JPH09177328A - 建築物用外壁 - Google Patents

建築物用外壁

Info

Publication number
JPH09177328A
JPH09177328A JP35029095A JP35029095A JPH09177328A JP H09177328 A JPH09177328 A JP H09177328A JP 35029095 A JP35029095 A JP 35029095A JP 35029095 A JP35029095 A JP 35029095A JP H09177328 A JPH09177328 A JP H09177328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mortar
wall
net
latex
pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35029095A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Sasaki
淳 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP35029095A priority Critical patent/JPH09177328A/ja
Publication of JPH09177328A publication Critical patent/JPH09177328A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 落下を防止し、施工性をよくし、仕上時の外
壁に高級感や美的感を持たせ、かつ、軽量な建築物用外
壁を得る。 【解決手段】 コンクリート壁1の表面をタイル仕上
げ、あるいはモルタル仕上げにした建築物用外壁の浮き
による剥離のある部位の表面に下地材としてのラテック
スモルタル14の層を形成する。これにより、この層の表
面に配置するネット15の食い付きをよくする。そして、
このネット15と、ラテックスモルタル14の表面に再度、
ラテックスモルタル16の層を形成させて、ラテックスモ
ルタル16の表面を平滑面に形成する。そして、このラテ
ックスモルタル16の平滑面に軽量のガラス繊維コンクリ
ート板17を配設し、このガラス繊維コンクリート板17に
形成したピン孔18に挿通させたピン19をコンクリート壁
1に打ち込んでガラス繊維コンクリート板17を固定させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浮き等が発生した
タイル壁あるいはモルタル壁を改修した建築物用外壁に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、外壁をタイル張り仕上げ、ある
いはモルタル仕上げをした建物にあっては、使用年数が
経つにつれて外壁が内側から浮き上がってきてタイルあ
るいはモルタルが剥離してしまうことがある。このよう
に外壁が剥離すると、剥離したモルタルやタイルが落下
して危険であったり、また、壁の内部に雨水等が浸水し
て種々の不具合のもとになるほか外観も損なわれる。
【0003】したがって、この種の壁にあっては剥離は
免れないとしても脱落しない構造が望まれる。また、少
しの剥離で壁全体のタイルやモルタルを基礎外壁に至る
まで削り取って取り替えるのは不経済であり、また、削
り取った不用物を廃棄する手間や廃棄場所の確保等がコ
ストに影響するため、剥離した部位を部分的に補修する
ようにしている。
【0004】例えば、外壁をタイル張り仕上げにした壁
構造の一例を、図21に基づいて説明する。新築時の外壁
は基礎外壁としてのコンクリート壁1に下地モルタル2
の層を形成し、その層の表面にタイル3を配設して目地
4で固め複数のタイル3を1枚の板状にしていた。
【0005】また、外壁をモルタル仕上げにした壁構造
の場合も、図22に示すように、コンクリート壁1の上部
に形成した下地モルタル2の層の表面にモルタル5を塗
り固め1枚の板状にしていた。しかしながら、これらタ
イル壁やモルタル壁は時間が経つにつれて、図21及び図
22に示すように、浮き6が発生し、そのまま放置してお
くと、ついにはタイル3あるいはモルタル5が脱落して
くる虞があった。
【0006】すなわち、タイル仕上げの外壁もモルタル
仕上げの外壁も共に下地モルタル2に水分が含まれてい
ると、その水分が凍結したり、また、下地モルタル2が
融解したりしてコンクリート壁1と下地モルタル2との
間に、浮き6が発生する。このような浮き6が発生する
と、ついにはタイル3あるいはモルタル5が下地モルタ
ル2と共に剥離して脱落するのである。この剥離、脱落
は自然現象として発生するので一般的に免れることがで
きない。そこで、タイル3あるいはモルタル5の脱落を
防止するためには浮き6が発生した時点において、タイ
ル3あるいはモルタル5の外壁を補修する必要がある。
【0007】従来において、タイル3仕上げの外壁に浮
き6が発生した場合は、図23及び図24に示すように、T
字状に形成されたピン7のフランジ部7aで2枚のタイル
3a、3b,3c、3d,3e、3f…を押えるようにして、すなわ
ち、目地4の部分よりピン7を基礎外壁のコンクリート
壁1に押し込んで接着剤で止めると共に、T字状に形成
されたピン7の頭部のフランジ部7aを各タイル3に形成
した一文字溝8に嵌め、これによって、例えば、2枚の
タイル3e,3fを1本のピン7のフランジ部7aで押え、タ
イル3の1枚1枚をコンクリート壁1に固定するように
している。
【0008】さらに、ピン7でコンクリート壁1に固定
されたタイル3壁の表面に、図25に示すように接着剤9
を塗ってネット10を貼り付けてモルタルの食い付きをよ
くしてから、さらに、ネット10の上に仕上モルタル11を
塗って、この仕上モルタル11でネット10を一体的に押え
込むようにしている。そして、最後に図26に示すよう
に、仕上げモルタル11の表面を平滑面12に形成して最終
の仕上げとしている。
【0009】また、モルタル5仕上げの外壁に浮き6が
発生した場合には、図27に示すように、ピン7でモルタ
ル5を押えるようにして、すなわち、T字状に形成され
たピン7の頭部のフランジ部7aをモルタル3に形成した
一文字溝8に嵌めると共に、ピン7をコンクリート壁1
に押し込んで接着剤で止め、モルタル5をコンクリート
壁1に固定するようにしている。
【0010】このようにコンクリート壁1に固定された
モルタル5の壁の表面に、図28に示すように、接着剤9
を塗りネット10を張り付けてモルタル4の食い付きをよ
くし、ネット10の上にさらに、仕上げモルタル11を塗っ
て、仕上げモルタル11でネット10を一体的に押え込むよ
うにしている。そして、最後には、図29に示すように、
仕上げモルタル11の表面を平滑面12に形成して最終の仕
上げとしている。
【0011】なお、上記において、ネット10は補修する
元のタイル壁やモルタル壁の表面にモルタル層を形成す
るために必要なもので、モルタルの食い付きをよくする
働きの他に壁の表面を平滑にする働きがある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来技術
においては、タイル仕上げの外壁やモルタル仕上げの外
壁に浮きが発生した場合、タイルあるいはモルタルをピ
ンのフランジ部で押えて固定し、さらに、モルタルの食
い付きをよくするために、ピンのフランジ部及びタイル
あるいはモルタルの表面を覆うようにネットを張り付け
ていたので、ネット自体にはタイルの脱落に対しての保
持力はなく、かえって剥離したタイルあるいはモルタル
がネットにより一体化されて大きな固まりとなって脱落
する問題があった。
【0013】また、浮き上がったタイルあるいはモルタ
ルをピンで強制的に押えた場合、ピンで押えられていな
い、該ピンの回りの部分に下地モルタルの浮き上がりに
よる伸び分が押し寄せて、その部分の浮きが更に大きく
なり、この浮きの限界を越えた時にはその部分が亀裂し
たり、剥離して耐用寿命が短くなる問題があり、場合に
よっては、上記浮き上がりによる伸び分の押し寄せが、
浮き上がっていない正常なタイルのところにまで波及し
てそれを浮き上がらせてしまうという問題がある。
【0014】また、最終工程においては、ネット上に配
設したラテックスモルタルの表面を平滑面に形成して、
塗料等の仕上材を塗布して最終仕上げを行っているが、
ラテックスモルタルを単に仕上げただけでは高級感が得
られず、また、美的感覚を充分に満足させることができ
なかった。
【0015】このような高級感を得るため、従来より、
仕上げモルタルの平滑面に取付ける、高級感のある化粧
用パネルの出現が望まれていた。しかしながら、化粧用
パネルは火災時の類焼を防止する耐火材でなければなら
ず、耐火性を満足させると、セメント等の材料を多く使
用することになり、パネル自体が重くなる欠点があっ
た。このため化粧用パネルは軽量でなければならなかっ
た。
【0016】本発明は、従来のようにタイルやモルタル
の剥離を強制的に押えるのではなく、その剥離を積極的
に許容して落下を防止すると共に、施工性をよくし、仕
上げ時の外壁に高級感や美的感を持たせ、耐火性、か
つ、軽量な建築物用外壁を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る建築物用外壁は、基礎外壁の表面をタイル仕上げある
いはモルタル仕上げにした建築物用外壁において、前記
タイルあるいはモルタルの浮きによる剥離のある部位の
表面に下地材としてのラテックスモルタルの層を形成
し、該ラテックスモルタルの上面にネットを配置し、該
ネットの表面に再度、形成したラテックスモルタルの層
の上面に軽量のガラス繊維コンクリート板を配設し、該
ガラス繊維コンクリート板に形成したピン孔に挿通させ
たフランジ部を有するピンを前記基礎外壁に押し込ん
で、前記ガラス繊維コンクリート板及び前記ネットを固
定したことを特徴とするものである。
【0018】請求項2記載の発明に係る建築物用外壁
は、基礎外壁の表面をタイル仕上げあるいはモルタル仕
上げにした建築物用外壁において、前記タイルあるいは
モルタルの浮きによる剥離のある部位の表面に下地材と
してのラテックスモルタルの層を形成し、該ラテックス
モルタルの上面にネットを配置し、該ネットの表面に再
度、形成したラテックスモルタルの層の上面の複数個所
にフランジ部を有するピンを取り付けると共に、該ピン
を設けたラテックスモルタルの表面に模様入りパネルを
配設し、該模様入りのパネルの裏面に設けた金属線を前
記ピンに巻き付けたことを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】請求項1の記載から把握される手
段において、図1及び図2に示すように、コンクリート
壁1の表面をタイル仕上げ、あるいはモルタル仕上げに
した建築物用外壁の、タイル3あるいはモルタル5の浮
き6による剥離のある部位の表面に下地材としてのラテ
ックスモルタル14の層を形成させ、これによりこの層の
表面に配置するネット15の食い付きをよくする。そし
て、このネット15と、ネット15の表面に再度、塗布した
ラテックスモルタル16とによりラテックスモルタル16の
表面を平滑面に形成させる。
【0020】そして、ラテックスモルタル16の平滑面に
軽量のガラス繊維コンクリート板17を配設し、このガラ
ス繊維コンクリート板17に形成したピン孔18に挿通させ
たフランジ部19a を有するピン19をコンクリート壁1に
押し込んでガラス繊維コンクリート板17を固定させる。
これによって、ガラス繊維コンクリート板17はピン19に
よって固定、保持され、ネット15はラテックスモルタル
16と、ガラス繊維コンクリート板17及びピン19によって
保持され、タイル3あるいはモルタル5はネット15によ
って保持される。
【0021】請求項2の記載から把握される手段におい
て、図15及び図16に示すように、コンクリート壁1の表
面をタイル仕上げ、あるいはモルタル仕上げにした建築
物用外壁の、タイル3あるいはモルタル5の浮き6によ
る剥離のある部位の表面に下地材としてのラテックスモ
ルタル14の層を形成し、これによりこの層の表面にネッ
ト15を取り付け易くする。
【0022】そして、このラテックスモルタル14の上面
に配置したネット15の表面に再度、ラテックスモルタル
16の層を形成させ、このネット15と、再度、塗布するラ
テックスモルタル16とによってラテックスモルタル16の
表面を平滑面に形成する。
【0023】さらに、ラテックスモルタル16の層の表面
の複数個所にコンクリート壁1に到達するピン19を押し
込んで、ピン19に設けたフランジ部19a をラテックスモ
ルタル16の表面に接近させる。さらに、このピン19を設
けたラテックスモルタル16の平滑面に模様入りパネル27
を配設し、この模様入りパネル27の裏面に取付けた針金
28をピン19に巻き付けると共に、模様入りパネル27の裏
面に設けた、だんご状のラテックスモルタル20を平滑面
のラテックスモルタル16の面に接着させて模様入りパネ
ル27を固定する。
【0024】これによって、模様入りパネル27は針金28
と、だんご状のラテックスモルタル20とによって固定、
保持され、ネット15はラテックスモルタル16及びピン19
によって保持され、タイル3あるいはモルタル5はネッ
ト15によって保持される。
【0025】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1及び図2に
基づき、従来技術を示す図21乃至図29と同一の部材には
同一の符号を付して説明する。まず、タイル仕上げの壁
部に付いて説明する。新築時のタイル壁は、図1に示す
ように、基礎外壁としてのコンクリート壁1に下地モル
タル2を塗り、その表面にタイル3を接着して目地4で
固めタイル3を一枚の板状にしている。
【0026】そして、この外壁の、例えば、コンクリー
ト壁1と下地モルタル2との間に、図21に示すような、
浮き6が発生した場合における補修壁は、図1及び図2
に示すように形成される。すなわち、コンクリート壁1
の表面に設けられたタイル3の表面に、エチレン酢酸ビ
ニールの水溶液13が塗布され、さらに、その上に下地材
としてラテックスモルタル14の層が形成されている。な
お、エチレン酢酸ビニールの水溶液13の代わりにラテッ
クスペースト(ラテックスプライマー)をコテやローラ
または吹付機によって塗布してもよい。
【0027】このラテックスモルタル14は、モルタル材
に水溶性ゴムからなるラテックスを混入させたものであ
る。そして、ラテックスモルタル14の表面にはネット15
が配設されており、ネット15は、ラテックスモルタル14
によって密着して貼り付けられている。なお、ネット15
は合成樹脂製のもので、本実施例ではポリエステル製の
ネット15が使用されている。
【0028】このネット15の表面には再度、塗布された
ラテックスモルタル16の層が設けられている。ネット15
はこのラテックスモルタル16に一体的に塗り込められて
いる。このようにネット15を張った上にラテックスモル
タル16を塗布することにより、ラテックスモルタル16の
面を容易に平滑面に形成することができる。このように
して形成したラテックスモルタル16の表面には高級感を
持たせる仕上材として、軽量のガラス繊維コンクリート
板(GRC板ともいう)17が配設される。
【0029】ガラス繊維コンクリート板17の板面には、
図1に示すように、ピン孔18、すなわち大径のピン孔18
a と小径のピン孔18b とが同軸に形成されており(図3
乃至図5をも参照)、この大径のピン孔18a にピン19の
頭部のフランジ部19a を嵌め、小径のピン孔18b にピン
19の脚部19b を挿通させて、その脚部19b をラテックス
モルタル16の表面よりコンクリート壁1に押し込むと共
に、図6に示すように、ガラス繊維コンクリート板17の
裏面の略4個所に付けた団子状のラテックスモルタル20
を壁側の平滑面であるラテックスモルタル16の層の表面
に接着させることによって、ガラス繊維コンクリート板
17をタイル3仕上げの外壁に固定させている。なお、図
1はだんご状のラテックスモルタル20を省略してある。
【0030】これにより、ガラス繊維コンクリート板17
はピン19によってコンクリート壁1に固定、保持され、
ネット15はラテックスモルタル16と、ガラス繊維コンク
リート板17及びピン19によって保持され、タイル3はネ
ット15によって保持されることになる。このようにする
と、タイル3が剥離を許容された状態で保持されるの
で、タイル3が剥離しても、剥離したタイル3はネット
15によって保持されて脱落することはない。
【0031】ガラス繊維コンクリート板17は、図3に示
すように縦300m/m,横600m/m,厚さ10m/m 程度の板状の
もので、表面には複数個のタイル模様が形成されてい
る。ガラス繊維コンクリート板17の大きさは、上記の半
分の大きさ、すなわち、縦300m/m,横300m/m,厚さ10m/
m 等と数種類のものがあり、また、タイル模様の個々の
タイル17a の大きさも多種類に渡っており、例えば、縦
60m/m ,横108m/m等数種類のものがある。
【0032】本実施例の個々のタイル17a は、縦30mm,
横60mmのものであり、これを縦横に10列づつ並べ合計10
0 個からなるタイル模様に形成してある。また、ピン孔
18は、縦300m/m,横600m/mの大きさの板に2個形成して
ある。したがって、ピン19は1m2 に約12本となって取
り付け強度が向上しており、財団法人建設保全センター
の「建築物外壁補修の技術審査」の基準を十分に満たす
ものである(基準はネット15の面積1m2 にピンは4本
である)。なお、図4において、符号21で示すものは、
タイル17a とタイル17a との間に設けた目地である。
【0033】また、タイル壁に取付けたガラス繊維コン
クリート板17同士の継ぎ目の目地21は、図5に示すよう
に、ガラス繊維コンクリート板17の周縁部に切欠部22が
形成されているので、この切欠部22同士を、図7に示す
ように、付き合わせることによって形成させている。な
お、図8に示すものは、タイル外壁の角部に取付けるコ
ーナ用のガラス繊維コンクリート板23である。このガラ
ス繊維コンクリート板23の表面にも複数個のタイル23a
を並べたタイル模様が形成されている。
【0034】このガラス繊維コンクリート板17は、ガラ
スファイバー、セメント、硅砂、シリカバルーン(また
はポリエチレン発泡骨材)及び水を適宜割り合いで混合
させて形成させ、比重を1.5 以下としたもので、耐火
性、強度性及び軽量性の特質を備えている。このような
耐火性、強度性及び軽量性のものを形成するには、ガラ
スファイバー、セメント、硅砂と、シリカバルーンとの
組合せが重要となる。
【0035】また、図1に示す、ガラス繊維コンクリー
ト板17を押えるために使用されるピン19はステンレス製
またはプラスチック製のもので、ピン19の頭部をハンマ
ーで叩いてピン孔18より、コンクリート壁1に明けた、
接着材を充填した穴24に押し込むようにしている。そし
て、押し込んだ際に頭部の孔(図示なし)より脚部19b
内に装着されている玉(図示せず)を脚部19b 先端方向
に押し込むことによって、脚部19b の先端側に形成され
た切れ目19c の部分が外側に開き抜け止めとなるもので
ある。
【0036】また、ピン19をコンクリート壁1に固定し
た後はガラス繊維コンクリート板17の表面のピン孔18に
は凹みが残るので、その部分にラテックスモルタル16を
押し込んで凹みを埋めるようにする。
【0037】上記説明したものは、タイル仕上げの外壁
に付いて説明したが、モルタル仕上げの壁部に付いても
同様に、タイル模様のガラス繊維コンクリート板17を取
り付けることができる。これを図9及び図10に基づいて
説明する。なお、図1乃至図8の部材と同一の部材には
同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0038】すなわち、モルタル仕上げの場合は、図9
に示すように基礎外壁としてのコンクリート壁1の上部
に下地モルタル2を塗り、その上面にモルタル5を塗り
固めて1枚の板状にしているが、このモルタル仕上げの
外壁に、図22に示すような浮き6が発生した場合は、図
9及び図10のように、このモルタル5の表面にエチレン
酢酸ビニールの水溶液13を塗布し、その上面にラテック
スモルタル14の層を形成し、さらに、その層の上面にネ
ット15及びラテックスモルタル16を配置し、さらにま
た、その上部に軽量のガラス繊維コンクリート板17を取
り付けて、ピン19をコンクリート壁1に押し込むことに
より、モルタル仕上げの外壁をタイル仕上げの外壁に仕
上げている。
【0039】これにより、ガラス繊維コンクリート板17
はピン19によってコンクリート壁1に固定、保持され、
ネット15はラテックスモルタル16と、ガラス繊維コンク
リート板17及びピン19とによって保持される。また、モ
ルタル5はネット15によって保持される。このようにす
ると、モルタル5が剥離を許容された状態で保持される
ので、モルタル5が剥離しても、剥離したモルタル5は
ネット15によって保持されて脱落することはない。
【0040】第1実施例は、以上説明したように構成さ
れているので、次のような作用がある。すなわち、コン
クリート壁1の表面に取付けたタイル3仕上げ、あるい
はモルタル5仕上げの外壁に浮き6(図21及び図22参
照)が発生したら、その浮き6による剥離のある部位の
タイル3あるいはモルタル5の表面に、図1及び図2に
示すように、エチレン酢酸ビニールの水溶液13を塗布
し、その上面にラテックスモルタル14の薄い層を形成す
る。
【0041】このラテックスモルタル14の表面にネット
15を取り付ければ、ネット15はラテックスモルタル14に
よって容易に貼り付くので、貼り付いたネット15の表面
に再び、ラテックスモルタル16を塗布して、このラテッ
クスモルタル16でネット15を一体的に押え込んで、ラテ
ックスモルタル16の表面を面一に、かつ、平滑面に形成
する。
【0042】このようにして、ラテックスモルタル16の
表面が平滑面になったら、そのラテックスモルタル16の
層の上面に軽量のガラス繊維コンクリート板17を配置
し、このガラス繊維コンクリート板17のピン孔18にフラ
ンジ部19a を有するピン19を挿通させ、ピン19の脚部19
b をコンクリート壁1に押し込んで、ガラス繊維コンク
リート板17及びネット15をコンクリート壁1に固定す
る。これによって、浮き6の生じたモルタル5の外壁の
表面が補修されると共に、補修面を、高級感を備えたタ
イル模様に仕上げることができる。
【0043】なお、上記第1実施例は、ネット15をラテ
ックスモルタル16によって押え、さらに、その上部に軽
量のガラス繊維コンクリート板17を配置しているが、そ
のようにせず、図11及び図12に示すタイル仕上げの外壁
のように、ネット15をピン25で固定しておいてから、ネ
ット15の上部にラテックスモルタル16を塗布して平滑面
に形成し、その平滑面にガラス繊維コンクリート板17を
配設してピン19で固定するようにしてもよい。
【0044】この場合、ネット15を固定するピン25のフ
ランジ部26は、ネット15の面に面一にしておく必要があ
る。このようにすれば、ネット15及びピン25の上面をラ
テックスモルタル16で再度、塗布する場合においても、
ラテックスモルタル16を円滑に塗布することができ、か
つ、表面を面一、かつ、平滑面に形成することができ
る。
【0045】このようにネット15をピン25で押える補修
の仕方をタイル仕上げの外壁だけではなく、モルタル仕
上げの外壁にも行うことができる。この場合は、図13及
び図14に示すように、ネット15をピン25のフランジ部26
によって固定しておいてからラテックスモルタル16の層
を形成し、その上面に軽量のガラス繊維コンクリート板
17を配設してピン19で固定する。この場合の作用は図11
及び図12のものと略同様なので、その説明は省略する。
【0046】次に、本発明の第2実施例を図15及び図16
に基づき、図1乃至図14と同一の部材には同一の符号を
付して説明する。この第2実施例の特徴とするところ
は、外壁補修の仕上材にガラス繊維コンクリートによっ
て形成された砂岩等の模様入りパネル27を用いた点であ
る。
【0047】この模様入りパネル27を取り付けた外壁に
付いて説明する。図15及び図16に示すように、タイル仕
上げの外壁の補修は、ネット15の表面に塗布したラテッ
クスモルタル16までは、第1実施例と同じなので、図1
及び図2と同一部材には同一符号を付して説明を省略す
る。したがって、ラテックスモルタル16の上面に配設す
る部材から説明する。
【0048】すなわち、ネット15の上面に塗布され、平
滑面とされたラテックスモルタル16の層の表面よりコン
クリート壁1にピン19を複数本押し込み、頭部に設けた
フランジ部19a をラテックスモルタル16の平滑面に接近
させて保持させる。すなわち、ピン19のフランジ部19a
をラテックスモルタル16の表面より若干突出させるよう
にする。ピン19取り付けの位置は、模様入りパネル27の
取付位置の上端部より若干上側になるようにする。
【0049】このようにピン19を設けたラテックスモル
タル16の表面に、図17に示すような、模様入りパネル27
を取り付ける。この場合は、図18に示すように、模様入
りパネル27の裏面の略4個所に取り付けた団子状のラテ
ックスモルタル20を平滑面に形成したラテックスモルタ
ル16に接着させると共に、団子状のラテックスモルタル
20の位置に一端を接着させた、金属線である針金28の他
端をピン19に巻き付けて取り付ける(図19参照)。
【0050】この場合、ピン19が模様入りパネル27の上
縁より若干上にあり、かつ、上側に位置する針金28をピ
ン19に巻き付けるようにするので、針金28を巻き付けた
模様入りパネル27は針金28によって釣り下げられた状態
にで取り付けられる。なお、模様入りパネル27の下側に
取付けた針金28は、通常使用せず、模様入りパネル27の
上下を逆にして取付ける場合に使用する。
【0051】また、図15のピン19のフランジ部19a はラ
テックスモルタル16の表面より若干突出しているが、図
18に示す接着用のラテックスモルタル20が模様入りパネ
ル27の裏面に取付けられるので、このラテックスモルタ
ル20の厚みよって、ラテックスモルタル16の面と模様入
りパネル27との間にはクリアランスが発生し、これによ
って、ピン19の突出部分が模様入りパネル27の裏面に干
渉することはない。
【0052】模様入りパネル27は、図17に示すように、
通常、縦300m/m,横300m/m,厚さ10m/m の板材のもので
あり、表面にはいろいろな図柄が描かれている。また、
図20に示すものは、タイル壁のコーナに取付ける砂岩等
の模様入りパネル29である。
【0053】第2実施例は、以上説明したように構成さ
れているので、次のような作用がある。すなわち、コン
クリート壁1の表面に取付けたタイル仕上げ、あるいは
モルタル仕上げの外壁に浮き6が発生したら、その浮き
6による剥離のある部位の表面に下地材としてのラテッ
クスモルタル14の層を形成させ、このラテックスモルタ
ル14によってネット15を取付け易くしておいてから、ネ
ット15をタイル3あるいはモルタル5の表面に取り付け
る。
【0054】また、ネット15の表面に再度、ラテックス
モルタル16の層を形成して、ラテックスモルタル16の表
面を平滑面に形成し、さらに、ラテックスモルタル16の
層の複数個所に、先端部がコンクリート壁1に到達す
る、フランジ部19a を有するピン19を押し込む。
【0055】これによって、ピン19のフランジ部19a が
ラテックスモルタル16の表面に略接触するように取り付
けられる。このようにしたラテックスモルタル16の表面
に模様入りパネル27を配設し、模様入りパネル27の裏面
に取付けた針金28をピン19に巻き付けると共に、団子状
に設けたラテックスモルタル20を平滑面のラテックスモ
ルタル16に取付けて模様入りパネル27を固定する。これ
によって、浮き6の発生したタイル壁を砂岩等の模様入
りパネル27によって見栄えよく補修することができる。
【0056】この第2実施例は、タイル仕上げの外壁の
補修に模様入りパネル27を用いた例を示しているが、模
様入りパネル27はモルタル仕上げの外壁の補修にも使用
することができる。また、第2実施例は、ネット15をラ
テックスモルタル16で押さえ、そのラテックスモルタル
16の表面からコンクリート壁1にピン19を押し込み、こ
のピン19に針金28を巻き付けるようにした模様入りパネ
ル27を配設しているが、そのようにせず、図11乃至図14
で示すように、ネット15をピン25のフランジ部26で保持
してからラテックスモルタル16を塗り、その上面に模様
入りパネル27を取り付けてもよい。このピン25のネット
15への取り付けに付いては図11乃至図14と同じなので説
明は省略する。ネット15が堅固に取り付けられる効果が
ある。
【0057】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、基礎外壁の表
面に取付けたタイル仕上、あるいはモルタル仕上の建築
用外壁の、浮きによる剥離のある部位の表面に下地材と
してのラテックスモルタルの層を形成させたので、この
層の表面にネットを容易に貼り付けることができる。そ
して、ネットの表面に再度、ラテックスモルタルの層を
形成させることにより、ネットの上面に塗布するラテッ
クスモルタルの表面を容易に平滑面にすることができ
る。
【0058】そして、ラテックスモルタル層の平滑面に
軽量のガラス繊維コンクリート板を配設し、このガラス
繊維コンクリート板のピン孔に挿通させたピンを基礎外
壁に押し込んだので、ガラス繊維コンクリート板をピン
によって固定、保持することができる。これによって、
タイルあるいはモルタルの表面を覆ったネットは、ラテ
ックスモルタルと、ガラス繊維コンクリート板及びピン
とによって保持され、さらに、壁部のタイルあるいはモ
ルタルはネットによって保持される。
【0059】このように、タイルあるいはモルタルをネ
ットで保持して、剥離を許容するようにしたので、タイ
ルあるいはモルタルの外壁に浮きが生じ剥離しても、タ
イルあるいはモルタルはネットに保持されて脱落するこ
とはない。これにより外壁の耐久性を向上させることが
できると共に、最終仕上げでは、ガラス繊維コンクリー
ト板が取り付けられるので、外壁に高級感や美的感覚を
持たせることができる。さらに、ガラス繊維コンクリー
トは材料の組合によって大幅に軽量にすることができ
る。
【0060】請求項2記載の発明では、基礎外壁の表面
に取付けたタイル仕上げ、あるいはモルタル仕上げにし
た建築物用外壁の、タイルあるいはモルタルの浮きによ
る剥離のある部位の表面に下地材としてのラテックスモ
ルタルの層を形成したので、この層の表面に配置するネ
ットの取り付けを容易にすることができる。また、ネッ
トの表面に再度、ラテックスモルタルの層を形成させた
ので、このネットの配置と、再度、塗布するラテックス
モルタルとでラテックスモルタルの表面を平滑面に形成
することができる。
【0061】さらに、ラテックスモルタルの層の表面の
複数個所に、このラテックスモルタルより基礎外壁に到
達するフランジ部を有するピンを押し込んだので、ピン
のフランジ部でネットを押え保持することができる。
【0062】このようにピンを押し込んだラテックスモ
ルタルの平滑面に模様入りパネルを配置し、模様入りパ
ネルの裏面に設けただんご状のラテックスモルタルを壁
側のラテックスモルタルの面に接着させると共に、模様
入りパネルの裏面に設けた針金をピンに巻き付けるよう
にしたので、模様入りパネルを確実に固定することがで
きる。これによって、模様入りパネルは針金とだんご状
のラテックスモルタルによって固定、保持され、ネット
はピンによって保持される。また、タイルあるいはモル
タルはネットによって保持される。
【0063】このように、タイルあるいはモルタルをネ
ットで保持して、剥離を許容するようにしたので、タイ
ルあるいはモルタルの外壁に浮きが生じ剥離しても、タ
イルあるいはモルタルはネットに保持されて脱落するこ
とはない。これにより外壁の耐久性を向上させることが
できると共に、最終仕上げでは、模様入りパネルが取り
付けられるので、外壁に高級感や美的感覚を持たせるこ
とができる。さらに、模様入りパネルは材料の組合によ
って大幅に軽量にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のものの斜視図である。
【図3】タイル模様のガラス繊維コンクリート板の一例
を示す正面図である。
【図4】図3のピン孔付近の一部を拡大して示す正面図
である。
【図5】図4のA矢視図である。
【図6】図3に示すものの裏面図である。
【図7】図3に示すものを並設させた際の接続部を拡大
して示す模式図である。
【図8】コーナに取り付けるガラス繊維コンクリート板
の一例を示す斜視図である。
【図9】モルタル仕上げの外壁の補修壁を示す断面図で
ある。
【図10】図9のものの斜視図である。
【図11】ネットをピンで止めてから補修した補修壁の
断面図である。
【図12】図11のものの斜視図である。
【図13】ネットをピンで止めてから補修した補修壁の
断面図である。
【図14】図13のものの斜視図である。
【図15】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図16】図15のものの斜視図である。
【図17】砂岩等の模様入りパネルの一例を示す正面図
である。
【図18】図17のものの裏面図である。
【図19】図18のものの取り付けを示す一部断面側面
図である。
【図20】本発明の、コーナに取り付ける砂岩等の模様
入りパネルの一例を示す斜視図である。
【図21】従来のタイル仕上げの外壁を説明するための
断面図である。
【図22】従来のモルタル仕上げの外壁を説明するため
の断面図である。
【図23】タイル壁に押し込んだピンの配置を示す正面
図である。
【図24】図23の縦断面図である。
【図25】図24のタイル及びピンの上面にネットを配
設して、仕上げモルタルを塗布したところを示す縦断面
図である。
【図26】従来のタイル壁の補修後の断面図である。
【図27】モルタル壁に押し込んだピンを示す断面図で
ある。
【図28】図27のタイル及びピンの上面にネットを配
設して、仕上げモルタルを塗布したところを示す縦断面
図である。
【図29】従来のモルタル壁の補修後の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 コンクリート壁 3 タイル 5 モルタル 6 浮き 14 ラテックスモルタル 15 ネット 16 ラテックスモルタル 17 ガラス繊維コンクリート板 18 ピン孔 19 ピン 19a フランジ部 27 模様入りパネル 28 針金

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎外壁の表面をタイル仕上げあるいは
    モルタル仕上げにした建築物用外壁において、前記タイ
    ルあるいはモルタルの浮きによる剥離のある部位の表面
    に下地材としてのラテックスモルタルの層を形成し、該
    ラテックスモルタルの上面にネットを配置し、該ネット
    の表面に再度、形成したラテックスモルタルの層の上面
    に軽量のガラス繊維コンクリート板を配設し、該ガラス
    繊維コンクリート板に形成したピン孔に挿通させたフラ
    ンジ部を有するピンを前記基礎外壁に押し込んで、前記
    ガラス繊維コンクリート板及び前記ネットを固定したこ
    とを特徴とする建築物用外壁。
  2. 【請求項2】 基礎外壁の表面をタイル仕上げあるいは
    モルタル仕上げにした建築物用外壁において、前記タイ
    ルあるいはモルタルの浮きによる剥離のある部位の表面
    に下地材としてのラテックスモルタルの層を形成し、該
    ラテックスモルタルの上面にネットを配置し、該ネット
    の表面に再度、形成したラテックスモルタルの層の上面
    の複数個所にフランジ部を有するピンを取り付けると共
    に、該ピンを設けたラテックスモルタルの表面に模様入
    りパネルを配設し、該模様入りのパネルの裏面に設けた
    金属線を前記ピンに巻き付けたことを特徴とする建築物
    用外壁。
JP35029095A 1995-12-22 1995-12-22 建築物用外壁 Pending JPH09177328A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35029095A JPH09177328A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 建築物用外壁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35029095A JPH09177328A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 建築物用外壁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09177328A true JPH09177328A (ja) 1997-07-08

Family

ID=18409498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35029095A Pending JPH09177328A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 建築物用外壁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09177328A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014237987A (ja) * 2013-06-10 2014-12-18 Fsテクニカル株式会社 注入口付アンカーピン、これを用いたピンニング工法およびネットバリヤー工法
JP2015117462A (ja) * 2013-09-02 2015-06-25 Fsテクニカル株式会社 ピンニング工法
JP2016118092A (ja) * 2014-12-18 2016-06-30 株式会社ハマキャスト 外壁の外断熱構造及び外断熱の施工方法
JP2018040116A (ja) * 2016-09-06 2018-03-15 株式会社大林組 コンクリート構造物の補修方法
CN114046058A (zh) * 2021-11-23 2022-02-15 齐洪凯 一种固定墙砖、地砖脱落空鼓方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014237987A (ja) * 2013-06-10 2014-12-18 Fsテクニカル株式会社 注入口付アンカーピン、これを用いたピンニング工法およびネットバリヤー工法
JP2015117462A (ja) * 2013-09-02 2015-06-25 Fsテクニカル株式会社 ピンニング工法
JP2016118092A (ja) * 2014-12-18 2016-06-30 株式会社ハマキャスト 外壁の外断熱構造及び外断熱の施工方法
JP2018040116A (ja) * 2016-09-06 2018-03-15 株式会社大林組 コンクリート構造物の補修方法
CN114046058A (zh) * 2021-11-23 2022-02-15 齐洪凯 一种固定墙砖、地砖脱落空鼓方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5942072A (en) Process of making a decorative resilient floor covering
US5502941A (en) Method and apparatus for producing an ornamental concrete surface
CN202644775U (zh) 一种预制夹芯保温隔热混凝土外墙板
JP5373121B2 (ja) 壁体の装飾用壁面タイル金型、及び該金型を使用して現場で壁体の装飾用壁面タイルを製造する方法
JPH09177328A (ja) 建築物用外壁
US5989369A (en) Decorative tile for the wall of a structure and the method of attaching
US20150136311A1 (en) Fillable Stencil Pattern
CN220928467U (zh) 一种粘接力强的水泥硅酸钙板
CN1072757C (zh) 纸模板混凝土地砖施工方法
JP2849762B2 (ja) 盲人用凹凸部形成方法
JPH05113013A (ja) 建築物用外壁の施工方法および外壁
JP4204572B2 (ja) 舗装方法
JPH025926Y2 (ja)
JPH0245378Y2 (ja)
KR0165096B1 (ko) 유리 대리석 제조 방법
JP2003082841A (ja) 床シート材及びその施工方法
JPH03158564A (ja) 型枠材及び建築物の表面処理方法
JP4025189B2 (ja) 塗装alc板の補修方法
JPH0412183Y2 (ja)
JPH0240677Y2 (ja)
JPH05113012A (ja) 建築物用外壁の施工方法および外壁
JPH0671819A (ja) 表面化粧板および表面化粧ブロック
JPH0528252Y2 (ja)
JP2003056157A (ja) 壁面の改修方法
JP4361337B2 (ja) 合成樹脂発泡体製化粧型枠