JP2844222B2 - 穀物貯蔵装置 - Google Patents

穀物貯蔵装置

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JP2844222B2
JP2844222B2 JP1259430A JP25943089A JP2844222B2 JP 2844222 B2 JP2844222 B2 JP 2844222B2 JP 1259430 A JP1259430 A JP 1259430A JP 25943089 A JP25943089 A JP 25943089A JP 2844222 B2 JP2844222 B2 JP 2844222B2
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孝道 下村
剛 金尾
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YANMAA NOKI KK
Hokoku Kogyo Co Ltd
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YANMAA NOKI KK
Hokoku Kogyo Co Ltd
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Storage Of Harvested Produce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は例えばカントリエレベータなどの乾燥施設に
あって乾燥或いは半乾燥穀物などを貯蔵する主及び副サ
イロを備えた穀物貯蔵装置に関する。
「従来の技術」 従来、実開昭59−108723号公報に示す如く、4基の主
サイロの間に副サイロを形成して穀物を貯蔵する技術が
ある。
「発明が解決しようとする課題」 前記従来技術は、主及び副サイロの底部下方が開放さ
れているから、外気温度の上昇または下降によってサイ
ロ底部の温度が変化し易く、サイロ内部の穀物が加熱に
よって変質したり、サイロ底部が結露して穀物が加湿さ
れる等の不具合があると共に、主サイロから取出コンベ
アに穀物を搬出させる中継コンベアと同様構造のコンベ
アを別に設けて副サイロの穀物を搬出させるから、主サ
イロに比べて著しく小容量の副サイロであっても主サイ
ロと同様の中継コンベア設置コストが必要となり、また
副サイロ底部下方の狭少場所に中継コンベアを取付ける
ことによって作業者の移動空間を副サイロ下方に容易に
確保し得ず、サイロ底部下方の閉塞による断熱並びに穀
物取出設備の簡略化及びコスト低減などを容易に行い得
ない等の問題がある。
「課題を解決するための手段」 然るに、本発明は、4基の主サイロの間に副サイロを
形成する穀物貯蔵装置において、副サイロを形成する主
サイロの外壁と仕切壁を各サイロ底部下方に延設させ、
取出コンベア及び中継コンベアを略水平に設置させるコ
ンベア通路を、主サイロ底部下方の外壁を開設して形成
し、また主サイロ底部下方の外壁を開設して作業者が各
サイロ下方に移動自在な作業通路及び作業通路口を形成
し、前記外壁で閉塞する各サイロ底部下方空間を前記各
通路及び通路口によって接続されると共に、主サイロ底
部の傾斜上端部と略読一高さに副サイロの排出口を設
け、該排出口に自動シャッタを介して取出シュート傾斜
上端を連結させ、取出コンベアに傾斜下端部を連通させ
る前記取出シュート中間を前記外壁及び仕切壁の貫通孔
に挿通させ、主サイロ底部と略同一傾斜角度で取出シュ
ートを取付けたことを特徴とする。
「作 用」 従って、主サイロの外壁と仕切液を利用して主及び副
サイロの底部下方を閉塞して独立した空間を形成し得、
前記サイロ底部の断熱を邸コストで容易に行い得、サイ
ロ底部の加熱または結露によって穀物が変質するのを容
易に防止し得、また各サイロ底部下方を前記通路及び通
路口によって連通させるから、各サイロ底部下方に作業
者が容易に移動し得ると共に、主サイロ底部経営者上端
と略同一高さに副サイロの排出口を設けて取出シュート
を連結させ、主サイロ底部傾斜角度と略同一傾斜角度で
取出シュートを取付けるから、主サイロに比べて著しく
小径になる副サイロ底部下方に大きな作業空間を容易に
形成し得、また副サイロの穀物を取出シュートを介して
自然流下によって取出し得、副サイロの穀物搬出設備の
簡略化と製造及び管理コスト低減などを容易に行い得、
しかも外壁及び仕切壁に取出シュート中間を挿通させる
ことによって取出シュート取付け構造の簡略化並びに支
持強度向上などを容易に図り得るものである。
「実施例」 以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳述する。第
1図はサイロ部の断面説明図、第2図は施設全体の平面
説明図、第3図は同作業工程説明図、第4図乃至第5図
は施設の正面配置図、第6図は同部分平面配置図であ
り、個人別・荷口別に搬入される穀物である生籾をA・
Bの2系列で受付ける荷受部(1)を備え、A・B荷受
ホッパ(2a)(2b)から荷受コンベア(3a)(3b)及び
荷受昇降機(4a)(4b)を介し搬送される荷受籾中より
夾雑物を除去するA・B粗選機(5a)(5b)と、粗選後
個人別・荷口別に荷口重量と水分が測定されるA・B荷
受計量機(6a)(6b)と、前記計量機(6a)(6b)から
生籾をビン投入昇降機(7a)(7b)及びトップコンベア
(8a)(8b)を介して搬入して乾燥前に一時滞荷させる
荷受タンクであるA・B貯蔵ビン(9a)…(9b)とを荷
受部(1)にA・B2組設けている。
また、荷受後の生籾を乾燥と一時休止の繰り返しで粒
内水分の均一化を図って胴割れを防止しながら乾燥する
乾燥部(10)を備えるもので、前記貯蔵ビン(9a)(9
b)から生籾をボトムコンベア(11a)(11b)及びビン
排出昇降機(12a)(12b)及びドライヤ投入昇降機(13
a)(13b)を介して搬入して1回当り毎に所定%の含有
水分を除去させるA・Bドライヤ(14a)(14b)と、こ
れらドライヤ(14a)(14b)から取出した乾燥籾或いは
半乾燥籾を次工程の貯留部(15)に送り出すA・Bドラ
イヤ取出コンベア(16a)(16b)とBドライヤ取出昇降
機(17b)とを乾燥部(10)に設けている。
さらに、前記貯留部(15)にはAドライヤ取出コンベ
ア(16a)或いはBドライヤ取出昇降機(17b)からの籾
をA・Bサイロ昇降機(18a)(18b)及びサイロ投入コ
ンベア(19a)(19b)を介して搬入する主サイロ(20)
…及び副サイロ(21)…と、これらサイロ(20)(21)
から取出した乾燥籾或いは半乾燥籾を次工程の調製出荷
部(22)或いは再度乾燥部(10)に送り出すサイロ中継
コンベア(23)及びA・Bサイロ取出コンベア(24a)
(24b)とを設けている。
またさらに前記調製出荷部(22)は、前記貯留部(1
5)から取出される乾燥籾より夾雑物を除去分離する精
選機(25)と、精選機(25)から取出される精選籾或い
は脱・米を売渡計量機(26)及び前記昇降機(17b)或
いは脱・米昇降機(27)を介して投入するA・B流調タ
ンク(28a)(28b)と、前記精選機(25)から取出され
る芒付籾の脱芒を行う脱芒機(29)と、前記流調タンク
(28a)(28b)からの籾を調節タンク投入コンベア(30
c)及び調節タンク用昇降機(30a)或いは調節タンク用
昇降機(30b)を介して投入するA・B調節タンク(31
a)(31b)と、前記調節タンク(31a)(31b)からの籾
を籾昇降機(32a)(32b)を介して搬入して脱・するA
・B籾摺機(33a)(33b)と、籾摺機(33a)(33b)か
らの脱・混合米を混合米昇降機(34a)(34b)を介して
搬入して良玄米のみを取出すA・B揺動選別機(35a)
(35b)と、揺動選別機(35a)(35b)からの玄米を玄
米昇降機(36a)(36b)を介して搬送して玄米中に混入
する異種粒を取除く異種混合除去装置(37a)(37b)
と、前記異種混合入除去装置(37a)(37b)からの仕上
米を仕上米昇降機(38a)(38b)を介して搬入して所定
粒子のものに粒選する粒選別機(39a)(39b)と、石抜
機(40a)(40b)と、粒選及び石抜き後の良玄米を包装
出荷用の袋詰出荷タンク(41)或いはフレコン(フレキ
シブルコンテナ)(42)用の専用計量機(43)に送り出
すA・B良玄米昇降機(44a)(44b)と、前記計量機
(43)から良玄米を玄米タンク投入昇降機(45)及び玄
米タンク投入中継及び移動コンベア(46a)(46b)を介
して投入するバラ出荷用の玄米タンク(47)と、玄米タ
ンク(47)内の良玄米をバラ出荷コンベア(48)或いは
玄米タンク取出昇降機(49)に送り出す玄米タンク取出
コンベア(50)と、前記粒選別機(39a)(39b)からの
未熟米を未熟米昇降機(51a)(51b)を介して投入する
未熟米タンク(52)と、前記未熟米昇降機(51a)(51
b)からの未熟米を未熟米中継昇降機(53)(54)を介
し前記サイロ昇降機(18a)に戻す未熟米中継コンベア
(55)と、前記玄米タンク投入昇降機(45)からの良玄
米をサイロ戻し昇降機(56)を介しサイロ昇降機(18
b)に戻すサイロ戻しコンベア(57)とを設けている。
なお、(58a)(58b)は前記粗選機(5a)(5b)に備
える再脱殻機、(59)は玄米タンク取出昇降機(49)か
らの良玄米を投入する精米プラント、(60a)(60b)は
前記除去装置(37a)(37b)により取出される異種粒を
振動コンベア(61a)(61b)及び異種取出昇降機(62
a)(62b)を介し投入する異種タンクである。
而して第2図に示す如く、施設の入口(63)に臨ませ
る荷受室(64)の後方の一階部に操作室(65)を配設
し、該操作室(65)の右側長手状に貯蔵ビン(9a)(9
b)を配設すると共に、これら各ビン(9a)(9b)に空
気を送風する送風機(66)用の送風機室(67)を前記ビ
ン(9a)(9b)の最右端に隣接されている。また前記ピ
ン(9a)(9b)の手前側に左側より事務室(68)、自主
検査室(69)、休憩室(70)を隣接配置すると共に、ビ
ン(9a)(9b)奥側のこれらとは反対側位置に前記ドラ
イヤ(14a)(14b)の防音室(71)及び湿式除塵設備
(72)を配設し、該ドライヤ(14a)(14b)の左側対向
位置に各種昇降機(13a)(13b)(18a)(18b)などを
中央に挟んで主及び副サイロ(20)(21)を左右長手状
に配設している。そして前記サイロ(20)(21)の手前
側に籾摺機(33a)(33b)・選別機(35a)(35b)・除
去装置(37a)(37b)などA及びB系列をそれぞれ1組
とした調製処理装置や各種タンク(41)(47)(52)な
どを設ける調製出荷部(22)を配設すると共に、該出荷
部(22)の手前側で前記荷受室(64)の左隣に製品置場
(73)を配設し、前記出荷部(22)左方向の施設外側に
籾殻タンク(74)を配備させている。
第1図及び第7図に示す如く、前記サイロ取出コンベ
ア(24a)(24b)は左右2列状に配設する主サイロ(2
0)の左側列に設けるもので、この左側列の主サイロ(2
0)の排出口(75a)下方にこれらサイロ(20)の列に沿
って前記コンベア(24a)(24b)を並設すると共に、右
側列の主サイロ(20)の排出口(75b)下方に一端を臨
ませるサイロ中継コンベア(76)の他端を前記コンベア
(24a)(24b)間の上方に略直交状に臨ませて、右側列
の主サイロ(20)内の籾を中継コンベア(76)を介して
コンベア(24a)或いは(24b)に送り込んで次工程に搬
出するように構成している。
また、4基の主サイロ(20)に囲まれる副サイロ(2
1)は、4基の主サイロ(20)の外壁(77)と隣接する
主サイロ(20)間の仕切壁(78)とで外壁を形成すると
共に、該副サイロ(21)の排出口(79)を主サイロ(2
0)の排出口(75b)より一定寸法(H)上方位置に設け
て、前記排出口(79)より自動シャッタ(80)を介し放
出される副サイロ(21)内の籾を取出シュート(81)を
介し、前記コンベア(24a)或いは(24b)上に分配落下
させる分配シュート(82)に案内流下させるように構成
している。
さらに、前記サイロ取出コンベア(24a)(24b)を主
サイロ(20)の左側列下方に形成するコンベア通路(8
3)内に配設すると共に、前記中継コンベア(76)を左
右隣接する主サイロ(20)間下方に形成する中継コンベ
ア通路(84)内に配設している。またさらに、主サイロ
(20)の右側列下方にこの右側列主サイロ(20)の相互
通行を可能とする作業通路(85)を設けると共に、主サ
イロ(20)と副サイロ(21)間の下方にこれら主サイロ
(20)と副サイロ(21)の相互通行を可能とする作業通
路口(86)をそれぞれ設けて、作業中任意のサイロ(2
0)(21)下方位置まで作業者が自由に移動し得るよう
に構成している。
ところで、前記取出シュート(81)は副サイロ(21)
の配設方向とは90度横方向のコンベア(24a)(24b)と
は直交状に配設するもので、副サイロ(21)の左側壁を
形成する仕切壁(78)と前記コンベア通路(83)の右側
壁(83a)間で且つ前記排出口(75a)(75b)の上下設
置間にシュート貫通孔(87)を設けて、前記取出シュー
ト(81)の先端側をシュート貫孔通(87)を挿通させて
前記コンベア(24a)(24b)間上方に臨ませるように構
成したものである。
上記から明らかなように、4基の主サイロ(20)の間
に副サイロ(21)を形成する穀物貯蔵装置において、副
サイロ(21)を形成する主サイロ(20)の外壁(77)と
仕切壁(78)を各サイロ(20)(21)底部下方に延設さ
せ、取出コンベア(24a)(24b)及び中継コンベア(7
6)を略水平に設置させるコンベア通路(83)(84)
を、主サイロ(20)底部下方の外壁(77)を開設して形
成し、また主サイロ(20)底部下方の外壁(77)を開設
して作業者が各サイロ(20)(21)下方に移動自在な作
業通路(85)及び作業通路口(86)を形成し、前記外壁
(77)で閉塞する各サイロ(20)(21)底部下方空間を
前記各通路(83)(84)(85)及び通路口(86)によっ
て接続させると共に、主サイロ(20)底部の傾斜上端部
と略同一高さに副サイロ(21)の排出口(79)を設け、
該排出口(79)に自動シャッタ(80)を介して取出シュ
ート(81)傾斜上端を連結させ、取出コンベア(24a)
(26b)に傾斜下端部を連通させる前記取出シュート(8
1)中間を前記外壁(77)及び仕切壁(78)の貫通孔(8
7)に挿通させ、主サイロ(20)底部と略同一傾斜角度
で取出シュート(81)を取付けている。そして、主サイ
ロ(20)の外壁(77)と仕切壁(78)を利用して主及び
副サイロ(20)(21)の底部下方を閉塞して独立した空
間を形成し、前記サイロ(20)(21)底部の断熱を低コ
ストで行い、サイロ(20)(21)底部の加熱または結露
によって穀物が変質するのを防止し、また各サイロ(2
0)(21)底部下方を前記通路(83)(84)(85)及び
通路口(86)によって連通させ、各サイロ(20)(21)
底部下方に作業者が移動できると共に、主サイロ(20)
底部傾斜上端と略同一高さに副サイロ(21)の排出口
(79)を設けて取出シュート(81)を連結させ、主サイ
ロ(20)底部傾斜角度と略同一傾斜角度で取出シュート
(81)を取付け、主サイロ(20)に比べて著しく小径に
なる副サイロ(21)底部下方に大きな作業空間を形成
し、また副サイロ(21)の穀物を取出シュート(81)を
介して自然流下によって取出し、副サイロ(21)の穀物
搬出設備の簡略化と製造及び管理コスト低減などを行
い、しかも外壁(77)及び仕切壁(78)に取出シュート
(81)中間を挿通させることによって取出シュート(8
1)取付け構造の簡略化並びに支持強度向上などを図れ
るように構成している。
本実施例は上記の如く構成するものにして、副サイロ
(21)より取出される籾は従来の如くコンベアなどによ
り中継されることなく、取出シュート(81)の案内でも
って流下し前記サイロ取出コンベア(24a)或いは(26
b)の何れか一方に送り込まれて搬出が行われるもの
で、したがって副サイロ(21)から取出された籾の中継
にあっては駆動力なども要することなく極めて簡単な手
段のものでサイロ取出コンベア(24a)或いは(24b)ま
での中継が行え、またその分余剰スペースを拡大させる
ことができて作業性やスペースの有効利用が図れるもの
である。
第8図は前記サイロ(20)(21)のサイロ取出コンベ
ア(24a)(24b)を2台から3台に増設した構成例を示
すもので、左右横方向に3台並設したうち、右側のコン
ベア(24a)を乾燥用に、また中央のコンベア(24b)を
精選用に、さらに左側のコンベア(24c)を主サイロ(2
0)の左側列2基の麦サイロ(20a)における麦サイロ取
出用に設ける一方、右側列の主サイロ(20)の中継コン
ベア(76a)が副サイロ(21)の中央部下方を遮断する
状態に設けて、麦サイロ(20a)内の麦を前記コンベア
(24c)で、また副サイロ(21)内の籾を中継コンベア
(76a)を介し前記コンベア(24a)或いは(24b)で、
さらに主サイロ(20)内の籾を中継コンベア(76)(76
a)を介して或いは直に前記コンベア(24a)或いは()
24bで次工程に搬出するように構成したものである。而
して該構成の場合、籾及び麦両方のサイロ貯蔵を可能と
させてこの作業での耐応性を拡大させると共に、これら
3台のコンベア(24a)(24b)(24c)を左側列のサイ
ロ(20)下方に片側配設することによって、これらコン
ベア(24a)(24b)(24c)のピットも1ケ所に集約さ
せることができてこの構造での簡素化が図れ、しかもコ
ンベア(24a)(24b)(24c)を配設しない側の主サイ
ロ(20)の下通路を拡大させてこの建物などを拡大させ
ることなくその有効利用を図って効率の良い作業が行え
るものである。第9図は前記主サイロ(20)の外側を被
う断熱材(88)の全外壁面(88a)を平坦形状のものに
形成して、断熱材面積の削減化と施工性の向上と、構築
物(屋根及び壁など)に対する接続性の容易化などを図
ってそのコストダウン化を図るようにした構成例を示す
ものである。
「発明の効果」 以上実施例から明らかなように本発明は、4基の主サ
イロ(20)の間に副サイロ(21)を形成する穀物貯蔵装
置において、副サイロ(21)を形成する主サイロ(20)
の外壁(77)と仕切壁(78)を各サイロ(20)(21)底
部下方に延設させ、取出コンベア(24a)(24b)及び中
継コンベア(76)を略水平に設置させるコンベア通路
(83)(84)を、主サイロ(20)底部下方の外壁(77)
を開設して形成し、また主サイロ(20)底部下方の外壁
(77)を開設して作業者が各サイロ(20)(21)下方に
移動自在な作業通路(85)及び作業通路口(86)を形成
し、前記外壁(77)で閉塞する各サイロ(20)(21)底
部下方空間を前記各通路(83)(84)(85)及び通路口
(86)によって接続させると共に、主サイロ(20)底部
の傾斜上端部と略同一高さに副サイロ(21)の排出口
(79)を設け、該排出口(79)に自動シャッタ(80)を
介して取出シュート(81)傾斜上端を連結させ、取出コ
ンベア(24a)(26b)に傾斜下端部を連通させる前記取
出シュート(81)中間を前記外壁(77)及び仕切壁(7
8)の貫通孔(87)に挿通させ、主サイロ(20)底部と
略同一傾斜角度で取出シュート(81)を取付けたもの
で、主サイロ(20)の外壁(77)と仕切壁(78)を利用
して主及び副サイロ(20)(21)の底部下方を閉塞して
独立した空間を形成でき、前記サイロ(20)(21)底部
の断熱を低コストで容易に行うことができ、サイロ(2
0)(21)底部の加熱または結露によって穀物が変質す
るのを容易に防止でき、また各サイロ(20)(21)底部
下方を前記通路(83)(84)(85)及び通路口(86)に
よって連通させるから、各サイロ(20)(21)底部下方
に作業者が容易に移動できると共に、主サイロ(20)底
部傾斜上端と略同一高さに副サイロ(21)の排出口(7
9)を設けて取出シュート(81)を連結させ、主サイロ
(20)底部傾斜角度と略同一傾斜角度で取出シュート
(81)を取付けるから、主サイロ(20)に比べて著しく
小径になる副サイロ(21)底部下方に大きな作業空間を
容易に形成でき、また副サイロ(21)の穀物を取出シュ
ート(81)を介して自然流下によって取出すことがで
き、副サイロ(21)の穀物搬出設備の簡略化と製造及び
管理コスト低減などを容易に行うことができ、しかも外
壁(77)及び仕切壁(78)に取出シュート(81)中間を
挿通させることによって取出シュート(81)取付け構造
の簡略化並びに支持強度向上などを容易に図ることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はサイロ部の部分断面説明図、第2図は施設全体
の平面説明図、第3図は同作業工程説明図、第4図乃至
第5図は施設の正面配置図、第6図は同部分平面配置
図、第7図はサイロ部の平面配置図、第8図乃至9図は
他の変形構造例における説明図である。 (20)……主サイロ (21)……副サイロ (24a)(24b)……取出コンベア (76)……中継コンベア (77)……主サイロの外壁 (78)……仕切壁 (79)……排出口 (80)……自動シャッタ (81)……取出シュート (83)(84)……コンベア通路 (85)……作業通路 (86)……作業 (87)……シュート貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−108723(JP,U) 実開 昭51−20938(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01F 25/00 - 25/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】4基の主サイロ(20)の間に副サイロ(2
    1)を形成する穀物貯蔵装置において、副サイロ(21)
    を形成する主サイロ(20)の外壁(77)と仕切壁(78)
    を各サイロ(20)(21)底部下方に延設させ、取出コン
    ベア(24a)(24b)及び中継コンベア(76)を略水平に
    設置させるコンベア通路(83)(84)を、主サイロ(2
    0)底部下方の外壁(77)を開設して形成し、また主サ
    イロ(20)底部下方の外壁(77)を開設して作業者が各
    サイロ(20)(21)下方に移動自在な作業通路(85)及
    び作業通路口(86)を形成し、前記外壁(77)で閉塞す
    る各サイロ(20)(21)底部下方空間を前記各通路(8
    3)(84)(85)及び通路口(86)によって接続させる
    と共に、主サイロ(20)底部の傾斜上端部と略同一高さ
    に副サイロ(21)の排出口(79)を設け、該排出口(7
    9)に自動シャッタ(80)を介して取出シュート(81)
    傾斜上端を連結させ、取出コンベア(24a)(26b)に傾
    斜下端部を連通させる前記取出シュート(81)中間を前
    記外壁(77)及び仕切壁(78)の貫通孔(87)に挿通さ
    せ、主サイロ(20)底部と略同一傾斜角度で取出シュー
    ト(81)を取付けたことを特徴とする穀物貯蔵装置。
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