JPH04330148A - 外壁の補修方法 - Google Patents

外壁の補修方法

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JPH04330148A
JPH04330148A JP11099191A JP11099191A JPH04330148A JP H04330148 A JPH04330148 A JP H04330148A JP 11099191 A JP11099191 A JP 11099191A JP 11099191 A JP11099191 A JP 11099191A JP H04330148 A JPH04330148 A JP H04330148A
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wall
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淳 佐々木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイル張りあるいはモ
ルタル仕上をした建物の壁に適用する、外壁の補修方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】外壁をタイル張りあるいはモルタル仕上
げをした建物にあっては、使用年数が多くなるにつれ、
タイルあるいはモルタルがその内側から浮き上がってき
て剥離してしまうことがある。このように外壁が剥がれ
てくると、その剥がれたものが落下したりして危険であ
り、また、壁の内部に浸水して種々の故障のもととなる
ほか、外観も悪くなる。そこで、これを補修することに
なる。この目的で成された発明に「モルタル壁の補強法
」がある(特公昭60−5750号公報参照)。
【0003】上記公報に記載された発明は、「耐アルカ
リ性の熱可塑性樹脂接着剤で表面を被覆したフィラメン
ト糸からなる網状不織布を樹脂セメントのろ又は樹脂セ
メントモルタル中に埋め込むことを特徴とする建築用モ
ルタル壁の補強法である。」この発明を要約すると、破
損したモルタル壁の表面に網状不敷布を置き、その表面
を樹脂セメントモルタルで覆うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、被補修物
がモルタル壁であって、その損傷の程度がそれほど大き
くないときには有効であるが、タイル壁の場合や、モル
タル壁であってもその損傷の程度が大きい場合には対応
できない場合があった。
【0005】本発明は、上記先行技術が有するこの問題
を解決することを目的として成されたものであり、比較
的重量があるタイル壁や大きな損傷のあるモルタル壁に
も充分に対応することができる外壁の補修方法を提供す
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、タイル張りあるいはモルタル
仕上げの外壁において、浮きによる剥離のある部位の表
面に下地材としてのラテックスモルタルを塗り、しかる
後、その上にポリエステルのネットを配置し、該ネット
の配置後、該ネットにフランジ部を引っ掛けたピンを前
記外壁に押し込んで該ネットを固定し、該ネットの固定
後、前記ピンがかくれるようにラテックスモルタルを再
度塗布することを特徴とする外壁の補修方法を得たもの
である。
【0007】
【作用】以上のように浮きによる剥離のある部位の表面
に下地材としてのラテックスモルタルを塗り、その後、
その上にポリエステルのネットを配置し、しかる後、こ
のネットにフランジ部を引っ掛けたピンを外壁に押し込
んでネットを固定したので、ネットの押え効果が増大し
て、剥離部分を強固に押え、剥離部分の落下を防止する
ことができる。そして、ネット固定作業の完了後、ピン
がかくれるように再度ラテックスモルタルによる仕上を
すれば、損傷部分の表面を完全に覆うことが可能となる
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。第1図において、1はコンクリート構造物における
タイル張りによる外壁であって、コンクリート2の表面
に下地材としての下地調整モルタル3が塗られ、その表
面に仕上げ材としてのタイル接着モルタル4が塗られて
、このタイル接着モルタル4に多数のタイル5が埋め込
まれているものである。この構造の外壁1にあっては、
新築時には高い機能と美観を誇ることになるが時の経過
に伴って下地調整モルタル3とタイル接着モルタル4が
劣化し、タイル5が剥離してくることになる。
【0009】本発明方法においては、まず、図2に示す
ように剥離状態となったタイル5の表面に下地材として
のエチレン酢酸ビニールの水溶液6を吹き付け、または
ローラにより塗布し(図3をも参照)、その上にコテあ
るいはローラによってラテックスモルタル7の層を形成
する。そして、ラテックスモルタル7に後述するネット
8が付着しない状態に成ったとき、ラテックスモルタル
7の上にポリエステル製のネット8を配置する。しかる
後、外壁1すなわちタイル5間にあるラテックスモルタ
ル7およびタイル接着モルタル等に丸穴9(図5をも参
照)をあけ、この丸穴9に、ネット8に直接フランジ部
10a を引っ掛けたピン10の脚部10b を押し込
んでネット8を固定する。
【0010】このネット8の固定においては先にピン1
0を押し込み固定しておいて、後でこのピン10のフラ
ンジ10a にネット8を引っ掛けて固定するようにし
てもよい。そして、ネット8の固定後はピン10の上部
,すなわち、フランジ部10a が隠れるように再度ラ
テックスモルタル11を塗布するものである。このよう
にネット8に直接ピン10のフランジ部10a を引っ
掛けてそのピン10の脚部10b を外壁1に押し込ん
でネット8を固定するようにするとネット8が当接する
下地材の面に凹部があってもこの凹部に沿ってネット8
が張られることになりネット8が浮き上がることがない
【0011】ポリエステル製のネット8は面積が1平方
センチメートル程度の菱形孔を無数に連接したものであ
る(図3参照)。そして、ラテックスモルタル7,11
は砂とセメントからなるモルタル材に水溶性ゴムからな
るラテックスを混入したものである。ピン10は図4に
示すように、鉄製またはプラスチック製のもので薄い円
板状のフランジ部10a と、筒状の脚部10b とを
一体にして形成したものである。フランジ部10a は
直径が20mm程度のものであり、 脚部10b は長
さ寸法が4.5 cm程度,外径が5mm程度のもので
ある。
【0012】また、ピン10は脚部10b を丸孔9に
押し込んだ際、脚部先端側に形成された切れ目12(図
2および図6参照)の部分が、筒状の脚部10b の孔
13(図5参照)内に装着した突たま(図示せず)の押
し込みよって外側に開き抜け止めとなるようなものを使
用している。 なお、図4中、符号14で示すものは脚部10b に設
けた孔で通気の効果を高めるために用いる。図3中、符
号15で示すものは仕上材である。
【0013】ピン10を押し込むために下地材にあけた
丸穴9は、ピン10の脚部10b の外径(5mm程度
)より若干大きめのもの(6mm程度、図5参照)とな
っている。また、ピン10の押し込みはピン10の頭を
ハンマーで叩いて押し込むようにしている。ピン10の
押し込み程度は図6に示すようにフランジ部10a の
端部がネット8の表面より突出しないようにする。これ
により吹き付けまたはコテ塗りによるラテックスモルタ
ル11の再塗布作業が円滑に行なわれることになる。
【0014】以上説明した実施例は、タイル5張りした
外壁に対してのものであったが、本発明方法はタイル5
張りとせず、表面をモルタル仕上としたものについても
上記と同様の手順によって実現することができる。また
、ピン10は図4に示すように円筒状の脚部10b を
有するものを使用したがこれに限られるものではなく円
柱状の脚部を有するものを使用してもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したようにタイルを
張ったもの、あるいはモルタル仕上の外壁において、浮
きによる剥離のある部位の表面に下地材としてのラテッ
クスモルタルを塗り、しかる後、その上にポリエステル
のネットを配置し、該ネット配置後、該ネットにフラン
ジ部を引っ掛けたピンを外壁に押し込んで該ネットを固
定し、該ネット固定後前記ピンがかくれるように再度ラ
テックスモルタルを塗布することを特徴とする外壁の補
修方法である。
【0016】この構成によれば下地材の塗布後、ポリエ
ステルのネットを配置することにより剥離を一時的に防
ぐことができる。また、ネットにフランジ部を引っ掛け
たピンを外壁に押し込むことにより、ネットの押え効果
を増大させ、その後、再度のラテックスモルタルによる
仕上によって、損傷部分を完全に覆うことができること
になる。したがって、剥離した、あるいは剥離しかかっ
たタイルあるいはモルタル仕上の外壁を、これら剥離部
分が落下する等による危険が生ずることなく、表面を美
麗に仕上げる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイル張りの外壁を示す断面図である。
【図2】図1の外壁を補修した状態を示す拡大断面図で
ある。
【図3】壁部に形成した層を示す壁の一部断面斜視図で
ある。
【図4】ピンの正面図である。
【図5】ピンを押し込んだ状態を示す正面図である。
【図6】ピンの押し込んだ状態を説明する説明図である
【符号の説明】
1  外壁 5  タイル 7  ラテックスモルタル 8  ネット 10 ピン 10a フランジ部 11  ラテックスモルタル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  タイル張りあるいはモルタル仕上げの
    外壁において、浮きによる剥離のある部位の表面に下地
    材としてのラテックスモルタルを塗り、しかる後、その
    上にポリエステルのネットを配置し、該ネットの配置後
    、該ネットにフランジ部を引っ掛けたピンを前記外壁に
    押し込んで該ネットを固定し、該ネットの固定後、前記
    ピンがかくれるようにラテックスモルタルを再度塗布す
    ることを特徴とする外壁の補修方法。
JP11099191A 1991-04-16 1991-04-16 外壁の補修方法 Expired - Lifetime JPH0774536B2 (ja)

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JPH04330148A true JPH04330148A (ja) 1992-11-18
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001311288A (ja) * 2000-04-27 2001-11-09 Yoshiyuki Ogushi コンクリートの剥落防止方法
US6807786B1 (en) * 2002-01-04 2004-10-26 Stucco Restoration Systems Inc. Exterior wall restoration system and construction method
CN107905550A (zh) * 2017-11-15 2018-04-13 陕西旭德节能新材料有限公司 一种新型墙面修复工艺

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JP2001311288A (ja) * 2000-04-27 2001-11-09 Yoshiyuki Ogushi コンクリートの剥落防止方法
US6807786B1 (en) * 2002-01-04 2004-10-26 Stucco Restoration Systems Inc. Exterior wall restoration system and construction method
CN107905550A (zh) * 2017-11-15 2018-04-13 陕西旭德节能新材料有限公司 一种新型墙面修复工艺

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