなくなるため、小さいほど好ましい。しか
し、塗布材の導入が困難になるため、両者の調和によっ
てそのサイズを決定すべきものである。
中空部の形成方法はどのようなものでもよく、軟質の
ものであれば厚みのある板状体に凹部を設ける方法で、
硬質のものであれば厚みは一定で凹部を形成するように
へこませる方法をとってもよい。
型部材自体の大きさは自由であるが、工事の容易性、
型部材自体の取り扱い性、盲人用凹凸体の一般的な幅、
等の理由から、30cm×1m程度が好適である。
型部材の表側(舗道等に貼付した場合に表面として現
れる側)に、型部材と同じ形状に打ち抜いたカバー部材
を接着しておいてもよい。この目的は、塗布材が完全硬
化する前にカバー部材を除去し、カバー部材上の塗布材
を除去し、完全硬化した時の型部材の除去を容易にする
と共に、型部材の損傷防止、硬化後の塗布材の形状の損
傷防止である。
型部材の裏面には、粘着剤及び剥離紙を設けてもよ
い。粘着剤によって舗道等に固定し、塗布材の塗布によ
って型部材が移動しないようにする。
また、中空部の大きさは、通常の盲人用ブロックの凸
状体と同じでよい。勿論、大きさ自体、またその数、形
状等は特に限定するものではなく、盲人協会等による規
格の変更に合わせればよい。
塗布材とは、盲人用凹凸体を形成する材料そのもので
あり、セメント、モルタル等の無機質充填材、又はアク
リルエマジョン等の有機質充填材等どのようなものでも
よい。また、速乾性のもの例えば、2液混合タイプのア
クリル(MMA)等も好適である。要するに、外壁仕上げ
材として使用されるものであればよい。
また、この塗布材に金属粉体を混入させておいてもよ
い。この目的は、盲人用の杖に金属探知器のような機能
を持たせて、それによってこの盲人用凹凸体の上をその
杖が通過した時に発音するようにすることである。
混入の割合は、比較的小量でよく重量比で1%も入れ
れば十分である。金属としては、アルミニウムや銅等が
好適であるが、特に限定はしない。
塗布材の塗布は、型部材の中空部に隙間なく充填する
方が好ましいため、鏝(こて)で塗る方法がよい。勿
論、ローラーや吹付でできればそれでもよい。
型部材の除去は、塗布材がある程度又は完全に硬化し
た後行なう。
型部材を除去した後は、これで完成であるが、トップ
コートして防水効果や美装効果を高めることもできる。
[実施例] 以下図面に示す実施例に基づいて、本発明をより詳細
に説明する。
第1図は、本発明方法に使用する型部材1の1例を示
す斜視図である。この型部材1は、発泡ポリエチレン製
の本体2からなり、一定厚みを有し、その所定位置に凹
部3が多数設けられている。この位置は特に限定するも
のではない。凹部3の頂部には開口4が設けられてい
る。この図は、型部材の1部を示している。
第2図は、第1図のA−A端面図を示す。型部材1の
本体2の下表面には、接着剤5によって剥離紙6が貼付
され、上表面にはカバー部材7が同様に接着剤を介して
貼付されている。
第3図は本発明施工方法を示す図である。第3図
(a)は、型部材1の端面図を示す。これの、剥離紙6
をはがして舗道に貼着するのであるが、(b)ははがし
ているところ、(c)は舗道8に貼付したところを示し
ている。
この上から、コテで塗布材9を凹部に充填するように
塗布する第3図(d)。
次に塗布材9が完全硬化する前に、カバー部材7を剥
離する。そして、カバー部材7上に過剰に塗布された塗
布材を一緒に除去する。勿論、カバー部材7を除去する
と、自動的に除去される(第3図(e))。塗布材9が
完全に硬化した後、型部材本体2を除去する(第3図
(f))。これで完成である。
この表面からトップコートするか否か等は自由であ
る。
[発明の効果] 本発明は、現場でできる簡単な施工方法であるため、
次のような大きな効果がある。
工事が簡単である。
既設の舗道等にも簡単に施工できる。
めくられたりはがれたりしない。
補修等が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法に使用する型部材を示す一部破断し
た斜視図、第2図はその端面図、第3図(a)〜(f)
は本発明方法の実施の状態を示す概略端面図である。 1……型部材 2……本体 3……凹部 4……開口 5……接着剤 6……剥離紙 7……カバー部材 8……舗道 9……塗布材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下地調整された舗道に、頂部に孔を設けた
    中空部を有する型部材を載置し、その上から塗布材を塗
    布し、硬化後型部材を除去することを特徴とする盲人用
    凹凸部形成方法。
  2. 【請求項2】塗布材に金属粉末を混入したものである特
    許請求の範囲第1項記載の盲人用凹凸部形成方法。
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