JP2847736B2 - 通帳めくり装置 - Google Patents

通帳めくり装置

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JP2847736B2
JP2847736B2 JP1068270A JP6827089A JP2847736B2 JP 2847736 B2 JP2847736 B2 JP 2847736B2 JP 1068270 A JP1068270 A JP 1068270A JP 6827089 A JP6827089 A JP 6827089A JP 2847736 B2 JP2847736 B2 JP 2847736B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、例えば、銀行業務その他で用いられる通
帳の表紙および印字ページとしての中紙を自動的にめく
るような通帳めくり装置に関する。
(ロ)従来の技術 一般に通帳プリンタにおいて通帳の中紙の所定印紙欄
に印字を行なうためには、閉じ通帳の表紙および印字パ
ターンとしての中紙を自動的にめくる必要がある。
このような通帳めくり装置としては従来、例えば、実
開昭62−200474号公報に記載の装置がある。
すなわち、通帳搬送路の表紙めくり部位に通帳めくり
ローラと対接ローラとを対向配置すると共に、上述の表
紙めくり部位から外れた通帳搬送路の前処理位置下方
に、通帳の中央部を上方へ押圧して、通帳全体を略へ字
状に押圧変形させるプレッシャレバーを備えた通帳の表
紙めくり機構がある。
この従来装置は、通帳の表紙めくりに先立って、上述
のプレッシャレバーで通帳全体を上方に略へ字状に押圧
変形させた後に、表紙めくり部位に搬送された通帳の表
紙を、上述の通帳めくりローラのめくり方向への回転に
より分離湾曲させて、表紙めくりを自動的に行うように
なっている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、上述の従来装置においては、プレッシャレバ
ーで通帳中央部を局部的に押圧変形する関係上、中紙よ
りも紙厚の大なる表紙に折りぐせがつきやすく、また通
帳めくりローラを回転させて表紙をめくる構造であるか
ら、このローラの回転により表紙の汚れおよびローラ摩
耗が多発する問題点があった。
加えて、ローラ回転によるめくり構造を用いているた
め、このローラの回転制御量、換言すれば同ローラによ
る表紙ずらし量の厳密な制御が必要で、表紙ずらし量が
多すぎる場合には該ローラが2枚目の中紙に接触して、
表紙と中紙とを同時めくりするターンオーバミスが発生
し、表紙ずらし量が少なすぎる場合あるいはローラ・表
紙間にスリップが生じた場合には、表紙めくりが困難と
なる問題点があった。
このような問題点を解決するためには、通帳めくりロ
ーラの回転による表紙の湾曲を検知して、この検知出力
に基づいて同ローラの回転制御を行なう手段を設けると
よいが、この場合には、通帳めくり装置が複雑となるた
め、実用性に欠ける問題点を有していた。
この発明は、通帳に折りぐせがつきにくく、通帳用紙
の汚れや分離手段の摩耗が少なく、しかも構造が簡単
で、用紙の分離が容易な通帳めくり装置の提供を目的と
する。
(ニ)問題点を解決するための手段 この発明の通帳めくり装置は、通帳搬送路に設けた通
帳受板と、上記通帳搬送路に連通して設けられ、通帳と
じ側を湾曲させる通帳湾曲路と、通帳のめくり側におけ
る最上部の用紙上面を押圧する離反可能な押圧手段と、
上記押圧手段による用紙押圧位置と上記湾曲路との間に
設けられ、上記押圧手段でめくり側が押圧された通帳
を、通帳とじ側が押圧手段に接近する方向へ搬送する搬
送手段とを備えた構成である。
(ホ)作用 この発明によれば、通帳の中で最も腰が強く、復元力
の高い通帳とじ側のみを上述の通帳湾曲路で湾曲させ
て、通帳に折りぐせがつかない状態で、通帳めくり側に
分離力を付勢し、この通帳めくり側における最上部の用
紙上面を上述の押圧手段で押圧した後に、搬送手段が上
述の通帳を所定の方向に搬送することで、該押圧手段に
より最上部の用紙を分離湾曲させてターンオーバ処理す
る。
(ヘ)発明の効果 このため、通帳には折りぐせがつきにくく、また従来
のローラ回転によるめくり構造と異なり、用紙上面を押
圧する押圧手段で最上部の用紙を分離湾曲させるので、
この押圧手段の摩耗が少ないうえ、通帳用紙の汚れも少
なくなる効果がある。
しかも、上述の押圧手段には、従来の回転構造の通帳
めくりローラの如きずらし量の制御が不要であるから、
構造が簡単となり、また上述の通帳湾曲路により通帳の
めくり側に分離力を付勢するので、用紙の分離が容易と
なる効果がある。
(ト)実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は通帳めくり装置を示し、第1図において、水平
に配置した下側の通帳受板1,2と、これらの各通帳受板
1,2に対して平行に離間配置した上側の通帳ガイド板3,4
とで通帳搬送路5を形成している。
この通帳搬送路5の用紙押圧位置Aの後位Bには上述
の通帳ガイド板3の切欠部3aを介して通帳搬送路5内に
駆動ローラ6の周面を臨設すると共に、この駆動ローラ
6の対向位置には上述の通路受板1の切欠部1aを介して
従動ローラ7を対設している。
これら各ローラ6,7の対設位置Bに対して閉じ通帳の
全長より若干短い前処理位置Cには上述の通帳ガイド板
4の切欠部4aを介して通帳搬送路5内に駆動ローラ8の
周面を臨設すると共に、この駆動ローラ8の対向位置に
は上述の通帳受板1の切欠部1bを介して従動ローラ9を
対設している。
これら各ローラ8,9の対設位置つまり前処理位置Cの
直前位置には、フラッパ軸10を介してフラッパ11を配設
して、このフラッパ11を通帳受板2の切欠部2aを介して
通帳搬送部5および上述のに切欠部4aに臨設可能に構成
し、このフラッパ11の切替え動作により通帳搬送路5に
連通する通帳湾曲路12を形成して、この通帳湾曲路12で
通帳30のとじ側31を湾曲すべく構成している。
上述の各ローラ6,7,8,9の対設位置B,C間における通帳
搬送路5の上方には通帳めくり動作を行なわないノーマ
ル時に通帳30の上面を案内する可動ガイド板13を設け、
この可動ガイド板13を平行リンク14を介して第1ソレノ
イド15に連結し、通帳めくり時には上述の第1ソレノイ
ド15を励磁して、この可動ガイド板13を上方し離反すべ
く構成している。
前述の用紙押圧位置Aに対応して押圧手段としてのゴ
ムローラ16を設け、このゴムローラ16はめくり方向への
回転(図面の反時計方向への回転)のみを許容する一方
向クラッチ17を介してアーム18の遊端軸部19に嵌合して
いる。
上述のアーム18のアーム軸20に対する反ゴムローラ側
には、このゴムローラ16を用紙押圧位置Aの通帳めくり
側32における最上部の用紙上面にリフトダウンさせ、ま
た用紙上面のゴムローラ16を上方へリリースさせる第2
ソレノイド21を連結すると共に、このアーム18のアーム
軸20とゴムローラ16との間にはリターンスプリング22を
付勢して、正めくり機構23を構成している。
この実施例では通帳30を逆方向にめくる逆めくり機構
24を備えているが、この逆めくり機構24の構造は上述の
正めくり機構23と対称であるから、同一の部分には同一
番号を付してその詳しい説明を省略する。
なお、前述の前処理位置Cが上下に対設させた駆動ロ
ーラ8および従動ローラ9は、ゴムローラ16による用紙
押圧位置Aと上述の通帳湾曲路12との間に設けられ、ゴ
ムローラ16でめくり側32が押圧された通帳30を、通帳と
じ側31がゴムローラ16に接近する方向へ搬送する搬送手
段である。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下作
用を説明する。
第1図に示す状態から各駆動ローラ6,8を同図の矢印
方向へ所定量回転駆動すると、通帳30は通帳搬送路5を
矢印a方向へ走行して第2図に示すように通帳30のとじ
側31が通帳湾曲路12に至り、このとじ側31が湾曲され
る。
次に第2図に示す状態から第1ソレノイド15を励磁し
て第3図に示すように平行リンク14を介して可動ガイド
板13を上方へ離反させると共に、正めくり機構23側の第
2ソレノイド21を励磁して上方リリース位置のゴムロー
ラ16をアーム18を介して下降させ、このゴムローラ16で
通帳30のめくり側32における最上部の用紙(この場合は
表紙33、第4図、第5図参照)の上面を押圧する。
このようにして、上述の通帳30のとじ側31のみを湾曲
させる一方、めくり側32における表紙33に上述のゴムロ
ーラ16を押圧した後に、駆動ローラ6,8を第3図の矢印
方向つまり通帳30のとじ側31がゴムローラ16に接近する
方向へ回転駆動すると、通帳30が通帳搬送路5を矢印b
方向へ走行し、これに伴って通帳30の表紙33は上述のゴ
ムローラ16で中紙34から分離して第4図に示す如く湾曲
する。
上述の通帳30の矢印b方向への走行を維持させた状態
で、上述の第2ソレノイド21の励磁を解除すると、第5
図に示すようにゴムローラ16はリターンスプリング22の
復元力によりアーム18を介して上方へリリースするの
で、このゴムローラ16で通帳30の表紙33をさらに上方へ
めくり上げ、該通帳30の矢印b方向への走行に伴って表
紙33を完全にターンオーバすることができる。
このように、通帳30の中で最も腰が強く、復元力の高
い通帳とじ側31のみを上述の通帳湾曲路12で湾曲させ
て、通帳に折りぐせがつかない状態で、通帳めくり側32
に分離力を付勢し、この通帳めくり側32における表紙33
を上述のゴムローラ16で押圧した後に、搬送手段として
のローラ8,9が上述の通帳30を所定の方向に搬送するこ
とで、上述のゴムローラ16により表紙33を分離湾曲させ
てターンオーバ処理する。
このため、通帳30には折りぐせがつきにくく、また従
来のローラ回転によるめくり構成と異なり表紙33の上面
を押圧するゴムローラ16で表紙33を分離湾曲させるの
で、このゴムローラ16の摩耗が少ないうえ、通帳30の表
紙の汚れも少なくなる効果である。
加えて、実施例で示したように上述のゴムローラ16と
軸部19との間に一方向クラッチ17を介設すると、該ゴム
ローラ16の摩耗をより一層低減させることができる。
しかも、上述のゴムローラ16には、従来の回転構造の
通帳めくりローラの如きずらし量の制御が不要となるた
め、通帳めくり装置の構造が簡単となり、また、上述の
通帳湾曲路12により通帳30のめくり側32に分離力を付勢
するので、中紙34に対して紙厚の大なる表紙33の分離が
容易となる効果がある。
なお、上述の中紙34のめくり動作は、フラッパ11を第
5図の状態に設定し、正めくり機構23もしくは逆めくり
機構24のそれぞれのゴムローラ16,16により正方向もし
くは逆方向にめくることができるのは勿論である。
また、通帳湾曲部12は、たとえば、通帳回路部をめく
り機構23,24の下部に構成し、この通帳回収部に通帳を
搬送する搬送通路を利用して構成すると、構造がより簡
単化される。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、 この発明の最上部の用紙は、通帳30の表紙33に対応
し、 以下同様に、 押圧手段は、ゴムローラ16に対応し、 搬送手段は上下に対設させた駆動ローラ8と従動ロー
ラ9に対応するも、 この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるも
のではない。
例えば、押圧手段としては上述のゴムローラ16に代え
て押圧パッドなどの他の押圧手段を用いてもよいことは
云うまでもない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図は通帳めくり装置の側面図、 第2図は通帳とじ側の湾曲処理を示す側面図、 第3図は通帳めくり側の押圧処理を示す側面図、 第4図は表紙めくり初期状態を示す側面図、 第5図は表紙めくり中途状態を示す側面図である。 1……通帳受板、5……通帳搬送路 8……駆動ローラ、9……従動ローラ 12……通帳湾曲路、16……ゴムローラ 30……通帳、31……通帳とじ側 32……通帳めくり側、33……表紙 A……用紙押圧位置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通帳搬送路に設けた通帳受板と、 上記通帳搬送路に連通して設けられ、通帳とじ側を湾曲
    させる通帳湾曲路と、 通帳のめくり側における最上部の用紙上面を押圧する離
    反可能な押圧手段と、 上記押圧手段による用紙押圧位置と上記湾曲路との間に
    設けられ、上記押圧手段でめくり側が押圧された通帳
    を、通帳とじ側が押圧手段に接近する方向へ搬送する搬
    送手段とを備えた 通帳めくり装置。
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