JP2846647B2 - 形鋼圧延設備の圧延機列 - Google Patents

形鋼圧延設備の圧延機列

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JP2846647B2
JP2846647B2 JP1040415A JP4041589A JP2846647B2 JP 2846647 B2 JP2846647 B2 JP 2846647B2 JP 1040415 A JP1040415 A JP 1040415A JP 4041589 A JP4041589 A JP 4041589A JP 2846647 B2 JP2846647 B2 JP 2846647B2
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    • B21B39/16—Guiding, positioning or aligning work immediately before entering or after leaving the pass

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Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、ロールスタンドが圧延ライン中の少なく
とも中央のスタンドのところに狭い間隔で互いに対向て
いる少なくとも複数の水平案内機構を有し、一群がｎ個
のスタンドから成る少なくとも一つのスタンド群を備え
た形鋼圧延設備の圧延機列に関する。更に、この発明は
上に述べた圧延機列中でスタンドの交換を制御する方法
にも関する。
［従来の技術］ 組み合わせた形鋼圧延設備中で種々の形状と寸法の形
鋼を合理的に作製するには、圧延設備の経済性に対する
技術的な全体構想が重要であり、特にロールスタンド、
ローラおよびロールスタンドの案内機構に対して大幅に
機械化された交換システムは圧延機列を種々のロッドサ
イズの異なった圧延プログラム低コストで合わせるのに
大変重要である。
圧延機の利用時間を最大にする条件を提示するため、
ロールスタンド一式を移動ステージの上で急速連結部に
より圧延機列から別に設備場所に移し、その時の圧延プ
ログラムに合わせたロールスタンドと入れ換え、これ等
のロールスタンドを設置場所に整備し、移動ステージ上
で圧延機列の中へ移動させることが既に提唱されてい
る。更に、交換スタンドを採用すると、圧延系を順次任
意に続けることができる。この処置により普遍的なプロ
グラムから他のプログラムは、またはユニバーサル・ロ
ーラ駆動から二ローラ駆動へ、あるいはまたはそれぞれ
その逆にも交換できる。プログラムを早く交換する所要
時間が著しく短縮される。この交換スタンドの欠点は、
投資経費が大きく、非常に多くの壊れやすく中間の電気
結合部を設ける必要性がある点にある。
更に、欧州特許第2047号明細書により、スタンドを交
換する時、重たいロールスタンドを早く、少ない構造経
費で長い移動距離にわたり移動させることも周知であ
り、これには前記ロールスタンドが種々のローラに歯車
結合している固有の駆動部を有し、これ等のローラ上で
スタンドを移動路に沿って直接圧延ラインの中へ、また
はそこから外へ移動させることができる。
ロールスタンドを種々の圧延プログラムに合わせるに
は、ローラの全ての組を圧延機列中に固定されたロール
スタンドから圧延路に対して横に移動させることも周知
である。このため、圧延製品を案内する案内機構を取り
外す。これは、室内クレーンや補助クレーンで行われ
る。もっとも、案内機構の取外、組立および調整は非常
に時間的および人的経費がかかる。これは重要なことで
ある。何故なら、場所が狭いため案内機構に近ずくこと
が非常に困難であるからである。
［発明の課題］ この発明の課題は、時間と人材を節約し、ローラを交
換する時に、人員に生じる潜在的な危険を低減し、交換
スタンドを省くため、主にローラの交換とロールスタン
ドに対して案内機構の交換を大幅に機械化して、冒頭に
述べた種類の圧延機列を種々の圧延プログラムに対して
合理的に合わせることができるようにすることにある。
［課題を解決する手段］ 上記の課題は、この発明により、ロールスタンドが圧
延ライン中の少なくとも中央のスタンドのところに狭い
間隔で互いに対向している少なくとも複数の水平案内機
構を有し、一群がｎ個のスタンドから成る少なくとも一
つのスタンド群を備えた形鋼圧延設備の圧延機列にあっ
て、前記圧延機列が第一ユニバーサルスタンド２と、エ
ッジングスタンド１と、第二ユニバーサルスタンド３と
から成るタンデムスタンド群４であり、案内機構10や水
平ローラ９を交換するため、タンデムスタンド群４の中
のエッジングスタンド１を圧延ラインから少なくとも案
内機構10の幅だけ摺動、移動あるいは変位できるように
形成し、エッジングスタンド１が駆動側17で少なくとも
一つの移動可能な組立ステージ18を有し、操作側19で移
動するエッジングスタンド１の両側に固定された各一つ
の作業ステージ18′を配置し、組立ステージ18および作
業ステージ18′が一つのスタンド中に予備組込されてい
る少なくとも一つの案内機構22,24と隣に載置されてい
る空のスタンド21,25とから成る少なくとも一つの組立
部材群20,23を有することによって解決されている。
更に、上記の課題は、この発明により、上に述べた形
鋼圧延設備の圧延機列中でスタンドの交換を制御する方
法にあって、エッジングスタンド１が圧延ライン16から
段階的に移動し、先ず案内機構10をロールスタンドから
取り外すため、空のスタンド位置に対する位置変換器31
を作動させ、次いでエッジングスタンド１を圧延ライン
16に戻す前に、ロールスタンドに予備組込されている案
内機構22,24を組み込むため予備組込位置に対する位置
変換器32を作動されることによって解決されている。
この発明による他の有利な構成は特許請求の範囲の従
属請求項に記載されている。
［作用と効果］ 上記構成により、隣接するロールスタンドはそれぞれ
圧延ラインの中に固定されている。つまり、例えば案内
機構をロールスタンドから引き出したり、あるいは新し
い案内機構をロールスタンドに組み込むのに充分な組立
スペースが生じるように、中間のスタンド三つのロール
スタンドで形成される一つのスタンド群から操作側に向
けて移動する。
可逆タンデムスタンド群がユニバーサルスタンド、エ
ッジングスタンドおよびユニバーサルスタンドから成る
場合では、エッジングスタンドを少なくともユニバーサ
ルスタンドの半分の幅だけ操作側に移動できるように形
成すると合理的である。ここでは、重い二つのユニバー
サルスタンドの間で狭い設置条件が上記の移動量を必要
とする程度だけ最小のスタンド、つまりエッジングスタ
ンドを二つの大きなユニバーサルスタンドのスタンド群
から操作側に向けて移動する。エッジングスタンドがユ
ニバーサルスタンドの幅の半分以上の移動位置に達する
と、このエッジングスタンドを全ての側から扱え、案内
機構を早く簡単に交換できる。エッジングスタンドを圧
延ラインから移動させると、両方のユニバーサルスタン
ドの間に自由空間が生じ、その中にユニバーサルスタン
ドの案内機構も素早く低経費で交換できるように組立・
取外装置を導入できる。
この発明の有利な構成では、固有の駆動装置を有する
ロール駆動部上でエッジングスタンドを圧延ラインから
操作側へ移動できる。こうして、ロールスタンドの移動
距離を早く通過でき、特別な移動棒や移動油圧装置が不
要である。水平ローラを担持するロールスタンドの組込
部材が固有の駆動装置を有するロール駆動部上でエッジ
ングスタンドから、ないしはユニバーサルスタンドから
移動できると合理的である。案内機構をロールスタンド
から引き出すと、組込部材中に支承されているローラは
大きな装置経費をかけずにロールスタンドから個別の設
置場所に移動させることができる。新しい圧延プログラ
ムを実施するため、新しいローラをロールスタンドに早
く、簡単に導入でき、そこに設置できる。ロールスタン
ドの互いにずれた組立位置では、新しい案内機構または
合わせてある案内機構を早く、簡単に持ち上げることが
できる。上記の処置により組立経費が著しく低減し、高
価な交換スタンドを省けることは明らかである。
スタンド群の中で案内機構の交換を更に機械化するた
め、エッジングスタンドが駆動部側で少なくとも一つの
移動可能な組立ステージを有することを提唱している。
組立ステージが圧延ラインで二つのユニバーサルスタン
ドの間の間隔にほぼ等しいステージ長を有し、ステージ
幅がエッジングスタンドの移動距離にほぼ等しいと合理
的である。この処置により組立ステージから二つのユニ
バーサルスタンドの案内機構を引き出すことができる。
何故なら、組立ステージはエッジングスタンドが圧延ラ
インから外へ移動する程度、ユニバーサルスタンドの間
を移動するからである。ユニバーサルスタンドのところ
で新しい案内機構を組み込むことも特に望ましい方法で
組立ステージで行える。更に、合理的なことは操作側の
移動したエッジングスタンドの両側に対して固定された
作業ステージを配設したので、エッジングスタンドから
案内機構を引き出したり、このエッジングスタンドに新
しい案内機構を特に望まし方法で装備でき、これがユニ
バーサルスタンドで案内機構を交換するのと同時点で行
える点にある。
この発明の特に有利な構成では、組立ステージと作業
ステージが一つのスタンドに予備組込されている少なく
とも一つの案内機構と、主に隣にある空のスタンドとか
ら成る少なくとも一つの予備スタンド群を有する。この
処置により、特に案内機構を組立ステージ上で構造ユニ
ットとして予備組込する場合、案内機構の交換時間が更
に短縮する。室内クレーンまたは補助クレーンなしで空
のスタンドにより案内機構を組立ステージまたは作業ス
テージ上で取り外しでき、これに続き直ちに予備組込さ
れている案内機構をロールスタンドの中に入れることが
できる。その場合、空のスタンドが例えば移動可能な車
両として形成されている。
一群のロールスタンドで案内機構の交換を更に合理化
することは、組立ステージや作業ステージ上で好ましく
は自動操作できる案内機構の脱着装置や組立装置を配設
して達成されている。その場合、危険な場所に人が進入
することを大幅に制限できる。
この発明を特に発展させるため、組立ステージ上の空
のスタンドがユニバーサルスタンドの案内機構に対して
ほぼ中心に持ち込め、また作業ステージ上の空のスタン
ドをエッジングスタンドの案内機構に対してほぼ中心に
持ち込めるように、エッジングスタンドが移動距離を限
定する少なくとも一つの位置変換器に接続していること
を提唱している。これにより、スタンドの交換や案内機
構の交換を大幅に自動化できる。何故なら、自動プログ
ラム制御によりエッジングスタンドを圧延ラインから移
動させることが行え、この位置変換器により作業ステー
ジや組立ステージ上で案内機構の取外が自動動作する脱
着装置により行われるところで正確にその移動が完了す
る。同じ理由により、組立ステージ上で予備組込されて
いる案内機構を圧延ラインでユニバーサルスタンドに対
してほぼ中央に、また作業ステージ上で予備組込されて
いる案内機構をエッジングスタンドに対してほぼ中心に
導入できるように、エッジングスタンドが移動距離を限
定する少なくとも一つの位置変換器に接続していると合
理的である。
圧延機列中のスタンド交換を制御する方法は、この発
明によれば、エッジングスタンドを圧延機列から階段的
に移動させ、先ずロールスタンドから案内機構を取り外
すため空のスタンドの位置に対する位置変換器を作動さ
せ、次いで、エッジングスタンドを圧延機列に戻す前
に、予備組込されている案内機構をロールスタンドに取
り付けるため、予備組込位置に対する位置変換器を作動
させる点にある。適当なプログラム作成と、リミットス
イッチまたは無接触動作する接点装置として形成された
位置変換器により、スタンド群の中、例えばユニバーサ
ル担持通路の中で案内機構の交換を大幅に自動化できる
ので、必要なスタンドの中で案内機構を交換する所要時
間が通常一時間から約10分に短縮される。
制御方法の他空の構成では、空のスタンド位置に対す
る位置変換器が組込部材中に支承されているロールスタ
ンドのローラに対するロック装置を解除し、予備組込位
置に対する位置変換器が前記ロック装置をロックさせる
ことを提唱している。こうして、ローラや一つのスタン
ド群中の案内機構に対して全自動動作する交換系が、特
に例えば油圧駆動部をロールスタンドの組込部材のロッ
ク状態に応じて作動させたり停止させる駆動組込部材に
関連して提供される。
〔実施例〕
以下、この発明を実施例に基づきより詳しく説明す
る。
第１図は形鋼の圧延機列５内に配設されている一つの
エッジングスタンド１と二つのユニバーサルスタンド2,
3から成るスタンド群４を示す。小さいエッジングスタ
ンド１は大きなユニバーサルスタンド2,3の間に配設さ
れている。圧延製品、例えばＴ字形の鉄骨材を送る送り
ローラ６はユニバーサルスタンド2,3の両側に対して配
設されている。
スタンド群４の各ロールスタンド７の組込部材８には
水平ローラ９がある。両方の水平ローラ９の間の圧延隙
間のところには、圧延製品を案内する案内機構10が配設
されている。水平ローラ９を担持する組込部材８は固有
の駆動部を有するロール駆動部11上に支承されている。
この駆動部は、例えば市販の車輪ボスの油圧駆動部であ
る。エッジングスタンド１とユンバーサルスタンド2,3
はこれ等の構造部材に関して同じタイプであるので、こ
れ等の部材に対して同じ参照数字を付ける。
エッジングスタンド１は固有の駆動部を有する支持ロ
ール12の上に載置されている。このローラ駆動部も組込
部材８のローラ駆動部と同じように市販の車輪ボスの油
圧駆動部で構成されている。エッジングスタンド１とユ
ニバーサルスタンド2,3は基礎14に連結する床板13の上
に設置されている。スタンド群４内のロールスタンド
は、圧延製品をできる限り中断させないで案内するた
め、案内機構が圧延ライン中で接触するかのような狭い
間隔で互いに対向している。ユニバーサルスタンド３で
は案内機構10が着脱装置15により解体されていることが
分かる。
第２図はユニバーサルスタンド2,エッジングスタンド
１およびユニバーサルスタンド３から成るスタンド群４
の平面図を縮小して示す。ここでも、圧延ライン16の方
に見て案内機構10は非常に狭い間隔で対向していること
が分かる。エッジングスタンド１の作業側17には好まし
くはこのスタンドと共に移動する組立ステージ18があ
る。圧延ライン16の方に見て、組立ステージ18はユニバ
ーサルスタンド２と３の間の間隔にほぼ等しい長さＬを
有する。この組立ステージの幅Ｂはエッジングスタンド
の移動距離にほぼ等しい。スタンド群４のユニバーサル
スタンド2,3は圧延機列５の中に固定設置されている。
他方、エッジングスタンド１は圧延ライン16から操作側
19に移動させることができる。エッジングスタンド１の
移動位置は図２に破線で示してある。エッジングスタン
ドはユニバーサルスタンド２の幅Ｕの約半分だけ圧延ラ
インから移動することが分かる。移動したエッジングス
タンド１の両側に対して各一つの作業ステージ18′があ
る。
組立ステージ18の上には、ユニバーサルスタンド2,3
の各々に対向してユニバーサルスタンド2,3の案内機構1
0に対する一つの組立部材群20が組み込まれている。案
内機構10とそのホルダーを組立たり取り外す組立部材群
20は案内機構の空のスタンド21（破線部分）とスタンド
の中に予備組込されている案内機構22とから成る。作業
ステージ18′上には、それぞれ一つの組立部材群23が配
設してあり、これにはスタンドの中に予備組込されたエ
ッジングスタンド１の案内機構24とそれに応じて隣に載
置された空のスタンド25がある。作業ステージ18′に続
いて、ユニバーサルスタンド2,3に対するローラの組27,
28およびエッジングスタンド１に対するローラの組29を
予め装備した設置場所26がある。これ等のスタンド群の
ローラの組27,28,29をレール30のある移動ステージ上で
ロールスタンドから設置場所26に移すか、この設置場所
26から前記ロールスタンドに運ぶ。これ等のローラの組
の移動は固有のロール駆動部11により行われる。
エッジングスタンド１が位置変換器31により圧延ライ
ン16から操作側19に向けてユニバーサルスタンド２の幅
Ｕの半分だけ第２図に点線で示した位置へ移動すると、
組立ステージ18上の空のスタンド21が長手方向に向けて
ユニバーサルスタンド2,3の案内機構10に対向し、また
作業ステージ18′上の空のスタンド25が長手方向に向け
てエッジングスタンド１の案内機構10に対向する。好ま
しくは自動操作できる脱着装置15により案内機構をユニ
バーサルスタンドからエッジングスタンドの上記移動位
置へ、また同時にこの案内機構をエッジングスタンドか
ら引き出し、組立ステージ18または作業ステージ18′に
降ろすことができる。エッジングスタンド１の移動した
組立位置を第３図に示す。脱着装置15または組立装置15
により案内機構10を作業ステージ18′上で取り外した
り、組込部材８のところで組み込む。ユニバーサルスタ
ンド2,3の水平ローラ９はロール駆動部11により作業ス
テージに沿って移動させることができる。
スタンド群４全体のローラの組27,28,29を交換する場
合には、位置変換器31により組込部材８の中に支承され
ているロールスタンドのローラに対するロック装置（図
示せず）が解除されるので、ロール駆動部11により移動
ステージのレール30上でローラの組を設置位置26に移動
させることができる。設置位置26から、移動ステージの
レール30上の各ロールスタンドに所属する新しいローラ
の組をロールスタンドに入れ、そこで周知のように調整
する。次いで、エッジングスタンドは支持ロール駆動部
12により新しい組立位置に移動する。組立ステージ18上
で予備組込されている案内機構22をユニバーサルスタン
ド2,3に対してほぼ中央に導入し、同時に作業ステージ1
8′上で予備組込された案内機構24をエッジングスタン
ドのローラの前でほぼ中央に位置するように、前記組立
位置は位置変換器32により調整される。エッジングスタ
ンドのこの組立位置では、予備組込されている案内機構
22,24が自動操作できる組立装置15によりエッジングス
タンド１またはユニバーサルスタンド2,3に連結する。
同時に、位置変換器32によりロールスタンド中のローラ
の組のロック装置の各々を作動させる。次いで、エッジ
ングスタンド１は操作側19から圧延ライン16に戻るの
で、全てのスタンド群が外形輪郭を変更した圧延製品を
圧延するために整備される。形鋼の圧延設備中のスタン
ド群のローラや案内機構の交換を大幅に機械化し自動化
する上に説明した処置により個々のスタンド中で案内機
構の解体、組立と調整および個々のスタンドでのローラ
の交換に対する所要時間と所要人員を従来のものより数
分の一に低減できる。
【図面の簡単な説明】
第１図、圧延ライン中に配設されたユニバーサルスタン
ド、移動した中央のエッジングスタンドおよび後続する
ユニバーサルスタンド、出し入れされる案内機構を備え
たユニバーサル圧延機列の圧延スタンド群の部分断面
図、 第２図、案内機構の交換用の組立ステージと作業ステー
ジおよび圧延ローラ用の移動ステージを伴う第１図の圧
延スタンド群の縮小平面図、 第３図、ユニバーサルスタンドから出たローラの側面図
を伴う第２図で線分III−IIIから見て移動したエッジン
グスタンドの断面図。 図中参照符号： １……エッジングスタンド 2,3……ユニバーサルスタンド ４……スタンド群 ５……圧延機列 ６……送りローラ ７……ロールスタンド ８……組込部材 ９……水平ローラ 10……案内機構 10′……案内機構のホルダー 11……ロール駆動部 12……支持ロール駆動部 13……床板 14……基礎 15……脱着装置または組立装置 16……圧延ライン 17……駆動側 18……組立ステージ 18′……作業ステージ 19……操作側 20,23……組立部材群 21……ユニバーサルスタンドの空のスタンド 22……ユニバーサルスタンドの予備組込された案内機構 24……エッジングスタンドの予備組込された案内機構 25……エッジングスタンドの空のスタンド 26……設置場所 27,28……ユニバーサルスタンドのローラの組 29……エッジングスタンドのローラの組 30……移動ステージのレール 31,32……位置変換器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−87908（ＪＰ，Ａ) 特公 昭61−54486（ＪＰ，Ｂ２) 実公 昭53−19156（ＪＰ，Ｙ２) 実公 昭53−47084（ＪＰ，Ｙ２) 欧州公開2047（ＥＰ，Ａ１) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B21B 31/08,31/10,39/16

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】ロールスタンドが圧延ライン中の少なくと
    も中央のスタンドのところに狭い間隔で互いに対向して
    いる少なくとも複数の水平案内機構（10）を有し、一群
    がｎ個のスタンドから成る少なくとも一つのスタンド群
    （４）を備えた形鋼圧延設備の圧延機列において、 前記圧延機列が第一ユニバーサルスタンド（２）と、エ
    ッジングスタンド（１）と、第二ユニバーサルスタンド
    （３）とから成る可逆タンデムスタンド群（４）であ
    り、案内機構（10）や水平ローラ（９）を交換するた
    め、この可逆タンデムスタンド群（４）の中のエッジン
    グスタンド（１）を圧延ラインから少なくとも案内機構
    （10）の幅だけ摺動、移動あるいは変位できるように形
    成し、エッジングスタンド（１）が駆動側（17）で少な
    くとも一つの移動可能な組立ステージ（18）を有し、操
    作側（19）で移動するエッジングスタンド（１）の両側
    に固定された各一つの作業ステージ（18′）を配置し、
    組立ステージ（18）および作業ステージ（18′）が一つ
    のスタンド中に予備組込されている少なくとも一つの案
    内機構（22,24）と隣に載置されている空のスタンド（2
    1,25）とから成る少なくとも一つの組立部材群（20,2
    3）を有することを特徴とする圧延機列。
  2. 【請求項２】エッジングスタンド（１）は少なくともユ
    ニバーサルスタンド（2,3）の幅（Ｕ）の半分だけ操作
    側（19）に移動できるように形成されていることを特徴
    とする請求項１に記載の圧延機列。
  3. 【請求項３】エッジングスタンド（１）は固有の駆動部
    を有するロール（12）上で圧延ライン（16）から操作側
    （19）に移動できることを特徴とする請求項１または２
    に記載の圧延機列。
  4. 【請求項４】水平ローラ（９）を担持するロールスタン
    ド（３）の組込部材（８）は固有の駆動部を有するロー
    ル駆動部（11）上でエッジングスタンド（１）またはユ
    ニバーサルスタンド（2,3）から移動可能であることを
    特徴とする請求項１〜３の何ずれか１項に記載の圧延機
    列。
  5. 【請求項５】組立ステージ（18）は圧延ライン（16）で
    二つのユニバーサルスタンド（2,3）の間の間隔にほぼ
    一致するステージ長（Ｌ）を有し、ステージ幅（Ｂ）は
    エッジングスタンド（１）の移動距離にほぼ一致するこ
    とを特徴とする請求項１〜４の何ずれか１項に記載の圧
    延機列。
  6. 【請求項６】組立部材群（20）は組立ステージ（18）上
    にユニバーサルスタンド（2,3）のために予部組込され
    ている案内機構（22）を有し、組立部材群（23）は作業
    ステージ（18′）上にエッジングスタンド（１）のため
    に予備組込されている案内機構（24）を有することを特
    徴とする請求項１〜５の何ずれか１項に記載の圧延機
    列。
  7. 【請求項７】組立ステージ（18）と作業ステージ（1
    8′）の上には、案内機構（10,22,24）用の自動操作で
    きる脱着装置や組立装置（15）が配設されていることを
    特徴とする請求項１〜６の何ずれか１項に記載の圧延機
    列。
  8. 【請求項８】組立ステージ（18）上の空のスタンド（2
    1）をユニバーサルスタンド（2,3）の案内機構（10）に
    対してほぼ中央に、また作業ステージ（18′）上の空の
    スタンド（25）をエッジングスタンド（１）の案内機構
    （10）に対してほぼ中央に持ち込めるように、エッジン
    グスタンド（１）が移動距離を限定する少なくとも一つ
    の位置変換器（31）に接続されていることを特徴とする
    請求項１〜７の何ずれか１項に記載の圧延機列。
  9. 【請求項９】組立ステージ（18）上の予備組込された案
    内機構（22）を圧延ラインのユニバーサルスタンド（2,
    3）に対してほぼ中央に、また作業ステージ（18′）上
    の予備組込された案内機構（24）をエッジングスタンド
    （１）に対してほぼ中央に持ち込めるように、エッジン
    グスタンド（１）が移動距離を限定する少なくとも一つ
    の位置変換器（32）に接続されていることを特徴とする
    請求項１〜８の何ずれか１項に記載の圧延機列。
  10. 【請求項１０】位置変換器（31,32）は組込部材（８）
    に支承されたロールスタンドの水平ローラ（９）に対す
    るロック装置に接続していることを特徴とする請求項１
    〜９の何れか１項に記載の圧延機列。
  11. 【請求項１１】圧延機列が第一ユニバーサルスタンド
    （２）と、エッジングスタンド（１）と、第二ユニバー
    サルスタンド（３）とから成る可逆タンデムスタンド群
    （４）であり、案内機構（10）や水平ローラ（９）を交
    換するため、この可逆タンデムスタンド群（４）の中の
    エッジングスタンド（１）を圧延ラインから少なくとも
    案内機構（10）の幅だけ摺動、移動あるいは変位できる
    ように形成し、エッジングスタンド（１）が駆動側（1
    7）で少なくとも一つの移動可能な組立ステージ（18）
    を有し、操作側（19）で移動するエッジングスタンド
    （１）の両側に固定された各一つの作業ステージ（1
    8′）を配置し、組立ステージ（18）と作業ステージ（1
    8′）が一つのスタンド中に予備組込されている少なく
    とも一つの案内機構（22,24）と隣に載置されている空
    のスタンド（21,25）とから成る少なくとも一つの組立
    部材群（20,23）を有し、ロールスタンドが圧延ライン
    中の少なくとも中央のスタンドのところに狭い間隔で互
    いに対向している少なくとも複数の水平案内機構（10）
    を有し、一群がｎ個のスタンドから成る少なくとも一つ
    のスタンド群（４）を備えた形鋼圧延設備の圧延機列中
    でスタンドの交換を制御する方法において、 エッジングスタンド（１）が圧延ライン（16）から段階
    的に移動し、先ず案内機構（10）をロールスタンドから
    取り外すため、空のスタンド位置に対する位置変換器
    （31）を作動させ、次いでエッジングスタンド（１）を
    圧延ライン（16）に戻す前に、ロールスタンドに予備組
    込されている案内機構（22,24）を組み込むため、予備
    組込位置に対する位置変換器（32）を作動させることを
    特徴とする方法。
  12. 【請求項１２】空のスタンド位置に対する位置変換器
    （31）は組込部材（８）内にあるロールスタンドの水平
    ローラ（９）のロック装置を解除し、予備組込位置に対
    する位置変換器（32）は前記ロック装置をロック状態に
    することを特徴とする請求項11項に記載の方法。
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