JPS6061080A - 外壁パネルの目地模様形成方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、外壁パネルに煉瓦目地等の目地模様を形成す
るための方法に関するものである。

第１図は、従来現場で行なわれているこの種煉瓦目地模
様の形成方法を示している。即ち、外壁面に目地（１）
部分を残して、煉瓦部分（２）のみ塗料を塗る場合、ま
ず、現場で上記目地＋１１部分に対応して縦方向及び横
方向にマスキングテープ（３）を貼り、その上から塗装
ガン等によって塗料を吹き付け、塗料乾燥°後にこのマ
スキングテープ（３１＋３１を剥がして行なっている。

しかしながら、上記従来の方法によると現場で逐次マス
キングテープを貼ることから、その作業に多大な手間を
要する欠点がある。また、かかる作業を現場で行なうこ
とから、面倒な現場養生を行なわなければならず、上記
現場作業に手間を要することと合わせて工期が長くなり
、また、塗料の回収ができないため無駄が多くなり、極
めてコスト高となる欠点があった。勿論、この場合、上
記マスキングテープの貼り付けを工場で行なうことは可
能であるが、何れにしても作業に手間を要する欠点は解
消できないものであった。

本発明は、上記従来の欠点に鑑がみてなされたものであ
り、逐次マスキングテープを貼る必要がなく、工場で大
量に生産することのできる目地模様の形成方法を実現し
たものであって、その方法として本発明は、外壁パネル
表面の目地となる部分に予め塗料若しくは樹脂剤を塗っ
てマスキング用の皮膜を形成しておき、この状態で外壁
パネル表面の塗装を行った後、前記皮膜を剥がすことを
特徴とするものである。

以下本発明の方法を図示の実施例に基づいて説明すると
、第２図において（１１）は外壁パネルであり、本発明
では、まず、この外壁パネル（１１）の表面に予め目地
となる部分（１３）に沿って塗料若しくは樹脂剤を塗り
、これを乾燥固化させることによって、第３Ｉ！ｌでも
示すように、マスキングテープを貼ったと同様の皮膜（
１２）を形成するものである。このような皮膜（１２）
の形成を行う塗料若しくは樹脂剤の原材料としてはどの
ようなものでもよいが、比較的乾燥が早く、しかも、乾
燥後に容易に剥がすことができるものが望ましい。

また、かかる皮膜（１２）形成用塗料又は実際の塗布手
段としては、第２図の如く、ノズル（１４）によって吹
き付ける方法、或いは、ローラ等で直接塗る方法等があ
る。

上記のようにしてマスキング用度Ｉｌ！　（１２）を外
壁ノ◇ネル（１１）表面に形成した後、同じくその表面
に第３図の如く、塗料を吹き付ける等して煉瓦部分（ｉ
４）にのみを塗料を塗布し、この煉瓦部分（１４）の塗
料乾燥後に前記皮膜（１２）を剥がし、所定の目地模様
を得るものである。

この場合、上記マスキング用皮膜（１２）形成用の塗料
若しくは樹脂剤の塗布及び乾燥から、煉瓦部分（１４）
の塗装及び乾燥まで一貫して行なうことが望ましい。ま
た、マスキング用皮膜（１２）形成用の塗料若しくは樹
脂剤の塗布パターンを変更することによって、各種の目
地模様を任意に形成することができる。

以上の如く本発明によれば、外壁パネルの表面に予め塗
料若しくは樹脂剤を塗ってマスキング用の皮膜を形成す
るものであり、それ故、従来の如く現場でマスキングテ
ープを逐次貼る場合に比較して、遥かに能率的で作業性
が大幅に向上するという効果がある。また、このような
マスキング用塗料若しくは樹脂剤の塗布は、工場で自動
的に行なうことができるため、工場での大量生産に適し
ており、また、そのように行なうことによって塗装工程
も工場で行なうことができ、従って、塗料の回収も容易
となり、全体にそのコストが従来の約３分の１となる等
、大幅にコストを削減できたものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の方法を示す正面図、第２図は、本発明
のマスキング用皮膜形成方法を示す斜視図、第３図は、
塗装方法を示す横断面図である。 （１１）−・−外壁パネル、（１２）−皮膜、（１３）
・−目地部分、（１４）・−煉瓦部分。 特許　出願人　積水ハウス　株式会社 代理人弁理士　樽　本　久　幸 第１図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外壁パネル表面の目地となる部分に予め塗料若しくは樹
   脂剤を塗ってマスキング用の皮膜を形成しておき、この
   状態で外壁パネル表面の塗装を行った後、前記皮膜を剥
   がすことを特徴とする外壁パネルの目地模様形成方法。