JP2938649B2 - 外装吹付けタイルの施工法 - Google Patents
外装吹付けタイルの施工法Info
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- JP2938649B2 JP2938649B2 JP35197391A JP35197391A JP2938649B2 JP 2938649 B2 JP2938649 B2 JP 2938649B2 JP 35197391 A JP35197391 A JP 35197391A JP 35197391 A JP35197391 A JP 35197391A JP 2938649 B2 JP2938649 B2 JP 2938649B2
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- Japan
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- tape
- joint
- sprayed
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- Finishing Walls (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、外装吹付けタイルの施
工法に関する。
工法に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、プレキャストコンクリート外壁版
（以下、Ｐｃａ外壁版という。）等を組み立てて構築さ
れる建物の外壁では、しばしば、吹付けタイルによる外
装工事がなされる。この場合、一般には、外壁全体にシ
ーラーを塗布し、目地にマスキングテープを貼って、吹
付けタイル材を吹付け、次いで、前記マスキングテープ
を剥がし、仕上げトップコート吹付けを施して、十分乾
燥させた後、目地内にバックアップ材を嵌め込み、該バ
ックアップ材を基準に手前に目地材を挿入している。
（以下、Ｐｃａ外壁版という。）等を組み立てて構築さ
れる建物の外壁では、しばしば、吹付けタイルによる外
装工事がなされる。この場合、一般には、外壁全体にシ
ーラーを塗布し、目地にマスキングテープを貼って、吹
付けタイル材を吹付け、次いで、前記マスキングテープ
を剥がし、仕上げトップコート吹付けを施して、十分乾
燥させた後、目地内にバックアップ材を嵌め込み、該バ
ックアップ材を基準に手前に目地材を挿入している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、斯様な手順で
は、目地処理が、吹付けタイル材及び仕上げトップコー
ト材の乾燥期間を待っての施工となるため、かなりの日
数がかかる。本発明は、かかる問題点を解決しようとす
るものである。
は、目地処理が、吹付けタイル材及び仕上げトップコー
ト材の乾燥期間を待っての施工となるため、かなりの日
数がかかる。本発明は、かかる問題点を解決しようとす
るものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、外壁の接合部
の目地にシーラーを塗布するとともに、シール材を打込
み、更に、表面に養生テープを付したフクビ材を取り付
け、次いで、外壁全般にシーラーを塗布し、目地を中心
にして帯模様のための適宜幅のテープを貼り、外壁全般
に吹付けタイル材のパターン吹付けを行い、前記帯模様
のためのテープを剥がし、吹付けたその吹付けタイル材
の表面に仕上げトップコート吹付けを行い、前記フクビ
材の養生テープを剥がすことを特徴とする。
の目地にシーラーを塗布するとともに、シール材を打込
み、更に、表面に養生テープを付したフクビ材を取り付
け、次いで、外壁全般にシーラーを塗布し、目地を中心
にして帯模様のための適宜幅のテープを貼り、外壁全般
に吹付けタイル材のパターン吹付けを行い、前記帯模様
のためのテープを剥がし、吹付けたその吹付けタイル材
の表面に仕上げトップコート吹付けを行い、前記フクビ
材の養生テープを剥がすことを特徴とする。
【０００５】
【作用】如上の構成であるから、施工初期に目地に挿入
したシール材及び養生テープ付きフクビ材は、吹付けタ
イル材及び仕上げトップコート材の乾燥期間の待つ要を
排して、工期を短縮し、また、このシール材及びフクビ
材は、深目地を可能にし、メースパネル厚みの表現を可
能にする。而して、目地を中心にして貼り付けた帯模様
のためのテープ及びフクビ材の養生テープは、目地のマ
スキングテープを兼ねる。
したシール材及び養生テープ付きフクビ材は、吹付けタ
イル材及び仕上げトップコート材の乾燥期間の待つ要を
排して、工期を短縮し、また、このシール材及びフクビ
材は、深目地を可能にし、メースパネル厚みの表現を可
能にする。而して、目地を中心にして貼り付けた帯模様
のためのテープ及びフクビ材の養生テープは、目地のマ
スキングテープを兼ねる。
【０００６】
【実施例】図面は、本発明に係る実施例の手順を示して
いる。以下、図面に従い順に説明する。 1. 図１について（第１段階） シール工（施工業者、以下、同じ。）により、上下左右
のＰｃａ外壁版１…の接合部の目地２に、目地シーラー
３を塗布して、ウレタンシール材４を打込みするととも
に、養生テープ６付きフクビ材５を取付けする。 2. 図２について（第２段階） 塗装工（施工業者、以下、同じ。）により、次の施工を
なす。 外壁全般にシーラー７を塗布する。 縦、横の目地２の部分に、目地を中心にして帯模様
のための適宜幅のテープ８を貼る。 外壁全般に吹付けタイル材９のパターン吹付け（ホ
ーロー肌）を行う。 3. 図３について（第３段階） 塗装工により、前記帯模様のためのテープ８を剥が
し、吹付けたその吹付けタイル材９の表面に仕上げトッ
プコート10の吹付けを行う。 クリーニング工（施工業者）により、前記フクビ材
５の養生テープ６を剥がし、所要の清掃を行う。 シール工により、排水手段等、その他所要の縦目地
処理を行う。
いる。以下、図面に従い順に説明する。 1. 図１について（第１段階） シール工（施工業者、以下、同じ。）により、上下左右
のＰｃａ外壁版１…の接合部の目地２に、目地シーラー
３を塗布して、ウレタンシール材４を打込みするととも
に、養生テープ６付きフクビ材５を取付けする。 2. 図２について（第２段階） 塗装工（施工業者、以下、同じ。）により、次の施工を
なす。 外壁全般にシーラー７を塗布する。 縦、横の目地２の部分に、目地を中心にして帯模様
のための適宜幅のテープ８を貼る。 外壁全般に吹付けタイル材９のパターン吹付け（ホ
ーロー肌）を行う。 3. 図３について（第３段階） 塗装工により、前記帯模様のためのテープ８を剥が
し、吹付けたその吹付けタイル材９の表面に仕上げトッ
プコート10の吹付けを行う。 クリーニング工（施工業者）により、前記フクビ材
５の養生テープ６を剥がし、所要の清掃を行う。 シール工により、排水手段等、その他所要の縦目地
処理を行う。
【０００７】
【発明の効果】本発明によれば、シール材及び養生テー
プ付きフクビ材を施工初期に目地に挿入し、施工終期に
吹付けタイル材及び仕上げトップコート材を乾燥させる
ので、目地処理には、吹付けタイル材及び仕上げトップ
コート材の乾燥期間を待つ必要がなく、工期を大幅に短
縮でき、また、シール材及びフクビ材は、深目地を可能
にし、これによりメースパネル厚みを表現できて、設計
ニーズを満足させることができる。更に、目地を中心に
して貼り付けた帯模様のためのテープ及びフクビ材の養
生テープにより、目地のマスキングテープが不要とな
り、これに要した手間を省くことができる。
プ付きフクビ材を施工初期に目地に挿入し、施工終期に
吹付けタイル材及び仕上げトップコート材を乾燥させる
ので、目地処理には、吹付けタイル材及び仕上げトップ
コート材の乾燥期間を待つ必要がなく、工期を大幅に短
縮でき、また、シール材及びフクビ材は、深目地を可能
にし、これによりメースパネル厚みを表現できて、設計
ニーズを満足させることができる。更に、目地を中心に
して貼り付けた帯模様のためのテープ及びフクビ材の養
生テープにより、目地のマスキングテープが不要とな
り、これに要した手間を省くことができる。
【図１】本発明の実施例に係る施工第１段階を示す要部
の縦断側面図である。
の縦断側面図である。
【図２】同例に係る施工第２段階を示す要部の縦断側面
図である。
図である。
【図３】同例に係る施工第３段階を示す要部の縦断側面
図である。
図である。
１ Ｐｃａ外壁版 ２ 目地 ３ 目地シーラー ４ ウレタンシール材 ５ フクビ材 ６ 養生テープ ７ シーラー ８ 帯模様のためのテープ ９ 吹付けタイル材 10 仕上げトップコート
Claims (1)
- 【請求項１】 外壁の接合部の目地にシーラーを塗布す
るとともに、シール材を打込み、更に、表面に養生テー
プを付したフクビ材を取り付け、次いで、外壁全般にシ
ーラーを塗布し、目地を中心にして帯模様のための適宜
幅のテープを貼り、外壁全般に吹付けタイル材のパター
ン吹付けを行い、前記帯模様のためのテープを剥がし、
吹付けたその吹付けタイル材の表面に仕上げトップコー
ト吹付けを行い、前記フクビ材の養生テープを剥がすこ
とを特徴とする外装吹付けタイルの施工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35197391A JP2938649B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 外装吹付けタイルの施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35197391A JP2938649B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 外装吹付けタイルの施工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05171773A JPH05171773A (ja) | 1993-07-09 |
| JP2938649B2 true JP2938649B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=18420897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35197391A Expired - Fee Related JP2938649B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 外装吹付けタイルの施工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2938649B2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-13 JP JP35197391A patent/JP2938649B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05171773A (ja) | 1993-07-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |